結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年12月24日(月曜日)

大晦日商戦の考え方とChristmasの「犬と少女の物語」

Everybody! Good Monday!
[2018vol52]

2018年もあと1週間。
1月1日の週をvol1と勘定して、
今週はvol52の第52週。
12月最終週。

私にとって、だんだん年の瀬も、
すんなりと終わるようになってきた。

感慨がないというのでもないけれど、
やったー! というわけでもない。
しかしそれなりにやったことは確かだ。

月刊商人舎webコンテンツ。
月曜朝一2週間販促企画。
西武池袋店が31日に仕掛けるのが、
「大晦日限定歳末おせち大市・ごちそう大市」
和洋中のおせち約26種類を、
1600個販売する計画。

2人前の適量サイズおせちを増やす。
大晦日の食卓に向けて、
オードブルも約20種類揃える。

「人形町今半/おせち重詰一段」
2人前、全29品が 1万7280円。main
31日にはもう、おせち商材の販売は、
ほとんど終了しているのではないか。

この仮説に基づいて、
2人世帯など2人で正月を過ごす層を狙う。
この2人前おせちは昨年対比110%予算。

西武池袋店ならではの企画だ。

今年は働き方改革への配慮もあって、
正月1・2日を休業する店舗が増えている。

それだけに31日商戦は、
従来と異なる。
だから大晦日商戦の考え方を、
明確にしておかねばならない。

平成最後の在庫が、
絶対に残らない体制を組むか。

あるいは品切れ・欠品を恐れず、
思い切った売り込みをかけるか。
ただし後者の場合にも、
売り切る態勢は必須だ。

企業ごとの政策や、
店舗ごとの立地特性に応じて、
どちらの戦略をとるか。
それは決めておく。

野球でいえば、
バント作戦か、
ホームラン狙いか。

しかし1年の最後の商戦だ。
顧客には最大のご奉仕に努める。
それがいいと思う。

つまり思い切った売り込みと、
最後の最後は盛大な投げ売り。
東京のアメ横のような盛り上がり。
顧客も楽しむ、店員も楽しむ。

本当に「今日が最後の日」という、
決意が求められる。

さて、今日はクリスマスイブ。

中日新聞と東京新聞の巻頭コラム。
「中日春秋」と「筆洗」。

必ずしも毎日ではないが、
同じ文章を掲載して、
協働する日が多い。

今日はそれ。

実にいい話。

――クリスマスの物語を書きたいと
公園で考えていたら
見知らぬ犬が一冊の本をくわえてきた。
読むとこんな話だった▼

その犬は人になりたかった。
人になって、おいしいものを食べる。
暖かい帽子をかぶる。
願いをかなえる太った男のうわさを聞いた。
頼んでみよう▼

犬は太った男を捜そうと村へ出かけた。
太った男は見つからないが、
年老いた女に出会った。
「クリスマスよ。あなたにも」。
パンを一つくれた。
裏通りでは若い男が犬に声を掛けた。
「寒いだろう。クリスマスだ。
この帽子をあげよう」。
犬は大喜びした。
パンに帽子、僕は人間になっていく▼

日が暮れた。
雪が降ってきた。
パンに帽子。
けれど僕は人間にはなれない。

街灯の下で泣いている女の子に会った。
雪は強くなったが、帽子もコートもない。
お母さんが帰ってくるのを
待っているという。
寒い夜に独りきり。
犬はパンと帽子を女の子の足元に
こっそりと置いて駆けだした▼

帰り道。ひどい吹雪になった。
前へ進めない。寒い。
おなかもすいたが、
犬は女の子のことを考えた。
あの帽子とパン。
喜んでくれたかな。

翌朝。
人間の若者がそこに倒れていた▼

悲しいよ。
本をくれた犬に言うと
まだ先があると教えてくれる。

人になった犬はあれから、
太った男の手伝いをしているそうだ。
やさしさと喜びを集め、
足らない場所に配る仕事らしい。
おまえもかい?――

「美女と野獣」ならず、
「犬と少女」、そして太った男。

Merry Christmas!!

そのクリスマス商戦真っただ中の今日は、
朝早く、新横浜から新幹線こだま。

日の出が美しい。
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小田原から小田急線に乗り換えて、
新松田へ。

そしてタクシーで15分。

チェックメイトカントリークラブ。
毎年恒例。
2018 IDR望年ゴルフコンペ。
IDRは社団法人流通問題研究協会。

今日の幹事は、
田上正勝さん(中)と橋本佳住さん(左)。
田上さんは㈱プラネット代表取締役社長、
橋本さんはIDR専務理事。IMG_08158

はじめに会長の玉生弘昌さんの挨拶。
ご存知、プラネット代表取締役会長。IMG_08188

12月24日のクリスマスイブ。
寒くないはずがない。

しかし、からりと晴れて、
遠く横浜のみなとみらいまで見通せる。
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朝は春のようだった。
昼は日焼けするかと思うほどの、
初夏のようだった。
午後は秋のようで、
その後、冬がやってきた。
17番のグリーンに上がったら、
みぞれが降りだした。
最終18番はそのみぞれの中でプレー。IMG_08218

