結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年11月13日(月曜日)

サンフラン・ゴルフとセブン-イレブン既存店前年割れの真意

Everybody! Good Monday!
[2017vol46]

2017年の第46週です。
そして11月第3週。

Weekly商人舎。
月曜朝一2週間販促企画

イオンの11月と12月の、
仕掛けを報告した。

11月10日(金)から、
初の「AEON.com サイバー“e”セール」
中国の11月11日「独身の日」にひっかけて、
大型ECセールを、
グループ15社24サイトで展開。

さらに11月23日(木・勤労感謝の日)には、
「ブラックフライデー フライングセール」
11月24日(金)から26日(日)までの3日間、
「イオン ブラックフライデー」

アメリカではウォルマートが、
「Door-Buster Sale」
そしてパーティー作戦。

早仕掛け。
際の勝負。

そして早仕舞い。

この舞台転換こそ、
今年の年末の闘い方だ。

さて私は、ニューヨークから、
サンフランシスコに飛んだ。

デルタ航空。
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ジョンFケネディ空港4番ターミナルには、
シェイクシャックが2店ある。
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こうしてシェイクシャックも、
マクドナルド化していくのか。
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希少性を考えておいた方がいいのに。

マンハッタンがかすかに見える。
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滑走路。
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前のジェット機が飛び立っていく。
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飛び上がると、
どこまでも広がるニューヨーク市。
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マンハッタンが浮かび上がる。
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真ん中にそそり立つ、
ワンワーフルドトレードセンター。
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ニューヨーク湾に夕陽が降りる。
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大西洋。
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中海。
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6時間後、サンフランシスコ湾は、
もう真っ暗。
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ちょっと風邪を引いた。

何しろニューヨークは零下2℃。
サンフランシスコは15℃。

そばにマスクをした事務局もいたし、
うつされたのかもしれない。

もちろん1年の疲れが相当溜まっている。
それは確かだ。

今度のサンフランシスコで、
今年最後の海外研修。

今年も13回のツアーをやった。
ほとんどが1週間だから13週。
1年の4分の1になる。

疲れもたまるはず。

それでも日曜日には、
ホテルから40分かけて、
サンフランシスコ郊外へ。

ザ・リッツカールトンホテル。
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ドアマンがフレンドリーに迎えてくれた。
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そのリッツカールトンに隣接して、
名門ゴルフコースがある。
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プロショップ。
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ここで料金を払って、
その後でラウンドする。
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カートの乗り入れ可能。
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練習のためのグリーンとバンカー。
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ハーフムーンベイ・ゴルフリンクス。
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スコットランドを思わせるコース。
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2012年には、
US女子トーナメントの会場にもなった。IMG_3404.JPG7

大学生らしきパーティが、
自分たちでキャディバックを担いで、
颯爽とラウンドしている。
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空も雲も海も美しい。
リンクス特有のコースで、
芝も美しい。
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風邪気味の体調ではあるものの、
ゴルフのラウンドをし始めると、
そんなことはすっかり忘れてしまう。
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上がりの3ホールは海沿い。
名物ホールの16番。
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海が光っている。
コースの中の海沿いの遊歩道を、
散歩する人、サイクリングする人。
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そして17番パー3。
ここも名物ホールだ。
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満足のラウンドで、
昼過ぎにホテルに帰って、
あとは静養に努めた。

さて商人舎流通SuperNews。
セブン-イレブンnews|
既存店63カ月ぶり前年割れも予兆あり?

(株)セブン‐イレブン・ジャパン。
10月の既存店売上高が、
63カ月ぶりの前年割れ。
2012年7月以来、5年と3カ月ぶり。

前年同月比で99.5%。
たった0.5ポイント減といっても、
客数は95.5%で4.5ポイントの落ち込み。

今期に入って、その客数は、
3月、7月、8月、9月と前年を下回った。
10月を加えると、8カ月中5カ月。

10月の客単価は、
前年同月比104.2%だったが、
客数が落ち始めるのは悪い兆候。

セブン-イレブンだけではない。
10月のローソンは客数5%減、
既存店売上高4%減。
客単価は1.2%増。

ファミリーマートも客数4.8%減、
既存店1.2%減で、客単価3.6%増。

Conveniencestoreに、
異変が起きている。

というか、そろそろ、
業態の踊り場に差し掛かっている。

そして本格的な、
フォーマット化の時代に入る。

アメリカのスーパーマーケットでは、
すべての業態に先駆けて、
変化が起こる。

1930年にマイケル・カレンが、
業態を発明してから、
50年後の1980年ごろから、
フォーマット化現象が起こった。

1973年のセブン-イレブンの創業から、
44年を経過する。

そのアメリカのセブン-イレブンは、
1927年の創業時は、
サウスランド氷カンパニーだった。

1946年に店名を「7-Eleven」に変更して、
本格的なコンビニエンスストアとなった。

その後、1991年に経営破綻。
イトーヨーカ堂の傘下に入る。

こちらは45年後の破綻だった。

企業寿命30年説が言われるが、
45年から50年の時間が過ぎると、
新しいビジネスモデルへの、
大きな転換が求められる。

そろそろ変質してくるのは、
ある意味で当然の現象だろう。

アメリカの流通小売業を見ていると、
こういった先行事例が、
すぐに思い浮かぶ。

学ぶことの意味だろう。

しかし、
すぐに役立つことは、
すぐに役立たなくなる。

では、みなさん、
今週も、変化を恐れずに、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2017年11月12日(日曜日)

[日曜漫歩]Metropolitan Museum in New York

厳密には日曜ではないけれど、
日曜のブログだから、
日曜漫歩。

しかし旅をしていても、
1週間に1日くらいは、
休養がほしい。

神は月曜日に、昼と夜をつくった。
そして火曜日には、天をつくった。

水曜日に海と地をつくり、
植物を茂らせ、
木曜日には、
太陽と月と星をつくった。

金曜日に魚と鳥を、
土曜日に動物をつくった。
そしてこの週末に、
自分に似せて、人間をつくった。
男をつくり、女をつくった。
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そして日曜日に、神は、休んだ。
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旅をしていると、
曜日の感覚がなくなる。

