結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年11月26日(木曜日)

日本アクセス田中茂治社長interviewとライフ品川御殿山店

北日本と日本海側に降雪。

「常盤勝美の2週間天気予報」。
weekly商人舎火曜日の超人気シリーズ。

今週の概況は、
「週前半と週半ば、
日本付近を低気圧が通過する。
週半ばの低気圧は発達しながら
北海道の東に抜け、
27日(金)頃は強い冬型の気圧配置となる。
そして上空には強い寒気が流れ込む」

その今週のウェザーMD。
ポイントは三つ。

第1は、「ようやく鍋物の積極的な展開を」
「バリエーションの豊富さをアピールすると、
お客様にとって目移りするほどの
ウキウキな売場になる」

第2は、北海道だけでなく、
「東北~新潟・長野付近まで
本格的な雪対策売場の展開を」

第3は、「今週は陽気の変化が非常に激しく、
体調を崩しやすい状況となるため、
風邪薬やうがい薬、胃腸薬、マスク、
生姜湯、葛根湯、ドリンク剤などの売場も強化」

そして来週の概況、
「週前半は冬型の気圧配置だが、
北日本以外はまだこの時期長続きしない。
東日本から西日本では
緩やかに高気圧に覆われる。
上空の寒気は週前半には
日本の東海上に抜ける見込み」

毎週火曜日。
この2週間天気予報を、
必ずちょっと覗いてください。

そうすると2週間の視点を持ちつつ、
仕事に臨むことができる。

それが、
2週間マネジメントサイクルの、

グライダー効果となる。

このグライダー効果は、
月曜朝一「2週間販促企画」も同じ。

月曜・火曜のweekly商人舎は、
この2週間マネジメントの、
サイクルをつくることを意図した企画だ。

さて、日経新聞夕刊。
ウォール街ラウンドアップ。

タイトルは「年末商戦と2つのターキー」

見出しは洒落ている。

アメリカ連邦公開市場委員会が、
利上げを始めるが、
その利上げペースを決めるのは、
米国内総生産の7割を占める消費の強弱。

そして今、サンクスギビングからクリスマスへの、
ホリデーシーズンに突入。
この1カ月間に年間消費の2割が集中。

「米国人は感謝祭の26日、
七面鳥の丸焼きで腹ごしらえしたうえで、
同日夜から大手小売店で
一斉に始まる目玉セールに列を作る」

感謝祭当日、たいていの小売業は閉店した。
しかし2010年にウォルマートが禁を破って、
営業を始めると、シアーズがそれに追随。

しかしアメリカ小売業最大の書き入れ時は、
サンクスギビングデーの木曜日の翌日の、
ブラックフライデー。
つまり、今日。

全米小売業協会の年末商戦予測。
今年のホリデーシーズンは、
前年比3.7%プラスの強気。

一方、トルコ(Turkey)によるロシア軍用機撃墜。
中東情勢の混迷ぶりを象徴。

「オバマ大統領は25日夕、
ホワイトハウスの庭に姿を現し、
料理されるはずの七面鳥に
恒例の『恩赦』を与えた」

そしてオバマのコメント。
「普段通りに感謝祭の週末や
旅行を楽しんでほしい」

ニューヨーク特派員の佐藤大和さんの結び。
「2つの『ターキー』が交錯し、
注目の米国の年末商戦が始まる」

ちょっと無責任な感じの終わり方だが、
洒落てはいる。

さて神戸の流通科学大学から帰って、
今日は東京・品川区大崎へ。

アートヴィレッジ大崎セントラルタワー。DSCN7567-5

クリスマスデコレーション。
DSCN7566-5

㈱日本アクセス本社を訪問。DSCN75625

最初に20分ほどのビデオを見せてもらう。DSCN7460-5
知った顔が次々登場して、
思わず笑顔。

代表取締役社長の田中茂治さん、
インタビュー。
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思う存分、ズバリズバリと、
語っていただいて、
私も気分爽快。DSCN7465-5
「あってもなくてもよい卸ではいけない。
なくてはならない卸にならなくては」

まさに私の持論のポジショニング戦略。
その卸売業版。
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1962年に林周二さんが指摘した。
「ある種の商品に関しては、
問屋を排除するどころか、
逆に効率のよい共同チャネラー的性格を持つ、
共同集荷=倉庫=配給業者としての、
また強力な技術情報と宣伝センターとしての、
超卸業者を作ることが必要であるかもしれない」

田中さんの「創発」コンセプトは、
2015年の今、まさにこれだ。

いい写真でしょう。DSCN7558-5
詳細は余すところなく、
月刊『商人舎』12月号に掲載。

日本アクセスを辞して、
ライフ品川御殿山店へ。DSCN7568-6

三井不動産が再開発した「パークシティ大崎」。
その商業施設が「大崎ブライトプラザ」

ライフコーポレーションは9月11日、
この「300坪以下のプロトタイプ」をオープン。

売場は251坪、初年度年商14億5000万円の計画。

商圏1km内に約3万3000世帯・6万人、
8割近くが2人以下の少人数世帯。
30~40代の住民の構成比が4割。

近隣に自社内競合店2店。
大崎駅前の大崎ニューシティ店、
JR五反田駅通り沿いの東五反田店。

そこで、大崎ニューシティ店はベーシック型、
この品川御殿山店はアッパー型。

機能のすみ分けによって、
商圏内のシェアアップを図る。

これも私の持論のマルチフォーマット戦略。

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300坪以下の売場で500坪型並みの、
6515アイテムの品ぞろえ。

