結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年10月10日(水曜日)

EatalyのOur Policyと「イノベーションを起こせ」「自ら、変われ!」

ただいま!

帰国しました。

アメリカ合衆国テキサス州ダラス近辺から、
ニューヨーク州のニューヨーク市周辺。

いい勉強になりました。

帰ってきたら日本は、
ノーベル賞山中伸弥教授の話題に沸きつつ、
株価は下落。

東京株式市場の日経平均株価、
2カ月ぶりに8600円を下回った。

バブル絶頂の頃、
㈱商業界の編集長だった私は、
故渥美俊一先生に、
景況についてのインタビューをした。

そのバブルのピークは1989年12月、
日経平均高値3万8915円。

そんな頃、渥美先生は、
「1万円を割るときがくる」と断言。

それを記事にすると、
読者から、激烈な反論があった。
「株のことなど何も知らないコンサルタントが!」と、
凄い憤りぶり。

しかし今、8600円。
あの激怒していた読者は、
どうしているのだろう。

日本の株価は下落したが、
アメリカでもダウ工業株30種平均は大幅続落。

特にひどいのが、IT(情報技術)株。

株式時価総額で世界最大企業はアップル。
9日には最高値から10%前後の下落。

世界最大の半導体企業インテル株も3%下落。
しかしアメリカの株式は根強い。

全体に大きく崩れることはない。
金融は復調。

シティグループは6%高、
ゴールドマン・サックスは5%高。

アメリカは強い。

さて昨日は、午後から、
最後の視察。

超話題のイータリー。
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全員が、大きな感動。

入り口にはハロウィンのプロモーション。
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親子連れが写真を撮っていた。

ひとことで言えば、
イタリア食品の「内食&外食」融合未来型店舗。
コンセプトは一カ所で“学び、食べ、買う”。

とにかく顧客でごった返す店内。
それだけで異様な雰囲気を生み出す。

「なんだこれ?」
そんな印象を持ちつつ、
込み合った店内を徘徊する。

しかし、ここには、
何か得体のしれない魅力がある。

それをすべての訪問者が感じとる。

青果部門の入り口。
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その陳列。
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生ハム・チーズの売場。
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買い物する場であり、
食事する場。
それがイータリー。
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Eat+Italy=Eataly
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今回私は、三菱食品㈱の松澤厚さんと一緒に、
イータリー内の魚のカウンターレストランで昼食。
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オイスター、シュリンプなどの揚げ物。
素材は鮮度があって、料理は揚げたて。
それを白ワインで食べる。

美味い。

イータリーの「アワー・ポリシー」
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1 The customer is not always right
顧客はいつも正しいわけではない。

2 Eataly is not always right
イータリーもいつも正しいわけではない。

3 Through our differences, we create harmony
顧客とイータリーの差異が調和を創り出す。

これはあのスチュー・レオナードに対するオマージュ。
レオナードのポリシー・ロックにあるのは、
二つの文章。

Rule1 The Customer is Always Right!
原則1 顧客はいつも正しい。

Rule2 If the Customer is Ever Wrong,
Reread Rule1.

原則2 たとえ、顧客が間違っていると思っても、原則1を読み返せ。

今回もこれを解説しつつ、
料理を味わい、店内の熱気を感じ取った。

イータリーを最後に、
視察は終了。

それから自由視察の時間。
2時間余り。

夕方5時半に集合して、
最後のレクチャーとディナー。
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米国THフーヅ会長兼CEOの田辺徹さんが、
わざわざダラスから駆けつけてくれて、
アメリカ最新事情を50分にわたって、
レクチャーしてくれた。
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その後、全員の一言挨拶と、
5つの班の班長の研修成果のコメント。

それから㈱万代取締役・磯田雅人さんのスピーチ。
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終盤には、このツアー中に誕生日を迎えたお二人に、
サプライズのクリスマスケーキ。
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最後は、万代副社長・山下和孝さんの総括。
これにて、締め。

今回は特に、三菱商事と三菱食品にお世話になった。
その米国三菱商事副社長の佐藤裕さんと写真。
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ありがとうございました。

一夜開けて、
朝5時40分集合で、
ラガーディア空港へ。
国内線の空港。

ニューヨークには、
このラガーディアと、
国際線のジョンFケネディ空港、
そしてニューアーク・リバティ空港がある。

私たちはラガーディアから、
シカゴ・オヘア国際空港へ。
ここで乗り換えて、成田に向かう。
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乗り換え便をボードで確認する団員。
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シカゴ空港で待ち時間約4時間。
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それから13時間の長旅で、
成田空港到着。
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最後に全員で、写真。
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私は「イノベーションを起こそう」と、
呼びかけた。