それでも精神は癒されねばならない。

ニューヨークのマンハッタン。
その中心にセントラルパーク。
そしてその中に世界最高の美術館。

Metropolitan Museum。

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フランス・パリにはルーブル。
ロシア・サンクトペテロブルグには、
エルミタージュ。

そしてニューヨークには、
メトロポリタン。

シカゴ美術館もいいけれど、
やはりメトロポリタンにはかなわない。
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ロダン展を開催中。
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エントランスの回廊。
大人は25ドル。
シニアは17ドル。
とうとう17ドル級になってしまった。
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アテネ・パルテノンの大理石像。
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真ん中の日本の柱を抜ける。
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そして結構、急な階段を上る。
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左に曲がって回廊を行くと、
ロダン展のスペース。
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近代彫刻の父。
オーギュスト・ロダン。
トップに出世作「青銅時代」。
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歩く男。
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あまりにも有名な「考える人」。
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正面から。
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右から。
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最後に、アダム。
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正面から。
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そして、イブ。
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アダムとイブの悩みは深い。

エドガー・ドガの踊り子。

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絵画は「ポロ」。
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印象派の部屋では、
模写する人。
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セザンヌはいいなあ。
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ヴィンセント・ヴァン・ゴッホのヒマワリ。
いつもと違うヒマワリ。
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そしてお馴染み、自画像。
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ゴッホのアネモネは美しい。
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ジョルジュ・スーラの点描。
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私の好きなグスタフ・クリムト。
オーストリアの画家。
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これは白いドレスの女性。
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私の携帯カバーはクリムトだ。

アンリ・マチスのダンス。
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マチスの絵にしては珍しくシックだ。
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そしてパブロ・ピカソ。
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これが実にいい。
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2階の中央入り口を入ると、
近代ヨーロッパ美術。
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すぐにレンブラントの部屋。
オランダを代表するバロック画家。
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光の魔術師レンブラント。
「アリストテレス」。
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レンブラントを模写する素人画家は多い。
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その自画像。
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レンブラントよりももっと古いのが、
ヴァン・ダイク。
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ルーベンスの二つの頭。
さらに古いオランダの画家。
王の画家にして画家の王。
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これはルネッサンスのイタリア画家。
ボルジアーニの「老女」。
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最後にオランダといえば、
ヨハネス・フェルメールの部屋。
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メトロポリタンに5点、
フリックコレクションに3点。
それでもニューヨークが世界で、
一番多くのフェルメールを持っている。

その初期の作品「眠る女」。DSCN9935.JPG7

そして「水差しを持つ女」。
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現在、1点は貸し出し中で、
4点を鑑賞することができた。

メトロポリタンは広い。
だから今日は2階の西洋絵画のみ。
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それでも大満足。

本物は限りなく美しい。

そして本物の画家たちは、
必死の思いで自分らしさを追究した。
自らのポジショニングを確立すべく、
一生をかけて芸術をつくりあげた。

今日の日曜漫歩はまたまた、
ポジショニングを考えさせられた。

〈結城義晴〉

2017年11月11日(土曜日)

「Tiffany本店ブルーボックスカフェ」オープンとNY研修の終了

ニューヨークの朝晩、
気温はマイナス2度。

寒い。

コートのフードは、
飾りでないことを、
この気温が教えてくれる。

万代ドライデイリー会の研修。
4日目は朝からセミナー。DSCN9875.JPG7

前田仁事務局長が、
様々な注意点を丁寧に指摘。DSCN9877.JPG7

その後、小走りで登壇。
いつものこと。
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ニューヨークにやって来てから、
17店を訪れた。
その1店1店を思い出しながら、
総括講義を行う。
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ウォルマートの「Door-Buster Sale」。
それからPopUp Sale。

新しい概念が次々に生まれ、
それがアメリカ小売業を活性化させる。

帰国してから、
ドライデイリー会総会が開かれる。
その場で、10の班ごとに、
研究成果を発表する。
だからというわけではないけれど、
みんな最後まで真剣に聞いてくれた。DSCN9891.JPG7

私の方は、一応のシナリオが、
テキストに書かれているが、
それにはこだわらずに、
最新の動向を私なりに分析し、
それが万代の店頭に、
いかに活かされるかを提案する。DSCN9897.JPG7

もちろん私の持論、
ポジショニング戦略と、
コモディティ化戦略。

この会の幹部のみなさんには、
耳タコだろうが、重要なことは、
毎回毎回、繰り返す。DSCN9904.JPG7

それが思想の定着には役立つ。
私はそう考えている。

その意味で、逐一、
トレンドを追いかけるわけではない。
「波は短期的に
動揺と混乱を引き起こすが、
長期的には波の下にある
潮流のほうがずっと重要である」 DSCN9906.JPG7
ご清聴を感謝したい。

講義が終わると、
自由研修の時間になる。

各班ごとに、テーマを決めて、
目的地へ散って行った。

私は事務局とランチ。

生そば。
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あずま。
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ラーメンの一風堂に倣って、
完璧な日本の味を提供する。DSCN9925.JPG7

それがアメリカ人に受ける。
ほとんど日本人客はいない。

私は豚肉とキノコの味噌煮込みうどん。IMG_3307.JPG7
何しろ、外は、
底冷えのする零下。

カリスマ添乗員、
佐藤公彦さんは、
天ぷらそば。
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このてんぷらの大きさ。

大満足して、寒い街に出る。

それからメトロポリタン美術館。
そして五番街。

ティファニー本店。
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隣はトランプタワー。
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もうホリデーシーズンの飾り付け完了。DSCN9986.JPG7

