結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年09月03日(木曜日)

月刊『商人舎』9月号「ヤオコースタディ」責了後ハワイへ出発

昨夜8時から、
この商人舎公式ホームページは、
リニューアルされた。

お気づきだろうか。

マイナーチェンジして、
全体のデザインをすっきりさせた。

スマホや携帯電話でも、
読みやすくなっていると思う。

それから冒頭に、
白い横長の四角スペースがある。

これだけの流通情報が、
8年以上も蓄積されている。
検索機能を充実させてほしい。

私の要望を、
商人舎Web会議のメンバーが、
聞き入れてくれて、
実現した。

検索機能、
ご活用いただきたい。

大きなイノベーションというほどではないけれど、
すこしずつ少しずつ、改善する。

Webサイトも雑誌の誌面も、
もちろん店や売場も、
それは同じだ。

商人舎Magazineサイトともども、
ご愛読、ご活用、
お願いしたい。

昨夜というか今朝というか、
月刊『商人舎』9月号の最終責了。
午前5時まで、
横浜商人舎オフィスで仕事。

しかし、充実した雑誌になった。

1983年に私は、
『関西スーパースタディ』にかかわった。
それから1993年には、
『サミットスタディ』をプロデュースした。

その後、『ライフスタディ』は、
商業界社長を辞するころ、
発刊され、
ポリティカル・マーチャントの原稿を、
書いた。

その後、いま、
「ヤオコースタディ」ともいうべき一冊が、
見事に出来上がった。

発刊が楽しみだ。

これまでの別冊号に、
負けないものをつくった。

テーマは、
2015年時点のイノベーション。

無性に本が書きたくなった。
書かねばならないと思った。

そして夕方、
みなとみらいを発つ。DSCN7157ー5

横浜ベイブリッジ。-5DSCN7160

横浜港が、今日も、
私を送り出してくれた。ー5DSCN7163

成田空港第1ターミナルに到着。
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今回は商人舎ビギナーズコース。
もう団員が集まってきて、
セルフ・チェックイン。 DSCN7165-5

チェックインを済ませて、
結団式。

一人ずつあいさつをしてもらう。

関西スーパー人事教育チームの
出原健二さん。DSCN7169ー5

折兼の佐藤薫さん。DSCN7174-4

そして日穀製粉の池田忠夫さん。DSCN7176-5
ドキドキ・ワクワク・ニコニコのセミナー。

まだみんな緊張しているが、
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ。
帰るまでには全員がその気分になる。
そして猛烈に仕事したくなる。

私自身がそうだ。

今回も私のサポートは、
JTB佐藤公彦さん。
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JTBきっての添乗のプロフェショナルで、
1年に230日、海外を飛び回っている。

私のツアーには、
かならず付き添ってくれる。

ほんとうに心強いし、ありがたい。

そして30分ほど、
私の講義。
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関西スーパーの創業者・北野祐次さん。
2013年に亡くなられた。

その北野さんは、
1959年(昭和34年)に会社を創業し、
その8年後の1967年(昭和42年)に、
初めてハワイを訪れる。

このハワイで、北野さんは、
タイムズの店長から貴重なコメントをもらう。
「スーパーマーケットは、
食べものを売る店だよ」

ダイエーを初め、
繁盛店は総合スーパーへと、
傾斜していた。

北野さんには、迷いがあった。
しかしそれが吹っ切れた。

食品小売業に徹しよう。

それが関西スーパーの、
「毎日のおかず屋」というコンセプトになる。

さらにこのコンセプトは、
荒井伸也さんの「内食材料提供業」へと、
論理づけされる。

川野幸夫さんの「何屋」かの問いになり、
ライフスタイルアソートメントや、
ミールソリューションストアへと昇華する。

アメリカのスーパーマーケットは、
いずれも迷いなく、
グロサリーストアであり、
フードストアである。
それが原点である。

事業は迷っていてはいけない。

ピーター・ドラッカーは、
イノベーションの「成功条件」を、
三つ上げている。

第一は、
「イノベーションは、
集中でなければならない」

第二は、
「イノベーションは、
強みを基礎としなければならない」

そして第三は、
「イノベーションは、つまるところ、
経済や社会を変えなければならない」

北野さんのイノベーションも、
この三つの成功条件にあてはまる。

そしてそれは「おかず屋」というコンセプトの、
シンプルさ、力強さに負うところ大である。

それを北野さんは、ハワイから学んだ。

私たちも、新しいイノベーションを、
ハワイで学びとろう。

ドキドキ・ワクワク・ニコニコの、
ビギナーズコースで、
スーパーマーケットやチェーンストアの、
一番大事なコンセプトと、
ホスピタリティを、
楽しみ、味わい、
体験し、学習しよう。