ライフは生鮮の栗橋PCと惣菜の船橋PCを持つ。
同店は小型店の少人件費を実現するために、
プロセスセンターをうまく活用して、
インストア作業軽減策を模索する。

しかし生鮮・惣菜部門は、
最新のマーチャンダイジング展開。

だからチラシも別々、
販促企画も異なる。

ん~、はじめのうちは、
それでもいいかもしれないが、
徐々に変わっていくだろう。

品川御殿山店は、
「店を訪れたらサプライズ‼」の、
インストアマーケティングの方向に行くだろう。

そうしなければ、
マルチフォーマットのシナジー効果は出ない。

それからもう小型店の弱点が出ていた。

夕方の書き入れ時に品切れ続出。
急に寒気団が訪れるという陽気変動。

まさに2週間天気予報を、
見ておいてほしいところだが、
それでもこの意欲には敬意を表しておきたい。

正式に取材をして、
分析する価値のある店だ。

店頭の巨大盆栽のような植樹。
ライトが当たって美しかった。DSCN7576-5

田中茂治さんに会えたし、
ライフ300坪型プロトタイプを見られたし、
満足、満足。

アメリカでは今日から、
サンクスギビングデーが始まっている。
二つのターキーに思いをはせながら、
いざ、年末商戦へ。

しかしお天気頼みの年末年始。
2週間マネジメントのグライダー効果。
大いに活かしてもらいたい。

〈結城義晴〉

2015年11月25日(水曜日)

流通科学大学・石井淳蔵学長対談と軽減税率導入折衷案

アメリカから帰国して、
時差ボケの時差ブログ。

お許しください。

さて商人舎magazineのDaily商人舎。
総合スーパー・食品スーパーの10月実績。
前者は日本チェーンストア協会発表、
後者は三協会合同調査。
日本スーパーマーケット協会、
新日本スーパーマーケット協会、
そしてオール日本スーパーマーケット協会。

いずれも7カ月連続既存店が伸びた。
まあまあ、か。

今日は、休む間もなく、朝から、
東海道新幹線で新神戸へ。

そして地下鉄に乗り換えて、
学園都市駅へ。
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流通科学大学。DSCN7377-5

快適なキャンパス。
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故中内功さんが私財を投じて創設した大学。DSCN7382-5

今日は石井淳蔵学長と対談。DSCN7385-5

2時間近くの熱談。

ありがとうございました。DSCN0007-5
詳細は月刊『商人舎』12月号。

廊下には中内さん直筆の額。DSCN0009-5
ネアカ のびのび へこたれず
晩年の心情がよく表れている。

おねがい ごめん ありがとう
私はこれも好きだ。

対談のあと、RYUKA DININGへ。DSCN7380-5
いわゆる学食。

その2階に博物館がある。DSCN00115

キャッシュレジスター博物館。DSCN0012-5
有名な中内さんのコレクション。

歴史的なレジスターがずらりと並ぶ。
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古い古い木製レジスター。DSCN0014-5

これも初期のレジ。
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懐かしい人もいるでしょう。DSCN0019-5

これこそ初めのPOSレジ。DSCN0021-5

試し打ちコーナーがある。DSCN0026-5
いい音だった。

そして有名な言葉。DSCN0033-5
私にとって
キャッシュレジスターの響きは、
この世で最高の音楽である。
〈中内功〉

私は久しぶりに中内功に、
再会した気持ちになった。

流通科学大学から神戸三宮に。

ダイエー三宮店は、
中内さんがつくった2号店。

その伝統の店舗が改装した。DSCN0034-5
「イオン・フード・スタイル」

地下2階が生鮮食品とグロサリー。DSCN0035-5

地下1階が地下鉄とつながっていて、
惣菜や日配、冷凍食品。DSCN0037-5
地上1階がリカーで、
よくできた店舗だ。

イオンのコンセプトをダイエーがこなした。

いまのダイエーにこそ、
中内イズムが必須だ。
ネアカ のびのび へこたれず

ダイエー三宮店の隣には、
光洋三宮店がある。DSCN0039-5

ダイエー1兆円達成の1980年2月16日、
私は神戸三宮で、中内さんを取材していた。
そのダイエーのかつての本拠地は今や、
イオン村と化している。

さて、自民党が、
軽減税率を「段階的に拡大」
この方針が発表されている。

2017年4月に消費税率が10%に上がる。
これはほぼ確定している。しかしその増税時に、
「軽減税率」が導入される。これに対しては先の各協会は、
強く反対している。
経済団体もこぞって反対。

