結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年12月19日(金曜日)

12月14日開店の阪急オアシス神崎川店で千野和利会長と遭遇

アメリカ合衆国とキューバ共和国。
隣同士でありながら、
国交が断絶していた。

それが正常化に向かう。

日経新聞の巻頭コラム『春秋』と、
読売新聞の『編集手帳』。

アーネスト・ヘミングウェイの『老人と海
』を、
ともに引用して、かぶった。

キューバの沖合が小説の舞台。
ヘミングウェイ自身、
22年キューバに暮らした。

しかしコラムニストの気持ち、
よくわかる。

これしかないというくらいに、
ぴったりだ。

毎日新聞の『余録』は、
キューバ独立の父ホセ・マルティを、
朝日新聞の『天声人語』は、
映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を、
引き合いに出した。

どちらも米国&キューバのニュースだが、
毎日も朝日も精彩を欠いた。

やはりかぶっても、
ヘミングウェイ。

さて私は、
リーガロイヤルホテル大阪のベッドで、
ひどい宿酔いで目覚めた。

喉がカラカラ。

スラックスを履き、
シャツを着たまま寝ていた。

昨夜は関西コーネル3期生との忘年会。
大阪の新地で三次会まで。

大いに盛り上がったが、
今年一番飲んだ。

ホテル地階のなだ万で、
朝粥定食をいただいて、完食。
氷水を二杯、ほうじ茶を二杯、
味噌汁も二杯。

蘇った。

その後、ギリギリまで、
原稿書きをして、
タクシーで神崎川へ。

阪急オアシス神崎川店。

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12月14日にオープンしたばかり。

阪急電車神崎川駅前の立地。
ワンフロア1400㎡のスーパーマーケット。

やや閉鎖商圏型の立地で、
スタートダッシュはかなわないようだが、
それでも阪食にしかできない売場づくり満載。

店づくりでは、天井をスケルトンにした。
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もう8店目になるというが、
それが開放感を作り出し、
1400㎡とは感じられない快適さ。

そしてそれが、
阪食のポジショニング要件となってきた。
その意味でも日本で最も進んだ店舗だ。

まったく偶然にも、
千野和利会長が来客への対応中で、
私が入口を入っていくと、
すぐに声をかけてくださった。
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千野さんとは、
月刊『商人舎』1月号に関連する会話を交わし、
実に有益だった。

店の案内と説明は、
㈱阪食大阪ブロック長の高木一郎さん。
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カテゴリーごとに、
丁寧に説明を受けて、
大いに納得。

入口脇の地場野菜コーナーは、
もうおなじみ。
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さらにカットフルーツ・コーナーが、
島陳列で設けられていて、
これも最新流行型。
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Kitchen Stageも、
活発な提案ぶりで、
千野さんが提唱するライブ感に溢れている。
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ミート&デリからデリ&ベーカリーへ。
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店舗右サイドのこのコーナーも、
阪食らしい上出来の売場。

ベーカリーに関して、
高木さんに一つアドバイスをしておいた。

今後、どうこなしてくれるか、
大いに楽しみだ。

Can★Doがテナントで入って、
これも美しいショップを構成している。
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もっともっと写真を撮ったし、
説明を聞いたが、
カテゴリー別の売場づくりとマーチャンダイジングは、
ウィークリー商人舎で紹介する予定。

もう、ずいぶんネタが溜まって、
いつ、どう公開しようか迷っているけれど、
阪急オアシス神崎川店は、
二重丸の重要店舗として、
高い評価を付けることができる。

店で働く人たちが、
実に生き生きとしていて、
それが強い印象として、
心に残った。

阪食のポジショニング。
もうすでにかつてのクイーンズ伊勢丹を、
凌駕して、我が道を突き進んでいる。

このあと、新大阪から京都へ向かい、
イオンモール京都桂川へ。
ゆっくりとモールを歩いて、
その後、横浜まで帰ってきたが、
この模様は明日のブログに書こう。

今週は寒い寒い大阪で、
疲れきった。

『老人と海』の主人公は、
老漁師サンチャゴで、
まず巨大なカジキマグロと格闘し、
次にそれを狙ってきた鮫と死闘する。

その後の老漁師の疲れと眠りこそ、
この小説が描こうとしたものの一つだが、
今週の私の疲れは、
あのサンチャゴほどのものではないと、
自分に言い聞かせた。

〈結城義晴〉

2014年12月18日(木曜日)

