午前中はオンライン会議。
㈱True Dataの取締役会。
自宅から参加。
便利になりました。
9時半から始まって12時近くまで、
克明な報告を聞いて、活発な議論。
私のよく知るチェーンとの取り組みが、
ほんとうに増えてきました。
私自身はそれらの案件に、
直接かかわってはいませんが、
担当の皆さん、トップの皆さん、
ありがとうございます。
スーパーマーケット、
ドラッグストア、
ホームセンター、
コンビニエンスストア。
それからボランタリーチェーン。
1社ずつお邪魔して、
いろいろとお話を伺いたいところですが、
なかなかそうもいきません。
ほんとうに申し訳ありません。
しかしTrue Dataの米倉裕之社長をはじめ、
執行役員、部長、スタッフが、
丁寧な仕事をしています。
よろしくお願いします。
取締役会が終わったら、
そのまま自宅でテキストづくり。
完成しました。
それから商人舎オフィスに出社。
来週のセミナーで使う単行本を揃えた。
私はさまざまな理論を使って講義する。
その際、その理論が書かれた本を紹介する。
本を見せることで、
読書意欲がわいてきたらいいと思う。
夕方の5時過ぎにオフィスを出て、
横浜エアーターミナルへ。
通称、YCAT。
東京羽田国際空港へ。
今回は第2ターミナル。
ANAラウンジへ。
ロサンゼルスの店舗巡りと、
ドジャースタジアムでのベースボール観戦。
わくわく、どきどきです。
さて商人舎流通SuperNews。
OICグループnews|
岡山県の食肉加工会社ビーフプレイス(株)がグループ入り
㈱OICグループがまたグループ会社を増やした。
食肉加工会社ビーフプレイス㈱。
岡山県の会社。
ビーフプレイスとしては、
2012年に創業。
国産牛肉中心に自社工場で枝肉加工をする。
HACCP認証取得工場で、
独自の品質管理体制を備えている。
加工処理頭数を最大化させるために、
2025年に作業場にサブラインを増設した。
その結果、月間処理頭数が750頭から、
1000頭に増えた。
年間1万2000頭分の処理能力を持つ。
これはOICにとって、
とてもいいM&Aだ。
8月4日の流通SuperNews。
OICグループnews|
宮城県の食肉加工会社(株)古川ミートがグループ入り
宮城県の食肉加工会社㈱古川ミートが、
傘下に加わった。
古川ミートは仙台牛や伊達さくらポークなど、
地元のブランド肉を取り扱う。
解体から加工まで一貫製造をする自社工場をもつ。
フランクフルトの「IFFA国際食肉コンテスト」では、
2016年、19年と22年に金賞を受賞している。
OICグループは垂直統合を進めている。
とくに畜産関連ではもともと、
直営の㈱L横浜センターがあるが、
㈱平野養豚(千葉県旭市)、甲斐食産㈱(山梨県)、
㈱稲葉ブロイラーが参加していて、
そこに古川ミートとビーフプレイスが加わる。
「強み」をさらに強化する。
それによって日本の畜産業全体が、
パワーアップする。
ロピアの圧倒的な販売力が、
生産と製造段階を吸い寄せるように、
バーチカルマーチャンダイジングが進む。
ちなみに7月4日のニュース。
OICグループnews|
シイタケ生産会社がグループ入り/国内シェア5割
キノコの種菌開発や生産者支援㈱北研から、
馬頭工場のシイタケ生産事業を譲受した。
㈱キノラボが担当する。
これはすでにこのブログでも紹介した。
全国1500件以上の菌床栽培農家と取り引きし、
農家向け種菌シェアは約50%。
同社開発の主力品種「サンマッシュ」は、
国内産生シイタケの5割のシェアをもつ。
米国のスーパーマーケットは、
オリジナルブランド開発が盛んだ。
たとえばクローガーは、
2024年度のPB売上高320億ドル。
1ドル150円換算で4兆8000億円。
1店舗平均で約1万2000品目のPBを揃える。
自社工場は33施設。
デアリー14、惣菜/ベーカリー9、
グロサリー5、飲料2、チーズ2、精肉1。
PBの約31%が自社工場で製造される。
アルバートソンも、
2021年度とちょっと古いデータだが、
PB売上高は153億ドル、2兆2950億円。
PB品目数は約1万4000アイテム。
このうち約10%は20カ所の自社工場で製造する
グロサリーの本格的な工場は、
小売業がもつには負担が大きいが、
生鮮や準生鮮、惣菜、ベーカリーは、
「販売力」が伴えば、
垂直統合によって飛躍的な生産性が生まれる。
〈結城義晴〉