結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年04月09日(金曜日)

コーネル・ジャパン、サミット権太坂店の作業システムに感動する

「たちあがれ日本」  
平沼赳夫・与謝野馨両代議士を中心とした新党。

朝日新聞がその党名を決める議論を報告している。

「ありがとう日本」
「サムライ日本」
「頑張れ日本」

その中から石原慎太郎東京都知事の案で、
「たちあがれ日本」に決定。

石原さんの文学者センス(?)を活かしたとか。

しかし、とても立ち上がれそうもない党名だ。

こちらは屹立し、飛躍する。
コーネル大学RMPジャパン。  

第二期7回目の講義は、
サミットでオペレーションシステムを学ぶ。
その第二日目。

サミット権太坂スクエア店。

午前8時前に集合し、同店休憩室。

サミット㈱常務執行役の工藤静夫さんが、
どんどん仕切ってくださる。
3班に分かれて、見学し、
説明を受けることになっている。

8時に、店舗のレジ前に全員集合。

挨拶と紹介。

説明はサミット㈱店舗サポート部の面々が、
担当してくださる。
店舗サポート部は、
営業本部長である田尻一社長の直轄部門。
その店舗サポート部は三つに分かれていて、
その第一の機構が生産性向上推進グループ。

右から、
生産性向上推進グループマネジャーの赤迫伸一さん、
店舗サポート部マネジャーの増田七延さん、
生産性向上推進グループグロサリー担当の磯川雅樹さん、
同総菜部門担当の坂英明さん、
同精肉部門担当の吉田暁さん、
同鮮魚部門担当の奥田貴さん、
同青果部門担当の椎名跣さん。

朝8時の鮮魚の冷蔵ケース。
商品が何も並んでいない。

店舗奥主通路には、
センターから納品された商品が、
カートラックに積まれて並んでいる。

惣菜コーナーの冷蔵ケースもガラガラ。

これが午前8時の段階。
あと2時間で、この売り場が埋まってゆく。

我々は全員がキャップをかぶり、見学開始。
私は第1班に同道。

まずは青果部門から。
椎名さんから青果部門の説明が始まる。

サミットの作業は、作業割り当て表によって、
あらかじめひとりひとりの作業が、
前日から決められている。

パートタイマーおよび一般社員は作業者に徹する。
部門責任者がその段取りをする。
作業者は走り回ったり、歩き回ったりすることはない。
朝のこの時間は陳列作業に専念する。
だから生産性が上がる。

青果売り場では、
サブチーフの陳列作業が開始している。

話もせず、動きもせず、
一定の場所で、決められた作業に専心する。
実に静かな売場作業。
それがサミットのオペレーションの特徴だ。

青果の作業場、冷蔵庫を見て、
説明を受けた後、
鮮魚のバックヤードに入り、
レイアウトと作業についての詳細な解説を聞く。

店舗サポート部の奥田さん自ら説明してくれる。
作業者は、できる限り動かない。
そのためにハードウェアが整い、
カートや備品が周辺に用意されている。

トレイは、作業台の上の棚に、
頻度の高いものがいちばん手に取りやすいように、
並べられている。

これらの設計をするのも、
生産性向上推進グループの役目。
彼らは常に改善を考え、社内に提案し、説明する。
だから私たちへの説明も、実に適切。

鮮魚部門のバックヤードは、
向かい合った調理台が2セット。
そして冷蔵庫・冷凍庫。

作業スペースと動線が白線で区切られている。
ハードウェアが整っているから、生産性は上がる。

スーパーマーケットの生鮮バックヤードは、
メーカーの工場そのものである。
サミットのバックヤードは、
この哲学に貫かれている。

精肉のバックヤードでは吉田さんが解説。

一人の作業者には、左サイドの5段カート、
右サイドの8段カート、
調理作業台の下のゴミカートが、
きちんと配置されていて、
調理作業に必要なものを取りに動く無駄が
出ないように設計されている。

見学をしている間も、
黙々と商品化作業は続く。

惣菜のバックヤードの説明は坂さん。
サミットのスタッフの皆さんの説明は、
きびきびしていて気分がいい。

惣菜バックヤードは二つに分かれている。
弁当・惣菜作業場と寿司作業場。

弁当の盛り付けは、
棚に貼ってある目の前の作業指示書にそって、
着々と進められている。

作業指示書をつくるのが部門責任者の重要な仕事。

最後は磯川さん。
グロサリーとデイリーの作業説明。

納品口から搬入された商品がズラリと並び、
陳列されるのを待つ。
定位置定管理が徹底されている。

店舗グロサリー部門は約5割の売上げを稼ぐ。
しかし人件費は少ない。
だから人時生産性は4万7000円にも跳ね上がる。
サミットのこの部門は、
完成されたオペレーションである。

