結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年03月10日(水曜日)

「2人のビッグセミナー」成城石井・大久保恒夫&結城義晴

商人舎主催「2人のビッグセミナー」終了。
ご来会の皆様、心より感謝申し上げます。

㈱成城石井社長の大久保恒夫さん、
素晴らしいご講義と質疑応答での丁寧なご対応、
ありがとうございました。

昨日は、東京お台場でも、
午後から霙混じりの悪天候。
それでも、私は、うれしかった。

ずっと主張し続けてきたことが、
大久保さんという経営者を通じて、
成城石井という会社で成し遂げられている。

㈱商業界社長を退任し、
㈱「商人舎」という社名の会社をつくったのも、
21世紀には「人」が主役になると考えたからだ。

2008年4月17日。
「商人舎発足の会」の記念講演で私は言った。

商いする店があった。
商いという業があった。
商いする人がいた。
 

いま、商いする店は変わった。
商いする業も変わった。
商いする人が変えたのである。
 

さらに、2010年に向けて、
21世紀という時代を見据えて、
商いする店が変わらねばならない。
商いする業も変わらねばならない。
そして何よりも、
商いする人が変わらねばならない。
 

成城石井は「人」を主体にして、
会社運営が設計されている。

そのことが、
今回の「2人のビッグセミナー」の基調となっていた。

雨にも負けず、霙にもめげず、
私はうれしかった。

そして、このセミナーが終わって、
どっと疲れがでた。

ブログの更新も夕方まで遅れた。
お詫びしたい。

さて、その「2人のビッグセミナー」。
会場は、お台場のタイム24の202号会議室。

タイム24の掲示板。
3月のこの時期は、やはりセミナーやイベントが少ない。

雨模様で3月とは思えないほど寒い中、
参加者が次々にやってきてくださる。
受付は商人舎チーフ・ディレクターの鈴木敏さんと、
エディター・スタッフの鈴木綾子嬢。
彼女は帰国子女。
商人舎の海外テキストの翻訳を一手に引き受けている。
助かる。
本当に感謝。

セミナー開始前のあわただしい中、
結城義晴はブログ記事の執筆。

午前中には東邦大学病院で診断を受けて、
ちょっとショック。

しかし、いよいよ「二人のビッグショー」のスタート。
テーマは「2010知識商人の経営の流儀」  

セミナーや講義がスタートすると、
俄然、人が変わる。
テンションが上がる。

第一講座は、
結城義晴の「2010年の情勢分析と『知識商人の流儀』」  
75分間で、2010年のメッセージを贈る。

結城義晴、熱がこもると、
上着を脱ぎ、身振り手振り。

大久保社長や第1回商人舎USA研修会の団長・たいらや専務の鈴木定男さんをはじめ、
皆さんが熱心に聞いてくださった。

ご清聴、心より感謝。

第二部は「大久保恒夫の『経営と仕事の流儀』」  
1時間50分、大久保さんは持論を展開。

トップマネジメントに大切なことは、
人とのコミュニケーションであり、人づくりである。
それが企業の数字を生み出す。
「人を数字で判断はしない」  
大久保さんは、きっぱりと言った。

「小売業の企業価値は、売り場である」  
これは、安土敏さんの考え方に通じる。
安土さんは、
「小売業の製品は店である」という。

私もまったく同意見。
だからプライベートブランドが隆盛ではあるが、
私は、こう言う。
「ストアロイヤルティがブランドロイヤルティに優先される」  

大久保さんは、語る。
「売り場がお客さまに満足されるようにするのは、働く人。
だから教育が何よりも大切」

教育には、金がかかる。
時間がかかる。
しかも成果は上がりにくい。  

即効性のある教育などない。  

しかし、教育によって、
人が変わり、売り場が変わり、企業が変わる。

大久保さんは、
小売業は自由裁量の領域が多い業種だという。
だから経営者や本部や上司が言っていることを、
どれだけ現場が実行できるかによって、
大きく成果が変わってくる。

現場がどれだけ実行できるかを、
「マネジメント・レベル」と言う。

マネジメント・レベルが高い状態をつくる。
そうすればすべてうまくいく。

高いマネジメント・レベルは、
いかにつくられるか。

それが大久保さんの「経営と仕事の流儀」。
存分に語られた。

会場には商人舎発足の会の発起人の皆さんも駆けつけてくださった。
㈱万代社長の加藤徹さん、
㈱スズキヤ社長の中村洋子さん、
国分㈱会長兼社長の國分勘兵衛さん。
皆さん、メモをとりながら真剣に聴講。

大久保さんの講義はわかりやすく、詳細。

コーヒータイムをはさんで、第三部は
大久保恒夫さんと結城義晴の徹底討論「2010年の行動の流儀」。
討論というよりも、インタビューのような雰囲気になった。

参加者からの質問も受ける。
次々に手が挙がる。
予算の作り方から、
社員のモチベーションのあげ方、
予算達成の秘訣まで、
テーマや関心は多彩。

大久保さんは丁寧に一つ一つ、答えてくださった。
ご満足いただけたと思う。

㈱八百民の平山幹人社長は午前中の商用中に連絡が入り、
急きょ、京都に舞い戻らなければならなくなった。
わざわざ会場まできて、謝ってくれた。
顔を見せてくれたことに感謝。

広島はこの日、大雪のため飛行機が欠航。
㈱マナ・ティーの山本学社長も、
来られなくなったと連絡が入った。
とても残念。
お二人とも熱い商人舎ファミリー。
またの機会にお会いしましょう。
ご一緒しましょう。

会場の後方では、商人ねっとの下山直美さんが
「CDオーディオセミナー」の広報・販売。
講義を聞いて、とても勉強になったとテキストを大事そうに持ち帰った。
勉強してください。

「ビッグセミナー」が終わると外は春の雪。
事務局打ち上げは近くのソバ屋で。

テレコムセンターは寒風。
でも充足感で、まさに心はHOT。

私は「商人舎」という会社をつくって、
ほんとうによかったと思っていた。

21世紀は知識商人の時代。
知識商人が増えれば増えるほど、
「商業の現代化」が近づいてくる。

成城石井には、次々に知識商人が育っている。

教育には、金がかかる。
時間がかかる。
それでいて成果は上がりにくい。  

即効性のある教育などない。

しかし、だからこそ、
若い「知識商人」をたくさん養成することは、
重要な仕事となる。

私は、それに一生を捧げる。

あらためて、そう決意した。

<結城義晴>  

東北関東大震災へのメッセージ

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結城義晴の著書の紹介

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