結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2019年02月21日(木曜日)

大久保恒夫出版記念パーティーと大高愛一郎の「善き習慣」

久しぶりに「ほぼ日」の巻頭言。
糸井重里の「今日のダーリン」

「努力できることが才能である」
「天才とは1%のひらめきと99%の努力」

「あんまり言われるものだから、
ひとつの普遍的な法則として
信じられかけています」

ここで糸井流の反発。
「努力というと、どうしても
“苦労”とか”つらい”という
イメージがつきまとうのですが、
苦しそうでもつらそうにでもなさそうに、
やるべきことをやっている人も
いるように思います」

それから糸井の真骨頂。
「精神や身体にかかっている
負荷は同じだとしても、
わざわざ”苦しいことつらいこと”
みたいに表さなくてもいいんじゃないの、
と、ぼくは考えています」

大賛成。

「努力は尊いという
信仰みたいになっちゃうと、
苦しいから価値がある
みたいなことにもなりがちです」

そうそう。

「苦しいから価値がある」ではなくて、
「価値があるものを生み出すから、
価値がある」

こんなに努力しているんだ、
と見せつけるような言い回しは多い。

そんなスタンドプレーのアピールこそ、
卑しい。

そこで糸井の提案。
「1%のひらめきを支える99%」を、
「努力」と言わない。

“善き習慣”と名付けたら
いいのではないかと思うんですよ」

「つらいとか苦しいとか
ことさらに言うのでなく、
ある毅然とした緊張感を持って
やることをやっている、
ということこそが、
“善き習慣”というものであります」

そして、善き習慣は、
善き精神から生まれる。

「これは思うんですけどさ、
努力より強いです、たぶん」

「愚痴を言ったり、
文句を垂れたりしながらも、
毎朝顔を洗うように
続けていることこそが
“1%のひらめきを支える
99%の土台”でしょう」

「そして、これは、
たのしくだって、
できそうですよね」

善き習慣。
善き心。

これです。

さて今日は朝から、
イオンリテール㈱の吉田元さんが来社。
人材育成グループマネージャー。IMG_36739

両サイドはイオンコンパス㈱のお二人。
細川みゆきさん(右)と吉井美佑さん。
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今年7月のアメリカ研修の打ち合わせ。
最新の情報を交換して、
より良い研修にします。

ありがとう。

夕方、大久保恒夫さん来社。
㈱リテイルサイエンス社長。
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大久保さんの近著。
ビジネス社刊『AI流通革命3.0』
books_kakuai
この本の出版記念パーティーを開催する。

日程が決まった。
4月4日木曜日の17時~20時。

東京・白金台の八芳園。

大まかな当日のスケジュール。

第1部は大久保さんの講演、
それからゲストとの対談など。

第2部が「AI流通革命3.0研究会」の発足。
ここでは先進企業の事例発表がある。

そして第3部が懇親会。

AI流通革命研究会事務局は村木明子さん。
㈱リテイルサイエンスのマネージャー。

私もいろいろと意見を言ったが、
詳細が決まったら事務局から発表される。

楽しみな出版記念パーティーと研究会だ。

大久保さんの来訪を挟んで、
大高愛一郎さんも来訪。
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2008年2月、私は商人舎を発足させ、
それからコーネル・ジャパンをつくった。
私が副学長で、大高さんは事務局長。
わがパートナーにして同志。

その年の5月には、
増井德太郎さんとも一緒に、
ラスベガスに行って、
コーネル大学の教授陣と打ち合わせ。

増井さんは当時、
日本セルフ・サービス協会会長、
㈱紀ノ国屋社長だった。

コーネル大学からは、
エドワード・マクラフリン教授と、
ウィリアム・ドレイク教授(左)。DSCN0982-2
もう、11年前になる。
懐かしい。

私のつくったカリキュラムが、
コーネルの教授陣から評価され、
了承された。

そしてジャパンの履修生たちに、
コーネル修了証を発行してもらうことが、
正式に決まった。
私はそのことにこだわった。DSCN0990-3
大高さんはずっと私を支えてくれた。
2018年5月7日のブログ
にある。

大高さんに会うたびに、
その時のことを思い出す。

愛一郎さんの父上は、
ヨークベニマル社長の故大高善二郎さん。
日本のスーパーマーケットは、
ある種の踊り場にあった。

大高善二郎さんはいつも、
高い志を持って、
次の時代を見ていた。

「これまで私たちの国は、
トヨタやソニーによって
食わせてもらってきた。
これからは私たちが
国を食わせなければいけない」

私は、善二郎さんから、
たくさんのことを教わった。

「われわれのコストダウンの努力を、
率直に価格に反映させる。
その結果、去年の今月と比べて、
同じ商品を同じ量、買っていただいて、
1カ月に1万円分、お客様に還元できたら、
それがこの地域のお客様全員に、
1万円のベースアップをしたことになる」

この考え方はもちろん、
ヨークベニマルに引き継がれているが、
不思議なことに現在、イオンに近い。

ああ。

大高愛一郎さんはコーネル大学で、
Master of Management in Hospitalityを修了。
日本では「ホテルスクール」と呼ばれる。

あの星野リゾートの星野佳路さんと同窓。

その後、帰国して、
いくつかの会社で経験を積み、
現在はセブン&アイ・ホールディングスで、
デジタル戦略を担当。

そしてこの3月1日に転職する。

今年53歳にして、全くの新天地に臨む。
その心意気や、良し。IMG_61619
もちろん善き精神に、
善き習慣が宿っている。
心配ない。

健闘を祈りたい。

〈結城義晴〉

2019年02月20日(水曜日)

