結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2019年12月26日(木曜日)

イオンの「原則的にマスクをしないで接客する」方針の問題について

今朝、堀内慎也さんが、
横浜商人舎オフィスにやって来てくれた。
㈱紀文食品事業企画室正月ユニット部長。
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毎年の気分正月フォーラムの責任者。

今日は紀文の特選蒲鉾を、
届けてくれた。

そして腰を落ち着ける間もなく、
大阪に向かって疾駆していった。

紀文にとって年末年始は、
それこそ休む間もない。

ありがたく頂戴した。
保芦將人会長の名前で、
丁寧な添え書きがあった。

ありがとうございました。DSCN97629

それから商人舎には、
マルトグループから、
蘭が贈られてきて、
狭いオフィスを飾っている。

これも毎年恒例で、
心から感謝したい。
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さて、この商人舎公式ホームページに、
投稿があった。

塚本博志さんから、ご要望。
「中国の小売市場についての記事も
お願い致します」

結城義晴の返事。
「ご投稿、感謝します。
了解しました」

「しかし過去の記事を見てください。
この公式ホームページのトップの空欄、
白いスペースの検索欄に、
中国とか上海とか北京とか、
そして”訪問”などと、
文字を打ち込むと
記事を閲覧できるようになっています」

「流通ブログとしては、
一番早くから中国に注目して、
中国を訪れ、その報道をしています。
昨年10月にも上海に行きました。
その記事をまず、読んでみてください。
よろしくお願いします」

商人舎ホームページのタイトルがある。
その下の白くて長いスペース。
右に「検索」とある。無題

ホームページのリニューアルのときに、
ここを大きくして使い勝手を良くした。

ここに知りたい単語を打ち込む。

「中国」「上海」「訪問」と打つと、
この画面になる。syannhai

そしてその項目をクリックすると、
そのページに飛ぶ。

2010年から中国に注目して、
本格的に研究を始めた。

2010年の外灘(バンド)での写真。
若いです。
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2016年1月には、
永輝超市の創業者の張さんに会った。
英語表記ではZhang Xuanningさん。
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加藤徹さんとご一緒した。
当時は万代社長だった。

張さんは今や、伝説中の人物。

2016年には、
「盒馬鮮生」の第1号店を訪れ、
昨2018年1月にもフーマの最新店を、
月刊商人舎11月号で紹介した。
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月刊商人舎Webコンテンツのページも、
同じように[検索]スペースを大きくして、
活用しやすくしてある。

「商人舎流通スーパーニュース」も。ryuutuuusu-pa-nyu-su9

右上の検索窓はちょっと大きくしてある。
ryuutuuusu-pa-nyu-su9
ぜひ、活用してください。

お願いします。

さて、イオンの「マスク問題」

昨日からネット上で、
様々な声が集められ、
様々な意見が発信されている。

持株会社のイオン㈱は12月中旬、
接客時におけるマスク着用は、
原則的に禁止するという内部通達を、
グループ企業に向けて発信したらしい。

ただし、惣菜部門やベーカリー部門、
あるいは飲食部門などで、
食品の製造加工を担当する者は、
マスクを着用するのが、
逆に義務付けられている。

ところが傘下企業の一部の従業員が、
「マスクなしでは、
風邪などの予防ができない」
と、反発したという。

それがSNSなどで広がった。

このあたりの真偽は、
直接確認したわけではないから、
定かではない。

ただし問題が広がったので、
この件に関して、
イオンの広報部がコメントしている。

「接客時におけるマスク着用は、
顔の半分を覆い隠してしまうため、
お客さまにとって表情がわかりにくく、
声も聞こえづらくなり、
お客さまとの
円滑なコミュニケーションの
妨げになります」