このメンバーの笑顔と姿勢を見てください。DSCN7192-5
充実した旅になる。

私はもう、このときに、
確信した。

では、行ってきます。
後はよろしく頼みます。

〈結城義晴〉

2015年09月02日(水曜日)

「生まれた日」と「なぜ生まれたかがわかった日」

二百十日は、
立春を起算日とした210日目。
今年は9月1日。

今日9月2日は、従って211日。

二百十日は台風の多い日、
あるいは風の強い日。
農業にとって三大厄日の一つ。

その厄日とは、
八朔、二百十日、二百二十日。

八朔は八月朔日、つまり8月1日。
もちろん旧暦だから、新暦8月25日か。
二百十日は9月1日、
二百二十日は9月11日。

だから三大厄日はいずれも、
8月下旬から、9月中旬までということになる。

私はその二百二十一日に生まれた。
昭和27年の1952年。
福岡県早良郡大字小笠木字脇山村。
現在は福岡市に併合され、
早良区となっている。
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家は代々、農業を営んだ。

しかし祖父が中国大陸に渡り、
事業を起こし、
父は満州の大連で生まれた。

従って、私には、
農と商の血が入っている。

たいていの日本人は、遡れば、
同じようなDNAを持つのだろうが。

それから63年、生きてきた。
幸いにも生かされてきた。

最近、人の誕生日には、
お祝いを述べたあとに、
言葉を添える。

「人生で一番大事な日が
二日ある。

生まれた日と、
なぜ生まれたかが
わかった日である」

〈マーク・トウェイン〉
“The two most important days in your life
are the day you are born
and the day you find out why.”

私にとって第一に大事な日は、
1952年の二百二十一日。
わかりやすい。

では、第二に大事な日はいつか。
本当のところは、
死ぬ瞬間にしか、
わからないのかもしれない。

それでも今、考えられるのは、
2007年の二百十日の日。
55歳の誕生日の前日。

私はこの年の8月31日に、
㈱商業界の代表取締役社長を辞し、
無印になった。

一夜明けて、つくづくと思った。

商業の世界に貢献することこそ、
私が生まれてきた理由であると。
逆に言えば、私にはもう、
それしかできないのだと。

この日が私の第二の誕生日となった。

だからその時、
毎日更新宣言ブログを、
生きている限り、
書き続けようと、
心に決めた。

もちろん、毎年、
1月元旦に開始宣言し、
大晦日に終了宣言する。
さらに元旦に宣言する。
これを繰り返してきた。
マンネリを防ぎ、
決意新たに臨むためだ。

しかし死ぬまで、
毎日、書き続ける。
これは変わらない。

だから〈毎日更新宣言〉。

そして私のちっぽけな一生を、
どのように商業に貢献させるかも、
その時におのずと浮かんでいた。

それまで仕事し、学習し、
習得してきたことのお蔭だと、
㈱商業界やその時代に出会った人々に、
心から感謝した。

そのテーマは、
「商業の現代化」である。

ポストモダンの小売りサービス業、
ポストモダンの消費産業をつくること。
それに貢献すること。

「近代化」の次に、
必ずやってくる「現代化」。

倉本長治先生も、
新保民八先生、岡田徹先生も、
渥美俊一先生も、
上野光平先生も、
杉山昭次郎先生も。
全員が故人だが、
商業近代化に大きく貢献した。

中内功さん、
堤清二さん、
西端行雄さん、
大高善雄さん、善二郎さん、
北野祐次さん、水谷久三さん、
夏原平次郎さん、
そして川野トモさんも。
こちらも故人ばかりだが、
自ら商業近代化を果たした。