ライフ北畠店とヤオコー川野澄人社長懇談会+関西コーネル会

寒波に覆われつつ、
大阪に3泊4日の3日目。

昼のあいだは、
ホテルに缶詰で、
原稿書き。

長編8000字。

夕方、御堂筋線に乗って、
西田辺へ。

それからライフコーポレーションの新店へ。
セントラルスクエア北畠店。
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2層3315㎡の売り場面積で、
初年度31億円の売上高を見込む。

11月19日オープン。
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セントラルスクエアとしては、
昨年11月20日オープンの西宮原店についで、
第2号店。

ちょうど1年ぶりのセントラルスクエア。

1号店が新大阪駅に近いビジネス街出店だとすると、
今度は、大阪の南の生活圏店舗。

周辺は高齢者が多く住み、
1人世帯もマンションも多い。

しかもライフの比較的に小型の4店舗に囲まれた、
ドミナントの真ん中に進出。

だからこそ、
セントラルスクエアの新フォーマットが、
活きる。

ドミナントエリアが厚くなってくると、
マルチ・フォーマットでなければ、
高いシェアを確保することはできない。
ここのところのライフの新店は、
実に進化・洗練されてきた。

それがこの店にも存分に発揮されていて、
特に1階食品売り場は上出来。

ただし、自社内競合もあるし、
オープン1カ月の年末商戦突入ということもあって、
静かなスタートとなったようだ。

この店についても、
どこかで書かねばならない。

私がライフ北畠店を訪れている頃、
埼玉県川越市では、
ヤオコー川野澄人社長の年末懇談会。

在京の記者たちが、
ヤオコー本社に集まった。

司会は下池周子広報室長。
ヤオコー唯一の女性管理職。
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その下池さんの仕切りで、
はじめに川野社長の顔写真撮影。
この状態。
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こちらを向いてスマイルしてもらって、
パチリ。
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懇談会は、1時間ほど。
今年の総括と来年の取り組みについて、
丁寧に話してくれた。

今期はヤオコーの第7次中期計画の、
最終年度に当たる。
初期計画の売上高2690億円を、
3000億円に上方修正するほど、
業績は極めて快調。

消費税増税の影響も微小だった。

一方で新社長の下、
マネジメント改革も進む。
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川野さんは、
「ポジショニング」という言葉を使って、
ヤオコーの戦略を語った。

「アウトスタンディングなポジショニング」。
今年の流通業界の流行語大賞だろうか。

しかしヤオコーこそ、
アウトスタンディングなポジショニングを、
しっかりと獲得している。

その詳細は、
『商人舎magazine』に掲載しよう。
乞う! ご期待。

記者との質疑応答もあり、
懇談会は2時間ほどになった。

懇談会が終わる頃、
私は大阪の新地で、
関西コーネル第3期生の忘年会。

コーネル大学RMPジャパンは、
2008年10月に第1期がスタートして、
第2期、第3期とどんどん活性化されていった。

副学長の私は、
その年度ごとの特徴を捉えて、
各期にネーミングした。

伝説の第1期、
奇跡の第2期、
そして実行の第3期。

関西から多くの企業が派遣してくれて、
見事に学んだ。
そしてみんな、重要な地位についた。

その関西のコーネル・ジャパン第3期修了生たちと、
したたか、飲んだ。
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右から、㈱阪食のブロック長・廣田亘さん、
㈱キョーエイ前常務の森雅之さん、
㈱いかりスーパーマーケット社長の行光恒夫さん。
そして三井物産㈱からコノミヤに出向して、
執行役員経営企画室長の小林将人さん。

