結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年03月12日(日曜日)

WBC大谷翔平・王将藤井聡太と「脱マスク」の大人扱い

ワールドベースボールクラシック。
その予選のプールBで日本は4戦全勝。

勝ちっぷりがいい。
油断が起きないかと心配するほどだ。

第4戦の対オーストラリア戦は、
先発投手の山本由伸が完璧な投球。
1安打無失点。
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大谷翔平が1回表に3点本塁打。
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そして快勝。
20230312_7_2-7
テレビで観戦していても酒が美味い。

次は準々決勝。
3月16日(木)。
イタリア戦。

ここは大丈夫だろう。
先発は大谷翔平だし。

その次の準決勝と決勝。
もう、死闘を覚悟しておかねばならない。

終わってほしくないなぁ。

一方、将棋界は王将戦。
世紀のレジェンド対決。
第5戦まで互いに持ち味を発揮して、
いずれも難解な将棋が展開された。

しかしこの2日制の第6戦。
藤井聡太王将が羽生善治九段に勝利して、
王将位を防衛した。
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プロの普通の将棋は120手あたり相場だが、
88手と短い手数で羽生があっさりと投了した。

52歳の羽生がもう疲れたという印象だ。

将棋のタイトル戦といっても、
32歳の年の差があって、
親が息子に「教える」の観あり。

教えつつ、息子から学ぶ。

その両者の謙虚さがとてもよかった。

これで藤井聡太は、
竜王・王位・叡王・棋聖と王将の五冠。

残る棋王戦は渡辺明棋王と、
タイトル戦終盤で2勝1敗。
王手をかけている。

この対戦も全体に藤井が押していて、
タイトルを奪取しそうだ。

そのうえ今期の名人戦でも、
藤井が挑戦者となっていて、
5月まで7局が待ち構えている。

それに勝ってしまったら、
七冠となる。

「将棋の渡辺くん」の漫画でも人気の渡辺名人。
どう戦うか。

漫画を描いているのは、
奥様の伊奈めぐみさん。

家では、
「よっ、名人!」と呼ばれていると、
暴露されているが、
それは渡辺の人柄を表していて、
好ましい。
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いつも書くけれど、
Baseballの大谷翔平、
将棋の藤井聡太。

100年に一人の天才たちを、
毎日、目の当たりにしている。

それは幸せなことだ。
ありがたい。

さて、明日の3月13日から、
日本でも「脱マスク」となる。

マスクをつけるかどうかの判断は、
個人に委ねられる。

この3年は「全員マスク」だった。

やっと日常を取り戻すことができる。

多分、日本中の小売業やサービス業が、
店側はマスク着用で通すのだろう。

それはサービス業として、
自然、必然、当然だろう。

お客さまに対しては、
どうお願いするか。

企業ごと、店ごとの判断となる。

全国的に流行した第8波は収まった。
しかしウイルスは、
3月13日から消えてしまうわけではない。

個人的にそれを心配する人もいるだろう。

5月8日にはコロナは、
感染症法上の「5類」に変わる。
季節性インフルエンザと同じ位置づけだ。

ゴールデンウィークまでは、
暗にマスク着用が指示されているような印象だ。

政府の方針は、
いかにも岸田文雄政権らしい。

日経新聞の社説は、
「科学的根拠というより
政治的判断が働いた」

「急な前倒しが人々の困惑を招かぬよう、
政府に丁寧な説明を求める」

同感だ。

医療機関の受診や介護施設の訪問は、
引き続きマスク着用。

混雑した電車やバスでも、
政府は着用を推奨する。

鉄道各社は「乗客の判断」とする。

着脱を巡ってのトラブルは避けたい。
馬鹿馬鹿しい。

社説は言う。
「厚生労働省は着脱の判断材料を
わかりやすく情報提供すべきだ。
各業界のガイドラインも
一目でわかるよう工夫する必要がある」

しかし日本も、
国民を大人扱いして、
個人の判断を大切にすることの、
きっかけにしたいものだと思う。

それでも「せきエチケット」は必須だし、
マスクは持ち歩きたい。
他者を思いやる気持ちも忘れたくはない。

それに今年は大量に花粉が飛んでいる。
花粉症の私は、
やはりマスクが離せない。
ゴールデンウィークが明けるまでは。

岸田政権はそこまで読んでいるか?

