結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年04月17日(金曜日)

OICグループ第4団最終日の「ウェグマンズとロピアの融合」 

OICグループのニューヨーク視察。
いよいよ第4団の最終日。

今日はマンハッタンを駆け巡る。

朝8時から講義。
いつも通り講義の前に理念の唱和。
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OICグループの理念。
それからロピアの理念。
最後に7大用語。IMG_5684

今日は朝ステーキを体験した人たちがいた。
ステーキハウスのベンジャミン。

だから講義時間は1時間と短い。
しかし一番大事な講義。

オーガニックの解説とコモディティ化現象。
そしてプライベートブランド。
現代の商品政策の解説。IMG_5685

それから業種・業態とフォーマット論。
さらにポジショニング戦略。
ロピアの成長はこの戦略をもとにした、
「帨変」によってもたらされた。IMG_5687
講義が終わると最後の視察。

マンハッタンは初夏の陽気。
今日も暑くなりそうな気配だ。
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5番街を南下する。
現地ガイドの冨澤由紀子さん。
マンハッタンの街を丁寧に説明してくれる。
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最初の視察店はウェグマンズ。
旧ワナメーカーズ百貨店の跡の物件。IMG_5762

その1階と地下1階に、
2023年10月19日に開店。
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1階は花卉とフードサービス部門。
日本で言う即食とチェックアウト。
インストアベーカリーとデリ、寿司。
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2基のエスカレータで地下に誘導する。
エスカレーターにはカートのレーンもある。
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地下1階に降りると正面に、
ウェグマンズ自慢の青果部門。
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右斜め前にシーフード部門。
「SAKANAYA」。
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日本の豊洲市場から週2回、
新鮮な魚が空輸される。
氷を敷いてその上に丸物魚を並べる。
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ミート部門。
吊り天井でコーナー化した対面販売の売場。
この釣り天井の技術は日本でも採用すべき技術だ。IMG_5707

チーズと加工肉のデリカテッセンゾーン。
対面販売のショップ形式を採用。
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グロサリー売場は郊外型店舗より狭い。
しかし「ホットゾーンプライス」の島陳列が、
売場にインパクトを与える。
2001年からウォルマート対策として、
EDLPをスタートした。
当初はコンシスタントロープライスと呼び、
今、ホットゾーンプライスと名づける。
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SAKANAYAではインタビュー。
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シーフード部門長のリチャードさん(左)、
SAKANAYA担当のデイビットさん(右)。
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これまで担当だったエイドリアンさんは、
本社でSAKANAYAの啓もう活動を行っている。
そこでリチャードさんがあとを継いだ。
店のコンセプトもしっかり理解している。IMG_5713

団員からの質問にも適切に答えてくれる。
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質疑は盛り上がって、
ロピア屯田店の鮮魚チーフが、
日本流の調理の腕前を披露することになった。
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包丁と手袋、エプロンを借りて、
大振りのハマチをカットする。
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頭をカットする。IMG_5727

骨に沿って3枚におろす。IMG_5730

そして皮を引く。
水道のないまな板でのカッティングは滑る。
血を拭き取りながら大胆に、丁寧に腕を振るう。
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慣れない環境でのカッティング。
皆に見られながら、見事に仕上げた。IMG_5735

リチャードさんと満足げにツーショット。IMG_5737

事務局から、1・2月に来店した時の写真をプレゼント。
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お二人を囲んで全員で写真。
ウェグマンズとロピアが一体となった瞬間だ。
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ありがとうございました。
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ここで少しだけ観光。
グランドゼロ後のメモリアルパークへ。
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ワンワールドセンター。
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2棟の跡地にできた慰霊のプール。
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そして美しい駅舎のオキュラスで記念撮影。
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駆け足の訪問になったけれど、
マンハッタンでは訪れておきたい地だ。
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次に向かったのが、
イータリー。
2010年に開設されたアメリカ進出1号店。
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内食と外食を誘導させた店舗として、
華々しくデビューし、人気店となった。IMG_5777

コンセプトはイタリアの食を、
「買う」「食べる」「学ぶ」。
創業者のオスカー・ファリネッティは、
「市場」であり「食堂」であり、
「学校」であるような店と称した。
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鮮魚の対面売場はイタリアの魚屋風。
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さまざまな生パスタが並ぶパスタショップ。IMG_5782