「自ら、変われ!」
それがきっと、
イノベーションにつながる。

アメリカの小売流通業は、
私たちにそれを教えてくれている。

<結城義晴>

2012年10月09日(火曜日)

世界経済減速のなか、マンハッタンに吹き込まれたディスカウントの風

国際通貨基金(IMF)・世界銀行総会が、
東京で行われている。

48年ぶりの東京開催

ここで世界経済の成長率を予測。
今年のそれは、3.3%。
7月時点の予想から0.2ポイントダウン。

昨2011年は3.8%、2010年は5.1%だったから、
どんどん下降傾向となっている。
この中で、ユーロ圏は今年、
0.4%のマイナス成長の見込み。
さらに中国をはじめとする新興国も減速。

ただし、あくまでも予想だが、
来年の2013年は、
見通しは下方修正するものの、
「各国経済が緩やかに回復する」との道筋を、
IMFは描く。

小さな喜び、
ささやかな幸せ、
明日への希望。

世界経済にとっても、
このマインドは欠かせない。

さて私は、今日、帰国。
今、ニューヨークは10月9日午前5時。

いつものことだが、
ニューヨークに着いてからの時間は、
ビデオの早回しのようにスピーディ。
これを「走馬灯のよう」と称する。

まさにそのごとし。

昨日は、朝から講義。
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私の持論の「フォーマット戦略」と、
「ポジショニング戦略」
について語った。
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最後にコモディティ化現象と、
プライベートブランド論

時間は2時間と10分ほどだが、
まだまだ語り足りない。
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その後はバスのなかでも、語りっぱなしで埋める。

そして何とか、テキストのほとんどすべてを制覇した。

最後の残りは、空港までのバスのなか。
ご清聴を心から感謝したい。

講義が終わって、最後の視察へ。
イーストリバー・プラザ
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マンハッタン島に出現したパワーセンター

パワーセンターとは、
ディスカウント・フォーマットだけを集めたショッピングセンター。

1階にはコストコが入っている。
マンハッタン初出店。
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米国内年商64億ドル、前年比8.9プラス、店舗数425。
世界年商はなんと891億ドル

コストコはニューヨーク州、ニュージャージー州では、
マーケットシェア第3位。
第1位はストップ&ショップ、第2位はA&P。

だからマンハッタンの顧客たちは、
コストコの出現に小躍りする感じで買い物している。
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コストコは早くもクリスマス商戦を先取りしている。
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2階にデンと構えるのが、
ターゲット
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小売業第3位で、年商685億ドル
伸び率4.1%で、1763店。
ウォルマートの対抗軸を形成し、
マーケット・チャレンジャーの代表格。

こちらはハロウィン・プロモーションに勤しんでいる。
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コストコはビジネス会員が3分の1いる。
このビジネス会員はいわゆる業者で、
今からクリスマス商戦を視野に入れて計画する段階。
だからクリスマス・デコレーションを展開する。

ターゲットは一般顧客だけを対象にする。
だから10月31日に向けてハロウィン販促を展開。

この対比が際立っている。

さて、2010年7月のオープンのこの施設。
早くも撤退企業がある。
「キッズタウン」。
子供服の店。

ディスカウントに耐えられなくなったから。

その後のスペースに勇躍乗り込んできたのは、
ハードディスカウンター「アルディ」。
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この店がすごい。

ウォルマートをしのぐアルディの低価格。
それがもう、ニューヨーカーに受け入れられている。
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100%に近いプライベートブランド。

生鮮食品もこの店では強化されている。
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隣のターゲットがスペースの関係で、
食品はほんの申し訳程度の品ぞろえだけに、
アルディの生鮮強化は顧客にとっても、
助け舟となっている。
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話題の牛乳と卵。
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テキサスでは牛乳1ガロン1ドル89セントだったが、
さすがにマンハッタンでは2ドル69セント。
卵は1ダース99セントと変わらず。

レジのこの状態は、
他のエリアのアルディには見られない。
すなわち、込んでいる。
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一方、3階の家電チェーン米国ナンバー1のベストバイ。
2年ほどで、このイーストリバー・プラザから撤退。
看板のロゴマークに布がかぶせられている。
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その3階のオールドネイビーは元気いっぱいで大健闘。
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ギャップの低価格フォーマット。

4階のオフプライスストア・マーシャルズも、
しぶとく顧客を引っ張っている。
マーシャルズは、TJXのバナーのひとつ。
ディスカウント・フォーマットでありながら、
なおかつ個性ある商売をする。

