結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年03月16日(火曜日)

テレビ朝日『報道ステーション』のインタビューで「日本百貨店120店説」を展開

鳩山邦夫自民党離党。  

鳩山由紀夫内閣がちょうど半年を迎えるときに、
「お騒がせな弟」よ。

しかし、日本に二大政党制は、
育ち、根付くのだろうか。
「複占の理論」を標榜する私だけに、
政治の複占にも関心がある。

自民党の一党支配から、
民主党との二大政党制に移行したかと思ったら、
本来、野党として、
もっと生き生きとのびやかに活動してよいはずの自民党が、
保守的な組織体質を露呈し、
内輪もめ、内紛、分裂。

朝日新聞の世論調査では、
民主党の支持率も32%。
発足当時は、71%だったから、
半減どころではない。

日本の政治に芯のようなものがないのは困る。

二本の芯があって、
それが互いに他方をけん制しつつ、自らを省みて切磋琢磨する。
これが二大政党制のメリット。

いわば、論理的な政治となる。

我々日本人に、論理性がないのかと思うと、
大いに困惑してしまうが、
ここは、感情や、情勢の読みや、自分の欲得を排除して、
論理でものを進めてほしいものだ。

政治はマーケティングではない。  

もちろん本来のマーケティングは、
極めて論理的なものだが。

さて昨日は、一日、横浜の商人舎オフィス。
午後から、テレビ朝日のクルーが訪れた。
古舘伊知郎の『報道ステーション』からのインタビュー。  

インタビュアーは、大木茂生さん。
㈱テレビ朝日報道局「報道ステーション」ディレクター、オフィス論所属。

「変わり行く有楽町」という企画趣旨で、
有楽町西武の年内撤退を機に、
百貨店はどうなるのかという内容。

ライトが照らされる中で、
このブログで書いている持論を展開。
カメラが回されると、やはり緊張。

20分ほどの収録と聞いていたが、
フィルムを何度も入れ替えながら、
1時間半ほどインタビューが続いた。

業態のライフサイクルと「百貨店120店説」。  
ちょっと辛口になったかもしれないが、
テレビだから、無難に納めてくれるだろう。

本来、もっともっと激辛の考えをもっているのだが、
そこからみると甘口だったかもしれない。
だとすると、面白みに欠けるから、
辛口のところを採って編集するかもしれない。

あとはお任せ。
もちろん、収録だけで、
お蔵入りになることもある。

雑誌はわかるが、テレビはわからない。

10年ほど前に、
「ワンダフル」という生番組に出たことがあるが、
これは同時放映だから、お蔵入りはなかった。
辺見えみりと白石美帆が司会の30分番組だった。
あの時は、セブン‐イレブンとドン・キホーテを材料にして話した。

カメラが停止されて、一気にリラックス。

放映は来週の予定。
あくまでも予定。

大木ディレクターには、こころから感謝。

頭のいい人だった。

さて今日、私は、
成田からアメリカ・アリゾナ州に発つ。  
昨年は、3月17日の出発だったから、
1日だけ早い。

しかしもう、3月の渡米は恒例のものとなった。

立教大学大学院の講義は春休みで、ない。
コーネル大学ジャパンの講義は毎月、第1週か第2週なので、
これもない。

非常勤の取締役や顧問をしている会社の役員会などは、
月末なので、これもない。

とすると、3月中旬のこの時期は、
私の海外出張最適シーズンとなる。

だから、商人舎の視察ツアーにしなくとも、
私にとっては勉強と調査の期間として大切な時。

今回は「Hotコース」として、
もっとも熱いエリア、熱い企業、熱い店舗を、
訪れる。

毎回、アメリカに旅立つときには、
妙な緊張感が生まれる。

勝海舟や福沢諭吉、坂本竜馬が、
咸臨丸に乗り込んで亜米利加にわたった時の緊張感。

そんな大袈裟なものではないが、
その何百分の一くらいの緊張感が、
私にはある。

この感覚が、今でも、
学びの姿勢につながっている。

私は、アメリカから学びたいと、
切実に思っている。
そんな自分を自覚している。

もちろん学んだら、
それを咀嚼して、
日本に持ち帰る。
日本で役立てる。

この心意気は、海舟・諭吉・竜馬と同じ。

明日からのアメリカ報告。
ご期待いただきたい。

では、いざ。

<結城義晴>  

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
商人舎 流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人

東北関東大震災へのメッセージ

ミドルマネジメント研修会
商人舎ミドルマネジメント研修会
海外視察研修会
商人舎の新刊
チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.