結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2020年05月28日(木曜日)

ドナルド・キーンの「二つの回答」と「不可解な謎」

今日はオンライン鼎談。
私は横浜商人舎オフィス。

いつものように車で出社。
そしてパソコンの前に座る。IMG_69470

ZOOMを使って、
竹垣吉彦さんと佐々木泰行さん。IMG_68870
執筆担当の亀谷しづえも加わって、
4人の座談会。

竹垣さんは現在、
㈱イオンファンタジー監査役。
佐々木さんは早稲田大学大学院主任研究員。

お二人とも財務や経営数値の専門家で、
今年の2月・3月決算と来年の決算に関して、
忌憚なく意見を交換した。

オフレコの部分もかなりあって、
実に面白い座談会だった。

6月号で掲載予定。

座談会や対談、鼎談。
私は大好きだ。

一人ひとりが考え方を披露するのが、
講演や原稿執筆。

その一人ひとりの知見を、
ぶつけ合って、
共同作業で新しい知見を得る。

それが座談会や対談・鼎談。

対談(たいだん)は二人でする。
音楽ではデュエット、あるいはデュオ。
三人は鼎談(ていだん)。
これはトリオ。

それ以上が座談会とすれば、
これがカルテットやクインテット。

どれも好きです。

一人でやるのはソロ。

かつての販売革新や食品商業で、
この座談会や対談・鼎談を多用した。

近年はずいぶん減ってきた。

故緒方知行編集長も、
結城義晴編集長も、
そのコーディネートが得意でした。

月刊誌は現在も、この手法をよく使う。
一般誌・文学誌、経済誌・経営誌、
スポーツ誌でも音楽誌でも、
面白い企画ができる。

私はどんな人とでも、
対談するし、鼎談する。

受けて立ちましょう。
どうぞ、名乗りを上げてください。
共同作業によって、
より良い成果をあげましょう。

さて、東京新聞巻頭コラム
「筆洗」

ドナルド・キーンさんの話。
米国出身の日本文学者。
昨年2月24日に逝去された。
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キーンさんは日本人から、
たびたび同じ質問を受けた。

「あなたは俳句を理解できますか」

俳句に精通するキーンさん。
実は二種類の回答を用意していた。

一つは、「無理ですね」

「日本で生まれていなければ、
俳句を理解できるはずはありません」

こう答えると聞いた人はうれしそうに、
「そうでしょうね」と相づちを打つ。

もう一つの答えは、
「もちろんです」

「俳句なんてそれほど
理解しにくいものではありません」

この答えだと日本人は、
「興ざめた顔をして、話題を変える」

コラムニスト。
「外国人には理解できない。
それが日本人にはうれしいらしい」
しかしこれは外国人も同じだが。

コラムニスト。
「国際社会で
日本の新型コロナ対策の評判が
上がっているそうだ」

「日本は、外国人には
“理解できない方法”によって
コロナ対策に成功したのではないか。
そう持ち上げられて
満足そうに相づちを打つ日本人の顔が
つい浮かぶ」

「検査体制は不十分。
強制力を伴う都市封鎖もできないのに
感染者数を抑制できたのが、
奇妙に見えるらしい」

しかし、
「検査体制、医療体制が
対応しきれなかった事実に
変わりはない」

同感だ。

朝日新聞DIGITAL。
「不可解な謎」

「当初は日本の検査体制や、
強制力のない緊急事態宣言の効果を
疑問視していた欧米メディアは、
現在の状況を驚きとともに伝えている」

東京新聞の筆洗と同じ。

米誌フォーリン・ポリシー。
「何から何まで間違っているように思える」
その上で、それでも現状を、
「不思議なことに、全てがいい方向に
向かっているように見える」

「中国から大勢の観光客を
受け入れてきたことを考えると、
この死者率の低さは奇跡に近い」
「日本がラッキーなだけなのか。
それとも優れた政策の成果なのか、
見極めるのは難しい」

オーストラリアの公共放送ABC。
「不可解な謎」と題した記事を配信。

イギリスのガーディアン紙。
「大惨事目前の状況から成功物語へ」の見出し。
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日本人の生活習慣が感染拡大を防いだとの見方。
⑴マスクを着用する習慣
⑵あいさつで握手やハグよりお辞儀をする習慣
⑶高い衛生意識
⑷家に靴をぬいで入る習慣など

これは妥当な指摘だと思う。

東京医科大学の浜田篤郎教授。
「日本人の清潔志向とマスク文化が、
第1波の抑え込みに一定の役割を
果たした可能性がある」

そういえば、このコロナ禍の前には、
マスク論争があった
このブログでも問題にした。

昨2019年12月26日。
イオンの「原則的にマスクをしないで接客する」方針の問題について

大晦日の12月31日のブログ。
「マスク論争」に結論出して[結城義晴の毎日更新宣言]終了します!