私も同意見だし、
この反対の根拠は、
実にしっかりしている。

しかし、自民党は強硬姿勢を崩さない。

その適用対象について、
当初は生鮮食品を基本とし、
2020年をめどに段階拡大する方針。

一応、2%の引き上げ増収分の約4000億円は、
すべて社会保障に使われるとされる。

生鮮食品までを対象とすると、
税収目減り分は約3400億円で済む。

一方、公明党は加工食品も、
軽減税率の対象にすべきだと主張。

自民党は、「刺身盛合せ」など、
「組合せ商品」を生鮮食品と見なすと、
工夫操作して公明党の理解を得ようとする。

これら「組合せ商品」は「食品表示法」では、
加工食品に分類されているからだ。

しかしこんな基準引きや基準変更をすると、
新しい商品のアイデアの方向性は、
軽減税率基準や行政を向いてしまう。

顧客を向きはしない。
つまり、マーケティングに反する。

私の反対根拠は、あくまでもここにある。

軽減税率導入時に、
一定期間、簡易インボイス方式を採用したり、
低所得者への給付措置をとる案も浮上。

これらはすべて、
政党や行政、業界を向いた折衷案。

顧客や市場を向いてはいない。
「For the Customer」ではない。

中内さんが現役バリバリで生きていたら、
いま、どんなことを主張し、
どんな行動をとってくれるだろう。

そう考えて私たちは、
中内さんの遺志を継がねばならない。

〈結城義晴〉

2015年11月24日(火曜日)

高橋栄松さんの訃報と23日間米国研修記「自分に期待する」

帰国したら、訃報の葉書。

高橋栄松さん、
スーパーマーケット経営研究所代表。
今年5月28日に永眠した緒方知行さんの次の、
㈱商業界『販売革新』誌第3代編集長。

7月5日に、胆管細胞がんで逝去、
73歳。

晩年は隠遁に近い、
飄々とした生き方だった。

健康には人一倍気を使っていたのに、
その反対の生き方をした緒方さんを、
追いかけるように逝ってしまった。

76歳で亡くなった緒方さんよりも、
3年短い生涯だった。

実に偏屈な新潟県人で、
どんな時にも我が道を行く人。

緒方知行編集長時代、
副編集長としてコンフリクト(対立軸)の役割を、
立派に果たしていた。

緒方さんが大上段振り被り型の、
やや扇動的ジャーナリストとするならば、
高橋さんは理論突き詰め型の、
実務実践的ジャーナリストだった。

緒方さんは広くて、高い。
高橋さんは狭いけれど、深い。

私はお二人から影響を受けた。

私にとって高橋さんは、
緒方さんのあとの二番目の上司だが、
具体的な仕事はほとんど、
この高橋さんに教えてもらった。

高橋さんは、
第一線のジャーナリストでありながら、
いつも奥様の手弁当の昼食。
夕方になると、さっさと帰宅した。

酒は一切、飲まず、
しかしタバコはフィルターを使って、
チェーン・スモーク。

記事は期日通りに完璧に仕上げる。
自分の乱暴な文字の原稿を必ず、
奥様にきれいに清書してもらって、
それを入稿した。

だから印刷所からは、
一番、有り難がられた。

著書は『大競争時代のSMの成長戦略』
オール日本スーパーマーケット協会から、
1995年に発刊された。

故北野祐次関西スーパー名誉会長から、
高橋さんはことのほか信頼されていて、
私がそれを引き継ぐことになった。

こうして先輩たちが一人ひとり、
逝ってしまうのを見送るのが、
私の役目となってきた。

まったくもって寂しい限りだが、
それでもしっかりとそれぞれの遺志を、
受け止めていきたいと思う。

心からご冥福を祈りたい。

さて糸井重里の『ほぼ日』
巻頭言は「今日のダーリン」

今日は「自分に期待する」がテーマ。

「『じぶんに期待する』ということを、
このごろ、ぼくは言うようになりました」

「いま、どれほど落ち込んでいても、
周囲からまったく認められていないとしても、
なにか大きなハンデのなかにいるとしても、
『じぶんに期待する』ことができていれば、
とてもよく生きていると言えるんじゃないか」

同感だ。

「希望」のエネルギーは、
「自分に期待すること」から、
生まれるのだから。

逆に、「じぶんに期待できない」ことは、
「いまがどんなに元気で活躍できていても、
相当につらいことだと思います」

とりわけてチームで仕事をする場合。
「『じぶんに期待する』人が、
ひとりでもいないと、
なにをするのも無理になる」

糸井のリーダーシップ論。
「リーダーが『なんとかなるんじゃないか』と
思っていることは、とても重要なことです」

その際、根拠は、
「あったほうがいいのですが、なくてもいい」

「いい年をしてと思われたら
お恥ずかしいのですが、
ぼくは、『じぶんに期待する』分量が、
どんどん多くなっていることに気づきました」

「なんでだろう、
たのしみでしょうがないんです」

これ、自慢話かもしれないが、
いいねぇ。

わたしにもちょっと、
それはある。

緒方さんも高橋さんも逝ってしまった。
渥美俊一先生も上野光平先生も、
もういない。

しかし商業もチェーンストアも、
「なんとかなる」

それに対して「自分に期待する」
ちょっぴりだけど。

最後に糸井はコメント。
「まじないのようにでもいい、
『なんとかなる』と言うこと」

「なんとかなる」と口に出して、
言い続けること。
それが希望を生み出す。

朝に希望、昼に努力、夕に感謝。

さて、昨日帰国したが、
その前の一昨日のこと。

最後の晩餐はフィッシャーマンズワーフ。
ピア39は大変な賑わい。IMG_7126

クリスマスツリーが立てられた。
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いつものレストラン「ネプチューン」IMG_692404