しかしそのティファニーのCEO。
業績不振を理由に辞任したばかり。
フレデリック・キュメナル前CEO。

今年2月7日のブログに、
その事件のことを書いた。

「マンハッタン5番街の旗艦店は、
隣接するトランプタワーの警備強化で、
来店客が激減し、売上げが14%減」

ひどすぎる。

この旗艦店の売上げは、
全店の約1割を占める。

ドナルド・トランプ大統領就任以来、
アンチトランプデモなどもあったし、
テロの危険も大いにある。
だからトランプタワーの警備は超厳重。

そこで隣接するティファニー本店から、
客足が引いてしまった。

現在は、マイケル・コワルスキー会長が、
暫定CEOを兼務して対応している。

しかしそのニューヨーク旗艦店に、
昨日の10日、カフェがお目見えした。

創業は1837年。

それ以来初めての食の導入だ。

そのカフェは4階にある。DSCN9987.JPG7

まだオープンしたばかりだし、
見たところ100坪ほどで、
広くない。

だから顧客は外で待っている。

この4階は食器や文房具などの売場だ。
その一番奥をカフェにした。

このインショップのネーミングは、
「ブルーボックスカフェ」。
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実際に店内のカラーは、
ティファニーのブルーが使われている。

ギフトボックスや包み紙の色。
食器はもちろんすべてティファニー製。
メニューは朝食、昼食、
そしてアフタヌーンティー。

ティーの需要が大きいだろう。DSCN9989.JPG7

月刊商人舎7月号で特集した。
「内食・外食」主役のHuge SC Age
非食品のショッピングセンターに、
食品小売業や外食が入る。

そして創業180年目の、
世界のティファニー本店に、
カフェが入る。

Global規模で、
この現象が起こっている。

ご存知、「ティファニーで朝食を」。
オードリー・ヘップバーンは美しかった。
1961年の映画。

もちろんこの時代には、
カフェはなかった。

だから映画のタイトルは、
あり得ないことを表現した。

しかしいま、「食品」の時代となって、
ティファニーで朝食ができる。

どんな店も、どんな商業集積も、
食を中心に回さねばならない。

それが「ティファニーで朝食を」の、
2017年11月の意味である。DSCN9990.JPG7

夜は、ハートランド。IMG_3372.JPG7
ステーキハウスで、
独自のビールが旨い。

今回のサヨナラパーティーだ。

ヤタニ酒販社長の大久保善吾さんが、
乾杯の音頭。
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しかし大久保さんの誕生日は、
11月11日。

そこでサプライズのケーキ登場。
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毎年、必ずこの時期に、
ドライデイリー会海外研修をやっている。
だからサプライズでもないが。

おめでとう。

ニューヨークカットのステーキは絶品。IMG_3339.JPG7

大久保さんの誕生祝いケーキ。IMG_3343.JPG7

そして締めはまず、
(株)万代取締役の芝純さん。
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そして同じく取締役、
黒田久徳さん。
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最後はドライデイリー会副会長、
岡崎忠勝さん。
ケイ低温フーズ専務。
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万代の下岡副社長を囲んで、
4人でハドル。
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私は一緒に食事した3班の面々と写真。IMG_3369.JPG7

万代ドライデイリー会の海外研修。
毎年、初夏と晩秋に行っている。

今回も収穫をもって、
帰国する。

楽しい最後の晩が過ぎて、
やはり底冷えの朝。

バスの中で最後の講義。

そしてすぐにJFケネディ空港に到着。

全員写真。
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世界の中心に「食」がある。
それを担うのは我々だ。

そんな気概をもって、
帰国する。

私は佐藤公彦さんとふたり、
サンフランシスコに向かう。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2017年11月10日(金曜日)

世界一のManhattanでOutstandingなPositioningを学ぶ。

月刊商人舎11月号、
本日発刊。
201711_coverpage

[特集]
免税商売に覆われていく日本
2020年!! 1億6000万人のMarketing

トリガーは2003年度に弾かれた。小泉純一郎首相の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」である。小泉は「観光立国懇談会」を発足させて、当時、年間約500万人だった訪日外国人を1000万人に倍増させるキャンペーンをスタートさせた。その後、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災により、一時停滞は見せたが、外国人ビザに対する発給要件の緩和や免税対象品目の拡大、免税金額枠の増加などの施策で、「爆買い」現象が起こった。さらに2020年の東京オリンピック開催の決定によって、「インバウンド消費」はモノからコトへとスライドしつつ、急速に成熟化を見せる。今や、訪日外国人旅行者は年間に2400万人を超え、日本人166万人分の需要が生まれている。そして2020年には日本人を含めて1億6000万人分の消費が、日本列島を覆いつくすことになる。免税商売のInbound Businessが日本を栄えさせるのか、はたまたそれは一時のバブルに終わるのか。ここには文化性と経済合理性の両立と「花仕事・米仕事」の成就のためのマーケティングが必須である。

[Message of November]
花仕事と米仕事を両立させよ!