森さんは、
第3期生のなかで「顧問」と呼ばれ、
一目も二目も置かれた存在。
現在はキョーエイを退任し、
オフィス・ヒューマンプラス代表。

私はコーネル・ジャパンを、
産業内大学と位置づけて、
どこにも偏らないニュートラルな存在にした。
だから受講生・修了生は呉越同舟。

そして心の交流をしている。

私は第3期をもって、
コーネル副学長を退任したから、
第3期生と一緒。

だからというわけで、
3次会までいって、
飲んで歌って語り合った。

どのくらい飲んだかというと、
このくらい。
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飲みすぎて、久しぶりに宿酔い。

しかし、関西はいい。
不思議に馴染む。

楽しかった。
ありがとう。

〈結城義晴〉

2014年12月17日(水曜日)

スーパー大栄イズミ子会社・リベラル自己破産と「より良く生き残れ!」

異常に発達した冬の低気圧。
北海道・東北・北陸。

大雪・大嵐、大荒れ。

お見舞い申し上げたい。

私は昨夜から大阪。

こちらも異常な寒波に覆われ、
ニューヨークより寒い。

夕方、小さな会合。

㈱平和堂の幹部の皆さんと、
三菱商事㈱関西食料部の皆さん。
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右から平和堂の夏原陽平さん、
三菱商事の毛利信作さん、
平和堂の福嶋繁さん、藤田和生さん、
三菱食品の山本泰生さん、
三菱商事の奥村樹さん。

夏原さんは営業推進室長兼経営戦略室統括、
福嶋さんは執行役員食品統括兼一般食品事業部長、
藤田さんは経営戦略室室長。

毛利さんは関西支社食料部長、
奥村さんは関西支社食料部地域戦略推進室長代行、
山本さんは関西支社長。
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盛り上がった。

山本さんは、
カスタマーコミュニケーションズ㈱の、
創業メンバー。

奇遇です。

さて年の瀬のニュース。

デイリー商人舎に掲載したが、
スーパー大栄イズミ子会社化と
リベラルスーパーチェーンの自己破産

スーパー大栄は、
福岡県のローカルチェーン。

今年9月には、レッドキャベツが、
イオンの連結子会社となった。
年商307億8900億円・41店舗のスーパーマーケット。
山口県下関市に本部を置いているが、
山口県は8店舗で、福岡県22店舗。
長崎県7店舗、佐賀県2店舗、熊本県2店舗。

