結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年02月02日(木曜日)

ロピアUS研修第2班3日目の「学ぶ、楽しむ、学ぶ、楽しむ」

3年ぶりにアメリカにやって来て、
6日が経過した。

COVID-19パンデミックで、
世界最大の感染国になったUSA。

しかし世界最速でワクチン開発がなされ、
街中でも店舗でも、
マスクをしている人は2割くらいか。

完全にコロナが去ったわけではないが、
日本よりも平常に近くなった。

コロナ感染に関しても、
アメリカはわれわれを先導している。

ロピア第2班の研修は3日目を迎えた。

昨夜の調理大会。
事務局の集計ミスが発覚した。
そこで改めて、朝一番に、
優勝チームを表彰。
IMG_0221

優勝したチームの中に、
集計ミスをおこしたサブリーダーが入っていた。
そこで、賞金はなし。
名誉だけの表彰となった。
IMG_0222

表彰のあと、全員で朝の行事。
ロピアの経営理念と七大接客用語を唱和。IMG_0229

そして結城義晴の第2班二度目の講義。IMG_0231

2時間以上の講義タイム。
ロピアの躍進を支えた理論の解説もする。IMG_0234

業種の肉の宝屋藤沢店から、
業態のユータカラヤへ、
そしてフォーマットのロピアへ。
まるで教科書のような「蛻変」を遂げた。IMG_0244

コモディティ化の理論は重要だ。
アメリカは理論通りの発展を見せている。IMG_0242

講義を終えると、
全員で「ありがとうございました」
礼に始まり、礼に終わる。
IMG_0249

すぐにホテルを出発して、
第2班3日目の視察を開始。

フリーウェイを走って、
ゴールデンゲートブリッジを渡り、
サンラファエル地区へ。
IMG_0110-1

モーリーストーンズ。
インディペンデントの、
高級スーパーマーケット。

インディペンデントは「独立経営」のこと。
多くが単独店、または支店経営である。

高級住宅地に立地して、
このエリアの顧客をしっかりつかんでいる。
IMG_0251

サービス&クオリティ型のスーパーマーケット。
メンバーたちも、陳列や商品を丁寧に見て歩く。
IMG_0254

質問を受ければ、
その場で丁寧に答える。
「アニマルウェルフェア」に関する質問だった。
Good Question!
IMG_0255

奥壁面のリーチインケース。
サンドイッチやデアリー商品(乳製品)、
そしてフローズンフードが品揃えされている。IMG_0118-1

その対面には寿司コーナー。IMG_0119-1

同じショッピングセンター内の、
Gott’s-Roadside(ゴッツ・ロードサイド)。IMG_0131-1

人気のハンバーガーショップ。
Joel and Duncan Gott兄弟が1999年に設立。
カリフォルニア州に6店舗を展開する。
1号店はナパにオープンして、
大人気を博した。

この会社もインディペンデントだ。

商品は地元の食材をメインに使う。IMG_0133-1

ハンバーガーとガーリックフライドポテト。
私たちが買ったハンバーガーは植物性で、
健康志向の人気アイテム。
IMG_0268

そしてミントチョコシェイク。IMG_0284

45名分のハンバーガーセットを、
手際よくつくってくれた。
IMG_0269

もちろん私もいただく。
ボリューミー。
IMG_0280

ガブリとかじりつく。
美味!!
IMG_0282

ガーリックフライドポテトは、
ガーリックが利いていて、
実にうまかった。
IMG_0270

サンラファエル地区から、
再びゴールデンゲートブリッジを渡って、
ダウンタウンへ。
IMG_0147-1

フェリービルディング。
フェリーターミナルの跡を、
2003年に食や土産物屋の並ぶマーケットに変えた。IMG_0153-1

ロック・フィールドの惣菜と弁当の店。
「DELICA rf-1」。
IMG_0156-1

日本のゲルシーナ惣菜が人気だ。IMG_0157-1

ベイブリッジが見える。
ちょっとした観光を楽しんだ。
IMG_0159-1

そして最後の視察店、
ホールフーズ。
Now Open。
IMG_0291

ミッドマーケット地区にオープンした、
サンフランシスコ市内最大規模を誇る。IMG_0297

メンバーたちは
店内をゆっくり回って、
じっくりと商品をチェックした。IMG_0316

フードサービスエリアも広い。IMG_0320

すべての視察を終えて、
自由時間に入る。

解散地のユニオンスクエアに向かうとき、
ホームレスがたむろするエリアを通過した。

危険な地帯だ。
IMG_0286
絶対に足を踏み入れないよう、
厳重注意した。

コロナ禍でこうしたエリアが拡大している。

事務局はホテルに戻って休息。
私は月刊商人舎2月号の原稿執筆。

そしてディナーはクラスタシアン。
ベトナム料理店。
IMG_0164-1

ガーリックローストのダンジネスクラブが名物。
手をオイルまみれにして堪能した。
写真を撮りそこなったが、大満足。

コロナ禍で3年間、ブランクがあった。

小売業にかぎらず、
本格的な米国視察は再開されていない。

170名を超える大規模な視察は、
コロナ後では日本初のことだ。

そのロピア第2班の研修も、
予定通り終了しそうだ。

これで行程の半分が終わる。
月刊誌の執筆を続けながらの講義。
ホテルのセミナールームと車中。

全力で語り続けたが、
それがロピアのInnovationにつながれば、
私の役目は果たせる。

私の持論はアメリカで、
現実のものとなっている。

学ぶ、楽しむ。
学ぶ、楽しむ。
それがロピアのUS研修だ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2023年02月01日(水曜日)