免税商売の進化&深化プロセス論
Inbound Retail Businessの傾向と対策
――結城義晴

[インターネット調査]
アジア6カ国の訪日客2101人に聞きました!!
変貌するインバウンド市場の意外な実態

[BIG DATAから読み解く]
インバウンド消費の変容
2015年「爆買い」騒動から2年、
訪日外国人購買の3つの特徴

AEON Inbound Retail戦略の全貌
「アジアシフト」と「旅前・旅中・旅後」マーケティング

[CaseStudy]
グループ最大免税販売「イオン成田店」

売上構成比3割を大幅に超える
ダントツ一番店のインバウンド対策

圧倒的知名度誇るマツモトキヨシ
免税対応389店舗・売上高シェア11%の
トップランナー戦略

[Photo Report]
外国人観光客特化型「有楽町イトシアプラザ店」

2017話題独占「GINZA SIX」の免税対応
「世界のGINZA」の起爆剤となって
Global顧客を呼び込む

1日3万人! 大阪ミナミ
「黒門市場」顛末記 
アジア外国人観光客にも「会話は英語でいい!!」

月刊商人舎は年間購読制です。
お申込みはこちら
https://magazine.shoninsha.co.jp/intro/

今回は以前から考えていた、
インバウンド・ビジネス特集です。

それは商売の問題以上に、
日本の人口問題でもあります。

日本の将来のためには、
「良質の移民」政策が重要だ。
私はそう考えていました。

しかしそれだけではまったく足りません。

だとしたら「観光客」を大量に受け入れ、
観光立国から観光大国になる。

そういった観光客を、
短期移民ととらえる。

デービッド・アトキンソンさんの著作。
「新・観光立国論」は素晴らしい。

小売流通業、サービス業も、
この「短期移民」対策に貢献できます。

2016年実績は2400万人、
2020年に4000万人、
2030年に6000万人。

このくらいは実現できるでしょう。

だとすると、ほとんどすべての、
小売りサービス業が、
短期移民受け入れ策を真剣に、
検討しなければならなくなると思います。

そのための特集です。

ご愛読、お願いします。

さてニューヨーク3日目。
今日はマンハッタン島の、
飛び切り目立って、とんがりを見せる店。

まずはゼイバーズ。DSCN9673.JPG7
たった1店舗ながら、
マインドシェアが高くて、
とても有名。

インターネット販売が25%を占める。

左の入口を入ると、
チーズ満載。
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もともとはユダヤ人のための、
サーモンとコーヒーの店だった。DSCN9663

だから今もコーヒー売場は最高。DSCN9668.JPG5

アメリカンなコーヒーばかりの米国で、
よく炒った旨いコーヒーを提供する。DSCN9670.JPG7

スマイルしてくれた。DSCN9669.JPG7

フェアウェイマーケット。
マンハッタンの伝統的な店。DSCN9675.JPG7

青果が安くて新鮮。
品揃えも豊富。
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ボリューム陳列がこの店の特徴。DSCN9680.JPG7

カットフルーツもカラフル。DSCN9681.JPG7

こちらのコーヒー売場も独特。DSCN9685.JPG7

オリーブ売場は、
背景の写真が活きている。DSCN9686.JPG7

2階に上がると、
オーガニックだけの青果部門。
圧巻。
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グロサリーや乳製品、冷凍食品も、
オーガニックオンパレード。DSCN9691.JPG7

そのわきにバルクFoodの売場。
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1階がアルディ、
2階がトレーダー・ジョー。
それがフェアウェイマーケット本店。

隣にシタレラ。
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惣菜の専門店。
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しかし魚売り場もあるし、
肉売場も青果もグロサリーも、
きちんと品揃えしている。
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だから専門店と見ると
便利なフルラインの店となり、
スーパーマーケットと視ると、
ユニークで強力な惣菜をもった店となる。

つまりポジショニングを持つ店。

そして真打登場。
イータリー。
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青果、鮮魚、精肉、グロサリー、
チーズ、菓子、雑貨。
何でも揃うスーパーマーケットで、
同時にレストランでもある。DSCN9744.JPG7
市場であり、食堂であり、学校。

二班に分かれて説明を受けながら視察。

私たちには、エミリーさんが、
ストアコンセプトを説明してくれた。
そして店内ツアー。DSCN9715.JPG7

パン売場では、
製造に不可欠の酵母の話をしてくれた。
クリスチャンさん。
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そして自慢のパンを試食。DSCN9717.JPG7

チーズ売場は常時、300品目品揃えする。
商品の種類は1年間に1000品目。
誇らしげに説明してくれたエリックさん。DSCN9727.JPG7

説明と質疑応答の後は、
自慢のチーズを試食させてくれた。DSCN9732.JPG7

無料の料理教室がある。
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ジェラートの店IL GELATO。DSCN9739.JPG7

ジェラートも説明を受けて試食。
アイスクリームより濃厚で、旨い。DSCN9742.JPG7

生パスタは製造して販売する。DSCN9751.JPG7

対面のシーフードは魚種も豊富。
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ピザ焼き窯は2つあって、
60~90秒で焼きあがる。
1日600枚から900枚のピザを焼く。DSCN9754.JPG7

最後に質疑応答。
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説明が終わってから、
ツーショット。ありがとう。DSCN9746.JPG7

班ごとにランチ。

イタリアのスパークリングワインを注文。DSCN9757.JPG7

7班と一緒に食事した。DSCN9762.JPG7

その後、徒歩で移動。

旧貿易センター跡地の911メモリアル。
慰霊碑のノースプールとサウスプール。DSCN9765.JPG7
亡くなった人たちの名前が刻まれている。
厳粛な気持ちになる。

ワン・ワールドトレードセンター。DSCN9766.JPG7

ワールドトレードセンター新駅舎、
「オキュラス」。
真っ白な骨のような内観。DSCN9767.JPG7

広場にイータリーのプロモーション。
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ル・ディストリクト。DSCN9778.JPG7

フランス版イータリーの店で、
物販と外食が融合している。

鮮魚の対面売場。
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青果もかご盛でフランスの市場風。
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大きなリボンが掲げられた売場には、
エコバッグがぶら下がっている。
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売場の各所に、
腰高のスツールとテーブル。
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トリュフチョコレートの量り売り販売。
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全員で記念写真。
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その後、ワグナーパークから
横向きの自由の女神を臨む。
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そしてチェルシーマーケット。DSCN9838.JPG7

隣はもりもと。
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チェルーシーマーケットに来たら、
ぜひ立ち寄りたいのが、
ロブスター・プレイス。DSCN9811.JPG7

オイスターバー。
買うこともできるし、
この場で食べることもできる。DSCN9812.JPG7

ロブスターバー。
茹で上げた熱々のロブスターを、
買って帰ることもできれば、
ここで食べることもできる。DSCN9813.JPG7

そして最後にレジで精算する。
だから小売業でもある。DSCN9815.JPG7

ナビスコの工場跡を活用した、
新しいショッピングセンターだ。
「テーマフェスティバルセンター」
店が品揃えを変えるように、
ショッピングセンターは、
店揃えを変える。

