結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2021年01月19日(火曜日)

ヤオコー川野幸夫会長対談と故上田惇生先生のこと

寒い冬の日だった。

今日は埼玉県川越市へ。

私は横浜の妙蓮寺から、
東急東横線に乗る。
菊名でL特急に乗り換える。

すると電車はそのまま、
川崎市を越え、東京都を抜け、
埼玉県の川越市まで、
1本でつながっている。

かつては東急東横線で渋谷に出た。
それかJR山手線で池袋へ。
そこから東武線で川越市へ。

3本の乗り換えが、
1本でつながる。

実に便利だ。

そうして到着した川越。

㈱ヤオコーの本社。
YAOKOサポートセンター。IMG_13061

本社全体に絵画が掲げられている。
三栖右嗣(みすゆうじ)の作品。IMG_13071
川越市氷川町には、
ヤオコー川越美術館があって、
三栖の作品が展示されている。

今日は会長の川野幸夫さんに面談。DSCN93851
ソーシャルディスタンシングを守って、
2時間を超えるインタビュー。
というか、対談。

COVID-19禍の第三波。
その中でどう経営するか。DSCN93881

川野さんは昭和17年(1942年)生まれ。
私よりちょうど10歳年上だ。
現在78歳。DSCN93951
コロナ禍でもお元気。

川野さんと話していると、
私も心が打ち解けて、
インタビューの形式にはならない。

自分が考えていることが、
すらすらと出てくる。
引き出しの中にあったエピソードなどが、
思いもかけず浮かんでくる。
つまり私がしゃべりすぎる。DSCN93931

2008年、渋沢栄一賞受賞。
2009年から日本スーパーマーケット協会会長。
もちろんヤオコーはこの産業随一の、
エクセレントカンパニー。

しかし川野さんはそれに満足していない。
このコロナ禍で大きな挑戦を始めた。
??????????
日本のこと、産業のこと、
そして会社のこと、経営のこと。

現時点の川野幸夫の考え方を、
ほとんど披歴してもらえたと思う。

心から感謝したい。IMG_13111
しかし最後まで、
去りがたい気持ちがぬぐえなかった。
いつまでも話していたかった。

コロナがそうさせたのだろうと思う。

詳細はもちろん、
月刊商人舎2月号に。

ヤオコーは大胆な新戦略に挑む。

川野さんのもとを辞して、
川勝利一さんと会った。

商人舎スペシャルメンバー。
特別コーディネーター。
座右の銘は、
「仕事はアマ、生活はプロ」。

川勝さんとも2時間も話した。
もちろんソーシャルディスタンシング。

川勝さんは、
故上田惇生先生にかわいがられた。
ドラッカーの翻訳者で、
ドラッカーの分身。

上田惇生が、
心を割って話す数少ない相手が、
川勝利一だった。

その縁で私も、
上田先生と親しくさせていただいた。
コーネル大学ジャパンや、
商人舎ミドルマネジメント研修会に、
特別講師として出講していただいた。

その上田先生は2年前の2019年、
正月10日午前2時過ぎに亡くなられた。
享年80だった。

私は月刊商人舎2019年2月号で、
[特別企画]を掲載した。
上田惇生を悼む
201902_4_tokubetu_01

手元にこの雑誌があるならば、
是非、ページをめくってほしい。

結城義晴と川勝利一が、
上田惇生とピーター・ドラッカーについて、
それぞれに書いている。
201902_5_kawakatsu_03
その川勝利一「私的上田惇生論」に、
上田先生の言葉がある。

「目的が手段になったり、
手段が目的になったり
しないように気を付けなさい」
これはいつも自覚していたい。

さらに、
「今、ITが目指している開発は
勝つことばかりを志向している。
でも勝つことばかりをやっていると
いずれ矛盾やほころびを生むだろう」

その通りだと思う。

「トップは皆、自分の自慢をしたがる。
でもその人の喜びや強みに付き合うのでなく、
弱みと悲しみに真摯に付き合いなさい。
そうなれば本当に川勝さんの存在が
認められたということだよ」

今日の川勝さんの話も、
「弱みと悲しみ」との真摯な付き合いで、
貫かれていた。

さて新型コロナウイルス。
第三波の猛威はおさまらない。

新規感染者は全国で5320人。

重症者数は1001人。
初めて1000人を超えた。

死者は104人。
100人を超すのも初めてだ。

昨年の商人舎7月号特集は、
今、いちばん大切なこと
コロナ禍中の[商売の思考法・実践法]202007_coverpage-448x631
[緊急対談]
「慣れ」が一番怖い!!

対談の最後に私が語っている。
「コロナがいつ収束するのかわからない。
コロナとは、危うい動的平衡のなかで、
ずっと共生していかなければいけない。
だからこそ災禍を機に、
改革やイノベーションに
取り組まねばならないということです」

今こそ、心して新しいことに向き合いたい。

それにしても川越は寒かった。
横浜より5度は低かったし、
空っ風が吹き抜けた。

このところはまっている小林一茶。
生き残り生き残りたる寒さかな

ありがとうございました。

〈結城義晴〉


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