店舗の4部門の解説を受けつつ見学をしていると、
時間はあっという間に過ぎる。

朝9時45分、
コーネル・ジャパンの見学者一同注目の中、
レジチェッカースタッフの朝礼開始。

挨拶のあと、6人が二人ずつ向き合い、
お互いに指さし確認で服装をチェック。

姿勢をただし、確認事項を聞く。

そして「礼」
「ありがとうございます」

昨年の松戸店でも私は感動した。
声のリズム、姿の良さ、心の一致。
サミットの朝礼には様式美ともいえるものがある。

しかしそれは形式ではない。
毎日の繰り返しのトレーニングが、
スピード感をつくり、
それが人を感動させる様式を築き上げる。

「緊張しました」と、
笑顔で語るレジチーフの「えのもと」さんだが、
見ている者からは、
決して緊張など感じられなかった。

開店10分前の鮮魚売り場。

精肉売り場もご覧の通り。

惣菜売り場の寿司コーナーでは最後の品出し作業。

弁当コーナーにはすべての商品が並ぶ。

揚げ物コーナーもご覧の通り。

1時間50分前と比較してほしい。

グロサリー売り場では最後のチェック。

通常は、この時間帯に、
各部門チーフが品切れチェックをし、
開店直前に店長が、
全売り場の100%品揃えが済んでいるかを点検する。

チーフは監督者、
店長は管理者の目で、
ダブルチェックがなされることになる。

朝8時からのサミットのLSP視察を終え、
10時、一同、勉強会場のホテルへと向かう。

これから、伊勢佐木モールの会議室で、
作業システムとレイバースケジューリングに関する
レクチャーと討論が始まる。
乞う、ご期待。

今日は、ここまで。

サミット権太坂スクエア店の皆さま、
サミット㈱店舗サポート部の皆さま、
ご協力心より感謝いたします。
ありがとうございました。

<まだまだ、続きます。結城義晴>  

2010年04月08日(木曜日)

コーネル・ジャパン、まるごとサミットで作業システムを学ぶ

コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン。
日本の食品産業と食品小売業の産業内大学を標榜して、
第二期の7回目の講義に入った。

第7回目は、オペレーションシステム編。

「組織は戦略に従う」  
(アルフレッド・チャンドラー・ジュニア)  

まったく同様の思考法で、
「作業システムは戦略に従う」  

横浜・伊勢佐木モールのはずれにあるセミナー会場。
まず、副学長の挨拶と今回の趣旨説明。

第二期生に第一期生からの参加もあって、
盛況の講座となった。

先月のロジスティックス&情報システム編は、
ヤオコーとロヂャースの視察実習が中心だった。

今回は、荒井伸也首席講師と高野保男講師、
そしてサミットでの視察、サミットからの解説で、
トータルに学ぶ。
荒井先生、高野講師もサミットご出身だから、
「まるごとサミットに学ぶ」の体。

まず、第1講座、第2講座は、
高野講師の「作業システムの概要」。

高野さんは、サミット取締役を退任して、
現在、超多忙のトップコンサルタント。
サミット時代に、
同社のレイバー・スケジューリング・プログラムをつくった。

その根本的な考え方と具体的なシステム構築の方法論が、
わかりやすく展開された。

サミットも高野さんの理論も、
1日のオペレーションを5つに区分する。

①朝一作業
②朝二作業


そして③午後一作業
④午後二作業
⑤閉店作業  

作業の基準を決め、作業の区分をつくり、
作業量と作業時間を科学的に算出する。
そのうえで、調整時間を入れ、
作業と作業者と作業時間を合理的に割り当てる。

したがって、作業改善や生産性の向上が、
逐次、可能となる。

何よりも、売り場が安定する。

私は、もう30年ほど前に、
アメリカのロサンゼルスで、
「ラルフの24時間」という取材をした。

その時にも、時間区分を重視した。
①ミッドナイトオペレーション1
②ミッドナイトオペレーション2
③開店前オペレーション
④開店後オペレーション
⑤デイタイムオペレーション

ラルフは、午前7時までに100%の品揃えを終えると、
あとはほとんど売場に手をつけない。
商品がどんどん売れていく。
だからデイタイムオペレーションは、
年商70億円の店にも限らず生鮮部門ごとに、
一人ずつのパートタイマーで遂行されていた。
グロサリーは、アシスタントマネジャーが、
売場の維持管理を兼ねて監督し、
パートタイマーが売れた後の段ボールケースを、
片づける作業に専念していた。

そんな区分だったと思うが、
サミットも高野さんも、基本は同じ。
それを日本のスーパーマーケットとして、
完成の域に導いた。

高野さんのレイバー・スケジューリングは、
トヨタのカンバン方式と全く同一の思想である。

高野さんの講義が、3時間(180分)。
次は、荒井伸也首席講師の「ストアマネジメントシステム」。

「スーパーマーケット原論」の一つの章として、
「ストアマネジメント」が位置づけられている。

スーパーマーケットの構造、
店長の役割、
部門チーフの役割、
部門間の応援、
レイバー・スケジューリングの考え方が、
荒井先生の整理で、見事に描きだされた。

私がとりわけ印象に残ったのは、
「店長は管理者、部門チーフは監督者」という表現。
チーフは作業の監督者であって、
その作業が組み合わされて売り場がつくられる。
店長は、人と作業と売場の管理者である。