2月1日/商人舎設立15周年と米国ロピア研修第2班の「檄」

2023年2月1日。
商人舎の新年度。

2008年2月1日設立だから、
15周年ということになる。

㈱伊藤園の本庄大介社長から、
蘭が届けられた。
IMG_3557
心から感謝します。

20周年には何かやろうかと考えている。

私はサンフランシスコ。
ロピア米国研修第2班の2日目。

朝7時半にミーティングルームに集合。
今日は結城義晴の1回目のセミナー。

福島道夫さんが冒頭にあいさつ。
㈱ロピア取締役営業統括。

私同様、福島さんも16日間、
サンフランシスコに滞在する。
170名あまりの研修会を、
運営サポートする。
IMG_9913

恒例のロピアの経営理念と七大用語の唱和。
1日は必ずこの唱和から始まる。
IMG_9916

そして結城義晴の1回目の講義。IMG_9917

同じ内容でも1班の講義とは、
少しずつ変わる。
IMG_9924

アメリカの社会と小売業。
COVID-19の大きな変化。

それから初日に訪れた企業の復習。

ロピアは2008年の商人舎設立のころから、
高木勇輔社長と福島道夫さんが、
さまざまな研修に通い始めた。
米国視察はベーシックコースも、
毎年のスペシャルコースも、
ミドルマネジメント研修会も、
学びに学んで、ロピアをつくり、
その後、躍進を遂げている。

その高木・福島の目線や認識と同じ知見を、
すべてのチーフに注ぎ込む。
それがこの講義の目的だ。IMG_9926

講義が終わると視察と買物に出発。

今日はすばらしく良い天気。
内海のサンフランシスコベイも穏やかだ。IMG_9949

朝一番で向かったのは、
バークレーボウル。

2班に分かれて1号店と2号店を視察する。
今回、私は1号店。
1977年創業のバークレーボウルは、
1999年にこのセーフウェイの撤退店舗に進出。
IMG_9954
その10年後の2009年、
バークレー市の要請によって、
2号店の「ウェスト」を開業。

1号店はバークレーボウルの原点である。

柑橘類の種類は豊富で、
しかもカラーリングされた
陳列もすばらしい。IMG_9961

ズッキーニとトマト。
緑と赤のコントラスト。IMG_9958

メンバーは今夜の調理大会のために、
商品を子細に見て、食材を購入する。IMG_9969

デリ売場とワインコーナーは併設。
デリとチーズとワイン。
バークレーボウルに限らず、
どの店舗でも重点カテゴリーだ。
IMG_9972

バークレーをあとに、
さらにフリーウェイを1時間ほど北に走る。
バカビル市。

ウィンコフーズ。
スーパーウェアハウスストア。
倉庫型ディスカウント・スーパーマーケット。IMG_9986
2022年3月期決算で売上高89億ドル。
134店舗と着々と成長を遂げる。
IMG_00103
社員持ち株制度を導入して、
モチベーションが高い。

さらにダラーツリー。
ダラーストア、あるいはバラエティストアの業態。
日本で言えばダイソーがそれにあたる。
IMG_9988
米国のバラエティストアは、
1位がダラーゼネラル、
2位がこのダラーツリー。
互いに拮抗する競争相手だ。

業界3位だったダラーツリーが
2位のファミリーダラーを2014年に買収して、
2社に絞られる複占状態となった。

入口にはプロモーションコーナーを設ける。
今の時期はバレンタイン。IMG_9996

デアリー(乳製品)売場はリーチインケース。IMG_9991

そしてナゲット・マーケット。
全米でもピカイチの美しい売場だ。IMG_0001

昼食のためにデリやスープを購入する。
ホットスープは具沢山で美味。IMG_0007

キッチンスタジオだった部屋に集合して、
エリック・ST・ジョン店長のインタビュー。

お礼の日本酒とロピタのぬいぐるみ。IMG_0010

ST・ジョン店長も嬉しそうだ。IMG_0014

通訳はもちろん浅野秀二さん。IMG_0018

皆、店長の話に聞き入る。

ナゲット・マーケットは
Fortune誌「100 Best Companies to Work For」、
つまり「もっとも働き甲斐のある企業100」に
ランキングされる常連企業。

Q&Aではその理由についての質問が多かった。
IMG_0025

1班に引き続き2班のインタビューにも
応じてくれたST・ジョン店長はナイスガイ。
心から感謝。
IMG_0029

店長を囲んで記念撮影。IMG_0032

スプラウツ・ファーマーズ・マーケット。IMG_0036

オーガニック&ナチュラル・スーパーマーケット。
だから核部門の青果売場とバルク売場が、
店舗中央に配置される。
IMG_0046

壁面面では「マーケット」と名付けられた
デリとミートのコーナー。IMG_0040
両サイドに各部門の売場があって、
青果がいちばんの店である。

コストコ・ホールセール。IMG_0080

日米コストコの店づくりは、
基本的にはまったく変わらない。
しかし、商品は異なる。
それらを比較しながら、
調理大会のための買物をするメンバーたち。IMG_0065

ベイブリッジを渡って、
サンフランシスコのダウンタウンに戻る。IMG_0083

最後の視察店舗は、
トレーダー・ジョー。
IMG_00593

夕方のピークタイム。
もう品切れしているアイテムがある。
IMG_00613

しかも大改装中だ。
IMG_00623
営業しながらの改装だが、
顧客はひきも切らずやって来る。

そして同じSC内にある
セーフウェイ。
IMG_01043

ピロータイプの2階に上がると、
惣菜・デリ売場が現れる。
ボアーズ・ヘッドも設置されていて、
悪くない店だ。
IMG_00723

セーフウェイは投資会社サーベラスのもと、
アルバートソンに買収された。
全米第2位のスーパーマーケットだが、
そのアルバートソンがまた、
クローガーに経営統合される。

客数は少ない。
IMG_00943

思いのほか渋滞に巻き込まれず、
夕方5時半にはホテルに到着。

各部屋で調理大会に向けて、
Cooking。

7時にミーティングルームに行くと、
なにやら作業中。
IMG_0099

床に材料を並べて、
図面を見ながら組み立てていく。
IMG_0104

形ができあがってきた。
IMG_0109

ダーツのような的に、
プラスティックの斧を投げて、
競い合うおもちゃだ。

斧が頭に当たると、痛い。
こんな感じ!?
IMG_0108

でき上がった的をめがけて、
斧を投げてみる。
IMG_0111

女子も参加。
意外に力加減が難しい。
IMG_0113

私も浅野先生も投げた。
難しいけれど面白い。
IMG_0114

そんな遊びに興じていると、
次々に料理を抱えて、
皆が集まってくる。
IMG_0103

そして、調理コンテスト大会の開始。
メニューのコンセプトや使った食材を、
強力にアピールし合う。
IMG_0120

それに対して、
ほかのメンバーから質問が飛ぶ。
IMG_0157

さらに出来上がった料理を見て、
質問が重ねられる。
IMG_0168

大きな手振り身振りで、
アピールするメンバー。IMG_0169

こちらは女子との混成チーム。
IMG_0177

そして試食タイム。
プレゼンが良くても、
最後は味が勝負を決める。
IMG_0188

メンバーたちは自分の班を除いて、
10点満点のなかで、それぞれの班に点数をつける。
その点数の集計で上位3組が、
優勝、準優勝、3位となる。

いよいよ、集計結果が出た。
リーダーとサブリーダーの2人が集計して発表。IMG_0191

3位は2つの班の混成チーム。IMG_0198

準優勝チーム。
IMG_0202

栄えある優勝はこのチーム。
IMG_0208

おめでとう!