この雲の下を粉雪が舞う。IMG_08228
春と夏と秋と冬を1日で感じ取った。
これこそ天からの、
クリスマスプレゼントかもしれない。

私は午前のアウトで必死のラウンド。43。
午後のインはさらに必死のプレー。42。

これもクリスマスプレゼントか。
まだまだ改善の余地があるが。

玉生さんもスコアは87でご満悦。
新ぺリアのコンペは、
玉生さんが準優勝、私は3位。

1年の締めくくりとして、
まあ満足のラウンドだった。

1年間、仕事にまい進してきたら、
最後の最後にご褒美が来る。

「太った男」のプレゼントは、
子どもたちや犬にだけ、
配られるのではない。

では、みなさん。
今週は、最後の最後に向けて、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2018年12月23日(日曜日)

[Sunday Go! Go! Pose]日曜祝日出勤でポーズ!!

今上天皇陛下の85回目の誕生日。
そして平成最後の天皇誕生日の祝日は、
日曜日に重なった。

その皇居・宮殿での記者会見。
tennnou
来2019年4月末に退位される。

「天皇としての旅を
終えようとしている今、
私はこれまで、
象徴としての私の立場を受け入れ、
私を支え続けてくれた
多くの国民に衷心より感謝します」

印象に残った言葉。
「平成が戦争のない時代として
終わろうとしていることに、
心から安堵しています」

日本にとって昭和は戦争の時代だった。
けれど平成は戦争のない時代だった。
幸いなことだった。

美智子皇后さまとは、
結婚60年を迎えられる。
「長い年月、皇室と国民の双方への献身を、
真心を持って果たしてきたことを、
心から労(ねぎら)いたく思います」

声を詰まらせながら、
述懐された。

フランス人とイギリス人は仲が悪い。
互いに相手の悪口を言い合う。

しかしフランス人が一つだけ、
イギリス人をうらやましがることがある。
「我々は王をギロチンにかけてしまった。
それ以来、王はいない。
イギリスには王族の存在がある。
それはとてもいいことだ」

日本の天皇は象徴という立場になった。
今上天皇はそれを「受け入れ」、
気高き公僕としての役目を全うされた。

公式の記者会見は、
これが最後となる模様。

その人間としての真摯さに、
あらためて尊敬の念を抱いた。
こころから感謝したい。

さて私は天皇誕生日の日曜日。
休日出勤。

午前中に、商人舎オフィスで、
Go! Go! ポーズ。
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昼過ぎにランチ。

Roof Top Cafe YOKOHAMA。
いつも行く店の前で、
Go! Go! ポーズ。
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けれど店に入ったら、
「予約、ありますか?」
「えっ?!」

「予約です」
「してない……」

「2時間制です」
「なに?」

「2時間制」

なんじゃ!!

いつもはそんなことないのに、
クリスマスシーズンの強気の商売。
単なる普通のカフェなのに、
2時間以上もこんな店にいるか!!

やめた! やめた!!

そこで、新田間川。
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雨の中、ここでも、
怒りに任せて、
Go! Go! ポーズ。
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それから歩いて、岡野町へ。

家系総本山「ラーメン吉村屋」
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雨なのにすごい行列。
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もともとここには入らない。
昔々、一度食べたが、
こってり過ぎて、
ダメです。

年を取ると、余計にダメ。

行列、ご苦労様。
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そこでいつもの萬興樓で、
Go! Go! ポーズ。
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五目タンメン。
絶品で、大満足。

今日の[Go! Go! Fashion Item]
ダウンジャケットはAquascutum、
セーターはそごう西武のPB、
カシミヤ100%のLimited Edition。
パンツはユニクロ、シャツもユニクロ。
ウォーキングシューズは、
ユニーピアゴ大口店の閉店セールで、
2000円で買ったParson’s。

オフィスに戻って、
校正に次ぐ校正。
そして大長編を入稿。
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まだまだ「頑張ります」の、
Go! Go! ポーズ。
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もっともっと頑張ります。
日曜祝日出勤のGo! Go! ポーズ。
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実にいい雑誌です。
しっかり読んでください。
お願いします。

それにしても今上天皇陛下。
世界に誇りとすべき皇室だ。
他意は全くない。
率直にそう思う。

感謝します。

〈結城義晴〉

2018年12月22日(土曜日)