そのレッドキャベツに続いて、
スーパー大栄がイズミの子会社に。
年商230億円・31店舗。

アメリカ全土のほとんどのローカルチェーンは、
クローガーかセーフウェイかに買収されて、
二色に色分けされてしまった。

残るはHEBやウェグマンズなど、
際立つ個性を持つ企業ばかり。

日本の九州の北半分が、
そんな様相を呈してきた。

これはこれで必死の生き残り戦略だ。

私は言い続ける。
「より良く生き残れ!」

しかしリベラルスーパーチェーンは悲惨だ。
自己破産。

なんとか民事再生や会社更生に、
向かう考え方もあっただろうが、
それもできずに倒産した。

1959年に淡路島の洲本市で、
「淡路主婦の店」として開店。

創業者の西岡茂さんは有名な人で、
現在のオール日本スーパーマーケット協会の、
前身の協会の初代会長。

1985年オープンのリベラル三原店は、
ショッピングセンター・パルティ内に開店し、
当時の関西スーパー方式の代表店舗の一つだった。

私も淡路島に取材に行ったことがある。

イオンが来ようが、
マルナカに攻められようが、
びくともしなかった。

しかし徐々にイノベーションの気風が、
喪失されていったのだと思う。

2006年には、
オール日本スーパーマーケット協会を脱し、
シジシー・ジャパンに加盟。

さらに2008年に一挙に4店舗を開店した。
リベラル岩屋店・都志店・五色丘店・鮎原店。
しかし、これが最後の決定的な経営判断ミス。

その負債負担が大きかったのだろう、
5期連続の最終赤字の挙句、
自己破産の道を選ばざるを得なくなった。

しかし「リベラル(liberal)」とは、
自由主義のことを意味する。

いい名前だ。

従来の権威から自由であること。

自由であり続けようとして、
自己破産を選んだのか。

まことに皮肉な結果となった。

それにしても働く人たちが、
今後、どうなるのか。
心配だ。

マルナカが一部店舗を継承するらしいが、
是非とも、雇い続けて欲しいと願う。

それができなければ、
リベラルもへったくれも、
あったものではない。

こんな時にはいつも思う。
共同仕入れやボランタリーチェーン、
あるいはコーペラティブチェーンは、
どんな役割を果たすのだろう。

こんな時こそ、助け合い。
それができないから、
安定資本の傘下で、
生き残る道を選ぶ。

あるいは自己破産。

くれぐれも言っておきたい。
「より良く生き残れ!」

どんな企業も、
どんな組織も、
肝に銘じなければならない。

〈結城義晴〉

2014年12月16日(火曜日)

マーケット・チャレンジャー不在の日本政党政治とROI経営

日曜日の衆議院選挙。
最後の当選者は、
元首相
菅直人だった。

朝日新聞デジタルが、
15日月曜日の午前3時12分に配信している。

改めて知って、これには笑った。

民主党・菅直人68歳。
東京18区。

小選挙区で敗退、
しかし比例代表で復活当選。

2012年の前回衆院選でも、
比例復活。

復活常習者。

まあ、惜敗率で届かず、
比例代表でも敗退した代表・海江田万里よりも、
ちょっとよかったか。

その民主党の次期代表選出。
民主党中心の自主再建か、
はたまた野党再編で新党づくりか。

焦点はここに至った。

新聞各紙が、
社説や政治欄、巻頭言で民主党再生について、
それぞれ言及。

政権交代可能な二大政党制を、
メディアも望んでいる。

しかしそれに応えられない民主党に、
歯がゆい思いを持っている。

そんな感じか。

国民の心情と近いのかもしれない。

その民主党の代表選挙。
三つの方法がある。
第一が両院議員総会で国会議員の投票で選出
第二が臨時党大会で国会議員や県連代議員が投票
第三が臨時党大会で党員・サポーターも投票に参加

第一が一番つまらない。
第二もダメ。
第三がいい。

いっそのこと、
国民自由参加にしてみたらどうか。
こっちのほうが面白いかもしれない。

マーケット・リーダーの自民党。
あとはマーケット・フォロワーと、
マーケット・ニッチャー。

マーケット・チャレンジャーのいない、
日本の政党政治。

面白くはない。

だから投票率も下がる。

さて与党圧勝を受けて、
すぐさま電源開発㈱が、
建設中の青森県大間原発に関して、
新規制基準の適合性審査
原子力規制委員会に申請。

電源開発は、
日本最大の卸電気事業者。
国の特殊会社から、
2004年に民営化され、
東証一部に上場。

昨年7月に新基準が施行されたあと、
建設中の原発の申請は初めて。
2021年度中の運転開始を目指している。

それにしても露骨なやり口。

原発問題は選挙戦中に、
議論されたのか。

自民圧勝で、
これは暗黙の承認がなされたのか。

やはり市場には、
マーケット・チャレンジャーが必須だし、
政界には、
政権交代可能な第二極が必要だろう。

さてもうひとつの驚き。
黒川紀章建築都市設計事務所が、
民事再生手続きを申し立てた。

負債総額は12億円。
2014年6月期売上高は2億4000万円。
従業員14人。

まあ、一目見て、放漫経営。

黒川さんは2007年に、
73歳で逝去している。
ちなみに夫人は女優の若尾文子。

昨日、商人舎を、
プログレスデザインの面々が、
わざわざ訪ねてくれたが、
彼らもやはり設計事務所だ。
こちらは代表取締役に西川隆さん以下、
みんな元気で、
黒川紀章事務所のようなことはない。