最後に福島さんと結城義晴の総評。IMG_0209

2班は到着するなり、
福島さんから檄を飛ばされた。
「元気がない」
「積極性がない」

その檄が利いたのだろうか、
調理大会ではプレゼンテーションがよかった。
さらにチームワークもよかった。IMG_0214

的当て斧ゲームを購入した福島さん。
皆が組み立てて、そのゲームに興じたことに、
なによりも満足そうだった。
IMG_0218

こうして2日目の研修は無事、終了した。
上階に2部屋ミーティングルームをとって、
夜も遅くまでコミュニケーションを図る。

アメリカ視察研修では、
この密なコミュニケーションができる。

ロピアの強みを、
この米国は提供してくれる。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2023年01月31日(火曜日)

ロピア米国研修第1班を送り出すと第2班がやってきた。

3年ぶりのアメリカ。

やっぱりいいな。

サンフランシスコ国際空港。IMG_9674

ロピア1班の海外研修が無事、終了。
1班は帰国の日となった。IMG_9682

チェックインが済んでから、
ちょっとしたパフォーマンス。
IMG_96753

上手くいかない。
IMG_96773

最後に全員で記念写真。IMG_9678

短い時間だった。

それでも多くのことを経験した。
学んだこと、良いと思ったことを、
帰国して実践してほしい。
遠慮なく。

1班を送り出して、1時間もすると、
第2班が到着。

すぐに専用バスで店舗視察。

ちょっと遠いけれどサンノゼへ。
ウォルマート・スーパーセンター。
IMG_9733

衣食住遊フルランを揃える、
現在、世界最強のフォーマット。
IMG_9686

エブリデーロープライス。
バナナは1本68セント、
パイナップルは1ポンド1ドル98セント。IMG_9688

オーガニックの商品は、
紫色で示される。

ずいぶん増えてきた。
3年前は多段ケースでの展開だったが、
島型の売場を設けるまでになった。IMG_9690

メンバーたちは、
滞在中に飲む水を選んでいる。
IMG_9702

おばあさんがやってきて、
何やら言っている。

するとメンバーの一人が、
棚の上の水を取ってあげた。
IMG_9705
「Thank you! Thank you!」

そんなときには、
「ユー・アー・ウェルカム」と答える。
そう、教えた。

買物をして有人レジで決済。
次のメンバーが後ろでその手順を見ている。IMG_9722

団長の福島道夫さんは、
今日も熱心にお買い物。IMG_9684

皆に毎晩、手料理を振舞っている。
今回2度目の調理器具を購入。

1度目はコストコで買い揃えたが、
デジ調理器対応でなかったようで、
再購入となった。
IMG_9685

総額464ドル。
もちろん全部、自腹。

料理コンテストに臨む団員たちにとって、
ほんとうにありがたい。IMG_9724

ウォルマートのピックアップロッカー。
コロナ下でウォルマートでも、
ネット注文が大きく伸びた。
IMG_9730

こちらは受け取りカウンター。IMG_9731

2店目の視察は、
ホールフーズ。

店舗の中央に、
「ピックアップ&リターン」のコーナー。

アマゾン傘下となったホールフーズは、
当然のようにeコマースを強化。
店舗は受け取りや返品の拠点となっている。IMG_9739

精肉売場のドライエイジドビーフ。
乾燥熟成肉は、
蛋白質の分解によってアミノ酸が増加し、
微生物と酵素の作用によって旨味が増す。IMG_9747

それを福島さんが注文した。
店員が丁寧に包装する。
IMG_9749

これだけの量はいくらになるのだろうか。
これらはホテルのキッチンで調理する。
IMG_9751

さらにシーフードコーナーでは、
燻製を購入。
IMG_9744

アメリカに来たメンバーに、
地元のおいしいもの、
自分では購入しづらい高額なものを、
どんどん食べさせたい。
その地のおいしいものを食べる経験を積ませたい。
それが福島さんの想いだ。

ホールフーズでは視察だけでなく、
昼食タイムも設けた。IMG_9750

みなそれぞれに寿司やピザ、
セルフデリやスープを購入。IMG_9753

実際に購入してお客の立場で店を見る。
それも大事な研修。IMG_9767

屋外のテラスで、
温かい冬の日のランチタイムを楽しんだ。IMG_9769

それから、
トレーダー・ジョー。
IMG_9770

酒売場でワインを吟味。IMG_9772

購入するならば、
PBのチャールズショーがおすすめ。
クオリティの高いワインが3.49ドルで買える。IMG_9782

今日のインタビューは、
クルーメンバーのアレックスさん。
IMG_9789

初めにメンバーの女子から、
日本酒のプレゼント。
IMG_9790

トレーダー・ジョーで働くことの喜びや、
顧客とのコネクションの大事さについて、
話してくれた。
IMG_9796
私の質問。
「あなた自身は普段の食品を、
どの店で買っているんですか」