「風邪や体調不良のイメージを持たれ、
不安を抱かれる場合があります」

小売業の経営サイドからすれば、
違和感のない規定だろうと思うし、
そんな接客方針を出すのも悪くはない。

大抵の店では、
「明確な規定はない」かもしれない。
けれどそんな場合にも、
接客業として、
常識的に対応すればいい。

イオン同様、原則的に、
マスクをしてはならない企業もある。

「原則的に」ということは、
風邪をひいたりしているとき、
あるいは妥当な理由があるときは、
マスク着用の許可も出る。

ただし、風邪をひいていたら、
それこそ接客業務から、
外れなくてはならない。

イオンの側も、
風邪気味だったり、
花粉症にかかっていたり、
家族に受験生がいる場合などは、
上司が着用を許可するという。

この傘下企業従業員の反発に対して、
「十分に意図が伝わっていなかったので、
今一度説明をするようにしています」

そのとおり。

イオンとして問題があったとしたら、
コミュニケーションの齟齬があった点だろう。

私の考えは明解だ。

アメリカ研修などのときに、
時々マスクを着用してくる人がいる。

原則的に外してもらう。

かの地ではマスクをするのは、
重病人である。

もしくは「銀行強盗しかいない!」と、
言ったりする。

アメリカの店で、
店員がマスクをしているのを、
見たことがない。

ウォルマートでも、
クローガーでも、
トレーダー・ジョーでも、
ホールフーズでも、
コストコでも。

㈱商人舎の場合も、
取材に行ったり、
インタビューをしたりする場合は、
原則的にマスクは着用しない。

たとえ不特定多数の相手であっても、
人々と面談するときには、
マスクはしない。

そのほうが感じがいいからだ。

もちろんオフィスで、
編集作業などするときには、
それは自由にしてよろしいが。

原則的にマスクはしないで人と接する。
イオンのこの方針が問題になること自体、
どこかに違和感を感じるのだが、
みなさんはどうだろう。

〈結城義晴〉

2019年12月25日(水曜日)

川野幸夫会長の「無念!」とロピアの焼肉レストラン「eatopia山科」

Merry Christmas!

和洋折衷、典型的な日本人の結城義晴です。
今日は夕方4時から、
東京・日本橋。

一般社団法人日本スーパーマーケット協会。
その会議室。
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毎月恒例の記者発表。
スーパーマーケット販売統計調査。

専務理事の江口法生さんが、
11月の営業状況を的確に報告した。
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全国270社の総売上高は、
前年同月比で全店は100.9%、
既存店は99.6%。

健闘した。

前月の10月が全店99.9%、
既存店98.3%。

消費税が10%に増税されたが、
食品は軽減税率が導入されたため、
11月には戻ってきた。

ただし、統計の中で、
1~3店舗を保有する企業は、
10月の既存店前年比が94.1%だったが、
11月の場合には98.1%へと躍進した。

51店舗以上の企業では、
10月が98.6%で11月が99.7%だったから、
多分、キャッシュレス決算ポイント還元が、
効果を発揮していることを示す。

それでも還元の優遇措置を受けない企業も、
11月は既存店が99.7%まで回復しているから、
ポイント還元対策を講じていることがわかる。

まあ、想定通りだ。

続いて、日生協の伊藤治郎さん。
日本生活協同組合連合会の渉外広報本部長。DSCN98139
全国65生協の11月は前年比98.8%。
店舗販売は96.4%で8カ月連続前年割れ。

宅配は100.0%、個配は101.4%と健闘。
生鮮食品と酒、住関連が苦戦した。
生鮮は相場の影響、
酒と住関連は消費増税駆け込み需要の反動。

つづいて、川野幸夫さんが登場。
日本スーパーマーケット協会会長、
㈱ヤオコー会長。
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「2019年の振り返り」と題して、
1年間の総括をしてくれた。
(詳細は商人舎流通スーパーニュースで報告)
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「スーパーマーケットの役割は、
年々、大きくなっていく。
その思いが実現できるように、
政治・行政に向けても、
モノを言ったり、
政策提言をしたりしてきた」

「全般的に言えば、
スーパーマーケットの業績は低迷を続けた。
11月まで連続前年割れだった」
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「今年、インパクトが大きかったのは、
やはり消費増税だ。
キャッシュレスによるポイント還元も、
懸念したとおりのことが起こった。
業界における競争環境が破壊され、
未曽有のポイント合戦と安売り競争が、
全国各地で繰り返された」

「これほど無念だと感じたことはない」DSCN98249

同感だ。

「しかし来年はオリンピックがある。
前半は明るい年になるだろう」
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川野さんはこの産業に対して、
大いに貢献した。
僭越ながら、本当にそう思う。

だが「無念」な結果に終わった。
私は「敗北感」という言葉を使った。

それでもスーパーマーケットの将来は、
その現在の重い役割が、
さらに重要になることは変わりない。
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1年間、ありがとうございました。

外に出ると髙島屋SCが、
美しくライトアップされていた。
「今日はクリスマスだった」
そう思った。
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タクシーで銀座6丁目へ。
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GICROS GINZA GEMS。
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肉のレストランがずらりと揃う。
その7階が山科。
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㈱eatopiaが11月に、
オープンさせたばかりの焼肉レストラン。
eatopiaは㈱ロピアの子会社。
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急遽、思い立って、
Christmasの焼肉。
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支配人の石井謙司さんが、
特別に給仕までしてくれた。
あの「うかい亭」でキャリアを積んだ腕利き。
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白鳥和生さんと「いただきます」。
日本経済新聞社編集局調査部次長。
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キムチとナムルなどから始まって、
次々に様々な部位の焼き肉が、
塩味とたれ味交互に出てくる。

