結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2019年11月14日(木曜日)

「たのしみと仕事を増やす」を考えつつサンフランシスコに出発

ほぼ日刊イトイ新聞。
糸井重里さんのコラム。
「今日のダーリン」
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「丸い卵も切りようで四角」と言われる。

「卵を四角く切った人は、
世のたのしみを少し増やした。
そして、世のめんどうな手間も
少し増やした」

今日のコラムは、
「たのしみを増やすこと」

「歌手がマイクの前に
直立不動で立って歌う時代から、
踊りながら歌う時代になってきた」

これは「どっちもアリになった」ことだ。
そして歌うことのたのしみが、
少しずつ増えていった。

甘いキウイも夕張メロンも、
マスクメロンだけが
果実の女王だった時代から、
世のたのしみを増やした。

「巨峰だって、
シャインマスカットだって、
たのしみを少し増やした」

これを小売業界では、
「品揃えの豊かさ」という。

「街のあちこちにある点字ブロックや、
車椅子で通りやすいスロープは、
身体の不自由な人の
たのしみを少し増やした」

糸井さんらしい観察だ。
「そして、そのことは
身体の不自由でない人の
居心地のよさも
少し増やすことになったと思う」

遊園地がひとつできる。
「そこに出かけて
たのしい時間をすごす人が
少し増える。
そこでお金をつかう人たちが
増えることで、
その遊園地でのはたらく場所が
増えることになる。
ずいぶんたくさんのおたのしみが
増えるわけだ」

そして糸井さんの言いたいこと。
「世のおたのしみが
少し増えることは、
そのことでの反作用も
なにかしら生んでいるわけだが、
それでも、
丸い卵を四角くしてみることは、
人がとても
やりたがることでもあったりするので、
なんでも止めるよりも、
やってみたほうがいいと思う」

サントリーの「やってみなはれ」

満員の競技場は、
人びとのたのしみそのものが
エネルギーになって、
他の人たちのたのしみを生んでいる。

糸井さんは野球好き、
しかもラグビーにわかファン。

そして結論。
「経済を回すというのは、
たのしみと仕事を
増やすことだ」

店を開く。
店を営む。

商品をつくる。
商品を売る。

これらは経済を回すことだ。

そして、
たのしみと仕事を増やすことだ。

素晴らしい。

朝一番で、東京・小平。
第一屋製パン㈱の取締役会。

今年1月に就任した細貝正統社長は、
落ち着いた仕切りで議長を務めた。

そのモットーは、
「おいしさにまごころこめて」

昼過ぎに終了して、そのまま、
新小平駅から武蔵野線に乗り込む。
約1時間で東松戸駅へ。

成田スカイアクセス線に乗り換えて、
36分で成田空港駅。
第1ターミナルに到着。

すぐにいつもの手続きを済ませて、
チェックイン。
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ANA便でサンフランシスコに向かう。

その前にANAラウンジ。
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この混みよう。
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そしてANAのチキンカレーと、
アサヒビール。
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出発直前はいつもこの組み合わせ。

窓の外にはジェットプレイン。
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ここでいつものことながら、
ピーター・ポール&マリーの歌を、
思い出す。

「悲しみのジェットプレイン」
“I’m leavin’ on a jet plane
I don’t know when I’ll be back again
Oh, babe, I hate to go.”

そして55番ゲート。IMG_27199

心のなかで、静かにつぶやく。
「よろしくお願いします」IMG_27119

乗り込んでからも、しばらくは、
商人舎流通スーパーニュース、
記事をチェックし、公開する。

ドアが閉まって、
緊急時の手引きのビデオが流れる。

ANAは歌舞伎仕様の凝った映像。DSCN92389

緊急時には、
酸素マスクが下りてきます。
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ライフジャケットを首に巻くと、
ふくらみます。
空気が足りない時には、
口に管を加えて、
空気を吹き込んでください。
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脱出時のシューターに乗るときには、
姿勢を正しく。DSCN92489

そして速やかに機体から離れてください。DSCN92519
面白い。

これも「たのしみ」を少し増やしてくれる。

では、3泊5日の弾丸ツアー。
万代知識商人大学第4期、
アメリカ修了研修会。

今期も3月からほぼ1年間、
Managementの体系を学んできた。

そのミッションマネジメントから、
ストラテジックマネジメント、
そしてヒューマンリソースマネジメント、
マーケティングマネジメント、
オペレーションマネジメントまでを、
アメリカの先進企業で、
実際に体験し、学びとる。

第4期生たちは、
関西国際空港から出発している。

10時間後に、
サンフランシスコ国際空港で合流する。

では、行ってきます。
「たのしみと仕事を増やす」ために。

〈結城義晴〉

2019年11月13日(水曜日)

