結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年06月29日(月曜日)

「人類の品性に欠ける半年」といなげやのサマータイム制

Everyone! Good Monday!!
[2026vol㉖]

2026年第27週。
6月最終週、水曜日から7月。

2026年の半分が終わった。
COVID-19パンデミック以来、
時間は早まった。

世界はドナルド・トランプに踊らされた。

1月3日、ベネズエラ大統領マドゥロ夫妻が、
米軍に拘束されてアメリカに移送され、
ニューヨークで裁判にかけられた。

1月8日、イランで、
過去最大級の武力弾圧が起こった。
経済危機に対する抗議デモで、
死者は1.2万〜3万人に上った。

すると2月28日、
米・イスラエル軍の空爆で、
イラン最高指導者ハメネイ師が殺害された。
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空爆は続き、その2月28日から、
イランはホルムズ海峡を封鎖。
世界的エネルギー危機が起こった。
Idyllic sunset over Fjords near Khasab in Oman

世界の海上輸送原油の25%が通る海峡が封鎖され、
原油価格は126ドル超に急騰した。

それでも2月6日から22日には、
ミラノ・コルティナ冬季五輪が開催された。
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ノルウェーが史上最多の41メダル獲得。
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3月3日、首都テヘランで大規模爆撃。
米・イスラエルによるイラン空爆は続いた。

4月1日、NASAが「アルテミスII」を打ち上げた。
4名の宇宙飛行士が月へ向けて飛んだ。
人類50年ぶりの月周回だった。

6月にはイーロン・マスクが、
SpaceXのIPOで総資産1.1兆ドルを得て、
初の1兆ドルの個人資産家となった。

そしてFIFAワールドカップが開催されている。

一方、日本では高市早苗一色。
地震や気象現象も相次いだ。

1月6日、鳥取・島根で、
マグニチュード6.4の地震発生。

同じ1月6日、
台湾有事を巡る高市国会発言に対して、
中国が軍民両用物資の対日輸出を全面禁止。

1月8日から、
山梨県の山火事で16ヘクタール焼失。

そして突然の衆議院解散表明。
1月27日公示、2月8日投開票。

8日の衆議院選挙で、
自民党が単独316議席の歴史的圧勝。

2月18日、第2次高市内閣発足。

3月19日、高市首相訪米、日米首脳会談。
例の抱きつき事件を世界中が見た。

4月1日、防衛特別法人税導入。
それが防衛費増額の財源となる。

5月には政治制度改革の議論が加速。

6月、安全保障・法改正相次ぐ。
防衛省設置法改正が成立し、
航空宇宙自衛隊発足へ。

選挙SNS対策法改正案が衆院通過。

高市事務所の中傷動画問題が、
週刊文春で連続暴露。

FIFAワールドカップでは、
日本代表が決勝に進出した。

しかし一言で表せば、
人類の品性に欠ける半年だった。

朝日新聞「折々のことば」
第3668回。

政治家の私利心が、
第一に追求すべきものは……
国民の間にわき上がる
信頼であり、
名声である。
〈石橋湛山〉

「誰にも私利私欲はある。
だが政治家という職は
私腹を肥やすためにあるのでは
断じてない」

湛山は第55代内閣総理大臣で、
大正・昭和期の言論人。

「政治家がこうした『心がまえ』を貫けば、
政治に対する国民の不信は払拭(ふっしょく)されるはず。
言論機関もそんな彼らを声援すべきだ」

同感だ。

『石橋湛山評論集』から。
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「人の才能は私的に用いるべく
与えられてはいない」

商人舎も「利他と無私」を掲げている。

さて商人舎流通スーパーニュース。
いなげやnews|
7/1から「サマータイム営業」導入/開店を30分前倒し

㈱いなげやが7月1日(水)から、
「サマータイム営業」を実施する。
営業開始時間を30分繰り上げる。
実施期間は8月31日(月)までの2カ月間。

対象店舗は99店舗。

9時30分開店の店は9時に、
10時開店は9時半に。

気象庁の見通しでは、
2026年夏は平年より高温となる可能性が高い。
小売業界では「暑さ対策」が必須だ。
経営課題として浮上している。

いなげやは、顧客の生活リズムに合わせて、
柔軟に営業時間を調整しようと考えた。

気温が上昇する前の涼しい時間帯に、
買物を済ませてもらう。
通勤前の立ち寄り需要と、
熱中症リスクの軽減とを狙う。

しかし現時点では、
「サマータイム営業」を打ち出す企業は、
多くはない。

MrMaxが7月・8月に、
営業時間拡大と変更を発表。

高齢者比率が高くて、
朝の買物需要が強い地域では、
サマータイム制も効果的だ。

都心部で通勤前の立ち寄りが多い店舗、
小型店・中型店で運営負荷が軽い店、
サマータイム導入もあるかもしれない。

ただし、朝のオペレーションは変わる。
シフトの再設計が必要となるし、
労務コストが増加するかもしれない。

しかしいなげやの決断は面白い。
買物のピークが朝に移動するか。
顧客の行動は変わるか。
競合企業は追随するか。

アメリカはサマータイム制度を採用している。
連邦法によって全州で統一されている。
ただしハワイ州とアリゾナ州は例外。

毎年3月第2日曜日から11月第1日曜日まで、
時計を1時間進める制度だ。

今年のサマータイムは、
3月8日(日)午前2時に開始された。
この瞬間に時計を1時間進めて、
午前3時になった。

終了は11月1日(日)午前2時。
ここで時計を1時間戻す。

この切り替えは、
「Spring Forward」(春は進め)、
「Fall Back」(秋は戻せ)と言われる。

日照時間が長くなる春から秋にかけて、
明るい時間を有効活用し、
エネルギー消費を抑える。

いなげやのサマータイム制。
頑張れ。

では、みなさん、今週も、
利他と無私で。
Good Monday!

〈結城義晴〉

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