結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年12月03日(月曜日)

ノーベル賞・本庶佑教授「とんでもない発想」とAIとの協働

Everybody! Good Monday!
[2018vol49]

ああ、今年も第49週。
1月元旦の週を第1週と数えて、
49番目の週になった。
IMG_0184.JPG8
小売業、サービス業は、
もう年末まで無呼吸泳法。

商人舎は今日が、
12月号の責了日。
IMG_0185.JPG8

書いて書いて書いて、
読んで読んで読んで。
責了。
IMG_0187.JPG8
右手に赤ペン、左手に修正テープ。
いまや校正には欠かせない。

さて商人舎webコンテンツ。
月曜朝一・2週間販促企画。
火曜日は2週間天気予報。
水曜日はペルソナマーケティング講座。
木曜は林廣美の今週のお惣菜。
金曜日はTrue DataのABCLランキング。

ご愛読を。

その2週間販促企画で、
来週の12月10日(月)のボーナス支給日に注目。
国家公務員の冬のボーナスが支給され、
民間企業の多くもこの日に支給する。

だから今週はボーナス商戦に集中する。

日経電子版。
「ばかげた挑戦が革新生む」
本庶佑京都大学特別教授のインタビュー。
今年のノーベル生理学・医学賞を受賞。
honjo2_-448x326

――イノベーションとは何ですか。
「イノベーションとは結果だ。
とんでもないと思うようなことから始まって
結果として世の中を大きく変える」

とんでもないと思うようなこと。
それが結果として世の中を変える。

ピーター・ドラッカー先生は、
新しい、より大きな「富」と表現した。
この「富」(wealth)とは、
人々の「幸せ」につながるものだ。
book03101-448x698

「アマゾンやフェイスブックが登場したとき
“うまくいくわけがない”
“どうやってもうけるんだ”
とバカにされた。
世界トップの企業になるなんて
当時は誰も思わなかった。
振り返ってみれば、あれが
イノベーションだったと認識される」

「月にロケットを上げるような、
計画を立てて金をかければできることは
イノベーションではない。
金で解決することと
イノベーションは次元が違う」

イノベーションは、
金をかければできることではない。

そして政府の役割を論じる。

「政府はあまり規制をせず、
ばかげた挑戦をやりやすくする
環境整備をすべきだ。
土を耕してタネをまくのが政府の役割だ」

本庶先生の持論。
「イノベーションの基礎は学術だ。
学術が希薄で技術導入だけやっていても、
やがて枯渇するのは明らか。
日本の学術が明治から始まったとすれば、
150年でようやく花が咲いた」

研究には3つある。
基礎研究、
応用研究、
実用研究。

「目的が決まった研究費は、
イノベーションを生む
お金の使い方ではない。
研究者を型にはめてしまうため、
とんでもない発想を生み出せないからだ」

そして自分の研究に言及する。
「癌免疫薬につながったPD-1遺伝子研究も
自由な発想から始まった。
最初からがんに効くと考えた人は
誰もいなかったが、
結果的にイノベーションを起こした」

まさに「セレンディピティ」である。

「基礎研究は
企業が投資できるものではなく、
政府が担う」

「基礎研究の結果として
種から芽や枝が出て
花が咲きそうな段階に来たら、
その後は産業界も費用負担して
一緒に応用研究に取り組むべきだ。
今の産業界は、
おいしい果実がいくつかできた段階から
初めて金を出す。厚かましい」

本庶節炸裂。

私たちも流通や商業の基礎研究を、
大切にしなければいけないと思う。

それがイノベーションの源となるからだ。

河北新報の巻頭コラムは、
「河北春秋」

「画面の絵を見て、
すぐに作者が浮かんだ。
レンブラントだ。
ただ、見たことのない作品」

「実は人工知能(AI)によって、
レンブラント風に描かれた絵だった」

「画像処理とビッグデータによる学習で、
芸術的センスを形にするのは
AIの得意とするところのようだ」

「AIにシェークスピア風の詩をつくらせて
本物と一緒に提示したところ、
区別できない専門家もいたとか」

脳研究者の池谷裕二さん。
「人間とAIの協働がベスト」

まったく同感。

その池谷さんが、
AIにない脳の特徴を挙げる。
それは「思い込み」

「時に記憶を良いようにすり替える」

しかし、コラムニストは、
「思い込み」を前向きに理解する。

「個々の記憶や事象に縛られすぎずに
“背後の共通性などを想起でき”
“推論が立てられる”能力」

「簡単なスポーツ記事や企業決算などで
AIの記事作成は国内外で実用化されている」

だから、
「脳特有の機能を伸ばした記事を
書いていかないと
記者も生き残れなくなると、
思い込んでみることにした」

それこそ、「思い込み」だ。

「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

では、みなさん。
今週も、ボーっとせずに。
Good Monday!

〈結城義晴〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外視察研修会
  • 2018年の開催研修会
  • USA視察研修会 Beginnersコース 2018年11月下旬開催場所:ハワイ・オアフ
月刊商人舎magazine Facebook
ミドルマネジメント研修会

ミドルマネジメント研修会、Blog記事を読む

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
マス・カスタマイゼーション

杉山昭次郎・著

結城義晴の著書の紹介
新着ブログ
ブログ・スペシャルメニュー
毎日更新宣言カレンダー
2018年12月
« 11月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人達の公式ブログ

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.