「運根鈍」の一陽来復の日の「民主主義の死に方」と自己改造計画

「冬至冬中冬はじめ」
寒さはこれからが本番だ。

北海道新聞巻頭コラム「卓上四季」。

「今日は二十四節気の冬至。
冬至は1年のうちで日照時間が一番短い。
つまり、最も太陽が衰える日だが、
同時に衰えた太陽が
復活に転じる喜びの日でもある」

「故に、中国では”一陽来復の日”と言った」

俳人の長谷川櫂さんの著「日本人の暦」
「夏の太陽の力は冬になると
植物の果実の中にしまわれる」

「冬至にゆず湯に入ったり
カボチャを食べたりするのは、
太陽の力をもらって
生命力を養うためだ」

いいなあ。

生活クラブ生協の柚子。 IMG_07658

二つにカットすると、
ふわっと香りが漂う。
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それを張ったばかりのお湯に入れる。IMG_07678

ここでもふわっと香りが漂う。IMG_07688
冬至風呂命ぬくめ来し幾春秋
(道部臥牛[みちべ がぎゅう])

京都新聞のコラム「凡語」

冬至は、
「太陽の力が最も弱まる日として古来、
“ん”が付くレンコンや南瓜といった
“冬至七種(ななくさ)”を食べて
息災を祈った」

南瓜は「なんきん」でカボチャ。

「語呂が運、鈍、根に通じ、
何事にも根気強く打ち込めば、
やがて運が向いてくると信じられてきた」

「運鈍根」は、
「成功するためには、
幸運と根気と、ねばり強さの
三つが必要であるというたとえ」
〈大辞林〉

成功しなくとも、
息災であればいい。

日経新聞電子版「経営者ブログ」
(株)IIJ会長の鈴木幸一さん。
なんといっても、
日本のインターネット産業の草分け。

タイトルは「春は冬至か」
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「7時前になって、ようやく日が昇る。
この時期は、もっとも
夜明けが遅いのだが、
早起き生活をしない人は、
眠っているわけで、
朝の微妙な変化に無関心である」

「この時期ほど、季節の移ろいを
鮮烈に感じることはない」

同感。

「私は”慢性的時差ボケ”と揶揄されるのだが
夜明け前に目覚める生活を続けていると、
日の出の時間に敏感になる」

私も慢性時差ボケに近くて、
鈴木さんとは反対に、
夜明けまで起きていることも多いし、
逆に酒など飲んだらすぐ寝てしまって、
夜明け前に目覚めて仕事したりする。

「普通の生活をしている人でも、
“冬至”くらいは、
気に留めるかもしれないけれど、
“冬至”こそ、春の始まりだと、
“ゆず湯”につかって、
来し方、行く末まで考え込む人は少ない」

「冬至の夜だけは、酒席の後でも、
家に戻るとまず、湯船にゆずを浮かべて、
さしたることでもないのだが、
長い時間、”迷想”に耽る」

「厳しい寒さは、”これから”なのだが、
冬至を境に、夜明けが、一気に早まる。
私にとって、”冬至”こそ、
新しい年の始まりである」

「ここ10年ほどで、午前4時起床が、
午前3時になった。
1時間ほど、勤勉になったのだと、
訳のわからないことを呟いている」

「目覚めて珈琲を淹れ、
ぼんやりしていることに変わりはない。
その1時間も、朝の長湯が、
より長くなるだけのことである」

「それでも、世の中が
夜の沈黙にあるときに、
ベッドを抜け出し、防寒着を着込んで、
机に向かっている行為だけで、
いささかの努力はしようという気持ちを、
具体的な生活スタイルとして
維持していることで、
ちいさな自己満足を得ているのである」

このあと、今年読んだ本の紹介になる。
飯田芳弘著『忘却する戦後ヨーロッパ』
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イワン・クラステフ著『アフター・ヨーロッパ』アフターヨーロッパ
鈴木さんはヨーロッパの歴史と、
今後の動静に注目している。

マルク・レヴィンソン著『例外時代』

「20世紀の第3四半期は、
経済発展の黄金時代だった。
この時代は、
あらゆる合理的な期待を上回っていた。
同じような時代が再び訪れることは、
まずないだろう」
(サミュエルソン)

「大戦から1970年代までの高度成長期の
経済の”例外時代”こそ、
社会保障国家を実現し、
人々に終わりなき”豊かさ”の追求を
時代精神にしたのである」

だから「奇跡の経済成長そのものを
“例外”と認識することから始めるべきだ」
それが「例外時代」である。

最後に『民主主義の死に方』
スティーブン・レビツキー/ダニエル・ジブラット共著。
この本は全米のベストセラー。
民主主義の

「多民族国家としては、初めて、
民主主義国家を維持したともいえる米国が
“その内側から死ぬ”ことを
いかに防ぐかについて、
熱を込めて書いている」

「選挙というプロセスを
挟んだ民主主義の崩壊は、
恐ろしいほど見えにくい」

鈴木さん。
「この指摘は、民主主義国家に
共通したものである」
つまり日本のことだ。

私もこの本、さっそく取り寄せた。

冬至の今日は、みなとみらいへ。
7月から始めた、自己改造計画のため。

計画の中身は秘密だが、65歳の7月に、
大胆なリエンジニアリングを企図した。IMG_075298

ランドマークタワー。
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近づくと反り返って見える。
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そして帆船日本丸。
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太平洋の白鳥」と呼ばれた重要文化財。
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「海の表情 銀波」
河合紀の作品。IMG_0761888