こんな論争も、
COVID-19パンデミックで吹っ飛んだが、
ガーディアン紙の指摘に戻ると、
⑶高い衛生意識
⑷家に靴をぬいで入る習慣
これが大きいと思う。

東京医大の浜田教授。
「第1波を免れた分、
第2波の拡大が懸念される」

「感染者が少なかったということは、
免疫を持つ人が少ないということ。
第1波より感染者が増える可能性がある」

これもその通り。

PCR検査数の少なさについては、
「やらなかったのではなく、
できなかった」

「第2波が来るまでに
患者の収容体制などを整え、
検査数を増やせるよう
準備しておく必要がある」

これも同感。

だから私たちはキーンさんのように、
二つの回答を用意しておくべきだ。

日本人の良さを自覚しつつ、
足りないところは補っておく。

そのために、
人事を尽くして、
天命を待つ。

最悪を覚悟して、
最善を尽くす。

対談も鼎談も座談会も、
この複数回答につながる方法論である。

〈結城義晴〉

2020年05月27日(水曜日)

ファストリ柳井正とトヨタ豊田章男の「変わるか! 死ぬか?」

Air Jump Rope。
「エア縄跳び」
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アマゾンから届きました。
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飛び方はエアでない縄跳びと同じ。
軽く肘を曲げた状態で、
縄を両手で持つのと同じ構え。
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そして縄跳びで跳んでいるつもりで、
上下に飛び跳ねる。

高く飛ぶ必要はない。
両足でジャンプする跳び方、
片足ずつ着地する跳び方。
どちらでもいいけれど、
私はボクサーのようにかっこよく、
片足ずつリズミカルに跳ぶ。

3分間が1セット。
1分休憩して、
合計3セット。

ボクシングの3ラウンド。
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Nestingのときに、
室内でできるAir Jump Ropeは、
お薦めです。

私のような座り仕事の人には、
とくに効果がある。

さて、緊急事態解除宣言で、
通勤する人も増えたし、
店の営業も再開された。
人々の出足は目だってきた。

ちょっと心配だ。

安倍晋三首相が解除宣言しただけで、
何一つ状況は変わっていない。

コロナ軍の攻撃が、
減じられたわけではない。

小売業、サービス業は、
マスクやフェイスシールド、
手洗いと消毒、検温。
そしてフィジカルディスタンシング。

徹底しよう。

徹底とは、
詳細に、
厳密に、
継続すること。

こまかく、
きびしく、
しつこく。
〈結城義晴〉

さて日経新聞の連載。
「迫真/コロナと闘う」

1回目は、
「ファストリ」

柳井正会長兼社長。
「戦後最大の人類の危機」
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それでも、開店にこだわる。
「自粛は要らない。
本業で貢献しろ」

2020年8月期の業績は、
前期比4割近い最終減益になる見通し。

4月は全国約810店のうち、
休業は4割にあたる約310店にとどまる。
入居施設が閉まったものをのぞき
自前で運営する店舗は、
できる限り営業を続ける。

「閉めるのは簡単だが
在庫と雇用はどうする。
国が補償をしてくれるのか」

小売業の役割に徹して雇用を維持し、
経済を支えるとの自負。

海外での営業からも対策を学んだ。
感染が始まったとされる中国では
全体の半数、約390店が休業した。

ただ残りの店舗で営業を続けるうち、
入店時の検温や消毒の徹底などが
重要であることをいち早くつかんだ。

来店者や従業員で
ソーシャルディスタンスを確保。
従業員も交代で食事をし、
会話も避ける。
中国全土で3万人いる従業員の感染者を
ゼロに抑えた。

「なぜ店を開けている」
「不謹慎だろう」

こんな苦情が連日寄せられた。
営業現場の受け止めも様々だ。

5月15日、再開した銀座店。
「批判より、開けてくれて
良かったという声が多かった。
自分たちの商売が何かを再認識できる」

コロナ禍での営業体験は、
実店舗の存在の大きさを実感させた。

第2回は今日、
「トヨタ」

こちらは豊田章男社長。
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「危機を乗り越えるために
何でもやる。
真剣に考えろ」

