結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2019年03月12日(火曜日)

ラファエッロ時代の「さりげなさ」と「小さな試み・大きな思い」

3月上旬は組織改編と人事異動の季節。
いろいろと報告メールが入る。

商人舎流通Supernews。
組織に関してはできるだけ解説を入れる。

今日はイオンリテール㈱の組織と人事。
イオンリテールnews|
3/12機構改革/商品担当組織に「新業態開発部」を配置

井出武美新社長となって、
今日付けで機構改革と人事異動。

このニュースの中で、
デジタル本部に二つの部が新設された。
デジタル企画部と、
マーケティング企画部。

また、デジタルイノベーション部は、
Eコマース部に改称して、
本格的に電子商取引に取り組む。

このマーケティング企画部長に、
広報部長の栢野博子さんが異動する。
アメリカでもご一緒した。
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さらにその栢野さんの後任に、
吉田和弘さん(私の隣)。
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おめでとう。

それから、
人事部教育担当部長の東昌世さんは、
店舗現場に戻ってイオン吹田店長。
その後任は吉田元さん。
右が東さん、左が吉田さん。
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皆さん、おめでとう。

新しい役割に、
真摯に取り組んでください。

今日は午前中に、
佐藤一夫さん来社。IMG_38449
元三井物産USA副社長。
コーネル・ジャパンの1期から3期のとき、
ニューヨーク修了旅行でお世話になった。

その後、帰国してから、
㈱アークスに出向。

そして今、
辻・本郷ビジネスコンサルティング㈱で、
執行役員。

経営継承、事業再生などの領域で、
コンサルティング業務に従事している。

午後には私の隣の佐原義規さんが、
二見仁基さん、木下幸夫さんと来社。
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佐原さんは、
㈱セブンカルチャーネットワーク、
デジタル推進部部長で、
旅行事業販売促進法人営業担当。

二見さんと木下さんは、
㈱セールスフォース・ドットコム所属。
二見さんはコンシューマー通信メディア営業本部第一営業部長。
木下さんはその部下で、
ストラテジックアカウントマネージャー。
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佐原さんはセブン&アイらしからぬ人物で、
聞いてみると近畿日本ツーリスト出身。

「セブン&アイらしからぬ」は、
誉め言葉です。

現在はデジタル推進部部長でありながら、
旅行事業の企画・運営を担当している。

様々な情報交換をして、
実に楽しい時間だった。

その後、猪股信吾さんがやってきて、
これもたくさんの議論。
猪股さんは立教大学大学院で、
結城ゼミ第2期生の俊英。
Webコンサルタントとして活躍中。

有り難い。

さて、日経新聞電子版の「経営者ブログ」
鈴木幸一さんのブログ。
日本のインターネットサービスの草分け。
㈱インターネットイニシアティブ会長。
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93年にネット接続サービスを開始。
ネット企業に道をひらいた業界の重鎮。

毎週火曜日の朝、このブログを執筆。
私は愛読している。

今日のタイトルは、
「ちいさな試み、おおきな思い」

読書家の鈴木さんが読むのは、
『ラファエッロの秘密』
コンスタンティーノ・ドラッツィオ著。
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イタリアルネサンスの三大巨匠。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、
ミケランジェロ、
そしてラファエッロ。

このルネサンス期に、
「紳士にふさわしいさりげなさ」が流行る。

その宮廷人による定義。
「あらゆる言動は、
ほとんどなにも考えることなく
自然になさなければならない」

「多大な注意を払って、
その能力を隠さなければならない」

「もし、それに気づかれた場合、
信用を失い評価されなくなるからである」

ラファエッロこそ、
この時代の寵児(ちょうじ)であった。

コラムニストの鈴木さん。
「およそ、さりげない振る舞いなど、
忘れてしまったような日本にいると、
こんな言葉にひかれてしまう」

同感だ。

「見透かされようが、
馬鹿にされようが、
ありったけの大声で、
ささやかな能力を誇示し続ける」

「瞬時でも注目をされないと
生きていけない」

これがまるで、
「当たり前のよう」になってしまった。
ポピュリズムに侵された日本、
そしてアメリカ。

「それは政治家や芸能の世界だけの
ことかもしれないのだが、
ついつい、耳を塞いでしまうことになる」

そこで鈴木さんは、
「ちいさな試み」を始める。

リーマン・ショックの翌々日。
大手町にある銀行のロビーで、
無料のトワイライトコンサートを始めた。
それが、先週、100回目となった。
「おおきな思い」に支えられて。

「紳士にふさわしいさりげなさ」
「ちいさな試み、おおきな思い」

なぜかドラッカーの、
イノベーションに似ている。
焦点を絞り、単純なものにする。
小さくスタートする。
最初からトップの座をねらう。

新しい職場、新しい仕事、
新しい役割、新しい貢献。

そんなときの心構えは、
紳士であること。
さりげなさを失わないこと。

そして「ちいさな試み、おおきな思い」。

小さくスタートし、
しかしトップを狙う。

〈結城義晴〉


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