結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年08月09日(木曜日)

ワンアジアクラブ交流会参加でモンゴル・ウランバートルに降り立つ

ロンドン・オリンピック、
日本にもやっと連続金メダル。
レスリング女子48キロ級で小原日登美、
そして63キロ級でエース伊調馨。

伊調は2004年のアテネ、2008年の北京、
そしてロンドンで同種目三連覇。

見事。

小原は初出場での金メダル。
これまた見事。

一昨日、敗者に共感するようなブログを書いたら、
男子サッカー、女子卓球団体、
立て続けに日本選手団が敗れた。

それを復する女子レスリングの活躍。

勝者は勝者で、美しくてうれしい。

さて私は昨日から、
モンゴル・ウランバートル。

朝、リムジンバスで、
横浜ベイブリッジを渡る。
20120809101747.jpg
みなとみらい、横浜の市街が美しい。

アクアラインを使って、成田へ。
第1ターミナル南ウィング。
20120809101806.jpg

ウランバートル行のモンゴル航空。
20120809101823.jpg

午後2時半ごろ、乗り込む。
20120809101839.jpg

私はいつも、これからお世話になる飛行機の写真を撮る。
お願いします、という気持ちを込めて。
20120809101855.jpg

約5時間で、モンゴル・ウランバートルへ。
20120809101911.jpg
モンゴル旅行は、
夏のシーズン全盛期でもあって、
満席。

快適な空の旅で、
そのうえ、到着したら、
外は涼しい。
20120809101928.jpg
ここで奇跡的な偶然の出会い。
名前は伏せておこう。

ウランバートルは、
最高気温28度、最低8度。
しかし湿度が低い。
だから凌ぎやすい。

私はまるで避暑にきたようだ。

モンゴルは日本で言えば、
最北端の北海道・稚内と同じ緯度。
しかし海抜1300メートルの高地。

空港の前は、何もなく、
地平線まで平原が続いている。
20120809102205.jpg

極めて簡素な国際空港。
20120809102129.jpg

駐車場には、馬糞が落ちていたが、
日本でも昭和30年代には、
横浜駅西口のすぐそばの浅間下の交差点にも、
馬車が通っていたし、馬糞が落ちていた。
20120809102149.jpg

空港からバンに乗り、
市街へ。
しかしその空港と首都中心部を結ぶ道が、
まさにでこぼこ道。
舗装が完全になされていない。

右に、2年前に建設された体育館が見えてきた。
20120809102220.jpg

右手に山並みが続き、
その前にトーラ川。
20120809102255.jpg

左手は郊外に住宅とゲルが見える。
20120809102237.jpg
遊牧民のモンゴル人は、
家を持たない。

しかしウランバートルは図抜けた最大都市で、
人口は一極集中化している。
だから郊外にどんどん人々が移住してくる。

住みついて、3カ月すると、
その人の土地となる。

だからテントのゲルででも、
住み着く人が後を絶えない。

20分ほど走ると、
発電所が見えてきた。
20120809102312.jpg

ご心配なく。
火力発電所。
20120809102328.jpg
ウランバートルの冬は寒い。
マイナス20度当たり前、
マイナス30度近くにも下がる。

その寒い家々、マンション、アパート、
そしてゲルにも熱が送られる。
室内は真冬でもプラス20度だそうだ。

それもこれも火力発電所のおかげ。

ただし発電所は、首都市街直近で、
モクモクと煙を吐き続ける。

宿泊所のエリン・ホテルについた。
20120809102349.jpg

今回、私のモンゴル訪問の目的は、
ワンアジアクラブ交流会に出席のため。
主催はワンアジアクラブ・ウランバートル。
私はワンアジア財団の評議員を務めている。

そのワンアジアクラブ・ウランバートル会長が、
このエリン・ホテルのオーナー。
20120809102405.jpg

エルヘンバヤさん(右)。
歓迎の晩餐を催してくれた。
20120809102422.jpg
本業はエリン・インターナショナル社長。

左は日本語堪能で通訳もこなしてくれるゾリグさん。
ムジモ・モンゴリア取締役。

エリン・インターナショナルの仕事の第一は、
ブリッジ・プロジェクト。
つまりは、橋をつくる仕事。
20120809102446.jpg
社会インフラの構築に関連する機能だ。

第2は、住宅ビジネス。
20120809102505.jpg
これも社会インフラの仕事。

現在50歳のエルヘンバヤさんは、
1996年から2000年まで国会議員だった。
34歳から38歳までの若い若い政治家。

その後、實業家として成功。
ワンアジア共同体構築を目指すこの仕事にも、
打ち込んでいる。

エリン・ホテルの食堂で、
精一杯のもてなしを受けた。

ビールから始まって、
ブランデー、ウォッカ、
そして最後は馬乳酒。
20120809102521.jpg
ちょっと酸っぱいヨーグルトのような酒。
モンゴルを象徴するような味だと思った。
美味かった。

ウランバートルの夜は、
しずかに更けていった。
< 続きます>

< 結城義晴>


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
商人舎 流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人

東北関東大震災へのメッセージ

ミドルマネジメント研修会
商人舎ミドルマネジメント研修会
海外視察研修会
商人舎の新刊
チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.