イズミ・マルヨシ(香川)資本提携と政治屋・政治家/経営屋・経営者

日米トップの苦境。
自業自得だけれど。

ドナルド・トランプ大統領。
「ウクライナ疑惑」の弾劾調査を受け、
議会では公聴会が始まった。
「魔女狩り、でっち上げ」と、
ツイッターした。
しかし政府高官は相次いで、
反逆証言をしている。

安倍晋三首相
「桜を見る会」の招待者名簿を、
会の直後に廃棄したうえで、
来年度の開催を中止した。

税金で開催する「桜を見る会」を、
選挙民対策に使ったとしたら、
これは「アウト」だ。

神戸新聞巻頭コラム「正平調」

「選挙民への供応に
公金が使われた疑いがある以上、
どんな功労でどなたを招いたか、
つまびらかにすべきを
なぜかそうしない」

「個人情報で言えぬ、
しかも関連文書は
すぐに捨ててしまうという。
絶対あるだろう」

そしていろは歌。
〈色は匂へど散りぬるを〉
「疑惑の花びらとは不思議なもので、
だれかが散らして隠そうとするほど
ますます怪しい臭気を放つ」

北海道新聞巻頭コラム「卓上四季」

「臭いものにふたをして
隠そうとする態度で、
すれ違う政治家の顔が
みな浅ましく見える」

政治屋は、
次の選挙を考え、
政治家は、
次の時代を考える。
(クラーク・ジェイムス・フリーマンとされる)

原文は、
“A politician thinks of the next election
and a statesman thinks of the next generation.”

“politician”が政治屋、政客。
“statesman”が公正な政治家。

日本語の訳もなかなかいい。

さて今日は午後から横浜商人舎。
午前中は明日からの渡米の準備。IMG_26989

「怪しい臭気」は追求しましょう。IMG_27009

11月も中旬になると、
横浜駅にも美しいイルミネーション。IMG_2702

横浜高島屋のそれ、
なかなかいい。
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さて今日の、
商人舎流通スーパーニュース。

イズミnews|
マルヨシセンターと資本業務提携契約を締結

(株)イズミが(株)マルヨシセンターを、
傘下に入れる。

山西泰明社長の人格が、
それを自然な流れにしている。
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資本業務提携契約を締結し、
マルヨシセンターの第三者割当を、
すべて引き受けて、
持分法適用会社とする。

中四国・九州のリージョナルチェーンが、
香川県を本拠とするローカルチェーンを、
買収して、経営統合する。

マルヨシセンターと言えば、
佐竹文彰さんが創業した会社だ。

ちょっと変わり者の経営者で、
ユニークな考え方を持っていたが、
2015年に75歳で逝去。

私は1978年に初めて取材に行った。
古い話です。

オール日本スーパーマーケット協会加盟。
スーパーマーケット業界の名門AJS。

1996年に大阪証券取引所第二部に上場。
2013年、東京証券取引所第二部に上場。

サミット㈱の交友企業として、
荒井伸也AJS名誉会長が直接指導し、
順調な経営をしていた。

最近は荒井さんが高齢となって、
その関係もなく、独自の道を歩むが、
直近の2020年2月期上期決算で赤字計上。

2019年2月期決算は、
営業収益401億円で前年比1.0%減、
営業利益は2億2400万円で41.8%減、
経常利益は1億6800万円で44.5%減。

減収減益。

今期に入って、
2020年2月期第1四半期は、
営業収益が前年比0.5%減の98億円、
営業損失3600万円、経常損失4900万円。

第2四半期は、
営業収益198億1000万円で2.3%減、
営業損失5400万円、経常損失7800万円。

赤字幅が広がっていた。

一方、イズミは、
2019年2月期決算で、
営業収益は7321億3600万円(0.3%増)、
営業利益352億7300万円(8.3%減)、
経常利益350億9900万円(8.1%減)。

営業利益率、経常利益率、
ともに4.8%の優良企業。

2020年度第1四半期も第2四半期も、
増収減益ながら日本小売業第11位。

総合スーパー業態では、
1位 イオンリテール
2位 イトーヨーカ堂
3位 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
4位 イズミ