しかし現役の人々とともに、
ポストモダンの商業を追求し、
実現させねばならない。

このコンセプトワークは、
商人舎最高顧問の杉山昭次郎先生に、
ずいぶんと助けていただいた。
もちろんピーター・ドラッカー先生、
そして上田惇生先生には、
すべてを教授いただいた。

さらに、
商業の現代化を果たすために、
「知識商人」を養成する。

この方法論の方向性は、
翌2008年に㈱商人舎を設立し、
設立の会を開催するまでに、
徐々に固まっていった。

63歳の誕生日を迎えた今日。

この点において、
まったくの迷いはない。

第二の誕生日から8年。
決意はさらに強まるばかりだ。

朝に希望、
昼に努力、
夕に努力、
夜にも努力、
深夜に、
静かに感謝。

これを続けていきたい。

多くの方々からの、
誕生日の祝いの言葉の数々。

心から感謝し、
合掌して、お礼としたい。

〈結城義晴〉

2015年09月01日(火曜日)

9月商人舎標語と第7回ミドルマネジメント研修会S級獲得者表彰

9月です。
September。
長月。
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今日は朝から東京・芝公園。
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港区役所前の彫刻。
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「平和の女神」

増上寺三解脱門。
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そして雨の東京タワー。
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英語のSeptemberは、
ラテン語の「7番目の月」からきている。
フランス語の「7」はsept。

古代ローマ時代。
ユリウス・カエサルが暦をつくった。
ユリウス暦。

当時の1年は、
現代の3月から始まった。

だから9月は7番目の月。

そこでSeptember。
この語の響き、実にいい。

日本語の「長月」。
夜がだんだん長くなる。
だから「夜長月」。

そこから「長月」となった。
この説がいちばん有力だとか。

これも語調がいい。

その9月の商人舎標語。
「ふたたび、みたび、
自ら、変われ」

月刊『商人舎』9月号の巻頭言。
[Message of September]
そのタイトルも同じ。

Messageそのものは、
今回、9月号発刊時に紹介する。

特集の巻頭言として、
どんな主張で、
どんな効果を発揮しているか。

楽しみにしていてください。

そのSeptemberのスケジュール。

今日、9月1日は、防災の日。
そして今月は防災月間。

3日~7日までハワイ・ホノルル。
商人舎研修会ビギナーズコース。

帰国して翌8日、9日は、
広島・福山のエブリイ訪問。

10日は帰京して、
エコス会長の平富郎さん、
インタビュー。

ただしこれは、
エコス創業50年記念誌のためのもの。

11日(金)は、
商人舎MagazineのWeb会議と、
夕方から立教大学院・結城ゼミ懇親会。

16日(水)はプラネット創立30周年記念式典。

19日(土)~23日(水)は、
シルバーウィーク。
21日(月)は敬老の日、
23日(水)は秋分の日。

あ~あ、秋だ。

25日(金)は滋賀県の彦根。
平和堂の米国研修事前講義。

そして28日(月)は、
商業界九州沖縄ゼミナール。
第50回のゼミナール福岡。
総合テーマは、
「正しく生きる商人に誇りを持て」
ご存知、『商売十訓』の第10訓。