さすがに肉のロピアだ。

この店はお任せのワンメニュー。

今日は但馬の田村牛。
はじめにウチモモの真ん中のシンシンを、
刺身で食べる。

つぎにタンナカの開きとミスジを塩で、
そして薄切りのヒレとランボソをタレで、
軽くあぶっていただいた。
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その間に、カラフルで新鮮なサラダ。
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厚切りのハラミ。
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薄切りのタンモト(左)とサーロイン(上)と、
肩ロースの厚切り(右)。
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これほどうまい肩ロースもあまりない。
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せっせと食べる。
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石井さんが丁寧に焼いてくれる。
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これは私たちだけの特別メニュー。
厚切りのタンとサーロイン。
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これも美味。
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最後はすき焼きだが、
しゃぶしゃぶとの中間のような調理。
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そこに黒トリュフ。
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惜しげもなくたっぷりと、
削り取って添える。
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卵とサーロインと、
トリュフ。
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箸で肉をつまんで、
外側からよくかき回すと、
たれと卵とトリュフが混ざってきて、
得も言われぬ味を出す。
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肉を堪能したあとは、
これを卵かけご飯にする。

絶品。

さらに最後の最後に、
肉のお茶漬け。
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ワサビとネギを混ぜて、
これまた絶品の締め。

終わりはアイスクリーム。
あっさりしていて、
焼肉のあと口に最適。
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これでロピアらしく、
ロープライスユートピア。
それがイートピアの山科。

食事が終わったころ、
高木勇輔さんが登場。
㈱ロピア代表取締役。
連れはフジパン㈱の安田憲正さん。
営業本部営業副本部長。

Lopiaのeatopia。
その1号店が銀座の「山科」。

断然、お奨めの店。
まだオープンしたばかりで、
まったく宣伝していない。

年末は29日まで。

一度、食べてみてください。

良いクリスマスだった。
雑誌原稿は全然、進まなかった。

〈結城義晴〉

2019年12月24日(火曜日)

2019クリスマスイブに「祈ろう」

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この出逢ひこそクリスマスプレゼント
〈稲畑汀子〉
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毎日、ブログを書いてきて12年。
今日、ブログにやって来てくれた人、
読んでくれてありがとう。

出会いこそ、プレゼントです。

祈りても終る一日冬の星
〈長島和子〉
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祈りは祈り。
現実にならなくとも、
一日は終わる。

冬の星が瞬く。

ドイツのアルディ
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クリスマスイブの日に、
売れ残った商品を寄付する。

恵まれない人たちへのプレゼント。

ドイツでもフランスでも、
イギリスでもアメリカでも。
世界14カ国で。

アルディは、
クリスマスと翌日を休業とする。
従業員にも休んでもらうためだ。

そこでクリスマスイブの午後4時に、
店舗で売れ残っている食品を、
地域の慈善団体に寄付する。
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1店舗あたり20から30のクレートが、
ドネートされる。

今年で3年目。

アルディ全体では、
昨年のクリスマスに、
50万食ほどの寄付が行われた。
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米国のクローガーも地域ごとに、
同じようなプログラムを展開する。

もちろんフードバンクなどの、
ソーシャルシステムがベースにある。
各地の教会が連動している。

日本にもこんな充実した社会組織が、
あったらいいなあ。

しかし日本の場合は、
クリスマスではないだろう。

正月元日や二日、あるいは三が日に、
休業する小売業。

増えてきた。

大晦日に売れ残りそうな商品は、
みな、寄付してしまおう。

まだフードバンクなど未整備だから、
最後には顧客に全部無料で、
差し上げてしまう。

そんな店がすでに、
あるかもしれない。

これは今年末、
すぐにでもできそうだ。

すぐに変われそうだ。

コンビニだって、
正月元日にストライキをする店があれば、
元日休業実験をする店がある。
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そんな店々は、
大晦日の最後には、
惣菜や弁当、おでんを、
顧客にプレゼントしたらいい。