愛知県蒲郡市の研修施設。
新型コロナ感染が広がった4月8日から、
豊田社長はここに籠もり、
自宅にも帰らず、
世界の拠点に指示を飛ばし続けた。

凄い。

他の幹部は同行しておらず、
実質一人きりの最高司令所だ。

「公式情報だけには頼れない。
現地で情報を取ってくれ」

中国から駐在員を帰国させた企業が多い。
が、トヨタは逆の指示を出して、
日本では得られない生きた情報を集めた。

2月半ばには他の自動車大手に先駆けて、
工場の再稼働にこぎ着け、
3月下旬にはフル稼働に戻った。

「リーマン・ショックのときのように
資金が確保できないと大変だ」

だからトヨタは4月、
三菱UFJ銀行や三井住友銀行などから
計1兆2500億円の融資を受けた。

手元資金は2020年3月期末で
5兆7000億円。
リーマン危機時の2.5倍。
資金繰りに万全の備えをする。

「未来への種まきは
アクセルを踏み続ける」

20年度の研究開発費と設備投資は
前年並みの2兆4500億円を確保した。

「生きるか死ぬか」
豊田章男社長は、
自動車産業が置かれた状況を表現する。

最終的には「自動車メーカー」の看板を
掛け替えることが目標だ。

柳井正さんも言う。
「Change! or Die!」
「変われ、さもなくば死ね」

トヨタの2020年度は、
連結営業利益が8割減の見通し。

豊田社長。
「どんな環境変化でも
持続成長できる体制を見据え、
改革は私の代でやり切る」

柳井正さんも豊田章男さんも、
只ならぬ決意で、
決死の行動をとり続ける。

徹底とは、
詳細に、
厳密に、
継続すること。

こまかく、
きびしく、
しつこく。

どこまでやるか、
どこまでやれるか。

〈結城義晴〉

2020年05月26日(火曜日)

ジャーナリストの「距離感」と外食4割減・百貨店73%減

沖縄タイムズ。
昨日の巻頭コラム「大弦小弦」。
タイトルは、
「聞いたら書く シンプルに」

「昔は”書かない大記者”と
呼ばれるような先輩がいた」

「その一人は大物と親しく、
一目置かれていた」

全国紙も地方紙も、
政治記者や経済記者には、
こういった人がいた。

「でも、
この大物に絡む事件が発覚して
騒ぎになった時、こう言って
周囲をあぜんとさせた。
“知っていたよ”」

コラムが話題にしたいのは、
賭け麻雀の3人の新聞記者のことだ。

前にも書いたが、
私は一度もこの類の麻雀を、
したことがない。

「産経新聞記者、朝日新聞元記者の3人も、
多くを知っていたはずだ。だが、
黒川氏の処遇が焦点になった局面で、
記事に生かされた形跡はない」

「権力の思考を知り、
監視するためには
懐に飛び込む必要がある」

権力に限らない。
経営の本質を知るには、
時には懐に飛び込むことも必要になる。

「しかし、目的はあくまで
ミイラを取ることで、
同じミイラになって
秘密を共有するのでは本末転倒だ」

コラムニストは述懐する。
「距離感はいつも悩ましく、
尊敬する記者の言動を胸に刻んでいる」

この権力者とのディスタンシングは、
ジャーナリストとって、
極めて重要なポジショニングである。

コラムニストが胸に刻むこと。
「シンプルなこと。
重大な情報を得たら書く」

政治記事と経営記事は、
その意味では異なる。

そして倉本長治の”血”を引く結城義晴は、
暴露記事は断じて書かない。

しかし重大な情報や考え方を得たら、
何らかの形で表現する。
知恵や教訓として書く。

「賭けマージャンを報じ、
黒川氏を辞職に追い込んだのは
週刊文春だった」

そして3人の記者は、
書かれる側に回った。

コラムニスト。
「新聞や権力取材は、
社会に必要なのかが根本的に問われる」

「情報が命と直結することを
誰もが痛感するコロナ時代。
メディア淘汰の波は
これまで以上に高い」

同感して、自戒としたい。

今日は午後から横浜線に乗って中山へ。
㈱アイダスグループ
代表取締役はわが盟友・鈴木國朗さん。

㈱ダイヤモンド・リテイルメディアの、
幹部の皆さんと懇談。

左が鈴木さんで、
私の隣は石川純一さんと平井俊之さん。
石川さんは代表取締役社長で、
平井さんは取締役。
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それ以外にも二人の局長。
編集局長の千田直哉さんと、
流通マーケティング局長の味方和也さん。