アリウル。

〈結城義晴〉

2023年03月11日(土曜日)

3・11、黙祷。今日も「なんにもない日、 おめでとう」

3・11。

「2011年3月11日の午後2時46分。
あの巨大地震、想像を絶する大津波。
岩手県、宮城県、福島県、そして茨城県。
東北地方と関東地方の東日本全域に
大きな傷跡を残し、
数多の貴重な命を奪っていった。
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深い傷跡の一つ、福島原子力発電所は
いまだ目途が立たない。
根強い風評は残り、
ややもすると人々の意識には
風化の気配が立ち込める。
しかし私たちは絶対に忘れてはならない」

商人舎2014年3月号。
Cover Messageで書いた。
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東日本大震災から12年。
一巡り。

午後2時46分。
部屋でひとり、
黙祷した。

朝日新聞「折々のことば」
第2670回。

「なんにもない日、
おめでとう!」
〈齋藤陽道(はるみち)〉

「東日本大震災を機に、
いつどこでどうなるか、
誰にもわからないと
心底思うようになった」

私もそう思う。

南海トラフ沿いの大規模地震は、
今後30年以内に発生する確率が、
70から80%あると、
気象庁地震火山部は警告している。

齋藤。
「今日”おはよう”と言えるのも、
見えない誰かに支えられてのこと、
ちっとも”あたりまえ”でない」

その通り。

だからこそ「おはよう」は、
素晴らしい。

なんにもない日の「おはよう」は、
素晴らしい。

「ある朝、3歳の長男が、
誰の誕生日でもないのに、
うきうきと体全体で
“みーんな♪ おめでとおー!”
と歌いだしたので、思わず万歳した」

子育て日記『せかいはことば』から。
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齋藤陽道は 1983年、東京都生まれ。
写真家、エッセイスト、
障害者プロレスラー。

生れたときから先天性の感音性難聴だった。
障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。
2010年、写真新世紀優秀賞。
2014年、日本写真協会新人賞受賞。

万代ではお客さまに、
「いらっしゃいませ」ではなく、
「おはようございます」と言う。

圓石一治さんが始めた運動だ。

なんにもない日。
普通の日の朝、
お客さまに声をかける。
「おはようございます」

何度も声をかけていると、
お客さまから「おはよう」が返ってくる。

「今日”おはよう”と言えるのも、
見えない誰かに支えられている」

なんにも起こらなかったという、
今日の事実に支えられている。

東北と北関東の震災も、
阪神淡路の震災も、
トルコ・シリアの震災も、
起こる時には起こった。

そのことを忘れてはならない。

そして今日も、
「なんにもない日、
おめでとう」

合掌。

〈結城義晴〉

2023年03月10日(金曜日)

ユースキン講演の「顧客から始める」とFSSF運営委員会の「夢」

東京・白金の八芳園。
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江戸時代前期には、
あの大久保彦左衛門の屋敷だった。

ユースキン製薬の社員総会。IMG_27923

コロナ禍で3年ぶりに開催された。

はじめに野渡和義社長のスピーチ。IMG_27833

かつて幹部と合宿して、
経営理念をつくった話。
その経営理念のこと。
どういう会社にしていきたいか。

ほんのりした話で、
とても野渡さんらしかった。IMG_27843
野渡社長は実は、
私の中学・高校の器械体操部の先輩だ。

お呼びいただいたら、
いつでも駆けつける。

社員が全員揃って、
私の講演を聞いてくれた。IMG_27663

テーマは私の持論。
「コロナは時間を早めた。」IMG_27743

時間が早まったと考える根拠を語り、
そのときにどう考え、
何をしなければならないか。

凄い企業はどんな決断をしたか。

このとき、
膨張ではいけない。
成長でなければならない。

トレード・オフから、
トレード・オンの考え方へ。
つまりあちらを立てて、
こちらも立てる。

それから、
コロナによって早まった値上げの問題。
その理由と対応の仕方。

最後はポストコロナ時代の、
ドラッカー主義について。

本も紹介させていただいた。
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ピーター・ドラッカーは、
何度も顧客について語っている。

「企業の目的と使命を定義する場合、
出発点は一つしかない。
顧客(Customer)である。
顧客によって事業は定義される。
顧客を満足させることこそ、
企業の使命であり目的である」

ユースキンのホームページにある。
「ひとりのご婦人の、
手荒れの悩みをなんとかしたい。
1957年、
町の小さな薬局の店主が生み出した
ひとつのハンドクリームが、
ユースキンのはじまりです」

ドラッカーは言う。
「顧客から始めよ」

ユースキンの創業は、
ドラッカーの言葉そのものだ。
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90分のご清聴を感謝したい。