ここで、ダンジネスクラブ。IMG_692804
イチョウガニ科イチョウガニ属、
アメリカイチョウガニ。

ネプチューンのダンジネスクラブ、
絶品です。

ぜひ、一度、召し上がってください。

食事が終わると、
まず、誕生祝い。

藤居智也さんに、木村武団長から記念品。IMG_693206
藤居さんは㈱丸善鮮魚課バイヤー、
木村さんは㈱平和堂SM事業部長。

そして奥川浩さんには、
藤田慎平副団長から。
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奥川さんはフレンドマート八幡上田店店次長、
藤田さんはビバシティ平和堂支配人。

私からはメッセージカードのプレゼント。

藤居さんには、
「鳥の目・虫の目・魚の目・心の目」IMG_6936-5

奥川さんには、
「朝に希望・昼に努力・夕に感謝」IMG_6937

それから全6班代表による、
決意表明。

暗い上にスマホの写真。
ボケボケで使えるフォト、僅少。

とてもいい決意表明ばかり。IMG_6984

コメントのあとで、掛け声の班も。IMG_7011

最後に手拍子の班も。
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そして締めは木村団長のスピーチ。IMG_7043-5

私からの贈る言葉。
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「かならずやれる。
なんとかなる」

最後の最後は、林直行さん。
アルプラザ草津支配人。IMG_7104-5

その後、フィッシャーマンズワーフへ繰り出し、
ご覧の調子。
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研修の成果に自信を持ち、
「自分に期待する」ことができた証拠だ。

この後、「貸し切り」状態で、
ケーブルカーを占拠し、
ユニオンスクェアまで。

そして、
長いながい最後の夜は、
更けていった。

明けて、現地時間11月22日、
早朝5時にホテルを出発、
バスの中で最後の講義。

「イノベーション」を促した。

サンフランシスコ国際空港から飛び立つと、
ベイエリアが美しい。
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カリフォルニアの山々。
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霧がかかって、水墨画のよう。
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1時間あまりで、大ロサンゼルス。DSCN7312-5

ダウンタウンには高層ビル。
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ラウンジでブログを書く。DSCN7313-5

出発ゲートにはクリスマスツリー。DSCN7315-5

ありがたいことに、
ファーストクラスにアップグレードされた。
トランク・トラブルの所為か、
プタチナカードホルダーだからか。
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これで、ゆっくり休める。

そしてサンタモニカ湾。
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北に上って、
サンフランシスコ・ベイエリアを過ぎ、
北アメリカ大陸に別れを告げる。DSCN7326-5

太平洋上は雲雲雲。
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11時間半で、成田空港。DSCN7331-5
雨だった。

そして最後の檄。
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「イノベーションを起こせ‼」

「自分に期待する」顔顔顔。DSCN7337-5
これで11月の23日間のアメリカ研修記。
全巻の終わり。

「2015怒涛のアメリカ研修記」全80話、
こちらも終了。

ご愛読、心から感謝。

緒方さんも高橋さんも逝ってしまった。
渥美俊一先生も上野光平先生も、
もういない。

しかし私は「自分に期待する」
決意、新たに。

〈結城義晴〉

2015年11月23日(月曜日)

帰国しました! 最後の訪問は「働きがいのある会社」

Everybody! Good Monday!
[2015vol47]

2015年第48週。
11月も第4週。

日本では勤労感謝の日。
アメリカでは、感謝祭週間。
今週木曜日が感謝祭。

そんな中、23日間の旅が終わって、
帰国しました。

学校を出てからこれまで、
ほとんど休みなく、
日本で仕事を続けてきましたから、
長期海外滞在の経験はありません。

残念ながら、
学生時代の留学経験もありません。

つまり外国に住んだことがない。

今回、ずっとホテル暮らしで、
23日間の旅は、私にとって最長です。

とはいっても、昭和34年(1969年)、
日本初の流通視察研修団が米国を訪れましたが、
かれらは約1カ月かかったといいますから、
それに比べればまだまだ、楽でしょう。

東京・成田空港。
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最後に一言、檄を飛ばして、
彼らは年末までの「無呼吸泳法」に入る。
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平和堂第10回米国視察研修。
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大きな成果を持って帰りました。
その果実はこれから実を結ぶ。

さて、現地に時間を巻き戻して、
最終日の朝。

サンフランシスコ・日航ホテル25階。
高層ビルをぬって、眼下に市街が見える。
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最後の講義。
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平和堂という会社のポジション。
その「強み」。
その中での経営戦略。
そして今、やるべきこと。
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見てきたばかりの、
アメリカのチェーンストアの闘いの変化を、
「すでに起こった未来」として整理しながら、
総括しつつ、提案する。
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その戦略や戦術そのものが、
明らかに他とは異なっていて、
しかも際立っていなければならない。

企業ごとに、
場合によっては、
ドミナントエリアごとに、
業態によっては店ごとに、部門ごとに、
戦略・戦術が構築されねばならない。

すべてに対しての、
マスマーケティングは効果を失った。
マスプロモーションも成果は上がりにくい。

しっかり伝わったと思う。

私のあとは、
団長の木村武さんの、
シンプルで力強い行動提起。
平和堂SM事業部部長。DSCN0232-5
年末までの平和堂をご覧ください。
それが出てきます。

ただし、新しいプロモーションには必ず、
強力なマーチャンダイジングやサービスが、
伴わねばならない。

講義が終わると、最後の視察研修。
私の理論に最後の、
いくつかのピースをはめ込む。

サンフランシスコから北東へ。
まずウィンコフーズ。DSCN0263-5

ファサードには、
「An Employee Owend Company」
「従業員が所有する会社」DSCN0264-5

倉庫型のディスカウントスーパーマーケット。
スーパーウェアハウスストアという。

入口からのワンウェイ方式売り場には、
まず、超お買い得品が並ぶ「壁」が出現する。
そこには価格比較POP。DSCN0265-5
この写真に最近の米国の商品潮流が、
実によく表れている。

