「泣いてる人もあろうに」とベイシアタウン新狭山店

今年、東京でソメイヨシノが開花したのは、
先週木曜日の3月19日。
平年よりも5日早かった。
1930年代の開花は3月31日ごろだったらしい。
東京新聞の一面コラム「筆洗」
「90年間に1週間ほど早くなっているのか」
世界気象機関(WMO)の報告。
2023年から昨年までの3年間は観測史上、
最も暑い3年間だった。
わかる。
地球はどんどん温まっている。
「サクラが駆け足になるのも無理はない」
山村暮鳥の「櫻(さくら)」
さくらだといふ
春だといふ
一寸、お待ち
どこかに
泣いてる人もあらうに
コラムニストは中東の戦火を思う。
「『泣いてる人』のために、
停戦という花が一刻も早く咲かぬものか」
同感だ。
日本の3月は、
新店の開業ラッシュ。
今日は埼玉県狭山市。
西武池袋線・新狭山駅から徒歩15分。
㈱ベイシアが開発した新しいショッピングセンター。
その1号店。
「ベイシアタウン新狭山店」
メディア向けの説明会が行われて、
山本恭広編集長が取材に行った。
ベイシアは2月26日に、
新フォーマットを開設した。
「オトナリマート伊勢崎下道寺店」
開発に精力的だ。
ベイシアタウンは、
フーズパークを核店舗とした2層の商業施設。
ネイバーフッドショッピングセンターだ。
スギ薬局、セリアなど14のテナントが出店する。
「2020年代前半は改装に力を入れてきました」
既存店改装に集中し、
プライベートブランドを強化した。
「3年間で700億円の売上増となりました。
新フォーマットを形にして、
出店を加速していきます」
続いて藁谷(わらや)健太店長があいさつ。
「すばらしい店をつくってもらいました。
私たちでしっかり店を動かして、
地域の人を笑顔にしたい」
“買うだけでなく過ごせる場”として、
レジ外に「ひだまりコート」を設置。
24日(火)にプレオープンしたが、
グランドオープン当日も、
店外には顧客の列ができた。 
安田恵一役員待遇営業企画本部本部長。
フォーマットと出店の考え方について語った。
多層階、居抜き出店も視野に入れる。
神戸達也執行役員商品本部本部長。
商品構成の考え方を語った。
生鮮構成比は既存店の40%から45%に引き上げる。
「スーパーセンター」が代名詞のベイシアが、
生鮮強化型のスーパーマーケットをつくる。
そして新しいショッピングセンターに挑戦する。
さて日経新聞「大機小機」
「幕を開ける第4次産業革命」
アメリカ経済は予想外に堅調である。
「デジタル、AI、ロボティクスなどの
最先端技術の融合が進み、
社会、経済の構造が変革する」
これを「第4次産業革命」と呼ぶ。
米国の生産性は急上昇している。
2024年の国際労働機関(ILO)の調査。
米国の1人当たり労働生産性は、
主要7カ国でダントツの1位。
日本は最下位。
「米国は高い生産性が経済成長を支え、
日本は低い生産性で経済低迷から抜け出せない」
「第4次革命は世界に広まり、
世界経済は安定した成長が期待されるが、
不安材料も多い」
今年2月下旬のロイター通信の世論調査。
「米国人の61%がトランプは、
加齢とともに不安定になったと懸念している」
トランプは26年6月に80歳になる。
イランの前最高指導者、故ハメネイ師は86歳、
イスラエル首相のネタニヤフは76歳。
中国の習近平72歳、ロシアのプーチン73歳。
つまりは老害。
コラムニスト。
「一握りの高齢の指導者が支配する世界は、
分断と対立を招き、世界経済の安定成長を
阻害する要因となりうる」
なぜ高齢の指導者たちは、
「泣いてる人」のために、と、
思えないのか。
私はこの老害指導者たちが去ったあとに、
必ず新しいパラダイムがやってくると思う。
ピーター・ドラッカーは、
1970年から2030年までを、
「長いながい峠」と言った。
このあとに、きっと、かならず、
「泣いてる人」を思いやる時代がやってくる。
〈結城義晴〉




