そのうえ2018年4月に、
セブン&アイと業務提携をして、
アンチイオン作戦を展開中だ。

流通スーパーニュースに、
[結城義晴の述懐]を書いておいた。

香川県に本拠を置くスーパーマーケット。
長らくトップがマルナカ、
次がマルヨシセンターだった。

そのマルナカがイオンの傘下に入って、
マルヨシはイズミの持分法適用会社に。

これはアメリカのM&Aと酷似してきた。
米国では州ごとにローカルチェーンが、
クローガー傘下か、
あるいはアルバートソン傘下か、
と色分けされている。

私が初めてカリフォルニア州を訪れた時、
ラルフとボンズは当時、
有力なローカルチェーンだった。
これも1978年。

しかしラルフはクローガー系、
ボンズがセーフウェイ系。

ネバダ州ではスミスがクローガー系、
ボンズがセーフウェイ系。

アリゾナ州では、
フライズがクローガー系、
バシャスが独立系だが倒産。

香川県だけで見ると、
日本も米国並みになってきた。

もちろん同じ四国では、
サニーマートとサンシャインチェーンが、
自主独立で頑張っている。
地方企業にとって、これは救いだろう。

すべてがアメリカのようだとは言えない。

四国はマルナカだけでなく、
愛媛に本拠を置くフジが、
イオンと資本業務提携している。
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ほとんどイオン一色の様相。
そこにローカルチェーンが散在する。

マルヨシがイズミと資本業務提携すれば、
これは逆の奔流となるかもしれない。

ただし一方で、マルヨシセンターは、
AJSに加盟している。

そのAJSからも北海道のダイイチや、
中国地方の天満屋ストアが、
イトーヨーカ堂と資本提携している。

シジシージャパンも同じような状況だ。

「知恵の共同仕入れ」や、
コーペラティブチェーン。

日本特有の組織化で、
スーパーマーケット産業を支えたが、
資本の論理の下で脆弱になってくる。

月刊商人舎11月号特集。
「波の下にある潮流」
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スーパーマーケットでは、
ライフコーポレーションの岩崎高治さん、
ユナイテッドの藤田元宏さん。
万代の阿部秀行さん、
サミットの竹野浩樹さん、
サンエーの上地哲誠さん。
それぞれの貴重な発言、証言。
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読んでおいてください。

悪しき経営屋は、
次の決算のことを考え、
良き経営家は、
次の時代のことを考える。

次の選挙や決算のことを、
まったく考えないわけではない。
しかしその前に、
次の時代のことを考える。

「波の下にある潮流」こそ、
次の時代を示している。

〈結城義晴〉

2019年11月12日(火曜日)

「ビーバームーン」とエコス&与野フードセンターの経営統合

すっかり秋だ。
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そして今夜は満月。
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アメリカでは11月の満月を、
「ビーバームーン」と呼ぶ。

ビーバーは毛皮として重用された。
そのビーバー捕獲の罠を仕掛けるのに、
ちょうどいい時期の満月。

大きな美しい月だ。DSCN92359
今日、新しいカメラを買った。
カメラは消耗品だ。

私はずっとニコン。
COOLPIX A1000。

その新しいカメラで撮った満月。
格別のものだ。

さて、年末に向けて、
野菜や果物が値上がりする。
日経新聞が報じた。

10月の台風や大雨が、
東日本の産地に打撃を与えた。
推定で約140億円。

ただし品種によっては、
不幸中の幸いで主産地が被害を免れたり、
需要期とずれたりした。

そこでここのところ、
流通価格の上昇は限られた。

ただ有力産地が被災した品種は、
年末に向けて値上がりしそうだ。

栃木県が市場シェアトップのイチゴ。
茨木県が最大産地のハクサイ。
群馬県が首位のキュウリ。
茨城県が出荷シェア全国1位のコマツナ。

もっとも、
今年の秋は気温が高めだったため、
全国的に青果物の出荷は順調だった。

しかし気温が高いと、
鍋物メニューの需要が増えない。
そこで根菜や葉物の需要は鈍かった。

したがって、東京都中央卸売市場は、
10月第4週時点では安値が続いた。

主要20品目のうち、
卸値が上がったのは、
キュウリなど2割に過ぎない。

ハクサイの卸値などは、
1カ月前比較で19%安い。

ただ、このまま安値は続かない。
消費量が年末に集まる青果物は、
値上がりの可能性が高い。

青果が値上がりすれば、
売上げは上がる。

しかし消費増税後の節約志向のなかで、
野菜・果物の値上がりは、
さらに節約志向を高める。

この年末はその覚悟が必須だ。

さて、月刊商人舎11月号。
特集タイトルは、
「波の下にある潮流」
消費増税直後の小売業トップマネジメント発言集

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この潮流の一つが企業統合だ。

と考えていたら、
今日の商人舎流通スーパーニュース。
エコスnews|
与野フードセンターの株式を譲り受け完全子会社化へ

全国セルコグループの中核企業が、
㈱エコスと㈱与野フードセンター。

エコスの平富郎会長。
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与野フードの井原實会長。
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長い間の厚い信頼関係にある。