そして変えるたびに、
食品小売業・食品外食業が増えていく。
それが現代のトレンドである。

スパイスとティーのショップ。
DSCN9818.JPG7

必要な量を量り売りで購入できる。DSCN9820.JPG7

ワイン専門店は、
大リニューアルを図った。
DSCN9826.JPG7

木目の美しい店内。
ワインが映える。
DSCN9827.JPG7

ワインセラーには高級ワインがずらり。
DSCN9834.JPG7

この美しいプレゼンテーション。
DSCN9829.JPG7

横から見るとこんな感じの、
独特の陳列。
DSCN9830.JPG7
日本でインバウンド消費が増えれば、
テーマ・フェスティバルセンターも、
どんどん増えていく。
だからチェルシーマーケットは、
そのお手本となる。

最後の最後は、
コロンバスサークル。DSCN9873.JPG7

ホールフーズの超繁盛店。DSCN9871.JPG7

もちろん花と果物で、
お客を出迎える。
DSCN9842.JPG7

店舗左翼は、生鮮とグロサリー。

バナナの吊り下げ陳列が、
青果の真ん中にある。
DSCN9853.JPG7

アマゾンとの連携で、
バナナをディスカウント。DSCN9843.JPG7

鮮魚と精肉の対面売場。DSCN9845.JPG7

おすすめ商品の試食デモ。
DSCN9848.JPG7

右翼は惣菜とインストアベーカリー。
そしてホールボディと称する非食品。
DSCN9855.JPG7

店内加工の惣菜を対面で販売する。
DSCN9860.JPG7

奥まった一角にビアバー。
DSCN9867.JPG7
このホールフーズは、
何度訪れても感動させられる。

しかしこれで全行程が終わった。

マンハッタンの店店は、
それぞれにポジショニングが、
構築されている。

ニューヨークでは、
それがない店には価値がない。
だからまたどんどん淘汰される。
淘汰されると、イノベーションが起こる。

このニューヨークこそ、
日本の小売サービス業の、
「既に起こった未来」である。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2017年11月09日(木曜日)

New Yorkのウェグマンズ・アルディ・TJとホールフーズの変化

いざなぎ景気を超えた。
2012年12月に始まって、
今年2017年9月までの58カ月間、
日本の景気上昇局面が続いた。

いざなぎ景気は1965年11月から、
70年7月までの57カ月間だった。

それを抜いた。

そして戦後2番目の長期景気上昇となった。

そんな実感はまったくないけれど。

アメリカの景気上昇は、
2009年7月から8年を過ぎるし、
ドイツも9年近く連続して、
戦後最長を更新中。

イギリスは7年超、
フランスは約5年。

だから日本の景気が、
特別いいわけではない。

1 人あたりの名目賃金は、
この58カ月にたった1.6%増。
2014年の消費増税後に、
個人消費は落ち込んだ。

物価変動の影響を差し引いて、
実質賃金は、これも3%増に過ぎない。

そのうえ、2019年10月の消費増税。
10%に引き上げの予定で、
これは「19年問題」といわれる。

したがって、2020年、
東京オリンピック需要が一巡すると、
その先は読めない。

この読めない感覚が、
また消費を下押ししている。

何か、抜本的な改革はないか。
しかし、そんなものはあるはずがない。

むしろ考え方の問題だと思う。

今月の月刊商人舎に、
そのヒントがある。

さてアメリカでは、
ウォルマートが、
ホリデーシーズンに向けて、
どんな体制を組むかを発表した。

サンクスギビングデーの11月23日は、
祝日となるが、当日午後6時から、
店舗で「ドア・バスター」セールを始める。
「door-buster」は文字通り、
ドアを破壊するほどの勢いで、
顧客が押し寄せること。

1930年にマイケル・カレンが、
スーパーマーケットを発明した時、
「door-buster」のニュアンスを使った。

高額商品を期間限定で、
大幅値引きで売ること。

ウォルマートは、
ブラックフライデーの前日の夕方から、
ドア・バスターセールを展開する。

オンライン・セールは、
11月23日の12:01amから始まる。

ターゲットも感謝祭の日に、
午後6時開店、深夜12時まで営業。
翌ブラック・フライデーには、
早朝6時から開店。

さらにこの黒字の金曜日セール商品は、
感謝祭の朝から、
ターゲット・コムで注文可能。
しかも無料配達。

そのうえに、
この日に50ドル以上買い物をすると、
20%引きのクーポンが進呈される。
このクーポンは後日、使うことができる。

さてニューヨーク2日目は、
朝から二ュージャージーへ。

ウェグマンズ。
DSCN9453.JPG7

入口を入ると、
大きな門のようになっていて、
売場が見える。
DSCN9560.JPG7

パッと視界が開けると、
市場のような青果部門。DSCN9559.JPG7

この市場感がウェグマンズの特徴。DSCN9457.JPG7

青果の強いスーパーマーケットの代表。DSCN9489.JPG7

精肉ももちろん強力。
ハンバーガーパテのファミリーパック。DSCN9465.JPG7

鮮魚の対面売場。
DSCN9473.JPG7

ただし、このムール貝の、
「オーガニック」表示はいただけない。DSCN9474.JPG7

セルフデリは午前11時を目指して、
商品化作業に邁進中。DSCN9516.JPG7

グロサリーは、
コンシスタントロープライス。
つまりエブリデーロープライス。

コカ・コーラ2リットルが99セント。
これを1年間続ける。DSCN9496.JPG7

乳製品売場の卵と牛乳。
卵は3ダースが3.79ドル。
牛乳は1ガロン(3.8リットル)2.21ドル。DSCN9501.JPG7

このエリアの競合店との価格比較。
ショップライトとストップ&ショップ。DSCN9508.JPG7

冷凍食品売場の、
緑色一色のカラーコントロール。DSCN9510.JPG7

店舗の右翼には、
リカーショップが壁を隔てて、
展開されている。

そのリカーショップは、
圧倒的な一番店。
DSCN9539.JPG7

この店から新設されたコーナー。
「ザ・バーガー・バー」DSCN9536.JPG7

お薦めは10ドルの、
ブラック&ブルー・バーガー。DSCN9532.JPG7

(株)万代取締役の黒田久徳さんが購入。DSCN9540.JPG7

そして試食。
DSCN9541.JPG7
黒田さんはコーネル・ジャパン3期生。

私は1班の面々と、
ウェグマンズの中華デリをいただいた。DSCN9546.JPG7
万代取締役の芝純さんとビール軍団。
キリンビール、アサヒビール、
サントリービール、サッポロビール。
4大ビールメーカーから参加。