ディスカウントできないベストバイやキッズタウンは、
早くも撤退。

普通の店の「安売り」や「特売」では、
まったく歯が立たない。
仕組みによって常時、
低価、廉価を提供し続ける。

それがほんとうのディスカウントである。
これがアメリカの競争である。

帰国します。

<結城義晴>

2012年10月08日(月曜日)

ウェグマンズ、ホールフーズ、トレーダージョー、スチューレオナード巡り

Everybody! Good Monday!
[2012vol41]

2012年第41週、
10月の第2週。

そして今日10月8日、
日本は体育の日。

もともとは、1964年10月10日が、
東京オリンピックの開会式の日で、
その翌々年の1966年に、
この日が「体育の日」の祝日と定められた。

そして2000年のハッピー・マンデー制度導入で、
10月第2月曜と改まった。

一昨日の土曜、昨日の日曜に続いて、
10月のピークの三連休。

成果はいかがだったろうか。

しかし、ここアメリカでも、
10月第2週は祝日。
「Columbus Day」
「コロンバス・デー」と発音する。

例のアメリカ大陸発見のクリストファー・コロンブスが、
1492年、北アメリカ大陸に到着。

その日を祝日にした。

こちらでも三連休、
四連休を楽しむ。

スーパーマーケットも小売業も、
書き入れ時。

ただし、祝日にしていない州がある。
カリフォルニア州、テキサス州、ネバダ州、
それにハワイ州、フロリダ州、サウスダコタ州。

ここニューヨークはコロンバス・デーの祝日。
図らずも日米同日祝日。
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もちろん時差はあるけれど。

昨日は飛び切りの店を巡った。
まず、ニューヨーク州ならばウェグマンズ。
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2011年度売上高61億9900万ドル。
1ドル100円換算で、6199億円。
1年間の伸び率10.7%。
二けた成長を続けている。

そして店舗数78。
単純計算すると、
1店当たり売上高47万ドル。
ざっと80億円。

相変わらず、素晴らしいの一言。
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訪れるしかない。
見るしかない。
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㈱万代の山下和孝副社長。
「うちの社員なら1日中、
この店を見せたい」

そのとおり。

スチュー・レオナード。
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ご存知、「ディズニーランドのような店」。

コロンバス・デーの連休中の日曜日とあって、
駐車場は満杯。
客数も驚くほど多い。
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特に子供客は、
はしゃぎながら店のなかを、
走りまわっている。

店内デコレーションも、
さらに強化されている。
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しかしそれでも私には、
1人当たり買い上げ点数が、
ずいぶん下がっているように見える。
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ホールフーズ・マーケット。
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2011年度売上高101億0800万ドル。
100円換算で、 1兆0108億円。
その伸び率12.2%、
ホールフーズもウェグマンズ同様、
二けたの成長を続ける。

ウォルマートと合わせて、
WWW。

既存店伸び率が8.5%。
これがすごい。

純利益は3億4300万ドル。
その伸び率は39.4%。
期末店舗数 311。
期中新店が18で、
期中閉鎖店6。

1店当たり売上高3250万ドル。
約32億円。

6店スクラップし、
その3倍の18店をオープンさせている。
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ノエルさんが出迎えてくれた。
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青果部門でANDIスコアの説明を受け、
スコア1000点のケール入りジュースをいただく。

鮮魚部門では、
MSCとフィッシュワイズの説明。

さらに精肉部門では、
トッド君が登場。
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5ステップ飼育法を説明してくれた。
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動物にストレスを掛けずに肥育・飼育する。
それをホールフーズの契約畜産家に依頼し、
それを中心に販売している。

ベーカリーでも、
ノエルさんがサンプルを食べさせてくれて、
「ローカル」について解説。
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最後に2階のウェルネスクラブで、
その運営方針や経営活動をレクチャーしてもらってから、
全員で写真。
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私たち、例外なく、美人に弱い。

それからトレーダー・ジョーと、
デュアン・リード。
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トレーダー・ジョーの2011年度売上高は、90億ドル。
100円換算で9000億円。
その伸び率5.8%。
期末店舗数は375。

1万平方フィート(280坪)の小型店で、
2500SKUのリミテッドアソートメントながら、
1店平均2400万ドル、24億円。

この会社もすごい。

ニューヨークの最新店は、
地下1階と地下2階。
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私の予想通り、大繁盛。
朝8時オープンで、午後10時クローズ。
朝の8時半の段階で、
早くもレジには行列。
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この店、もっともっと伸びるに違いない。

