結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年07月29日(土曜日)

隅田川花火大会のAI・IoT活用と「今日の名言」の我田引水

今日は花火大会の日。
7月最終土曜日。

電車の中など、浴衣姿の若者が多い。

しかし、関東は雨模様。
夕方から大雨のところも。

第40回隅田川花火。
昨年は約95万人の人出。

打ち上げの時間は、
19時5分~20時30分。

荒天の場合は、
明日の7月30日(日)に順延。

しかし、開催されました。
よかった。

今日の大きな花火大会。

立川まつり国営昭和記念講演花火大会、
約37万人を集めて開催。
浦安市花火大会は約15万人で開催。
越谷花火大会は27万人で開催。

この隅田川花火大会実行委員会が、
初めてAIやIoTを活用した。

日経新聞が報じた。

まずAIを用いて安全対策に取り組む。
FacebookなどのSNSに投稿された情報、
つまり膨大な写真や動画をAIが解析して、
会場周辺の交通や気象、
さらに事故など各種情報を収集。
この情報をもとに安全対策を施す。

観客の遺失物対策もIT活用。
電子タグを貴重品に取り付けておけば、
アンテナを設置した大会本部に、
遺失物が届いた時点でタグを感知。
持ち主のスマホに知らせる。

荒天時の大会実施可否の判断には、
ゲリラ豪雨検知アプリを使う。

先月の月刊商人舎6月号特集は、
流通IT革命の透視図
AI、Big Data、IoT…が
Retail Managementを
激変させる‼

花火大会にもIT革命が及んできた。

しかし、それを超えるのは、
やはり花火そのもののコンテンツだ。

これは商売と同じ。

日本三大花火。
第1は大曲の全国花火競技大会。
秋田県大仙市で8月第4土曜に開催。
1万8000発で1夜に80万人が集う。
20130825235036.jpg
私も、2013年にご招待いただいて、
堪能した。

第2は土浦全国花火競技大会。
茨城県土浦市で10月第1土曜日。
こちらは2万発で1夜にやはり80万人。

第3は長岡まつり大花火大会。
新潟県長岡市で、8月2日・3日開催。
こちらも2万発で2夜に104万人。

そんな日本の花火大会の日に、
北朝鮮が弾道ミサイルを発射。
飛行時間は過去最長の45分間で、
日本の排他的経済水域に落下。

これには抗議だけでは済まない。
何らかの世界的制裁が、
考えられねばならないと思う。

さて日経ビジネスオンライン。
毎日、「今日の名言」を掲載。

昨日の28日(金曜日)
大量陳列、
大量販売というのが

ある程度限界に
きているのかなと
思います。

[松﨑曉 良品計画社長]

ん~、そうか?

「百貨店はビジネスモデルが
限界にきていると思います。
高齢化社会になって、
品ぞろえの豊富さよりも
便利さが求められ、
コンビニエンスストアがよく
利用されるのでしょう」

百貨店はそうだろう。
コンビニも同じく、
大量陳列・大量販売ではない。

「もう一つの傾向ですが、
ものを所有することにそれほどの意識が
なくなってきているんじゃないでしょうか」

しかしコストコは世界中で、
大繁盛。

コストコこそ大量陳列・大量販売。

つまり業態やフォーマットによって、
コンセプトやビジネスモデルによって、
少量陳列・少量販売も、
中量陳列・中量販売も、
大量陳列・大量販売もある。

セブン-イレブンですら、
大型の町田小山町店を開発した。
少量陳列・少量販売が、
やや中量陳列・中量販売へ。

同じく日経ビジネスオンラインの
7月20日(木曜日)の今日の名言。

「日本社会全体が
寄ってたかって
商品数を多くして、
不必要に
忙しくしています」

[大村禎史 西松屋チェーン社長]

「お客さんも商品数が多すぎると
選びにくいでしょう。
選択肢をある程度、
絞り込んで提示することで、
買い物時間を短縮することができます」

ショートタイムショッピング。

しかし時間消費型ショッピングも、
これはこれで大隆盛。

こちらも業態やフォーマット、
コンセプトやビジネスモデルによって、
両極がありうる。
いや、両極こそ栄える。

良品計画、西松屋チェーンの決算。
商人舎商人舎流通SuperNewsから。

良品計画news|

営業収益3332億8100万円で、
前年同期比8.4%増。
営業利益382億7800万円(11.1%増)
経常利益385億8200万円(18.0%増)

前期に引き続き増収・二桁増益を達成。

西松屋チェーンnews|
売上高1362億7300万円で前期比2.6%増。
営業利益78億7100万円で33.2%増、
経常利益も80億4800万円31.8%増。
営業利益率5.8%、経常利益率5.9%。

粗利益を増加させたうえ、
販売費及び一般管理費を抑制。

品ぞろえの豊富さよりも、便利さ。
寄ってたかって商品数が多くなる。
不必要に忙しくなる。

松﨑さんと大村さんの、
7月下旬の「今日の名言」だから、
耳を傾けておきたい。

しかしトップの発言はいつも、
自分の商売のことを言っている。

つまり我田引水だ。

だから、我田引水だと知ったうえで、
モノを考えなければならない。

そうすれば、実に有益な話だ。

しかし業績がよければ、
どこからも文句は出ないし、
「今日の名言」となる。

我田引水、
実務家には許される。

〈結城義晴〉

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