だから「店長は効率を求め、チーフは能率を求める」

ストアオペレーションのカギを握るのは店長である。
「店長は、チーフからみると本部の代弁者、
本部からみると店の代弁者」

荒井先生の講義が終わると、
サミット権太坂スクエア店に移動。  

私、2008年1月18日、21日と、
このブログで、この店のレポートを書いている。
⇒  
(比較して読んでいただくと理解は深まる)  

バックヤードの休憩室で、
サミットの皆さんを紹介。

注意点など確認して、
夕方のピークタイムの店舗をチェックする。

バックヤードも整理整頓が行き届いている。

青果部門のフロントに筍の島陳列。

サミットは全店で青果が強いし、
この店も同様。
11.4%の売上高構成比。

果物の立体陳列も見事だ。

この売場が、
レイバースケジューリングプログラムによって、
実現され、監督・管理されている。

島陳列の売り場。
下段は新玉ねぎの箱売り。

夕方、6時ごろ、青果部門は補充陳列作業を続けている。

レタスの補充陳列。

ミニキャリアに載せた商品を取り出して並べる。

作業基準ができていて、
それを習得した作業者が、
淡々と作業する。
これによって、サービス残業もなく、
異常なことも起こらず、
顧客にとっては、
安心して買いやすい売場が出来上がる。

ニラの補充陳列。

売り場を適正の状態に維持するために、
青果部門はこの時間帯にも、
補充作業が組み入れられている。

ジャスト・イン・タイムでの補充が、
サミットの考えるスーパーマーケットの生命線である。

全店で「63円セール」が展開されている。

サミット創業の1963年にちなんだ創業祭。

鮮魚部門も品揃えは、ピークになっている。

鮮魚部門は9.3%の売上高構成比。

刺身3点盛り、598円。
「毎日が超特価!」

ほぼ正方形の店舗奥主通路沿いには精肉部門。
この部門が店全体の回遊性と買いやすさを左右させる。

精肉部門の売上高構成比は11.6%。

精肉は用途別と畜種別のミックスで組み立てられている。

その焼き鳥売り場。

店舗中央をオープン冷凍ケースが走る。
その冷凍食品売り場への補充陳列。

半額セールで、インパクトを与えている。

デイリー部門は20.6%と高い構成比。
加工食品が27.9%ともっとも高いが、
この2部門で48.5%。

生産性の高い部門。

この店舗の特徴だが、
カートで買い物する顧客が実に多い。

店にとっても、顧客にとっても、
非常にいいこと。

店全体の設計や陳列が、
カートショッピングに適しているから、
必然的にカートを使用する顧客が増える。

店舗右翼には惣菜部門が設けられている。
その筆頭が寿司。

惣菜は7.5%の構成比。
そしてこの時間帯の主役売り場でもある。

左翼の青果と右翼の惣菜。

両極が魅力的だから、
顧客はカートで全店を回遊する。

弁当も充実。

惣菜売り場にも焼き鳥がある。
焼き鳥は夕食のおかず。

最後に、ベーカリー。
売上構成比1.9%。
この時間帯に焼き立てのパンを提供。
これが重要。

権太坂スクエア店は、売り場面積754坪。
バックヤード面積368坪。
年商30億9000万円。
社員24名、パートタイマー70.5人。
アイテム数1万1929SKU。

そして冷蔵冷凍ケース数174台(6尺換算)、
ゴンドラ411.5台(こちらは3尺換算)。

いい店だ。
こんな店が近くにあればいいと、
素直に思う。

ここで、明日、
レイバースケジューリングの神髄が解明される。

バックヤードで、
お世話になった皆さんと写真。
右から常務執行役広報室・営業企画部担当の工藤静夫さん、
店長の寺田敏行さん、
第10ブロックマネジャーの福永智さん、
広報室マネジャーの清水則久さん。

そして高野講師と私。

今回も日本の食品小売業産業内大学に対して、
サミット㈱から大きな貢献をいただいた。

心より感謝するとともに、
この功績は後世まで確かに伝えられるし、
さらにサミットの発展にコーネル・ジャパンも、
貢献させていただかねばならないと考えている。

<明日につづきます。結城義晴>  

2010年04月07日(水曜日)

牛丼値下げ合戦と「業態からフォーマットへの細分化展開」とユニークな経営戦略

2010年桜シリーズ第7弾。

まあるい桜の木。
これもいいですね。

今日から、牛丼値下げ合戦。  
吉野家が並盛380円を、270円に下げれば、
松屋は、320円を250円に。
ゼンショーのすき家は、
一部店舗で280円を250円に値下げする。

私は、こんな時、必ず、試してみる。
この商品、この値段で、
客としてベネフィットは高まったか?