「冬なのに春みたいに暖かい日」の武藤麻代の「健康経営支援」

冬なのに 
春みたいに 
あたたかい日には
動物園に行ってみて
ゾウの前などすわりこんで
パンでもかじりたくなるのです

冬なのに 
春みたいに 
あたたかい日には
ゆくさき不明の汽車にのり
荷物のようにがたごとと
はこばれてゆきたいと思うのです

  冬なのに
  春みたいに
  あたたかい日には

冬なのに 
春みたいに 
あたたかい日には
世界の平和のために
戦争をなくすために生きてゆこうと
心の底から思うのです

冬なのに 
春みたいに 
あたたかい日には
ネコと見つめあって
愛をたしかめあうことだって
できるのです

  冬なのに
  春みたいに 
  あたたかい日には

  冬なのに 
  春みたいに 
  あたたかい日には
   〈詩・鈴木順子〉

朝から東京・浜松町。

今日の東京タワー。
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妙に大きく見える。
昨日のスーパームーンの
所為ではないだろうに。
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いつもの芝大神宮。
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冬なのに春みたいに暖かい日。

㈱True Dataの取締役会。

企業経営はいつもいつも、
新しい難題が次々にやってきて、
それを超えていくこと。

米倉裕之社長以下全員が今年度は、
ビッグデータ事業の橋頭保を築いて、
次の難題に臨む。

帰社して、こちらも暖かい横浜。

夕方、訪れてくれたのが、
武藤麻代さん。IMG_36669
立教大学大学院修士課程修了のマスター。
結城ゼミでは第4期生の私の愛弟子。

2012年度の修士論文は、
「能動的消費者を経営資源とした
発展型ビジネスデザイン研究」
英語のタイトルは、
“Study of Evolving Business Design
using Proactive Consumers’ Capabilities
as an Operating Resource”

7万5154字のすごい論文だった。
今でも私の手元にある。

修士論文でありながら、
ビジネスデザイン提案となっている。

その武藤麻代さんが、
昨年4月に起業した。
オールスプラウツ。
all-sprouts。

“sprouts”は新芽のこと。

アメリカの大躍進企業。
Sprouts Farmers Market。
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2017年12月決算で、
年商46億6500万ドル(4665億円)で、
前年比15.3%の二桁の成長。

武藤さんの会社名はその「スプラウツ」。

起業した会社は、
修士論文のテーマそのまま。

マーケットをけん引する消費者は、
5つのカテゴリーに分けられる。
⑴広義のオピニオンリーダー
⑵狭義のオピニオンリーダー
⑶マーケットメイブン(市場の達人)
⑷リードユーザー
⑸プロシューマー

これらには先行研究がある。
その先行研究を丁寧にトレースして、
「能動的消費者」を定義した。

その「能動的消費者」を経営資源として、
独自の展開を見せる3事業体を、
定性調査し、分析を試みた。

その中に、
㈱ドゥ・ハウスがあったし、
㈱いいねいいねドットコムがあった。

武藤麻代は、
その自身の修士論文のシナリオに沿って、
会社を興し、活動を続けた。

そして今、「健康経営」を支援し、
「健康経営実践プログラム」を提供する。
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健康経営優良法人2018は、
「ホワイト500」と称される。
イオンもセブン&アイも、
このホワイト500の認定企業だ。
小売業を代表する健康優良法人だ。

関西スーパーマーケットは、
「わが社の健康宣言」を発している。
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武藤さんの「オールスプラウツ」は、
その健康経営の支援をする会社だ。

月刊商人舎webコンテンツの連載。
武藤麻代の「衣食同源の現場訪問」。

2014年1月10日に新連載として始まった。
前年の春、武藤は立教大学院を修了して、
経営管理学修士となっていた。
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その第1回のイントロダクション。
「原体験と起業の決意」

今から5年程前、私はがんを患いました。

深夜まで残業し、
タクシーで家に帰っては、
翌朝生気を失ったような面持ちで
出社する毎日。

今思えば病んでしまうのも、
至極当然の生活環境だったかもしれません。

青天の霹靂ともいうべき出来事に、
戸惑う間もなく、私は、
がんと向き合うことになります。

がんの告知、セカンドオピニオン、
治療手段の選択、入院生活、
手術、リハビリ、そして現場復帰。

書き連ねると実に、
シンプルなプロセスです。

しかしこれが一筋縄ではいかない。
傾聴し、疑問に思い、他者の意見を求め、
自ら見極め、判断する。

幸いにして、納得のいく情報や、
医療のスペシャリストとの信頼関係、
その他周囲のバックアップが、
がんと真摯に向き合う姿勢を
私に持たせてくれました。

体と対話し、日々の変化を、
事実として受け入れて、
1つだけ、何か1つだけ、
できることをこなしたのです。

常に抱く、
多忙な生活に戻ることへの恐怖心。
「同じ環境に身を置けば、
また体が病んでしまうかもしれない」

当時の心の動きは現在も、
強い印象として残ります。

1つだけ、何か1つだけ。
健康を取り戻すために、
無理せず自らできること。

その時取り組んでみたのが、
「食の改善」でした。

誰にとっても身近な「食」。
1つだけ、何か1つだけ変えてみる。
1つだけ、何か1つだけ加えてみる。

栄養価の高い雑穀を知り、
オーガニックの食材を手に取り、
食してみる。

五感を使って、
ヘルスリテラシーを高めてみる。
その繰り返しが、
現在の私を形成しています。

医療における消費者の視点で
見えたモノもありました。

情報の非対称性、パターナリズム、
医療者と患者のコミュニケーション。
いざ当事者になってみると、
医療の現実はまだまだ厳しいと
実感したのです。

一方で、「病気は医者が治すもの」と
思っている患者・患者家族も少なくない。
医療者と消費者における
需要と供給のアンバランスを
どうにかできないものか。

医療者と消費者のフラットな関係。
自らの体は自ら創り守る消費者が、
マジョリティになる社会。

1つだけ、何か1つだけ、
こうした理想を現実にするため、
一消費者である私が事業者として
能動的に市場経済へ参画できないか。

小さなきっかけから
描いてしまった壮大なビジョンは、
いつしか私の機動力となり、
私に「仕事と学業」という
二足の草鞋を履かせたのでした――。

学業を終えて、
武藤麻代は起業した。

それが『学びの食卓』プロデュース。
いまは「合同会社オールスプラウツ」

勉強家の武藤は、
次々に資格を取った。
健康経営アドバイザー。
健康食育シニアマスター。

商人舎に連載を書き続けた。
それが連なって第28回は、
「健康経営をキーワードに」

月刊商人舎であらためて特集しましょう。
これからは「健康経営」の時代です。
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武藤麻代がそれをお手伝いします。
結城義晴の実印を押して、
それを保証します。