廃棄するのはもったいない。

クリスマスイブの今日。
そんな社会が来るよう、
そんな店が増えるよう、
祈りたい。

商売以外でも、
世の中のお役に立つ店が、
増えますように。

そして最後に、
月刊商人舎12月号から。
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[Message of December]
変わろう! 祈ろう!
2019120501
変わるものを
変えられる勇気を、
変わらぬものを
受けいれる心の静けさを、
それらを見わける英知を、
お与えください。

世界中に広がった短い言葉。
ラインホールド・ニーバーの「祈り」。
朝に、夕に、人々は祈る。
変える勇気を振り絞った挙句、
変わらぬものを悟ったあとで、
しずかに自分に言い聞かせる。

2020年からの10年。
ため息が出るほどのNext Decade。
予想もつかない展開。
驚くほどのスピード。
途方もない変化。
それらへの恐怖。

しかし、自ら変わるしか、
ほかに道はない。
自分が変わらねば仲間は変わらない。
自分が変わらねば職場は変わらない。
自分が変わらねば店は変わらない。
自分が変わらねば会社は変わらない。

朝に、夕に、
しずかに祈ろう。
勇気を振り絞って、
変わる努力をしたうえで、
変わらぬものを受けいれる。
その英知が与えられるまで。

変わるものを
変えられる勇気を、
変わらぬものを
受けいれる心の静けさを、
それらを見わける英知を、
お与えください。

Merry Christmas!

〈結城義晴〉

2019年12月23日(月曜日)

「7つの心理的な財布」とTrue Dataの「Asia-Pacificトップ10」

Everybody! Good Monday!
[2019vol51]

2019年第52週、12月第4週。
令和元年も残すところ9日。

昨年までの30年間、
今日は天皇誕生日の祝日だった。

商売上は今日の23日が、
クリスマス需要の最盛期だった。

しかし、今年からそれがない。
ふつうにクリスマス販促を展開する。
とくに欲張ることはない。
しかし手を抜いてはいけない。

商人舎webコンテンツ。
月曜朝一/2週間販促企画。
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明後日の25日夕方から、
「令和初のお正月」に向けて、
顧客のスイッチを入れよう。

劇的な売場変更が必須だ。

しかし消費は節約・倹約モード。
そのなかでも考えておきたいのが、
「The Seven Psychological Purses」
「7つの心理的な財布」

先週土曜日のブログで書いた。
拡大令和名人会の「The Seven Psychological Purses」

第1は「Family Activities」
家庭生活のための支出。
第2は「Future Preparation」
将来のためのたくわえ。
第3は「Tasty Eating」
美味しく食べるための財布。
「おいしい生活」のための出費。
第4は「Self-Enlightenment」
自己啓発のための出費。
第5は「Fashion」
自分のライフスタイルを、
流行のトレンドに合わせようとする消費。
第6は「Gamble」
賭け事のギャンブルだけではなく、
思い切って賭けてみるような消費。
第7は「A bit of Entertainment」
ちょっとした娯楽。

節約・倹約モードは、
第1の「Family Activities」だ。
さらに第2の「Future Preparation」もある。

つまりセービングのモードは、
今、買わせないことも、
視野に入れておかねばならない。

しかし人間は複雑だ。
第3の「Tasty Eating」や、
第7の「A bit of Entertainment」が、
クリスマス需要となる。

年始の購買も第3と第7である。

だからその間の日々は、
セービングモードになる。

第5の「Fashion」と第6の「Gamble」を、
ちょっとずつ加味したい。
それが客単価を上げてくれる。

いまや福袋はこれに当たる。

最後に第4の「Self-Enlightenment」。
食品に関しても、
うんちくの商品、健康の知見は、
第4の自己啓発になる。

そしてこれからの年末年始商戦で、
大きなカギを握るのが、天候だ。

ウェザーニュースの情報を共有しよう。
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各地の気象台の詳細情報の入手は、
企業ごとに事業部ごとに必須だ。

木本昌秀東京大学教授の主張する、
「頻発する極端気象」

何時も覚悟しておかねばならない。

さて今日は東京・芝大神宮。
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㈱True Dataの今年最後の役員会。
11月も好調を堅持して、
何とかいい年を迎えることができる。
ご苦労様でした。

役員会で報告されたトピックス。

「APAC CIO Outlook Magazine」で、
ビッグデータマーケティング企業として、
True Dataがトップ10に選ばれた。
APAC

APAC2

APAC CIO Outlook Magazineは、
シリコンバレーに本部を置くIT情報誌だ。
APACはAsia-Pacificの略。

つまりアジアパシフィック各国の、
CIO(Chief Information Officer)に、
情報提供している。

True Dataは、
ビッグデータを扱う企業として、
日本を代表してトップ10に入った。
「Top10 Big Data Consulting/Service Companies」