どんなに名前が通った会社でも、
どんなに規模が大きな会社でも、
投資して回収するという経営が、
行き詰まったら潰れる。

小売業でも、
出版社でも、
設計事務所でも、
コンサルタント会社でも、
それは肝に銘じなければいけない。

会社を潰れそうにしておいて、
自分の個人会社だけ、
密かに儲けているなんてのもあるが、
それは道義上も、断じて許されない。

さて、今日も朝から、
横浜の商人舎に来客。

まず、㈱寺岡精工の三木桂さん。
営業ポータル部長。

そこへ㈱ロピア取締役の福島道夫さん。

合流して、情報交換。
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福島さんは新店開発の際の、
ROIの重要性を強調した。
ROIはreturn on investment、
投下資本利益率。

注目のロピアだが、
その経営思想は極めてユニークであるものの、
どんどんウォルマートやトレーダー・ジョーに、
近づいてきた。

今年度も十二分の成長。
それも健全な成長。

よし、よし。

今月の㈱商業界『食品商業』誌で、
断りもなしにロピアが調査され、
取り上げられているが、
それもあまり気にかけてはいない。

ただし、加工食品などの売価が掲載されると、
ロピアよりもメーカーに圧力がかかって、
そのメーカーは大いに迷惑を被る。

そのあたり、メディアとしても、
配慮が必要だろう。

三人で写真。
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その後、夕方、
私は新幹線で大阪入り。

福島あたりで火事。
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消防車が多数、繰り出して、
消火に務めた。
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今日は結城義晴つれづれ日記。
全国的に大荒れの冬の天気。

明日が心配だ。

〈結城義晴〉

2014年12月15日(月曜日)

商品に語らせよ、商品を威張らせよ。代議士を威張らせるな。

Everybody! Good Monday!
[2014vol49]

あと2週間と3日。
2014年が終わる。

2014年第50週。

それでも落ち葉が残っている。

新鮮なアングル見付け落葉踏む
〈朝日俳壇より 横浜市・込宮正一〉
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この時期、妙に、
小さな虫などの動きに、
気づいたりする。
綿虫の小さな息とすれ違ふ
〈同 いわき市・坂本玄々〉

そして、私もこれ。
膝に来て寝そべる猫や夜の長き
〈同 霧島市・岩元驥〉

さて、第47回衆院選投票率。
小選挙区が52.66%、
比例代表は52.65%。
戦後最低を記録。

従来の最低記録が前回の2012年衆院選。
今回はさらにそれから6.66ポイントのダウン。

私は史上最低の選挙だったと思う。
地域別の偏りはなかった。
すべての都道府県で、
前回衆院選を下回った。

自民党・公明党の与党圧勝。
共産党も躍進した。

このうち期日前投票者数は、
小選挙区で1315万1966人。
全有権者数に占める割合は12.6%。

2012年の前回衆院選に比べて、
9.2%増。

これだけでも、
日曜日に働く小売サービス業従業者が、
投票に行ってくれたのだと勝手に類推して、
ちょっとだけ満足しよう。

42都道府県で期日前投票が増加。

宮崎県32.7%、岐阜県22.5%、新潟県22.1%。
期日前投票が減ったのは、
徳島、鹿児島、愛媛、和歌山、大阪。

ああ。

さて自民党。
小選挙区295のうち223議席獲得。
76%の議席。

有効投票総数は5293万票で、
自民党は2552万票。
つまり得票率48%。

有権者全体に占める得票割合は、
4分の1の25%。

この自民党の得票数は、
前回衆院選より12万票の減。

朝日新聞の『天声人語』。
「勝利すなわち白紙委任ではないことを、
お忘れなく願いたい」

忘れるはずはない。
無視するかもしれないが。

毎日新聞社説のタイトル。
「『冷めた信任』を自覚せよ」

日経新聞の『春秋』。
「『いまなら勝てるから』と
師走選挙に踏み切った安倍政権も、
政権に思うがままを許した野党も、
『棄権』という名の権利を謳歌した有権者も、
民主主義には責任がある」