冬なのに春みたいに暖かい日に。

〈結城義晴〉

2019年02月19日(火曜日)

Super Supermoonと’19米国ECランクのAmazon/Walmart

帰国して、月刊商人舎2月号を手に取った。DSCN86599
新商品を発売したときの気分。

特集は、
幸せの「時間管理」

ドラッカー、ミンツバーグ、
そしてポーターを並べた。
巨匠たちは例外なく、
「タイム・マネジメント」を最重視した。
その「時間管理」の考え方の違いはどうか。201902_contents-448x589
さて、帰国して今夜は、
スーパームーン。
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残念ながら月に叢雲。DSCN86559

しかし、今夜のスーパームーンは、
今年1年のうち最大の満月。
Super Supermoon。DSCN86489

月が見える大きさは、
地球との距離によって変化する。

今夜の18時03分に月は、
地球に一番近い所を通った。
そして日付が変わった直後、
20日0時54分に満月になる。

今夜の満月は、最小の満月に比べて、
14%だけ視直径が大きくなるし、
30%明るく見える。

帰国したら訃報。
小泉清子さん。
㈱鈴乃屋名誉会長。

17日、老衰でご逝去。
100歳。
kaityou

1918年、東京・下谷生まれ。
あまり知られていないが1936年、
東京府立第一高等女学校卒業の才媛。
同年、内務省勤務。

1947年に東京・上野で鈴乃屋呉服店創業。
1950年に㈱鈴乃屋を設立。

故渥美俊一先生のペガサスクラブに入会。
呉服屋のチェーン化を志向した。
勉強した大正生まれの女性だからこそ、
チェーンストア理論も理解した。

㈱やまと、㈱さが美と並んで、
呉服三大チェーンとして躍進。

私はそのチェーンストアを志向するころ、
すごい女性経営者だと認識しつつ、
尊敬していた。

1989年から2004年までは、
全国商工会議所女性会連合会会長。

1997年5月、勲三等瑞宝章授章。

着物の研究家としても、
NHK大河ドラマの衣装考証を担当。

100歳の老衰。
見習いたい生き方だった。

心から哀悼の意を表したい。

さて、
商人舎流通Supernews。
アメリカに滞在している間も、
毎日、このニュースの最終稿は、
全部チェックしていた。
おかげさまでこの2週間、
過去最高のアクセス数だった。

その今日のニュース。
米国ECnews|
’19トップ10予測/1位アマゾン・3位ウォルマート

調査会社eMarketerが、
2019年の米国EC企業シェア予測を発表。

1位 Amazon:47.0%
2位 eBay:6.1%
3位 Walmart:4.6%
4位 Apple:3.8%
5位 The Home Depot:1.7%
6位 Costco:1.3%
7位 Wayfair:1.3%
8位 Quarate Retail Group:1.3%
9位 Best Buy:1.3%
10位  Macy’s:1.2%

【結城義晴の述懐】を書いておいた。

1位のアマゾンと3位のウォルマート。
デッドヒートが続く。 DSCN00958_
アマゾンは20.4%増の2825億ドル。
ウォルマートは33%増の278億ドル。1DSCN7552-1

まだまだ10対1の大差。

2位のeBay(イーベイ)は健闘。

5位はホームセンターのホームデポ、
6位はコストコ、
9位は家電チェーンのベストバイ、
10位が百貨店のメイシーズ。

「各業態トップ小売業の存在感」。

メイシーズは2012年に他に先駆けて、
「オムニチャネル宣言」をしたものの、
それを実行しているのはウォルマートだ。

ここにクローガーが入ってこない。
スーパーマーケット断トツ1位企業。

その理由は、
主力とする生鮮食品やデリカテッセンが、
幸いなことにECチャネルではいまだ、
マイナー商材だからだ。
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それは逆に、この業態における、
リアル店舗の強さ・重さを示している。

小泉清子さんの呉服も、
これからECの花形になる。
そんな商材だと思う。

その世界をちょっとだけ、
垣間見ての大往生。

ご冥福を祈りたい。

合掌。

〈結城義晴〉

2019年02月18日(月曜日)

ロピアNYC研修最終日の総括講義と「人生のポジショニング戦略」

Everybody! Good Monday!
[2019vol7]

帰国しました。
ニューヨークのJFケネディ空港から、
ANAの直通便で13時間超。
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ロピアNYC研修第3回の第2班が修了。
2015年、2017年、そして2019年の今年で、
総勢320名がニューヨークに学んだ。

第3回の約40名ずつの2班が、
好奇心と行動力で、
楽しみ、学ぶうちに、
2019年は第8週を迎えた。
2月の第4週になって、
ロピアも2月期決算を迎える。

3月6日には全チーフ以上が参集して、
2018年度決算の業績報告会が開催される。

私も参加して短い講演をする。

2月28日に年度会計を締めて、
1週間も経たないうちに、
前年度実績を社内に報告し、
次年度計画を発表・意思一致する。

このスピード感こそロピアが、
アメリカ小売業をすら超えるものだ。

しかし私はいつも言っている。
「まだまだだよ」

満足してしまったら、
そこでスピードは鈍る。

高い高い志を持つ。
そして前へ前へ進む。

最終日の今日は、
朝から総括講義。DSCN84079

今回、ニューヨーク周辺で訪れた店舗群、
その素晴らしさを事例にしながら、
競争がどう変わっていくのか、
その中でロピアはどう成長するのか。
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全員が明日の競争の本質を理解し、
今日、何をするかを自ら決定する。
それがロピアに必要なことだ。DSCN84559

ロピアは肉屋という業種から生まれた。
そしてスーパーマーケットという業態になった。
さらにユータカラヤからロピアへ、
フォーマット化を図って、成長した。DSCN84579