おめでたい。

米倉裕之社長が写真入りで登場した。apac3
記事のタイトル。
「True Dataは、
購買行動データのパワーを
開放する」

しかし、まだまだです。
これからも精進し続けなくてはいけない。
日本のビッグデータを、
背負って立つ覚悟が必要だ。

そしてそれができる。
7つの心理的な財布も、
ビッグデータから明らかになる。

では、みなさん、今週も、
顧客の7つの財布を見極めて。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2019年12月22日(日曜日)

冬至の日の「デンデンムシノ カナシミ」

冬至。

地球を中心に見ると、
太陽が1年中で最も南に寄る日。
北半球では昼が最も短くなる。
南半球では夜が最も短くなる。

北半球の人にとって、
冬至の日はなぜか悲しい。
陰鬱な冬の中にあるからか、
残り少なくなった今年を惜しむからか。

一年の悲しみを思い出す。

上田惇生先生が逝った。
堺屋太一さんも亡くなった。
岡崎雅廣さんも急逝した。
ショーケンも死んだ。
中村哲医師も凶弾に倒れた。
多くの人が亡くなった。

世界の紛争は深刻化した。
移民問題も混とん化した。
核軍縮は後退した。
日韓関係はさらに悪化した。

地球温暖化は進んだ。
アマゾンで森林火災が多発した。
日本には大型台風が被害をもたらした。
紅葉が少なかった。
京都アニメーションが放火された。
ノートルダム大聖堂が焼けた。
沖縄・首里城も焼失した。

消費増税関連問題で敗北感を味わった。
産業としての一体感は生まれなかった。

イチローが引退した。
羽生善治が無冠となった。

血糖値が上がって病気になった。
今年も本が書けなかった。
私自身の残りの時間も減った。
別れもあった。
父と母のことを思った。
ジジのことも思い浮かべた。

今年だけのことではない。
悲しいことは少しずつ、
積み重なっていく――。

新美南吉。
児童文学者、童話作家。
大正2年の1913年に生まれ、
太平洋戦争中の1943年に、
29歳で没した。

その新見南吉が悲しみを描いた。

青空文庫のネット上で、
誰でも全文を読める。

カタカナの旧仮名遣い。
面倒そうに見えるかもしれないが、
そのたどたどしさこそ、
この短い文学における、
新見南吉の意図である。
味わってほしい。

デンデンムシノ カナシミ
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イツピキノ デンデンムシガ
アリマシタ。
アル ヒ ソノ デンデンムシハ
タイヘンナ コトニ キガ ツキマシタ。
「ワタシハ イママデ
ウツカリシテ ヰタケレド、
ワタシノ セナカノ カラノ ナカニハ
カナシミガ イツパイ
ツマツテ ヰルデハ ナイカ」
コノ カナシミハ
ドウ シタラ ヨイデセウ。

デンデンムシハ
オトモダチノ デンデンムシノ トコロニ
ヤツテ イキマシタ。
「ワタシハ モウ
イキテ ヰラレマセン」
ト ソノ デンデンムシハ
オトモダチニ イヒマシタ。

「ナンデスカ」
ト オトモダチノ デンデンムシハ
キキマシタ。
「ワタシハ ナント イフ
フシアハセナ モノデセウ。
ワタシノ セナカノ カラノ ナカニハ
カナシミガ イツパイ
ツマツテ ヰルノデス」
ト ハジメノ デンデンムシガ
ハナシマシタ。

スルト オトモダチノ デンデンムシハ
イヒマシタ。
「アナタバカリデハ アリマセン。
ワタシノ セナカニモ
カナシミハ イツパイデス。」

ソレヂヤ シカタナイト オモツテ、
ハジメノ デンデンムシハ、
ベツノ オトモダチノ トコロヘ
イキマシタ。

スルト ソノ オトモダチモ
イヒマシタ。
「アナタバカリヂヤ アリマセン。
ワタシノ セナカニモ
カナシミハ イツパイデス」

ソコデ、ハジメノ デンデンムシハ
マタ ベツノ オトモダチノ トコロヘ
イキマシタ。

カウシテ、オトモダチヲ ジユンジユンニ
タヅネテ イキマシタガ、
ドノ トモダチモ オナジ コトヲ
イフノデ アリマシタ。

トウトウ ハジメノ デンデンムシハ
キガ ツキマシタ。
「カナシミハ ダレデモ
モツテ ヰルノダ。
ワタシバカリデハ ナイノダ。
ワタシハ ワタシノ カナシミヲ
コラヘテ イカナキヤ ナラナイ」

