結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2009年11月29日(日曜日)

ジジの試食[日曜版]

ボクは、
うとうと、
していました。
1
最近の定位置。
椅子のうえ。

ふと気がつくと、
なにか、届いたようです。
2
いったい、
なんでしょう。
3

届けられたのは、
ボクの食事。

「銀のスプーン」といいます。
ユウキヨシハルのおとうさんへ。
届けもの。
g
左の大きいのが、
ビスケット。
右上がゼリー、
右下が缶詰。

さて、どんな味なのか。
a
ビスケットのフクロを、
開けてもらいました。

ボクは、生まれたときから、
ビスケットしか食べません。
それも「シーバ」というブランドだけ。

ときどき、おとうさんがワインを飲むとき、
チーズをひときれ、もらってべたりしますが。

こんかいは、
おとうさんのすすめもあって、
新しい味を、
試食することにしました。

ボクは、いちおう、
新しいものには、
キョーミがあります。
b
ビニールのフクロを開けてもらったら、
新しいにおいが、してきました。

ちょっと、かんがえます。
1

試食しなければならないことは、
よくわかっているんですが。
2
すこし、まよいます。

ニンゲンもネコも、
食べることには、
「保守的」です。

「コンサバティブ」というそうです。
3

でも、おもいきって、
食器に、鼻づらをつっこむ。
4

「んー」
5

もいちど、鼻づらをつっこんで…。
6

「バリバリバリ」
7

もいちど。
8
「バリバリ」

「むむっ」
9

「バリ…バリ…」
10

「……」
11

「ああ、コンサバティブ!」
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「さて、さて、どうしたもんだ」
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「でも、ありがとうございました」
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「ごちそうさまでした」
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かくて、ジジの試食はおわりました。
スギヤマさん、ありがとう。

缶詰とゼリーは、
やはり「ノー」でした。

ビスケットは、
食べました。
シーバとの併用になるようです。

ジジは、保守的です。

生まれてこのかた、
ひとつのメニューしか食べたことがありません。
そのジジが新しい味を受け入れたことは、
かなり大きなチェンジです。

人間も、同じようなものかもしれませんが。

<『ジジの気分』(未刊)より>  

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