私は開会式直後の基調講演。
タイトルは「元気を売ろう!」
サブタイトルは、
「ポストモダンの商業界精神を説く」

九州の皆さん、ご参加ください。

久しぶりに、
ど真ん中の商業界イズムを、
熱くあつく語ります。

そしてこの間、
月刊『商人舎』10月号入稿。

こうして長いはずの「長月」が、
「短月」となる。

でも、頑張ろう。

さて今日は、
第7回商人舎ミドルマネジメント研修会の、
S級獲得者を表彰しつつ、紹介。

7月14日・15日・16日。
2泊3日の缶詰研修会が行われた。

徹底的集中的に学び、
2日目と3日目の朝、
30分間の理解度テストをする。

学んだことを、
自分の言葉で表現する。

その理解度が重要だ。
理解しなければ、
批判力も生まれない。

二度の理解度テスト、
そしてすべての講座が終了した後、
課題レポートが課される。

8月7日が締め切り。

ほぼ1カ月の間に、
それぞれが自分の言葉で、
レポートを書く。

それも評価する。

私はこのレポートを読むのが、
大好きだ。

読みながら、
ときどき涙を流している自分に、
気づくことがある。

毎回、泣く。
今回も、泣いた。
それも何人ものレポートを読みながら。

それくらい感動的なものがある。

この理解度テストと課題レポートを、
客観的に評価する。

SABCD。

Sは秀、あるいは優秀。
Aも優、Bは良、Cは可。
そしてDは不可。

結果はまず、本人に、
詳細にフィードバックする。

派遣者の会社にも、
同時に知らせる。
こちらは総合評価のみ。

商人舎の研修会は、
パワーハラスメントの道具にはさせない。

それぞれに自分の評価を知って、
再勉強することもできる。

自分のために学ぶ。
それが店や会社のためになる。
そして社会のためになる。

内容に関しても、
こうでなければならないということはない。

しかし学問的にもビジネス面でも、
これはセオリーだ、定石だ、
ということは教える。

そして自分で学び、
自分で考え、行動する。

脱グライダー商人になる。
それが知識商人である。

では第7回のS獲得者を紹介しよう。

㈱関西スーパーマーケット
第1商品グループ    シニアスタッフ
宵 圭祐さん
kansu-yoi

㈱関西スーパーマーケット
セルバ店副店長
河合俊和さん
kansu-kawai

㈱関西スーパーマーケット
瓢箪山店副店長
近江一彦さん
kansu-chikae

㈱関西スーパーマーケット
経営企画室 シニアスタッフ
丸尾光司さん
kansu-maruo

㈱ロピア
惣菜部 セントラルキッチン工場長
松岡真一郎さん
lopia-matsuoka

㈱マツモト
店舗運営部 ブロックマネジャー
瀬戸幸夫さん
matsumoto-seto

㈱マツモト
商品部  バイヤー
山谷祐司さん
matsumoto-yamatani

㈱マツモト
上桂店店長
常塚 勲さん
matsumoto-tsuneduka

㈱マツモト
店長
竹内 浩さん
matsumoto-takeuchi

㈱マツモト
経理部マネジャー
長木弘満さん
matsumoto-nagaki

㈱平和堂
フレンドマート唐崎店店長
出野正悟さん
heiwado-deno

㈱平和堂
フレンドマート長浜祇園店店長
津田智晴さん
heiwado-tsuda

㈱平和堂
フレンドマート東寝屋川店店長
長谷川貴士さん
heiwado-hasegawa

㈱成城石井
店舗運営本部店舗運営部エリアマネージャー
野澤拓人さん
seijoishii-nozawa

㈱テスク本社営業部
小山基樹さん
tesk-koyama

今回は15名を、一挙に紹介した。

相対評価ではなくて、
絶対評価。

だからこんなに増えることもある。

関西スーパーから4人。
最近の関スの若手は、
気合が入っている。

平和堂から3人。
こちらはもう常連。

それからなんと、
京都のマツモトから5人。
厳しい競争のエリア。
より良く学んだ者に、
勝利の女神は微笑む。

それから成城石井、ロピア、
コンピュータ販売のテスクから、
それぞれ一人ずつ。

心から、おめでとう。

もちろんAの人も、
Bの人も、
よく頑張った。

商人舎ミドルマネジメント研修会で、
SやAやBを取ったら、
今度は、自分のお客さまから、
S評価をいただく競争が待っている。

それこそ本番だ。

最後にミドルマネジメント研修会参加者全員に、
言葉を贈ろう。

1997年に映画『スーパーの女』が封切られた。
伊丹十三監督、宮本信子主演。
私も月刊『食品商業』編集長として、
映画製作に協力した。
映画のプログラムにも原稿を書いた。

そして『食品商業』の巻頭言を書いた。

『スーパーの女』と闘おう

映画『スーパーの女』が生まれた。
生まれるべくして生まれた。

「価格破壊」の、
あの熱病のごとき風潮への
反動のように生まれた。

日本商業の歴史にとっても、
スーパーマーケットに
一段の進化を促す意味でも、
とても重い意味をもつ。

なぜなら、
多くの主婦たち、
日本中の客たちが、
この映画を見て、
舞台となった「正直屋」の、
商品と鮮度とサービスと、
公明正大さとエンターテインメントとを、
知ることになるからだ。
その裏側をのぞいてしまうからだ。

