横浜商人舎オフィスに来客。
日本惣菜協会のお二人。
専務理事の清水誠三さん(中)と、
事業推進チームの若林由香さん。
来年1月22日に賀詞交歓会が開催され、
新春セミナーが行われる。
ここで講演をする。
その打ち合わせ。
丁寧な説明に感心した。
私は中食市場動態専門委員会のことや、
アメリカのミールソリューションのこと、
コロナ禍後の大潮流のことなど話した。
そして講演テーマを決めた。
ご参加の皆さん、ご期待ください。
それから私は東京へ。
大手町プレイス内科。
毎月の検査と診察。
ヘモグロビンA1cがついに6.2となって、
パーフェクト。
異常値は一掃された。
主治医の田嶼尚子先生と握手。
あとはCPKの数字を上げていくだけ。
歩け、歩け、と指導される。
元気に大手町を歩いて、
東京駅から東海道線で横浜に戻る。
商人舎オフィスで、
講演テーマを決定し、
紹介文を書いた。
するとまた来客。
工藤澄人さんが鎌田真治さんを伴って、
やって来てくれた。
工藤さんは元月刊商業界編集長。
私の元部下。
鎌田さんは㈱BSK代表取締役社長、
㈱シジシージャパン顧問でもある。
最近の鎌田さんの仕事や活動について、
いろいろと話してくれた。
もちろん昔から知るコンサルタントで、
その腕前には定評がある。
クライアントからの信頼が厚い。
月刊商人舎8月号で、
原稿を書いてもらった。
[実践提案編]
女性従業員の「改革プロジェクトチーム」
「高粗利商品構成比を30%に上げる法」
来年の1月号の編集企画について、
意気投合した。
その後、夕食は「九つ井」
そばがうまい店。
そして固い握手。
よろしくお願いします。
これからです。
さてニュースが二つ。
第1は日経新聞の記事。
「セブン銀、ファミマにATM1.6万台」
セブン銀行のコンビニATMが、
ファミリーマート1万6000店に導入される。
これで4万4000台規模となり、
ゆうちょ銀行の3万1000台を抜く。
国内首位。
ファミマの親会社の伊藤忠商事は、
10月までに約500億円の第三者割当で、
セブン銀行の自己株式16%を引き受ける。
さらに伊藤忠は約2割を目途に、
市場で株式を追加取得する。
そしてセブン銀行を持ち分法適用会社とする。
セブン銀行の親会社は、
セブン&アイ・ホールディングスだった。
約46%の株式を保有していた。
伊藤忠による持ち分法適用会社化後も、
セブン-イレブン・ジャパンが33.38%の株式を保有し、
筆頭株主として残る。
ちょっと複雑な構図だ。
自主独立のセブン-イレブンと、
伊藤忠のファミリーマート、
そして三菱商事のローソン。
今はきれいな鼎占状態だが、
それは必ず複占に向かう。
セブン-イレブンとファミマが近づいて、
複占のトレンドを示したと見ることができるか。
第2は商人舎流通SuperNewsから。
H2Onews|
’26年4月1日、イズミヤ・阪急オアシスと関西スーパー合併
2026年4月1日、
イズミヤ・阪急オアシス㈱と、
㈱関西スーパーマーケットが合併する。
イズミヤ・阪急オアシスが存続会社。
商号は㈱関西フードマーケットとなる。
これで関西スーパーマーケットの企業名はなくなる。
店舗バナーは「関西スーパー」が残るが、
北野祐次さんが創業した名門の名称は消える。
イズミヤの名称も、
阪急オアシスの名前も、
社名には残らない。
私は1978年の春に、
関西スーパーで1週間の実習を経験した。
その後、『関西スーパースタディ』を発刊した。
これが日本のスーパーマーケットの教科書となった。
イズミヤは和田満治さんの時代に取材をした。
和田さんにもInterviewした。
阪急オアシスは千野和利さんの時代に、
これまたたくさんのケーススタディをした。
私はそれぞれに深くかかわってきた。
感慨深い。
林克弘さんが社長となって、
イズミヤと阪急オアシスと関西スーパーを、
融合させていく。
大いに期待したい。
会社と店と社員たちのこと、
よろしくお願いします。
〈結城義晴〉