最後にデュアン・リードのウォールストリート店。
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トランプビルの2階にあるゴージャスな店。
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最高レベルに部門強化したドラッグストアと、
これも最高レベルに磨き上げたコンビニエンスストアの、
コンバイン(結合)型。
売れているようには見えないが。

ウェグマンズは、
スーパーマーケットとフードサービスのコンバイン型。

ホールフーズはオーガニック・スーパーマーケットと、
ウェルネスクラブのコンバイン型。

トレーダー・ジョーは、
デュアン・リードと並んで、いわばコンバインに近い形。

そしてウォールストリートのデュアン・リードは、
ドラッグストアとコンビニのコンバイン。

機能強化とは、
完成されたフォーマットと完成されたフォーマットの、
完全なる結合によって果たされるものである。

今日も成果の多い一日だった。

欧米人ならイエスの神に感謝するところだろうが、
私は「仕事の神様」に感謝しよう。
あるいは「商売の神様」に感謝しよう。

多神教の日本人。

さてもうひとつご報告。
昨日、10月7日午後1時から。
日本の茨城県潮来市・潮来ホテルで、
故加藤榮一さんの葬儀が行われた。
㈱セイミヤ会長。

私は誠に申し訳ないのだけれど、
参列できなかった。

心から哀悼の意を表したい。

㈱セイミヤ・加藤家の合同葬。
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小雨の中、会場には、
ヨークベニマル社長大高善興さんご夫妻をはじめ、
小売業のトップ、メーカーや卸、取引先などが参集。
潮来では例を見ないほどの数の参列者となった。
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もちろん、セイミヤが加盟するAJSのトップの皆さんも。
全国から駆けつけた。
オール日本スーパーマーケット協会。
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加藤さんは、1931年1月15日に、
漬物製造業を営む加藤家の長男として生まれた。

茨城大学文理学部政経科に進むも、中退。
志望校を変えて、ジャーナリストを志す。

しかしその1年ほど前に、
家業の工場が全焼したこともあり、
1950年4月、立て直しのために、
清見屋漬物製造小売業に就く。
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1959年に、郡山のベニマルに商売を学び、
同年10月、9坪の食品店を開業。

1961年に、合資会社食品の清宮屋を設立し、代表社員、
1975年には、㈱セイミヤを設立。
代表取締役社長として、
茨城県のスーパーマーケットの基礎を築く。

そして1992年、
実弟の加藤勝正さんに社長を譲り、会長に就任。

亡くなる前日まで、
セイミヤの精神的支柱として、
活動してきた。
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9月17日の早朝、大動脈りゅう破裂により急逝。
前日までお元気に会社に来られていたという。
享年81。

加藤さんは、六十数年、
食品販売業の商売に力を注いだ。
縁あって商業界精神を学び、
商業界エルダーとなってからも、
全国の商業者の指導に当たった。

その商業界精神「店はお客様のためにある」を社是とし、
一生涯、セイミヤで実践し続けた。

従業員にも、家族にも、
人としての心構えと礼儀を厳しく教えつづけた。

「思いを熱く語り、真っ正直な人」(加藤勝正社長)だった。
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加藤さんは商人舎発足の会の発起人のおひとり。
渡米中の私はお別れもできず、残念でならない。

しかしきっと加藤さんも、
商売の神様に自分の生涯を感謝していると思う。
いい人生だった、と。

合掌。

では、セイミヤの皆さんも、
全国の小売サービス業の皆さんも、
ついでにアメリカの商業者の皆さんも、
Good Monday!

<結城義晴>

2012年10月07日(日曜日)

ジジの価格当てクイズ[日曜版2012vol41]

ジジです。
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おげんきですか?

すっかり、
秋らしくなりました。

ユウキヨシハルのおとうさん、
アメリカにいってます。
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そ~ら~を こえて~♪
ラララ ほ~し~の かなた~♪
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雲のかなたですが。
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ダラスというところ。
49年前、ケネディ大統領が、
このビルの6階の一番右端の部屋から、
うたれた。
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この×のところで。
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そして、なくなりました。
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おとうさんたちは、
みんなで、ケネディのたましいをいたんでから、
写真をとりました。
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さて、きょうは、
クイズです。
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アルディというお店。
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アメリカに1195店もある。

もともとドイツの会社ですが、
ヨーロッパやアメリカで、
471億ユーロも売っている。

ボクにはよくわかりませんが、
小さなお店で大きな売上げ。
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そのアルディのお店から、
クイズ。
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第1問。
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牛乳です。
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1ガロン。
大きいですね。

3.8リットル。
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日本の1リットルの牛乳の4本分。

さて、いくらでしょう。
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よく、かんがえてください。

ジャーン!