ウェグマンズは、
コモディティディスカウントと、
ノンコモディティの圧倒的品揃えで、
1店平均90億円を売る。

両極のマーチャンダイジングが、
ウェグマンズの地域一番店のカギを握る。DSCN9561.JPG7

そしてアルディ
DSCN9447.JPG7

ドイツから進出して、もう30年。
1900店のスケールになった。

その牛乳売場。
1ガロン3.59ドル。DSCN9434.JPG7

オーガニック青果の大展開。DSCN9441.JPG7

生鮮食品が急速に良くなっている。DSCN9442.JPG7

そして急遽、コカ・コーラの値下げ。DSCN9437.JPG7

2リットルを1ドル59セントから、
99セントに値引き。
ウェグマンズに合わせた。DSCN9436.JPG7
それだけウェグマンズの、
コンシスタントロープライスが、
すごいということ。

レジはスピーディ。
それがアルディのサービス。DSCN9444.JPG7

アルディの兄弟会社。
それがトレーダー・ジョーDSCN9576.JPG7

元銀行の建物に入居したすごい店。DSCN9577.JPG7

鶏肉のこの陳列量。
瞬く間に売れていく。DSCN9567.JPG7

豆腐もこの在庫量。DSCN9568.JPG7

天井は高い。
DSCN9572.JPG7

窓から光が入る。
DSCN9571.JPG7
今日、気がついた。
この店は大聖堂のようだ、と。

だからアメリカ人は、
この店にやって来て、
心安らかになる。

そして買物する。

だから繰り返し繰り返しやって来る。

レジは2列に並んで待つ。DSCN9566.JPG7

そして最後に3列に並んで、
順番のレジに行く。DSCN9573.JPG7

ストレスがまったくない。DSCN9575.JPG7
素晴らしい。

今日の最後はホールフーズ。
こちらもブルックリン。DSCN9578.JPG7

青果部門のバナナ売場は、
吊り下げ陳列。
DSCN9582.JPG7

鮮魚の対面売場、
最近、鮮度が格段に良くなった。DSCN9584.JPG7

対面の精肉売場。
DSCN9585.JPG7

Amazonと組んだディスカウント。DSCN9586.JPG7

こちらも+Amazonの卵売場。DSCN9587.JPG7
ただしそれを控えめに表示する。
その方がホールフーズの固定客には、
好感がもたれる。

素早い変更だ。

チーズ売場も相変わらず、良い。DSCN9589.JPG7

ラーメンのポップアップセール。DSCN9595.JPG7

しかし、アイスクリーム売場に、
霜が降りていた。
DSCN9602.JPG7
人員を削減した影響が出た。

ホールフーズを立て直すには、
目玉商品のディスカウントは必要ない。
現場の人員を回復させることだ。

私はそれを確信した。

屋上の無農薬菜園。DSCN9604.JPG7

そしてソーラーシステム。DSCN9608.JPG7

ホールフーズの環境店舗は、
相変わらず素晴らしい。
そこにホールフーズのチームメンバーが、
復活してくれば、それこそ鬼に金棒だ。DSCN9614.JPG7

1日の視察が終わって、
ブルックリン橋の下で、
全員写真。
DSCN9624.JPG7

自由の女神も夕焼けに映える。DSCN9628.JPG7

マンハッタン南岸も美しい。DSCN9629.JPG7

最後に私の提案でもう1店。

メイシーズ本店。
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その目の前にオープンした、
ターゲット・フレキシブルストアDSCN9631.JPG7

1階はコンビニ。
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そしてフレキシブルファッション。DSCN9655.JPG7

さらに土産物売場。
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そして集中レジ。
セルフレジが3分の2ある。DSCN9632.JPG7

地下1階はコンパクトなフルライン売場。DSCN9637.JPG7

生鮮は青果・精肉など一部の品揃え。DSCN9639.JPG7

女性服売場には熟年用のマネキン。DSCN9646.JPG7

ドラッグストアは、
CVSファーマシー。DSCN9648.JPG7
なかなかに健闘。

ウォルマートが、
Manhattanに入ってくる前に、
ディスカウントストアとして、
シェアを高めておく作戦。

いかに。

すべてのスケジュールを終了させて、
夜はミュージカル。
IMG_3290.JPG7
キンキ―ブーツ。
Kinky Boots。

エミー賞はじめ各賞総舐めの、
ロングラン大ヒット作品。

入口の係員。
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チケット。
IMG_3295.JPG7

1階のフロア。
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舞台はイギリスの小さな町の靴工場。IMG_3297.JPG7
この靴工場を立て直すために、
「オカマブーツ」に専門特化する。
ニッチャー作戦。

そのための葛藤、愛情、誤解、
様々な問題克服の物語。

天井も美しい。
IMG_3298.JPG7

楽しみました。
IMG_3301.JPG7

感動しました。

日本でも日本人によって上演された。
人気を博したらしいが、
主人公は黒人でなければいけない。

いや、今日舞台に立った、
ビリー・ポーターでなければいけない。

また必ず見たいと思った。

外に出ると騎馬警官。
IMG_3304.JPG7
充実した研修、
楽しい観劇。

ニューヨークの夜は更けていった。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2017年11月08日(水曜日)