日本中の店が、
『スーパーの女』の「正直屋」と
競合することになる。
日本中の経営者は、
監督・伊丹十三と
競争することになる。
日本中の店長は、
宮本信子扮する井上花子と
力量を競うことになる。

こんなことがあっただろうか。

なんと楽しい競争だろう。
なんとやり甲斐のある競争だろう。
なんと誇らしい競争だろう。

ふるい立て、立ち上がれ。
全国の「スーパーの人びと」よ。

『スーパーの女』と闘おう。
正々堂々と闘い続けよう。
〈結城義晴著『Message』より〉

〈結城義晴〉


【お知らせ】

サイトメンテナンスのため、下記の時間帯はホームページが
閲覧できない状態となります。

■メンテナンス期間
2015年9月2日(月)20:00~21:00

■対象サイト
・商人舎公式サイト http://www.shoninsha.co.jp/

※商人舎magazineサイトは通常通り閲覧いただけます

ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

<商人舎事務局>

2015年08月31日(月曜日)

ハロウィン射程「早仕掛け」とプラネット30周年記念論文審査会

Everybody! Good Monday!
[2015vol35]

Good MorningやGood Nightがあるのだから、
月曜日にはGood Mondayもいいだろう。

そうやって、挨拶を始めてから、
もう今日で396回目。

昨日の『ジジの気分』は409回で、
もうちょっと長いけれど。

今日は2015年8月最後の日。
明日から9月。

そして2015年第36週。

暑かった夏の疲れが残っているのか、
体はちょっとだるい。
よく寝ているのに、
睡眠不足のような気分。

甲子園夏の大会が終ってから、
見事なくらい、急に涼しくなって、
体調がおかしくなったかもしれない。

昨日より今日の窓辺の秋涼し
〈朝日俳壇より 白山市・辰巳葉流〉

それでも、元気です。

商人舎magazineのweekly商人舎。
日替り連載〈月曜朝一〉
2週間販促企画。
月刊『商人舎』の購読者と、
その友達でIDをもっている人しか、
見ることができない。

申し訳ないけれど。

Weekly商人舎には、
先週末に「特別企画」が掲載された。
「商業動態統計調査」による
7月消費産業販売動向総括

各業態ごとの協会の調査発表の後で、
経済産業省が総括的にまとめる。

百貨店、スーパー、コンビニに、
家電量販店、ドラッグストア、
さらにホームセンターが加わって、充実。

この経産省の「スーパー」には、
総合スーパーと、
食品スーパーの大手どころが、
含まれている。

さて、今週は、
明日から9月。

今月の日経新聞『私の履歴書』は、
脚本家の倉本聰さんだった。
その前の浅丘ルリコさんより、
面白かった。

当然だ。

自分で書いているのだろうから。

北海道の富良野に移住し、
ドラマ「北の国から」をつくり、
「富良野塾」を創設した。
これは若手脚本家・俳優を育てる私塾。

創作活動をする人も、
最後は人を育てる仕事に向かう。

感慨深い事実だ。

言わせてもらえば、
私の〈知識商人〉養成と同じだろう。

兜虫負けて少年強くなり
〈同 堺市・福田弘子〉

今朝の日経MJに、
鈴木國朗さんが登場。

「ハロウィーンに向けた売り場づくり」IMG_6424-5

アメリカでも、いま、
Back to School商戦の最後の段階。

そのあとは、
10月31日のハロウィンが視野に入る。

日経MJと鈴木さんが、
そのHalloweenを射程に入れた販促を提案する。IMG_6423ー5
アメリカではもちろん、
ハロウィンから、
サンクスギビングデー、
そしてクリスマスまでの、
ホリデーシーズンを想定したシナリオが描かれ、
ウォルマートはいち早く、
それに突入した。

「早仕掛け・早仕掛け・早仕掛け……」
そして同時に「際の勝負と早仕舞い」
際の勝負と早仕舞いは、
ダブルプレーのようなタイミングと感覚。

語呂がいいので、
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」と、
表現している。

さて今日は朝から、
シャングリ・ラ ホテル東京へ。
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27階から東京駅が真下に見える。

