Everyone, Good Monday!
[2025vol㊴]
2025年第40週。
9月最終週、水曜日から10月。
なのにまだまだ暑い。
今日の横浜の最高気温は32℃。
朝一番でドジャースの今季最終戦が、
NHKのBSで放映された。
シアトルでのマリナーズ戦。
私は眠っていて、
リアルでは観なかった。
しかしクレイトン・カーショウが、
先発投手として登場。
6対1で快勝した。
今季限りでの現役引退を表明していて、
引退試合も終わらせたカーショウ。
36歳。
シーズン最後の先発登板で、
6回途中まで4安打無失点、7奪三振。
好投で勝利投手となった。
今季11勝2敗、通算223勝。
6回、49本塁打のエウヘニオ・スアレスを、
空振り三振で打ち取ると、
ベンチからマウンドに向かって、
フレディ・フリーマンが歩いてきた。
見事な一打。
1日休養をとって、
今日は2塁打、シングルヒットと、
ホームラン。
最後の打席は3塁打ならば、
サイクルヒット。
ホームランならば本塁打王がかかった。
最後まで楽しませてくれる。
残念なが空振り三振だったが、
MVP間違いなしの活躍だった。
これで今季のレギュラーシーズンは終わる。
あとはポストシーズンが残るが、
なんとも寂しい限りだ。
もっともっと見ていたい気がする。
さて私は午前中、家で原稿執筆。
書き上げた。
自分のことを書いた。
㈱ライズの味噌ラーメンフォーマット。
4月1日にこの会社が、
㈱力の源カンパニーに買収された。
「一風堂」などを展開する、
㈱力の源ホールディングスの子会社。
同社は2028年3月期までに売上高500億円、
営業利益50億円以上の経営目標を掲げる。
だから「楓」は孫会社の店ということになる。
そこで「楓」の味が変わった。
私は野菜入り味噌ラーメン。
それぞれに満足して、
午後の仕事に勤しんだ。
日経新聞の巻頭コラム「春秋」
文学者で数学者の森敦さん。
1912年~1989年。
数学者なのに、
「ええかげん」が大好きだった。
「確率」をこう表現した。
「自然を支配するものが
ギャンブルであってみれば、
ものごとが一律である道理もなければ、
ことが思いどおりに進むわけもない」
〈『ものぐさ数学のすすめ』〉
数学の極意は、サボリの精神。
文化はゆとりから生まれる。
ゆとりをつくりだすのは、
「怠惰な勤勉」ではなく、
「創造的なサボリ」の精神だ。
好きだなあ。
コラムニスト。
「森さんが唱えた『ええかげん』とは、
柔軟性のことである」
森さん。
「ぼくの我慢ならないのは、
本来なら未来を豊かにするための予知が、
未来を喰(く)らおうとすることだ」
中国新聞の「天風録」
上司には「お疲れさまです」、
部下には「ご苦労さま」。
ねぎらいの言葉のこれまでの常識。
英語では“Good job!”
あるいは “Well done!”
これらは「ご苦労さま」のニュアンス。
強調するならば、
“Great Job!”
その使い分けが揺らいでいる。
文化庁の24年度国語世論調査の結果。
部下にも「お疲れさま」と声をかける人が70%、
片や「ご苦労さま」派は約15%。
2015年度と比べると半減。
ん~。
職場の風景も変わった。
川柳。
正社員各フロアーに一人だけ
文化庁調査。
部下に「ありがとう」と声をかける割合が、
着実に増えている。
ご苦労さま、ありがとう。
上司には、
お疲れ様です、ありがとうございました。
森さんの「ええかげん」の精神でいえば、
「ありがとう」が万能だ。
それも心を柔らかくして、
ありがとう。
ありがとうございました。
これです。
では、皆さん、今週も、
ありがとう。
Good Monday!
〈結城義晴〉