New YorkのWal-Mart・CostcoとTrader Joe’sに学ぶ

羽田空港を発って12時間半ほどで、
ニューヨークの上空。IMG_3255.JPG7

川と橋が見えると、もうクイーンズ。IMG_3257.JPG7
ジョン・F・ケネディ空港に着くと、
イミグレーションはひどく混んでいた。

それでも何とか入国して、
さらに1時間ほど待つと、
万代ドライデイリー会の面々がやってきた。
万代の取引先の会で、MDD会と略す。
今回は51人の大所帯。

大阪・伊丹空港から、
羽田空港経由でケネディ空港に到着。

MDD会会長の今津龍三さんも、
万代副社長の下岡太市さんも、
すこぶる元気だ。

すぐにリムジンバスを満杯にして、
ウォルマートへ。DSCN9305.JPG8
古い古いスーパーセンターだが、
最新型に改装して、好調。

入口には「Rock This Christmas」
「今年のクリスマス、最高に楽しもう!」
DSCN9260.JPG7

そして、「Pickup」
「オモチャからテレビまで。
オンラインでオーダーして、
店で受け取ってください」DSCN9261.JPG7

さらに入り口を入ると、
「もっとたくさんのロールバック。
この勢いは変わらない!」DSCN9264.JPG7

スマイリーフェイスが、
でかでかと使われている。DSCN9277.JPG7

火曜日の午前11時ごろというのに、
なんと客数の多いことか。DSCN9269.JPG7

バナナのカラー・ガイド。DSCN9268.JPG7

サービスデリのコーナーにも
顧客が列をなす。
DSCN9271.JPG7

アパレル売場には、
ホリデーシーズンの衣装。7

これは完全にクリスマス仕様。DSCN9299.JPG7

奥主通路には、
入口で告知していたテレビの島陳列。
アクションアレーという。DSCN9281.JPG7

135ドルは1万3500円。DSCN9283.JPG7

ガーデンセンターは、
完全にクリスマスショップに変身。DSCN9288.JPG7

平場でもクリスマスショップの大展開。DSCN9291.JPG7

さらにトーイランド。DSCN9292.JPG7

子どもがぬいぐるみで、
遊んでいる。
DSCN9293.JPG7

さらにサンクスギビング・クリスマス用の鍋。DSCN9296.JPG7
売場のあちこちに、
「早仕掛け・際の勝負」

もちろんハロウィンは跡形もないから、
完璧な「早仕舞い」。

そのうえでこの冬は、
「Party作戦」。

ウォルマートは次々に仕掛けている。

次の訪問は、
ちょっと変わったショッピングセンター。
いわばアップグレード・パワーセンター。DSCN9323.JPG7

ノードストローム・ラック。
サックスフィフスアベニュー・オフ・フィフス。
ブルーミングデール・アウトレットストア。
すごい店ばかり。
そのうえトレーダー・ジョーと、
コンテナストア。
DSCN9322.JPG7

超高級百貨店のオフプライスストアが並ぶ。
壮観な眺めだ。
DSCN9317.JPG7

トレーダー・ジョーは、
このショッピングセンターにぴったり。DSCN9361.JPG7

入口の花はいつも素晴らしい。DSCN9350.JPG7

壁面にはロングアイランドのイラスト。DSCN9359.JPG7

特製カレンダーが、
エンドに積まれて、
ほとんどの顧客が買い求める。DSCN9353.JPG7

エンドはフィアレスフライヤーのアイテム。
DSCN9354.JPG7

ランチはシェイクシャック。
このアップグレード・パワーセンターに、
テナント出店していて、これもぴったり。DSCN9316.JPG7

MDD会幹部のみなさん。DSCN9309.JPG7

私はシュルームバーガー。
別名ベジタリアンバーガー。DSCN9312.JPG7

スーパーマーケットのイートインも、
このレベルの先鋭的デザインがほしい。DSCN9314.JPG7

その近隣のショッピングセンターには、
すごい客数のコストコ。IMG_3283.JPG7
本当に火曜日のことかと思う。

どの店に行っても、
天井が高くて、売場が広くて、
快適そのもの。
IMG_3263.JPG6
そして「売り切れ御免」の販売。
それが楽しさ、面白さを生み出す。

店舗の奥には、ベーカリーとミート。
バックヤードの小さな工場がフル稼働。IMG_3264.JPG7

青果部門もこれでもかという品ぞろえ。
絞り込んでいる超売れ筋が、
驚くべき低価格で提供される。IMG_3266.JPG7
コストコは徹底した「Deal作戦」。

直営のリカーショップが併設されている。IMG_3275.JPG7

こちらもリミテッドアソートメントで、
「良い品が安い」作戦。IMG_3274.JPG7

しかし明後日の11月9日に、
トータルワインが、
勇躍、オープンする。IMG_3277.JPG7
こちらは品揃えの広さと深さの専門性で、
コストコに真正面から挑む。

両者の棲み分けしながらの競争が、
豊かさをもたらす。

この地域の顧客は幸せだ。

オフ・プライス・ストアの、
マーシャルズが、
隣に出ていて、
このショッピングセンターは、
典型的な、強いパワーセンターだ。IMG_3282.JPG7

最後はスチュー・レオナードの新店。DSCN9363.JPG7

酪農業からスタートした店だけに、
牛乳はうまいし、乳製品が強い。
そして当然ながら、
特製アイスクリームは絶品。DSCN9364.JPG7
おすすめに従って、
ストロベリーアイスを注文。