戦後史上最低の投票率は、
私たち全員に責任がある。

もちろん今、
長期政権が必要であることは、
論を待たない。

しかし、私は、
「より良く生き残る」ことを、
主張し続ける。

見苦しく生き残ったり、
悪く生き残るのでは、
まったく意味がない。

より良き長期政権が、
正々堂々の長期政権が、
私の望みだ。

さて選挙が終わって、
12月の商人舎標語は、変わる。

月刊『商人舎』の巻頭言。
[Message of December]

商品に語らせよ!

並べる。
積む。
見せる。
奨める。

ものではなく、
ことを売る。
とはいうものの、
売るのは商品そのもの。

それぞれの商品には顔がある。
その商品のいちばん良いところ。
いちばん美しいところ。
いちばん個性的なところ。

ひとりひとりの人間の顔が、
それぞれに異なるように、
商品一品一品にも、
それぞれに良い顔がある。

その商品の顔を見定める。
そして顔を見せる。
顔を揃える。
顔を訴える。

顧客が喜んで買ってくれるように、
商品に語らせよ。
商品を主役にせよ。
商品のストーリーを主張せよ。

サインやパネル、
ショーカードやPOPは、
あくまで脇役。
後ろに控えさせろ。

まず商品に語らせよ。
商品を主役にせよ。
商品のストーリーを主張せよ。
商品を威張らせよ。

〈結城義晴〉

これから2週間と3日。
無呼吸泳法で、
大晦日まで駆け抜ける。

その際、主役は商品だ。

商品に語らせよ。
商品を威張らせよ。

投票率史上最低の中で、
どさくさ紛れに当選した代議士たちを、
威張らせるわけにはいかない。

最後に今日のできごと。
朝から来客多数。

まず、㈱KADOKAWAのお二人。
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矢内博一さんと鯨岡純一さん。
あの角川書店がいま、
KADOKAWAに変わって、
かつての中経出版もその傘下にある。

ブランドが残されていて、
二人は「中経出版ブランドカンパニー」、
第2編集局第1編集部。
矢内さんはその部長。
鯨岡さんはビジネス書担当。

様々な情報交換と、
互いの提案。

面白かった。

昼は、横浜高島屋の今半。
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もちろんすき焼き。
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商人舎協力スタッフをお迎えして、
忘年会。

雑誌デザイナーの七海真理さん、
Webコンサルタントの猪股信吾さん、
Webデザイナーの田中翔太さん。

仲居さんが手際よく焼いてくれる。
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私ももちろん、堪能した。
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最後の締めは、
ふわ玉ご飯。
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これがたまらない。

ランチのあとは、
商人舎magazineのWeb会議。
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私は3カ月ぶりの出席。

そして全員で写真。
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私の右隣が、
facebookコンサルタントの内田憲一郎さん、
それから猪股さん、田中さん。
私の左は㈱プラージュの谷ツ田一成さんと、
久田裕子さん。

活発な論議、
積極的な提案。

ありがとう。

そして夕方、
㈱プログレスデザインの面々、来訪。
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右から東京分室長・根本薫一さん、
取締役営業部長・柳本浩三郎さん、
代表取締役プロデューサーの西川隆さん、
そしてデザイナーの成松由理佳さん。

アメリカや日本の最新店舗の話題で、
大いに盛り上がった。

西川さんとは、
来年、コラボレーションします。

ご期待下さい。

しかし今日も、
千客万来。

ありがたい。

みなさんの店にも、
千客万来をおすそ分け。

商品に語らせよ。
商品を威張らせよ。

代議士には、威張らせるな。
真の仕事をさせろ。

では、みなさん。
今週もGood Monday!