アメリカは現代を代表する民主主義国家。
そこでチェーンストアが発達し、
スーパーマーケットが躍進した。

その民主主義が死ぬとすれば、
チェーンストアやスーパーマーケットも、
いずれかの「死に方」の方向に、
向かっているのかもかもしれない。

「スーパーマーケットは永遠です」
こんな呑気なことを言ってはいられない。

Amazon GoやAmazon Freshも、
EATALYもル・ディストリクトも、
「民主主義の死に方」に、
関連しているのだろうし、
古典的チェーンストア理論からは、
画然とした差異を有している。

“一陽来復の日”の時差のぼけた頭で考えた。

〈結城義晴〉

2018年12月21日(金曜日)

平成最後の将棋竜王戦と無冠になった羽生善治の言葉

明日は冬至。
1年で一番昼が短い。

明るい時間がいとおしい。

横浜商人舎オフィスの横。
浅間下からみなとみらいを望む。IMG_07478

一番奥にランドマークタワー。IMG_07468

横浜の象徴。
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ランチのあと、
セブン-イレブンを視察。IMG_07458
鈴木綾子と城山佳代子。

この店は生鮮食品の品ぞろえが豊富だ。
しかも安い。IMG_07428

店から出てきたら二人は別の方向へ。
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オフィスの窓から、
冬空が見える。
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それでも暖冬の空。IMG_07508

今日は将棋の第31回竜王戦、
最終7局の2日目。
竜王戦2
羽生善治竜王はもう48歳。
まだ48といったほうがいいか。

かつて1995年には、
将棋界のすべてのタイトルを獲得して、
史上初の七冠となった。
25歳の時だった。

現在はこの竜王のタイトルだけ。
だから今日の防衛戦最終局に負けると、
27年ぶりの無冠となる。

ただし今日勝利すると、
タイトル獲得100回目となる。

対する挑戦者は広瀬章人七段。
31歳となった天才。

23歳の時に王位のタイトルを獲った。
その頃は、見事な振り飛車を指した。

しかしその後、本格的な居飛車党に変身。
そして今期、竜王戦の挑戦者になった。

そしてここまで超天才の羽生と、
3勝3敗までこぎつけた。

平成最後の大一番。

夕方、決着がつきそうな局面。
AbemaTVで見ていた。

羽生竜王が8八歩と打って、
広瀬七段が8二金と飛車を取ったところ。

羽生の手番。

もう完全に終わっている。

羽生の負けははっきりしていて、
逆転は考えられない。
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しかし投げない。
167手まで粘った。

そして投了。
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羽生は深々と頭を下げた。
広瀬もそれに応じた。

この瞬間、広瀬章人竜王が誕生した。
羽生善治は無冠となって、
羽生九段と呼ばれることになる。

広瀬はやり遂げた満足感というより、
全力を出し切った脱力感。
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羽生は悔しさよりも、
深い感慨にふけっている様子。
走馬灯のように、
たくさんの局面が頭を巡ったのだろう。

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将棋界は新しい時代に入った。

藤井聡太という天才が登場して、
広瀬らの中堅や20代の若手が、
驚くほどの成長を見せた。

その意味で面白くなった。

七大タイトル保持者も6人の戦国時代。
名人は佐藤天彦/30歳、
王将は久保利明/43歳、
棋王は渡辺明/34歳。
棋聖と王位は豊島将之/28歳、
王座は斎藤慎太郎/25歳。
そして竜王に広瀬章人/31歳。