ソシテ、コノ デンデンムシハ モウ、
ナゲクノヲ ヤメタノデ アリマス。
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悲しみはだれでも持っている。
自分ばかりではないのだ。

中原中也も悲しみを語る。
明治40年(1907年)に生まれ、
昭和12年(1937年)に逝った。
30歳だった。
詩集『山羊の歌』より。
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汚れつちまつた悲しみに

汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる

汚れつちまつた悲しみは
たとへば狐の革裘(かはごろも)
汚れつちまつた悲しみは
小雪のかかつてちぢこまる

汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れつちまつた悲しみは
倦怠(けだい)のうちに死を夢む

汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気(おじけ)づき
汚れつちまつた悲しみに
なすところもなく日は暮れる……

――誰でも持っている悲しみを、
中也は「汚れっちまった」と表現する。

谷川俊太郎も、
何度も悲しみを書く。
現在、88歳。
第五詩集『あなたに』の中の「悲しみは」、
28歳のときの作品。

悲しみは
むきかけのりんご
比喩ではなく
詩ではなく
ただそこに在る
むきかけのりんご
悲しみは
ただそこに在る
昨日の夕刊
ただそこに在る
熱い乳房
ただそこに在る
夕暮
悲しみは
心を離れ
ただそこに在る
今日のものたち
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悲しみはただそこにある。
2019年の冬至の今日という日にも。

〈結城義晴〉

2019年12月21日(土曜日)

拡大令和名人会の「The Seven Psychological Purses」

熱海のニューフジヤホテル。
11階の露天風呂。

午前7時ごろに朝風呂。
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丸い窓から相模湾が見える。
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その中央に初島。
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43万7000㎡で東京ドーム10個分の広さ。

朝食をとって、
西熱海ゴルフクラブへ。
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第1回拡大令和名人会。meijinnkai9

いろいろなホールから、
相模湾を望むことができる。

14番パー3ホールでは、
真正面から初島が見える。
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雲海に小島が浮かび上がっているようだ。IMG_33379
1日、ゴルフラウンドして、
今年の打ち止めは大満足。

前半アウトのハーフでは、
2バーディーで39のスコアが出た。

しかし後半のインで、
宮本洋一さんに逆転された。

宮本さんはブルーチップ㈱社長で、
業界でも有名な達人。

残念な気持ちは全然なかった。
来年への課題が自覚できた。

ありがとうございました。

さて、拡大名人会の懇談の中で、
「7つの財布」が、
話題に上った。

令和名人会レギュラーメンバーは、
鈴木國朗さんと新谷千里さん、
そして土井弘さん。

鈴木さんはご存知、
食品産業のトップコンサルタント。
新谷さんは商人舎webコンテンツに連載、
「お客と社員に支持される生産性向上策」
今、脂がのったコンサルタント。
土井さんは電通のOBで、
電通きっての流通の専門家と言われた人。

食事のときなども、
消費者行動やマーケティングの話になる。

消費者が持っているのは、
一つの財布ではない。
7種類の財布を持っている。

つまり7通りのお金の使い方をする。

英語では、
「The Seven”Psychological Purses”of Consumer Awareness」
直訳すれば、
消費者意識における7つの心理的財布。

故小嶋外弘先生がこの道の権威。
同社大学名誉教授。
1964年に『消費者心理の研究』(日本生産性本部)

1983年のHarvard Business Reviewに、
「心理的財布その理論と実証」を発表。

1986年に『価格の心理』(ダイヤモンド社)
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The Seven Psychological Purses。
その第1は「Family Activities」
家族生活のための支出。
最も基礎的な消費。

第2は「Future Preparation」
将来のためのたくわえ。

第3は「Tasty Eating」
美味しく食べるための財布は、
必需品を購入する場合とは異なる。
食べるだけではなく、
「おいしい生活」すべてがこれに入る。

第4は「Self-Enlightenment」
自己啓発のための出費。
生涯学習は人間にとって必須のものだ。

第5は「Fashion」
アパレルだけではなくて、
自分のライフスタイルを、
トレンドに合わせようとする消費。

第6は「Gamble」
賭け事のギャンブルだけではなく、
思い切って賭けてみるような消費。
「福袋」はこれを狙っている。

最後に、
第7は「A bit of Entertainment」
ちょっとした娯楽。

一つひとつの購買を、
この7つの財布で考える。

スーパーマーケットでの買物も、
第1のFamily Activitiesならば、
価格コンシャスが優先される。

第7のA bit of Entertainmentならば、
ちょっとだけ財布は緩む。

それが第3のTasty Eatingならば、
価格に糸目をつけないし、
第6のGambleでワインを選ぶときには、
凄く高いものも買うかもしれない。

顧客は7種類の財布を持つ。
この商品はどの財布で買わせるか。
それによって、
価格も売場づくりも、
販促も変わってこなければならない。

ところでゴルフラウンドは、
通常は第7のA bit of Entertainmentだ。
が、私の場合は第3のTasty Eatingであり、
第4のSelf-Enlightenmentである。