ダイヤモンド・リテイルメディアは、
「ダイヤモンド・チェーンストア」を発刊している。

かつては、
㈱ダイヤモンド・フリードマン社と言った。
雑誌名も「チェーンストアエイジ」だった。

4年ほど前に現社名に変わり、
現媒体名に変更された。

そのころから石川さんは社長だ。

私ももう40年くらいの付き合いか。

かつての社長の岩﨑幸久さんは、
通称「ガンさん」といって、
流通業界の名物ジャーナリストだった。
今もFacebookで友達だ。

かつての常務取締役の鈴木悟さんは、
私とほぼ同年代でもあって、
ゴルフを含めて、
あれやこれやとご一緒した。

㈱ストアーズで編集局長を務めた、
故風間晃さんと三人で、
座談会やセミナーに出た。

㈱アーマジャパン代表の故西村哲さんは、
元「チェーンストアエイジ」の編集長で、
コーネル大学MBAに入学中から、
私は西村哲担当だった。

㈱商業界の「販売革新」や「食品商業」は、
会社の自己破産で一応、廃刊となった。

私はこちらの社長や編集長を務めて、
「チェーンストアエイジ」は、
いわばかつてのライバルだ。

それでも現在は全くそんな関係ではない。
現下の情勢など情報と意見を交換した。
もちろんフィジカルディスタンシング。

有意義な時間だった。
ありがとうございました。

その後、鈴木さんと懇談。
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スーパーマーケットやチェーンストアの、
ポスト・コロナのあり方などを話し合った。

終りに近づいて、
「これ、やりましょう」
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「ええっ?」
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「まえにも、やったでしょう」
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2018年12月20日。
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「えへへ」
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「はやく、はやく!」
Go! Go! ポーズ。
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「じゃあ、こんなもんで、
許してください」
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ありがとう。

さて昨日と今日の、
商人舎流通SuperNews。

2つの協会統計。
4月外食産業統計|
全体で60.4%/ファストフード84.4%・パブ4.1%

4月の外食全体の売上高は60.4%。
意外に健闘した。

しかし調査開始以来最大の下げ幅。

パブの売上げは前年比4.1%、
居酒屋は9.7%。

これはマイナスの数値ではない。
それぞれ前年比95.9%減、90.3%減。

ディナーレストランは16.0%、
喫茶は27.6%。

おおよその見当はついていても、
こうしてデータを見ると愕然とする。
数字で確認することの意味は大きい。

しかしファストフードは、
84.4%に踏みとどまった。
とくに洋風ファストフードは102.8%、
マクドナルドに代表されるものだ。

コンビニ以上。

ファストフードは他業態に比べて、
従来からテイクアウト、宅配、
そしてドライブスルーなどの、
「持ち帰り」需要に対応する、
基盤を整えていた。

これが重要なことだ。

ただし外食全体は60.4%だから、
残る4割は食品小売業に行った。

凄い量だった。
5月はさらに凄い。

一方、
4月百貨店統計|
前年比売上高73%減/統計開始以来最大の減少率

前年同月比72.8%減。
3月の33.4%減からさらに、
39.4ポイントダウン。

こちらも1965年1月の統計開始以来、
最大の減少率だ。

百貨店のインバウンドは、
客数99.5%減、売上高98.5%減。

この業態は、
「コロナは時間を早める」の影響を、
象徴することになる。

〈結城義晴〉

2020年05月25日(月曜日)

緊急事態宣言後の凡事徹底・有事活躍と「未来はわからない」

Everybody! Good Monday!
[2020vol㉑]

2020年第22週。
とうとう5月最終週。
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新田間川の並木も緑が深まる。
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本当にいい天気。
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今日、月曜日の5月25日、
緊急事態解除宣言。
49日間続いたことになる。
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国民全体の成果として、
大いに評価しよう。

しかし憲法上の課題もあるけれど、
国家による宣言の発令として、
強制力もなかったし、
現場での実施はほとんど、
各地方自治体に任されてきた。

今日の国会も相変わらず、
前黒川弘務東京高検検事長の問題。
これは今国会で、
検察庁法改正にこだわった、
政府の責任。

そのうえアベノマスクは、
まだ手元に届かない。
一律10万円の特別定額給付金申請書も、
まだ来ない。

最大200万円の中小企業持続化給付金も、
ほんの一握りの会社にしか、
供与されていない。

それでも、
「センゲ~ン!」
という掛け声は効果を発揮した。
世界最高の国民性がそれに応えた。

だから「全面解除」も、
掛け声程度には効果がある。

問題は国が融通できる資金を、
素早く国民や企業の手に届けることだ。

小売業やサービス業に対して、
私はいつも言い続ける。

小さな喜び、
ささやかな幸せ、
明日への希望。
これを提供しよう。

国民にとってアベノマスクは、
ほんの小さな喜びとなるのかもしれない。
一律10万円の給付金は、
ささやかな幸せにつながるかもしれない。

それらはまだ、
全国民にもたらされてはいない。

それ以上に大事なのは、
明日への希望だ。

国民の希望は安倍晋三首相の、
活舌や語り方の印象に影響される。

だから心からの語りでなければいけない。
自分を大きく見せようという虚栄や、
言い訳の羅列ではいけない。
誰かが書いたとはっきりわかる原稿を、
大仰に読むだけではいけない。