しかしこのフォーマットにも、
そのポジショニングにも、
まだまだこれから、
リ・エンジニアリングが求められる。DSCN84569
このNYC研修から帰ると、
すぐにそのことに取り組む。

一人ひとりは「自ら変わる」。

自分が変わらねば、
仲間を変えることはできない。
自分が変わらねば、
職場を変えることはできない。
自分が変わらねば、
売場を変えることはできない。
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私の言いたいことをどこまで、
知覚し、理解し、
納得してくれたか。

それがロピアの現場に現れてくる。
楽しみだ。

続いて内田貴之取締役管理本部長が、
総まとめの講話をした。DSCN84769

内田さんはご存知、
㈱三越伊勢丹フードサービス前社長。
若いころ、このニューヨークで学んだ。
コロンビア大学のMSで、
マスターを修了した。
MSはマスター・オブ・サイエンス。

だから今回、母校を訪れて、
トレーナーを購入し、気合を込めて、
それを最終日に着用した。DSCN84719
内田さんの話の要点は3つ。
しかしここには書けない。
将来に向けた決意表明でもあった。

講義が終わると最後の視察。

まず、ソーホー地区へ。

アマゾン4スターを覗いてから、
ディーン&デルーカの本店。DSCN84989

ここでは学ぶというよりも、
マンハッタンの朝のライフスタイルを、
それぞれが楽しむという風情。DSCN84979

上品で高級な縦長の店内。DSCN84829

入り口脇には青果部門。DSCN84919

バックヤードも縦に細長くて、
部門相互に行き来ができる。DSCN84969

いちばん奥がマグネット(磁石)。
それが寿司売場になっている。DSCN84859

次に向かったのが、
イータリー。
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グランドゼロの跡にできたのが、
ウェストフィールドショッピングセンター。
その3階にニューヨーク2号店がある。DSCN85509

入口正面にワインバー。
一丁目一番地が円形のバー。
それがこの店の特長。DSCN85029

右手はイタリアの市場のような八百屋。DSCN85319

それから24時間焼成を続けるベーカリー。DSCN85089

さらにモッツァレラチーズの製造。DSCN85099
イータリーは製造小売業でもある。

ぐるりと回ると、
シーフードからデリ、ミートの、
対面コーナーが並ぶ。DSCN85259

さらに生パスタ売場も、
すぐ後ろで製造中。DSCN85349

高級黒トリュフが、
真ん中に陳列されている。DSCN85369

ぐるりと回ってチェックスタンド。
市場であって、食堂であって、
学校である。
レジのある学校。
それがイータリーだ。DSCN85499

一部のメンバーはここで食事もして、
満足げに集合。
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隣にセンチュリー21。
このオフプライスストアでは、
ブランド物が安売りされている。DSCN85539

厳粛な気持ちで鎮魂のプールへ。DSCN85559

オキュラス。
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ここでも2001年9月11日、
亡くなられた人々に、
心から哀悼の意を抱きながら写真。DSCN85599

私はいつもこの場に来ると、
コートを脱ぐことにしている。DSCN85629

執行役員の柴田昇さんと写真。DSCN85639

そしてオキュラスの中に、
パストレインの駅がある。
ワールドトレードセンター・ステーション。DSCN85689

この中を通ると、
デザインの重要性を痛感させられる。DSCN85709

地下通路を歩いて、
隣のショッピングセンターへ。DSCN85729

ブルックフィールドプレイス。DSCN86039

ワンワールドトレードセンターが見える。DSCN85779

冬だけのアイススケートリンク。DSCN85809

まずは2階のハドソンイーツへ。
このフードコートで、
ハドソン川を眺めながらランチ。DSCN85739

1階には、
ル・ディストリクト。
フランス版イータリーといわれるが、
本家の「買う・食べる・学ぶ」に対して、
こちらは「食べる・買う・遊ぶ」。DSCN85859

バレンタインコーナーは、
もう変わっている。DSCN85909

こちらはフランスの市場の八百屋。DSCN85959

グロサリーもセンスが良くて、
スーパーマーケットであることを、
認識させられる。
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このショッピングセンターの2階に、
鎌倉シャツが出店。DSCN85969

私も愛用しているので、
話をして、記念写真。
右が店長の徳森圭祐さん、
真ん中がSupervisorの大村沙紀さん。
マンハッタンの2店を監督する。DSCN86009

マンハッタンに別れを告げる前に、
バッテリーパークへ。
自由の女神が見える。DSCN86329

最後に全員写真。
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私は会社や店に、
ポジショニングを求めるが、
一人ひとりにも、
「人生のポジショニング戦略」がある。

それを考えて生きてほしい。

JFケネディ空港までの40分。
バスの中でも最後の最後の講義。
ロイヤルカスタマーをつくること。
そしてイノベーションを起こすこと。

ここで浅野秀二先生とお別れ。
浅野先生は「勇気を持とう」とメッセージ。DSCN86349

「変わるものを変えられる勇気を、
変わらぬものを受け入れる心の静けさを、
それらを見分ける英知を」
と、私もメッセージを贈った。DSCN86379

ANA109便に乗って、
飛び上がると眼下に、
ニューヨークからニュージャージー。DSCN86399

この巨大な都市にも、
多くの人間が生きている。
多くの店が営業している。
それぞれが自分らしさを求めて、
競争をしている。
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その自分らしさがわからない者、
自分らしさが見つからない者は、
悩み、苦しみ、最後には、
退場させられるか、平凡な一生を送る。
もちろん、それがだめだというのではない。

それぞれのドラッカーと同様、
それぞれの人生。

しかし志高き商人は、
アウトスタンディングなそれを、
求め続けてほしい。DSCN86469
13時間を超えるフライトで、
11日ぶりに帰国。

いい旅だった。
しかし、人生は長い旅だ。

今回の11日間も、
その一瞬の出来事に過ぎない。

では、みなさん、今週も、
自分らしさを求めて、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2019年02月17日(日曜日)