この経営統合はいい。
合わせて1400億円に近い規模となる。

さらに、
㈱さえきセルバホールディングスは、
エコスに極めて近い会社だ。

佐伯行彦社長と平富郎会長は、
これまた極めて近い関係だ。

佐伯さんが平さんの後を継いで、
セルコチェーンの理事長を務めている。
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合わせれば、
2000億円に近いスケールとなる。
しかも首都圏を中心に、
その店舗ネットワークは、
いいポジショニングを有する。

私の持論のサバイバル論は、
第1に2000億円規模を超えるスケール、
第2にリージョナルチェーン。

㈱アクシアルリテイリングや、
㈱リテールパートナーズの好調ぶりが、
日本でそれを実証している。

すぐに経営統合というわけではないが、
それが視野に入ってきた。

エコスとさえきセルバには、
注目しておかねばならない。

最後に、今日は、
染谷剛史さんが、
商人舎を訪ねてくれた。
ナレッジ・マーチャントワークス㈱社長。
英語では「Knowledge Merchants Works Inc.」
略してKMW。

社名に「知識商人」が入っている。

私が最も信頼する人物の一人。
ヒューマンリソースマネジメント分野で、
コンサルティング活動をしている。

我が商人舎のパートナーと言っていい。

「情報」のTrue Dataと、
「人」のKMW。

染谷さんは、
㈱リクルートで抜群の成績を収め、
㈱リンクアンドモチベーションに移って、
ベンチャー事業を立ち上げて、
執行役員となり、
「世の中のためになることがしたい」と、
一昨年、自ら起業した。

私もそれを応援した。

小売業とサービス業の人材問題の専門家。

近況の報告を受けたりして、
様々な情報交換。
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経営者としての試練を迎え、
また一段とスケールが大きくなってきた。DSCN00099

ある企業の依頼でこのたび、
染谷さんと一緒に仕事します。
よろしくお願いします。DSCN00119

波の下にある潮流。

私たちの周辺にも、
影響を与え始めてきた。

〈結城義晴〉

2019年11月11日(月曜日)

商人舎11月号「波の下にある潮流」とヤオコー中間決算の「運」

Everybody! Good Monday!
[2019vol45]

2019年第46週、11月第3週。

先週金曜日8日の立冬を過ぎて、
秋も深まってきた。

月刊商人舎11月号
通巻79号、発刊しました。

特集は、
「波の下にある潮流」
消費増税直後の小売業トップマネジメント発言集

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月刊商人舎だけの[Cover Message]――。

「波は短期的に動揺と混乱を引き起こすが、長期的には波の下にある潮流のほうがずっと重要である――」。アル・ライズ&ジャック・トラウトの名著『ポジショニング戦略』の「12の決め手」から。10月1日に消費税率が10%に引き上げられた。軽減税率制度が初めて導入され、中小企業での購買には、キャッシュレス決済に対して5%のポイント還元がなされる。消費低迷や価格競争・ポイント競争の激化は明白であるし、消費者心理や買物行動は大きく変わるに違いない。しかしその海の上の波が変化するときに、海の下の潮流はどう変わるのか。短期的な動揺と混乱の下で、長期的な変動と変容は起こっていないのか。イオン岡田元也、セブン&アイ井阪隆一、ファーストリテイリング柳井正をはじめ、小売業首脳陣の発言から、「波の下にある潮流」を探った。ライズ&トラウトは「12の決め手」のなかで真っ先に挙げている。「変化が激しくなるほど変わらないものの価値は上がる」。その変わらないものこそ、潮流の正体である。

その目次。201911_contents
タイトルはビジネス的ではない。
多分、私の初めての小さな試み。

まあ、私のささやかな楽しみです。

しかしトップの皆さんの考え方、
しっかり受け止めました。

先月号は、お陰様で完売。
特集は、
Big Data✕Marketing4.0
令和データドリブン・マネジメントと生活ルネサンス
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これから3年くらいは、
最も重要なテーマとなります。

ついでに先々月号も大好評。
その月刊商人舎9月号。
特集は、
2019★「アメリカの歩き方」
US-Retail視察ガイドブック「16都市圏☆評価」
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日本スーパーマーケット協会、
その20周年記念パーティーでも、
三菱食品㈱社長の森山透さん(左)から、
お褒めの言葉をいただいた。
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「とてもいい内容なので、うちのみんなに、
しっかり勉強せよと、奨めました」

実際に三菱食品の幹部・社員から、
急遽、申し込みがあった。

ありがとうございました。

さて、11月11日の今日は、
中国の「独身の日」

中国のeコマース取扱量が、
1年間で最大となる日。
いまや国民的行事だ。

しかし歴史は浅い。

10年前の2009年に、
アリババのダニエル・チャン現CEOが、
米国Black Fridayを真似て仕掛けた。

チャンCEOはジャック・マー創業者から、
この9月に会長職を引き継いだばかり。

実質的なトップとなって、
初の「独身の日」セールを展開。
力が入る。

アリババサイトの売上高は、
最初の1分半で96億元(1500億円)、
最初の1時間で840億元(1兆3000億円)、
この1時間の売上げだけで、
前年同期の690億元を22%上回った。

