結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2021年01月23日(土曜日)

「コロナワクチン、接種する?」と「自己管理の優等生」

便利な世の中になった。
インターネット中継。

衆議院と参議院が、
それぞれホームページを公開している。

衆議院TVインターネット審議中継。衆議院インタネット中継1

参議院インターネット審議中継
参議院インターネット中継

ただしどちらもパソコン対応。
スマホ対応になっていないから、
スマホではひどく見にくい。
国レベルでのデジタル化はこんなレベルだ。

それぞれのページに中継カレンダーがある。

その日付のところをクリックすると、
動画が出てきて、視聴することができる。

本会議など4時間を超える。
そこから見たいところを探して、見る。

NHKなどのニュースは、
いいところを簡潔に紹介する。

しかしそれは真実ではない。
よく出来過ぎている。

たとえば菅義偉総理の国会弁論など、
このインターネット中継を見ると、
実によくわかる。

質問に答えていないことが、
その内容の意味の薄さが。

元に当たって、自分で見る。
これは「現場を見る」ことと同じ。

今週は結構、忙しかった。

それでも合間を見て、
東京駅へ。
IMG_13991
「不要不急の外出は自粛せよ」とは言われるが、
「要」で「急」の外出はある。

東京駅前の丸ビル。
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右手に行くと、熊の彫刻。
三沢厚彦さんの作品Animal-2017-01-B2。IMG_13951

そしてショッピングセンター「オアゾ」。IMG_13931

緊急事態宣言下でガランとしている。IMG_13891

しかしここに来るとつい、
吸い寄せられるように入ってしまう。
丸善の店。
IMG_13901

丸の内をタクシーが走る。
この車体はJPN TAXI(ジャパン タクシー)。
2017年10月23日にトヨタから発売された。
背の高いワゴン型で、
ロンドンタクシーに似ている。
IMG_13691

丸の内のビル街は散策や徘徊に最適だ。IMG_13791

いつもの大手町プレイスウェストタワー。IMG_13721

レストランも閉鎖中。IMG_13711
しかしこのビルに、
大手町プレイス内科がある。

院長の田嶼尚子(たじまなおこ)先生が、
私の主治医。

東京慈恵会医科大学名誉教授。

今回も検査と診察。
コロナ禍で2カ月に1回くらいになったが、
それはよろしくない。

毎月検診してもらうことが、
モチベーションにつながる。

私の血統には糖尿病がある。

2019年2月のドックの検査で、
急に血糖値が高まって、
それ以来、田嶼先生にお世話になっている。

田嶼先生は、
東京教育大学付属高校出身の才媛。
東京慈恵会医科大学を卒業した医学博士。
ピッツバーグ大学公衆衛生大学院に留学して、
疫学や 医療統計学を学んだ。

したがって、
「科学的根拠に基づく医療」を標榜している。

今日はその留学中の話をしてくれた。
アメリカでは子どもの糖尿病が多い。
子どもの3分の1が太り過ぎで、
いわば糖尿病予備軍だ。

しかし1970年以降に生まれたアメリカ人は、
糖尿病にかかった人のほうが、
かからない人より長寿だという統計がある。

田嶼先生の言葉。
「糖尿病の人は一生、厳しく自己管理するから、
結局は長生きするのよ」

田嶼先生のエッセイ「ガラスの天井」にある。
「なぜ糖尿病を選んだのか。
これは明白である。
母方の家系は糖尿病患者であふれていた」

「曾祖父は69歳のとき
糖尿病性腎症で亡くなった」

「祖父は毎朝、
注射器と針を熱湯で消毒して、
インスリン注射をし、
晩酌には必ずウィスキーを楽しんでいた」

「今から考えると、
適正体重を維持した2型糖尿病管理の優等生で、
さしたる合併症もなく
美唄市の市政に精力的に携わっていたが、
81 歳のとき心筋梗塞で他界した」

「叔父は内科医で、
50歳台からメタボ型の2型糖尿病だったが、
多忙を理由に糖尿病管理は劣等生」

「従って私にとって”糖尿病”は
いつも身近な疾患であった」

田嶼先生ご自身も糖尿病だ。

毎月、そのお話を聞くと、
覚悟が高まる。

私も田嶼先生のお祖父様のごとき、
優等生を目指している。

最後に田嶼先生から突然の質問。
「結城さんはワクチン、接種する?」

「まあ」

「私は絶対にする」

「はあ」

世界保健機関(WHO)の発表。
1月8日現在、42カ国で接種が始まった。

オックスフォード大学の「Our World in Data」
1月13日現在、世界で3257万人が接種を受けた。

アメリカは1028万人、
中国が約1000万人、
イギリスが307万人、
イスラエルが205万人、
アラブ首長国連邦が139万人、
イタリアが89万人、
ロシアが80万人。

米疾病対策センター(CDC)の発表。
1月6日現在、米国内でワクチンを打った29人が、
ショックを起こした。
100万人当たり約11人の頻度。

インフルエンザのワクチン接種と比べると、
副反応の発生頻度は10倍近く高い。

CDCのワクチン責任者の発言。
「頻度が相対的に高くても、
絶対数で見れば非常にまれな出来事だ。
想定の範囲内の副反応で、対処法もある。
ワクチン接種のメリットの方が大きい」

田嶼先生も全く同じ見解だ。

それに、ワクチンを接種すると、
ほかの人にうつすリスクが激減する。

ただし国民全体にワクチン接種するには、
想像を絶する「実務」が発生する。

これだけは現政権に、
着実に実行してもらいたいところだ。

それでも全国民に接種するには、
1年から2年はかかるか。
世界で見れば4年から5年を要するか。

それまでが「コロナ・キャズム」の期間である。

私は自己管理の優等生を目指そうと思う。

〈結城義晴〉


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