結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2019年02月15日(金曜日)

ロピアNYC第2班研修のバレンタイン商戦模様

ニューヨーク滞在6日目。
こちらの今日は2月14日、
バレンタインデー。

雪が積もればクリスマス
思いが募ればバレンタイン♪
赤いリボンで包まれた
贈り物が待ってる♪
贈り物が待ってる♪
(山﨑眞幹作詞作曲)

比較的暖かな朝のマンハッタン。

摩天楼から見える青空が、
聖バレンタインを祝福しているようだ。
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今日は㈱ロピア第2班が到着。
JFケネディ空港に迎えに行って、
無事に到着したメンバーと合流。

すぐにウォルマートへ。
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いつものように、
売場を回りながら解説。DSCN8128-1

バレンタイン当日は、
左サイドのハードウェア部門の入り口に、
バレンタイン商品を集めて最後の大展開。IMG_2928-1

一方、右側の食品ゾーンの入り口では、
No1ロープライスリーダーを打ち出している。IMG_E2894-1

店舗左翼中央のシーゾナルコーナーは、
ずっとバレンタインを展開してきた。IMG_2925-1

しかしバレンタイン当日には、
一部の棚から商品が撤去されて、
新たなプロモーションの準備中。IMG_2924-1

ハードウェア部門の奥に、
ピックアップのコーナー。IMG_E2917-1

その中央にでんと立つのは、
ピックアップタワー。
ネットで購買した商品を、
ここで自動装置で受け取ることができる。IMG_2921-1

高木勇輔㈱ロピア代表取締役も駆けつけて、
ウォルマートの商品サンプルを大量購入。DSCN8133-1
これを車中で全員に配って、
試食させる。
これがロピアの学び方だ。

ウォルマートは、
バレンタイン商戦でも、
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」

ウォルマートの次は、
ロングアイランドの、
スチュー・レオナード。DSCN8143-1

店の一丁目一番地には、
バレンタインのギフトフラワー。
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日本では、
女性が男性にチョコレートを贈る。
アメリカでは、逆である。
男性が女性にプレゼントするのが一般的。

花束や風船、ジュエリー、菓子などだ。

だからバレンタインデー当日は、
店頭で切り花を展開する。

わが団員は切り花には目もくれず、
あちこちに仕掛けがある売場を堪能。DSCN8149-1

そしてデリを購入して、
ランチにまい進。
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まだ到着したばかりだから、
少し疲れているようだ。
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浅野修二さんと内田貴之さんも
団員に交じって昼食。
浅野さんはJACエンタープライズ代表、
内田さんはロピア取締役管理本部長。
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スチュー・レーナ―ドは、
「ディズニーランドのような店」と称される。
歌を奏でるさまざまなマスコットや、
装飾物がお客を楽しませる。

天井には逆さの牛。
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ジョーズが天を泳ぐ。IMG_2979-1
楽しさ満載の店は健在だ。

トレーダー・ジョー。IMG_3023-1

広めの風防室に、
真っ赤な切り花。
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入り口にもカラフルな切り花。
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エンドでもバレンタインデーの販促。
ここまで徹底して当日に売り込む。IMG_3015-1

柱周りにも花の鉢植え。
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店全体はいつものトレーダー・ジョー。
しかしバレンタインデーには、
花のプレゼントを前面に出す。

ロングアイランドから、
ブルックリンに入って、
365ホールフーズ。

ビルの1階と地下1階が売場。
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エスカレーターで地下に顧客が誘導される。IMG_3039-1

地下1階だが、
天井の高い快適な売場空間。IMG_3041-1

エスカレーターを降りると、
ここでもバレンタインのフラワーギフト。
黄色の花束が365のカラーと合っている。IMG_3042-1
ディスカウントタイプの店だが、
秀逸のデザインによって、
「品」のある空間をつくる。

私はこの店が好きだ。

同じくブルックリンでは、
ホールフーズ環境対策店。IMG_3090-1

この店がもっとも、
バレンタインギフト用の、
切り花を展開している。

それを男性たちが次々と購入していく。
しかも、いくつも手に取っていく。IMG_3106-1

アメリカでもバレンタインデーには、
親しい友人に花を贈る習慣がある。

これは注文済みの商品。IMG_3115-1

切り花や鉢植えの商品リストがあって、
お客はマル印を付けて注文しておいて、
バレンタインデーに受け取る。IMG_3112-1

さらにこんな商品も。
チーズ、フルーツ、サラミを盛り合わせた
バレンタイン用チーズプレート。
価格は39.99ドル。
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初日の最後の店舗視察。
アルコールも解禁にして、
ホールフーズを楽しんでもらう。DSCN8225-1

ビールバーで早速、
地ビールを楽しむメンバーたち。DSCN8229-1

2階のバルコニーから、
夕景の美しいマンハッタンを望める。DSCN8233-1

視察を終えて、
ホテルに荷物を置くと、
徒歩で夕食会場へ。IMG_3142-1

タイムズスクエアの賑わいに触れつつ、
ブロードウェイを南下する。
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行列で歩くところを、
自撮り棒で撮影。
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そしてロピア恒例のステーキハウス、
ウルフギャングへ。IMG_3154-1
Wolfgang’s Steakhouse。

ピーター・ルガー・ステーキハウスは、
マンハッタンでも名門中の名門。
そこで40年以上も、
ウェイターとして活躍したのが、
ウルフギャング・ズウィナー氏。
ズウェイナー氏が2004年、
独立して創業したのがこの店。

店内は大賑わい。
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総勢48名が席に着く。
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内田さんの音頭でカンパーイ。
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日本から到着して、
長い長い1日が終わる。
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ビールでのどを潤す。
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笑顔で乾杯。
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私も内田さんと乾杯。IMG_3180-1

旧知の柴田昇執行役員と、
商人舎ゼネラルマネジャー亀谷しづえ。IMG_31831-1

マグナムボトルのワインを開けた。IMG_3188-1

そして名物のポーターハウスステーキ。
サーロインとフィレを一度に楽しめる。
もちろんグレードはプライム。IMG_3189-1
ウルフギャングを堪能したあと、
それぞれにニューヨークの夜を楽しんだ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年02月14日(木曜日)