20代が2人、30代が3人、40代が一人。

羽生善治が無冠となって、
急に衰えていくか、
それとも復活するか。

そして今、16歳の藤井聡太はいつ、
タイトルを獲得するのか。

私は将棋ウォーズというゲームソフトで、
日本将棋連盟公認の四段を持つ。
少しは将棋のことがわかる。

50代から60代になると、
確実に衰える。

読みに対する「根気」がなくなる。
羽生にどこまでそれができるか。

昨日書いたが渋沢栄一翁の言葉。
「四十、五十ははなたれ小僧
六十、七十は働き盛り
九十になって迎えが来たら
百まで待てと追い返せ」

現代はそうもいかない。
特に将棋界は若返りが激しい。

しかしそれでも、
佐藤一斉の「言志四録」。

(わ)かくして学べば
すなわち壮にして為すこと有り
壮にして学べば
すなわち老いて衰えず
老いて学べば
すなわち死して朽ちず

羽生に関しては、
壮にして学べば、
老いて衰えず。

故大山康晴十五世名人は、
晩年、ガンと闘病しながら、
60歳でNHK杯トーナメントで優勝、
63歳で名人戦の挑戦者、
66歳で棋王戦の挑戦者となった。

1992年、68歳で、
最高位のA級順位戦を戦い、
休場せずに生涯現役を貫き、
A級の地位を守ったまま逝去した。

私もこうありたいと思う。

人生、いつも、
冬至の前日だと考える。

その当時の前日に、
羽生善治が無冠となった。

その羽生善治の言葉。

楽観はしない。
ましてや悲観もしない。
ひたすら平常心で。

これが羽生の心。

同じ方法で悪くなる。
だから捨てなきゃいけない。
せっかく長年
築きあげてきたものでも
変えていかなくてはならない。
毎回石橋を叩いていたら
勢いも流れも
絶対つかめない。

自ら、変われ!

リスクを避けていては、
その対戦に勝ったとしても
いい将棋は残すことはできない。
次のステップにもならない。
それこそ、私にとっては、
大いなるリスクである。
いい結果は生まれない。
私は積極的にリスクを負うことは
未来のリスクを最小限にすると、
いつも自分に言い聞かせている。

リスクを避けてはいけない。
怖がってはいけない。

勝負の世界では、
「これでよし」と
消極的な姿勢になることが
一番怖い。
常に前進を目ざさないと、
そこでストップし、
後退が始まってしまう。

常に前進しなければ、
それは後退である。

遠回りしながらも、
もがいて身につけたものの方が、
簡単に得たものよりも
後々まで役立ちます。

もがいて身につける。

すぐ役立つことは、
すぐ役立たなくなる。
〈橋本武〉

山ほどある情報から
自分に必要な情報を得るには、
「選ぶ」より
「いかに捨てるか」の方が、

重要なことだと思います。

選ぶより捨てる。

誰でも最初は真似から始める。
しかし、
丸暗記しようとするのではなく、
どうしてその人が
その航路をたどったのか、
どういう過程で
そこにたどり着いたのか、
その過程を理解することが大切だ。

これが学び方の王道だ。

創意を尊びつつ良いことは真似ろ。
倉本長治。

小売流通業の仕事に役立つ言葉ばかりだ。

そしてこれらの言葉は、
これから羽生善治自身に向けられる。

頑張れ。

〈結城義晴〉

2018年12月20日(木曜日)

日本産業の労働生産性と「いざなぎ景気超え」の価値

静岡新聞巻頭コラム「大自在」
日本の近代産業の礎を築いた、
渋沢栄一翁の言葉を引用。
「四十、五十ははなたれ小僧、
六十、七十は働き盛り、
九十になって迎えが来たら
百まで待てと追い返せ」

まさに現在の「100年時代」を言い当てた。

コラムニスト。
「第二の人生を目前に控えるわが身も
渋沢流に倣えば、まだ
働き盛りということになる。
もうひと踏ん張りと覚悟せねば」

同感だ。

この人も同じ。

鈴木國朗さん。DSCN99428
㈱アイダスグループ代表取締役社長。
超一流の流通コンサルタント。

30数年来の親しい友人。

今日は月刊商人舎の新年号のために、
アイダスグループのオフィスを訪問。
2時間にわたって議論した。DSCN99758

もう、終わったというころ、
今年1年を振り返って、
Go! Go! ポーズ。DSCN99768

鈴木さん、乗ってこない。DSCN99778

でも、やっぱり、一緒に、
Go! Go! ポーズ。
DSCN99788

この、ノリがいいのが、
鈴木國朗先生。
DSCN99798
ありがとう。

互いに六十、七十は働き盛り、
九十になって迎えが来たら、
百まで待てと追い返そう。

さて、日本生産性本部の調査。
労働生産性の国際比較。
日経新聞が一部を報じたが、
OECDデータに基づいて、
1時間当たり労働生産性を算出。
就業1時間当たりの「付加価値」。