皆さんも、どうぞ。

顧客のベネフィットがそのままで、
顧客のコストが下がるのならばいいのだが、
コストは下がっても、
ベネフィットも下がっていたら、
顧客価値は、変わらない。

何らかの変化がある時、
何らかの動きがある時、
尺度をもっていなければ、
妥当な判断はできない。 

昨日、決算発表した吉野家ホールディングスが仕掛けた。
その決算は、89億円の連結最終損失。

ただし、その前にすき家が昨年12月に、
並盛280円で先行。
それへの対抗策。

吉野家が270円ですき家をくぐったから、
すき家、松屋は250円とした。

なりふり構わぬ値下げか。
計算のもとの周到戦略か。

それも食べてみなければ話にならない。

さて、次々に決算発表と政策公開。

外食産業では、サイゼリヤが過去最高の最終純益。
低価格イタリアンレストラン・チェーン。

スーパーマーケットでは、
ヤオコーが18期連続過去最高営業利益をはじいた。

ショッピングセンターの開発運営のイオンモールは、
9期連続で過去最高純利益。

いずれも、頑固なトップマネジメントが、
ユニークな経営戦略を採り続けて、
この不況の中で好成績をあげた。

「ユニークな経営戦略」こそ、
いま、重要なポイントだ。

「ユニークな営業戦略」は、
すぐにユニークではなくなる。  

真似しやすいからだ。

ユニークな経営戦略は、
真似をしようとしても、
時間がかかる。

ファミリーレストランは、
業態として確立し、
多くの企業が参入した。

しかし、サイゼリヤは、
その業態をさらに分化させて、
価格戦略を優先させ、
同時に商品調達システムも、
時間をかけて、築いてきた。

だから他に類例は見られない。

ヤオコーは、企業理念と商売のコンセプトを明確にし、
そのうえで独特のライフスタイルアソートメントを構築し、
教育システム、マーチャンダイジングシステム、
ロジスティックシステムなど、
トータルシステムを確立してきた。

イオンモールは、これはもう、
ショッピングセンターのディベロッパーとして、
日本唯一、日本最大。
オンリーワン&ナンバーワン。

だからイオンの総合スーパー・ジャスコは惨憺たる成績だが、
イオンモールは売上高前期比6%プラスの1389億円、
純利益218億円の2%プラス。

さて日経新聞の「消費面」は面白いし役に立つ。
ビジネスの視点からの取材・編集だからだ。

「消費の現場」のコラムでは、
エコス新治SC店に「tonya(問屋)モール」の記事。

トップの「知りたい価格」コーナーでは、
イトーヨーカ堂とダイソー、キャンドゥの100円ショップの価格比較。

さらにコロワイドやサッポロライオンの居酒屋で、
「昼の宴会」需要を掘り起こした事例報告。

こんなことが、編集されている。

一方、朝日新聞は「生活面」をつくっている。
こちらは、生活者の視点から取材・編集。

前にもこのブログで指摘したが、
日経は「経済面」のほかに、
「企業総合面」「企業1面」「企業2面」
さらに「新興・中小企業面」に分化されている。

朝日新聞は「経済面」のみ。

業態のファミリーレストランと、
それを細分化したフォーマットのサイゼリヤ。  

業態のスーパーマーケットと、
それを分化させ特徴を構築したヤオコー。  

顧客には、どちらがわかりやすくて、役に立つか。

さて、昨日は、新神戸からポートアイランドへ。
神戸ポートピアホテルで、
全国調理食品工業協同組合の近畿ブロック会総会・研修会。

同組合は1955年(昭和30年)日本佃煮工業協同組合として発足し、
1971年(昭和46年)全国調理食品工業協同組合と改称。

6月29日を「佃煮の日」として、
共同キャンペーンを展開している。

私の役目は研修会の特別講演講師。
テーマは「食品流通業の変化とイノベーション」  

小売業も製造業も、
細分化されたマーケットごとに、
寡占から「複占」に至る。

その中で商品は、
コモディティとノンコモディティに分化される。

コモディティ重点型の企業と、
ノンコモディティ重点型の企業に分かれてくる。

私の持論を丁寧に展開した。

さらにプライベートブランドの趨勢と、
「商品を開発し、利益を上げるための考え方」。  

最後はイノベーション。

1時間半の予定が、質問への回答を含めて、
1時間50分ほどになった。

ご清聴を感謝したい。

調理食品工業協同組合といっても、
佃煮と煮豆の製造卸の組合からスタートしている。

「蛻変」が必要な企業もあれば、
ノンコモディティ重点で本物の手づくり商品を提供し続けることが良い企業もある。

もちろんベーシック商品のマーケットシェアを高めて、
高収益を上げていくことが良い企業もある。

「ユニークな経営戦略」こそ、
この組合メンバーにも求められている。

講演会の後は、ホテル29階の中華レストランで懇親会。

近畿ブロック会会長の㈱小倉屋柳本社長の柳本一郎さんと写真。

お世話になりました。

フジッコ㈱社長の福井正一さんや㈱廣川社長の廣川雅英さん、
㈱野村佃煮代表取締役の野村憲司さん、前島食品㈱社長の川井功一さん。

関西の佃煮や煮豆、惣菜メーカーのトップの皆さんとの交流。
勉強になったし、楽しかった。

ポートピアホテル29階からの神戸の夜景も、
美しかった。

<結城義晴>  

[追伸]
結城義晴著『小売業界大研究』(産学社刊)への購買お申し込み、
多数、お寄せいただいております。
心より感謝申し上げます。 (㈱商人舎スタッフ一同)