さらに昨年同日の過去最高記録は、
16時間半で突破した。
その昨年の額は、
2135億元(約3兆3000億円)、
305億ドル。

米国サイバーマンデーは昨年、
79億ドルの総販売額だったから、
中国のオムニチャネル経済の巨大さを、
この305億ドルは物語る。

今年は昨年比20%~25%増で推移した。
だから今年の推測は、2500億元。
4兆円、400億ドル規模。

アリババの天猫モールは、
eコマースのプラットフォームである。
ウォルマートのように、
自分の売上高ではない。

日本製品もアリババでは大人気で、
開始1時間の国別統計で首位だった。

さて、日本の年末eコマースはどうなるか。

イオンが11月5日(火)~11日(月)まで、
「サイバーeセール」を仕掛けた。

商人舎流通スーパーニュース。
イオンリテールnews|
2019サイバー“e”セール11/5日から7日間実施
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イオンは今日の「独身の日」には、
ゾロ目価格の目玉商品を打ち出した。

一方、楽天は1日限定で、
「おひとりさまDAY」を開催。
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ネット通販に先行されて、
リアル店舗もますます、
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」

「2週間販促企画」は言う。
「令和最初の年末年始商戦がスタートする」

さて今日の私は、
朝から自由が丘。

いつもの花屋。IMG_26889

こちらもクリスマスモード。
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午後は、銀座に出ると、
GINZA SIXは、
11月5日(火)~12月25日(水)まで、
「Celebration of Life-星の海の祝祭」
クリスマスプロモーションの早仕掛け。
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とはいっても、明らかに、
中国人狙い。

クラウス・ハーパニエミのデザイン。
フィンランド人アーティストで、
宇宙を舞台に「Astral Sea」の世界を描写。
Astralは「星のような」と言う意味。

中央吹き抜け空間には、
全長約10mのクジラ。
これは弘前のねぷた師が制作。IMG_26929

そして今日は、
ヤオコーの中間決算発表会。
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川野澄人社長がパワーポイントを使って、
実にわかりやすく、正直に、
上期決算の要点を説明した。

2020年3月期の中間決算は、
連結営業収益2252億9300万円で、
これは前年同期比104.4%。
営業利益は108億6800万円で100.2%、
経常利益も107億8700万円で101.4%。

ただしヤオコー単体では、
営業利益98.8%、経常利益99.9%。

7月の業界全体の落ち込みは、
ヤオコーにも影響を与えた。

だから「粗利益率を下げて、
売上高を上げる作戦」を採用した。

ヤオコー単体の数値だが、
客数が99.6%、
客単価が101.1%。
その客単価を構成する、
点数PI値は100.6%、
1品単価は100.3%。

それでもヤオコーカードは累計会員数が、
この9月で234万人となり、
その会員売上比率は、
なんと81.0%である。

この会員の購買履歴データを、
もっともっと分析し、活用すれば、
顧客の痒い所に手が届くほどの、
丁寧な商売と仕事ができる。

レイバースケジューリングのカイゼンも、
「午後一」から「午後二」まで進捗し、
夕方へシフトする。

消費増税後の厳しい時期に突入したが、
「カイゼン」が間に合った。

川野澄人は「運」を背負っている。
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頑張りすぎずに、頑張れ。
そして「波の下にある潮流」を、
川野澄人さんなりに見定めてほしい。

先日のパネルディスカッションでは、
率直に語ってくれた。

そのお礼を言おうと思って出かけたが、
記者会見が終わるとすぐに、
「囲み取材」が始まって、
それもできなかった。

この場を借りて、
お礼を言おう。
ありがとうございました。

では、みなさんも、
頑張りすぎずに、頑張ろう。
「波の下の潮流」を見定めつつ。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2019年11月10日(日曜日)

天皇皇后「祝賀御列の儀」とラグビー「早稲田vs帝京」の日本晴れ

「祝賀御列の儀」
天皇陛下の即位を祝うパレード。

秋の快晴のもと、
皇居から赤坂御所まで、
オープンカーでのパレード。

その前の皇居内の天皇・皇后両陛下。
「君が代」の演奏を聴いてから出発。IMG_0018 (002)

二重橋をオープンカーが渡る。IMG_0021 (002)

そして皇居前広場。
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お二人を乗せたオープンカー。IMG_0023 (002)