ウォール・オブ・バリューを抜けると、
青果部門が広がる。
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安い! ウォルマートよりも。

そしてデリ・シーフード、ミート。DSCN0269-5

感謝祭週間に入った土曜日。
これだけの物量がどんどんはける。DSCN0271-5

感謝祭に必須のターキー。DSCN0272-5

1ポンド(454グラム)55セント。DSCN0273-5
これも飛ぶように売れる。

ミルクは1ガロン(3.8リットル)で、
1%が2ドル54セント、
2%が2ドル65セント。
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これもウォルマートより安い。

冷凍食品のリーチインケースと平台。DSCN0275-5
単品量販で、しかも品揃えはしっかり。
かつて日本で提唱された「流通革命」は、
いま、米国でウィンコが成し遂げている。

クリスマスプレゼンテーション。DSCN0278-4

レジの前には、
驚異的な価格のパン売り場。DSCN0280-5
ウィンコの従業員持ち株会社。
「革命」を起こすには、
ひとり一人の革命意識が必須である。

ウィンコと同じフォーマットの、
フード4レス。DSCN0262-5
全米最大のクローガーが、
フランチャイザーとなっているが、
そのシステムを活用して、
ナゲットマーケットがエリア展開している。

こちらも入り口に壁。
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うず高く積み上げられた超お買い得品。DSCN0255-5

そしてその壁が終わると、
プロデュース部門が出現。DSCN0257-5

こちらはばら売りの美しい陳列。DSCN0258-5

青果の強さが店舗の強さ。DSCN0259-5

奥壁面は平ケースの精肉部門。DSCN024195
アイテムを絞り込んで、
単品の量販をする。

それに適した売り方。

精肉の反対側の上段にはピニャータ。DSCN0244-5
メキシコの子供の祭用品。

このあたりにはメキシコ人が多く住む。

冷凍食品は平ケースで単品量販。DSCN0251-5
考え込む藤田慎平副団長。
ビバシティ平和堂支配人。

フロアは「ウェット・ルック」でピカピカ。
DSCN024805
それがナゲットマーケット・グループの信条。

チェックスタンドは簡素でグッドサービス。DSCN0253-5

そして最後の訪問は、
ナゲットマーケット。DSCN7282-5
会社の規模は小さい。
たった12店舗のスーパーマーケット。

しかしFortune調査の、
「働きがいのある企業ランキング100」に、
2005年から10年連続で選ばれて、
2010年には第5位に輝いた。

そのプロデュース部門。DSCN0290-5

水産部門にはダンジネスクラブ。
サンフランシスコ名物のカニ。DSCN0293-5

もちろんターキーも量販。DSCN0296-5

冷凍食品には上にアーケードが設けられて、
美しくて快適。
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「Homeopathy」のコーナー名。
チアシードとフラックスシードが並ぶ。DSCN0303-5
「Homeopathy」は、
欧米医学界で公的な承認を受けていないが、
大衆の間で根強い人気がある、
「異端の医学」といった意味。

根拠は保証しないけれど、
「お好きな方はどうぞ」といったコーナー。

ナゲットマーケットの客層が、
知識人たちであることがわかる。

入口脇にはクリスマスデコレーション。
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最後の視察先で、最後の写真。
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この後、3時間ほどの、
短い自由研修。

そして夜は、
フィッシャーマンズワーフへ。
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ハードに学ぶ。
しかしソフトに遊ぶ。

それがあるから、楽しいし、
働きがいが出る。

ウィンコフーズは従業員持ち株会社。
ナゲットマーケットは働きがいのある会社。

「流通革命」は、
ここから生まれる。

では、みなさんも、
今週いっぱい、働きがいを求めて。
Good Monday!

(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年11月22日(日曜日)

ジジと霧のサンフランシスコ[日曜版2015vol47]

ジジです。
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おとうさんは、いません。IMG_7164

いま、サンフランシスコ。
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ボクは、ねてます。
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サンフランシスコ・ベイ。
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とおくにサンフランシスコ・シティ。
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かすんでいる。
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街の影がおおきくなった。
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うつくしい。
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それから、夕日のなか、
フリーウェイをはしる。
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きもちよさそう。
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トンネルにはいる。
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街がみえてきました。
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ベイブリッジのしたをのぞく。
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ほら、こんどは島がみえてきた。
IMG_6904