「ん~、9割くらいはこの自分お店です。
それ以外は子どもが3人いるので、
コストコに行きますね」

正直な回答だった。
ありがとう。

アレックスさんと笑顔の握手。
IMG_9801

そして全員で記念撮影。
IMG_9803

専用バスでサンフランシスコ市内に向かう。
車中でも講義。
IMG_9809

ターゲット。
この店はディスカウントストア業態。IMG_9846

バレンタインデーのプロモーションコーナー。
男子メンバーたちはこのコーナーに興味深々。
IMG_9817

ターゲットはマネキンを多用している。
そのマネキンディスプレーが面白い。

走るマネキン。
IMG_9812

子どもも走る。
IMG_9829

ベビーは座ったまま。
その下ではハンガー陳列。
何とも可愛らしい。
IMG_9823

日本の総合スーパーのアパレルも、
ターゲットのマネキンづかいを、
もっと勉強するといい。

そして真っ赤なチェックスタンド。IMG_9841
何から何まで、
ウォルマートの正反対。
それがターゲットのポジショニング。

ターゲットを後にして、
サンフランシスコのダウンタウンへ。

野球スタジアムのオラクル・パーク。
停車スペースがないため、
このパーク横にバスを横付けして降車。

オラクル・パークは
2019年にAT&Tパークから名前を変えた。
サンフランシスコジャイアンツが、
本拠地としている。
IMG_9874

銅像や記念碑などが建てられている。
IMG_9851

せっかくだから記念撮影。
IMG_9849

目的は、
セーフウェイ。
10年ほど前にオープンした、
セーフウェイの都市型モデル。
IMG_9853

変則的なレイアウト。

セーフウェイらしい腰高什器を使った、
青果売場。

しかしボリューム感がない。
IMG_9858

店舗入り口には、
「アット・ユア・テーブル」がある。
即食のデリカテッセンのコーナーだ。
IMG_9860

店の奥真ん中にチェックスタンド。
IMG_9867

セーフウェイは、
クローガーに買収される。
それもうなづける店の内容だった。

初日の最後は、
アマゾン・ゴー。
IMG_9876

レジレス店舗。
IMG_9892

商品はコンビニより絞り込まれている。
高額な地代のダウンタウンに出店しているのは、
アマゾンウォークアウトシステムの、
デモンストレーションの意味合い。
IMG_9885
この店だけでは採算はとれていない。

初日の視察を終えて、
高級ステーキハウス、
モートンズ。
これも1班と同じ。
IMG_9909

福島さんからメンバーに、
ねぎらいの言葉。
IMG_9893

そして乾杯。
IMG_9898

9時間半も飛行機に乗って、
到着したら5店舗の視察。
それでもまだまだ元気いっぱい。
IMG_9899

高級ワインのマグナムボトルの差し入れ。
それに大喜びのメンバーたち。
IMG_9901

講師のテーブルに座った3人。
IMG_9904

トマホークステーキの骨にしゃぶりつく。
この部分が一番おいしい。
IMG_9905

2班の長いながい初日が終わった。
私も疲労困憊。

それでもこの研修の意義は計り知れない。
日本で真っ先に再開した米国研修。

チーフ以上の社員は全員、
この米国研修を受けて、
最新の競争を体験し、米国の現場を学ぶ。
同時にロピアの経営方針を再確認し、
ロピアの将来を具体的に知覚し、
そのうえで意志を一致させて、
モチベーションを高める。

彼らにとって、
一生を決めるような米国体験。
第2班、スタートです。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2023年01月30日(月曜日)

ロピア第1班サンフランシスコ研修3日目の「ポジショニング戦略」

Everybody! Good Monday!
[2023vol⑤]

2023年第5週。

3年ぶりのロピアの米国研修。
サンフランシスコにいる。

総勢170名あまりが、
4班に分かれて参加する。
その第1班の研修も3日目。

朝、ホテルの会議室でセミナー。
恒例のロピアのビジョンと七大用語の唱和。
IMG_9432

リーダーに続いて、
全員で唱和する。
IMG_9429

それが終わると、
結城義晴の2時間のセミナー。
IMG_9435

最初にこれまで訪れた店舗の復習。
みんなが見た店の背景にあるものを、
一つひとつ解説する。
IMG_9439

ウォルマートとターゲットは、
ハイパーマーケットの2強。
ホールフーズとトレーダー・ジョー。
さらにスプラウツファーマーズマーケット。
これらはオーガニック3強。

バークレーボウルとナゲットマーケット。
ユニークなニッチャー。
そしてウィンコフーズ。
ウォルマートよりも安い、
スーパーウェアハウスストア。

最後に最強のコストコ。
IMG_9443

それらの事例を復習したうえで、
私の持論を展開した。
「フォーマット戦略」と、
「ポジショニング戦略」。

業種、業態、フォーマット。
ロピアはこの発展の階段を、
短期間のうちに登って来た。
それがロピアの爆発力である。

そしてポジショニング戦略の3つの要件。
IMG_9447
ずいぶん多くの参加者から、
「腹に落ちた」とのコメントを貰った。

これがこの研修会の目的のひとつである。

2時間講義の後は、
専用バスに乗り込んで出発。
ダウンタウンを抜けて北へ。

ゴールデンブリッジを渡って、
ベイサイドの高級住宅地へ。
IMG_9457

今日は少しどんよりとした曇り空。
サンフランシスコベイに、
ダウンタウンが見える。
IMG_9461

着いたのは、サンラファエル地区。
近隣型商業施設。
ネイバーフッドショッピングセンター。
スーパーマーケット業態を中心に、
高頻度来店を狙う商業集積だ。
IMG_9528