まとめ買いのお申し込みは、
お問い合わせは、
以下へお願いいたします。
電話 045-350-6651
Fax 045-313-1261  

メールでのお問い合わせは、
info@shoninsha.co.jpまで。

このページからのお問い合わせは、
ここをクリックしてください。
㈱商人舎 

2010年04月06日(火曜日)

セブン-イレブンの「エコストア」と「ワンアジア財団」と『小売業界&物流業界大研究』

2010年桜シリーズ第6弾。
[これも姉ヶ崎]  

桜の森の満開の下」  
坂口安吾だが、現在はネットで読むことができる。
変な時代だ。
安吾が生きていたら、
小躍りして喜ぶに違いないが。

今日の日経新聞一面トップ記事は、
「セブン-イレブン」省エネ店舗世界に2万店  

同社が「環境配慮型店舗」すなわち「エコストア」の、
国際標準店を開発していることをスクープ。
5年後に世界全店の約40%、2万店をエコストア化する。
国内は5000店が目安。

このエコストアは現在の店舗投資額より20%ほど高くつくが、
店舗段階の消費電力を約30%削減し、
同時に内装・外装資材の一括購入で店舗コストを抑え、
現在の既存店と同等の投資で済むという設計思想をもつ。

LEDの看板・店内照明、
冷凍機の廃熱利用の給湯設備、
太陽光パネルによる発電、
一部店舗では電気自動車用の充電器も装備する。

もちろん二酸化炭素削減をはじめとした環境対策によって、
21世紀型の「エコ・コンビニ」が誕生することになる。

アメリカのウォルマートは、積極的にエコストアをつくっている。
それを企業のミッションにしている。

現在世界16カ国に3万7500店をネットワークするセブン-イレブンは、
世界最大のブランチを持つ企業。

私の単行本『小売業界大研究』のプロローグは、
ウォルマートとセブン-イレブンとウェグマンズで構成されているが、
前二者が「エコストア」開発の先鞭をつける。

業界発想だけではなく、
全産業を先導するくらいの視点で、
開発を進めてもらいたいものだ。

さて昨日は、午前中、
一般財団法人ワンアジア財団の理事会・評議員会。
私、昨年12月からこの財団の評議員に就任した。

一般財団法人ワンアジア財団    
One Asia Foundation

この財団の理念は定款の第1条に記されている。

「この法人は、将来に向けたアジア共同体の創成に、
寄与することを目的とする」  

「そのために、アジア各国の幅広い経済・教育・文化交流、
及び市民交流等を通じて、
共通の価値観を醸成するとともに、
アジア各国市民の相互理解及び交流促進に向けた活動を行う。」

「なお、この法人に参加するものは、
この法人の次の3つの活動原則を遵守するものとする。
①民族・国籍を問わない。
②思想・信仰・宗教を拘束しない。
③政治に介入しない。」

㈱ダイナムホールディングス社長の佐藤洋治さんが、
私財89億円分の株式を寄付して、
活動が開始された。

理事長は佐藤洋治さん。

アジア各国に共同体創成に寄与する団体が発足しつつある。
現在は、東京、大阪、ウランバートル、
ソウル、北京、バングラデッシュに、
それぞれワンアジアクラブが立ちあがって、
活動しつつ、互いに交流しているが、
この財団はまずこういった団体を、
アジア各国に発足させることを助成する。

さらにアジア各国の大学または担当教授への助成もする。

奨学金制度をつくり、
学術・芸術・スポーツ、文化交流の助成もする。

年間に2億5000万円強の予算を組んで、
積極的な活動に入る。

その後、横浜の商人舎オフィスに戻って、仕事。
間もなく、編集者の二宮護さん登場。
続いて、産学社の新垣宜樹さんも参上。

二宮さんは、3月に『物流業界大研究』を上梓した。
私は、4月に『小売業界大研究』。
ふたり並んで、セットです。

共に産学社刊。
担当編集者が新垣さん。

このブログでは何度も紹介しているが、
二宮さんは、私の大学時代からの親友。
一つ年下だが、
9月2日生まれと誕生日が一緒。

最初に会ったときから、予感がした。
「これは一生ものだ」
その通りになっている。

私の最初の単行本『メッセージ』の編集も二宮さんが担当。
今回の本も、二宮さんが編集してくれた。

そのうえで、自分でも書いてしまった。

『物流業界大研究』の章立て。

Chapter1 物流業界の基礎知識
Chapter2 物流業界の実力地図
Chapter3 物流業界の歴史
Chapter4 物流業界の最新動向
Chapter5 物流業界の主要企業
業界を牽引するリーディング・カンパニーのプロフィール
Chapter6 物流業界の仕事と採用   

