結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2007年11月27日(火曜日)

良いコミュニケーションは、受け手によって成立する

私は、毎日、ブログを書く。
私は、ずっと、文章を書いてきた。

自分の言葉、
自分の文体、
自分の考え。

それを、書いてきたつもりだった。

しかし、文章によるものであれ、
スピーチによるものであれ、
コミュニケーションとは、
受け手の存在によって成立するものだ。

ピーター・ドラッカー先生は言っている。

「聞く者がいなければ、コミュニケーションは成立しない」

読む人が存在しなければ、コミュニケーションは成立しない。

 

買い手がいなければ、
買い手が買わなければ、
商売は成立しない。

これとまったく同じである。

商売ならば、すぐに分かることが、
コミュニケーションとなると、
分かりにくい。

書けば、読んでくれる。
話せば、聞いてくれる。

そう、思い込んでいる。

しかし、受け手に受け入れてもらわねば、
コミュニケーションとはいえない。

もっとも、最初から受け入れようとしない者と、
コミュニケーションしなければならない局面が発生するが、
これはつらい。

しかしコミュニケーションに関して、4つの指摘がある。
第1に、コミュニケーションは受け手の言葉を使わねば、
成立しないこと。
あるいは、言葉の意味を、説明した上で、コミュニケートしなければ、
成立しない。

第2は、人間は期待しているものしか、受け付けない。
読んでも、聞いても、自分が期待していたもの、
あるいは期待の延長線上で、期待を超えるものしか受け入れてもらえない。

第3は、コミュニケーションは受け手に、何かを要求する。
したがって、受け手の価値観や要求と合致しない限り、
受け付けてもらえない。
抵抗にあうこともしばしばである。

そして第4に、コミュニケーションの内容、中身は、
あらかじめ受け手との間に、何らかの了解がなければ、
受け入れてもらえない。

 

勝利とは、自ら勝ち取るものではない。
たいていの場合、敵に恵んでもらうものである。

コミュニケーションも、自らつくりあげるものではない。
受け手によってもたらされるものである。
これが、大事。

 

昨日、とても良いコミュニケーションがあった。
明治乳業㈱リテールマーケティング部企画G課長中島聡さんとのコミュニケーション。
以前に一度、懇親パーティの席上でお会いしていたのだが、
直接、長々とお話しするのは初めて。
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しかし、私は、良いコミュニケーションが出来たと思った。

これは、中島さんが私にとって、
極めて良い受け手であったから。

共通項も多かったから。
ともに福岡出身であったこと。
ともに慶応義塾大学名誉教授の村田昭治先生の「村田番」だったこと。
ともに大学院で教鞭をとる同好の志であること。
ともに仕事人間であること。
そして価値観が共通するところが多かったこと。

コミュニケーションも、相手から授けられるものなのだ。

心より、感謝したい。

そして、この、心からの感謝は、
自分の周辺やコミュニケーションの受け手に対して、
常にもっていなければならないことなのだ。

<結城義晴>

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