ポピュリズムの「思考停止」とロピアNYC研修第1班の修了

「ポピュリズムの勢いが止まらない」

日経新聞の「大機小機」は、
「2つのポピュリズム」を論じる。

「大衆迎合主義」

パリでは黄色いベストの民衆が、
デモを繰り返す。
ドイツにイタリア、
ハンガリーにデンマーク……。
欧州の国々で極右政党が台頭している。

トランプ大統領の一般教書演説。
移民政策の熱弁に米国民の7割が賛成した。

「ポピュリズムという妖怪が、
徘徊し始めている」

マクロン仏大統領も警告する。
「古い悪魔がよみがえりつつある」

その本質と問題点。

コラムニストの横ヤリさんの分析。
ポピュリズムには2種類ある。

⑴アイデンティティー追求型
人々が一体感を確認しようとする。

⑵「短期経済利益追求型」
目先の利益を求めるタイプ。

⑴は欧州極右政党の台頭。
反グローバリズムや反EUを掲げる。

移民・難民やイスラム文化の流入。
人々の不安と内向きのマインド。

⑵は左派ポピュリズムに多い。
メキシコの年金倍増、
ベネズエラ・マドゥロ政権の補助金ばらまき。

目先、人々を喜ばせることを第一にする。

トランプ政権やイタリア連立政権、
ブラジルの右派政権は、
⑴と⑵の混在型。

アイデンティティー追求型は、
「人を酔わせ多面的な視点を忘れさせる」

「排外的になる」
「言論の自由や法の支配も否定する」
「暴力性を帯びる危険すらある」

短期利益追求型には、
「財政破綻や経済的混乱の芽が潜む」

この2つのポピュリズムに、
警告するものがある。
「冷徹な市場である」

米国の株式市場は昨年秋から揺れている。
イタリアの長期金利も跳ね上がった。
ベネズエラのインフレ率は268万%。

日本ではいずれも、
「対岸の火事」のようにとらえられている。
だが、いつまで無縁でいられるか。

⑴と⑵のポピュリズムに共通するのは、
「自律意識を欠いた思考停止である」

同感だ。

月刊商人舎1月号。
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特集は、
商売の「品格」
サブタイトルは、
“ポピュリズム時代”の
崇高なポジショニング戦略

崇高なポジショニング戦略とは、
「自律意識を欠いた思考停止」を、
真っ向から否定するものだ。

物真似優先主義の悪いところは、
この自立意識を欠いた思考停止に、
陥りがちだからである。

さて、
㈱ロピアのNYC研修会。
隔年開催で今年は第3回。
その第1班も最終日。

マンハッタンにも、
朝から雪が降り始めて、
氷点下の寒さ。
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帰国直前の視察は
3つの商業施設。

まず、ウェストフィールド。IMG_28019

グランドゼロの跡地にできた、
ショッピングセンター。
3万4000㎡のマンハッタン最大施設。IMG_28029

3階にあるのが、
イータリー。
EATALY。
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イタリアのスローフードを、
外食と内食を融合させて提供する。
市塲であり、食堂であり、
学校であるような店。

そのマンハッタン2号店だ。

雪のせいでお客も少なく、
いつもの賑わいに欠けるが、
視察するには絶好。

導入部のワインバー。
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入り口を入ってすぐ右手に、
青果のマーケット。IMG_27309

「より良く食べ、
より良く飲むには、
人生は短すぎる」

だからよりよく食べよう、
よりよく飲もう。

店内のPOPには、
イータリーの思想が
あふれている。
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「素早く買って、ゆっくり食べよう」
スローフードの精神だ。
プリペアードフードのコーナー。IMG_27499

店内で焼成するベーカリー。
イタリアから酵母を持ち込んだ。
ガラス張りの作業場。IMG_27589

シーフードからミート、
チーズまでの対面売場。
白と青のタイル張りで美しい。DSCN80169

豊富な品揃えのシーフードの貝類。
イタリアンメニューに欠かせない。
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イタリアンメニューの惣菜ショップ。
対面ショップ形式で展開するのが、
イータリーの特長。IMG_27269

ミート売場はイタリア風カット方式。IMG_27279

チーズ売場の商品も、
イタリア産だけだが、
それでも充実した品揃えを誇る。IMG_27289

手づくりの生パスタメニューを提供する、
パスタ・バー。
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イタリアンスイーツのショップ。
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フード教室が開かれる体験コーナー。
イータリーは学校でもある。
最近、スペースを大きく広げた。
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逆に言えば、
加工食品などの物販スペースが
オープン当初と比べると、
若干、絞られたことになる。
オート三輪車によるディスプレー。
奥のレストランゾーンとを仕切っている。IMG_27109

ピザのレストランにある金色のピザ窯2基。
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これから本格的なピザを販売するには、
窯が必須になる。
これだけの大きさならば、
デモンストレーションにもなる。
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バレンタイン・プロモーション。IMG_27809

スナックやコーヒー、
ジェラードなどのショップを集積した、
イートインコーナー。IMG_27829

セルフチェックアウトも導入。
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お客自身が商品バーコードをスキャンして
カードで支払う。

「素早く買って、ゆっくり食べる」
セルフチェックアウトは、
客数の多いイータリーに必須だ。IMG_27719
1 Scan
2 Pay
3 Enjoy The DAY

イータリーらしい。

ワンウェイで誘導された売場の最後に、
チェックアウトゾーン。
さすがに雪の日の午前中はガラガラだ。
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ウェストフィールドから連続して、
オキュラス。
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建築家サンティアゴ・カラトラバの設計。
地下鉄の駅もあり、新名所となった。IMG_28059

厳粛な気持ちで、
全員での記念写真。DSCN8024

白の美しい造形物のオキュラス。
その先にワンワールドトレードセンター。IMG_28259

雪もだいぶ積もってきた。
除雪車がフル稼働。
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羽を伸ばした形のオキュラス。IMG_28319

そびえるワンワールドトレードセンター。IMG_28329

そして9.11で崩壊した、
ツインタワー跡地につくられた、
鎮魂のプール。

亡くなった人の名前が彫られ、
誕生日には白いバラが飾られる。IMG_28309

ワンワールドトレードセンターの隣に、
ブルックフィールドプレース。
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高級ブランドショップばかり集積する。IMG_28459

ここで、今度は、
拳骨を突き上げて写真。DSCN80309

このショッピングセンターの核が、
ル・ディストリクト。
フランス版のイータリー。DSCN80319

入り口の導入部には
テイクアウトのコーヒーショップ。
周辺のビジネスマンのためには、
必須の機能。
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スイーツのショップ。
宝石のようにセンス良く商品を並べる。
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菓子売り場のトップには、
マカロンのコーナー。IMG_28719

中央には円形の肉のレストラン。IMG_28509

館内は黒を基調とした、
シックな空間演出。
シェフのデリカテッセン。
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シーフードのコーナーは、
ケース内に、氷を敷き詰め
商品を並べる。
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ワインバー。
お客が歩き回る店では、
腰高の椅子が必須。IMG_28639

青果売場。
かご盛りで果物を展開。
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バナナはフック陳列。
空間の狭さを縦列することで補う。IMG_28559

バレンタインのプロモーション。IMG_28519

加工食品売場。
エンドが円形の什器。
商品は絞り込んである。
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トッピングをよりどりで選ぶ、
ニューヨークサラダのショップ。IMG_28589

そのバックヤードが見える。IMG_28609

2階にはフードコート、
ハドソンイーツ。DSCN80489

有名なレストランや外食産業が、
ファストフードで入って、
ランチタイムには大人気。
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地中海料理の「オリーブス」。IMG_28729

ニューヨーク一番のメキシコ料理、
「ドス・トロス」。
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大人気の寿司バー。
ブルーリボン寿司バー。
ソーホーの隠れた高級寿司屋が出店。
職人が目の前で握ってくれる。IMG_28749