〈結城義晴〉

2014年12月14日(日曜日)

ジジと選挙の日[日曜版2014vol51]

ジジです。
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さむいさむいといわれたけれど、
日がさすと、あたたかい。
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きょうは、選挙の日。
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選挙に行こう! 投票しよう!!
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おとうさん、ずっと、
うったえた。

でも、きょうは、いちにち、
おうちにいました。

ボクは、かおをあらっていた。
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そうしたら、ひさしぶりに、
ブラシをかけてくれた。
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せなかが、きもちいい。
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耳のうしろが、すき。
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首のところも。
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でも、あんまりながいのは、
きらいです。
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もう、おわりましょう。
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選挙がおわると、
すぐにクリスマス。
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いちごフェア。
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レジのおねえさんも、
いそがしい。
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そのあとは、
お正月。
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昨日、おとうさんは、
ゼミ生のアダチさんから、
プレゼントをもらった。
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これです。
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ドーナツ。
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それをいつもいく、
セブン-イレブンのひとたちに、
おすそわけ。
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いつもありがとう。
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年の暮れは、
ひとのこころのあたたかさが、
かんじられるときです。
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ことしは、
よい年でした。

日本の政治にとっては、
どうだったのでしょう。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年12月13日(土曜日)

期日前投票と谷川俊太郎の詩「1対1」

明日の日曜日は、
第47回衆議院選挙。

選挙に行こう! 投票しよう‼

私自身、これまでの人生で、
一度も棄権したことがない。

人類の歴史を振り返るまでもなく、
それは人間としての、
最低の責務だと考えるからだ。

期日前投票に行ってきた。
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私の場合、横浜市港北区総合庁舎。

その3階。
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この中の小さな部屋が、
期日前投票所。
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まず小選挙区投票。
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そして比例区投票と、
最高裁判所裁判官国民審査。
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日経新聞社説で取り上げたのが、
「意義ある国民審査にするために」。

最高裁の裁判官は15人いる。
任命された後の最初の衆院選の際に、
国民審査を受ける。

今回は5人が対象。

1949年以降、22回の国民審査があった。
そして延べ167人が審査を受けた。

罷免された裁判官はいない。

国民に関心が薄いからでもある。

国民審査の公報は各戸に配られる。
だから有権者は、少なくとも、
それに目を通して臨むべきだろう。

昨日のポリタス朝日デジタルに、
谷川俊太郎さんの詩。

「1対1」

事前投票に行った
空いていて気持ちよかった
立ち会いの女性たちに優しくされた
会ったことのない
たった一人の名前を書いた
書いた責任上
自分の名前もサインすべきだと思ったが
無効になりそうだからやめた
投票は数で決まる
でも詩は数で決まらない
質で決まる
作者と読者が1対1だ
投票も私と候補者が1対1だ
と勝手に考えて帰ってきた

82歳の谷川さんも行ってきた。
だから、
選挙に行こう! 投票しよう!!
さて今日は昼頃から、
横浜商人舎オフィス。

立教大学大学院の結城ゼミ5期生が、
集まってくれた。
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第一陣は、
右から塩田木綿子さん、
倉内和博さん、
李ヨンギョンさん。

そして第二陣。
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右から山﨑亮さん、
倉内さん、
そして足立幸一さん。

みんなが持っているのが、
修士論文集。
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結城ゼミの1期生から5期生まで、
全30名の30の論文集。
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ゼミ生ひとりひとりの
人生が凝縮された論文、
私にとっても貴重な宝物。

私はゼミをチームで運営した。
だから合宿主義など、
様々な手法を採用した。

それは成功して、
ゼミ生同士のコミュニケーションは高まり、
成果を上げた。

しかし私たちは最後には、
「1対1」で論文に取り組んだ。
教授と院生の1対1の取り組み。

そして論文も詩と同様、
数では決まらない。
質で決まる。

最後に残ったメンバーと、
横浜の「魚寅」で一献。
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一献は、
1対1もいいし、
2対1も、
3対1もいい。

5対1、
6対1、
7対1も、
それぞれに、いい。

〈結城義晴〉

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