ロピア食べ歩きコンテスト発表とマンハッタン日曜漫歩

2月9日の土曜日に、
ニューヨークやってきて、
9日間が過ぎる。

今日は日曜日。
だからマンハッタンを日曜漫歩。

ニューヨーク市は5つの行政区に分かれる。
マンハッタンはその中心。
緯度は青森県と同じ。
縦にアベニュー、横にストリート。
碁盤の目のように街区がつくられている。
そこに一本、斜めに大きな道路が走る。
それがブロードウェイ。

ロピアNYC研修第3回。
その第1班が修了して、
第2班も、いよいよ佳境。

昨日の2日目の夜は、
4人1組10班に分かれて、
自分たちで探索しつつ、
ニューヨークの「食」を体験した。

それを朝、各チームが発表して、
全員で審査する。
最も票を得たチームには「リーダー賞」、
2位のチームには「チャレンジャー賞」、
そして結城義晴が「ニッチ賞」を決める。

いわば、
NYC食べ歩きコンテスト。
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豪華賞金を狙って、
10チームがプレゼンする。

最初の発表は、
Hチーム。
ウナギ専門店のアブリへ。
静岡産うなぎ、北海道産ウニなど堪能。
さらにチャイナタウンに繰り出して、
3軒をはしごした。
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Gチームは、
初めてウーバーを使って、
エドズ・ロブスターバーへ。
人気のロブスターロールを体験。
その後、リトルイータリーや、
チャイナタウンを巡り、
3軒に挑戦、結局、2軒の食を楽しんだ。
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もちろん、発表するごとに
質疑応答の時間を設ける。
食に関しては皆、
細かい質問をする。DSCN8315-1

Jチームは、
朝方まで食べ歩いた強者たちだ。
ソーホーのシーフードレストラン、
「アクアグリル」、
日本食レストランなどを巡り、
ある者は15杯以上の様々な酒を飲んだ。
長時間食べ歩きをコンセプトに、
ユニークな行動と発表だった。DSCN8321-1

Eチームはまず、
秀ちゃんラーメンを体験。
博多とんこつ味の人気店。
「日本より美味しかった!」
その後も、ハンバーガーを食べて、
ニューヨーカーたちの楽しみ方を報告。DSCN8325-4e

Bチームは、
創作寿司の「Sushi Seki」
「寿司石」。
ニューヨークで話題の店だ。
お任せで頼んで、3万円を出費。
「ネタは抜群だった!」
その後、日本酒の店「酒蔵」へ。
つまみの漬物や卵焼きを楽しみ、
最後の締めはおにぎりとみそ汁。
ニューヨークの日本食を探究。
DSCN8328-5b

写真に見入って報告を聞くメンバー。DSCN8317-1

前半5チームの発表が終わる。

そこでいったん、小休止。

エッサベーグルを全員で試食。
柴田昇執行役員が購入してきてくれた。

エッサベーグルは、
1976年の創業の老舗。
伝統的な製法を守ってつくられる。
NYCのベーグル専門店で3本の指に入る。
DSCN8332-1

全員、朝食を食べた後でも、
しっかり試食。
DSCN8337-1

私も定番ベーグルを試食。
サーモンとクリームチーズ。
実においしかった。
DSCN8338-1

Aチームは、
バーガーとロブスターを体験。
途中、ストリートパフォーマーと交流。
さらにホテルのそばのパブで、
ニューヨークの夜を楽しんだ。DSCN8342-6

Cチームは、
アストリアシーフード。
この店には、鮮魚コーナーがあって、
顧客は好きな魚介を選んで袋詰めする。
それから調理法を指定して、
レジで精算する。
そして料理が出てくるのを待つ。
大人気店で、なんと料理が出るまで、
2時間かかった。
ひとり20ドルでシーフードを堪能。
最後はローズマリーカフェでスイーツ。
いい経験をしたチームだ。
DSCN8344-7c

Dチームは、
「無計画な計画」がテーマ。
アイススケートリンクを起点にして、
グランドセントラルで、
レストランやファストフードを楽しんだ。
最後はオイスターバーのシーフード。
IMG_3470-d

Fチームも、
「ノープランというプラン」がテーマ。
ちょっとDチームとテーマが被った。
寿司バー、中華の「来客」、
さらに屋台のチキンケバブなどを回って、
最後はハーゲンダッツのアイスで締めた。
IMG_3489-1

Iチームは、
ニューヨーク発祥のグルメを探索。
ロンバルディーズのピザ屋を起点に、
店のスタッフが推奨するグルメ店を、
数珠つなぎに回った。
カフェのスイーツや、
ヒルカントリーBBQ、
アイスクリームの弁&ジェリー。
面白い内容だった。
DSCN8346-

全チームの発表の後に、
私の総括。
DSCN8350-1

食を通じて、
感動したこと、
発見したこと。
そして人気の秘密を、
自分たちなりに考えること。
その大切さを強調した。
IMG_3499-1
好奇心と探究心、
行動力と実行力。
それがロピアピープルの特長である。

内田貴之さんが総括。
ロピア取締役管理本部長。
IMG_35069

発表会と投票の後は、
車中で投票結果を集計して発表。
ニッチ賞はIチーム。
IMG_3515-1

チャレンジャー賞はJチーム。
IMG_3517-1

栄えあるリーダー賞はHチーム。
IMG_3520-1
おめでとう!