バーベキュー専門カジュアルレストラン、
「Mighty Quinn’s(マイティ・クインズ)」
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チキンサンドとサラダの「フク」。
カリっとしたチキンサンドイッチは、
ニューヨークにブームを起こした。IMG_28779

「タルティネリー」は、
フランス風オープンサンドの専門店。DSCN80469

ヌードルと丼の北老虎。
ノーザンタイガーとして人気。
私はチキンヌードルを買って食べた。DSCN80479

イートインスペースは広いけれど、
ランチ時は座れないほどだ。DSCN80439
グランドゼロの跡地は、
アメリカの誇りをかけて甦った。

こここそ、グロサラントのメッカである。

すべての研修が終わって、
最後は雪の中を、
バッテリーパークへ。

自由の女神が見えるはずだが、
今日はあいにくの寒風と雪。DSCN8049

自由の女神の方向をバックに、
皆で最後の記念写真。DSCN80529

すべての視察を終えて、
JFケネディ空港。

1人ひとりと握手をして
送り出す。
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商売のポピュリズムは、
大衆主義である。

しかしそこでも、
自律意識を欠いた思考停止はいけない。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年02月13日(水曜日)

ロピアNYC研修「食べ歩きコンテスト」の好奇心と行動力

月刊商人舎2月号。
幸せの「時間管理」

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[Message of February]
時間よ、止まれ!

“Time is money”
〈アメリカ建国の父/ベンジャミン・フランクリン〉

「賢い人間は
時間を無駄にすることに
最も腹が立つ」
〈イタリアの詩人・哲学者/ダンテ・アリギエーリ〉

しかし、こんな言葉もある。
「珠玉の時間を無為に過ごさないようにと、
注意を受けたことがあるだろう。
そうなのだが、
無為に過ごすからこそ
珠玉の時間となるときもある」
〈イギリスの劇作家/ジェームス・マシュー・バリー〉

時間はなぜか二面性を持つ。
それが時間の特徴だ。

「労働は適時にはじめること。
享楽は適時に切り上げること」
〈ドイツの詩人/エマヌエル・ガイベル〉

「一番多忙な人間が、
一番多くの時間をもつ」
〈スイスの神学者/アレクサンドル・ビネ〉
これは真理だ。

私たちは誰もが、
「時間」の中で働き、学ぶ。
「時間」の中で休み、眠る。
「時間」で生きて、
「時間」で死ぬ。

「幻でかまわない
時間よ とまれ
生命のめまいの中で」
〈作詞家/山川啓介・作曲家/矢沢永吉〉

時間とは一生、付き合わねばならない。
その時間が止まった瞬間、
死が待っている。

だからこそ時間との向き合い方に、
ある種の決着をつけておきたい。
自分なりの羅針盤を携えておきたい。

仕事の時にもプライベートの時にも、
時間に対するマネジメント哲学をもって、
生きていきたい。
〈結城義晴〉

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さて、ニューヨーク。
㈱ロピアの米国研修。
時間は止まらない。

2日目の夜に行われたイベント。
「食べ歩きコンテスト」

前回までは、
「調理コンテスト」をやっていた。

しかし今回はイノベーション。

メンバーが4人1組で10班に分かれて、
自分たちでコンセプトを決めて、
ニューヨークの食体験をした。

その体験を3日目の朝、発表。

全員が1票を投じて、
競い合うというイベント。

福島道夫社長の肝いり企画。
残念ながら福島さんはいないけれど。IMG_2523-1

真っ先に発表したのが、
Iチーム。
ハンバーガーショップめぐりがテーマ。
肉質やバンズ、味付けなどを比較報告。

5ガイズ、シェイクシャック、
そして5ナプキンズバーガー。
最後の5ナプキンズは満席で入店できず。

そこで締めに一風堂のラーメンを食べた。
よく食べるのがロピアの企業文化だ。IMG_2498-i

シェイクシャックを体験していない、
他のメンバーたちは、
食い入るように画面を見る。DSCN7893-1

Fチームも、
ファストフードとレストランの、
ハンバーガー比較。

I班とテーマが被った。
しかしアメリカ人の国民食を、
体験して食べ歩く。
いい試みだ。

こちらは5ナプキンズバーガーを体験。
もちろんシェイクシャックは外せない。
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片言の英語で店員とも交流して、
記念写真。

会場後方では、
ロピア代表取締役の高木勇輔さんも、
体験報告を聞いている。
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Bチームは、
肉文化のアメリカで、
最新トレンドのスモークBBQに挑戦した。
フィッテソウ(Fette Sau)BBQ。

地下鉄に乗って話題の店を探して、
3種類のスモーク肉を体験。IMG_2514-b

Eチームは、
ウーバーを使って著名レストランへ。
食事だけでなく、
接客の良さを実感したと報告。
ロピアの店舗でも、
ホスピタリティが大切だと強調した。
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Gチームは、
ともえ寿司。
日本の寿司文化が、
どう根づいているかを検証体験。IMG_2521-1
顧客はニューヨーカーばかりだった。
店のオーナーとも意気投合して、
記念写真を撮ってきた。

Dチームは、
まずハラルフード。
アメリカでは2兆円産業にまで育った。
人気の屋台を探して、実食。
味はソースが辛すぎて、
今一つだったと報告。

しかしそのあとロブスターのルークス、
チーズケーキのジュニアーズ。

意欲的に食べ歩いた。
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Hチームは、
積極的に店を巡った。
ステーキハウスのギャラガーズで、
プライムローストビーフを食べ、
ジャズクラブのバードランドで、
音楽を愉しみ、
最後にプラネットハリウッドで、
締めのハンバーガー。
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なかなかいい体験報告だった。

ほかのチームの食体験報告に、
全員が興味津々。
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Aチームは、
オイスターバーで、
シーフードレストランを体験。IMG_2538-a

発表が終わるごとに、
ほかのチームメンバーから、
次々に質問が飛ぶ。
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Cチームは、
ザ・パーム(The Palm)。
人気のステーキハウスだが、
あえてシーフードを体験。
1人280ドルを使って、
イカのフリットをはじめ、
エビやカニの海鮮料理を堪能。
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私も皆の体験報告を聞いて審査する。IMG_2545-1

最後の報告は、
Jチーム。
マンハッタンで超人気の創作寿司店。
「sushi of gari」を選んだ。

3時間半をかけて、
お任せで高級寿司を食べ続け、
なんと、1人4万円、
4人で16万円を使った。IMG_2550-j

これには会場からどよめきの声。
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すべての発表が終わって、
私の総括。
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今回、欠けていた視点、
もっともっと挑戦すべき方向性。
本物の日本食がアメリカで成功した要因。
それらを講評した。

しかし食べて食べて食べる。
そして感じて、考える。

それができた。
極めて、いいイベントだった。IMG_2552-1

最後に、高木勇輔さんの総括。IMG_2565-1

ロピアが目指す商売の方向性を、
実にわかりやすく説明した。
そのためには1人ひとりに、
「好奇心と行動力」が不可欠である。
研修参加者に強いメッセージを贈った。IMG_2563-1