決して、
第5のFashionでもないし、
第6のGambleでもない。

ゴルフは第6であってはならない。
中部銀次郎さんが、
強く戒めている。

「健康な人生」という意味からすると、
私の場合、第2のFuture Preparationでもある。

現代に生活する消費者としても、
人生を生き抜く人間としても、
The Seven Pursesは、
意識しておいていいだろう。

〈結城義晴〉

2019年12月20日(金曜日)

令和名人会のジャック・ニクラウスの言葉と菊池寛の「形」

昨日から熱海。
100万ドルの夜景と言われたが、
本家は香港。そしてナポリ。
日本では函館や長崎。DSCN97969

熱海はヤオハンの創業の地。
現在はマックスバリュ東海㈱となって、
市内にマックスバリュの店がある。

㈱商業界の社長のころ、
二度ほどこの熱海で、
「二月ゼミナール」を開催したことがある。

なつかしい。

この熱海で年末の令和名人会。
今年から「名」を変えたゴルフ会。

前身は平成元年に始まった「迷人会」。

私が商業界食品商業編集長に就任した年、
つまり1989年の平成元年。

筆者や経営者の皆さんが集まって、
就任祝いを兼ねたゴルフコンペが開催された。

荒井伸也さんや杉山昭次郎先生が、
呼びかけ人となってくださった。

ありがたいことだ。

そのコンペが終わってから、
この会を続けていこうということになった。
2007_1218_222

小森勝さん。
2007_1218_151

浅香健一さん。
2007_1218_140

鈴木國朗さんが手を挙げてくれた。
2007_1218_150

切磋琢磨のゴルフをする会が始まった。
2007_1218_142

初めは2カ月に1回くらいやっていた。
そのうちにほぼ毎月になった。

2013年9月に小森勝さんが亡くなった。
そこで土井弘さんが参加してくれた。

そして浅香健一さんが引退した。
新谷千里さんが加わってくれた。

30年も経過する間に、
いつのまにか「迷う」が「名」に変わった。

「名」という漢字には、
ふたつの意味がある。
⑴姓名および通称。事物のよびな。
⑵評判。すぐれて名高い。ほまれある。

「迷う」が「すぐれて名高い」に変わった。

そして平成から令和に元号が変わって、
平成の「名人会」も「令和名人会」となった。

今日はレギュラーメンバーの会。
そして明日がその拡大令和名人会。

夕方には、8人に増えて宴会。IMG_33279
私の左隣が㈱白石社長の白石純一郎さん。
その左がブルーチップ㈱社長の宮本洋一さん、
常務の土橋和人さん(右)。
その隣が土井弘さん、
一番左が新谷千里さん。
そして商人舎の亀谷しづえ。

明日は楽しみます。

ゴルフと言えば、
ジャック・ニクラウス。

そのニクラウスの一番好きな言葉。
「ゴルフでは、
良い人柄と
良いスイングしか

役に立たない」

菊池寛の短編に「形」がある。
とても短くて読みやすいので、
全文を紹介してみよう。
青空文庫で公開されている。

****************

摂津(せっつ)半国の主であった松山新介の侍大将中村新兵衛は、五畿内中国に聞こえた大豪の士であった。

そのころ、畿内を分領していた筒井、松永、荒木、和田、別所など大名小名の手の者で、『鎗(やり)中村』を知らぬ者は、おそらく一人もなかっただろう。それほど、新兵衛はその扱(しご)き出す三間柄(え)の大身(たいしん)の鎗の鋒先(ほこさき)で、さきがけ殿(しんがり)の功名を重ねていた。そのうえ、彼の武者姿は戦場において、水ぎわ立ったはなやかさを示していた。火のような猩々緋(しょうじょうひ)の服折(ふくおり)を着て、唐冠(とうかんむり)纓金(えいきん)の兜(かぶと)をかぶった彼の姿は、敵味方の間に、輝くばかりのあざやかさをもっていた。