基本的な信頼感の問題だ。
残念ながら私にはそれが感じられない。

モリカケ・桜問題や黒川問題で、
言ってることとやってることの差異が、
露わになっている。

ならば小さな喜びやささやかな幸せは、
せめても民間で提供したい。
小売業、サービス業が支えたい。

そして明日への希望は、
私たち一人ひとりが、
自分で見つけ出し、
生き抜いていきたい。

さて、
緊急事態全面解除後。

今週から、あるいは6月から、
少しずつ日常に戻る。

しかし、少しずつ少しずつ。

まだまだCOVID-19の感染リスクが、
消えてなくなるわけではない。

つまりまだ、
「ポスト・コロナ」のときではない。

したがって、
店でも現場でも、
マスク、手洗い、消毒、
フィジカルディスタンシング。

商売の基本は、
クレンリネスの貫徹だ。

凡事徹底・有事活躍。
今はまだ有事である。
どんな業態、どんな企業も、
コロナ対策で有事活躍。
そのために凡事徹底。

月刊商人舎最新の5月号。
特集は、
「コロナは時間を早める」
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井坂康志さんの原稿。
ドラッカー学会事務局長。
「今、ドラッカーならどう言うか?」
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「危機の時代になったからといって、
無思慮で場当たり的な行動は避けるべき」

その通り。

「むしろ大きな声で、
“未来はこうなる。
だから俺についてこい”と、
触れ回っている人たちに、
ついていってはいけません」

「声の大きいだけの人についていくと、
ろくなことがない」

井坂さんは、
ナチズムやスターリニズムの例を挙げる。
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そして「20世紀最大の教訓」と忠告する。
現時点で言えば、誰なのだろう。

そして提言する。
「できないことをしようとしないでください」

「反対に今までうまくできたことを、
もっともっとうまくできるようにするには
どうしたらよいかを考えてください」

クレンリネスや、
マスク、手洗い、消毒の徹底は、
できること、やるべきことだ。

上手くできることを、
もっともっと上手く、やる。
そのために自分で考える。

商人舎流通スーパーニュース。
[海外]をクリックすると、
第1四半期決算がずらり。

ウォルマートnews|
総収入8.7%増・純利益3.9%増/EC74%増
ターゲットnews|
総収入11.3%増・営業利益58.7%減/on-line141%増

アマゾンnews|
コロナ禍で売上高26.4%増755億ドル/営業利益9.8%減

アルバートソンnews|
’19年商625億ドル3.2%増/純利益255.8%増と好調
スプラウツnews|
売上高16億ドル16.5%増・純利益62.8%増の絶好調

CVSヘルスnews|
総収入668億ドル8.3%・純利益40.6%の増収増益

ホームデポnews|
コロナ禍で売上高7.1%増・営業利益8.9%減
ロウズnews|
売上高11%増・営業利益40.5%増/on-line8割増
ベストバイnews|
コロナ禍で売上高6.3%減・営業利益31.4%減

COVID-19パンデミックの影響で、
米国チェーンストアは、
ほとんどすべてが増収を果たす。
その半面、大幅増益と減益が半々。

しかし全社に共通する作戦がある。

それは3つ。
⑴コロナ・ヒーローに報いる投資
⑵on-line販売の充実
⑶この機の経費削減

とくに第3の経費削減を、
トランスフォーメーションとして展開し、
それが第1四半期決算に貢献している。

日本以上に米国は、
まだまだ「未来がわからない」。
それでも成果をあげる。

だからこそ解除宣言のあとの日本で、
できないことをしてはならない。

では、みなさん、今週も、
凡事徹底・有事活躍。
Good Monday!
〈結城義晴〉

2020年05月24日(日曜日)

[Sunday Go! Go! Pose]港の見える丘公園でポーズ!!