イベントが終わると、
移動中の専用バスの車中で、
すぐに得票数を集計。

1位のリーダー賞、
2位のチャレンジャー賞が決定した。
さらに私が独断でニッチ賞を選んだ。

チャレンジャー賞とニッチ賞には、
1人200ドルの賞金。
リーダー賞には、
1人400ドルの賞金が手渡された。
もちろん、滞在中に、
食事や家族への土産購入に使ってほしい。
それが福島社長の意図だ。

ニッチ賞に輝いたHチーム。
ステーキとジャズとハンバーガー。
アメリカ人の大好きなメニューを、
見事にチョイスして体験した。DSCN7897-1

チャレンジャー賞は、
寿司体験のGチーム。
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栄えある1位は、Jチーム。
16万円を投じて創作寿司を堪能した
コロンブスの像を背景に1位の笑顔。DSCN7903-1
1位、2位ともに寿司体験だった。
値段の差が順位を分けた。

しかし全員の投票だから、
全員の関心がそこに集まったことになる。

賞金はぜひとも、
3日目、4日目の滞在中に使ってほしい。

さて、ロピアニューヨーク研修会も、
滞在4日目の朝。

結城義晴の最後の講義。
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ロピアが目指すべき競争戦略と、
店舗戦略、商品戦略を解説した。
一つひとつをロピアに当てはめて、
丁寧に解きほぐした。DSCN80059

商品のクオリティと価格、
コモディティとノンコモディティ。
60分という限られた時間だったが、
ロピアにとって大事な視点ばかりだ。  DSCN8002-1

1人ひとりの部門チーフたちが、
それを理解してほしい。
そして好奇心と探究心、
行動力と実行力を持って、
仕事に取り組んでほしい。DSCN80079
皆に期待したい。

最後に、ロピアNYC研修テキストから。

行こう! 歩こう!! 見よう!!!

Amazon GoへGo!
Wal-Mart Supercenterへ行こう!
Trader Joe’sで買おう!
Eatalyで食べよう!

ストアウォッチング、
ストアコンパリゾン。
ストアクリニック。
マーケットリサーチ。

好奇心・探求心、
向学心・向上心。
新しいもの好き、
そして行動力・実行力。

虫の目で、
鳥の目・魚の目で。
そして心の目で。
行こう、歩こう、見よう。

店を訪れる。
売場を見る。
商品を買う。
サービスを味わう。

カスタマーを見る。
アソシエーツを観察する。
その交流と賑わいを感じとる。
繁盛の秘訣を見つける。

そして考える。
話し合う。
再び考える。
アイデアを出す。

紀元前47年のユリウス・カエサル。
小アジアのゼラの戦いを制して、
ローマへ手紙を送った。
「来た、見た、勝った」

まずは足を運ぶ。
そして目で見、耳で聞き、
五感で感じて、頭で考える。
そうすれば勝利することができる。

全米に材料が散らばっている。
すべての州や都市、その街角に、
意思決定に役立つものが眠っている。
イノベーションの源が息づいている。

虫の目で、
鳥の目・魚の目で。
そして心の目で。
行こう、歩こう、見よう。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年02月12日(火曜日)

月刊商人舎2月号「幸せの時間管理」とNYCブロードウェイの大変化

月刊商人舎2月号。
発刊しました。
ニューヨークに来ているので、
刷り上がった雑誌を、
手にすることはできませんが。201902_coverpage
特集は、
幸せの「時間管理」
タイムマネジメントとMHコントロール
今月号も、
ずっとやりたかったテーマです。

[Cover Message]
「時間」は有限である。誰に対しても、どんな組織に対しても、時間は公平に与えられている。しかし、ゲーテは楽観的である。「うまく使えば、時間はいつも十分にある」。ピーター・ドラッカーはやや悲観的だ。「時間こそは、最もユニークで乏しい資源である」。人生においても、企業経営においても、「時間」こそが最も有益で、唯一の資源である。しかしそれはいつも、誰にとっても乏しい。「働き方改革」が喧伝される今、「時間管理」こそ最優先されるべき経営課題である。そしてこの経営的命題としての「時間管理」を適正にしようとするとき、経営者自身のタイムマネジメントと現場オペレーターのマンアワーコントロールとを、別次元の問題と捉えてはならない。経営者は人手不足と人時生産性を問題にするのに、自らのタイムマネジメントはおろそかであることが多い。そんな企業に限って、マンアワーの効率が低い。企業全体で、組織内のそれぞれの役割に合わせて、謙虚に「時間」という資源に向き合うべきである。それを組織風土とするべきである。天に唾するごときテーマだからこそ、真摯に検証しなければならない。幸せの「時間管理」を求めて。

その目次。201902_contents
ピーター・ドラッカー
ヘンリー・ミンツバーグ
マイケル・ポーター
現代マネジメントの巨匠たちの、
「時間管理」の考え方を、
わかりやすく、しかし丁寧に、
ダイジェストした。

もちろん商人舎の視点で。

サミットのLSPも徹底取材。

それから特別企画は、
「上田惇生を悼む」

上田先生を師と仰ぐ二人、
川勝利一さんと結城義晴が、
評伝を書きました。

私は編集後記に書いた。
「上田惇生先生を亡くした。
流通業界の”ドラッカーの分身”に
ならねばと、固く決意した」

ご冥福を祈ります。

さて、ニューヨーク。
㈱ロピアのニューヨーク研修。

3日目は朝のイベントと講義のあと、
ホールフーズへ。
コロンバスサークルの大繁盛店。IMG_2596-1

タイムワーナーセンターの地下1階にある。IMG_2591-1

タイムワーナービルのエントランスには、
花でできた豚のモニュメントが登場。 IMG_2590-1

春節の中国客への歓迎ムードがいっぱい。
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エスカレーターで降りると、
広い花売場が顧客を迎える。DSCN7924-1

青果売場の導入部には、
バレンタインギフト用の切り花。DSCN7905-1

店舗は横長の変形。
エスカレーターを挟んで、
左翼が生鮮3部門を中心とする市場、
右翼がデリカテッセンやビールバー、
イートインスペース、そしてレジなど。
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オレンジのみごとなカラーリング。
ホールフーズには、
専門のVMDコンサルタントがいる。
VMDはビジュアルマーチャンダイジング。
詳細は、鈴木哲男著。
『流通RE戦略』に書いてある。
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だから陳列はアーティスティック。IMG_2582-1

ミート売場の加工肉コーナー。
商品フェースを向けた陳列。IMG_2567-1

ピザの陳列も顧客側にフェースを向ける。
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鮮魚も魚体の色を考慮して並べる。IMG_2572-1

店舗右翼のデリは対面で販売。
寿司、ピザ、デリカテッセンなどが、
ショップ形式で並ぶ。IMG_2583-1

Specialtyと名付けられたチーズ売場。
チーズとワインとチョコレートを、
「スペシャルティ」とくくる。
しかしニューヨークでは、
ワインやハードリカーは、
別棟で販売しなければならない。
この店にはない。
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インストアベーカリーの売場。
ネコ足の木製什器が面白い。
什器使いはホールフーズの真骨頂。DSCN7915-