表彰の後は視察研修。

まずコロンバスサークルへ。
タイムワーナービル。DSCN8362-1

ホールフーズコロンバスサークル店。
IMG_3562-2

マンハッタン最高の店舗だ。
青果のこの美しさ。
IMG_3555-2

鮮魚も充実。
IMG_3557-2

次にアッパーウェストへ。
ブロードウェイを南下しつつ、
1時間半の日曜漫歩。

まず、80番ストリート。
ゼイバース。
IMG_3583-1

グルメ素材が安く提供される専門店。IMG_3579-1

コーヒーは本当にうまい。
訪れれば必ず豆を購入する。
IMG_3580-1

南下して、
シタレラ。
IMG_3590-1

オーナーのジョー・グレラ氏が、
シーフード料理本を発刊した。DSCN8368-1

ジョー監修の調味料を販売する。DSCN8370-1

ジョー氏は鮮魚の卸も経営している。
だからシーフードは狭い店舗ながら、
大きくスペースをとって対面販売する。
IMG_3594-1

シタレラの隣に、
フェアウェイマーケット本店。
IMG_3626-1

根菜類は什器を変えて、
ずいぶんボリュームを絞った。
IMG_3604-1

それでもすごい集客。
IMG_3612-1

2階にはオーガニックの青果コーナー。DSCN8374-1

終点は72番ストリート。
トレーダー・ジョー。
IMG_36409

酒売場はないけれど、
2層のワンウェイコントロール店は、
驚くべき集客力と商品力。
「人間力」などというチャチな言葉を、
完全に凌駕する。
IMG_3648-1

まさにポジショニングの極致。IMG_36499

視察最後は、
チェルシーマーケット。
DSCN8401-1

ここではアルコールも解禁して、
昼食をとってもらった。

大人気のロブスタープレイス。
DSCN8390-1

入り口のオイスターバー。IMG_3656-1

中央にある寿司バー。
座って握り寿司や丼を食せる。
これが最高にうまい。
DSCN8385-1

鮮魚を販売するコーナー。
DSCN8386-1  

店の奥に大人気のロブスターズ。
DSCN8384-1

生のロブスターを販売すると同時に、
ゆでたてをテイクアウトできる。DSCN8383-1

テイクアウト用の寿司も販売されていて、
イートインスペースで食べる。
DSCN8387-1

もう一つの注目店はワインショプ。DSCN8400-1

ウッディな店内は、
ワインショップの一つの典型。DSCN8394-1

奥にセラーがあって、
超高級ワインがずらり。DSCN8396-1

ワインのプレゼンテーションも見事。DSCN8398-1

シャトーマルゴーがこれだけありました。DSCN8397-1

食べ歩きコンテストの発表から、
チェルシーマーケットまで、
第2班の3日目は充実していた。

午後3時以降はそれぞれに自由研修。

食べ歩きの続きをしたり、
美術館を巡ったり、
ミュージカルやジャズを聞いたり。

好奇心と行動力を発揮して、
ロピアピープルらしく、
絶好の舞台マンハッタンを、
日曜漫歩した。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年02月16日(土曜日)

Fortune「働きたい企業2019」とロピアNYC2日目の「とんがり」

ニューヨークにやってきて1週間。

ドンピシャで、
FORTUNE誌から発表された。
「100 Best Companies to Work For 2019」

商人舎流通Supernews。
ランキングnews|
FORTUNE誌「働きがいのある企業2019」発表!!

1998年に始まった本調査。
今年は延べ430万人以上の従業員が対象。

2019年のトップ3。

⑴Hilton Worldwide
⑵salesforce.com
⑶Wegmans Food Markets

ああ、ウェグマンズは、
今年第3位。

それでも、1位のヒルトンホテルはサービス業。
2位のセールスフォースは、
流通サービス業へのITサービス業。
3位のウェグマンズはもちろん、
スーパーマーケット。

このランキングが始まってから、
22回すべてに100位以内のランクイン。
年間17万人以上の採用への応募がある。

第3次産業、第4次産業の時代である。

⑷Workday
⑸Kimpton Hotels & Restaurants
⑹Cisco
⑺Edward Jones
⑻Ultimate Software
⑼Texas Health Resources
⑽The Boston Consulting Group

100位までに小売企業が7社。
12位にPublix Super Markets(パブリックス)。
全米第4位のスーパーマーケット。
すばらしい。

33位に中古車販売のCarMax(カーマックス)。
46位にREI(レクリエーショナル・イクイップメント)。
フレンドリーなアウトドア用品専門店。

81位がNugget Market(ナゲット・マーケット)。
1年間禁煙を継続できた従業員に対して、
社長から報奨金が出る。

85位にはコンビニエンスストアのSheetz(シーツ)。
86位にCustom Ink(カスタム・インク)。
カスタムメイドのTシャツ・雑貨のeコマース。

そして100位がPatagonia(パタゴニア)。
登山用品のアパレル企業。

2017年は小売業は12社、
2018年は9社、
そして今年は8社。

年々、減少。

ノードストロームも、
ランク外に落ちた。

ホールフーズはもう、
このイベントに参加していないのだろう。

それでもウェグマンズとパブリックス、
そしてナゲットマーケットは、
健闘してくれている。

さて、ロピアNYC研修第3回の第2班。
2日目の朝は講義。

初日の夜、夕食の後、
半数の人が夜の街に繰り出した。
強者たちは午前様だったようだが、
朝7時にはホテルの会議室に全員が集合。

結城義晴の講義。
DSCN8243-1

「すでに起こった未来」

日本の小売業において、
アメリカのRetailはそれだと思う。
少しだけ前を進んでいる。
日本がその通りになるとは限らないが、
その推移を知ることは、
自分の将来を模索するヒントになる。DSCN8249-1
㈱ロピアのチーフ以上の320人。
志を一つにして、
「ロープライスユートピア」を築く。

さらにその先を目指す。

そのための米国食品産業の大潮流と、
それを学ぶための基本を講義。IMG_3191-1

ロピアは若い企業だ。
いろいろな人材が集まって、
化学現象を起こそうとしている。
それに火をつけたい。
私の願いはそこにある。IMG_3193-1
あっという間に2時間が終わった。

