結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2019年09月04日(水曜日)

紀文正月フォーラムと年末年始商戦の「艱難と希望」

「難しい時代に入ってきた。
私は”無呼吸泳法”と言ったり、
“最悪を覚悟して、最善を尽くせ”と
説いたりしている。
身も蓋もない話だ」

月刊商人舎8月号の[特集の前書き]。
その冒頭部分の一文だ。
もちろん結城義晴が書いている。
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「キャッシュレス決済であること、
支払先が中小企業であること。
この2つの条件が揃えば、
購買者に5%のポイントが
税金から還元される」

「総額は3000億円に及ぶ。
結果として、中小企業は毎日、
ポイント5倍セールを
実施していることと同じになる」

この恩恵を受けることができる店は、
全国に200万店ある。

しかしキャッシュレス決済の登録申請を、
あらかじめしておかねばならない。
8月末段階でその申請は、
51万件しか上がっていない。

つまり1カ月前にして149万店は、
5%還元の準備ができていない。
しかしこれも駆け込み申請があるだろうが。

㈱ヨークベニマル会長の大髙善興さん。
「国は消費喚起策と言っているけれど、
それは逆の現象を引き起こす。
価格競争とポイント還元合戦になって
デフレは進む」
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その通り。

経済の健全な発展を促すには、
市場原理に従った自由競争が一番いい。
これしかないと、歴史が示している。

私は主張する。
「しかし、艱難辛苦を乗り越えた者に、
成功がもたらされる。
これも歴史が証明している」

「この不公平競争のなかで、
国の優遇政策の恩恵を受けない企業が、
9カ月の厳しい試練に
耐えることができれば、
本当の体力と地力を
つけることができる」

「中小企業の分類に入る企業も、
この歴史のパラドックスを
知っておかねばならない」

さて、今日も、
2019紀文正月フォーラム。
いまや業界の風物詩。
今日も全国から実務家が集まってくれた。

冒頭のご挨拶は、
㈱紀文食品社長の堤裕さん。
DSCN86079
今年のフォーラムの趣旨と構成を、
堤さんらしく語った。

そして基調講演は関智美さん。
㈱クレオ生活行動研究部部長。DSCN86389

令和時代に入った現在の、
消費現象をマーケティングして、
認識しておかねばならないポイントを、
きれいに整理してくれた。DSCN86518
内容は月刊商人舎10月号に、
寄稿してもらって、
掲載することにした。

関さん、よろしくお願いします。

関さんの次は、
名古田のぞみさん。
紀文食品事業企画室正月ユニット部。DSCN86539

名古田さんには驚かされた。
実に落ち着いて、堂々たる報告・提案。
紀文には人材がいる。DSCN86649

そして紀文からの提案は、
堀内慎也さん。
事業企画室正月ユニット部部長。DSCN86679
もう、お正月商戦に関して、
日本一の専門家だ。
何しろ肩書が「正月ユニット部部長」

二日目の講義ということで、
自信満々。
DSCN86739

そして総括講演は、
結城義晴。
DSCN86829

「正念場」という言葉を使ったが、
今日の冒頭に書いたように、
10月からの9カ月間は、
「艱難辛苦」のとき。
それを乗り越えた者にだけ、
サバイバルがある。
残存者利益がもたらされる。DSCN86949

フォーラムが終わると、
㈱ラルズ社長の猫宮一久さん。
コーネル・ジャパン伝説の1期生。
北海道から駆けつけてくれた。
立派な社長となって、
私もうれしい。
DSCN87199

㈱万代の中筋浩二さんと和久正樹さん。
中筋さんはドライデイリー部門担当取締役、
和久さんはデイリー部部長。
右は㈱紀文西日本社長の飯嶋雄次さん。

サミット㈱の皆さんも聞きに来てくれた。
私の隣が執行役員の辰野清さん。
青果部・鮮魚部・精肉部・総菜部・ベーカリー部・川崎塩浜プロセスセンター担当。
鮮魚部マネジャーの武田哲志さん。DSCN87279
両サイドは紀文食品のお二人。
左は営業本部東京第一支社長の木本洋司さん、
右は東京第一支社営業一部長の山口達也さん。

紀文食品の保芦將人会長と弓削渉副社長。DSCN87249

それから紀文と言えばこの人、
副会長の髙市泰明さん。DSCN87299

締めに堤社長と笑顔で写真。DSCN87329

最後に講師陣と写真。
まず基調講演の関智美さん。
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そして堀内慎也さんと名古田のぞみさん。DSCN87349
ありがとうございました。

艱難辛苦の年末年始、
突っ走ろう。

いつも引用するのが、
新約聖書・ローマ人への手紙5章。
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艱難が忍耐を生み出し、
忍耐が練達を生み出す。
そして練達が希望を生み出す。

この希望は、
失望に終わることがない。
[注]「練達」とは「練られた品性」のことをいう。

〈結城義晴〉

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