レジ前のHBC売場。IMG_2588-1
コロンバスサークルの店は、
ホールフーズの中の最高峰。
一度は訪れたい。

ブロードウェイ沿いには、
ゼイバース。
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たった1店だが、
週に4万人の顧客がやってくる。

物販店舗の隣には、
コーヒーやサンドイッチのショップ。
もう、時代を超えて、
「グロサラント」をやっている。
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店に入ると、
両サイドがチーズ売場。
圧巻の品揃えだ。
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すごい品揃えだが私の言葉はいつも、
「売れるから並べている!」

デリの対面コーナー。
すべて手づくりだ。IMG_2600.-1JPG

スモークフィッシュは、
ゼイバースのオリジナル商品。
1934年の創業当初からの人気商品だ。
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パン売場も大人気。
焼成は近くの工場でするが、
焼きたての香りが売場を包む。
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ゼイバースの代名詞は、
コーヒーコーナー。
ロピアのメンバーも、
引き立ての豆をゲット。IMG_2603-1

2階はキッチン用品の売場。
プロ仕様のものまで揃える。IMG_2614-1

階段の壁面にはゼイバースのグッズ。
デザインがいいので結構、売れる。IMG_2615-1

ゼイバースから徒歩で南下すると、
ウェストサイドマーケット‥‥
があるはずだが撤退していた。

さらに行くと、シタレラ。
ニューヨークデリの専門店。
こちらは大丈夫。
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2層の店舗で、1階は生鮮とデリ。
小さな店だが固定客がついていて、
それなりに繁盛している。IMG_2621-1

その隣には、
フェアウェイマーケット本店。IMG_2643-1

青果に強いフェアウェイ。
道路に面して山積みされた果物。
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入り口脇には葉物野菜のコーナー。
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しかし青果部門をぐるっと回って驚いた。
圧倒的だった根菜類などの立体陳列が、
普通の陳列に変わっていた。
什器も変わっていた。IMG_2634-1
フェアウェイに何かが起こっている。

リンゴなどはまだボリューム陳列。IMG_2635-1

鮮魚や精肉は対面で販売する。
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2階にはオーガニックだけの売場。
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そしてフェアウェイ2階は、
カフェやHBC売場が閉じていて改装中。
全体に客数も少ない印象だ。

その理由は競争相手の存在だけではない。
消費そのものが変わっているのだ。

10分ほど南下すると
トレーダー・ジョー。IMG_2651-1

地下1階と地下2階の大繁盛店。IMG_2644-1

月曜の昼前なのに、
すでにレジ待ちの長い行列。
フロアを1周している。IMG_2648-1
トレーダー・ジョーの集客力はすさまじい。

入り口に置かれた宅配商品。

マンハッタンだけで、
宅配サービスを行ってきた。
しかし3月1日には、中止する。
宅配は売れれば売れるほど、
利益を蝕む。
それが理由だ。
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3日目の最後の視察は、
チェルシーマーケット。
ナビスコ工場跡地の商業施設。
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目の前にGoogleのオフィスがある。
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春節シーズンで、
館内にはこんな飾りつけ。
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ニューヨークはホテルも商業施設も、
中国客歓迎一辺倒だ。

ロピア研修で、
チェルシーマーケットを訪れる、
一番の目的は、
ロブスタープレース。IMG_2668-1

鮮魚店だが、
ロブスターや寿司を食べさせてくれる。
内食と外食が融合された店。IMG_2667-1

種類豊富なシーフードの小売り。IMG_2659-1

いちばん奥のロブスター・バー。
生とボイル商品を販売するだけでなく、
その場で茹でたてを食べさせる。
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そして飲食スペースが広がった。IMG_2652-1

茹でたてのロブスターは特大サイズ。
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それをシェアして食べる。IMG_2654-1

食べる体験を楽しむロピアの面々。
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オイスターバーでも食べる。
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カウンターで寿司も食べられる。

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私はシェフのおまかせ寿司と、
ビールをいただいた。
40ドル也。
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新鮮で美味。大満足。
マンハッタンで五本の指に入るだろう。

チェルシーマーケットでは、
テナント店舗の改廃が激しい。IMG_2672-1

全体的に物販店が減って、
外食店の比率が増えた。IMG_2689-1

観光スポットだからということもあるが、
食中心のテナント揃えになってきた。
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アパレルファッションが低迷して、
フードにシフトする。
それは世界的なTrendだ。

そのトレンド変化の大潮流は、
スピードアップしている。

フェアウェイの生鮮の縮小。
隣のウェストサイドマーケットの閉鎖。
トレーダー・ジョーの隆盛。

その理由は、
生鮮3部門クライシス!!
昨年の月刊商人舎4月号で指摘した。

少しずつ変化してきて、
いつの間にか大変貌を遂げる。

それがマンハッタンに現れている。

マーケットは動いている。
恐ろしいことに。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年02月11日(月曜日)

堺屋太一さんの訃報とロピアNYC研修の”Think, think, think!”

堺屋太一さんが亡くなった。
2月8日午後8時19分。
多臓器不全。
83歳だった。
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小説『団塊の世代』を世に出して、
このネーミングを国民に定着させた。
大阪万博のプロデューサー。

「本気のプロデューサー」が、
何をするにも必須であることを説いた。

私は「ゼロ戦化現象」という概念を、
よく使う。

技術者にまかせておくと、
モノは難しいこと、
精巧なことに突き進んでしまう。

あらゆる業界に起こる。

戦前の1940年ころ、
世界で最も性能がいい戦闘機は、
日本のゼロ戦だった。
スピードが速い、小回りが利く。
そのうえ耐久性がある。

ただしゼロ戦を乗りこなすには、
1000時間の訓練が必要だった。

それに対して、
ドイツのメッサーシュミットは、
300時間で乗りこなすことができた。
アメリカのグラマンは100時間だった。

戦争が進むにしたがって、
パイロットが戦死していくと、
日本にはゼロ戦を操縦する者が、
いなくなった。

技術者に任せておくと、
性能はいいものができるけれど、
どんどん複雑になる。

それによって、
大衆から離れていく。

2010年11月に直接、話を聞いた。

堺屋さんにはまだまだ、
これからの日本を、
見てほしかった。

さて、ニューヨーク・マンハッタン。
ホテルはミレニアム・ブロードウェイ。

28階の部屋の真下にタイムズスクエア。IMG_2279.-1

ホテルは春節対応一色。IMG_2281-1

日本は建国記念の日。
こちらはまだ2月10日。
朝、7時から講義。 DSCN7728-1

司会は遠藤好和さん。
㈱ロピア人事総務マネジャー。DSCN7730-1

ロピアの中核を担うのがチーフ。
そのチーフ以上が参加しているが、
はじめてのアメリカ体験という人も多い。DSCN7753-1

そこでどこよりも、
わかりやすく、
かみ砕いて講義する。DSCN7736-1

テーマは、
好奇心・探求心、
行動力・実行力。

そして”Think, think, think!”
体験したら、
考えて考えて、考え抜け。DSCN7740-1

店舗視察の原則と基本をレクチャーし、
米国小売業の最先端の情報を整理した。DSCN7744-1

ロピアの店舗は、
部門チーフがカギを握る。
その彼ら、彼女らに向かって、
丁寧にわかりやすく、
2時間ほどの講義。
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講義が終わると、
すぐに視察。

