結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2009年08月08日(土曜日)

平富郎&結城義晴・富士登山記②八号五尺までの「無茶と無理」

2009年8月6日、木曜日。朝7時50分。

㈱エコス代表取締役会長・平富郎さんの立川のご自宅集合。
立川
右から平さんと結城義晴。
そして金営修さん、中西学さん。
撮影は、㈱エコス管理部秘書担当の森近利恵さん。

金営さんは、エコスの創業期の経理部長で、現在、税理士。
中西さんは、エコス開発部の若手で、
富士登山十数回の登山家。

平さんは、満70歳にして、
富士登山六度目のチャレンジ。

結城義晴は、中学・高校時代に、毎年、
金峰山、八ヶ岳など登っていたが、
大学1年の秋、早稲田100キロハイクで完歩したものの、
膝を痛めて、その後、山歩きなどから遠ざかっている。

さて、いかに。

不安はよぎるが、車で中央自動車道から、
富士スバルライン吉田口まで、
高速道路を走るうちに気分は高揚。

「心は燃やせ、頭は冷やせ」  
一昨年の「結城義晴標語」が頭に浮かぶ。

そして霧のなかの富士吉田口五合目。
1
もうこうなったら、「やるっきゃない」
ちょいと古いが、旧日本社会党・土井たか子的気分。

「志定まれば、気盛んなり」  
昨年の「結城義晴標語」で吉田松蔭的決意。

五合目の店のなかで、最後の調達。
2
店のなかの平富郎、俄然元気。
3
店と称するものの中に存在すると、
「商人」の血が燃える。

私は、この売場で、おにぎり3個調達。
4
梅干し握りが一つと昆布握り二つ。

五合目は標高2305メートル。
5
ここから3776メートルの富士山頂まで、
1471メートルの標高を登る。

「無茶はせず、無理をする」  
これぞ、今年の「結城義晴標語」にして、
今年の「商人舎標語」。

期せずして、平さん、同じようなことを言った。

そして、出発。
と思ったら、篠突く雨。
全員が合羽をまとって、出発。
11:30。

豪雨の中を30分。
黙々と歩く。

そして雨があがって、12:07。
最初の休憩。
6
皆、ちょっとほっとした。

ここで、私は梅干しのおにぎりをひとつ、食べた。
平さんは、奥様手握りのおにぎりをふたつ、食べた。

さらに、黙々と歩き、
歩いては、休み。
9
こんな勾配の道を登って、六合目に到着。
12:31。
7
まだまだ元気そう。
しかし、最初の豪雨のなかの登山で、
全員の体力は消耗していた。

若い中西さんを除いて。
8

六合目は、この混雑ぶり。
10

4つある簡易トイレも満員行列。
一回100円。
富士登山には100円玉が不可欠。

見上げると、まだまだ先は見えない。
11
そしてまた、黙々と歩き、
歩いては休み、休んでは歩く。

下界の景色が、少しずつ広がってゆく。
12
神奈川方面の景色。
うっすらと相模湾が浮かぶ。

吉田口七合目到着。
14:09。
7goume
七合目から八合目までが長い。

歩いては休み、休んではまた歩く。
この繰り返し。
ツアーでの登山ではないので、
自分たちのペースで歩く。
中西さんが、きちんきちんと時間を見て、
ペースを計算する。
基本的に70歳の平富郎ペース。
それが満60歳の金営修、56歳の結城義晴にも、
とても助かる「良いペース」だった。
しばらく歩くごとに、山小屋がある。
これがまた、助かる。