日本は47.5ドル。
購買力平価換算では4733円。

働き方改革によって、
労働時間短縮効果が出たのだろうか。
16年に比べると1.4%上昇。

アメリカは72.0ドル/7169円。
日本はその7割弱の水準。

順位はOECD加盟36カ国中20位。
さらに先進7カ国のなかでは最下位。
1970年以降、ずっと最下位が続いている。

一方、1人当たり年間労働生産性は、
日本は8万4027ドル/837万円。
OECD加盟36カ国中21位。

イギリス8万9674ドル/893万円、
カナダ9万3093ドル/927万円。
それらを下回って、
OECD加盟36カ国中21位。

さらに日本の製造業は9万9215ドルで、
OECD加盟主要31カ国中15位。

日本全体の指数よりも製造業は高いが、
それでも近年の為替レートの影響で、
ドルベースの水準が伸び悩んでいる。
2010年比で6.0%減。

小売業の生産性も、
抜本的に考えねばならない。

売上げを追いかけるだけでなく、
人時生産性の数値の改善を、
計画的に組み立て直さねばならない。

それは国別指標の競争において、
その順位を上げるという意味ではない。

楽しくなければ店ではない。
楽しくなければ仕事ではない。
楽しくなければ人生ではない。

52週MDの鈴木哲男さんが、
よく、使うフレーズだが、
鈴木國朗さんや結城義晴の望みでもある。

もっともっと楽しく仕事したい。
それが生産性の向上につながる。

この思考回路が構築できないか。

一方、一昨日の日経新聞「大機小機」
私の尊敬するコラムニスト墨田川さん。
「景気動向指数は教えてくれる」

「内閣府が毎月発表する景気動向指数は、
なかなか役に立つ統計である」
その理由を2点挙げてくれる。

第1に「景気のレベルの変化がわかる」。

「現在進行中の景気上昇局面については、
2012年11月から14年3月の間に
同指数が順調に上昇した」

しかしその後は一進一退。
最新時点(18年10月)のレベルは、
2015年を100として104.5。
2014年3月の105.6より低い。

「日本経済のレベルは4年半以上も
高まっていないことになる」

「景気動向指数をみると、
それがよく分かる」

景気動向指数の第2の良いところは、
「バイアスのない景気判断が得られる」

同指数の判断は自動化されている。
指数算出の方法がルール化され、
そのルールが公表されている。

「概して人間の判断には
バイアスがあるものだ」
政府の景気判断も民間エコノミストも。

しかし景気動向指数にはバイアスがない。

そのうえで、墨田川さんの見立て。

今回の景気上昇過程は2012年12月当初、
「改善を示している」だった。

しかし14年4月からは、
「足踏みを示している」となった。
その足踏みが16年9月まで続いた。

その後再び「改善」になって、
今年の9、10月は再度「足踏み」。

だから同判断文によれば、
12年12月から今年10月までの
71カ月にわたる景気上昇期間中、
31カ月は「足踏み状態」だったことになる。

1週間前の12月13日に、
内閣府の景気動向指数研究会が、
安倍内閣の今回の景気回復は、
高度経済成長期の「いざなぎ景気」を、
超えたと正式に認定した。

2012年12月を起点として、
昨2017年9月時点まで。

しかし、墨田川さんの見方では、
今回の景気上昇局面において、
上昇期間の「長さ」には、
それほど大きな価値はない。

大いに、同感。

内閣府研究会の長期景気回復宣伝は、
ちょっとフェイクっぽいということだ。

それよりも労働生産性を、
コツコツと改善する努力のほうが、
正しい方向だ。

四十、五十のはなたれ小僧も、
六十、七十の働き盛りも、
仕事を楽しみながら、
そのことにまい進したい。DSCN99798
〈結城義晴〉

2018年12月19日(水曜日)

さえきセルバの「La SaCuLa」とクローガーの無人自動車配達

師走もあと2週間を切った。
今週末の3連休からが最後の決戦。

土曜日の22日が冬至。
そして平成最後の天皇誕生日の日曜。
その振り替え休日の24日は、
クリスマスイブ。

そして火曜日のクリスマス。
売場はがらりと変わって、
歳末の際に入っていく。

今日、マルトグループから蘭が届いた。
ありがたく頂戴して、
毎日、楽しむこととする。IMG_07398

今日は朝から、東京・国立で、
新フォーマットの新店がオープン。
㈱さえきセルバホールディングス。
店名は「La SaCuLa」。
「ラ サクラ」。

100%子会社の㈱Saeki PLUSの店だ。
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「新世代型カフェ&マルシェ」と銘打って、
JR国立駅南口から徒歩10分の地点に、
既存店をリモデルして開店。

斬新なデザインは国立にピッタリ。DSCN00948

地産地消の野菜をはじめ、
特徴のある生鮮食品をそろえたのが、
「マルシェコーナー」 DSCN00658

「デリカコーナー」は、
惣菜やサラダバーで構成する。DSCN00038
さらに「ベーカリーコーナー」、
37席の「イートインコーナー」。

売場面積は327㎡で初年度予算は5億円。
坪効率は年間500万円を超える。

オープンにあたって記者会見が開かれた。
㈱さえきセルバホールディングスから、
専務取締役の三吉敏郎さんと、
取締役管理部長の佐伯啓太さん。
DSCN00378
三吉さんは㈱エコス常務から、
さえきセルバに転籍して、
経営戦略担当兼管理部管掌。

それから同社常務取締役の南脇政文さん。
営業戦略担当兼新規事業開発担当。
だから㈱Saeki PLUS代表取締役でもある。
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さえきセルバホールディングスも、
新しいフォーマットにチャレンジ。
期待しよう。