まず、アルディ。DSCN7765-1

カラフルな段ボール陳列の売場。
クレンリネスは見違えるほど、
よくなった。
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そして青果売場。
グロサリーディスカウントから、
生鮮もディスカウントの店へ。
もちろんアイテム数は絞り込んである。IMG_2286-1

オーガニックの売場も充実してきた。IMG_2288-1

肉に強いロピア。
どの店舗に行っても
ミート売場をじっくり観察。
そして議論する。
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2リットルのコカ・コーラが
1ドル64セント。
この店は意外に安くない。 IMG_2292-1

牛乳に至っては
1ガロン3ドル79セント。
競争状態によって、
売価設定を変える。DSCN7763-1

「8年連続バリューリーダー」。
つまりウォルマートよりも、
クローガーよりも、
一番安いと評価されていると、自慢げだ。DSCN7760-1
しかしこの地域にはクローガーはないし、
ウォルマートの店舗も少ない。

価格競争の緩い環境のなかで、
この店は、楽な商売をしている。

コンビニのワワ。IMG_2312-1

東海岸の6州に800店ほどを展開する、
リージョナルのコンビニチェーン。
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ファストフードとカフェサービスに、
力を入れる。
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メンバーもコーヒーを注文。IMG_2304-1

全店の半数ほどに、
ガソリンスタンドを併設する。
地域に馴染んだコンビニだ。
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そしてウェグマンズ。IMG_2371-1

スーパーマーケットの入口は、
ドームのようなアーチ形。
その両サイドの一丁目一番地で、
プロモーションアイテムを展開する。IMG_2364-1

売場に入ると高い天井。
一気に市場の雰囲気になる。IMG_2351-1

圧倒的に広くて賑わいのある青果売場。IMG_2350-1

トップには単品量販売場。
お客もよく買っている。IMG_2362-2

青果の奥には、
ショップ形式の花売場。IMG_2338-1

そして島型のチーズ売場。
これも圧倒的な品揃えと買いやすさ。IMG_2321-1

奥壁面にミート売場。
ハムとチーズのデリカテッセン売場は、
いつも切りたてのハムを買い求める
顧客の行列がある。
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その対面売場の隣では、
チーズとハムの切り立てアイテムを、
パッケージしてセルフサービス販売。
最近お目見えした売場だが、
対面とセルフを両にらみで展開するのが、
ウェグマンズだ。
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中身が見えるように、
透明のジッパー袋で販売する。
これがいい。
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シーフードは、
氷を敷いて対面のばら売り。IMG_2333-1

担当スタッフが、
何やら機械を持ってきた。
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魚体に棒の先を突き刺して、
温度を測って鮮度管理をする。DSCN7792.-1JPG

広大なインストアベーカリー。
パンだけでなく、
マフィンやベーグル、
クッキー、ケーキなど
ベイクド商品を扱う。IMG_2327-1

広い主通路では、
プロモーションアイテムを展開する。IMG_2337-1

コンシスタント・ロープライス。
一貫した低価格。
つまりウォルマートのEDLPと同じ戦略。
必需商品は売価を変えずに、
低価格で販売し続ける。IMG_2340-1

天井付近に敷かれたレールの上を、
電車が走る。
これをロピアが取り入れている。IMG_2341-1

店舗奥に、ファミリーパックのコーナー。
大容量商品を低価格で販売する。
コストコ対策の一環だ。IMG_2343-1

日曜の昼のピークタイム。
忙しい中、ケニーさんが話してくれた。IMG_2365-1

通訳は浅野秀二さん。
JAC代表。
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最後に全員で写真。
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ケニーさんに感謝。DSCN7810-1

対抗するショップライト。IMG_2408-1
このニューヨーク周辺で、
トップシェアのボランタリーチェーン。
300店ほどの協同組合だが、
この店はその旗艦店。

店全体、あちこちで、
バレンタインのプロモーション。
入り口では新鮮なイチゴを、
チョコレートでコーティングした菓子。
どんどん試食させる。IMG_2381-1

対面のケーキ売場。
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手づくりのクッキーやケーキなど、
バレンタイン商品を重点販売。DSCN7818-1

ちなみに肉売場でも、
ハート形の容器にステーキを入れて販売。DSCN7817-1

この店はそれぞれの部門やコーナーを、
ショップ形式で展開している。

導入部は青果部門の、
シェフのベジマーケット。IMG_2386-1

高い天井を活かして、
さまざまな装飾を施す。IMG_2382-1

ナチュラル&オーガニックのコーナー。
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デリカテッセンの「ボアーズヘッド」。
超有名なブランドのショップ。
切り立てハムを提供する。  DSCN7824-1

焼きたてピザのコーナー。DSCN7832-1

車を半分に切ったような、
カフェコーナー。
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ジュースとスムージーのコーナー。DSCN7838-1

「オイスターバー」と名付けられた、
シーフード対面売場。
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市場感のある生鮮ゾーンを抜けると、
店舗奥には、加工食品、冷凍食品、
HBCや書籍などの非食品ゾーン。IMG_2399-1

ワイン売場のバレンタインプロモーション。DSCN7848-1

この長いゴンドラの陳列線が、
この店の特長だ。
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レジの奥に、
宅配サービスのための、
ピックアップ商品が並んでいる。DSCN7851-1

このバンで自宅に届ける。
常時4台が稼働している。

1日100件くらいの注文がある。

アメリカでは宅配サービスが、
急速に伸びていて、
ショップライトもそれに対応する。DSCN7853-1

ニュージャージー州を後に、
マンハッタンに戻る。

ソーホー地区の
アマゾン4スターストア。IMG_2431-1

トップセラーアイテムばかりを集めた、
アマゾンのリアル店舗。IMG_2409-1

アマゾンで人気のある最新製品も並ぶ。IMG_2417-1

カテゴリー別に商品が展示され、
いわばショールームのようなもの。IMG_2426-1

この店の評価を聞くマシン。IMG_2430-1
昨年9月のオープン以来、連日、顧客でにぎわう。
当然、ネットでも買える商品ばかりだが、
それでも人気のリアル店舗となっている。

ユニオンスクエアへ移動して、
ホールフーズ。IMG_2462.-1JPG

地下1階・地上2階の3層。
地下がメインの売場。IMG_2449-1

2004年2月に、
マンハッタン最大店舗として、
オープンさせた。

マンハッタンで、
ホールフーズの名を
知らしめる契機になった店舗。
現在も繁盛店だ。
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広くて清潔なシーフード売場。IMG_2455-1