勾配は、この角度。
2

15:36。
中西さんは、エコス本社・森近さんに連絡の電話。
1

七合目のこの山小屋付近も、
この混雑ぶり。
3
ここで、泊まる人もいる。
私たちの第一日目の目標は、
八号五勺の御来光館。
富士登山の最高度の山小屋。

また登っては、休憩。
もう雲界は、足の下。
山梨方面の景色。
写真真ん中ちょっと上に、かすかに河口湖が見える。
4
そしてまた山小屋。
16:03。
5

こちらは、真下の静岡方面。
6

16:04。
休憩中の平さん。
7

さらにさらに歩いて、登って、
八合目に到着。
17:14。
8
標高3100メートル。
3000メートルを超えたら、
空気が薄くなってくる。

八合目からの静岡方面景色。
9

ずっと右を見渡して、
神奈川方面。
10

見上げても、先は長い。
12

そして急勾配が続く。
11
草も少なくなってくる。

少し登ると、山小屋の屋根が見える。
13

そして雲界。
14

このあたりから、岩登り。
15

そして山小屋からの下界。
16

比較的元気を取り戻した。
17

さらに、黙々と登る。
ときどき下を見下ろして、
どのくらい登ってきたかを、
確認する。
18

八合目の「八大龍神」。
落石避けの壁。
19

霧が晴れて、山小屋の屋根越しに、
南アルプスの尾根が見える。
20

真下を家族連れ。
21

登山者の隊列は続く。
22

岩場を抜けて、砂利道に。
わが平隊のペースは変わらない。
23
これがとても良かったし、
富士制覇の秘訣。

勾配は、ますます急になる。
24

黙々と歩んできた道。
25

平富郎70歳。
ただひたすらコツコツと地道に歩く。
25
これがエコスという会社をつくった。
この地道さには、頭が下がる。
だから私も頑張った。

「無茶をせず、無理をする」  

ただし、「無理」とは、
ひたすらコツコツとした一歩を積み重ねることによって、
実現されるものだ。  

「無茶」とは、
一足跳びに結果を求めてする暴挙。  

地味な一歩一歩が「無理」を現実のものとして、
「無茶」をする者を、
いつの間にか追い抜いてしまう。

急勾配の岩場と下界の眺望。
26

下には、登山者の列。
27

18:25。
標高3200メートル、八合目白雲荘。
8goume

さらに15分登って、
鳥居が見えた。
1

富士山天拝宮の宮司が出迎えてくれた。
2
少しずつ暗くなってきた。

さらにさらに、私たちは登らねばならない。
暗い中でも、
地味な一歩一歩を、
積み重ねなければならない。

ここで平富郎の一言。
「日が沈んでしまったら、
もうそれ以上暗くはならない」  

本八合目、富士山ホテル到着。
3
標高3400メートル。
もう真っ暗。
19:21。
下界の夜景をバックに、
満足げな結城義晴。
4

神奈川方面の夜景のなかたたずむ金営修。
5

そして小さな一歩を重ねた平富郎。
6
しかしこれで終りではない。

最後のひと踏ん張り。
歩いては休み、休んでは登る。  

20:04。
八合五勺の私たちの宿泊所・御来光館到着。
標高3450メートル。
そこからの神奈川方面の夜景。
7
相模湾に月明かりが反射して美しい。

都合8時間36分。

私たちは「無理」を実現させた。
小さな一歩一歩で。
歩いては休み、休んでは登って。

夜景を見ながら、つくづくと思う。
「無茶はせず、無理をする」  

<つづきます。結城義晴>  

2009年08月07日(金曜日)

平富郎&結城義晴・富士登山記①山頂からのモバイル速報

asahi
いま、富士山頂。  

㈱エコス会長の平富郎さんのお誘いで、
人生初の富士登山。 

平さんは、なんと六度目。
そして今、70歳。
去年、69歳で富士を制覇し、
連続チャレンジ。

私も、
その心意気にうたれて、
同道。

富士山頂からのブログは、携帯電話から。

だから、写真でお届けしよう。

8合目

五合目から激しい雨に、
六合目、七合目、八合目と、
何度も雨に降られた。
買ったもの、持ってきたものが、
みんな役にたった。 

雲界抜けて。
雲

雲の上。
山頂

山頂到着2009年8月7日、午前5時15分。  

富士山に、
一度も登らぬ馬鹿。
二度登る馬鹿。  

私は、最初の馬鹿は免れたが、
次の馬鹿にはなってしまうかもしれない。

富士に登ると、人生観が変わる。

そのとおり。

今年の標語。
無茶をせず、無理をする。  

富士登山では、
これが必要。

<結城義晴>  

2009年08月06日(木曜日)

セブン-イレブンに求められる社会的マーケティング・イノベーション

64年前の今日、
広島に原爆が落とされた。
決して、忘れてはならない事実。
そして今、自分の周りに平和があることを、
感謝する日。

平和だから商業が繁栄する。

戦況のなかの商業と比べたら、
不況など、なんのことはない。

さて今日から2日間、私の夏休み。

富士山に登る。  

明日の朝の富士山頂からのご来光。

このブログの読者の皆さんに、
写真でお届けする予定。
お楽しみに。

ただし携帯電話からのもので、
富士の雄大さは描けない。

カメラマン結城義晴の写真は、
今週の土曜日8月8日から順次、お届けの予定。

さて、セブン-イレブン・ジャパン。
昨日の5日、排除措置命令の受け入れを公正取引委員会に報告。
公取委からの回答となる改善策の柱は、
値下げの手順を決定し、加盟店に示すこと。

