結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年01月04日(木曜日)

大発会2万3000円超と「アマゾン・ヒステリー」

今年の三が日。
正月元旦は、母のもとへ。
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横浜の夜景が美しかった。

母の描いた戌年の絵。
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そして2日はスーパームーン。
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正月も三が日が過ぎ、
今日は公官庁の御用始め、
会社の仕事始め。

暮らしは平常化してくる。

それにしても、
箱根駅伝。
青山学院大学の四連覇。
原晋(すすむ)監督の今年のテーマは、
「ハーモニー大作戦」。

よくわからんが、
選手がその気になって、
優勝してしまえば、
こっちのもの。

2位の東洋大学は、
3年連続の2位。

残念。

3位の早稲田大学も、
2年連続の3位。

青山学院のやり遂げた四連覇は、
これで歴史上、4校目。

戦前の1935年~1938年に、
日本大学が最初の四連覇。

順天堂大学は1986年~1989年に、
澤木啓祐監督の下で達成。

21世紀に入って駒澤大学が、
大八木弘明監督で2002年~2005年に。

そして青山学院大学が、
原晋監督で2015年~2018年。

しかし五連覇もある。
日本体育大学の1969年~1973年。

さらにさらに六連覇は、
1959年~1964年の中央大学。
この中央の黄金期には、
陸連の重鎮である横溝三郎や碓井哲雄、
そして岩下察男がいた。

円谷幸吉もこのころ、中央大学にいた。
東京五輪のマラソン銅メダリスト。
しかし円谷は、
自営隊体育学校にも在籍していて、
箱根には出場しなかった。

こうしてみると、
学生駅伝は監督の技量によって、
勝利や連覇が決まる。

学生は変わっていくが、
監督は変わらないからだ。

わが早稲田大学は、
伝統もあって13回優勝している。
しかし2連覇が最多。

瀬古利彦や渡辺康幸など、
名ランナーが監督になっても、
なかなか連覇はできない。

原晋青学監督は、
中国電力のサラリーマン時代には、
自称「伝説の営業マン」。
ある種のマネジメント能力をもつし、
ドラッカーの「目標管理」も使うようだ。

澤木、大八木、原。
その時代時代の若者の心をとらえる者が、
大学駅伝で成果を上げる。

スマホ時代の新入社員に悩む上司は、
毎年発刊される原晋の著書でも、
読んでみるのもいいかもしれない。

私は読まないが。

さて、「大発会」。

1年の初めの取引。
仕事始めの今日の東京株式市場。

日経平均株価は2万3000円台で、
大納会の昨年12月29日から、
上げ幅は600円を超えた。

2万3000円超は、
1992年以来、26年ぶりだとか。
600円の上げ幅は、
1996年以来。

大発会には式典が開催されるが、
来賓の麻生太郎財務・金融相。
「国民の安定的な資産形成が定着し、
貯蓄から資産への流れが
広がることを期待している」

日本経済のためにも、
資金は貯蓄され滞留するよりも、
回転するほうがよろしい。

しかし、消費されて、
お金が回転するのが、
もっとよろしい。

われわれは今年も、
その消費喚起と消費創造に、
邁進したい。

アメリカからは、
昨年のホリデーシーズンの結果が、
次々に報告されている。

アマゾン。
またまた記録的な成果。
サンクスギビングの1週間で、
プライム会員が400万人以上購買。

一番の売上げは、
アマゾンのエコー・ドット(左)。
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これは「アマゾン・エコー」の弟分商品。
Amazon Echoは、
スピーカー型音声アシスタント。
ドットはスピーカー機能を最小限にして、
外部スピーカーと接続できる。

Amazon Primeミュージックや、
Spotifyの音楽をかける。
天気やニュースを教えてくれる。
さらに簡単な質問に答えたりする。

2番はアマゾンの、
ファイアTVスティック。
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Fire TV Stickも、
Amazonが販売している。
テレビに接続して使う小さな出力機器。

Amazonプライムビデオが見られる。
プライムミュージックや、
映画やドラマ、アニメなどが見放題。
スポーツ中継専用の動画配信サービスも、
テレビの大画面で見られる。

両商品とも、アメリカで大人気。
日本でも人気が高い。

それらアマゾン商品が、
第1、第2の売れ筋だった。

アマゾンはホリデーシーズン全体で、
第三者セラーが10億以上の商品を販売。
感謝祭の5日間、1億4000万品目を販売。

2017年、世界中の配送センター規模を、
30%以上増強した。

アメリカでは、
6000台のトレーラーと32機の輸送機を、
ホリデーシーズンの配送に使った。

世界中でアマゾン・アプリの利用は、
昨年比プラス70%。

ホリデーシーズンには、
1秒間1400以上の電子機器が、
モバイルで注文された。

昨年のホリデーシーズンは、
アマゾンをさらに急成長させた。

イオン社長岡田元也さんが語るが、
アメリカの小売業界では、
「アマゾン・イフェクト」
それを超えて、
「アマゾン・ショック」
さらに、
「アマゾン・ヒステリー」、
そんな様相を呈している、

今年もアマゾンに、
右往左往させられるだろう。

しかしそのアマゾンに学ぶことも、
もちろんできる。

昨年の商人舎9月号Message。
Day Oneを忘れるな!

「Day One」の精神を忘れずにいよう。
アマゾン創業者ジェフ・ベゾスは説く。
創業1日目の燃えた日こそ「Day1」である。
そしてその精神を忘れてはならない。

1年1年を「Day1」と見なして、
努力を怠らず精進を続ける。
すなわち「初心忘るべからず」である。
能を大成した世阿弥の精神である。

だからベゾスはいつも、
「Day1」と名付けられた建物で働く。
オフィスを移転しても、
自分のいる建物にその名前を冠している。

では「Day2はどうなる?」
「Day2の危機をどうかわす?」
「その技術と戦術は何?」
会議で質問された。

ベゾスは答えた。
「Day2」とは、スタシス「停止」である。
停止の後には恐るべき衰退があり、
組織は死に至る。

だが環境変化は企業を「Day2」に押し出す。
新しくて大きなトレンドは、
素早くそれをつかまえなければならない。
それに抵抗すると、将来性を犠牲にする。

「Day2」も取り入れてこそ、
追い風を受けることができる。
しかし断じて、
「Day1」を忘れてはいけない。

「Day2」に目を向ければ、
何十年かは、繁盛するかもしれない。
しかしいずれは終わりがくる。
「Day2」だけでは続かないのだ。

「Day1」のダイナミズムを維持するため、
失敗を恐れず、辛抱強く実験を重ねる。
種を撒き、苗木を保護し、
時には冒険的な投資もする。

最後の決断は、
「これで顧客を喜ばすことができるか?」
つまり「Customer Obsession」である。
「顧客に取りつかれたようになる」ことだ。

「Day One」の精神を忘れずにいよう。
創業1日目の志、あれこそ「Day1」である。
「初心忘るべからず」
永遠にあの精神を忘れてはならない。

〈結城義晴〉

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