バルク販売の売場。IMG_2457-1

さらにデアリーや冷凍食品、
加工食品がコンパクトに配されている。IMG_2459-1

1階はコンビニエンスな即食のデリ売場と、
銀行方式のチェックスタンド。IMG_2461-1

2階はイートインスペース。
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ユニオンスクエアのライバル、
トレーダー・ジョー。IMG_2463-2

日曜の夕方ということもあって、
人であふれている。IMG_2464-1

店を1周するほどのレジ待ちの行列。IMG_2465-1

その横にあるワインショップ。DSCN7878-1

プライベートブランドの
「チャールズ・ショー」を
目いっぱい売り込む。
世界一売れているワインだ。DSCN7881-1
ニューヨーク州はグロサリーと酒は、
別の店で売らなければならない。
しかし独立したワインショップとしても、
トレーダー・ジョーは、
極めて強いインパクトを持つ。

視察最後は、
ガーデン・オブ・エデン。IMG_2466-1

グルメ志向のスーパーマーケット。IMG_2469-1

コンセプトは、
「ヨーロッパの屋外市場」。
プレゼンテーションに凝る。IMG_2471-1

天井から隙間なく吊り下げられたかご。
店内の壁も天井も商品と装飾で、
密度高く埋め尽くす。IMG_2476.-1JPG

手づくりのデリやケーキが人気だ。IMG_2478-1

シーフードの対面コーナー。IMG_2488-1
3店舗だけの店だが
根強い固定ファンを持つ。
ただし、客層の年齢層は高い。
いわゆる伝統的顧客の「ラガード」に、
支えられた店だ。

ホールフーズやトレーダー・ジョーが、
マンハッタンに入ってきて、
既存のスーパーマーケットは、
決定的な影響を受けた。
今後どれだけ踏ん張っていけるか。

ガーデン・オブ・エデンの、
強みとは何か。

それが問われている。

ディナーは、
三ツ星のイタリアンレストラン。
しかし店名はPEASANT(ペザント)。
「百姓」という意味。IMG_2493-1

シックな店内で、
おいしいイタリアンを味わい、
高木勇輔㈱ロピア代表取締役と、
ワインボトルを空け続けた。

そうして2日目の夜は更けていった。IMG_2492-1

どんな会社にもどんな組織にも、
「本気のプロデューサー」は必須だ。

ウェグマンズにもホールフーズにも、
トレーダー・ジョーにもアルディにも。
ショップライトにもエデンの園にも。

もちろんロピアにも。

堺屋太一さんの遺言のような気がする。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年02月10日(日曜日)

ロピアNYC初日のウォルマートからホールフーズまで

羽田を発つときは雪だった。
しかしすぐに太平洋の海と雲。 DSCN75159

それから10時間ほどで、
アメリカ大陸のシカゴ上空。DSCN75179

マイナス50度の厳寒の土地。
川も湖も凍っている。DSCN75189

それから雲に覆われて、
またしばらく飛ぶ。
DSCN75219

ニューヨークに近づく。DSCN75288

真下にマンハッタン。DSCN75299

機体はぐるりと旋回して、
J.F.ケネディ空港に着陸。DSCN75409
㈱ロピアのニューヨーク視察研修。

すぐに専用バスでロングアイランドへ。
ウォルマートスーパーセンター。
1DSCN7552-1

この地域で一番の低価格の店。
ロープライスリーダーを誇る。3DSCN7568-1

土曜の昼ということもあり、
お客がよく入っている。2DSCN7571-1

売場を回りながら解説。DSCN2116-1

主通路に並ぶ平台。
「アクションアレー」と呼ばれる。
単品量販で訴求する。4DSCN7556-1

中通路では、4Kテレビを、
88ドルの超格安価格で訴求する。6DSCN7560-1

自転車の売場。
99ドルの自転車が人気で、
売場では品薄状態。7DSCN7562-1

菓子売場とは別に、
店舗左翼の非食品売場に、
バレンタインデーの、
プロモーションコーナー。5DSCN7565-1

大量に購入した顧客たち。
8DSCN7570-1
チェックアウトは、
通常レジレーンの両サイドに、
セルフレジコーナーが設けられている。

黒人系とヒスパニック系の多い地域だけに、
ウォルマートは大人気だ。

さらにロングアイランドの東にバスを飛ばし、
スチュー・レオナードの6号店。DSCN2134-1

酪農業からスタートしたから、
それを象徴する入り口の牛。DSCN2135-1

入り口を入ると、
アイスクリーム売場がある。
これが看板ショップで、
実においしい。
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売場はワンウェイコントロール。
主要な部門には人形がセットされていて、
ボタンを押すと、
音楽に合わせて歌ってくれる。
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青果のこの美しい陳列。DSCN7586^1

バックヤードをオープンにして
作業風景を見せる。DSCN7579-1

青果の商品加工の度合いも、
ずいぶん上がってきている。DSCN7580-1

玉ねぎのみじん切りのパック。
スープなどに利用される。DSCN7582-1

バナナ売場には、
陽気なバナナボーイ。DSCN7589-1

天井で牛が飛んでいる。
子どもに人気の高い店だ。DSCN7593-1

ブッチャーショップと書かれた、
ミート部門。
肉のロピアの面々が、
じっくり視察している。DSCN7595-1

シーフードの売場では、
巨大なロブスターがお客を楽しませる。DSCN7598.-1JPG

惣菜売場のスチュー・デリ。DSCN7601-1

焼きたてのピザを提供する、
「ミスターレオナードのキッチン」。DSCN7604-1

しかし、スチュー・レオナードは
客数が減っている。
土曜の昼時で、この状況。
まだまだ認知度が低いし、
店づくりに失敗したかもしれない。DSCN7608-1

隣にあるワインショップ、
「ライアンズ・ワイン」
レオナード社長の娘が経営している。DSCN7616-1

ここで店舗スタッフも驚くほど、
大量のワインを購入した。
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このレシートの長さ。
高木勇輔さんの爆買い。
㈱ロピアホールディングス代表。
スタッフは大喜び。DSCN2146-1

そしてトニーさんに急きょ、
インタビュー。
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この店はスチュー・レオナードと同じく、
17年8月に出店。
年商は現在4億円ほど。
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そしてトレーダー・ジョー。
スチューとの距離は車で5分ほど。DSCN7644-1
大型のパワーセンターの一角にある。

こちらはいつもどこでも、
多くのお客を集めている。DSCN7632-1

高齢者から若い世代まで、
トレダー・ジョーの客層は広い。DSCN7645-1

次から次にお客がやってくる。
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そんな中、冷蔵ケース1列が、
機能ダウン。
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「欲しいものがあったら、
私たちに聞いてください」
サインで呼びかけ。DSCN7633-1

周辺の住民が全員やってきたような状態。
PB比率が9割に達して、
この店にしかない高い品質の商品ばかり。
しかもそれが安い。
だからどの店舗も大繁盛だ。DSCN7642-1

ブルックリンに戻って、
ホールフーズ365。
ディスカウント・フォーマット。DSCN7649-1

向かい側のビル。
壁面いっぱいにペインティング。
おもしろい。
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店舗は地下1階。
エスカレーターで降りる。DSCN7653-1

