結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年03月04日(木曜日)

コーネル・ジャパン/ヤオコー狭山物流センターで大収穫

訃報をご報告しなければならない。

田村弘一さん。
㈱グリーンファクトリー社長。
元クイーンズ伊勢丹社長、パレ社長を歴任。
【日時】
通夜:3月7日(日) 午後6から
告別式:3月8日(月) 午前11時から
【場所】
観音寺
東京都国分寺市西町2-27-8
電話:042-572-3225
【喪主】田村紘子様

平塚萬さん。
㈱商業経済新聞社元社長。
【日時】
通夜:3月7日(日) 午後6から
告別式:3月8日(月) 午前10時30分から
【場所】
舟渡斎場
東京都板橋区舟渡4-14-6
電話:03-3967-6420
【喪主】平塚啓子様

太田清さん。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科教授。
【日時】告別式は3月6日(土)11時から12時まで
【場所】セレモホール大野屋
(横須賀市追浜町2-64-7・電話046-861-5353)
【喪主】太田健男様

謹んで哀悼の意を表し、
ご冥福をお祈りいたします。

昨日から、埼玉県川越市。
コーネル大学RMPジャパン3月講義。
ところはヤオコー狭山物流センター。  

その会議室。

3月は、情報と物流がテーマ。

最初の講師は、㈱プラネット社長の玉生弘昌さん。
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ここのところ、このブログの常連。
だからプラネットのことは、常連読者にはご理解いただいている。
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今回の玉生さんの講義は、
「企業を襲うITの津波」から始まって、
「流通業界におけるネットワーク」の全体整理。
そして流通ネットワークは、
EOSからスタートし、
EDIへ進み、
CRP、CPFRへと進化する。
この進化が、実に丁寧に分かりやすく解説された。

EOSはエレクトロニック・オーダーリング・システム。
オンライン発注システム。

EDIはエレクトロニック・データ・インターチェンジ。
電子的データ交換取引。

CRPは、コンティニュアス・リプレニッシュメント・プログラム。
連続自動補充システム。

CPFRは、コラボレーティブ・プランニング・フォーカスティング・
アンド・リプレニッシュメント。
協業的予想補充計画。

さらにe‐マーケットプレイスとなる。
いわゆる電子市場。
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玉生さんは、「取引総数理論」を用いて、
卸売業の貢献や役割を説明し、
そのコスト構造を理論化した。
そのうえで、「システムは共同で、競争は店頭で」の持論を展開。
最後に、コンピュータのレガシー問題を提起して講義は終わった。

いい講義だった。

第2講は、コンサルタントの臼井秀彰さんが講師。
テーマは、「スーパーマーケットのロジスティックス問題」
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ロジスティックス戦略の要諦を整理し、
卸売業者と物流業者のメリット・デメリット、
そしてディストリビューションセンターと、
トランスファーセンターの役割を明確にして、
そのメリット・デメリットの整理を試みた。
最後はセンターフィー問題への鋭い提起をして、
講義終了。

これまた、いい講義だった。

第3講義以降が、ケーススタディ。
ヤオコーのロジスティックス。

冒頭に、ヤオコー顧問の大塚明さんから基本ポリシーのレクチャー。
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ヤオコーのロジスティックスは、
「営業」の一環である。
ロジスティックスが、品質を向上させ、
売上げをつくり、利益を生み出す。
利益を創造することが「営業」である。

ヤオコーの物流担当と、
グロッサリーセンターを委託された伊藤忠食品担当者、
全員がまずは紹介された。
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次に、ヤオコーの物流センターの変遷と、
EDI化の歴史が解説された。

ヤオコーには、グロッサリーセンターとチルドセンターがある。
それぞれに歴史がある。
現在、前者は狭山と千葉に、
後者は狭山、千葉、伊勢崎にある。

店舗数が増えるに従って、センターは規模拡大し、
センター拠点数が増え、
EOSからEDIへ、そして伝票レスへと、
進化した。
そのプロセスが、わかりやすく説明された。
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さらにセンターの概要や、
発注から入荷までのタイムフローの説明。
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店舗とセンターのスケジュールや、
それぞれのセンター内での流れなどの解説。
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いよいよ、視察。
こちらはチルドセンター。
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こちらがグロッサリーセンター。
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2階の在庫ストックスペース。
在庫は、現在、6日間分。
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ケースには商品情報のシールが貼られ、
伝票レス。

ピッキングエリアのコンピュータ。

そしてトートボックスを乗せたカート。

非常に軽いカート。
これを押しながらピッキングしていく。

カートの腰のあたりにデジタル掲示があって、
矢印が出る。
するとそのケースにその商品を入れる。

トートボックス。
店別ピッキングが行われる。

ピッキングの棚には、
ボール単位、8個単位など、
単位別に商品がバラで陳列されている。

2階から1階へと、
ベルトコンベアが連なる。

2階の在庫スペース。

こちらも在庫スペース。
ヤオコーの常温センターは、
在庫型とスルー型の併用。

どの部門を在庫型のDCにするか、
どのカテゴリーをスルー型のTCにするか、
長く思考錯誤が続いた。
その結果、現在の方式に落ち着いた。

そして1階の仕分けレーン。
店別に自動仕分けされ、
それがカートラックに積まれる。

仕分けレーンのエンドのところ。

商品量の多い店は長いレーン。

カートラックがずらりと並ぶ。

最後は人力。
チェックとラックへの積み上げ。

そしてトラックへ。

センター内をフォークリフトが動き回る。

パレットを回収しているところ。

グロッサリーセンターを視察し、
今日の研修は終了。
センター入り口には「メールバッグ」が並ぶ。

商品と一緒に、各店別に情報が届けられる。

ヤオコー狭山センターの皆さんに心から感謝しつつ、
夕食会場へ。
恒例の「サイボク」。

玉生、臼井両先生も視察には同行いただいて、
玉生先生がご挨拶。

そしてサイボク名物の焼肉とトンカツで乾杯。

大塚さんが、焼きそばを焼いてくれた。
ことのほか美味に感じた。

コーネル・ジャパン恒例となったヤオコー狭山センター研修。

今回も収穫は大きかった。

全ての人に、心から感謝。

<結城義晴>  

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