講義が終わって、
ニュージャージー州に、
バスを飛ばす。
向かったのは、
アルディ。
IMG_3222-1

1万スクエアフィート(281坪)の小型店舗で、
品揃えを絞り込んだ、
リミテッドアソートメントストア。
IMG_3199-1

店内は明るくてカラフルで、
クレンリネスが行き届く。
そのうえ同じ品目ならば、
ウォルマートよりも安い。
ハードディスカウンター。
IMG_32011-1

次にコンビニのワワ。
IMG_3224-1

前日、ニューヨーク在住の
藤森正博さんから、
「ワワのサンドイッチがうまい」と、
聞いた団員たち。

次々にタッチパネルで注文する。IMG_3232-1

そしてレジには、長蛇の列。IMG_3238-1

サンドイッチを楽しむメンバーたち。IMG_3253-1

お腹の空いたバスにも、
ガソリンスタンド併設のワワで、
ドライバーがたっぷり給油。IMG_3256-1

ウェグマンズ。
モントベール店。
DSCN8286-1

昼時とあって、
フードサービス部門は賑わっている。
IMG_3267-1

オリジナルのハンバーガーショップ、
「バーガー・バー」。
シェイクシャックを意識して、
昨年から新店に登場。IMG_3266-1

前原創さんが会いに来てくれた。
米国三井物産㈱のゼネラルマネジャー。
フード&リテイル本部フードビジネス部。
DSCN8265-1
2年前にアメリカ視察でお世話になった。
それ以来の再会。

ロピア取締役の内田貴之さんと前原さんは、
以前に何度か会ったことがあった。

ウェグマンズでは、
ドナルドさんにインタビュー。DSCN8267-1

ドナルドさんは副店長の一人。
マーチャンダイジングマネジャーを兼務する。DSCN8274-1

大学生時代にウェグマンズでアルバイトをして、
そのまま入社。
13年の勤務で副店長。
ダニエル・ウェグマンズ会長を、
心から尊敬しているのがよくわかった。IMG_3264-1

ドナルドさんを囲んで、
全員で社員撮影。
IMG_3260-1

感謝の握手。
DSCN8278-1

そしてショップ&ライト。
DSCN8290-1

50企業が参加するボランタリーチェーン。
全体で約300店。

その旗艦店で、
優れた店づくりを見せる。

生鮮やデリの部門やカテゴリーを、
丁寧なショップ形式で展開する。
全体ではこげ茶の床と什器が基本色。
IMG_3282-1

それが最大限活かされているのが、
イートインスペースも兼ねるバー。IMG_3284-1

ショップライトでは、
インタビューの予定だったが
土曜日なので店に緊急事態が発生して、
急きょ、中止。

代わりに私が「フロム・フォーム」を講義する。
ショップライトのネットスーパー事業。
ローカルチェーンもリージョナルチェーンも、
ネットで受注して宅配するビジネスは、
これから欠かせない機能だ。
DSCN8293-1

さらにトレーダー・ジョーへ。DSCN8306-1

花売場の壁面は、
この店に配属されたアーティストの仕事。IMG_3340-1

新商品のPOP。
IMG_3342-1

トップボードや壁面のパネルボードも、
店に常駐するアーティストたちがつくる。IMG_3329-1

この店は極めて高い手づくり感がある。
ドッグジードのエンド演出。IMG_3330-1

布地を使った凝った演出。
IMG_3332-1

対応してくれたのがグェンダさん。
クルーメンバー。

バックルームを見せてくれた。IMG_3289-1

さらにバックルームの一角にある、
POPアーティストの仕事場にも、
案内してくれた。

アーティストたちは、
エンドのトップボードから
プライスカードまで、
1日中制作している。IMG_3320-1

彼女らが作った壁面。
男女の会話が面白い。IMG_3338-1

マンハッタンに戻って、
ユニオンスクエアへ。
3店舗のガーデン・オブ・エデン。
IMG_3348-1

狭い店内に、
隙間なく商品を並べる。
その陳列技術は必見だ。IMG_3361-1

葉物野菜もご覧の通り、
ぎっしりと並んでいる。
IMG_3354-1

かごを使った果物の陳列。IMG_3363-1

バナナの突き上げるような並べ方。
面白い。
IMG_3352-1

ユニオンスクエアの一角には、
トレーダー・ジョーのワインショップ。IMG_3403-1

金曜日の夕方という時刻もあるが、
次々にお客がやってくる。IMG_3378-1

店を一周するほどのレジ待ち行列。
レジ台数は10台ほど。
それでも長蛇の列ができる。

ワインショップでのレジ待ち行列は、
世界中を巡る私でも見たことがない。
トレーダー・ジョーはおそろしい。IMG_3385-1

同じ並びには、
グロサリーストアのトレーダー・ジョー。
マンハッタンでは、
ワインなどの酒と食品は、
別棟で扱わなければならない法律がある。
だから、分かれている。DSCN8310-1

こちらはいつ来ても大繁盛。IMG_3404.-1JPG

チェックアウト待ちの最後尾には、
旗を持った年配の女性店員二人。IMG_3406-1

あまりの大繁盛に、
売場側にレジが5台増設された。
それでも、行列は解消されない。IMG_3407-1
並ばされても買物にくるお客たち。

トレーダー・ジョーにしかない商品。
TJブランドが充実しているからだ。
自社ブランドは目的来店性を、
確立するためのものなのだ。

今日のスケジュールが終了して、
夜は事務局と少人数で、
隠れ家的三ツ星レストランへ。
IMG_34449
これまでの人生で3本の指に入る体験。
素晴らしいレストランに堪能。

内田貴之さんと黒木庄太郎さん。
そしてこの店のソムリエの木山さん。IMG_3446-1
大満足。

私はいつも言う。
「働き甲斐のある企業」になってほしい。

それには、
カスタマーサティスファクションと、
エンプロイーサティスファクション。

このCSとESを両立させること。
それ以外に、
「とんがり」のある企業をつくる道筋はない。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年02月15日(金曜日)

ロピアNYC第2班研修のバレンタイン商戦模様

ニューヨーク滞在6日目。
こちらの今日は2月14日、
バレンタインデー。

雪が積もればクリスマス
思いが募ればバレンタイン♪
赤いリボンで包まれた
贈り物が待ってる♪
贈り物が待ってる♪
(山﨑眞幹作詞作曲)