㈱プラネット30周年記念論文の、
最終審査会。
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審査委員は、
流通科学大学学長の石井淳蔵先生と、
プラネット会長の玉生弘昌さん、
そして結城義晴。
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秀逸の論文、鋭い提案、
某研究所の研究員の政策提案、
それから流通業・製造業若手の、
熱の入った論文などなど。
もちろん全部読んで賞を決めたが、
私には面白かったし、
勉強にもなった。

その後、横浜商人舎オフィスに戻って、
月刊『商人舎』9月号の最終段階の入稿。

明日の二百十日も朝から、
カスタマー・コミュニケーションズ㈱の、
取締役会。

水曜日は月刊『商人舎』最終責了日。

そして木曜曜日から、
ハワイ・ホノルルへ。
商人舎研修会ビギナーズ・コース。
ドキドキワクワクの入門編。

楽しみです。

島はまだ夕日離さず鰯雲
〈朝日俳壇 茅ヶ崎市・清水呑舟〉

余談だが、日経俳壇と朝日俳壇、
比べると断然、朝日がいい。
今週も日経には、
見るべきものなし。

一事が万事、
すべてを否定するものではない。

では、今週も、
優しく、強く。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2015年08月30日(日曜日)

ジジと夏の終わり[日曜版2015vol35]

ジジです。
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8月がおわります。
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あついあつい夏でした。
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それでも、さみしい。
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夏がいってしまう。
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季節がかわる。
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ほらね。
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白いものが、みえる。
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これです。
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網みたい。
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まんなかに、いるもの。
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クモです。
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クモの巣を、
はっています。

そこに露がたまっている。

それから、
これは、かわいい。
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ちいさなキノコ。
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そんなふうにして、
季節がかわっていく。

そして、すぐに、
夜がくる。
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夏には、あんなに、
日が、ながかったのに。
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お日さまも、
すぐにしずんでしまう。
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こうして、秋がやってくる。
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時のながれに身をまかせ♪

しずかに生きていきましょう。

〈『ジジの気分』(未完)より〉

2015年08月29日(土曜日)

8月末の倉本長治「商人の魂」とドン・ガバチョ「明日を信ずる歌」

2015年の8月が終わろうとしている。

8年前の今頃、
つまり2007年8月末、
私は㈱商業界代表取締役社長を辞して、
「無印」となった。
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あのころの名刺が、
机のすみに一枚だけ残っていた。
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この時も、実は、
倉本長治の言葉が、
私を元気づけてくれた。

「商人の魂を持ったジャーナリスト」
当時の私の肩書のない名刺の裏に、
「商人の魂」という言葉が書かれている。
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故倉本長治商業界主幹は書いている。
『あきないの心』より「商魂に徹する」

たくましき商魂とは、
他を圧倒するほどの勢力の旺盛さで、
私利追求をする精神のことではない。
真の商魂とは、
人間の永遠の姿に徹する
魂のあり方である。

人間としての商人が、
世の人びとの幸せに合致する営みに徹し、
その幸せが今日のみでなく、
明日の幸せにも通じるような
精神努力に命をかけるのを商魂という。

商いは経済行為であり、
金銭打算なくしては成立しない。
商人はその目的にかなうために必要な儲けを、
自分の報酬と資本の利益のほかに、
かならず確保しなければならぬ。

この儲けは正当なものであり、
積極的な奉仕の精神に合致するのであるから、
これは私利私欲ではなく、
世の人びとのために願う
商人の命をかけての悲願でなければならない。

飽くなき商魂のたくましさは、
かかる性質の利潤を追って、
私なき精神に見るべきなのである。
真の商魂は、
己を正しく評価する勇者にのみ
許される貴重なる精神である。

私は社長4年目の商業界の経営責任を、
予算を上回る決算によって果たして、
任期満了で退任した。

倉本長治は、
同じく『あきないの心』の中で、
「高志低身」として語り掛ける。

諸君はウンと胸を張れ。
深々と思い切り大気を吸え。
外見は腰の低い、
いつも笑顔を忘れない
世のつねの商人であっても、
俺たちはこれまでの商人とは
違うのだという自覚を持て。
どこまでも商人らしく、
おとなしく振舞い、
言葉はなごやかであっても、
心の中では、
烈々の理想を燃やせ。
高い誇りを持て。
いつ、どこへ行っても、
誰の前に出ても
コソコソするなかれ。
諸君は何ごとも
恐れるところはないのである。

