結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年01月13日(月曜日)

朝日新聞と『商人舎』の岡田卓也「商人の地位」と「損得より善悪」

Everybody! Good Monday!
[2014vol2]

2014年第3週。
月曜日は、
成人の日の祝日です。

正月明けの今年最初の三連休。
いかがだったろう。

三連休の営業の仕方。
今年は三連休以上が8回あるので、
その自社、自店なりのパターンを、
しっかり把握しておきたい。

企画を確認し、
数字を分析し、
改善点をまとめておく。

Plan⇒do
Do⇒check
Check⇒act

このPDCAのサイクルを、
三連休の営業で回していく。

ただしこれは店ごとに検証しておくこと。
店ごとに癖がある。

その違いは現在、重大な意味を持つ。
店ごとの三連休のPDCA。
それがより大きな成果を導き出す。

商人舎magazine、
Weekly商人舎の月曜日は、
「今週の販促企画」

Weekly Promotionは、
月曜朝一を参照してください。

さて今朝の朝日新聞経済面。
「商人魂燃ゆ1」
岡田卓也さんが語る。
イオン名誉会長相談役。

月刊『商人舎』新年1月号は、
一昨昨日の10日に発刊されたばかり。
その巻頭の新春特別インタビューも、
岡田卓也さん。
20140113172817.jpg

こちらのタイトルは、
「商いは変わるが、
理念は変わらない」

朝日新聞のコメントを読んでいると、
私自身のインタビューが甦る。

朝日新聞では、
「商人の地位を高めたい」
だから会社を大きくした。
価格決定権をメーカーから奪いたい、
商品を安く提供したい、
この思いも商人の地位のため。

「モノがろくに買えなかった戦時中の経験が、
私の商人魂に火をつけることになった」

商人舎でも、
「いちばん問題なのは
戦争経験のある人間が
いなくなってきたということです。
あと10年もしたら
誰もいなくなってしまいます」

「ひとたび戦争になったら
小売業はなくなってしまいます。
実際に先の大戦では
全部なくなったのです」

戦争経験の貴重さを語る。

結城。
「戦争経験があるということは、
戦争がよくないことだと
わかっているということでしょうか」

岡田さん。
「戦争がどんなに悲惨なものかも
わかっているという意味です。
法律も人権も何もない状態になるのですから」

現在のことも指摘する。
「例えば原子力発電所は
科学の進歩の大きな成果ですが、
今回のように自然災害が起こると
制御できなくなります」

「私は『経済』も『科学』も、
『道徳』に裏づけされていないと、
とんでもない世の中になる」

これが岡田卓也さんの88歳の思い。
日本社会全体を見ている。

商人としての道徳。
私がいつも倉本長治の教えとして語る。
「損得より先に善悪を考えよう」
朝日新聞の記事も、
できれば読んでもらいたい。

もちろん商人舎magazineも。

今、NHKが話題にしているのが、
黒田勘兵衛。
戦国時代の参謀。
その言葉は、
「我人に媚びず、
富貴を望まず

岡田卓也さんも、そうだ。

会社を大きくしたけれど、
「富貴を望まず」である。

だから岡田元也現社長も、
出張はエコノミークラスだ。

それがイオンでは、
代々続けられている。

一方、日本経済新聞一面に、
「コンビニ 国内4800店出店」の記事。

コンビニエンスストア大手5社は、
2014年度に国内合計で
4800店を出店。

セブン-イレブン・ジャパン、
ローソン、ファミリーマート、
サークルKサンクス、ミニストップ。
これが大手5社。

出店から閉店を引いた純増数は、
3200店程度。

だから閉店数も1600店ある。

いずれも過去最多。

上位3社も
そろって1000店以上の出店。
これは初めて。

国内店舗はすでに5万店を超え、
かくてコンビニは「消耗戦」の様相。

13年度の新規出店は計約4560店。
14年度は6%増。

最大手のセブンは14年度、
約900億円の投資で1600店以上の出店計画。
純増数は1200店。

結果として14年度末には、
店舗数1万7000店超。
売上高シェアは4割が凄い。

2位ローソンは14年度、1000店の新規出店計画。
首都圏が中心だった「ナチュラルローソン」を
全国で出店する。

ファミマは1500店の出店。
13年度と同水準。

ドラッグストアや調剤薬局と提携し、
「融合店」を200店以上出店。

サークルKサンクスも600店計画。
13年度より2割増。

かくて消耗戦模様。
記事には書かれていないが、
その後、どうなるか。

私は「寡占から三占へ」と予言している。

寡占は数社によって、
その市場のほとんどが占有されること。
三占は、三者によって、
そのほとんどが占有されること。

現在、寡占の典型のコンビニ業界、
必ず三占に至る。

ただしこのコンビニの消耗戦が、
岡田卓也さんの「商人の地位」につながるか。

「我人に媚びず、
富貴を望まず」

そして「損得より先に善悪を考える」

消耗戦の中で、
「善悪」を失ったら、
地位は向上しない。

では、みなさん、
Good Monday!

〈結城義晴〉

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