その中身は、主に2点。
①値下げは販売期限の1時間前を目安に始める。
②仕入れ原価を下回る価格で加盟店が販売した場合には、
 損失は加盟店が負担する。
ただし、例外的に不測の事態が発生した場合、
本部が一部を負担する場合もある。

セブン-イレブンは、コメントを発表した。
「加盟店との信頼関係をより一層強固にするよう経営努力を続ける」
加盟店に対して、値下げの手順を定めたガイドラインの説明を始めた。

一方、セブン-イレブン・ジャパンの加盟店オーナーの一部が、
労働組合を設立し、設立大会を開催。

オーナーが労働組合結成というのも違和感はあるが、
これは、「フランチャイズチェーン法」の制定を目指すもの。

コンビニエンスストアとそのフランチャイズチェーンのシステムに、
決定的な時代の分岐点がやってきている。

コンビニエンスストア業界には、
一堂に会する機能がない。
「コンビニ協会」がない。

わずかに日本フランチャイズチェーン協会のなかに、
コンビニ部会があるだけ。

これでは、コンビニエンスストアの問題点が浮かび上がらないし、
さまざまな議論も展開されにくい。

世間知らずになってしまうし、
業界全体が政治的ノンポリになりやすい。

それはコンビニ・オーナーの労組結成などにつながった。

今日から、セブン-イレブンは、
おにぎり値引きセールを始めた。

100円でおにぎりを売りまくる。

セブン-イレブンは、商売には、極めて熱心で、
積極的だ。

しかし、社会性は、残念ながら、希薄だ。

それが、最近、問題として噴出した。

マーケティングの段階的概念。
①生産コンセプト
②製品コンセプト
③販売コンセプト
日本の小売業には、いまだ、
販売さえ上手にすればいい、といった考え方が強い。
そのために、商品が大切だし、
それを生産する仕組みも重要だ。

しかし、④マーケティング・コンセプトが登場し、
セブン-イレブンは、「消費者心理学」を導入して、
どこよりも巧みにマーケティング展開を図った。

ただし、⑤社会マーケティング・コンセプトが、
最終段階として登場する。

現在は、まさしくこの段階だ。

ドラッカーは『マネジメント』のなかで言う。
「企業の目的は、顧客の創造である。
従って企業は二つの、そして二つだけの基本的機能を持つ。
それがマーケティングとイノベーションである。
マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす」

そしてマーケティングも革新される。

いま、社会的マーケティングへと、
イノベーションが進んでいることを、
知らねばならない。

<結城義晴>  

2009年08月05日(水曜日)

「人間の心を大切にする経済学」と「社会共通資本」

7月の「ユニクロ」、国内既存店売上高が、
前年同月比4.2%マイナス。

とうとう来たか、の観あり。

前年同月比割れは、それでも9カ月ぶり。

最大の理由は、天候不順。
梅雨明けが遅れ、一部地域に豪雨があって、
既存店客数0.3%マイナス、客単価3.9%マイナス。

Tシャツ、ポロシャツなど夏物が伸び悩んだが、
肌着など低価格品は売れた。

「最良のベーシック」。  

もうひとつ、「ブラトップ」など、
新開発製品はヒットを続けるが、
08年7月の実績11.9%増の反動で、
既存店マイナス4.2%。

このユニクロの動静は、
全需要の代表として、
他の分野でも注目しておきたい。

最良のベーシックの盆商戦である。

さて8月3日、清里・清泉寮。
清里
「結城ゼミ合宿」からその足で、
小海線を小諸方面へ。

八ヶ岳がそびえる。
hatugatake

そして、日本最高度の駅・野辺山へ。
nobeyama

佐久平で新幹線に乗り換え、軽井沢へ。

恒例の「トリマス会」。

エクシブに宿をとって。

部屋に落ちついて、ひと段落。
ki

主催者の㈱とりせん会長・前原章宏さんと、
サミット㈱社長・田尻一さん。

㈱スーパーアルプス社長・松本清さんと、
㈱千葉薬品社長の神崎彰道さん。

そして、㈱関西スーパーマーケット社長・井上保さんと私。

交流とディスカッション。

オール日本スーパーマーケット協会会長の荒井伸也さん。
もちろんコーネル大学RMPジャパン首席講師。
㈱田子重会長・曽根冷三さん。
zenin
さらにあづま食品㈱社長・黒崎英機さん、
フジッコ㈱社長・福井正一さん、
そして㈱土佐屋商店社長・中津直三さん。