こたえは、1ドル99セント。
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1ドルを80円とすると、160円。
1リットルにすると、42円になります。
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まいにち、このおねだん。
エブリデーロープライスといいます。

さて第2問。
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こんどは、たまごです。
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ラージサイズ、1ダース。
12コです。
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さてさて、いくらでしょうか。
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ジャジャーン!
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1ドル29セント。
103円なり。

いつも、このおねだん。
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かわりません。

もう、わかりました?
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つづいて、第3問はパン売場から。
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ドキドキしてきます。
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これです。
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24枚、はいっています。
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さあ、いくらでしょうか。
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こたえは。
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99セント。
79円。

そして第4問はバナナ。
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1ポンド、いくらでしょうか?
1ポンドは、454グラム。
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こちらでは、ポンドであらわします。

ジャジャーン!!
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39セント。
31円。

100グラムにすると、
6円9銭で、だいたい7円。

いかがでしょうか。
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では、さいごのクイズ。
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コーラです。
2リットル。
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プライベートブランド。
ふつうのあじです。
そんなに、かわりません。
さていくらでしょう。

おもいきって、
安いおねだんを、
想像してみてください。
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ジャジャジャーン!!!
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69セント。
55円。
日本で売られている500ミリリットルにすると、
17円でした。

いかがでしょうか。
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正解は、ありましたか?

なぜ、こんなお値段がだせるのか。

おとうさんは、
それをおしえるために、
アメリカにいっています。

おつかれさま。

< 『ジジの気分』(未刊)より>

2012年10月06日(土曜日)

米国失業率7.8%なのにオバマ憂鬱、ウォルマート完全復活の実際

ダラス2日目が終わった。

昨日は10店舗を巡り、
なおかつその間に、
全米最大級の食品ブローカーACOSTA社を訪れて、
レクチャーを受け、質疑応答。
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とてもいい勉強になった。

最後に主要メンバーで記念写真。
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2日目が終わっただけなのに、
ずいぶん長くこちらにいる気がする。

それだけ濃密な時間を過ごしているからだと思う。

アメリカ合衆国労働省が9月の雇用統計を発表。
失業率は7.8%で、前月から0.3ポイント改善。
3年8カ月ぶりの7%台。

9%と10%の間を行ったり来たりしていたのが、
ここへきて、上向き傾向。

人口動態と失業率は、
国の力と、その力の傾向を如実に表す。

下回るのは、2009年1月以来。
非農業部門の雇用者数が、
この1カ月で11万4000人増加。

ニューヨーク外国為替市場では、
円売り・ドル買いで、
78円80銭前後
まで下落。

しかし雇用に関して、
製造業は1万6000人減、
小売業もマイナス。
医療関連の雇用は活発で、
過去1年で約30万人増。

製造・小売りはやや、
既成の産業となりつつある。
新しい産業に人が集まる。

この失業率7%台で、
オバマ大統領には追い風かと思えるが、
そうでもないらしい。

大統領選挙は1カ月後。
大統領選直前の失業率としては、
過去最悪の水準らしい。

第38代ジェラルド・フォード大統領、
第39代ジミー・カーター、
そして第41代ジョージ・H・W・ブッシュ、

それぞれの選挙時点の失業率は、
いずれも7%台で、落選。

第40代のドナルド・レーガンだけが例外。

レーガンはこちらではとても人気のある大統領で、
2005年のウォールストリートジャーナル調査では、
歴代大統領ランキングで6位に入っている。

ちなみに、カーター34位、
フォード28位、
そしてパパ・ブッシュ21位。
42代ビル・クリントン22位、
43代子ブッシュ19位。

第44代バラク・オバマは現役なので、
まだ調査されていない。

オバマ大統領は失業率に関して、
こう発言している。
「大統領就任以来、最低水準に低下した。
再びアメリカは前進を始めた」

さて前進を始めたといえば、
あの会社。
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この売場写真、
どこの会社の店だと思うだろうか。

青果部門の美しくて、鮮度感にあふれる前進立体陳列。
日本にはもう、ほとんど見られない。
これはハロウィン向けのリンゴ売場。
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丁寧で楽しいアイランド陳列。
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青果部門もこのカラフルで迫力ある陳列。
20121006213957.jpg

そして、バナナ売り場。
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1ポンド52セント。

もうお分かりだろう。

エブリデー・ロープライスのウォルマート。

私は愕然とした。

ウォルマートの店がここまで、
水準を上げてきた。

それもエブリデー・ロープライスを維持しながら、
売場は洗練され、楽しくなってきた。

店舗の入り口。
20121006214023.jpg

平ケースのジュースの陳列。
20121006214042.jpg

ハロウィン・グッズは、
どこよりも積極的な売り込み。
20121006214059.jpg

しかも非食品でも楽しいデコレーション。
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高い天井にまで届こうかという大がかりな演出。
20121006214123.jpg