アルカトラズ。
DSCN0019-5

島のうしろに、
霧がかかっている。
IMG_6902

サンフランシスコの霧。
DSCN0023-5

それからダウンタウンをぬけて、
観光名所。
IMG_6884

ゴールデンゲートブリッジ。
DSCN0024-4

夕やけのなかのつり橋。
DSCN0025-5

ここで写真。
DSCN0031-5
いつものようにリード。

そしてスマイル。
DSCN0034-5

みんな、うれしそう。
IMG_6891

アルカトラズが、ちかくにみえる。
DSCN0036-5

そうしたら、霧がでてきました。
DSCN0037-5

おおきな赤い橋が霧にかくれた。
DSCN0038-5

でも、また霧が、
すこしずつ消えて・・・・。
DSCN0040-5

ブリッジがみえてきた。
DSCN0044-5

サンフランシスコの霧。
IMG_6897

おとうさんは、
先週、ゴルフをした。
DSCN0087-5
このときは、すごくはれていた。

サンフランシスコ、
おもしろい街ですね。
IMG_6896

夜になったら、
ツインピークスへ。
DSCN0089-5

すばらしい夜景。
DSCN0090-5

そして、夜があけた。
IMG_6892

朝の講義をして、
またシゴト。
DSCN0227-5

そろそろかえってきてください。
IMG_6893

ボクはいつも、
まってます。
IMG_6894
無理しないでね。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2015年11月21日(土曜日)

サンフランシスコのとんがり店舗と悲惨な店舗

2015年11月、
結城義晴のアメリカ23日間研修旅行。
大詰めを迎えた。

長かったようで、
短かったようで。

とにかく疲れたけれど、
マラソンに例えれば40キロ地点を超えて、
最後のスパート。

頑張ります。

さて野村総合研究所の今夏の調査。
日本を訪れた中国人旅行者に聞きました。
インターネットで6000人が回答。
約4800人が再び「必ず来る」「多分来る」。

ありがたいことだ。

そして再来日の関心事は、
「地方都市観光・レジャー」が28.1%でトップ。
地方都市にとって、朗報。

今は、大都会でのインバウンド消費が隆盛、
それが地方に及ぶ。

「大都市観光・レジャー」は26.7%だった。

日本列島全国で、
観光大国を目指したい。

ただし必須な要件が、
まずは三つ。

第1に、ネットでの積極的な情報発信、
第2に、無線LANの整備、
そして第3に、観光地での中国語表示の充実。

アメリカに来ていても、
ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、
そしてここサンフランシスコ。

それだけでなく、
テキサス州のサンアントニオや、
オースイティンは素晴らしい観光地だ。

日本もそういった条件を整えて、
地方都市の活性化を図りたい。

さて平和堂の研修会は、
ダラスからサンフランシスコに移動。

昨日は、20日金曜日。
終日の視察は、
とんがり店舗フォーマット。

明日から早い人は、
サンクスギビング休暇に入る。

まずバークレーのホールフーズ。DSCN9913-5

朝から店の前の駐車場には
たくさんの車が並ぶ。
DSCN9915-5

いつみても見事な青果部門。
この店は壁面のステンドグラスが特徴で、
なんとも言えない空間を作っている。DSCN9879-5

青果から、チーズ・ワイン売場が隣接している。
この部門をホールフーズは新しく、
「ラグジュアリーデパートメント」と、
分類して、マネジメントしている。
DSCN9875-5

その次に地ビールとワインの売場。
アメリカでは大ブーム。
DSCN9867-5
ここまでが、青果に次ぐ第二コーナー。
この部分が新しい試みで、
それは見事に完成している。

次にバルク売場。
壁面のデザインとバルク商品の、
カラーコントロールは、
言葉も出ないほどすばらしい。DSCN9836-5

そして奥壁面が対面のミート&シーフード。
鮮魚の品揃えはどこよりも豊富だ。
魚はヘルスフードだから、
ホールフーズにとって、
かけがえのない商品群だ。
DSCN9872-5