みんな揃って、写真。

この会合で話題になったことの一つ。
宇沢弘文氏が地球環境国際賞「ブループラネット賞」を受賞。

東京大学名誉教授の宇沢先生は、
環境問題を経済学の視点から分析しつづけた。
そして「社会的共通資本」の概念に至り、
それを提唱している。

「環境」は現在、バブル気味。
しかし宇沢先生は、1972年に、「社会共通資本」の概念を打ち出した。
これが、地球温暖化対策を考える上で極めて重要な概念となる。

「自然環境、社会環境を経済理論のなかにどう取り込むか」
それが社会共通資本となる。

さらに宇沢先生は、「人間の心を大切にする経済学」を信念とする。

この考え方は、トリマス会のメンバーに共感を与えた。
私も、もちろん。

「人間の心を大切にする経済学」
とてもよい。

<結城義晴>  

2009年08月04日(火曜日)

清里・清泉寮での「結城ゼミ合宿)食い倒れと勉強・研究・議論の成果

百貨店の7月売上高速報値。
日経新聞の調査。

三越伊勢丹ホールディングスグループ。
伊勢丹が前年同月比13.4%マイナス、三越は12.3%マイナス。
J・フロントリテイリング。
大丸は同10.5%マイナス、松坂屋は同14.8%マイナス。
高島屋は、同12.6%マイナス。

簡単にいうと、みな2ケタ減。  

バーゲンセールを6月から前倒しして対応したツケが出た。
中元ギフトも苦戦した。

いよいよ、夏の盆商戦に入る。

一方、パナソニックは上半期の連結最終損益が、
期初見通しの1950億円の赤字から、それが半減する。
人件費や研究開発費などの固定費削減効果。

この夏も、
「儲ける努力」よりも、
「儲かる仕組み」づくりが必要。  

これは渥美俊一先生の持論。

「儲ける努力」はそう長くは続かない。
だから「儲かる仕組み」をつくることのほうが大事。

「儲かる」とは「営業利益が出る」こと。
だから営業力とは「営業利益を出す力」、
すなわち「儲かる仕組み」をもつこと。

では、営業利益はどうしたら出るか。
販売管理費のコントロールである。
人件費、不動産費、販促費、一般管理費。
これらを徹底して、計画し、把握し、調整する。
作業の仕組みを見直し、改善し、それを実行する。
これらによって、「儲かる仕組み」が出来上がる。

難しいことだけれど、こんなことに挑戦する。
それが、この夏の、もうひとつの仕事。

さて、セブン-イレブン・ジャパンの取締役会。  
公正取引委員会が出した排除措置命令を受け入れることを決議。

ガイドラインは主に二つ。
①消費期限の2時間前に設定している「販売期限」の1時間前から値下げを始めること
②仕入れ価格を下回る価格で値引き販売した場合には、
発生した損失分を加盟店が負担すること

これは日経の記事。

「仕入れ価格を下回らない売価で見切りする」という案を、
相当考えたはずだが、そうはならなかった。

商人の知恵が活きるフランチャイズチェーンを模索してほしいところだ。

さて、「結城義晴のつれづれ日記」
8月に入って1日(土曜日)。
横浜の菊名から横浜線で八王子まで出て、
そこから特急あずさで小淵沢へ。
kobutizawa
そして日本一高度のある路線・小海線に乗って、
清里へ。

八ヶ岳のふもとの清里高原「清泉寮」。
ポール・ラッシュ博士が創設した研修センター。
seisenryou

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科「結城ゼミ」の夏合宿。
zenin
2年生5人の結城ゼミ・メンバー。