私の後に齊藤和之常務取締役が、
新しい営業の方針について語った。IMG_17713

野渡先輩とツーショット。IMG_28003

私の言葉を日々、使ってくれている、
工場の幹部の方と話した。
ありがとうございます。IMG_27953

そして齊藤さんと腕を組んで写真。IMG_27983

最後に玄関までお送りいただいた。
右が野渡毅之取締役。IMG_28063ユースキンはいい社風の会社だ。
野渡先輩の人柄そのものだと思った。

白金の八芳園から八丁堀へ。
「八」に縁のある日だ。

日本食糧新聞社。

9月の食品展示会の運営委員会。
フードストアソリューションズフェア。
略してFSSF。
FSSF2

西日本を代表する食品小売企業が、
運営委員を務めて展示会を開催する。
FSSF
東京には主催・共催の責任者の皆さんが揃った。
運営委員企業のトップの皆さんは、
オンラインで参加。
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杉田尚社長の挨拶。

その左は今野和義会長兼CEO。
食品産業界の重鎮。
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それから千野和利さん。
一般社団法人離島振興地方創生協会理事長。
「離創協(りそうきょう)」と略す。
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千野さんは㈱阪急オアシス社長、会長を歴任。

凄く熱いリーダーで、
多くのプロジェクトを推進する。

離創協はこのFSSFを共催し、
千野さんはその推進役を担っている。

商人舎は2021年の第4回から、
セミナー企画のアドバイザーとして、
参画している。

FSSFは西日本の食品フェアとして、
9月に開催される。

しかも地方創生や離島振興を推進する。

これがユニークで貴重な価値を生み出す。

世界の食品メッセには、
2大展示会と高く評価されるフェアがある。
ドイツ・ケルンのアヌーガと、
フランス・パリのシアルだ。

互いに敬意を表し合っていて、
アヌーガが毎奇数年に開催され、
シアルは毎偶数年に開かれる。
どちらも10月中旬に、
世界中からバイヤーを集めて実施される。

私は両方に妙な縁がある。

1992年から2006年まで、
私はSIALに関係して、
ヒット商品コンクールの日本代表委員を務めた。
「シアルドール(シアルの金賞)」と呼ばれた。
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そのときの各国代表の仲間。
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アヌーガには1993年から招待されて訪れた。
商業界社長だった。
その後も何度も勉強に行った。
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食品フェアは収穫の秋に開かれる。
それがいわば王道だ。

日本のフェアは2月に開催される。

大手食品メーカーの新製品は、
毎春に発表され、発売されるから、
その宣伝を兼ねて展示会が開かれる。

アヌーガもシアルも、
ヨーロッパ中の小さな村々の産品が、
巨大な展示会に持ち込まれる。

だから日本の大展示会の10倍の規模を持つ。

私は秋の食品展示会賛成派だ。

だからFSSFには大きな可能性があると思っている。

さらに西日本を対象にしている。

どうしても商品や情報に関しては、
東京一極集中の傾向が強い。

高度成長のころはそれでもよかった。

しかし中央集権ではなく、
地方創生の時代になると、
むしろ一極集中ではないほうがいい。

西日本で食の展示会が開かれる意義も、
ここにある。

西日本の、あまり知られていない産品が、
これでもかと集まってくる。

それも収穫の秋に。

それがFSSFだと、
私は勝手に思っている。

今回のキックオフの運営委員会。
ご参加に感謝したい。

2023年の第6回から、
2025年の第8回まで。

ホップ・ステップ・ジャンプで、
飛躍的な成長が見込まれる。

最後のジャンプの年は2025年だ。
大阪万国博覧会と重なって、
世界中から人々が集まる。

大阪万博ではなく、
日本万博である。

そのときに西日本の優れた産品が、
集大成される。

もう西日本にかぎらない。

日本中の地方産品が展示され、
それが内外のバイヤーに認められる。

夢は広がるばかりだ。

私はアドバイザーに過ぎないが。

それでも九州・福岡生まれとして、
このフェアに夢を抱いている。

よろしくお願いします。

〈結城義晴〉

2023年03月09日(木曜日)