核店舗は、
モリーストーンズ。
創業1986年の高級スーパーマーケット。
サンフランシスコ周辺に9店舗を展開する。
IMG_9475

店舗右側が青果売場で、反時計回りに主動線を配置。IMG_9478

壁面の青果の美しい陳列。IMG_9482

スタート地点は、
青果とデリが併設されたゾーニング。

先頭はチーズ売場。
IMG_9512

そしてデリの対面売場。
「DELI TO GO」と表示されて、
すぐに持ち帰ることができる惣菜。
IMG_9490

青果の平台に続くのが、
セルフサービスのデリ。
IMG_9486
アメリカでは、
ドイツ語の「デリカテッセン」を、
「デリ」と略す。

日本の「デリカ」は和製の略し方だ。

マクドナルドを、
「マック」と略すのがアメリカ方式、
「マクド」と略すのは大阪式。

「デリカ」は関西のニュアンスだ。

日本酒をコーナー化している。
日本の酒はアメリカでは人気の的だ。
とくに高級スーパーマーケットでは、
必要なアイテム群である。
IMG_9492

ワインや洋酒のリカー売場。
天井まで届く什器を使用して、
品揃えも豊富だ。
IMG_9494

店舗奥のシーフードコーナー。
対面で販売する。
顧客が列をつくる。
IMG_9498

ダンジネスクラブを、
誇らしげに見せてくれた。
IMG_97313

精肉も対面販売方式だ。
高級スーパーマーケットになればなるほど、
対面売場が増える。
IMG_9500

「モリーズ・ハウスウエア」は、
雑貨やキッチン用品の売場。
IMG_9506

高級住宅地にある高級スーパーマーケット。

サービス&クォリティ型からも、
ロピアは多くのことを学ぶ。

バスに戻ると福島道夫団長が、
ハンバーガーを購入していた。
ショッピングセンター内に、
有名なハンバーガーショップがある。
その特長のあるアイテムだ。
IMG_9534
プラントベースのハンバーガーが有名。
プラントベースとは、
植物由来の原材料を使用した食品のこと。

研修で頑張っているメンバーにプレゼント。IMG_9536

調理大会で司会をしたサブリーダーもゲット。IMG_9537

福島さんのサポート役を務める、
商人ねっとの工藤さんもゲット。IMG_9542

ついでに結城義晴も。
植物原料でも肉の風味は失われない。IMG_9544

近隣にあるセーフウェイ。
IMG_9570

花卉はセーフウェイの重点部門。
バルーンと美しい花で顧客を迎える。IMG_9566
営業をしながら改装中。
床はコンクリートがむき出しのままだ。
その青果部門。
IMG_9562

調剤薬局があるフード&ドラッグの店。
コンベンショナル型のスーパーマーケット。
伝統型の古いタイプの店だが、
近隣住民にとっては必要不可欠な店だ。IMG_9559

デアリー売場は什器の入れ替え中。IMG_9556

青果の反対側にデリカテッセン。
もちろん対面売場を設けている。IMG_9547

伝統的でスタンダードなスーパーマーケット。
セーフウェイのような店が、
全米には数多く残っている。

隣接するショッピングセンターに、
イン&アウト・バーガー。
IMG_97733

48名が各自でオーダーしたが、
オペレーションは乱れない。
IMG_9580

注文ナンバーを読み上げて、
次々に提供してくれる。IMG_9577

チーズバーガーのセット。
ポテトフライとドリンクがついている。
ポテトフライは
生のホールのジャガイモをカットして、
その場で揚げてくれるから美味。IMG_9583

わたしは裏メニューの「プロテインバーガー」。
バンズの代わりにレタスが使われる。
ヘルシーなバーガー。
IMG_9589

サブリーダーが頼んだ裏メニュー。
パテ4枚バーガー。
IMG_97703

これで視察研修は終了。
午後3時からは楽しみな自由時間。

再びゴールデンゲートブリッジを渡って、
ダウンタウンに戻る。
IMG_9590

解散したあと、
われわれはバスで新店巡り。

オフィス街にできた、
ホールフーズ。
IMG_9647

NYのコロンバスサークル店のように、
地下1階にある。
IMG_9645

エスカレーターで降りていくと、
少しずつ美しい売場の全体像が見えてくる。

このわくわく感がいい。
IMG_9592

青果部門の色彩はいつもながら見事。IMG_9599

エスカレーターを挟んでデリ売場。IMG_9619

2班以降、この店も視察店に加えることにした。

さらにショッピングセンターのストーンズタウンへ。IMG_9662

ダウンタウン郊外にある、
小型のリージョナル・ショッピングセンター。

メイシーズが核店舗になっている。
そのほかにもホールフーズが入居する。IMG_9661

斬新なレイアウトと店内デザイン。
IMG_98443

さらにターゲットとトレーダー・ジョー。
IMG_98403

そのトレーダー・ジョー。
どの店も例外なく繁昌している。IMG_9652

丸亀製麺も入っていて、
サンフランシスコでは大人気。IMG_9659

最後はユニオンスクエアへ。
そのノードストロームラック。
IMG_98583

シーズン変わり目の
クリアランスセールの最中。
それでも驚くほど在庫が少なかった。
百貨店のノードストロームが沈滞すると、
ノードストロームラックの在庫が激減する。
IMG_98543

COVID-19の影響は大きい。

ウェストフィールドショッピングセンター。
サンフランシスコの中心だ。 IMG_98643

夕食は車を飛ばして、
ミッション地区へ。

大人気のメキシカン料理。
ラ・タクエリア。
IMG_98663

周辺にはメキシコ人が多く住む。
地元の味、地元のメニュー。
IMG_98732

ブリトーは絶品。
IMG_98693

福島さんが考え出したのが、
「恵方ブリトー」。
節分には恵方を向いて、
これを頬張る。

いいアイデア。
試してみてください。

タコスも旨い。
IMG_98713
もちろんビールはコロナ。

全員満足顔で今日を終わった。
IMG_98753
ありがとう。

では、みなさん、
今週も、元気いっぱいで。

Good Monday!
(つづきます)

〈結城義晴〉

2023年01月29日(日曜日)

ロピア米国研修2日目の「アメリカ小売業のコロナ後の活力」

3年ぶりのアメリカ、2日目の朝。
まさに「霧のサンフランシスコ」
IMG_9086-1

宿泊しているヒルトンホテルも、
霧に浮かぶ。
IMG_9082-1

朝7時半、第1回セミナーを開始した。

初めにロピアのビジョンと七大用語の斉唱。
福森健志さんがリード。
IMG_9073-1

マスクをしながら、
大きな声で唱和する。
IMG_9074-1

そして結城義晴の講義。
IMG_9079-1

アメリカは初めてというメンバーも多い。
わかりやすく、丁寧に講義する。
アメリカという国のこと、
アメリカ人の生活のこと、
COVID-19のなかで変化したこと。
そしてチェーンストアのこと、
スーパーマーケットのこと、
彼らがどう変わったかということ。IMG_9093 (002)3
現地講義は3年のブランクがあるが、
それは全く支障にならなかった。