テレワークが続くと、
曜日の感覚がなくなる。

しかし、日曜日。

百貨店も営業を始めたし、
少しずつ戻りつつある。

スーパーマーケットなどは、
チラシも止めたり、
プロモーションも控えたりしてきて、
曜日感覚が薄れたかもしれないが、
メリハリは必要だ。

家から車で15分ほど走って、
横浜の元町商店街横の道を、
登り切ったところに、
交差点。
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港の見える丘公園。
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公園に入っていくと広場がある。IMG_67780

これまでならば、
観光客が押し寄せていたのだろうが、
いまはソーシャルディスタンシング。IMG_67570

展望台から港が見下ろせる。IMG_675690

といっても眼前に広がるのはベイブリッジ側。
大さん橋や山下公園は見えない。
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入口の左手にホテル。
ポートヒル横浜。
昔、友人が結婚披露パーティをやった。IMG_67580

公園入口右手は、
イングリッシュローズの庭。
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緑の柵がめぐらされて、
閉館状態。
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しかし庭園は見事。
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ピエール・ドゥ・サンドール。
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広場の左手は、
フランス山。
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木々がうっそうと茂る。
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レンガ造りの井戸。
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森林浴。
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額紫陽花が咲き始めた。
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横浜は江戸時代の幕末に開港した。
その後、イギリス軍とフランス軍が駐留。
ここにはフランス領事館があった。
その遺構跡。
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井戸水をくみ上げるために風車があった。
それが再現された「赤い風車」。
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散策するにはもってこいのスポットだ。IMG_67710

突然、木々の間にマリンタワーが現れる。
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そして大野林火の碑。
横浜生まれの明治の俳人。
白き巨船
きたれり
春も
遠からず 林火
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公園広場を右手に行くと、
「香の庭」。
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素晴らしいイングリッシュガーデン。IMG_67500

ここもコロナ禍で閉鎖中。
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しかし人が入っていないので、
「秘密の花園」のようだ。
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「秘密の花園」は、
フランシス・バーネットの小説。
1911年にが発行されたが、
植民地時代のインドを舞台に、
コレラが流行した時の物語。

バラ園に隣接してレンガの建物。
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大佛次郎記念館。
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大佛次郎の「霧笛」や「帰郷」は、
この横浜の山手を舞台にしている。
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公園の山側は広いローズガーデン。
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庭園周辺の散策路のベンチにも、
人影はない。
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元気なハーブ。
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サツキが残っている。
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バラ園の中にベンチ。
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考えてみると今は、
初夏の花が咲き乱れる季節だ。
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バラとカスケード(小滝)の庭。
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気分は最高。
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ということで、
Go! Go! ポーズ。
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白バラの群生。
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ガラシャ。
戦国大名・細川忠興の正室ガラシャ夫人の名を取った。
細川ガラシャは明智光秀の三女だ。
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赤いバラ。
タム・オ・シャンタン。
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港の見える丘公園の南の端に、
山手111番館がある。
スパニッシュスタイルの洋館。
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その隣にイギリス館前の噴水広場。
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ここでも、ポーズ。
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いい散策でした。
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からだ全体にぐっと、
力を入れて。
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もちろん反対向きでもポーズ。
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Go! Go!
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港の見える丘公園は、
1962年(昭和37年)に開園。
意外に新しい。

1948年(昭和23年)に、
流行歌『港が見える丘』が大ヒットした。
この歌にちなんで名づけられた。

港の見える丘公園から目と鼻の先に、
横浜外国人墓地。
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40カ国あまり、4400人以上の外国人が葬られている。IMG_67940

その前に山手十番館。
明治100年を記念して1967年に建てられたカフェ。IMG_67960

私の中学・高校はこの近くにあって、
毎日、山手に通った。

そんなことを思い出しつつ、
外人墓地の前で写真。
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今日の[Go! Go! Fashion Item]
ポロシャツはアクアスキュータム。
パンツはポロ・ゴルフ。
靴はEcco。
パナマハットはHABIG。
(ちなみに時計とソックスも、アクアスキュータムです)
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春から夏にかけての花の季節。
フィジカルディスタンシングの、
港の見える丘公園もお勧めです。

緊急事態宣言が解除されたら、
Weekly Managementを取り戻そう。

〈結城義晴〉

2020年05月23日(土曜日)

COVID-19の「集団免疫」と「文明のレントゲン」

COVID-19。
日本国内では、
今日5月23日午後8時時点で、
新規感染者が全国で31人。
東京都が2人、
神奈川県が5人、
そして北海道が8人。

東京は累計感染者数5138人で、
死亡者数271人。
今年2月1日時点の人口が、
1395万1636人だから、
人口比の死者数も少ない。
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今日の2人という数字は、
緊急事態宣言発令後、最少人数。

来週月曜日の25日には、
残った5都道県も、
解除されそうな流れだ。

喜ばしいことだ。
私の住む横浜市には、
まだアベノマスクは届いてないけれど。

一方、世界に目を向けると、
ジョンズ・ホプキンス大学調査。
世界中で使われている。
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今日23日(金曜日)の累計染者数は、
524万4728人。
死者数は33万8837人。