やはり主役はクイーン。
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雅子皇后陛下。
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青山通りを抜ける。
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そして赤坂御所までの4.6キロ、30分。
政府発表で約11万9000人が、
パレードに参集した。
警察官は2万6000人が動員された。IMG_26839
まだまだぎこちないところはあるが、
日本国憲法に則って、
日本国の象徴として、
重いお役目を担っていただく。

東京の空も国民の心も、
日本晴れだった。

そのパレードのすぐそばに、
秩父宮ラグビー場がある。

ここで大学ラグビー界屈指の好カード。
関東大学対抗戦。
早稲田大学対帝京大学。IMG_26769

第1試合は明治大学対慶應義塾大学。
明治が40対3で慶応を圧倒したあと、
早稲田対帝京。

今年はこれまで両校ともに、4戦全勝。
明治が慶応に勝って5戦全勝。

対抗戦の優勝候補は、
9連覇している帝京大学。

早稲田も2010年に勝利して以来、8連敗。
9年ぶりの勝利を狙う。

前半は早稲田のペナルティゴール、
帝京のトライなどなど、
取ったり取られたりで、
17対25の帝京リード。

後半に入るとすぐに、
スタンドオフの岸岡智樹が、
ゴール下にトライ。
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東海大学仰星高校出身の指令塔が、
自ら相手のギャップを突いて、
見事なトライ。
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主将でスクラムハーフの齋藤直人が、
日本代表並みの力量で、
コンバージョンを決めて、
24対25の1点差に追いつく。

ここからがこの試合の真骨頂。

後半28分、帝京は、
相手ゴール前でフォワードの執拗な攻撃。IMG_26659

ゴリゴリの体力勝負。
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そしてゴール下にトライ。
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早稲田も必死の防戦。
IMG_26699

これはワールドカップでは、
ウェールズが得意とする戦法だ。IMG_26709

あと10分を残して24対32の8点差。
1トライ1ゴールでも追いつけない。

しかし後半35分、早稲田は、
左ラインアウトからドライビングモール。

1年生のフランカー相良昌彦が、
左すみにトライして、29対32。
コンバージョンキックは惜しくも決まらず。

インジュリータイムが4分あって、
残りは約9分。

それでも3点差。

じりじりと時間が進む。

後半44分のラストプレー。
帝京陣のスクラムから、
早稲田は左へ展開。
センターの中西亮太郎が、
縦に抜け出してゴール前まで突進。

そこからスタンドオフ岸岡が左へ抜け、
すかさず右にボールを振って、
ゴール前でラックをつくる。
IMG_26719

ラックの混乱の中から、
主将の齋藤が楕円球をつかむと、
この写真の直後、
ラックの上をダイビングしてトライ。IMG_26729
まるでアメリカンフットボールのようだった。

このトライで5点が入り、
34対32で早稲田が勝利した。
IMG_26759

齋藤主将がマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、
ちょっと涙を流した。
IMG_26599
それほど、うれしい勝利だった。

齋藤直人は神奈川の桐蔭学園出身、
165センチ73キロの小兵。

スタンドに礼をする両チーム。
IMG_2657
観客は今季最高の2万900人。

ワールドカップ直後のラグビー。
早稲田ラガーも帝京ラガーも、
いつも以上の気迫だった。

一日中、日本晴れだった。

〈結城義晴〉

2019年11月09日(土曜日)

ベルリンの壁崩壊30年と「三方一両損」の壁解決法

ベルリンの壁が崩壊してから、
今日でちょうど30年。

第二次世界大戦のあと、
敗戦国のドイツは、
国土が東西に分断された。

東ドイツが共産主義、
西ドイツが資本主義。

国土だけでなく、
東ドイツ側に位置した首都ベルリンも、
公平の原則からか東西に分断された。

終戦後は、分断されていても、
ベルリンの東西往来は自由であった。

しかし1961年8月13日、突如、
東西ベルリン間の通行を遮断するため、
西ベルリンの周囲に有刺鉄線が張られ、
そののちコンクリートの壁がつくられた。

ベルリン市内の境界線を経由して、
東から西への人口流出が相次いだからだ。
東ドイツは深刻な人口減少に陥り、
自国の体制を守るために壁を設けた。

これが「ベルリンの壁」である。

しかし、28年後の1989年秋、
東欧革命が起こって、
ヨーロッパの共産主義は破綻した。

同年11月9日、壁の国境検問所が、
なし崩し的に機能を喪失して、
やがて壁そのものが撤去された。

これが「ベルリンの壁」の崩壊である。
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それから30年。

新聞各紙が巻頭コラムで取り上げた。
そのなかの中日新聞「中日春秋」。

科学者ニュートンか、別の偉人か。
有名な警句。
「人間は壁を造りすぎるが、
橋は十分に造らない」

分断するのは易しく、
協調するのは難しい。

壁は生まれやすいが、
壁は壊しにくい。

私も先月の月刊商人舎10月号で、
「4つの壁」のことを書いた。

特集は、
Big DataMarketing4.0
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私の記事は、
「データドリブン経営」入門
201910_datadriven
「データドリブン経営」は、
データを原動力としたマネジメント、
あるいはデータが主導する経営。