このうち第5章に登場する企業がすごい。
陸運は、日本通運(日通)、ヤマトホールディングス(ヤマト運輸ほか)、
SGホールディングス(佐川急便ほか)、セイノーホールディングス(西濃運輸ほか)。
鉄道輸送は、日本貨物鉄道(JR貨物)、
海運は、日本郵船(NYK)、商船三井(MOL)、川崎汽船(〝K〞ライン)。
そして倉庫は、三菱倉庫、住友倉庫、三井倉庫。
倉庫業界は財閥系が占めている。
その他として、山九と日立物流、近鉄エクスプレス。

地味な業界だが他産業のインフラを構築し、
同時に宅配便などは市民生活のインフラを形成している。

それが丁寧に丁寧に調べられ、書かれている。

この本も、書店の「業界もの」「就活もの」のコーナーに並んでいる。

是非の、ご愛読を。

もちろん『小売業界大研究』もお忘れなく。

その後、㈱ロジスティック・パートナー社長の松見浩希さんが加わって、
懇親会。
松見さんは「流通ニュース」および「Lニュース」の編集発行人。

「流通ニュース」はご存知、流通情報を発信するウェブサイトで、
現在、月間100万ページビューを超える業界最大サイト。

「Lニュース」のLは「ロジスティックス」の略。
すなわち「物流ニュース」のこと。
こちらも月間65万ページビューを超える最大サイト。

流通ニュースと物流ニュースを編集発行する松見さんと、
『小売業界大研究』の結城、『物流業界大研究』の二宮。

よくできた取り合わせ。

話もどんどん弾んだ。

特に松見さんが、うれしそうだった。
私との話は、「流通」に特化していくが、
二宮さんが入ると、「物流」にも話題が及ぶ。

もともと松見さんは、物流業界の専門ジャーナリスト。

そばで聞いていた新垣さんも、にんまり。

松見さんが昭和30年の早生まれ、
二宮さんは昭和28年9月2日生まれ、
私が昭和27年の9月2日生まれ。

学年でいえば、1年ずつ違う。
55歳、56歳、57歳。

だから、話題がことごとく噛み合う。

楽しい夜だった。

ありがとう。

<結城義晴>  

2010年04月05日(月曜日)

『小売業界大研究』の類書にない特徴と今年の新人のタイプ「ETC型」

2010年桜シリーズ第5弾。
千葉県・姉ヶ崎の桜。

[ダイナム・マスターズにて]

Everybody! Good Monday![vol14]
2010年第14週、4月第2週の始まり。

第14週というと、先週が13週目。
すなわち今年最初の週から勘定すると、
先週で第1四半期が終了し、
今週から第2四半期に入ることになる。

ウィークリーマネジメントを基本にし、
13週ごとのクオーターを基準にすると、
今週から第2クォーター。

第1クォーターは、13週間の91日。

第2クォーターも、
第3、第4クォーターも、
13週91日間。

この間、土曜日も日曜日も13回ずつある。

私は、ビジネスはこの期間設定で展開されるのが、
まったくもって科学的であると思う。

1月は31日で、2月は28日、そして3月は31日。
これで月間の数値を比較していくと、
どうしても前年同月比でしか、
判断できない。

1月と2月はどんな営業状態だったのか、
2月と3月は経営状況がどう変わったのか。

それを前年の数値との比較でみていくのは、
どうも、靴の上から足を掻いているようで、
心もとない。

さて、産学社から発刊された『小売業界大研究』。  
結城義晴著。

全国の書店に並び始めた。
本屋の「業界本」「就活本」のコーナーに並んでいる。
是非、手にとっていただきたい。

おりしも4月1日から、
大企業の2011年春の採用選考活動が解禁となった。
「就職氷河期並み」の来年、
逆に小売業・サービス業は、
人材採用の好機を迎えた。

㈱商人舎にも、直接、本の注文が入り始めた。
[まとめ買いの場合は、㈱商人舎(tel 045-350-6651)にお申し込みください]  

有難いことです。

本来、これから小売業に就職しようという学生向けの本だが、
それはすなわち「ベーシック小売業の本」となり、
「小売業の基礎知識の本」となる。

私もそのつもりで書き下ろした。

編集者の二宮護さんや新垣宜樹さんからも、言われた。
「知っていることを、そのまま、
わかりやすく書いてください」

だから、プロローグは「21世紀は小売業の時代」となっている。

小売業・商業が現代化を果たせば、
確実に小売業は日本の21世紀の基幹産業となる。

ポール・クルーグマンが、
『フォーリン・アフェアーズ』誌に書いて、大反響を呼んだ論文が、
『良い経済学 悪い経済学』と題して、
日経ビジネス人文庫から発刊されている。
その第1章「競争力という危険な幻想」が、この論文。