商人舎流通スーパーニュースで、
詳細を報告する予定。

私は横浜商人舎オフィスで、
月刊商人舎新年1月号の入稿仕事に邁進。

ランチはいつものカレーハウス。
スパイスガーデン。
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鈴木綾子と城山佳代子。
ナンをもって嬉しそう。
IMG_07338

温玉キーマカレー辛口。
私の定番メニュー。IMG_07348
頑張ります。

さて、商人舎流通スーパーニュース。
クローガーnews|
アリゾナで無人自動運転車による食料品配達開始Kroger - Nuro - Delivery

米国スーパーマーケット第1位企業。
ウォルマートと熾烈な激闘を繰り広げる。

アリゾナ州スコッツデール。

自動運転車による無人商品配送を始めた。
現地時間で昨日の12月18日。

Amazonフレッシュへの対抗策だが、
「無人の自動運転車」が特徴だ。

ロボット開発企業ニューロ社との協業。

8月からすでに、
有人配送実験は始められている。
その車はトヨタのプリウス。

昨日から始まったのが、
写真の無人自動運転車「R-1」による配達。

「R-1」は高さ約1.8m、
幅は一般的なセダンの半分ほど。
最高時速は約40㎞。

センサーとレーダー、カメラが、
屋根に設置されていて、
それを使って目的地へ向かう。

到着するとアプリやメッセージなどで、
顧客に開錠コードを送信。
顧客がそれを入力すると、
自動運転車のドアが開いて、
食料品が取り出せる。

「省力化、省人化」というよりも、
今は新規の試みの珍しさが売り物だろう。
しかしクローガーも、
新しい挑戦をしている。

Amazon Goが火付け役だが、
2018年は新しいテクノロジーが、
次々に登場した。

その新しい技術に、
アレルギーになってはいけない。

しかし私はいつも言っている。
「新幹線開発は国がかりのJRに任せる。
私鉄は安全な運航に努める」

荒井伸也さんの考え方。

それでも新しい私鉄の試みには、
ついていかなければならない。

日経ビジネスオンライン。
「今日の名言」

縦割りで
スキルを磨くだけでは
足りなくなるはずです。
(永田高士デロイトトーマツグループCEO)
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監査法人企業から始まって、
広くコンサルティングを展開する。

「グループ横断的に会計、ガバナンス、
データ解析、経営分析などの
知見を持つ人材が必要になる」

いまだに小菅の東京拘置所に入っている、
カルロス・ゴーン容疑者。
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その犯罪性は今後明らかになるが、
日産自動車を立て直すときの手法が、
「クロスファンクショナルチーム」だった。

縦割りの悪弊を排除して、
横断的に人財を集めて、
全体最適を目指した。

この考え方自体は正しかった。
それでニッサンは立ち直った。

永田高士さんもそれを言う。

さえきセルバにも、
日本のチェーンストアにも、
クロスファンクショナルは必要だろう。
クローガーももちろん、
組織横断的な機能を充実させている。

規模の大小の問題ではない。

〈結城義晴〉

2018年12月18日(火曜日)

セブン-イレブン古屋一樹の「来年の消費動向」と「飽和否定論」

今日は朝から東京・小平。
午前中は第一屋製パン(株)の取締役会。
今年最後の会議。

その後、草門去来荘。
和食と炭火地焼鰻の専門店。
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経営は際コーポレーション(株)。
代表取締役は中島武さん。
レストラン界の寵児。

2017年10月決算の年商318億円、
KIWAグループ店舗は、
国内381店、海外7店舗で、
総計は388店舗。

紅虎餃子房は全国に77店、
万豚記は20店あるが、
この草門去来荘はこの店だけ。IMG_38657_

暖簾をかき分けて、
600坪の敷地に入ると、
竹林が現れる。
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その中に古民家風の店がある。IMG_07278

入口に囲炉裏。
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個室もある。
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米を炊く青い窯。
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懐石料理をいただいて、
今年の反省と来年の抱負など、
大いに語り合う。

草門去来荘。
一度行ってみてください。

JRの武蔵野線、南武線、
それから東急東横線を乗り継いで、
横浜商人舎オフィスに戻る。

来客あり。
(株)日本リテイル研究所のお二人。
椎名敏也さん(中)と植栗雄太さん。
椎名さんは代表取締役社長、
植栗さんは企画・業務部ゼネラルマネージャー。
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来年1月30日に特別講演をする。
「ドラッグストアMD研究会」政策セミナー。

この研究会は、
故宗像守さんが始めた。

日本チェーンドラッグストア協会は、
この研究会がきっかけとなって発足した。

ドラッグストア業界では、
本当に重要な会合だ。

月刊商人舎8月号特集は、
我ら、ポリティカル・マーチャンツ!