ハロウィン・プロモーションを派手に展開しておきながら、
もうクリスマス売り場を登場させて、
先取りのイメージづくり。
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6000坪、7000坪の広大な売り場を、
最大限有効に使って、
今日を表現しつつ、明日をイメージさせる。

アクションアレーと呼ぶ主通路沿いの島陳列も復活。
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なんと卓球台まで主通路の島で売られている。
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149ドルなり。

店舗の入り口外は、
エブリデー・ロープライスの花でお迎え。
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ウォルマート完全復活。

強い印象を受けた。
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2月1日から始まった2012年度。
その第1四半期決算は、
売上高1130億1800万ドル、前年同期比8.5%増、
当期純利益389億4000万ドル、前年同期比9.7%増。

第2四半期(5/1~7/31)は
売上高1142億9600万ドル、伸び率4.5%、
当期純利益 41億6100万ドル、5.7%増。

第1、第2を合わせた上半期は、
売上高2273億1400万ドル、6.4%増、
純利益80億5500万ドル、7.6%増。

8月から10月までの第3四半期も、
この分では絶好調に違いない。

ウォルマートのイノベーションへの意欲、
世界最大の企業でありながら、
衰えていない。

そのことをこそ、私たちは学ぶべきだろう。

ウォルマートがこの調子だからこそ、
昨日のブログで書いたように、
HEBが価格強化とサービスの充実を図っている。

ホールフーズ、トレーダー・ジョーはわが道をゆく。

クローガー、セーフウェイ、
そして特にアルバートソンなどは、
この全体のレベルアップについていけず、
後退していく。

二日目は、
ウォルマート・スーパーセンターと、
サムズクラブを皮切りに、
そのスーパーマーケット部門のネイバーフッドマーケット。
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セーフウェイ傘下のトムサム
3分割された懐かしのアルバートソン。
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それからホールフーズ、
ダラス2号店の絶好調トレーダー・ジョー。
20121006221817.jpg

さらにこれもわが道を行くアルディ。
20121006221827.jpg

スプラウツ・ファーマーズマーケット。
20121006222546.jpg

もちろんウォルマート・スーパーセンターのプラノ店も、
定点観測のために訪れて、
31歳のコ・マネジャー、クリス君にインタビュー。
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謹厳実直、しかし自信にあふれていた。

このクリス君の顔つきが、
今の、ウォルマートを表わしている。

(つづきます)

<結城義晴>

2012年10月05日(金曜日)

ダラス初日、トレーダー・ジョーのドニーさん「差別化は、People!」

一昨日の10月3日、
アメリカ合衆国大統領選挙のための、
第1回テレビ討論会が開かれた。

選挙は11月6日。

現職の民主党バラク・オバマ大統領と、
共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事。

今、私が滞在しているテキサス州の知事リック・ペリーは、
共和党候補だったが、退いた。

オバマ、ロムニー両候補ともに、
特に中間所得層に訴える作戦。
アメリカでは3割くらいが中間層。
そして民主党支持でもなく、
共和党でもない無党派層。

この年収3万~7.5万ドル程度の中間無党派層が、
次の合衆国大統領を決める。

共和党の支持者は高所得者層の約7割、
低所得者層は民主党支持が圧倒的。

ちなみにウォルマートは一貫して共和党を支持しているが、
その商売のターゲットは民主党支持の低所得者層。

不思議なことのように見えるが、
生活と政治とは全く関係ないという事実。

米ギャラップ社の世論調査では、
オバマ支持派は49%、
ロムニー支持派は45%。

「オバマ有利」の状況から変化して、
少しずつ接近してきた。

このテレビ討論会は、
あと2回。

日本の民主党野田佳彦首相と、
自民党安倍晋三総裁のテレビ討論よりも、
盛り上がることだけは確実。

さて、昨日になるが、
成田空港から11時間ほどかけて、
ダラス・フォートワース国際空港に到着。
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気候は温暖で、快適。

早速、店舗視察へ。

まずHEBセントラルマーケット。
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テキサスのローカルチェーンの雄HEB。

全米チェーンストアランキング第26位。
スーパーマーケット順位では、第6位。

ローカルチェーンが第6位というところが、
アメリカの特長。

そしてこれが日本のローカルチェーンやリージョナルチェーンを、
ほんとうに勇気づけてくれる。

しかもHEBは、
非上場のインディペンデント・カンパニー。
しかし年商は、168億ドル(100円換算で1兆6820億円)。
その伸び率は前年対比で、11.9%。
米国内というかテキサス州内の店舗数308。