「ああ猩々緋よ唐冠よ」と敵の雑兵(ぞうひょう)は、新兵衛の鎗先を避けた。味方がくずれ立ったとき、激浪(げきろう)の中に立つ巌(いわお)のように敵勢をささえている猩々緋の姿は、どれほど味方にとってたのもしいものであったかわからなかった。また嵐のように敵陣に殺到するとき、その先頭に輝いている唐冠の兜は、敵にとってどれほどの脅威であるかわからなかった。

こうして鎗中村の猩々緋と唐冠の兜は、戦場の華(はな)であり敵に対する脅威であり味方にとっては信頼の的であった。

「新兵衛どの、おり入ってお願いがある」と元服してからまだ間もないらしい美男の士(さむらい)は、新兵衛の前に手を突いた。

「なにごとじゃ、そなたとわれらの間に、さような辞儀はいらぬぞ。望みというを、はよういうて見い」と育ぐくむような慈顔(じがん)をもって、新兵衛は相手を見た。

その若い士は、新兵衛の主君松山新介の側腹(そばはら)の子であった。そして、幼少のころから、新兵衛が守り役として、わが子のようにいつくしみ育ててきたのであった。

「ほかのことでもおりない。明日はわれらの初陣(ういじん)じゃほどに、なんぞはなばなしい手柄をしてみたい。ついてはお身さまの猩々緋と唐冠の兜を借してたもらぬか。あの服折と兜とを着て、敵の眼をおどろかしてみとうござる」

「ハハハハ念もないことじゃ」新兵衛は高らかに笑った。新兵衛は、相手の子供らしい無邪気な功名心をこころよく受け入れることができた。

「が、申しておく、あの服折や兜は、申さば中村新兵衛の形じゃわ。そなたが、あの品々を身に着けるうえは、われらほどの肝魂(きもたま)を持たいではかなわぬことぞ」と言いながら、新兵衛はまた高らかに笑った。

そのあくる日、摂津平野の一角で、松山勢は、大和の筒井順慶の兵と鎬(しのぎ)をけずった。戦いが始まる前いつものように猩々緋の武者が唐冠の兜を朝日に輝かしながら、敵勢を尻目にかけて、大きく輪乗りをしたかと思うと、駒(こま)の頭を立てなおして、一気に敵陣に乗り入った。

吹き分けられるように、敵陣の一角が乱れたところを、猩々緋の武者は鎗をつけたかと思うと、早くも三、四人の端武者(はむしゃ)を、突き伏せて、またゆうゆうと味方の陣へ引き返した。

その日に限って、黒皮縅(くろかわおどし)の冑(よろい)を着て、南蛮鉄の兜をかぶっていた中村新兵衛は、会心の微笑を含みながら、猩々緋の武者のはなばなしい武者ぶりをながめていた。そして自分の形だけすらこれほどの力をもっているということに、かなり大きい誇りを感じていた。

彼は二番鎗は、自分が合わそうと思ったので、駒を乗り出すと、一文字に敵陣に殺到した。

猩々緋の武者の前には、戦わずして浮き足立った敵陣が、中村新兵衛の前には、ビクともしなかった。そのうえに彼らは猩々緋の『鎗中村』に突きみだされたうらみを、この黒皮縅の武者の上に復讐せんとして、たけり立っていた。

新兵衛は、いつもとは、勝手が違っていることに気がついた。いつもは虎に向かっている羊のような怖気(おじけ)が、敵にあった。彼らは狼狽(うろた)え血迷うところを突き伏せるのに、なんの雑作もなかった。今日は、彼らは戦いをする時のように、勇み立っていた。どの雑兵もどの雑兵も十二分の力を新兵衛に対し発揮した。二、三人突き伏せることさえ容易ではなかった。敵の鎗の鋒先が、ともすれば身をかすった。

新兵衛は必死の力を振るった。平素の二倍もの力さえ振るった。が、彼はともすれば突き負けそうになった。手軽に兜や猩々緋を借したことを、後悔するような感じが頭の中をかすめたときであった。

敵の突き出した鎗が、縅(おどし)の裏をかいて彼の脾腹(ひばら)を貫いていた。

****************

菊池寛は新潮文庫の解説を自分で書いた。
「吉川英治」の名を借りた。
「内容も大切だが、
『形』も大切だというテーマである」
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ゴルフのスウィングは、
この形である。

形は極めて大切だ。

考えてみると、
店は形である。
商品は形である。

商売では、
良い人柄と、
良い店と商品しか、
役に立たない。

〈結城義晴〉

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