このフォーマットは、
ローコストの店づくりだが、
デザイン性は高い。
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段ボール陳列やクレート陳列で、
ローコストな運営。DSCN7656-1

ミートやシーフードも対面売場をなくし、
商品は平ケースで販売する。DSCN7660-1

ローコストでも、
壁面装飾などは洒落ている。
カラーリングもいい。DSCN7662-1

バルク売場もディスカウント仕様。DSCN7663-1

通路の両サイドに、
冷蔵ケースを並べた冷凍食品売場。DSCN7667-1

最終コーナーにデリとベーカリー。DSCN7672-1

青果売場からほぼワンウェイで、
顧客を誘導して、最後にレジ。
銀行方式で並ばせる。DSCN7676-1

1階は即食・喫食の売場。
イートインスペースと、
デリやワイン・ビールなどの
ショップが並ぶ。
DSCN7683-1

ホールフーズ365は、
今後、出店をしない。
失敗したと評価されるが、
ブルックリンのこの店は、
そのデザイン性も相まって
地域に馴染んだ人気店になっている。DSCN7685-1

そしてホールフーズのレギュラー店へ。
ブルックリンの環境対策店。DSCN7688-1

アマゾン傘下になっても
ホールフーズの良さは変わらない。DSCN7693-1

バナナをフック陳列。
女性スタッフが、
一房ずつフックにひっかけている。
見ているとなんとも悠長な作業だ。

人時生産性が気にかかる。DSCN7696-1

「フィッシュマーケット」は、
鮮魚部門。

普通のスーパーマーケットは
ミート部門の中でシーフードを扱う。
しかし鮮魚部門を独立させているのが、
ホールフーズの特長。DSCN7698-1

奥主通路はシーフードから、
ミート、乳製品が続く。DSCN7701-1

ミート部門の加工場も、
シースルーにしている。
豚肉の枝肉がぶらさがっている。DSCN7705-1

2階は飲食スペース。
これこそグロサラント。DSCN7717-1

2階にある菜園。
ここで栽培された野菜は、
LOCALとして1階の売場で販売される。DSCN7719-1

その2階奥にビアバー。
スポーツバーのような空間だ。DSCN7720-1

最後の視察店舗。
だからアルコールを解禁。
カウンターで楽しむメンバー。DSCN7721-1

マンハッタンに入ると、
すっかり日も暮れ、
鮮やかなネオンサイン。IMG_2225-1

滞在ホテルは、
ミレニアム・ブロードウェイ・タイムズ・スクエア。
荷物を置くと、すぐに徒歩で、
夕食会場のウルフギャングへ。
IMG_2228-1

45名が入ると壮観。
そしてビールで乾杯!IMG_2256-1

高木勇輔さんと内田貴之さん。
内田さんは取締役管理本部長。IMG_22649
ロピア第3回ニューヨーク研修は、
先乗りしていた高木勇輔が加わって、
大胆な体験型研修会となってきた。

それがロピアの特徴だ。

写真を撮って、メモを取って、
モデリング、マネリングはない。

歩く、見る、聞く、
そして食べる食べる食べる。

食べることを最優先して体験する。

研修がユニークだから、
会社も店もユニークになる。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年02月09日(土曜日)

関東の大雪とロピア第3回NYC研修の「成長への出発」

今日はニューヨークに発つ日。

朝5時過ぎに起きて、
最後の支度をする。

気象庁の予測。

東京も横浜も、
上空約1500mに、
氷点下6度以下の寒気が流入。

そのうえ伊豆諸島付近で低気圧が発生。
それが東に移動しながら発達、
関東の広い範囲に雪を降らせる。

全日空も日本航空も、
午前6時時点で欠航便を決めた。
成田と羽田を発着する96便。

幸いなことに、
私が乗るANA110便は飛ぶらしい。

7時にタクシーを呼んで、
羽田国際空港へ。

30分ほどで羽田国際線ターミナルへ。

午前7時時点の東京の気温は氷点下0.4度。
日中の最高気温の予測は2度。

しかし、日中気温は、
実は私には関係ない。

11時20分には羽田上空。

羽田空港国際線は、
ずいぶん立派になった。IMG_21959

その団体窓口1番。
㈱ロピアのニューヨーク研修。
IMG_21869

2015年から始まった。
1月上旬に第1班・第2班。
2月に第3班・第4班。
総勢160名が、
ニューヨークで学習し、
体験し、研修した。

その時点で、
ロピアの店舗チーフ全員と、
本部の社員ほとんどが参加した。

第2回は2017年1月。
この時は第1班・第2班80人。

そして第3回が、
今年の第1班と第2班。

隔年開催で総勢320人が、
同じ米国NYC研修を受けることになる。

私はロピア用の研修カリキュラムをつくる。
ロピアの野性味や成長スピードを重視する。

この間、ロピアは平均2割ずつ伸びて、
昨年2月期決算で日本小売業107位まで来た。

年間売上高1167億8600万円、
前年比22.2%増。
経常利益は66億800万円、
こちらは91.4%の増加。
売上対比の経常利益率は5.66%。

ここまでは日経新聞に発表されている。

今年2月の決算も伸び続ける。

2月末日に会計年度を締めると、
3月6日には早くも決算発表会が開かれる。

このスピード感がロピアの特徴だ。

今年はスケジュールが合って、
私も出席して、スピーチする。

ピーター・ドラッカーが言っている。
「成長には準備が必要である。
いつ機会が訪れるかは予測できない。
準備しておかなければならない。
準備ができていなければ、
機会は去り、 他所へ行く」

今回の団長は内田貴之さん。
取締役管理本部長。
このブログでは何度も紹介しているが、
㈱伊勢丹フードサービスの前代表取締役社長。
IMG_21889

人事総務マネジャーの遠藤好和さん が、
注意点をアナウンス。  IMG_2192

そして私が簡単なスピーチ。
体験することこそ、大切な勉強だ。IMG_21949

チェックインして、
ANAラウンジ。

いつものように生ビールとカレーライス。
IMG_21999

それから9時40分に108Aゲートへ。IMG_22009

とうとう雪が降り始めた。IMG_22029

いつも乗り込む前に、
心の中でつぶやく。
「よろしくお願いします」
IMG_22039

雪が激しくなった。
IMG_22059

席に着いて、外を眺める。
IMG_2207

窓には雪がへばりついている。
IMG_22089

そのまま出発は70分ほど遅れた。
私はうとうとした。

そして動き出した。
DSCN75109

飛び上がると東京湾。DSCN75119

あっという間に雲の上。DSCN75129

雲の合間にかすかに、
雪が積もったところが見える。DSCN75139

そして高みの見物。DSCN75149
誠に恐縮。

鍵山秀三郎さんが言っている。
「一番大事なことは、
他人から指示、指導されて
事をなすのではなく、
やはり自らが望んで
自分に命令をして
活動していくということ」

「これが人間としての
本当の活動であり、
そのことによって、真に、
成長し続けることができるのだと

思うのです」

行ってきます。

〈結城義晴〉

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