1店当たり54億円のスーパーマーケット企業。

そのHEBのアップスケールタイプがこのセントラルマーケット。
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店頭には10月31日に迫ったハロウィンの演出。

店内のエンドでも、ハロウィン・プロモーション。
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レジ前の島陳列でもハロウィン。
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自慢の青果売り場は相変わらず見事。
オーガニック商品も、
いたるところに陳列されている。
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約2000坪の店舗面積ながら、
ワンウェイコントロールで顧客を誘導しきる。

そしてバナナの売り場。
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1ポンド(454グラム)46セント。
アップスケールタイプでも、
バナナは46セント。

バナナ売り場で、
その店の実力は、
ほぼ判明する。

シーフードもRケースの対面方式。
20121005165815.jpg

対面のサービス・デリは、
こういったアップスケール型では、
必須の部門だが、
もちろん良好。
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積極的に試食提案をしていた。

私は、機内で朝食を食べたばかりだったので、
昼時ではあったが、「サンプル・ライフ」。

ごちそうさまでした。

そしてHEBのフード&ドラッグ。
レギュラータイプの新店舗。
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HEBの主力フォーマットで、
ダラス地区の1号店。

オースティン市とその周辺、
サンアントニオ市とその周辺は、
それぞれ50%ほどのマーケットシェアをとる。

さらにヒューストンでも15%まで占拠率をあげてきた。
次の「票田」はこのダラス。

だからこの店、すごい力の入れよう。
店頭のハロウェイン。
20121005165907.jpg

日用雑貨の売場のハロウィンコーナー。
20121005165938.jpg

店舗入り口では、オレンジの島陳列が出迎えてくれた。
20121005165956.jpg

店の実力を図ることができるバナナ売り場。
まず、オーガニックバナナ。
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1ポンド68セント。

通常のバナナ売り場。
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1ポンド42セント。
一本一本太いバナナ、
左サイドが完熟もの、
右が青くて1週間後に食べられるもの。

最下段は、ケースから商品が覗いている。

そしてレギュラー売場の隣に、
バラエティ・バナナ。
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1ポンド89セントと99セント。

この品ぞろえの深さ。

主通路沿いには、
クッキングコネクションのブース。
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インカムをつけたシェフが、
語ったり、口笛を吹いたりしながら、
メニュー提案をしている。

そして価格政策。
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HEBはエブリデーロープライス政策を採っている。

そのうえで、「価格比較をしてください」と謳っている。

Compare HEB prices to anyone!
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このAnyoneは明らかにウォルマートのこと。
もちろんクローガーも含まれている。

それからレジ。
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当然のごとく、
サッカーサービスは展開される。
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そのうえで、望む顧客に対しては、
車までカートを運び、
トランクに詰め込むサービス。
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このダラス地区では、
ローカルチェーンのマーケットストリートがやっている。

東海岸のウェグマンズもやっている。

しかし彼らはアップスケールタイプの店だ。
「HEBがここまでやるか?」
そんな印象。

「ウォルマート完全復活」
それがこの夏のアメリカ小売業最大の話題。
HEBは早くもそのライバルへの「解」を出して、
動き始めている。

さてクローガー。
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ウォルマートに次いで全米第2位の小売業で、
全米トップのスーパーマーケット企業。
年商854億9100万ドル、8兆5491億円。
これは前年比9.1%のプラスで、店舗数は3574。

新店のシグニチャータイプだが、
まだ地域になじんでいない分、
ハロウィンには積極的だ。
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店頭でも大々的に展開。
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店舗入り口でも、
見事なプレゼンテーション。
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非食品強化型のスーパーマーケットで、
だからノンフーズ売場で、
ウォルマートに負けないハロウィン展開。
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オーガニック・コーナーも鮮度にあふれている。
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しかしバナナは、
ご覧の島陳列のみ。
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1ポンド52セント。

ちょいと、高い。

売場でテキサス在住の日本人親子に遭遇。
なんと東大阪市出身。
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その東大阪に本部を置く㈱万代の山下和孝副社長と写真。

若奥さん、感激して、
東大阪のお母さんに写真を送るとか。

不思議な出会いだった。

そして最後の店は、
トレーダー・ジョー。
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ダラス1号店で、
1万2500平方フィートの意欲店舗。
店頭のハロウィン・プロモーションも、
トレーダー・ジョーらしい。
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ここでは、クルー・メンバーのドニーさんにインタビュー。
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今回のコーディネーター兼通訳は清水雄造さん。
質問が活発に出て、ずいぶんと聞きにくいことも聞いて、
みんな満足。

この店の差別化の武器はなんですか?

