結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2022年01月08日(土曜日)

「お笑い」と「商売」の時間の総量と幸福の総量

年末年始が終わって、
今年最初の三連休。

成人の日がハッピーマンデー制度によって、
第1月曜日になった。

そんなときに、
オミクロン株による第六波。
重症化の確率も少なそうだし、
ただのインフルエンザだという見方もある。

それでも企業によっては、
テレワークを復活させるケースも出てきた。

アメリカでは金融のシティグループが、
ワクチン接種をしない従業員を、
解雇する方針を出した。
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シティの米国内従業員は約7万人。
昨年10月にワクチン接種を義務化した。
それでも従業員接種率は9割を超える程度。
その1割弱が解雇の危機にある。

会社もそこまでするか?
1割の従業員もそこまでされて接種しないか?

バイデン政権は昨年9月に、
企業の従業員ワクチン接種義務化、
あるいは週ごとの陰性証明を求める。
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それだけオミクロン株を脅威と見ている。

日本はまだのんびりしている。

ブースター接種を期待しながら、
マスク着装と手洗い実施、
ソーシャルディスタンシング。

原則的・基本的なことを、
徹底する。

それがコロナに対してもいちばんいい。
徹底とは、
詳細に厳密に継続すること。
こまかく、
きびしく、
しつこく。

小売業、サービス業の店頭でも、
こまかく、きびしく、しつこく。

よろしくお願いしたい。

商人舎流通スーパーニュース。
ヤオコーnews|
12月既存店0.6%増、全店で6.4%増/客単価1.6%増

ヤオコーは昨12月も好調だった。
既存店売上高は前年同月比100.6%、
客数99.0%、客単価101.6%。
買上点数(PI値)100.3%。

ヤオコーの場合、
PI値=総買上点数÷総客数×100
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こういった指標も、
徹底して使う。

つまりこまかく、きびしく、しつこく。

ヤオコーのそういったところは、
大好きだな。

一方、
ベルクnews|
第3Q営業収益2239億円6.2%増・経常利益8.8%増

ベルクも好調だ。
2022年2月期第3四半期の連結業績。
営業収益2229億円(前年同期比106.2%)、
営業利益101億円(109.2%)、
経常利益107億円(108.8%)。

営業利益率は4.5%、経常利益率4.8%。
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ベルクも収益に対してストイックだ。
こまかく、きびしく、しつこく。

これも好きだなあ。

「ほぼ日刊イトイ新聞」
その巻頭エッセイ「今日のダーリン」は、
糸井重里さんが毎日書く。

「学校の勉強は嫌いだし、
なにかを熱心にやるなんて
ダサいと思っているようなやつが、
バンドでギターをやっていたりする場合は、
ものすごく一所懸命に
地道な練習を重ねたりする」
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わかるなあ。
友人にもそういった奴がいた。

「とんでもねーカッコして
ベロ出してるようなギタリストも、
人のいないところで運指の練習とか
やったりしてるわけで、
それを考えると、
たいていのバンドの人たちは、
適当にやってるホワイトカラーより
働き者だと思えるのだ」

運指は「うんし」と読んで、
ギターやピアノの指の使い方。

「スケール練習」と言って、
私も小学生のときにはバイオリンで、
その後はギターでやった。

これも、こまかく、きびしく、しつこくだ。

「じぶんで楽器やってる人たちは、
リスペクトする演奏家たちの音や映像を、
“じぶんも演ってる者”の目で見つめている」

「同じように、
趣味で囲碁や将棋をやっている人が、
プロ棋士や、アマチュアの上級者の
囲碁や将棋を見て、”なるほどぉ”とか
感心しているのもいいなぁと思う」

藤井聡太の妙手。
羽生マジック。
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凄い。

「そっちに不案内なものには、
それが見えないのだ」

売場づくりや売り方、品ぞろえなども、
専門家が見ると「凄い!」と言うのがある。

“一流コンサルタント”の鈴木國朗さんが、
ベルクの売場クリニックをして、
「しびれる店です」と言っていた。
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その通り、プロをうならせるものが、
商売の世界にもある。

これはスポーツの世界にも、
絵画やダンスや演劇などにも言える。

糸井。
「と、そこまでは、ぼくも
ずっと考えていたことなのだが、
このところ、あらためて思ったことがあった」

「年末年始に、漫才やコントの人たちが、
バラエティのタレントとしてでなく、
ネタを見せてくれる機会がたくさんあって、
ぼくもずいぶんそれをたのしんだのだが」

「あの”お笑いという芸”を、
“じぶんも演る者”として
注視している人たちが
山ほどいるんだと気づいたのだ」

「じぶんも”お笑い”で
舞台に立っているという立場で、
“M-1″なんか見てたら、
すごい緊張感があるだろうね」

「松本人志の一挙手一投足が
クラプトンのギターなんだもの。
評判を上げている新人コンビの漫才なんかは、
まぶしいくらいキラッキラに
見えてるんだろうなぁ」
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その”お笑いを演じること”が、
大衆化してきた。

若い人ならだれでも、
手が届くようになってきた。

万代のチーフたちなど、
例外なく、みんなそれができる。

「いま、ぼくが17歳の青年だったとしたら、
昔のじぶんが”バンドやりたい”と思ったように、
たぶん、一度は漫才をやりたいと
思うんじゃないかなぁ」

ん~、バンドは私も同じだが、
お笑いに対してはそれはない。

私は糸井ほど、顕示欲は強くない。

最後の一言。
「本気になれる時間の総量が、
人生の総幸福量かもしれないよ」

仕事で本気になれる時間の総量が、
人生の幸福の総量。

同感だ。

売場づくりも売り方も品ぞろえも、
こまかく、きびしく、しつこく。

〈結城義晴〉


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