クルーグマンは、
「国家の競争力」という概念は幻想である、
と切って捨てる。  

「一般に国際市場で競争している製造業の企業を支援する発明に重点がおかれ、一般に国際市場では競争していないサービス業の商品が軽視される傾向が、少なくともある程度出ている」

「しかし、今では雇用と付加価値の生産でみて、サービス業は圧倒的な地位を占めている」

「製造業ではなく、サービス業の生産性伸び率が低いことが、アメリカ国民の生活水準が停滞していることの最大の原因になっている」  

ここで指摘されるサービス業には、小売業も組み入れられる。
サービス業の商品とは「小売業の店舗や売り場」をも示す。

すなわちノーベル経済賞受賞のクルーグマンは、
「サービス業基幹産業論」を唱え、
その生産性伸び率の向上を、
国民生活水準停滞脱却の道であると指摘しているのである。

私が「21世紀は小売業の時代」を表明するのも、
クルーグマンと同じ視点からである。

『小売業界大研究』に話を戻すと、
この本の構成は8つに分かれる。

Introduction 21世紀は小売業の時代
CHAPTER1 小売業とは何か
CHAPTER2 小売業の歴史と動向
CHAPTER3 チェーンストア 
CHAPTER4 小売業態別動向 
CHAPTER5 小売業のグループ系列をつかむ
CHAPTER6 小売業200社完全網羅
CHAPTER7 小売業の仕事  


類書と異なる点は、
まず第一に「流通業」ではなく、
「小売業」であること。

「商業」といえば、小売業と卸売業。
流通業となれば、商業に物流業なども含まれる。
すなわち小売業・卸売業・物流業等々。

この中で「小売業」に焦点を絞った。 

第二に、チェーンストアを章立てし、
わかりやすく表現したこと。
しかしこれは、筆者自身、苦労した。
難しかった。
チェーンストアを16ページで表現することが。

しかし、それだけ簡潔に、
「チェーンストア」を表したことにもなる。

第三の特徴は、「小売企業上位200社+4社」を、
完全網羅で簡潔に紹介したこと。

200社売上高ランキング表も入っている。

これも、これまでなかった章となった。
毎年の改訂版の手直しが大変だが。

全編、結城流、結城節の本だが、
「である」調であるため、
このブログとは異なる調子の本である。

さて、今週は、
花見、花見のイベント。
雨が降ったり、曇ったり、晴れたり。
しかし日本人は、桜好き。
花見気分を、お客様と共有したい。

ゴルフ好きには、木曜日からマスターズが始まる。

売上げや利益の数値は、前年対比では、
はかばかしくない企業が多いかもしれないが、
前4週単位、前13週単位との比較をしてみよう。

そのうえで、期中内対策の手を打ちたい。

日経新聞の「クイック・サーベイ」のコラム。  
日本生産性本部の発表による今年の新人のタイプ。
2010年新入社員は「ETC型」  
「人と直接、対話する機会が足りないのが心配」
しかし「情報技術の活用には長けている」

2009年は「エコバッグ型」で、
2008年は「カーリング型」だった。  

前者は「使うときに大きく広げる必要がある一方で、
環境保護意識が強く、無駄を嫌う」
後者は「そっと背中を押し、
ブラシでこすって働きやすい環境を整えねばならないが、
磨けば光る」

新人を「迎え入れる側の気持ち」を聞いたアンケートへの回答が面白い。
「先輩・上司としての自覚が出る」37%
「組織が活性化する」22%
「組織にいい意味で緊張感が出る」19%

新人を迎え、新しい環境になる。

今月の商人舎標語。
「知恵・力」合わせて動け!  

今週も、Everybody! Good Monday!

<結城義晴>  

2010年04月04日(日曜日)

ジジと三ッ沢のお花見[2010日曜版⑭]