次から次へと、
湧き出るように講義した。

この地で話をしたかった。
それが実現した喜びが湧いた。

90分の講義のあと、
朝いちばんに向かったのは、
バークレーボウル。

たった2店舗のスーパーマーケットながら、
全米から注目を浴びている。

今回はその1号店と2号店に分散して視察。
私は2号店へ。
IMG_9506-1

店舗棟とイートイン棟の間には、
お買い得の果物や野菜が並ぶ。
バークレーボウルは世界一の青果部門をもつ。
だから店頭では、
その青果のプロモーションを展開する。
IMG_9502-1

入り口を入ると、デリの売場。
対面デリコーナーには、
スイーツもある。
IMG_9449-1

対面デリを通り抜けた店の右奥には、
ナッツや粉物などのバルク売場。
量り売りのコーナーだ。IMG_9444-1

そして店舗全体の3割を稼ぐ青果部門。
その導入部に80坪ほどのオーガニックの売場。

通常商品と仕切られて、
交じり合わないようになっている。IMG_9442-1
オーガニック売場と非オーガニック売場は、
混在させてはいけない。

売場全体でそれを分けているのは、
このサンフランのバークレーボウルと、
NYのフェアウェイマーケット本店だけだ。

バークレーボウルの、
通常商品の青果売場。

世界中から商品を調達している。
IMG_9452-1

この平台の島には、
バナナだけが品揃えされているが、
こんなに品種があるのかと、
驚かされる。
IMG_9457-1
パイナップルもオレンジもリンゴも、
葉物もマッシュルームも根菜も、
圧倒的な多品種多品目多SKU。

バークレー市以外からも、
サンフランシスコベイエリア全域から、
顧客が押し寄せる。

内食需要だけでなく、
サンフランシスコ全域のレストランシェフも、
このバークレーボウルを、
原材料の調達先にしている。

シーフード売場とミート売場は対面販売が中心。
鮮魚売場では刺身も扱っている。
IMG_9483-1
アメリカでは、
生食できる鮮度の魚を売る小売店は、
ほかにない。
日系のグレン・ヤスダさんが創業した店だからだ。

デリと隣接しているチーズ売場。IMG_9492-1

ロピアのメンバーと交流しながら、
バスを待つ。
IMG_9149-1

次に向かったのは北東のバカビル。
1時間以上のバスの中で、
講義の続きを展開する。

ウィンコフーズ。
IMG_9512-1

店内に入るとまず両サイドに、
特売商品のラック陳列。
「ウォール・オブ・バリュー」と呼ばれる。
IMG_9539-1

壁を抜けると広い青果部門。
そのバナナ売場。
品種を絞って箱やクレートのまま陳列する。IMG_9514-1

バレンタイン向けのプロモーション。
チョコレートだけでなく、
ぬいぐるみや小物もあって、
長い長い陳列線。
IMG_9515-1

スケルトンの天井に、
広大な店内と広い通路。
ディスカウント型のスーパーマーケット。
「スーパーウェアハウスストア」という。
IMG_9524-1

次にバカビルに来た目的の店。
IMG_9153-1

ナゲットマーケット。
IMG_9546-1

ファンタスティックな店内。
ピカピカの床。
床は夜間に機械で毎日磨き上げるとともに、
営業中は専任のスタッフが清掃している。

息を吞むようなプロデュースの陳列。
IMG_9551-1
ナゲットも健在だ。
コロナ禍以前よりも、
客数が増えて、大繁盛。

青果売場の右サイドは、
デリカテッセンの売場。
ヤオコーが言うところの「ダブルコンコース」。IMG_9560-1

店内の真ん中にあるのが、
これも美しいフローズン売場。
IMG_9573-1

キッチンスタジオで、
店長にインタビュー。
IMG_9242-1

ST・ジョン店長。
通訳は浅野秀二さん。
IMG_9252-1

ナゲットマーケットの強みや良さ、
店長として大事にしていることを、
誇りをもって語ってくれた。
IMG_9244-1

Q&Aも行われ、メンバーからは、
グッドクエスチョンが続いた。IMG_9247-1

皆、店長の言葉をメモしながら、
しっかりと学んだ。
IMG_9253-1

ジョン店長の話は1時間ほど続いた。
ホスピタリティあふれる対応に、
心から感謝。
コロナを経ても、
そのホスピタリティは、
変わらなかった。
IMG_9878 (002)2

店長を囲んで、全員で記念撮影。IMG_9283-1
ナゲットの店の美しさ、清潔さは、
コロナ禍でも安心感を提供し、
顧客たちから大きな評価を得た。

クレンリネスは集客の武器になる。
それがコロナによって明らかになった。

そして、
スプラウツ・ファーマーズ・マーケット。
オーガニック・スーパーマーケット。IMG_9599-1

青果部門は店の一番奥に配置する。
店舗中央に核部門がデンと座る。
IMG_9600-1

レジとの間にはバルク売場。
粉もの、ナッツ類、ドライフルーツ、
チョコレートやキャンディなどの菓子。
バルクで売れるアイテムは、
何でも品揃えしている。

顧客は必要な量を計って買う。
しかも人手が省かれているから安い。
SDGsにも沿った部門だ。IMG_9601-1

壁面にはデリカテッセンやミート、
加工食品、H&BC商品などが展開される。
これらは脇役部門である。
IMG_9606-1
スプラウツは若干、客数が減った。
今年度の売上げは前年比でマイナス5.7%。

コストコ・ホールセール。
今夜の調理大会の食材を購入する目的もある。IMG_9611-1

入口右手はプロモーションコーナー。
左手は家電売場。
そのなかでも飛びきりやすいのが、
このテレビ。
IMG_9612-1

店舗奥は食品ゾーン。
IMG_9622-1

「FRESH PRODUCE」は保冷庫売場。
大きな冷蔵の部屋に、
野菜が陳列されている。
IMG_9619-1

生鮮食品以外は、
基本的にパレット陳列。
IMG_9620-1

シーズンの切り替え時ともあって、
センターのシーゾナル売場には、
大量の衣料品とインテリア家具が、
これでもかと積み上げられている。
IMG_9629-1
この広大な非定番売場は、
売り切れ御免である。