比較的暖かな朝のマンハッタン。

摩天楼から見える青空が、
聖バレンタインを祝福しているようだ。
IMG_2892-1

今日は㈱ロピア第2班が到着。
JFケネディ空港に迎えに行って、
無事に到着したメンバーと合流。

すぐにウォルマートへ。
IMG_2935-1

いつものように、
売場を回りながら解説。DSCN8128-1

バレンタイン当日は、
左サイドのハードウェア部門の入り口に、
バレンタイン商品を集めて最後の大展開。IMG_2928-1

一方、右側の食品ゾーンの入り口では、
No1ロープライスリーダーを、
打ち出している。
IMG_E2894-1

店舗左翼中央のシーゾナルコーナーは、
ずっとバレンタインを展開してきた。IMG_2925-1

しかしバレンタイン当日には、
一部の棚から商品が撤去されて、
新たなプロモーションの準備中。IMG_2924-1

ハードウェア部門の奥に、
ピックアップのコーナー。IMG_E2917-1

その中央にでんと立つのは、
ピックアップタワー。
ネットで購買した商品を、
ここで自動装置で受け取ることができる。IMG_2921-1

高木勇輔㈱ロピア代表取締役も駆けつけて、
ウォルマートの商品サンプルを大量購入。DSCN8133-1
これを車中で全員に配って、
試食させる。
これがロピアの学び方だ。

ウォルマートは、
バレンタイン商戦でも、
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」

ウォルマートの次は、
ロングアイランドの、
スチュー・レオナード。DSCN8143-1

店の一丁目一番地には、
バレンタインのギフトフラワー。
IMG_2951-1

日本では、
女性が男性にチョコレートを贈る。
アメリカでは、逆である。
男性が女性にプレゼントするのが一般的。

花束や風船、ジュエリー、菓子などだ。

だからバレンタインデー当日は、
店頭で切り花を展開する。

わが団員は切り花には目もくれず、
あちこちに仕掛けがある売場を堪能。DSCN8149-1

そしてデリを購入して、
ランチにまい進。
DSCN8160-1

まだ到着したばかりだから、
少し疲れているようだ。
DSCN8161-1

浅野秀二さんと内田貴之さんも
団員に交じって昼食。
浅野さんはJACエンタープライズ代表、
内田さんはロピア取締役管理本部長。
DSCN8162-1

スチュー・レオナ―ドはかつて、
「ディズニーランドのような店」と、
褒め称えられた。
歌を奏でるさまざまなマスコットや、
装飾物がお客を楽しませる。

天井には逆さの牛。
IMG_2974-1

ジョーズが天を泳ぐ。IMG_2979-1
楽しさ満載の店は健在だ。

トレーダー・ジョー。IMG_3023-1

広めの風防室に、
真っ赤な切り花。
DSCN8175-1

入り口にもカラフルな切り花。
IMG_3014-1

エンドでもバレンタインデーの販促。
ここまで徹底して当日に売り込む。IMG_3015-1

柱周りにも花の鉢植え。
IMG_3017-1
店全体はいつものトレーダー・ジョー。
しかしバレンタインデーには、
花のプレゼントを前面に出す。

ロングアイランドから、
ブルックリンに入って、
365ホールフーズ。

ビルの1階と地下1階が売場。
IMG_3087^-1

エスカレーターで地下1階に、
顧客が誘導される。IMG_3039-1

地下1階だが、
天井の高い快適な売場空間。IMG_3041-1

エスカレーターを降りると、
ここでもバレンタインのフラワーギフト。
黄色の花束が365のカラーと合っている。IMG_3042-1
ディスカウントタイプの店だが、
秀逸のデザインによって、
「品」のある空間をつくる。

私はこの店が好きだ。

同じくブルックリンでは、
ホールフーズ環境対策店。IMG_3090-1

この店がもっとも、
バレンタインギフト用の、
切り花を展開している。

それを男性たちが次々と購入していく。
しかも、いくつも手に取っていく。IMG_3106-1

アメリカでもバレンタインデーには、
親しい友人に花を贈る習慣がある。

これは注文済みの商品。IMG_3115-1

切り花や鉢植えの商品リストがあって、
お客はマル印を付けて注文しておいて、
バレンタインデーに受け取る。IMG_3112-1

さらにこんな商品も。
チーズ、フルーツ、サラミを盛り合わせた
バレンタイン用チーズプレート。
価格は39.99ドル。
IMG_3132-1

初日の最後の店舗視察。
アルコールも解禁にして、
ホールフーズを楽しんでもらう。DSCN8225-1

ビールバーでさっそく、
地ビールを楽しむメンバーたち。DSCN8229-1

2階のバルコニーから、
夕景の美しいマンハッタンを望める。DSCN8233-1

視察を終えて、
ホテルに荷物を置くと、
徒歩で夕食会場へ。IMG_3142-1

タイムズスクエアの賑わいに触れつつ、
ブロードウェイを南下する。
IMG_3146-1

行列で歩くところを、
自撮り棒で撮影。
IMG_3149-1

そしてロピア恒例のステーキハウス、
ウルフギャングへ。IMG_3154-1
Wolfgang’s Steakhouse。

ピーター・ルガー・ステーキハウスは、
マンハッタンでも名門中の名門。
そこで40年以上も、
ウェイターとして活躍したのが、
ウルフギャング・ズウィナー氏。
ズウェイナー氏が2004年、
独立して創業したのがこの店。

店内は大賑わい。
IMG_3157-1

総勢48名が席に着く。
IMG_3164-1

内田さんの音頭でカンパーイ。
IMG_3169-1

日本から到着して、
長い長い1日が終わる。
IMG_3178-1

ビールでのどを潤す。
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笑顔で乾杯。
IMG_3175-1

私も内田さんと乾杯。IMG_3180-1

旧知の柴田昇執行役員と、
商人舎ゼネラルマネジャー亀谷しづえ。IMG_31831-1

マグナムボトルのワインを開けた。IMG_3188-1

そして名物のポーターハウスステーキ。
サーロインとフィレを一度に楽しめる。
もちろんグレードはプライム。IMG_3189-1
ウルフギャングを堪能したあと、
それぞれにニューヨークの夜を楽しんだ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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