恥多き商売の中にあって、
われらは高い誇りを抱いて、
人間として生きる最高の理想を、
自らの商売の中に求め、
商人としての使命が、
他のいかなる仕事、どんな職業、
あるいは宗教、学問、政治などの
あらゆる働きに比べても
寸分も劣らないものであることを
主張し、行動し、実現してもみせよう。

8年前の私は、
商業界から去りつつも、
この気概をこそ、
よりどころにしようとしていた。

それから・・・・・・。

きょうがダメならあしたにしましょ♪
あしたがダメならあさってにしましょ。
あさってがダメならしあさってにしましょ。
どこまでいってもあすがある♪
〈井上ひさし作詞『ドン・ガバチョの明日を信ずる歌』〉

1964年4月6日。
東京オリンピックの年。
NHK人形劇第1回が放映された。
『ひょっこりひょうたん島』

作者は井上ひさしと山元護久。
井上は言わずと知れた劇作家・文学者。
山元は早稲田大学少年文学会に属した、
私たちの先輩。

人形劇の主人公の一人がドン・ガバチョ。
声は故藤村有弘。

目立ちたがりでおしゃべりでうるさい。
権力欲、名誉欲、そして演説好き。
それがガバチョ。

対照的な人物は海賊トラヒゲ。
声は熊倉一雄だった。
ドン・ガバチョには物欲はない。
その分をトラヒゲが受け持って、
トラヒゲ・デパートというスーパーを経営。

いわゆる商魂たくましい商人だが、
なぜか憎めない。

藤村が歌うオペラ風の『明日を信ずる歌』
これは真の商魂を持った、
商人の歌でもあると思う。

最後にはガバチョとトラヒゲが合唱する。

青島幸男作詞・中村八大作曲、
『明日があるさ』は1963年に、
こちらは「若い僕」の、
切ない片思いの歌。

明日があるさ明日がある
若い僕には夢がある
いつかきっといつかきっと
わかってくれるだろ

似ていなくもないが、
ドン・ガバチョはおおらかで、
ほんとうに明日を信じさせてくれる。

これも8年前の私を励ましてくれた。
ほんとうに明日を信じなければ、
生きてはいけない。

そして、商人舎の名刺。
DSCN2971-5
振り返ると、そんな思いが強くなる。

急に涼しくなって、
2015年の夏が終わろうとしている。

〈結城義晴〉

2015年08月28日(金曜日)

「女性活躍推進法」可決とファミマ・ユニーの統合前の「えいっ」

8月も残り4日。
暑い暑い夏だったが、
急に涼しくなってくると、
ひどく名残惜しい。

今週はずっと、
横浜商人舎オフィス。

月刊『商人舎』9月号の
「ヤオコー特集」に全力投球。

その間に、商人舎スタッフは、
7月中旬に開催されたMMSの、
成績発送業務に忙しい。
第7回商人舎ミドルマネジメント研修会。

二度の理解度テストを実施し、
その後、課題レポート提出を求めている。
そのレポートの締め切りは8月7日。
全員この時点で揃うわけではないが、
その膨大なレポートを読み込んで、
SABCDの成績を付ける。

もちろん私も、
スタッフがチェックしたレポートを最後に、
全部読んで採点していく。

それが終了してから発送。
来週初めに本人と会社に届けられる。

9月1日に、その最優秀のS級獲得者を、
華々しく、このブログで発表する。

今回は伏兵企業が現れた。
すごい。

ご期待いただきたい。

さて、今朝、AJSネットワーク到着。
DSCN2960-5
私の連載は、第93回目。
『スーパーマーケット応援団長の
辛口時評』
年間に12回だから、
8年目の後半に入った。

連載が続いているのも、
読者がいるからだ。

ご愛読に、心から感謝したい。

さて、今日の午前中、
参議院本会議で、
「女性活躍推進法」が可決された。
来年2016年4月から制度開始。

ただし2025年度までの
10年間の時限立法。
つまりこれからの10年で、
集中的に女性に活躍の場を提供し、
日本の産業界の在り方を
がらりと変えようという意図を持つ。