そこに立ちはだかる4つの壁。
第1にデータの壁、
第2にリソース(経営資源)の壁、
第3に組織の壁、
そして第4にマインドの壁。

読んでいただきたいが、
もう雑誌は品切れ。

月刊商人舎の年間購読者になれば、
Web版で読むこともできるし、
コピーすることもできる。

12月のDREAMの記念講演では、
この話もする。

さて戦後最大のイデオロギーの壁、
人類の歴史に残る壁は、
30年前に壊された。

しかし今、地域紛争、テロや大量の難民。
人種、宗教、民族、経済などなど、
目に見えない壁が生まれている。

そしてドナルド・トランプ。
多くの複雑な壁を外してゆくのが役目の、
アメリカ合衆国大統領。

数年前に「ニュートンの警句」、
ツイッターでつぶやいた。

しかしその警告を逆読みして、
「だから壁を造るのだ」と考えた。

バカヤローだ。

アメリカ南部のビッグ・ウォール。

コラムニスト。
「三十年を経ても、
世界に壁は多く、
橋は足りない」

同感だ。

日経新聞は3日間の連載。
タイトルは「ベルリンの壁 崩壊30年」

「30年前に崩れたアイアンカーテンの次は
“バンブーカーテン”とも言われ始めた。
日本を含め世界はそれを
どう乗り越えるのか。
一段上の知恵がまた
試されようとしている」

アイアンカーテンは鉄のカーテン。
米ソ対立を中核とした東西冷戦のことだ。

バンブーカーテンは竹のカーテン。
もちろん中国の壁だ。

悩ましい。

中央政府と地方自治体の間にも、
いくつもの巨大産業のなかにも、
それぞれの会社のなかにも、
チェーンストアの本部と店舗の間にも、
店舗運営部と商品部の間にも、
壁は存在する。
組織はサイロ化する。

悩ましい。

この壁を克服する道がある。
大岡政談の「三方一両損」である。
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江戸の町奉行・大岡越前のもとに、
事件が持ち込まれる。

三両の金を拾った者と、
その金を落とした者。

どちらも、
「そんな金はいらねー」と言い張る。
江戸っ子気質だ。

そこで大岡越前は、
懐から自分の一両を出して、
四両の金にする。

そして四両を二両ずつ、
落とした者と拾った者に、
分け与える。

落とした者は三両損するところ、
二両で済んだから一両の損、
拾った者は三両もらえるところ、
二両に減ったから一両の損。
「奉行も一両の損」。

これで両者、納得。

これが「三方一両損」の物語。

世界の町奉行はこれまで、
アメリカ合衆国だった。
「奉行も一両の損」を甘んじて受けた。

現在のバカヤローは、
「一両の得」ばかりか、
三両を全部、奪おうとする。

現代は、日本も中国も、
一両損の覚悟が必要だ。

産業の壁も、会社の壁も、
組織の壁もチェーンストアの壁も、
「三方一両損」でなければ、
それを崩すことも、
壊すこともできない。

〈結城義晴〉

2019年11月08日(金曜日)

第20回ドクターズ杯の本庄正則・江島祥仁と荒井伸也

立冬。
秋が極まり、
冬の気配が立ち始める日。

清少納言の「枕草子」。
「春は曙。夏は夜。秋は夕暮」

そして「冬はつとめて」。
この「つとめて」は「早朝」のこと。IMG_26129

昨日から千葉県長生郡長南町。
グレートアイランドホテル。IMG_26109

目覚めると目の前に、
名門グレートアイランド倶楽部。IMG_26139

グリーンキーパーが仕事を始める。IMG_26159

伊藤園レディストーナメント前の、
プライベートコンペ「ドクターズカップ」。
第20回。

マスターズの上を行く志で、
ゴルフに打ち込む。
だからドクターズ。

マスターは修士、
ドクターは博士。

スーパーマーケット経営者が集って、
毎年、春と秋に開催。
もう11年になる。

朝食の食堂から、
10番ホールを臨む。

朝日が昇る。IMG_26199

今回はエントリーが少なかった。
メンバーはみな多忙だ。

それでもその忙しさをぬって、
参加してくる。

私たちの組は3人。
中村國昭さんと本庄周介さん。
IMG_26219
中村さんは㈱エレナ会長、
本庄さんは㈱伊藤園副社長。

エレナは長崎県佐世保市に本拠を置いて、
長崎・佐賀に45店舗を展開する。
九州有数のスーパーマーケットチェーンだ。
創業60周年を迎えている。

快晴の空に雲が浮かぶ。IMG_26229
風もほとんどなくて、
絶好のゴルフ日和。

ハーフが終わって、
クラブハウスに戻ると、
本庄正則像。
IMG_26279
伊藤園の創業者で、
現本庄八郎会長とともに、
伊藤園を一部上場企業に育てた。
このゴルフコースをつくったのも、
本庄正則さんだ。