お花見のキセツです。
まっさかり。

ユウキヨシハルのおとうさん、
シゴトのあいまに、
お花見にいきました。

オフィスのちかく。

三ッ沢コウエン。

ヨコハマでも、
いちばんサクラがいいところ。

おとうさんは、
ちいさいころ、
このちかくで、
そだちました。

2年まえ、
目のシュジュツをして、
光をみることができるようになってから、
とくに、お花はすきです。

そのなかでも、
サクラの花は、
だいすき。

シュジュツをしたのが、
ちょうどサクラのキセツで、
ビョーインからもみえたし、
メグロ川のさんぽでも、
サクラをたのしんだ。

三ッ沢はひろい。

グランドのまわりには、
サクラの花がマンカイ。

青少年の家というのがあって、
そのあたりが、いちばんいい。

夏にはここで、
キャンプファイアーも、
できます。

でもいまは、
サクラ。

むかしここには、
ヒョウータン池があった。
そのちいさくなったいけのほとりのサクラ。

サクラ、さくら、桜。

みあげると、マンカイ。

こんなサクラもいいけれど、
ボクもおとうさんも、
べつのものもすきです。

へそまがりなんです。

サクラがわき役になっているのも、いい。

こんなもの、いいですね。

ちいさなサクラの花。

それから、
サクラの花は、
ニンゲンの手で、
また、かわります。

いけられたりします。

ヨコハマの「今半」のいけばな。

それから、だいじなこと。

サクラの花をみていると、
ほかの花が、
いっしょうけんめいに、
さいていることが、
わかります。

いまの主役は、
サクラかもしれないけれど、
それだけではない。

カダンの花も。

しぜんの花も。

おとうさんは、
ショーバイやビジネスを、
ずっと、みてきました。

マーケティングというそうです。
そのセンモン家のはしくれだそうです。

そうしたら、
すこしずつ、
ほかのものも、
みえてきました。

お花見も、
お仕事も、
いっしょなのだそうです。

<『ジジの気分』(未刊)より>  

2010年04月03日(土曜日)

岩崎夏海著『高校野球女子マネージャーがドラッカー…』のintegrity(真摯さ)

2010年桜シリーズ。

今日、明日。
東京・横浜、満開。
絶好の花見日和。

楽しんでください。

第82回選抜高校野球大会は、
いよいよ決勝。

東京の日大三高と沖縄の興南高校での決戦。

3月14日の日曜日の晩、
NHKの高校野球解説者の鬼島一司さんと酒を飲んだ。
鬼島さんは、慶應義塾大学野球部前監督。
慶応普通部から慶応大学と野球一筋だが、
良識ある有能な経営者でもある。

共通の友人や知り合いも多く、
話は弾んで、楽しい夜だった。

その時に、私が提案したこと。

最近、話題になっている岩崎夏海さんの本。
「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』をよんだら」  

<ダイヤモンド社刊>  

<カバーを外すとこの表紙になるが、これがエッセンシャル版と似ていて、私は好きだ>  

実況放送の中で、
この本をちょっと紹介したらいかが?
「きっと、受けますよ」

高校野球の女子マネージャーが主人公。
東京都立程久保高校の川島みなみ。

マネージャーになって、
チームを甲子園に出場させるという目標を立てる。

そしてまず『広辞苑』で、マネージャーの意味を引く。
さらに大型の書店で、マネージャーのための本を探す。
店員が教えてくれたのが、
ピーター・ドラッカーの『マネジメント』エッセンシャル版。
もちろん上田惇生先生翻訳。

そこからみなみによる野球部の改革が始まる。
いつも『マネジメント』を読み返し、自分で考え、
その通りに実行していく。

まずマネージャーに必須のintegrity(真摯さ)の自覚。
マネージャーとして、
「始めから、
身に着けていなければならない資質が、
ひとつだけある。
才能ではない。
真摯さである」  

つぎに野球部の「定義づけ」からスタートする。
それは野球部の「顧客」を見つけだすことから導き出される。

そしてmarketingの展開。
communicationの実践。
innovationの模索。  

結果の追求。

3時間ほどで、一気に読むことができる。
考え、学び、そして泣ける。

鬼島さんにお勧めしただけでなく、
高校野球の監督・コーチ・マネジャー、
会社経営者・マネジャー・店長。

皆さんにお勧めしたい。

鬼島さんが、いつ、どの瞬間に、
この本のことを触れるか。

カメラがベンチできびきびと動く女子マネージャーを捉えた時、
きっと鬼島さんが、『マネジメント』に触れるに違いない。

楽しみにしながら、中継を見ている。

さて、ユニクロの3月の国内既存店売上高。
マイナス16.4%の前年同月比。  

前年比二桁マイナスは2007年9月以来というから、
ちょうど私が㈱商業界社長を退任した時。

私は、その前月の8月12日から、2年半、
このブログを連続更新している。
ユニクロも同じ時期、
大きなマイナスなしに、躍進を続けた。

NHKニュースをはじめ、
今朝の朝日新聞・日経新聞まで取り上げた。

ユニクロの前年二桁割れが、
「犬が人を噛んでもニュースにならないが、
人が犬を噛んだらニュースになる」の類のニュースになってきた。

「身も蓋もない」論者の私は、
クリステンセンのいう「破壊的イノベーション」から、
「持続的イノベーション」への転換が進んでいると見る。

もうひとつ、与謝野馨元財務相が自民党離党。  
与謝野鉄幹、与謝野晶子の孫という名門。
平沼赳夫、園田博之代議士とともに、
新党を立ち上げる協議を始めた。

鳩山邦夫元総務相も、合流の気配を見せる。

参議院選に向けて、
二大政党制が放棄され、
政界再編が画策され、進捗するのか。
はたまた一党ガリバー&小党乱立となるのか。

マネジャーだけでなく、
政治家にこそintegrityが求められることは、
論をまたない。

「始めから、
身に着けていなければならない資質が、
ひとつだけある。
才能ではない。
真摯さである」  

<結城義晴>  

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結城義晴・著


コロナは時間を早める

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流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

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