セブン&アイの「一本足グループ戦略」と幹部・社員たちの「人心」

今日、「セルコレポート」が届いた。IMG_1729 (002)3
私の連載タイトルは、
「艱難は商人を鍛える」

そしてこの第11回は、
「ブシコーのグラン・マガザン」

百貨店をつくったアリステッド・ブシコーの話。
「グラン・マガザン」はフランス語の百貨店。

ブシコーは1810年に、
ノルマンディーの帽子屋の息子として生まれた。
つまり地方の貧しい商人の子だった。

金はない。地位もない。学問もない。

この貧しい層に生まれたこと自体が、
ブシコーにとって「艱難」の始まりだった――。

楽しんでください。

さて今日は午後3時に来客。

商業界時代の部下の一人。
独立して仕事をしている。

凄いバイタリティ。
自分らしい仕事のやり方を、
確立し始めた。

艱難を無条件に認めたくはないが、
艱難は人を鍛える。

彼も「艱難」に鍛えられた。
そしてそれを乗り切った。
私はとてもうれしかった。

そのあと午後4時から、
オンライン記者会見。
㈱セブン&アイ・ホールディングス

とはいっても、これが、
電話会見。

パソコンを繋いで、
webで画像を見せてくれるが、
音声は電話回線を使う。

画像もパワーポイントで、
動かない。

いつもはっきり言っているけれど、
ちょっと遅れてはいないだろうか。

タイトルは、
「グループ戦略に関する説明会」

セブン&アイはコングロマーチャントだ。
いや、だった。

伊藤雅俊さんや鈴木敏文さんをはじめ、
多くの人たちが誇りをもって、
それをつくりあげた。

コンビニをはじめ、
総合スーパー、スーパーマーケット、
百貨店、フードサービス。

しかし時代とともにそれが低収益企業となった。

「物言う株主」から何とかせよと言われていた。

柳井正さんもかつて私に、
セブン-イレブンに集中すれば、
世界的な企業になれる、と言った。

柳井さんの言う意味は、
世界のトップ企業である。

しかし現在のセブン&アイは、
どう見てもアクティビストの方しか、
見ていないような印象だ。

だから「グループ戦略」を検討し、発表した。

井阪隆一社長の発言。
「食を中心とした世界トップクラスの
リテールグループを目指す」

これは柳井さんの言うことと似ている。
しかし声の大きな人たちの顔色を見ながら、
考え、言っている。

今回の構想の中心は、
イトーヨーカ堂である。

店舗出店エリアを首都圏に絞る。
だから北海道、東北、中部、関西の店舗を、
閉鎖する。

もうこの市場で情報が巡っている。

首都圏のヨーカ堂は自主MDのアパレルを止める。
そしてヨークと併合する。

イトーヨーカ堂の店舗数は、
2016年の段階で182店舗だった。
それが今、126店となった。
それをさらに減らす。

売上高も1兆円をかろうじて死守していた。
それもどんどん減る。

昨22年2月期は2年連続赤字だった。

この仕事は伊藤順朗さんが、
代表取締役専務となって担うことになる。


セブン&い2
そしてコンビニエンスストアの、
一本足打法に向かう。

そのコンビニも国内は飽和状態だ。
だから100坪から150坪の大型店を開発する。

これこそ至難の業ではある。

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もちろんそごう・西武は売却される。

さて、このセブン&アイの改革。
考えた通りになるか。

一番大事なのは、
人心であると思う。

経営を担う幹部たち、
そして現場で働く社員たち。
彼らが「やるぞ」と思うか否か。

撤退こそもっとも難しい戦術である。
セブン&アイのグループ戦略の成否は、
この「人心」にかかっている。

〈結城義晴〉

2023年03月08日(水曜日)

「宇都宮駅の陣」と大髙善興ヨークベニマル会長「3・3・3・3の原則」

今日は昼頃、東京駅へ。IMG_17093

そして新丸ビル。
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千野和利さんとランチミーティング。
離島振興地方創生協会理事長、
元阪急オアシス社長。

「今日までの歩み」が冊子になり、
動画になった。
risoukyou
千野さんは凄い行動力で、
離島振興を推進している。
それが地方創生につながる。

素晴らしい。

千野さんとは一緒に、
フードストアソリューションズフェアを、
盛り上げる仕事をしている。

その打ち合わせだが、
意見はいつも一致する。

ありがとうございました。

ツーショット写真は撮り忘れた。
だから自撮り。
すみません。

さて私のブログは、
毎時、毎日、アクセス数が明らかになる。
それが記録として残る。

私自身のモチベーションにもなっている。

多分、小売業界で個人のブログとしては、
一番アクセスが多いのではないかと、
勝手に思っている。

その私のブログのアクセス分析の中に、
「ユーザー層」という項目があって、
3つに分かれている。
⑴言語
⑵国
⑶市区町村

いつも⑶の市区町村を注目している。
どの都市からのアクセスが多いのか、
それは気になる。

そして大抵、こんな風にランキングされる。
1.(not set)
2.Osaka
3.Chiyoda City
4.Yokohama
5.Saitama
6.Sapporo
7. Kobe
8.Minato City
9.Nagoya
10.Sinnjuku City