そしてまだまだ増え続けている。
21日の統計では、
1日に約10万6000人が新規感染した。

この間の経緯の中で、最多を更新。
今や感染者数のランキングは、
様変わりしている。

最新データで、
アメリカ160万4189人。
ロシア33万5882人。
ブラジル33万0890人。

ロシアとブラジルが激増している。

以下、イギリス25万5544人、
スペイン23万4824人、
イタリア22万8658人、
フランス18万2018人。
ドイツ17万9787人。

日本は緊急事態宣言が解除されても、
世界はむしろ感染拡大の真っ只中にある。

ブラジル、ペルー、チリの南米3カ国は、
1日の感染者増加数で10番目以内に入る。

これから夏に向けて南半球へ。
さらに今秋から今冬には、
再び北半球に戻ってくる可能性もある。

しかしそれでも、
治療薬とワクチンの開発が進めば、
かつてのペストや天然痘やコレラ、
インフルエンザのようになる。

「危うい動的平衡状態」を保つことになる。
スウェーデンが目指している、
「集団免疫」である。

集団の大部分が免疫を持っていると、
免疫を持たない人を保護することになる。

予防接種やワクチンは、
意図的に集団免疫状態をつくることだ。

COVID-19の集団免疫。

それまでは、
最悪を覚悟して、
最善を尽くす。

ただし、私たちは、
コロナ前の世界に戻すことばかり、
考えてはならないと思う。

政府の「新しい生活様式」だけではない。
私たち自身で創り出す、
新しい世界もあるべきだ。

元どおりにするもの、
元どおりにはしないもの。

朝日新聞「折々のことば」
第1824回。

今からもう、
よく考えておくべきだ。
いったい何に
元どおりになって
ほしくないのかを。
(パオロ・ジョルダーノ『コロナの時代の僕ら』から。
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イタリアの人気作家ジョルダーノ。
「感染者の数、
発生地からの距離、
マスクの販売枚数、
株価暴落で失う金額、
検査結果が出るまでの日数と、
数えてばかり」

私も今日を含めて毎日、
数えてばかりで大いに反省。

「恐怖にも浸され、
頭がいっぱいだけど、
それでも
“今までとは違った
思考をしてみるための空間”
を確保しておこう」

「コロナは今、
“僕らの文明を
レントゲンにかけている”
のだから」

僕らの文明を
レントゲンにかけつつ、
時間を早める。

だからいま私たちは、
違った思考をするときだ。
そのための空間をもつときだ。

〈結城義晴〉

2020年05月22日(金曜日)

「4密」賭け麻雀事件とZoom飲み会の「スクエア&タワー」

全国紙から地方紙まで、
新聞の一面コラムが、
麻雀一色。

東京高検の黒川弘務検事長の、
新聞記者たちとの賭け麻雀事件。
黒川検事長は辞任し、
森まさこ法務大臣は、
進退伺を出した。

「4密」と皮肉ったのが、
福岡の西日本新聞。

「当欄も記者の端くれ、
ジャン卓をともに囲むような、
さばけた検事さんには、
親近感がないではない」
結構、新聞記者の本音を書いたのが、
宮城の河北新報。
「金品を賭けないでマージャンをする人が
世の中にそれほどいるとは思えないが、
一応は違法な賭博であるのは間違いない」

朝日新聞「天声人語」は、
まだこの話題を取り上げていないし、
産経新聞「産経抄」も、
「”記者の本懐”とは何か。
自らに問わなければならない、
深刻な事態である」と神妙だ。

当の黒川検事長と雀卓を囲んだのが、
産経記者2人と朝日社員1人だからだ。

阿佐田哲也著「麻雀放浪記」を使ったのが、
日経新聞「春秋」と毎日新聞「余禄」。
誰でも思いつく、ごく普通のコラムだ。

しかし、全体にぬるい書き方だ。

記者たちもほとんど例外なく、
麻雀を「嗜んだ」ことがあるからだろう。

私は学生時代の一時期は、
「朝だ、徹夜だ」でパイを握ったが、
社会人になってから、
ほとんどやらない。

だからチェーンストアトップとも、
この40数年間、一度も、
雀卓を囲んだことはない。

ギャンブルの是非は別にして、
検察庁法改正案が問題にされている今、
世間で最も注目を集めている当該が、
この賭け麻雀事件を起こしてしまった。

COVID-19感染拡大の今、
麻雀は確かに「4密」でもある。

一世一代のチョンボ。

正義感やら怒りやら、
軽蔑やらを通り越して、
嘲笑しかない。

その意味で私の評価も、
ぬるくなってしまう。

自業自得。

ゴルフ用語にあるのが、
「スクラッチパット」。
勝負を分ける一番大事なパットだ。

そのスクラッチパットのときに、
大チョンボしてしまった。

しかし一番痛手を被ったのは、
実は検察庁である。
安倍政権ではない。

さて、
ニーアル・ファーガソン。
スコットランド出身、
歴史学者、ジャーナリスト。
スタンフォード大学フーバー研究所シニアフェロー。
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木曜日の日経新聞「コロナと世界」で、
インタビューに応じた。