コストコの強みでもある。

バカビルエリアで、
ポジショニングを確立した店舗群を視察したあと、
専用バスでダウンタウンに向かう。IMG_9639-1

冬の日が落ちるのは早い。
ベイブリッジを渡るころには、
夕日がダウンタウンのビル群を照らしている。IMG_9642-1

2日目の最後は、
トレーダー・ジョー。
IMG_96643

夕刻とあって、バナナは売り切れ。
1本19セントの売り方の方。
IMG_9649-1

1本25セントのオーガニックバナナは、
まだ残っている。
IMG_9652-1

トレーダー・ジョーで
調理大会の食材購入を済ませ、
バスの到着を待つ。
IMG_9667-1

商業施設もすっかり陽が暮れた。
IMG_9666-1

風も強まり、寒さが応えるころ、
バスが到着。
IMG_9668-1

ホテルに戻ると、
すぐに調理コンテストのための準備。
朝の講義室が調理大会の会場となる。

グループごとにキッチン付きの部屋で、
1時間ほど必死の調理作業。
そして午後7時半には、
料理を携えて三々五々、
セミナールームに集まってくる。IMG_9312-1

調理器具の不具合もあって、
品数が限られてしまった班もあった。IMG_9319.-1

福島道夫さんのあいさつで、
調理コンテストがスタート。IMG_9324-1

班ごとにメニューのテーマやコンセプト、
食材は何を使ったかなどを、
プレゼンテーションする。
プレゼン力も審査の対象になる。
IMG_9331-1

それを商人ねっとの二人が、
写真と動画で撮影する。
後日、その模様を社内に配信する。
商人ねっとは今、ロピアの子会社だ。
IMG_9386-1

3位は10班。
IMG_9401-1

2位は7班と8班の混成チーム。
IMG_9407-1

見事優勝したのは4班。
IMG_9408-1

おめでとう。
IMG_9413-1
内容はこのロピア米国研修が、
全部終わってから報告しよう。

福島さんと私が最後に講評。
IMG_9426-1

2日目も長い一日だった。
少し疲れが出た。
これもブランクの所為だろうか。

それでもアメリカの消費者たちは、
コロナを克服したと感じた。
マスクに関しても、
それをする人もいるし、
しない人もいる。

個人に委ねられている。

店は私たちを歓迎してくれた。
拒否されることはなかった。

もちろん私たちは万全の態勢を敷いて、
礼を尽くして店舗を訪れた。

そして真摯に学んだ。

疲れは出たが、
アメリカ小売業から、
大きな活力を貰った。

ありがとう。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2023年01月28日(土曜日)

ロピアのサンフランシスコ研修会初日の「変化、変化、変化」

成田国際空港を飛び立って9時間半。
夜が明けた。
IMG_9341-1

太平洋上に面白い形の雲。
IMG_9344-1

アメリカ大陸が見えてきた。
IMG_9346-1

サンフランシスコは近い。
IMG_9350-1

サンフランシスコ国際空港に到着。
IMG_9356-1

ここで現地コーディネーターに合流。
浅野秀二さん。

専用バスに乗り込んで、
すぐに結城義晴の車中講義。IMG_8928
向かったのはサンノゼ地区にある、
ウォルマートスーパーセンター。

初めに必ず、
世界最大の企業にして、
世界最大、アメリカ最大の小売業、
ウォルマートを見る。
アメリカではどこでも、
市場競争の主軸はウォルマートだからだ。
IMG_8957

スーパーセンターは、
ウォルマートの最強のフォーマット。

ただしこの店は、
5000坪ほどのディスカウントストアを、
改装してスーパーセンターにした。

やや変則的だが、
生鮮食品やデリを強化したことで、
繁盛している。

コロナ禍を経て、
ウォルマート健在なり。

売場を歩きながら
メンバーに解説し、質問に答える。IMG_8943

シーフードコーナーの前で、
興味深げに商品を見ている。
鮮魚チーフたちだろうか。
IMG_8939

滞在中に飲む水を求めるメンバー。
水はウォルマートで買うのが安くていい。IMG_8947

試食したい商品を持ちながら、
丁寧に見て歩くメンバー。

店を見るだけでなく、
食べて、味わってみる。
それがロピア流の視察だ。
IMG_8940

レジに並ぶ福島道夫さんと、
事務方の工藤恵理佳さん。
福島さんは㈱ロピア取締役営業統括。
工藤さんは商人ねっと㈱映像事業部所属。
IMG_E8953
ウォルマート店内では、
ネット宅配やピックアップサービスのための、
ピッキング作業の光景が、
これでもかと展開されていた。

ウォルマートは食品のeコマースの、
55%のシェアを占めている。

同じエリアにある、
ホールフーズマーケット。
IMG_8983

アマゾン傘下になっても、
世界最高峰は変わらない。
オーガニック・スーパーマーケットの魅力は、
まったく失われていない。
IMG_E8962

シーフード部門。
高い天井と広めの通路、
そして美しい内装。
鮮度感のある商品。
IMG_E8963

初日の昼食は、
試食を兼ねてホールフーズのデリ。

そのシーフード部門で、
買物をするメンバー。
IMG_8973

こちらは焼き立てのピザコーナー。IMG_8972

トレーダー・ジョー。
店長のジェーソンさんがインタビューに応じてくれた。

18歳で入社して、30年になると言う。
IMG_8999

通訳は浅野秀二さん。
私はCOVID-19への対応について、
いくつか質問をした。
IMG_9003
トレーダー・ジョーの特長の、
デモンストレーション・コーナーは、
コロナのために閉じられていた。

キャプテンは丁寧に答えてくれた。
ありがとうございました。
IMG_9004

そしてみんなで記念写真。
ジェーソンさんが手に持っているのは、
ロピアからのお土産の日本酒。
嬉しそうだった。IMG_9008

サンノゼからサンフランシスコ方面に戻って、
空港近くのサンマテオ地区。
ターゲット。
IMG_9015

「グレートランド」のフォーマットで、
スーパーターゲットと比べると、
食品売場はコンパクトだ。

ウォルマートは天井がスケルトン、
床はコンクリート。
一方のターゲットは天井を張り、
ピータイルの床。

ウォルマートの店づくりとは対比的だ。
その違いが独自のポジショニングを創る。
IMG_9018
ターゲットはさらに洗練され、
繁昌している印象だ。

サンフランシスコのダウンタウンに入って、
アマゾン・ゴー。
ご存知、「レジレス」店舗。
IMG_9434-1

初期のアプリ対応はやめて、
クレジットカードで入店し、
さらに自動決済できるようになった。
IMG_9431-1

ゲートのカードリーダーに
クレジットカードを差し込む。
IMG_9421-1

クレジットカードの情報が読み取られ、
そのあと掌をかざすと、
個人が認証されてゲートが開く。

コーヒーマシンやドリンク類、
サンドイッチやデリが品揃えされている。
商品はかなり絞り込まれて、
便利でスピーディーな店となっている。
IMG_9423-1
欲しい商品を手にとって、
あとはゲートを出るだけ。
これで決済は完了。