全員が、1年間をかけて、
修士論文または調査研究論文に挑む。

その勉強と研究と議論の合宿。
2泊3日。

宿舎は、森のなかのコテージ。
yado
新しくて、清潔で、快適。
洋室2、和室1.リビング、キッチン、バストイレ付。
room

午後2時集合して、すぐに、
各自のこれまでの研究総括発表。

夕方からはまずお風呂。
清泉寮新館アネックスの温泉。
露天風呂あり。
ここでも、写真。
sinkan

食堂も新館にあって、天井が広く、快適。
syokudou

食事は、イタリアンバーベキュー。
清泉寮の牧場でつくる牛乳、乳製品、プリンなど美味。
腹いっぱい、たらふく。

食事中に、虹が掛った。
rainbow0
まさにレイン・ボウ。

南のほうは、山肌がきれい。
rainbow

虹は、どんどん色が濃くなっていった。
rainbow2

ナイトツアーは、夜中の森の散策。
そして議論。

2日目のナイトツアーは、「西の魔女の家」
majo
昨年、封切られた映画「西の魔女が死んだ」のロケ現場が、
残されている。
majo2
この夜も、議論。

すぐに朝がきて、朝食を食べ、
午前中は、各自、勉強と研究。

昼食は、ちょっと珍しい「仙人小屋」へ。
sennninn
マタギ汁は、野生の鹿の肉をメインにした鍋。
これも不思議な食事。
matagijiru

清泉寮にもどって、有名なアイスクリームを。
ice1

ひとつ350円。
ice2

美味。
ice3

それからまた勉強・研究。
私との議論と指導。

夜は、清里の街のなかの「ロック」へ。
rock

これまた評判のベーコン・カレーとロック・ボッシュのビール。
kare-
美味。
私は、これが一番、気にいった。

3日目の朝も、各自、勉強・研究。
そして午後、総括発表。
私の総括コメント。

成果の大きな合宿だった。
各自、方針がはっきりした。

夏の間、みな、必死の研究と執筆。

これが、立派な修士論文や調査研究論文となる。

清里高原の快適さが、それを後押ししてくれた。
bokujou

全員の満足そうな顔。
photo

やや「食い倒れ」の感なきにしもあらずだったが、
研究合宿としても成功だった。

清里と清泉寮にも、心から感謝しよう。

<結城義晴>  

2009年08月03日(月曜日)

「期日前投票制度」活用のすすめ

Everybody! Good Monday!  
虹
【清里の虹】  

2009年8月第1週。
いよいよ、8月。  

もう、お盆商戦モード一色になります。
そして夏休み真っただ中。

今月の商人舎標語は、
「選挙に行こう・投票しよう」  

8月30日(日曜日)の衆議院総選挙が、
日本の国にとって、今年の夏の最大の焦点となります。

その焦点に向けて、
小売商業・サービス業に従事する人々が、
積極的に参画して、
日本の国をより良くしようという趣旨です。

小売業・サービス業は、
土日曜・祭日も営業しています。
だからそこで働く人々は、
土日曜・祭日も出勤している。

一方、投票日は決まって、日曜日。

だから小売業・サービス業の投票率は低いに違いない。

仮定の話として、
例えば木曜日に投票日を設定するとしよう。
投票率は激減する。

その日が、小売店やサービス業のいっせい定休日とすれば、
こちらは投票率が上がる。
それによって、日本の国会議員の顔ぶれは、
ガラリと変わる。

仮定の話ではなく、
投票の経験が少ない社員が多い会社や業界は、
全体的に政治的ノンポリシーの会社や業界となる。

それが小売業・サービス業にありはしないか。

だから、今月の標語は、
「選挙に行こう・投票しよう」  

選挙当日、仕事を抜けて、
投票に行くことは、現実的に難しい。

だから、第一の考え方は、出勤前投票。  
7時から投票ができる。
しかしこれは会社や店には遅刻する場合が出てくる。
第二は、退勤後投票。  
夜は午後8時まで、投票できる。
こちらは早退しなければならない場合もでてくる。
第三は、不在者投票。  
現在は「期日前投票制度」という。

公職選挙法が改正され、不在者投票の手続きが簡素化された。
選挙人名簿登録地の市区町村選挙管理委員会で、
選挙期日と同じように、
直接投票箱に投票用紙を入れることができるしくみとなった。

投票期間は、公示日または告示日の翌日から選挙期日の前日まで 。
今回は8月18日または19日から29日まで。
投票場所は、期日前投票所、居住区の市区町村役場等に設けられる。
投票時間は、原則として午前8時30分から午後8時。

どうです?

期日前投票。

皆さん自身も、この制度を活用してください。
部下や同僚にも、是非お勧めしてください。

今月の標語。
「選挙に行こう・投票しよう」  

ただし、どこのだれに投票するかは、
自分で、自分の尊厳をかけて、決めることです。

自分で決めること自体が、大切なのです。

かつてアメリカでは、黒人に投票権がありませんでした。
日本でも、つい最近まで、女性には投票権が与えられませんでした。

しかし今は、国籍がある限り誰にでも、
この権利があります。

それなのに、なんの差別もされていない小売業・サービス業従事者が、
もし、投票率が低い現実があるとしたら、
これは、自ら差別されていることに、
鈍感になっていることと同じです。

