特集は、
’25アメリカの歩き方
US-Retail[必携]視察ガイドブック
[Cover Message]
アメリカ人自身は自分の国を「America」とは言わない。「The US」とか「The States」と呼ぶ。一方、外国人は「アメリカ!」と発しながら、あこがれてきた。ところがそのアメリカ合衆国への外国人観光客が激減している。政権の外国人排斥や関税政策が友好国の人々を中心に心理的逆風となっている。
だがUS-Retailの成長と革新は止まっていない。視察し、見学し、研究することの価値は高まるばかりだ。その成長と革新を見るだけでも、勇気と元気が湧いてくる。われわれ日本の小売業もやれるのだ。
商人舎9月号恒例の米国小売業特集。「US-Retail必携視察ガイドブック」は全米の26都市圏の歩き方を示す。われわれはまだまだ進化できる!!
アメリカ合衆国は50州。
本土の48州とアラスカ州、ハワイ州。
さらに首都機能を担うワシントンD.C.。
この51地区は商務省国勢調査局によって、
4つの Region(リージョン)に分けられ、
さらに9つのDivision(ディビジョン)に、
細分化される。
⑴ウェストリージョン
⑵ミッドウェストリージョン
⑶サウスリージョン
⑷ノースイーストリージョン
この4Regionごとに、
訪れてみたい26の都市圏を、
流通中心にガイドしよう。
[ウェストリージョン]
ロサンゼルス都市圏
サンディエゴ都市圏
サンフランシスコ都市圏
サクラメント都市圏
シアトル都市圏
ポートランド都市圏
ラスベガス都市圏
フェニックス都市圏
ホノルル都市圏
[ミッドウェストリージョン]
シカゴ都市圏
ミネアポリス都市圏
セントルイス都市圏
シンシナティ都市圏
[サウスリージョン]
ダラス都市圏
ヒューストン都市圏
オースティン都市圏
サンアントニオ都市圏
フェイエットビル都市圏
アトランタ都市圏
マイアミ都市圏
シャーロット都市圏
ワシントンDC 都市圏
[ノースイーストリージョン]
ニューヨーク都市圏
ロチェスター都市圏
ボストン都市圏
フィラデルフィア都市圏
ん~、こうして都市圏の名称を上げるだけで、
もう気分は高揚してくる。
それぞれの都市圏に素晴らしい店がある。
驚くような売場、うきうきする商品がある。
どこにもなかった‽!
「アメリカの歩き方」
堪能してください。
それから、
[編集長渾身のルポルタージュ]
キューポラのある「川口の陣」
オーケーの新規参入と
ヤオコー、ベルク、サミットの応戦
二宮涼太郎オーケー㈱社長。
「川口にはいろいろなお客さまがいるので、
しっかり対応していきたい」
中通路のエンド部分では、
スモークサーモン、生サーモンを展開する。
新店オープンでは試食を行い、
顧客に必ず味わってもらう。
ヤオコーはどう戦ったか。
サミットはどう反応したか。
そしてベルクは?
まず盆商戦真っ只中の8月15日(金)、
それから盆明けの週末の8月23日(土)。
そしてオーケー開業の8月28日。
三度も川口を訪れて、
つぶさに取材、調査した。
Epilogueは、
「強み」の出し方と激戦地の闘い方
是非、このルポルタージュで学んでほしい。
そのうえで川口を訪れてほしい。
最後に[緊急特別寄稿]
今、商品部と商品開発に
求められていること
〈中村徹トルティーノ代表取締役〉
月刊商人舎9月号、
今月もいい出来栄えです。
「われわれはまだまだ進化できる!!」
元気と勇気が湧いてきます。
ご愛読をお願いします。
〈結城義晴〉