各ショップに併設されたレストラン。IMG_5781

ここではレスランなどで、
イータリーのランチを体験する。
講師・事務局もワインで料理を楽しんだ。IMG_5786

一気に北上してアッパーイーストへ向かう。
その車中で団員に講義。IMG_5788

スチュー・レオナードには、
「アワーポリシー」がある。
「ルール1、顧客はいつも正しい。
ルール2、もし間違えていると思ったら、
ルール1を読み直せ」

一方、イータリーにも「アワーポリシー」がある。
スチューへのオマージュも込めて、
開業以来、入口に大きなサインを掲げていた。
「顧客はいつも正しいわけではない。
イータリーもいつも正しいわけではない。
顧客と私たちのその差異が調和を生み出す」

スチューの理念に賛同する人。IMG_5789

イータリーに共感する人。
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両社ともに顧客満足を謳っている。
どちらが正しいか。
正解はない。

20世紀にはスチューだった。
21世紀にはスチューとイータリーがある。

それぞれでいいのだ。

ブロードウェイ沿いの4店を、
徒歩で自由に視察する。
まず、ゼイバース。
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ユダヤ人のゼイバー兄弟が創業した、
たった1店舗の食料品店。
導入部は圧巻のチーズ売場。
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対面のオリジナルデリ売場。
スーパーマーケット各社が、
それぞれ独特の味を提供する。
その味になじんだ顧客がやってきて、
ロイヤルカスタマーになる
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創業当時から人気のスモークフィッシュ売場。
事務局が注文して、カッティングをオーダー。
夜のコミュニケーションルームで試食する。
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パン売場のこのボリューム。
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そして大人気のコーヒー豆。
私も大好きだ。
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特徴的な部門を核に、
生鮮とグロサリーが揃って、
スーパーマーケットの品揃えとなる。
2階はこれも独特の品揃えのキッチン用品売場。

ゼイバーズにこのキッチン売場がないとすると、
不思議なもので魅力は半減する。

南に下ると、
シタレラ。
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2層の小ぶりのスーパーマーケット。
ニューヨークデリが人気の店だ。
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魚の尻尾がデザインされたシーフード売場。
氷が敷き詰められてマンハッタン第一の魚売場。
前面に野菜が並ぶ。
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隣には、
フェアウェイ・マーケット。
ここが発祥の本店。
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屋外売場には旬の果物を単品量販する。
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八百屋出身だけに、野菜は多品種の品揃え。
それでもカットフルーツやカット野菜など、
簡便商材が増えてきている。
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フルーツの多段陳列もこのボリューム感。
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地下の高いマンハッタンでは、
背の高いラック什器で、
商品を隙間なく並べる。IMG_5817

さらにブロードウェイを南下すると、
トレーダー・ジョー。
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地下の1・2階の変則的な店舗だ。
エスカレーターを主動線にして、
顧客を誘導する。

地下1階に降りると、
花卉、ベーカリー、デアリー。
そして青果部門。IMG_1854

中央にある6角形の縦型什器でバナナなどを売る。
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そして野菜とフルーツは地下1階で販売。
この左手に地下2階に降りるエスカレーターがある。
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地下2階はグロサリーや雑貨、
そして冷凍食品を品揃えする。IMG_1860

再び地下1階にエスカレーターで上がってくると、
左手奥に銀行方式のチェックアウトがある。
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よく考えて設計されたゾーニングだ。
2層の店のつくり方のモデルである。

その考え方のポイントは、
エスカレーターをコンコースと想定すること。

すべての視察を終えてホテルへ。
車中では浅野秀二先生の誕生祝い。
今日が77歳のバースデー。
「ハッピーバースデー・トゥ・ユー」の歌声。
そして団長からケーキをプレゼント。
ウェグマンズでオーダーしておいた。
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喜寿を迎えた浅野先生。
ケーキを手に「7が3つ並ぶ年まで生きる!」と宣言。
あと700年を生きる?
爆笑。IMG_5822

お祝いメッセージが手書きされたTシャツ。
いい笑顔だ。
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うして最終日の視察研修が終わった。

全員が自由研修で、
マンハッタンの街に散って行った。

私はホテルに帰って仕事をした。
そのあと髙木勇輔OICグループ社長と夕食。

盛り上がったが中座して、
ホテルの部屋に戻った。

そしてオンライン会議。
㈱True Dataの取締役会。

こちらの時間で23時まで、
歯を食い縛って頑張った。
(つづきます)

〈結城義晴〉


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