ありがとうございます。
(not set)のデータ取得不能を除けば、
いつも大阪市がトップです。

もちろん東京は、
千代田区、港区、新宿区など、
24区に分かれているので、
総合すれば東京が一番でしょう。

それでも二番は大阪市。
東大阪市ではありません。

横浜市、札幌市、さいたま市、神戸市、
そして名古屋市などが上位に来る。

本当にありがとうございます。

ところがこの1カ月は異変が生じた。
異常値。

(not set)の次の実質一番に入ってきたのは?

ジャーン!!!

Utsunomiya

2月16日のブログ、
ヤオコー対ヨークベニマルの
「宇都宮駅前の陣」を取材

もちろん1日のアクセス数も、
2月17日がこの半年ばかりの間でトップでした。

それだけ注目度が高い。

「ヤオコー対ヨークベニマル」

全国的に注目度が高いのはわかる。
しかし宇都宮の地元でも、
凄く注目されている。

ここには㈱かましんがある。
オール日本スーパーマーケット協会加盟。
㈱たいらやがある。
㈱エコスグループ。
㈱オータニがある。
こちらは㈱アークスグループ。

彼らの危機感もあるだろう。

それを見越して、
月刊商人舎3月号に掲載した。
[特別企画]宇都宮駅前の陣
ヤオコートナリエ宇都宮店[対]ヨークベニマル宇都宮テラス店

トナリエ宇都宮。
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宇都宮テラス。
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ヤオコーのオープンが2月9日で、
合同取材は2月16日だった。

私はヤオコーの下池周子さんと写真を撮った。
経営企画室IR広報室長。
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そしてヨークベニマルの吉田恒男店長の話を聞いた。
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ありがたいことだ。

この競争の緒戦に関しては、
商人舎3月号に書いた。
是非、読んでください。

ここで重要なのは、
大髙善興ベニマル会長の持論。
新店設立時の「3-3-3-3の原則」

これが何より大事だ。

⑴ 開店後3日目
⑵ 3週間目
⑶ 3カ月目
⑷ 3年目

大髙さんは必ず、
「3-3-3-3の原則」のタイミングで、
その店を検証する。
??????????
競合の新店がオープンする日。

こちらはどう考えるか。
「ベニマルで良い買物体験をしてくだされば、
必ずまた来てくださる。
ブーメランの法則です」

「今日、店に来てくださるお客さまが、
ロイヤルカスタマーだ」

吉田店長とそんなことを話し合った。

「3-3-3-3の原則」
忘れてはならない。

〈結城義晴〉

2023年03月07日(火曜日)

「春よ、来い」と「コロナの後で自ら変われ!」

啓蟄を過ぎて暖かくなってきた。

B♭m G♭6 A♭ D♭M7
淡き光立つ 俄雨
G♭ A♭ D♭ A♭ Fsus4 F
いとし面影の沈丁花
B♭m G♭6 A♭ D♭M7 A♭
溢るる涙の蕾から
B♭m Fm7 G♭ A♭ B♭m
ひとつ ひとつ香り始める
G♭M7       A♭/G♭
それは それは 空を越えて
G♭M7 D♭/F E♭m6 E♭m7/A♭ D♭M7 D♭7
やがて やがて 迎えに来る

G♭6 A♭ B♭m
春よ 遠き春よ
G♭6 A♭ B♭m
瞼閉じればそこに
G♭6 A♭ B♭m
愛をくれし君の
G♭6 A♭ B♭m
なつかしき声がする
61FQG6H4eAL._AC_SL1158_
春が、来た。

月刊商人舎3月号の原稿執筆、
遅れに遅れた。

新しきアイディアを試みる。
そんなときには、
何度もなんども、
予期せぬことが訪れる。

デザイナーの七海真理さん。
その才能をいかんなく発揮してもらった。

心から感謝。

午後、當仲寛哲さん来社。
USP研究所代表取締役所長。
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あるプロジェクトをお願いしていて、
その中間報告にやって来てくれた。

當仲さんは凄い。
やはり天才だ。

汗をかく天才。

必ず成し遂げてくれるに違いない。

冬が終わって春が始まる。
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3月はWorm Moon。
今宵は芋虫の満月。

いいひと月になってほしい。
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今月の商人舎標語。
messeji
[Message of March]
コロナ後の自ら変われ!