店にはイートインコーナーがある。
オフィスワーカーが昼食時に店を利用して、
結構、混んでいると、
店舗スタッフがコメントしてくれた。

初日の視察を終えて、
夕食は、ステーキハウス。
モートンズ。
サンフランシスコでも人気の店。
IMG_9437-1

乾杯の発声は、崎野さん。
京都ヨドバシ店鮮魚部チーフ。
IMG_9050

ビールはアンカースチーム。
カンパーイ!
IMG_9051

浅野秀二さんを真ん中に、
私たちも乾杯!
IMG_9055

最初に出てきたメニューは、
シーフードタワー。

ジャンボシュリンプ、オイスター、
カニ、マグロのポキ、ロブスターなど。
IMG_9048

これには皆、大喜び。IMG_9045

女性陣も嬉しそう。
IMG_9046

スープは2種類から選ぶ。
私はロブスターのビスクを選んだ。
これが超絶品。
IMG_9058

スープの後はサラダ。
ロメインレタスのシーザーサラダ。

そのあと待望のステーキ。

肉のロピアらしく、この量。
福島さんが選びに選んだメニュー。
IMG_9067

最後にデザート3点盛りとコーヒー。

ロピアの面々は、全部平らげた。
見事な食べっぷりは、
見ていて気持ちいい。

成田からサンフランシスコへ、
そして終日の視察。
長い長い初日だった。

疲れた体にオーガニックワインが染みて、
酔いが早かった。

3年ぶりの米国。
変化、変化、変化。
その変化ができる店は、
大繁盛している。

まだまだ、その変化を見続ける。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2023年01月27日(金曜日)

12月消費者物価上昇率5.7%のアメリカに3年ぶりに出発!

東京都23区の1月の消費者物価指数。
2020年を100として総合指数が104.2。
変動の大きい生鮮食品を除くと、
前年同月比4.3%の上昇。

東京の指標が全国の水準を先取りする。

昨2022年12月は3.9%の上昇だった。

第2次オイルショック後の1981年5月は、
4.3%増だったがそれ以来、
41年8カ月ぶりの高水準。

エネルギーが26.0%増。
電気代が24.6%、都市ガス代が39.7%増。

生鮮を除いた食料は7.4%増。
12月は7.5%だった。

インフレターゲット作戦の最中は、
物価は思ったようには上がらず、
安売りなどすると、
「デフレの元凶」などと揶揄された。

しかし4.3%も上がってくると、
国民の生活には響く。

小売業も卸売業も製造業も、
基本的にはその国民の味方でありたい。

一方、アメリカのCPI(消費者物価指数)は、
12月で前年比5.7%増。
日本をはるかに超えるインフレ傾向を示す。

アメリカは一昨2021年12月以降、
7%を超える上昇率を示し、
昨年6月には9.1%と最高値を示した。

その後、落ち着いてきて、
下降線をたどる。

それでも11月のCPIが6.0%、
12月が5.7%だから、
ウォルマートをはじめとする、
チェーンストアの力もこれに貢献している。

今日は横浜エアーシティーターミナルから、
リムジンバスに乗った。

ベイブリッジがくっきりと見える。IMG_92953

そのベイブリッジの上から、
横浜港を望む。
IMG_92993

いつもここでつぶやく。
「行ってきます」
IMG_93003

1時間25分で成田空港第2ターミナル。IMG_93123

ぴったり3年ぶりのアメリカ出張。

前回は2020年1月中旬に11日間、
サンフランシスコとニューヨークを巡った。

その後、コロナ禍で渡航はできなくなった。

今回は㈱ロピアの170人の視察研修団。

4班に分かれて、サンフランシスコを訪れる。

ターミナルのロビーに着くと、
福島道夫さんが真っ先に来ていた。
取締役営業統括。
㈱関西ロピア前社長。

三々五々、参加者が集まって来て、
事務局からの注意事項の説明。
それからリーダー、副リーダーの挨拶。

そして団長の福島さんの趣旨説明。IMG_93133
福島さんとはもう15年も一緒に、
アメリカやヨーロッパを視察している。

ロピアは社員が増え続けている。
その新しい社員たちに、
アメリカのスーパーマーケットを見せ、
ロピアの基本方針や戦略を理解してもらう。

教育の一環である。

3年間、それが中断した。

そこで今回の170人態勢となった。

最後に私の話。
ロピアの快進撃を支えるアメリカ研修。
楽しく、しかし、しっかり学ぶ。IMG_89223

難しいことはできるだけ話さない。
しかし高度な論理も理解してもらう。
ロピアはアメリカで学んだ戦略をとっている。
チーフ以上の社員や幹部が、
それを理解して仕事に活かしてほしい。IMG_89233
挨拶が終わるとチェックイン。

あとはグループごとに責任をもって、
搭乗ゲートに集合する。

福島さんの方針だが、
手取り足取りはしない。

集合写真も撮らない。

私たちはJALの桜ラウンジへ。

いつものJALのカレーライス。
ベジタブルペンネも頼んだ。
IMG_93153

そしてスパークリングワインで乾杯。IMG_89243

JAL058便。
お世話になります。
IMG_93273

乗り込むとシャンパンを頼む。
IMG_93343
では2月11日まで16日間。

行ってきます。

成果は計り知れない。
今からわかっている。

自分の目で、
確かめたいことばかり。

アメリカの小売業は、
インフレにどう立ち向かっているか。
コロナ禍のあとどう変わっているのか。

知的好奇心が最高潮に達している。

では、16日間、よろしく。

〈結城義晴〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
2026年USA研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年1月
« 12月  
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.