タイトルは、
危機後,中国「勝者」ならず

「感染症の大流行のような危機下では、
『規模の不経済』が如実に表れる」

アメリカ合衆国や中華人民共和国、
そして欧州連合(EU)など、
超大国は機能不全をさらけ出した。

「うまく対処しているのは、
台湾や韓国、イスラエル、
アイスランドといった
比較的小さな国・地域だ」

「感染症のみならず、
あらゆる危機に対して
政府の防衛意識が高いからだ」

私は何でも、
商業やチェーンストアに喩えて、考える。

超大国は日本で言えば、
イオン、セブン&アイ。
台湾や韓国、イスラエルは、
ローカルチェーンだろうか。

「中国は感染収束後の世界で、
勝者にはなれない。
共産党の一党独裁体制の弱みが
全て露呈したからだ」
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もともと武漢から発したCOVID-19。
中国は昨年12月31日にWHOに報告した。
が、1月に入って感染が拡大し始めても、
世界に事実を隠し続けた。

「旧ソ連が1986年、
チェルノブイリ原子力発電所事故の真実を
隠蔽したことを連想させる。
習近平国家主席の指導力には
疑問符がついている」

ファーガソン。
「中国は安いマスクと人工呼吸器を贈り、
世界を救うと宣伝しているが、
懐疑的に見られている」

「中国は経済的に
他の地域より早く回復するだろうが、
国際的な地位は高まらない」

巨大な規模の組織であっても、
隠蔽の体質があれば、
世間が許さない。

ファーガソンは、
アメリカの力を評価している。
「チャーチル元英首相はかつて、
“米国はあらゆる選択肢を
やり尽くしたあとに、
常に正しいことをする”と語った。
米国のシステムは過ちから学び、
徹底的に見直す能力を備える」

「2001年9月の米同時テロ以降、
優れた防御システムを構築し、
大きなテロに見舞われていない。
コロナ危機でも同じことが起きる」

「米国は検査体制の整備遅れなど
多くの失敗を犯しているが、
感染が収束した後は
欧州や中国よりも早く問題を克服する」

「経済活動再開に欠かせないワクチン開発に
最初に成功するのはどこか。
私なら米国企業に賭ける」

巨大企業であっても、
過ちから学び、
徹底的に見直す能力が必要だ。

ファーガソン著「スクエア・アンド・タワー」
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担当編集者のメッセージ。
「過去500年にわたる世界の歴史を
“垂直に伸びる階層制”と、
“ヨコに広がる草の根のネットワーク”の、
緊張関係から読み解く」

タワーは国家や企業などで、
スクエアは革命運動やテロ組織など。

同じ組織でも、
タワー型とスクエア型はある。
私もこの見方で組織を捉えている。

さて今夜は8時から、
「まるます家同窓会inZoom」
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二度目の参加だ。

中心人物は、
竹垣吉彦さんと佐々木泰行さん。

竹垣さんは現在、
㈱イオンファンタジー常勤監査役、
兼イオンエンターテインメント㈱監査役。

佐々木さんは、
野村證券をはじめとして、
外資系の証券会社で、
小売業のシニアアナリストを務め、
現在、早稲田大学主任研究員。

会のタイトルの「まるます家」は、
東京・赤羽のすっぽんの銘店。
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かつて大手チェーンの財務担当者が、
アナリストを交えて、
情報交換会をやっていた。

そのメンバーを中心に、
今、毎週、Zoom飲み会をやっている。

今回のゲストスピーカーは、
田中雄策さんと富山浩樹さん。

田中さんは、
一般社団法人リテールAI研究会代表理事。
富山さんはサツドラホールディングス㈱社長。

イオン㈱執行役員の三宅香さんも、
今日の株主総会の大役を終えてから、
参加してくれた。

テーマは「リテールIT」で、
飲み会にはもったいないほどの、
実に有意義な2時間半だった。

私はまとめ役のような立場で語ったが、
自分でもいいことを言っている気がした。
お酒が入ったほうがいいのかもしれない。
すっかり飲み過ぎてしまったけれど。

その内容は、
このブログや月刊商人舎で書いてみよう。

イオンやセブン&アイの組織はタワー型で、
Zoom飲み会はスクエア型。

どちらも必要で、
どちらも有益だ。

片方だけではうまくない。

ただしそれでも「4密の賭け麻雀」を、
スクエア型に分類したくはない。

〈結城義晴〉

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