変わるには準備がいる。
変わるにはきっかけがいる。
変わるには決断がいる。

ウォルマートは2018年に社名を変えた。
Wal-Mart StoresからWalmartへ。
「ストア」を削り取った。

そしてCOVID-19パンデミック。
ウォルマートは3年間で業容を変えた。
オムニチャネル・リテーラーへ。

変わるには準備がいる。
変わるにはきっかけがいる。
変わるには決断がいる。

ホールフーズは2017年に、
アマゾン傘下に入った。
今、創業者マッケイがハッピーリタイア。

アマゾンのシステムを、
制約を受けることなく、
自在に活用する境地に至った。

ターゲットが変わった。
コストコも変わった。
トレーダー・ジョーもスプラウツも。

1ドルストアは、
インフレとキャッシュレスの中で、
1.25ドルストアに変わった。

歴史的な値上げを果たした。
それでも客数は増え続ける。
5セントストアの144年後の蛻変。

セーフウェイは買収される。
ベッド・バス&ビヨンドは倒産寸前。
変わらない者は衰え、滅びる。

変わるには準備がいる。
変わるにはきっかけがいる。
変わるには決断がいる。

コロナ禍の後こそ、
準備ときっかけと決断で、
自ら、変われ。

〈結城義晴〉

2023年03月06日(月曜日)

ワールドベースボールクラシックの大谷翔平の本塁打に思う

Everybody! Good Monday!
[2023vol⑩]
2023年第10週。
3月第2週で、
今日は二十四節気の「啓蟄」
啓蟄は「冬籠りの虫が這い出る」こと。
いよいよ、春が始まる。
今週の私のスケジュール。
月刊商人舎3月号の入稿が伸びて、
明日までかかることになった。
ちょっと特別なことをやっていて、
ページも増やした。
特大号になる。
値段は変わりません。

ご期待ください。

明日の火曜日から、
毎日、アポイントがあって、
金曜日には午前中に講演がある。

そのあと、午後から、
フードストアソリューションズフェアの運営委員会。

トップのみなさん、
オンラインだけれど、
お会いできるのを楽しみにしています。

さて今週水曜日の3月8日から、
ワールドベースボールクラシック。

本番が始まる。

今夜もその強化試合があった。

京セラドーム大阪で、
日本代表対阪神タイガース。

大谷翔平が三番DHで出場。
3回には片膝をついて片手でホームラン。
〈World Baseball Classicホームページより〉
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5回には詰まった当たりを、
バックスクリーンに運んで2打席連続。
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どちらも3点本塁打。
凄い打撃で度肝を抜かれた。

大谷もメジャーに行っていなければ、
ここまで成長しなかっただろう。

高いレベルの環境に身を置くことは、
何より成長を促してくれる。

メジャーに移籍したばかりの吉田正尚も、
タイムリー2塁打を放った。
20230306_2_2-3
いいぞ、いいぞ。

一方、先発投手は山本由伸。

オリックスバッファローズのエースで、
日本球界の大黒柱。
投球の際に左足を上げずに、
すり足で投げる。
今シーズンから取り組む新しい投法だ。 20230306_2_1-3
解説者の広岡達郎さんは、
かつて自分が指導した投法と同じで、
理にかなっていると推奨する。
「あのすり足は私がヤクルトの監督時代に
エースだった松岡弘に教えたことだ」
一方、ご意見番の張本勲さんは、
「心配しているんだよ。
元に戻すに違いない」
しかし自分が納得するまで、
やってみるのがいい。
他に誰もやっていないことに挑むのは、
とてもいいと思う。
駄目だったら元に戻してもいい。

 どんなことも、無駄にはならない。

しかし大谷やダルビッシュ有を見ていれば、
山本由伸も早くメジャーに行きたいと、
思うに違いない。

もちろん村上宗隆も佐々木朗希も。

そして、それは止められない。

高い水準の環境。
厳しい競争。

そこに身を置くことは、
悪くはない。

それに耐え、打ち勝つ気力と体力と知力。
それがあれば想像を超えた成長がある。

ベースボールもサッカーも。
そして仕事も商売も。

私はそれをいつも感じる。

若い人たちに、
そのチャンスが与えられることを、
祈るばかりだ。

ベースボールもサッカーも、
仕事も商売も。

では、みなさん、今週も、
挑戦しよう。

厳しい環境に身を置く努力をしよう。

Good Monday!

〈結城義晴〉

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