その中で掲載したのが、
ポリティカル・マーチャント宗像守論
ドラッグストア産業の基盤をつくり

薬事法改正を成し遂げた男の軌跡

この時にも、椎名さんにお世話になった。

宗像さんは、今年6月27日早朝、
急逝した。
享年63だった。

椎名さんも植栗さんも、
その宗像さんの後を継いで、
奮闘している。

私も、できることは何でもお手伝いする。

さて今日の日経新聞に、
古屋一樹さんが登場。
(株)セブン‐イレブン・ジャパン社長。
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編集委員の田中陽さんが、
的確な質問をしている。

タイトルは、
「コンビニから見た消費動向」

まず何をどう売れば売れるか。
「商品の価値や新しさが
正確に伝わると反応はいい」

例えばサンドイッチは、
200円台後半がよく売れていた。
そこに399円のローストビーフサンドを、
2倍の価格だが投入。

「極めて好調だ」

おにぎりの売れ筋トップは、
ツナマヨネーズの115円。

しかし2番目は、140円の紅しゃけ。
「価格よりおいしさだ」

もちろんセブン‐イレブンでの話。
他業態や他社で適用できるか。

しかしこの消費動向は重要だ。

「消費の雰囲気としては
10年前の金融危機のように
価格志向は根強いものの、
コモディティ化しないように
商品を変えていけば
単価は上げることができる」

鈴木敏文前会長の言い回しに似てきた。
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田中陽さんの指摘。
「商品に対する視線は相変わらず厳しいと」

古屋さん。
「消費者は売場の変化をよく知っている。
商品や売り方を1年変えないと、
店の売上高は前年比で1、2%落ち込む」

下りのエスカレーター。
じっと立っていると、下がる。

しかし「価値のある新商品」を投入し、
「店のレイアウトなどを変える」と、
「3、4%増える」

顧客は店や売場の変化を求めている。
もちろんより良い変化である。

変化させるのは、
⑴商品そのもの
⑵レイアウトなどの「売り方」

地域別の変化。
「東京、名古屋、大阪などの都市部はいい。
地方でも出店の密度が高い地域は、
悪くはない」

時間帯別の変化。
「夕方に変化がある。
働く女性が帰宅途中に夕食用として
総菜類や冷凍食品を買っているようだ」

田中さんの質問は、
来年の消費動向

古屋さん。
「比較的明るいのではないか」

「気持ちが高揚するイベントが
目白押しだからだ」

まず5月に元号が変わる。
「新たなスタートだ。
2000年のミレニアム時もそうだった。
消費は盛り上がるはずだ」

スポーツにも古屋さんは注目する。
女子サッカーのワールドカップが、
6月7月にフランスで開催される。

ラグビーワールドカップは、
9月から11月には日本で開かれる。

「人の移動も多くなり、
いろいろな場所で消費が活発になる。
東京五輪・パラリンピックを
翌年に控えてプレイベントもある。
消費は心理的な面で左右されるから
明るい話題は追い風だ」

これも鈴木さんの持論。

つまりセブン‐イレブンには、
依然として鈴木イズムが貫かれている。

一方、懸念材料。
「だれもが消費増税を挙げるだろう。
気になるのは10月の引き上げ時期だ。
これまでの増税実施時(4月)とは
違う動きがあるかもしれない」

鋭い。

「いつもなら秋から冬にかけては
重衣料(コートなど)のような
値の張る商品が売れるが、
来年はどうなるか」

セブン‐イレブンではコートは売らない。
だからこの発言は、
セブン&アイ全体への見方である。
「年末商戦、高額消費への影響は心配だ」

来年の年末商戦に向けた高額消費は、
ダウントレンドだという読みだ。

パートやアルバイトなど、
人手不足の問題。

古屋さん。
「こちらが選ぶ立場ではもはやない」

選ばれる立場になった。
つまり労働力は買い手市場。

「仕事内容や勤務時間などで
いろいろなメニューをそろえて
働きたいと選ばれる店でないと
やっていけない」

「学生アルバイトはセブンで働くことが
将来の役に立つような仕組みも必要だ」

最後に「コンビニ飽和論」に対して。
「店が同質化していたら
飽和だろう。

新たな商品やサービスを
提供すればそうではない」

これも鈴木敏文語録。

商業界刊の『岡田卓也の十章』第一章は、
「”建物”が多いだけで
“店”は少ない」
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鈴木敏文、岡田卓也、
同じことを言っている。

「いろんな場所で再開発があり、
都市の構造が変わってきている。
コンビニの出店余地はまだまだある」

スーパーマーケットもドラッグストアも、
まだまだ出店余地はある。

出店する側の頭が固いだけだ。

「店」の建物は増えるが同質化している。
顧客にとって必要で個性的な「店」は、
まだまだ少ない。

結城義晴流に言えば、
「ポジショニングのある店」は、
まだまだ多くはない。

その意味で来年も成長の余地は、
大いにある。
希望はある。

〈結城義晴〉

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結城義晴・著


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