店頭の一丁目一番地に、
パワーサラダ。
DSCN9366.JPGy7

店内はいたるところに、
楽しい仕掛け。
DSCN9367.JPG7

そして凝ったプレゼンテーション。DSCN9371.JPG7

バナナボーイの前で写真を撮る。
万代の農産部長の堀越時宗さん。DSCN9372.JPG7

ブッチャーショップ。DSCN9376.JPG7

注文に応じて、調理する。
まず丁寧に筋引きから。DSCN9375.JPG7

鮮魚部門には天井から大きなロブスター。DSCN9377.JPGu

生ビールのカウンターが設けられた。DSCN9381.JPGu

そして、チェックスタンド。

楽しい店だが、ウォルマートやコストコ、
トレーダー・ジョーのような、
特別の賑わいがない。
客数も少ない。
DSCN9384.JPG8

ポリシーロックは、
変わらずその信条を表明しているが。DSCN9390.JPG8
もう、残念ながら、
ひと昔前の店舗という感じ。

ロングアイランドから、
マンハッタンに入って、
夕方のセミナー。
DSCN9392.JPG7

伊丹空港から始まった一日、
もう疲れ切っているにもかかわらず、
1時間半の講義を聞いてくれた。
DSCN9394.JPG8

よくぞ、耐えてくれた。DSCN9397.JPG7

しかしみんな、疲れ切っているからこそ、
重要な内容を、興味深く、
しかも考えられるように、
真剣に講義した。
DSCN9411.JPG7
ご清聴を心から感謝したい。

講義が終わると、
歓迎ディナー。
ロージー・オグレディーズ・サルーン。IMG_3289.JPG7

MDD会の今津会長の挨拶、
万代の下岡副社長の乾杯の音頭で、
マンハッタン最初の夜がスタート。
DSCN9429

生ガキとアサリ。
美味。
IMG_3285.JPG7

そして大きなロブスター。IMG_3288.JPG7
大満足で疲れも眠気も吹っ飛んだ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2017年11月07日(火曜日)

米国ホリデーシーズンのウォルマート「Party作戦」

10時20分のANA110便。IMG_3232.JPG7

ニューヨークのJFケネディ空港に向けて、
東京・羽田空港国際線から飛び立った。IMG_3235.JPG7
東京湾に陽が射して、美しい。
今日はニューヨークまで一人旅。

関東平野は広い。
IMG_3240.JPG7

その広い関東平野の向こうに、
かすかに富士の姿が見えた。IMG_3241.JPG7

雲の上にうっすらと浮かび上がる。IMG_3245.JPG7

すぐに白い雲に覆われる。IMG_3253.JPG7
ほぼ12時間。

今年最後の海外出張。

そのアメリカでは、
ホリデーシーズンに向けて、
大々的なプロモーションが、
もうスタートしている。

ホリデーシーズンとは、
11月第4木曜日の感謝祭から、
クリスマスまでの1カ月間。

だから今、
「早仕掛け・際の勝負」
真っ最中。

まず何といっても、
ウォルマート。
店舗でパーティーを開く。
「パーティー作戦」
これが今年のプロモーションの核。
20170910_hyper_walmart-600x371

先週土曜日の11月4日には、
オモチャのパーティー。
子どもたちを人気の玩具で遊ばせた。
サンタクロースと一緒に写真も撮った。

12月2日には、
エンターテインメントのパーティー。
16日には人気ギフト商品のパーティー。

また、ホリデー期間中には、
よく売れる玩具や家電の売場に、
アシスト従業員を配置する。

さらにサイト・トゥ・ストアの、
ピックアップカウンターは、
増員して対応する。

そのウォルマート・コムの品揃えは、
昨年比で3倍に増えている。
ウォルマート専売商品も増加。

ライバルのターゲットは、
アパレル、ビューティ、家電などに
専任社員を配置して、対面販売する。

さらに今年のホリデーには、
新プライベートブランド8ラインを投入。

ターゲットはオンライン販売において、
無料配達を受けるための、
最低購入額限度をなくす。

家電のベスト・バイも、
無料配達限度額を廃止。

一方、ウォルマートは、
35ドルの最低購入額をそのまま維持する。
強気の商売だ。

アマゾンはディスカウント作戦徹底。
「Deal」と言う。

人気の玩具や家電、ホームグッズが中心。
さらにプライム会員サービス強化。
「アマゾン・キー」の留守宅配達をする。

ジュニアデパートのコールズは、
割引クーポンを増加作戦。
古典的手法でこちらもちょっときつい。
DSCN7335.JPG7

コールズは感謝祭の当日、
夕方5時から開店して、
ブラック・フライデー・セールをスタート。

このスタート時間は、
年々早まるばかり。

各社、様々な企画を打ち出して、
ホリデーシーズンに突入する。

しかし全体のトレンドは、
「早仕掛け」
⇒「際の勝負」
それから、
⇒「早仕舞い」
⇒「早仕掛け」

そのアメリカの10月の失業率。
9月に4.2%だったものが、
4.1%に0.1ポイント減少。

かつては二桁だった。

失業者総数は650万人で、
1カ月で33.1万人減。

農業従事者以外の就労者数が26.1万人増。

今年1月からの失業者総数は、
110万人減って0.7%ダウン。

27週間以上失業している長期失業者数は、
160万人で、総数の24.8%を占める。

しかし、それでも9月からは10万人減。

労働参加率は62.7%。

産業別の雇用数の1カ月の増減。
小売業はマイナス8300人、
卸売業はプラス5700人。
製造業はプラス2万4000人。
情報産業がマイナス1000人。
レジャー産業はプラス10万6000人。

小売業はこの後の11月12月には、
ホリデーシーズンで増加する。

ドナルド・トランプ大統領
日本から韓国へ。
その後、中国から、
ベトナム・フィリピンへ。
DSCN7885-7

10日・11日はAPEC首脳会議。
ベトナムで開催される、
アジア太平洋経済協力会議。
そのあと、フィリピンでASEAN首脳会議。
米・東南アジア諸国連合の首脳会議。

トランプ大統領の東アジア歴訪は、
11月3日から14日の12日間。

私のアメリカ滞在は、
11月7日から17日の11日間。

エアフォース1ではないけれど、
ANAも快適だ。

しかし、なんだかんだ言われつつも、
そして国内政治でも問題噴出だが、
アメリカの産業界は、
勝手にイノベーションを成し遂げて、
好調に推移している。

そのアメリカ合衆国の消費者は、
ホリデーシーズン直前で、
期待感にあふれている。

〈結城義晴〉

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