平和堂の団員も、
売られている商品やその売られ方を、
真剣に観察。
DSCN9843-5

レジはステンドグラスの壁を挟んで
青果の反対側。
DSCN9864-5
この店舗は、
青果売場からワンウェイに近い形で、
お客を誘導する。

店舗左手がイートインスペース。
バリスタのカフェコーナーが、
その中心にある。
DSCN9898-5

朝日が降り注ぐ日にはガラス戸を開ける。
本当に素晴らしい快適な空間。DSCN9899-5

一方、ホールフーズの小型店。DSCN0085-5

入口にはサンクスギビングのデコレーション。DSCN0083-5

青果のバナナ売場。
フックに吊るす売り方は、
この小型店から始まった手法。
これが受けて、他の大型店舗にも、
水平展開された。
DSCN0078-5

そして、青果から穀類のバルク販売に続く。
量り売りは必要な量を購入できる。
これは環境に配慮した売り方。DSCN0074-5

次にセルフセレクションのデリにつながる。
DSCN0073-5

それからピザの対面売場、
チーズ売場へと連続。
狭い売場に、商品を縦や前に積み上げ、
目いっぱいの工夫をしている。DSCN0067-5

ミート&シーフード売場もコンパクト。DSCN0066-5

奥壁面沿いには、
フレームが少ないリーチインケース。
商品が実によく映える。
DSCN0047-5

2列に並ばせた銀行方式のレジ。
行列はできるが、
意外に早くチェックアウトできる。
DSCN0046-5

ホールフーズやトレーダー・ジョーの繁盛店は、
必ず銀行方式を採用する。
順番どおりに公平にチェックアウトができるから、
お客はストレスを感じない。

それがポイントだ。

並ばせるのは仕方ない。
しかしストレスを最小限にする。
それが必須の仕事だ。

そしてアラメダのセーフウェイ。DSCN9951-5

花卉売り場はいつみても美しい。
バルーンや垂れ幕などで、
シーズンのプロモーションを打ち出す。DSCN9944-5

ウッディな床とスポット照明の多用。
この店の特徴。
DSCN9941-5
セーフウェイの中でも、
群を抜く売場の管理状態。

店舗奥の調剤薬局コーナー。
DSCN9926-5
ライバルのクローガーは、
ファーマシーを店舗入口に設ける。
どちらがお客の利便性が高いか。

天井は張らないスケルトン方式。
快適感をつくると同時に、
ローコスト。
DSCN9947-5

ベーカリーやデリをまとめた店舗右翼。DSCN9949-5

スーパーマーケット第2位のセーフウェイ。
業績不振で、投資会社サーベラスに売却され、
これまた不振に喘ぐアルバートソンと統合された。
セーフウェイの現場は、
モチベーションが下がっているはず。
しかし、このアラメダの店は、頑張っている。

その理由のひとつは、
隣接するトレーダー・ジョーの存在。
隣同士で切磋琢磨しあっている。DSCN9966-5

トレーダー・ジョーは
店頭では花を飾ってお客を迎える。DSCN9965-5

バナナは1本売り。
1本19セント。
スナックフーズだ。
DSCN9952-5

サンフランシスコに来たら
もちろんバークレー・ボウル。
IMG_6918-5

同じバナナでも、
この品種の多さとこの量。IMG_6906-5

トマトの品揃えも圧巻。
IMG_6907-5

野菜のほとんどはバラ売り。IMG_6908-5

葉物もみずみずしい。
IMG_6912-5

世界中から野菜や果物を仕入れる。
珍しい果物のオンパレードに、
平和堂のメンバーも興味津々。IMG_6915-5

バークレーにあるアンドロニコスも視察。
一応、高級スーパーマーケット。
DSCN9985-5

天井を張った伝統的なスタイルだが、
店がドヨンとしている。
DSCN9983-5

スティール什器を使ったグロサリー売場。
驚くほど床が汚い。
DSCN9980-5

お客は入っているが、
明らかにシニアの伝統顧客。DSCN9984-5
高級スーパーもレギュラースパーマーケットも、
イノベーションがない店は、
どんどん退場させられる。

アンドロニコスは、
ピークには13店展開していたが、
今は相次ぐ閉鎖で5店舗。

そのうちの1店がこのバークレーの店。
しかし悲しくなるほどの体たらく。

ポジショニングを喪失した店の末路は、
悲惨だ。

昼食はインナウトバーガー。
出来立てのハンバーガーを食べさせる。DSCN9978-5

ドライブスルーが併設されている。
注文を取るスタッフ。
DSCN9968-5

われわれも注文をし、
ドリンクバーに並ぶ。
DSCN9970-5

何十人が来ようが、
淡々とスピーディに動くスタッフたち。
そのオペレーションは必見だ。DSCN9972-5

おいしいハンバーガーを頬張り、
喜ぶメンバー。

DSCN9974-5

こちら団長、副団長も笑顔。DSCN9976-5

天候に恵まれた一日。
サンフランシスコ湾に浮かぶように、
ダウンタウンの街並みが見える。
DSCN9967-5
とんがった店を次々に見て回った。

感動した。

しかしかつての高級スーパーの、
現在の悲惨な姿。

背筋がぞっとする店を訪れ、
第10回平和堂アメリカ研修団は、
複雑な思いを抱くとともに、
イノベーションへの気概を燃やした。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年11月20日(金曜日)

北の湖逝去、フォートワースのHEB2フォーマットとAldi

北の湖が死んだ。
11月20日午後6時55分。
直腸がんによる多臓器不全。

62歳。

横綱在位63場所の記録、
日本相撲協会理事長。

「花のニッパチ組」と呼ばれた、
昭和28年生まれ。
私の一つ下。

通算勝利951勝、幕内優勝24回。

惜しい、もったいない。

60代はまだまだひよっこ。
ほんとうに、これからだったのに。

ご冥福を祈りたい。

さて私はダラス。
朝いちばんで、フォートワースの南へ。

HEBプラス。DSCN9746-5

テキサス最強のリージョナルチェーン。
DSCN9747-5
その非食品強化型のスーパーマーケット。

今月の月刊『商人舎』で特集した。
「Kroger&HEB」
Walmartと正面衝突して勝利する「企業力」の研究。DSCN9745-5

その最大の武器が生鮮食品。DSCN9744-5

壁面のキャベツとレタス売場。
すごい。
DSCN9724-5

もちろんオーガニックでも、
ウォルマートを圧倒。
DSCN9725-5

我々は「145」、
彼らは「51」。
DSCN9726-5
これはオーガニック青果の品目数。
「彼ら」とはウォルマートのこと。

バナナもウォルマートを圧倒。
DSCN9727-5

パイナップルは1個97セント。DSCN9728-5

フィッシュ・マーケットとミート・マーケット。
対面売場を連ねる。
DSCN9729-5

ミートは「プライム」ランクを品揃え。DSCN9732-5

そして「クラブパック」
DSCN9730-5

いわゆる大容量商品だが、
連携するウェグマンズに学んだ。DSCN9731-5

チーズ売場も、
ウォルマートを凌ぐ。
DSCN9733-5

そしてインストアクーポン。
ウォルマートがやらない販促手段を多用する。DSCN9734-5

エンドは商品が売れていけば、
サンタクロースが現れる。
このエンド、よく売れている。DSCN9735-5

DSCN9738-5
キッチンサポートコーナーだが、
ここでデモンストレーションするアイテムには、
必ず売り場でも、
「PRIMO PICKS」の表示がつけられる。