18番グリーンの横では、
観戦スタンドを構築中。IMG_26239

来週の伊藤園レディースでは、
このスタンドは最高の観戦ポイントになる。IMG_26249

テレビ中継されるので、
クレーンでテレビカメラ台を設置中。
IMG_26269

スルーで回って、
中村さんは絶好調。

70台が出るだろうと、
私は期待した。

そして最終18番ホール。
久しぶりに3人で、
Go! Go! ポーズ。IMG_26319
私は絶不調、本庄さんはいつも通り?
中村さんは18番第2打で、
奇跡の水切りショット。

18番は3人ともパープレーで締めた。
ありがとうございました。

良いラウンドでした。

全員上がって、食事と表彰式。

優勝は伊藤園専務の神谷茂さん。
プロトーナメント直前のこの難コースで、
アウト40、イン42の82。

中村さんはベストグロスだったが、
残念ながら準優勝。

荒井伸也さんがご挨拶。
このドクターズ杯の最高顧問。
IMG_26349
82歳で見事、ホールアウト。

ご存知、サミット㈱の元社長、会長。
オール日本スーパーマーケット協会会長、
現在は終身名誉会長。

「小説スーパーマーケット」で、
経済小説の道を切り拓き、
「スーパーマーケット原論」をはじめ、
多くの著書を世に出した。

「小説スーパーマーケット」の初出は、
販売革新誌の連載「他人の城」で、
私がその編集を担当したし、
安土敏のペンネームも、
荒井さんが二つの案を考え、
私が「こちらです」と選んだ。

その後の「スーパーマーケット原論」は、
食品商業誌に連載し、
これも結城義晴が編集した。

私は若いころ、細谷泰雄先生から、
「作家安土敏の編集者」と称された。

伊藤園特別顧問の江島祥仁さんが、
締めのスピーチ。IMG_26399
江島さんは早稲田大学雄弁会出身で、
現役時代は幹事長の重責を担った。
仲間には名だたる政治家がいた。

本庄正則さんや本庄八郎さんに師事し、
創業3年目の伊藤園に入社。
老舗の「暖簾商売」しかなかった時代に、
スーパーマーケットの販路を開拓し、
産地直送などのイノベーションを果たした。

日本人が緑茶や烏龍茶を、
ペットボトルで飲むようになったのは、
本庄さんや江島さんの功績だ。

昨年、副会長を辞し、
現在は関連会社数社の会長を務めつつ、
伊藤園最高顧問。

このドクターズの生みの親ともいえる。

解散してから、
荒井伸也先生ご夫妻を囲んで、
事務局の皆さんと一緒に写真。IMG_26429

帰りは松井康彦さんの車で、
東京湾に沈む夕日を見た。IMG_26549
松井さんは、
商人舎エグゼクティブプロデューサー。

朝日に目覚め、
夕日を拝む。

最高の一日だった。

10月はアメリカ研修から、
沖縄、奈良、大阪の出張。
そして月刊商人舎の入稿。
11月に入っても、間髪をおかず、
日本スーパーマーケット協会20周年。

仕上げがこのドクターズ。
充実していた。

今日の朝日新聞一面「折々のことば」。
第1634回。

(つひ)に無能無才にして
(この)一筋につながる
(松尾芭蕉「幻住菴記」から)

編著者は鷲田清一さん。

「奥の細道」を旅した後しばらくして、
芭蕉は琵琶湖畔・大津の山中に移り住んだ。
その住処の名は「幻住菴」(げんじゅうあん)。

「自分は仕官や出家を願ったこともあるが、
若い頃から俳諧をむやみに好み、
なおかつそれで世過ぎできたので、
他には身を入れないまま今日に至ると、
その生涯をふり返る」

そして庵の名のとおり、
人生も「幻の栖(すみか)」だと述懐する。

「器用より、
無骨に一筋。

いいではないか」

この道一筋が多分、
一番幸せな人生なのだろう。

本庄正則さんも江島祥仁さんも、
荒井伸也さんも、結城義晴も。

ありがとうございました。

おっと失礼。
荒井さんは多能多才だが、
本を書いて、この道一筋の人でもある。
「スーパーマーケットほど素敵な商売はない」

〈結城義晴〉

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