結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2020年05月18日(月曜日)

ハーバード大学提言の「命も経済も」の二兎戦略の意味

Everybody! Good Monday!
[2020vol⑳]

2020年第21週。
5月第4週。

今週も㈱商人舎はテレワーク実施。
ただし、私はほぼ毎日、車で出社して、
手紙やファックス、留守録の電話を、
チェックする。

そして、
商人舎流通スーパーニュース。
小売流通業の主だった企業が、
毎日のように発信するニュースリリースを
商人舎編集部が記事にする。

それを私が最終チェックし、
これはというニュースには、
【結城義晴の述懐】を書く。

この【述懐】は㈱商業界時代、
取締役編集統括を兼務して、
販売革新誌編集長を務めていたころ、
インタビューの最後に一言、
書いていたもの。

現在の月刊商人舎でも【述懐】を書くし、
流通スーパーニュースでも書く。

今日の商人舎スーパーニュースでは、
明治屋news|
高島屋横浜店内「明治屋横浜西口ストアー」5/18増床オープン

なんと今日、横浜高島屋に、
明治屋ストアーがリニューアルオープン。

早速、行ってみた。

ダイヤモンド地下街はまだ、
シャッター通り。

奥に横浜高島屋地下1階の売場がある。IMG_65960

その食品売場の一番先頭に、
明治屋横浜西口ストアー。
IMG_65910

43坪のグロサリーストア。IMG_65930

明治屋の高級加工食品と、
チルド食品、冷凍食品。IMG_65940
新たに設けられたのが、
「Tea & Coffee Cellar」。
紅茶・コーヒーの有料試飲コーナーもある。

高島屋横浜店食料品フロアも、
来2021年春に約1.5倍に拡張される。

横浜高島屋も今日から、
食品以外のフロアが営業開始。
徐々に様々な小売業でも、
営業が再開される。

さて今日もCOVID-19感染。

昨日の日曜日は全国で新規感染者29人、
これで国内感染者は1万6358人となった。
昨日のコロナ関連の死者数は8人で、
合計756人となった。

ご冥福を祈りたい。

大阪府が0人で3月9日以来。
東京都が5人、神奈川県も埼玉県も5人、
北海道だけが8人。

特定警戒都道府県の千葉県・京都府も0人。
も確認されなかった。

神奈川県は5人とも、
横浜市内の病院関係者だった。
つまり感染経路が特定された。

気分は少し、晴れやかだ。
しかし、油断は禁物。

コロナ軍はあくまで科学的、合理的。
弱いところを突いてくる。
隙があると責められる。

日経新聞「オピニオン」
上級論説委員の西條都夫さん。

「命か経済か」の
二者択一ではなく、

「命も経済も」の
二兎戦略。

ハーバード大学倫理センターが、
4月に提言している。
「パンデミックに強い社会への道」
HARVARD-UNIVERSITY
1日500万件以上の検査態勢を確立し、
社会基盤を担う職場から順に、
正常に近づけていく発想だ。

その職場の第1フェーズは、
エッセンシャル・ワーカー。
医療従事者や、
スーパーマーケットの店員、
電気・水道などライフラインを担う人、
警察官・消防署員など。

「全労働者の4割にあたる人に、
繰り返し各種検査を実施。
陽性者は公的な所得補償をした上で隔離し
職場には感染者がほぼおらず、
安心して働ける環境を整える」

第2フェーズは、
日用品の生産や食堂、公共交通など
日常生活に必要な機能を提供する人々。
約3割の人に検査対象を広げる。

その後、第3フェーズは、
美容院など遠隔では難しいサービス。

最後に第4フェーズが、
オフィスワーカー。

第1から第4へと、
徐々に検査範囲を拡大しつつ、
産業の機能を充実させていく。

ただし、ハーバード大学の提案は、
大量検査が軸になっている。

そのうえで行動変容を持続させ、
接触追跡アプリを活用すれば、
「感染の再爆発を招くことなく、
米経済は8月には回復軌道に戻せる」

このために必要な費用は、
検査の継続を含めて2年間で、
500億~3000億ドル。

しかし、
「都市封鎖と緩和を何度も繰り返し、
経済が徐々に衰弱していくシナリオより
はるかに安上がりで、
多くの命と経済を救える」

あくまでアメリカの場合だが、
日本でもこの考え方は当てはまると思う。

小林慶一郎慶応大経済学部客員教授。
「医療目的に加え、
社会の不安を取り除くためにも
大量検査と隔離を活用すべきだ、
というのがハーバード提言の主眼だ」

コロナ軍が、
科学的・合理的に攻めてくるからには、
こちらも科学的・合理的に、
大量検査で敵を突き止め、
隔離政策を徹底的に活用するしかない。

第1がエッセンシャルワーカー、
第2が日常生活に必要な機能。
第3がサービス業、
そして第4がオフィスワーカー。
この順に全検査をし、感染者は隔離する。

治療薬も少しずつ出てきた。
ワクチン開発は最短でも、
2年はかかるだろうが。

それまで一般の人々は、
フィジカルディスタンシング、
そしてマスクと手洗い。

つまり、
日常生活に必要な産業から、

順番に経済活動を活発にしていく。
金が儲かる産業から順に、
投資活動が進んだ時代とは違ってくる。

これが「命も経済も」の二兎戦略だ。
すなわち〈命に近い産業から〉
私はこれが21世紀の人類の軌道だと思う。

ハーバード大学は8月と提言する。
日米ともにそれは難しいかもしれないが、
二兎戦略こそポジティブ思考である。

では、みなさん、今週も、
命に近い産業を守ろう。

Good Monday!

〈結城義晴〉

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