だから「選挙に行こう・投票しよう」なのです。

さて、厚生労働省発表の6月の毎月勤労統計調査速報。
基本給、残業代、賞与などを合わせた現金給与総額が、
全産業で1人あたり前年同月比7.1%減少。  
平均43万620円。
原因は、夏季賞与の大幅削減。
統計を開始した1990年以降で最大の落ち込み。

夏のボーナスは、日本経団連集計ベースで前年比17%マイナス。
夏季賞与などの特別給与は14.5%マイナス。
残業代などの所定外給与も17.7%マイナス。
まさにトリプルパンチ。

この夏のお盆商戦は、
だから、
「節約、倹約。もったいない」  

そして「最良のベーシック」  

これに尽きる。
差がつくのは、この徹底度。  

ただし、悪いニュースばかりではない。
4月から6月期の四半期国内総生産の実質成長率が、
5期ぶりのプラスになる予測がある。

民間調査機関15社の予測平均は3.8%。
前期比年率換算で1.1~6.4%。

背景のひとつは、輸出の中国向けを中心とした回復。
もうひとつはエコカー購入補助や家電のエコポイントといった景気対策の効果。

しかし商業・サービス業にとっては、
GDPよりも、実質収入のほうが、
直接的な影響が大きい。

最後に、
セブン-イレブンの公正取引委員会が出した排除措置命令問題。  
日経新聞の報道では、今日、同社が排除措置命令受け入れを正式に決める。

これで、弁当の価格を巡る独占禁止法違反問題は決着に向かう。

今週から全加盟店に対して、
値下げの方法を定めたガイドラインの説明を開始する。

セブン-イレブンにとって大切なことは、
全店の足並みがそろうこと。

この問題が出た当初から、私は言っている。

ただし、こういった結果が出ることは、
ある程度予測できたのだから、
セブン-イレブンには、
先手を打って、食料問題、環境問題への対応が、
欲しかった。

何でも、先手必勝。
「スピード」こそ求められる。

意思決定のスピード、
実行のスピード、
検証と反省のスピード。
修正のスピード。  

これこそ、この夏の行動原理。
だからこそ、8月の最初の週に、
スピードの勢いをつけたい。

Everybody! Good Monday!  

2009年08月02日(日曜日)

ジジと登山[日曜版]

2週間ほどまえのことです。

ボクは、見ていました。
jiji1
ユウキヨシハルのおとうさん、
おおきなふくろにいっぱい、
買い物してきました。
bag
「スポーツ・オーソリティ」から。

ムフフ、と、
うれしそう。

ボクは、見てしまいました。
jiji2

てぶくろ。
手袋

これは、雨がっぱ。
kappa
「レイン・ウェア」

そしてボクは、
見つけてしまったのです。
jiji3

くつ。
shoes
ふつうのくつとは、
ちがっている。

おおきくて、
しっかりしている。

リュックサック。
sack
これもおおきくて、
でも、かるい。

ボウシとシャツとパンツ。
wear
三点セット。

そして、これはなんというか、
ステッキ。
stick
つえ。

これをぜんぶ、身につけて、
リュックサックにつめこんで、
おとうさんは、
でかけてゆきました。

タカオ山へ。
takao

トーキョーのオクのほうの山。
map
山のぼりのレンシューです。

でも、ボクがねらっていたのは、
のこされた、おおきなフクロのほう。
jiji4
なかにはいってみました。

おとうさんは、元気いっぱい。
yuuki1

ジュンビ・バンタン。
yuuki2
ふりむいて、
あるきはじめました。

ずんずん、のぼっていく。
tozan

お宮のトリイをこえて。
omiya

アジサイの花が、
さきみだれているところをこえて。
ajisai

森のなかの、
つり橋をわたって。
turibasi

ヤマユリの花をみて。

ボクは、フクロのなかで、
いい気分。
jiji5
こんにちは。

おとうさんは、
みはらしのいいところまで、
きた。
yama

頂上です。
yuuki3
マンゾクそうなユウキヨシハルさん。

ボクも、マンゾクです。
jiji6

おとうさんは、
8月の6日と7日に、
フジ山にのぼります。

その準備をしているのです。

フジ山でも、
マンゾクして、
ぶじにかえってきてくれると、
いいのですが。

レンシューしてるから、
ダイジョーブでしょう。

<『ジジの気分』(未刊)より>  

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
2026年USA研修会
国内研修会
第18回 ミドルマネジメント研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年8月
« 7月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.