この推進法は、
従業員301人以上の企業に、
以下の3点を義務付ける。
第1は、女性活躍に関する状況把握と分析
第2は、数値目標や取り組みを記した
行動計画の策定
第3は、ホームページなどでの情報公開

この中で、二番目の「行動計画」の策定と、
三番目の情報公開は、
企業ごとに、できれば、
数値目標を具体的に提示したい。
その水準は各企業に委ねられる。

「行動計画」には、
以下の4項目の現状把握と分析が必須である。
①採用者に占める女性の割合
②勤続年数の男女差
③労働時間の男女差
④管理職に占める女性の割合
それが一番目の状況把握である。

その上で、改善点や取り組み期間、
数値目標などを盛り込む。

月刊『商人舎』6月号は、
【特集】女性が働きたい店・会社・産業

この特集の巻頭論文で、私は書いた。
「ダイバーシティにおける
女性マジョリティという優位性を有する産業」
それが小売サービス業である。

「先進企業にはさらに
一段の飛躍を求めたいし、
それ以外の大半の企業にも
いち早い取り組みへの
警鐘を鳴らしておきたい」

今回の推進法では、
300人以下の中小企業には、
「努力義務」としているが、
中小企業こそ女性活躍の実態があるはず。

義務化されなくとも、
積極的に遵守したいものだ。

さて、ファミマ・ユニー、
統合合意は先送り。

まあ、予想通り。

コンビニ第3位のファミリーマートと、
チェーンストア3位のユニーグループ。
8月に予定していた経営統合基本合意を、
延期すると正式発表した。

日経新聞の記事は、
ユニーの大型スーパー再建が、
ネックとなっていると分析。

私もそう思う。

しかしコンビニ業態の統合も、
厄介な問題ではある。

日経『経済教室』では、
編集委員の田中陽さんが、
今週、連載を書いた。
「時事解析・コンビニ10兆円時代」

昨日の4回目の連載は、
「寡占と再編進む」だった。

田中陽さんは日経きっての、
敏腕流通記者。
この経済教室の記事は、
スペースも小さく、専門性が薄くて、
ストレスがたまっただろうが、
わかりやすい。

コンビニ業界初の本格的M&Aは、
「80年のローソンとサンチェーン」
ダイエーの中内功さんが主導して、
両社は合併に進む。

ローソンには都築冨士男さん、
サンチェーンには鈴木貞夫さんが、
いたなぁ。

懐かしいなぁ。

「だがシステム統合や、
対等が原則の本部と加盟店の
関係の契約調整に時間がかかり、
合併にこぎ着けたのは89年」

9年かかった。

「98年に資本・業務提携に踏み切った、
サークルKとサンクスが、
合併したのは04年。
ただ、今も屋号は統一していない」

そのサークルKサンクスと、
ファミリーマート。

難しい。

しかしそれ以上に厄介なのが、
総合スーパー業態。

ユニーグループの8割近くの売上げ。
統合後の新会社にとって、
1兆円に近い売上高の収益率が、
現状のままでは合併は難しい。

ファミリーマートは、
総合スーパーを展開していない。

だから「マイナス×ゼロ」。
「≒ゼロ」となって、
計算ではゼロだから、
マイナスよりはいいか。

これは私のブラック・ジョーク。

現場で働く人々も、
会社や店がどうなるか、
気が気ではないだろう。

そんな現場や取引先、
そして顧客の心配を払しょくするには、
何よりスピードが必須だと思う。

基本合意の締結時期について、
ファミリーマート側は、
「1~2カ月後をめどに結論を出したい」

4月に統合に向けた合意の発表をして、
それから5カ月。

統合検討委員会共同委員長は、
ファミリーマート中山勇社長と、
ユニーGHD佐古則男社長。

最後はファミマが存続会社となって、
ユニーGHDが吸収合併される。

「統合が破談になるということではない」
ファミマ側は強調するが、
いざ具体的なプランや数字を描こうとすると、
前に進まないのだろう。

ここまで来たら、
「えぃっ」とやってみて、
あとは本気のプロデューサーに、
任せるしかない。

私はそう思う。

これはジョークではない。

問題は誰が、
本気のプロデューサーなのかだ。

〈結城義晴〉

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