間髪を入れず、
「People!」

言うことなし。

全員でドニーさんを囲んで写真。
20121005170611.jpg

それからホテルに戻って、
私の講義。
20121005170625.jpg

95分ほどで終わりにしたが、
まだまだやりたかった。
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それでも講義が終わった時点で、
前日から27時間起きっぱなし。

機中で2時間ほど仮眠をとったきりで、
私もへとへと。
団員もへとへと。

このあと、テキサスのポーターハウスステーキと、
ビールのシャイナーボック、そして赤ワインを堪能。

私はサーロインのところを3分の1ほど残したが。

みなさん、お疲れ様。
明日につづきます。

<結城義晴>

2012年10月04日(木曜日)

ウォルマート・ターゲットのアマゾン外し、対ネット「既に起こった未来」

すっかり秋めいてきた。
台風17号が去って、
直後は暑い空気に包まれたが、
翌々日から急に秋らしくなってきた。

昨夕の横浜商人舎の窓から見た夕焼けの空。
小雨を降らすどんよりした雲がピンクに染まった。
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今朝のベイブリッジから臨む東京湾。
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そしてすっかり秋模様となった東京湾の空。
20121004092541.jpg

私はこれからアメリカに発つ。

そのアメリカ小売業、大きく動いている。
今朝の日経新聞の記事。
「ネットvs小売店、顧客奪い合い」

「米小売り大手は相次ぎ、
ネット通販最大手アマゾン・ドット・コム
携帯端末の取り扱い停止

ウォルマート・ストアーズ
9月下旬、アマゾンのタブレット(多機能携帯端末)
「キンドル・ファイア」の販売を全店で停止すると発表

「キンドル・ファイア」の端末価格は159ドルから。

販売停止の理由は、
利用者をアマゾンのサイトに誘導する仕組みが盛り込まれているため。

ウォルマートと同業態を展開するターゲットも、
アマゾン製品の販売を停止。

つまりは
米国小売業で「アマゾン外し」が広がる

ウォルマートは自社ネット通販事業を強化。

「通販サイトで売った商品の代金支払いを
店頭で受け付けるサービス」

さらに、このブログで何度も紹介しているが、
ネットで買った商品の店舗での受け取りサービス。
これはネット価格で店頭の10~15%で安くなる。
ピック・アップ・トゥデイという。

顧客の囲い込み競争
小売業はネットトストアの共闘作戦を展開。

米商務省によると、
米国の小売り売上高に占めるネット通販の割合は6%弱。
この比率は年々、右肩上がり。

ステープルズは9月末、不振店舗の閉鎖を発表。
オフィスサプライ・チェーンの全米ナンバーワン企業。
アマゾンなどネットの攻勢がその理由。

日本でもアスクルなどに事務用品はシェアを奪われている。

アマゾンがサービスを始めたのは1990年代。
当時は、ネット通販と小売店にはすみ分けがあった。

「ネット通販は配達までの時間が比較的長く、
書籍などを除く商品は小売店で買うのが一般的だった」

しかしアマゾンが傘下に入れた
靴のネット販売企業ザッポスは、
アラスカとハワイを除いて翌日配送。

アマゾンは買収したザッポスの仕組みとホスピタリティを、
全体に取り入れようと必死。

ウォルマートの最新実績。
米国内年商3160億8300万ドル。
これはプラス2.6%
4423店舗。
世界年商4539億7600万ドル、プラス1.4%。

アメリカ小売業第3位のターゲットは、
年商684億6600万ドル、プラス4.1%、1763店。

そして第36位のステープルズは、
米国内年商103億3700万ドル、プラス0.9%
店舗数1583。
世界年商は206億1500万ドル、プラス0.5%。

そして第15位に躍進したアマゾン
年商263億9700万ドル。
なんと伸び率42.5%
世界年商は、477億1500億ドル。

リアルとバーチャル。
店舗販売とネット販売。

アメリカがいつも先行する小売現象は、
確実に日本でも起こるはず。

ピーター・ドラッカー先生の言う
「既に起こった未来」
アメリカにはそれがある。

もちろんアメリカそっくりの消費社会、流通構造になるとは、
私も考えない。

しかし既に起こった未来は、
そこにある。

ここから何を学び取るか。
興味は尽きないし、
意欲は盛り上がるばかりだ。

では、行ってきます。

<結城義晴>

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