コンコースの島陳列。
DSCN9739-5
こちらはウォルマート方式。

牛乳は1ガロン1ドル47セント。
1ガロンは3.8リットルだから、
1リットル38円67銭。
DSCN9740-5

クリスマス用品もウォルマートと同等レベル。DSCN9743-5

おもちゃ売り場も広げるが、
それもウォルマートと同等。DSCN9742-5
非食品やグロサリーでウォルマートと同等ならば、
圧倒する生鮮食品で勝利することができる。

それがHEBの作戦。

もう一つ、
ウォルマートがやらないフォーマット。DSCN9783-5Aldi

セントラルマーケット。DSCN9784-5
高級スーパーマーケット。

オレンジのエンド。
シャワー陳列が見事。
DSCN9785-5

こちらも青果部門は圧巻。DSCN9786-5

シーフードも抜群の鮮度。DSCN9787-5

日本に比べるとそれは劣るかもしれないが、
アメリカでは抜群。
DSCN9788-4

「Meal in Minutes」のコーナー。DSCN9789-4
「3分間クッキング」みたいな感覚。

精肉売り場はホワイトミートからレッドミートへ。DSCN9792-4
ベジタリアンにも受け入れられる。

店舗真ん中あたりのプロモーションステージ。DSCN9793-4
もちろん「Big Thanks」
サンクスギビングデーは来週。

チーズから乳製品へ。
DSCN9795-4

「Big Thanks」が冷蔵ケースの上を連なる。DSCN9797-4

そしてこれ。
家を形どったジンジャーブレッド。DSCN9796-4

牛乳はセントラルマーケット・ブランド、
もちろんオーガニック。
DSCN9798-4

ベーカリーもパンだけではない。DSCN9800-4

そしてセルフデリの売り場。DSCN9801-4

対面デリの売り場。
DSCN9802-4
おいしいことは大前提。

出口にサンクスギビングのテーブル。DSCN9803-4
今週末から、ここに、
サンクスギブングのごちそうが、
ずらりと並ぶ。

HEBの2フォーマット。
堪能しつつ、大いに学ぶ。

そしてアルディ。DSCN9748-5

世界最高峰のボックスストア。
リミテッドアソートメントのディスカウンター。DSCN9762-5

平和堂研修団団員が集まる。DSCN9751-5

右がチアシード、
左がフラックスシード。
DSCN9749-5
2ドル99セントと2ドル45セント。
あっという間に品切れ。

牛乳は1ドル39セント。DSCN9752-5
HEBとウォルマートが近くにあって、
いずれも1ドル47セント。
だからアルディは1ドル39セント。

店内は1万平方フィート(281坪)ながら、
広々と感じられる。DSCN9753-5

青果も1品種1SKUながら、
安くて鮮度がいい。
DSCN9754-5

モッツァレラチーズも1SKUだが、
この2ドル69セントは安い。DSCN9755-5

冷蔵ケースのハムも安くて良い。DSCN9756-5

ハンバーガーバンズは8個入りで85セント。DSCN9757-5

バナナも一番安い。
DSCN9758-5

安くてきれい。
DSCN9760-5

安くてフレンドリー。
DSCN9761-5

全員が驚きつつ満足。
DSCN9765-5
アメリカのディスカウント競争は、
完全に変わってきた。

安くてきれい、
安くてフレンドリー、
安くて良い。

そしてクィック・トリップ。IMG_6900-5

働きがいのある企業ランキングで、
55位のホールフーズを抑えて54位。
セブン-イレブンがベンチマークするコンビニ。IMG_6898-5
入口を入ったら、
店員がアイコンタクトして、
にっこり。

700店を超える規模で、
8000店スケールの米国セブンを、
リードする。

さて、ダラス都市圏を発つにあたって、
最後にちょっと観光。

フォートワース・ストックヤード。DSCN9768-5

牛の一時ストック場だった。DSCN9775-5
鉄道のストックヤード駅があって、
牛が出荷された。

子供たちが見学に来ている。DSCN9769-5

当然、ロデオなども行われた。DSCN9770-5

テキサス・ロデオ・カウボーイ。DSCN9771-5

牛の背中にまたがるアトラクション。DSCN9773-5

ショップにはカウボーイグッズ満載。DSCN9767-5

ブーツ。
DSCN9777-5

カウボーイハット。
DSCN9778-5

一日に2回、ロングホーン牛の行進。
カウボーイが誘導する見世物。
DSCN9781-5
テキサス唯一の観光地を、
ほんのちょっと覗いて、空港へ。

アメリカンエアーライン。
DSCN9807-4

そして飛び上がると、
ダラスの湖と緑。
DSCN9809-5

3時間半、機内では、
gogoflightでシゴト仕事。
DSCN9815-5

夕日が沈む太平洋が見えてきて、
ベイエリアに到着。
DSCN9817-5

サンフランシスコ湾の南。
DSCN9820-5
道路に灯がともる。

サンフランシスコに戻ってきました。

最後のひと頑張り。

しかし北の湖は惜しい。
再び哀悼の意を表したい。
合掌。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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