11度目の毎日更新宣言と「人の強みを発揮させよ」
Everybody! Good Monday!
[2018vlo1]
2018年元旦。
平成30年1月1日。
今年もよろしくお願いします。
年賀状の写真は、昨年9月6日。
ハワイ・ホノルルのセーフウェイ前。
商人舎USA研修会ビギナーズコース。
32名参加の女性陣がはじけた。
それが今年も、来年も、再来年も、
日本を象徴する一番のこと。
その時にはこんな写真も。
日立の木の前で。
しかし平成の元号も来年まで。
そう思うと、逆に大事にしたくなる。
始まったのは1989年1月。
そして来年の2019年、
平成31年で終わる。
企業の寿命30年説。
平成も31年で終わるのは、
いい潮時だろう。
私も1989年1月1日付で、
初めて編集長に就任した。
会社からの任命だった。
(株)商業界の月刊「食品商業」編集長。
知る人ぞ知る業界随一の雑誌。
その後、編集担当取締役、
専務取締役、代表取締役社長。
それから自ら(株)商人舎を創設して、
代表取締役社長。
商人舎を設立して10年。
最初の編集長からほぼ30年、
私にとっても一区切り。
今年2月20日火曜日。
商業界ゼミナールの基調講演。
テーマは、
「商業界精神の未来」
サブタイトルは、
AI流通革命と「損得より善悪」
そのMessage。
倉本長治師の商業界精神は永遠です。
「店は客のためにあり、
店員とともに栄える」。
そして「損得より先に善悪を考えよう」。
しかし世界中の消費社会に、
アルビン・トフラーの予言通り
「第三の波」が押し寄せ、
情報革命が起こっています。
日本の商業の世界にも、
人工知能(AI)やロボット、
IoTやビッグデータ活用などの
「流通Information Technology革命」が
迫っています。
したがって、
商業界精神とAI流通革命の融合は、
21世紀の経営に
不可欠の大命題となります。
「変わるものは変えられる勇気を、
変わらぬものは受け入れる心の静けさを、
それらを見分ける英知をお与えください」。
ふたたびみたび、
倉本長治師の教えを噛み締めつつ、
商業界精神の未来図と
AI流通革命の透視図を
ご覧に入れましょう。
〈結城義晴〉
ご参加ください。
さて、本年度の商人舎標語。
[Message of January]でもある。
人の強みを発揮させよ。
人間の、
人間による、
人間のための産業。
それが小売流通サービス業だ。
平成の年号が変わろうと、
東京オリンピックが開かれようと、
それが人間産業であることは、
永遠に変わるものではない。
AIが仕事を変えようと、
IoTが広がろうと、
ビッグデータが活用されようと、
ロボットが現場に導入されようと。
人間の、
人間による、
人間のための産業。
それは変わらない。
しかし、好況が続けば続くほど、
失業率が低下すればするほど、
その人間産業に人間が集まらない。
ハイテク産業やIT産業に取られてしまう。
だから主婦を戦力化する。
高齢者の雇用を延長する。
外国人研修生を雇い入れる。
派遣労働者を確保する。
もちろんそれには深い意義がある。
ダイバーシティ経営へのシフトは、
21世紀人間産業の必然の軌道であるし、
未来を切り開く可能性を意味している。
そしてこのとき、
一人ひとりの人の強みが発揮される、
風土と文化と仕組みが、
用意されねばならない。
人間の、
人間による、
人間のための産業の、
人間一人ひとりの強み。
Human Industry SHIFTこそ、
好況のときに人間が集まる、
真の人間産業の、
望ましい未来図である。
〈結城義晴〉
小売流通業、
サービス業。
製造業の営業部門。
ほとんどすべての産業は、
人間産業だ。
人間の、
人間による、
人間のための、
人間産業。
私はその経営、組織、技術、理論、
そして商売の神髄を極めたい。
その一つは、間違いなく、
「人の強みを発揮させること」である。
では、みなさん、
今週も、Good Monday!
そして今年も1年間の、
「毎日更新を宣言します」
〈結城義晴〉