結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2008年09月09日(火曜日)

2007年9月9日9時9分9秒リニューアルオープンから1周年、再度の大幅リニューアル宣言!

おもしろきこともなきよをおもしろく
すみなすものはこころなりけり

高杉晋作の辞世の歌を使って、
1年前の今日、
9月9日9時9分9秒に、
このブログは、
移転・リニューアルオープンしました。

今日は、リニューアルオープン1周年。

「おめでとう」
自分に言ってみる。

「ありがとう」
すべての人に。

感慨は深い。

 

[徹底とは、
①詳細に、
②厳密に、
③継続すること]

私は、このブログで、
徹底することを実践してみようと考えていました。

[毎日更新宣言]を徹底すると、
病気になれない。
事故にあえない。
泥酔できない。
意識不明になれない。

24時間営業、365日休業無しのコンビニのように。

ふり返ってみると、
この1年、
本当に幸いなことに、
事故にはあわず、
泥酔せず、
意識不明にならず。

3月に1回だけ右目緑内障が悪化し、
二度の大手術を受けましたが、
そのときも計画的に事を進めたおかげで、
ブログは続けられ、
その上、入院前に単行本の原稿が挙がり、
入院中に校正を読むことまで可能となりました。

以前ならば、自分にこんなことが、
出来たかどうか。

私は、書き続け、
それでいて書くものに、
[品質の維持、向上]という信念を反映させていく。

1年前、私はこのように決意を述べています。

品質の維持、向上が成し遂げられたかどうかは、
皆さんのご判断となりますが、
いつも、全力を尽くしてきたことは、
自分が一番よく分かります。

そして変わってきたことも。

リニューアル1周年を記念して、
さらに変わろうと思います。

結城義晴のBlogから、
知識商人のためのポータルサイトへの変身です。

現在、準備中。
もうすぐ、カウントダウンが始まります。
ご期待ください。

もちろん、私は書き続けます。
ブログは、変わらず続けます。
「品質の維持、向上」を徹底しながら。

1年前、私は、以下のように書いています。

病気になれない。
事故にあえない。
泥酔できない。
意識不明になれない。
この緊張感で、続けていきます。しかし、これを続けると、
結城義晴、
健康になる。

体も、
頭も、
心も。

これを続けると、
日本の小売流通業と、
ホスピタリティビジネスを、
健康にすることが出来るかもしれない。
その体を、
その頭を、
その心を。

すなわち、
日本の小売流通業と、
日本のホスピタリティビジネスの
技術武装に、
理論武装に、
理念武装に、
お役立ちすることが出来るかもしれない。

それが日本の消費社会を、
より良くすることにつながるかもしれない。

この志は、変わりません。

この志は、変わりません。しかし、自ら変わらねばならない。

昨日、民主党代表選挙を無投票で乗り切り、
三選した小沢一郎代表。
2006年4月の党代表就任演説で次の英文を引用しました。

We must change to remain the same.

現状維持のためにも、
自己変革しなければならない。

現状維持などではなく、
現状を否定し、
次のステップに進むためには、
より大胆なイノベーションが求められる。

(株)商業界の代表取締役社長を退任し、
ほぼ1年。

コーネル大学RMPジャパンが発足し、
私は副学長に就任しました。

私の志に対しては、
以前よりも、
一直線で進んでいます。

しかしまだまだ、現状に甘んじてはいけない。

現状維持のためにさえ、
自ら、変わらねばならないものなのです。

We must change to remain the same.

<結城義晴>

 

2008年09月08日(月曜日)

敬老の日の3連休に向けて、「原理・原則、全うせよ」とスペシャリスト・ゼネラリスト論議

Everybody! Good Monday!

2008年9月第2週です。

東京、横浜は、昨夜、大雨と雷。
我が家の愛猫ジジは、雷が大嫌いで、
ベッドの下の奥のほうに入り込んで、
じっとしていました。

まずお知らせ。
このホームページの左側のワク。
ずらりと並んでいる研修会をご覧ください。

商人舎では、出来るだけ「セミナー」と呼ばずに、
「研修会」と称しています。
そのほうが商人舎らしいから。
まず締め切りの早い順に。

①10月28日~11月3日。
「第2回USAスーパーマーケット視察研修会」

現時点で、必須のコースです。
ダラス・オースティン・ニューヨーク。
商人舎になってから第2回。
商業界時代からすると、もう8回目でしょうか。
ローカルチェーンとして、
ウォルマートに堂々と立ち向かっているHEバット、
そして王者ウォルマート、
さらにニッチのスーパーマーケット群。
これらをしっかり学びます。
今回はハロウィン販促合戦真っ最中。

商人舎ファミリーの皆様、
締め切りが迫っています。

②9月19日の「4人のビッグセミナーin大阪」
「お客様のための商いの真髄」

「ビッグ○○○○」というときだけ、
セミナーという言葉を使います。
語呂が良いからです。

西端春枝先生、三枝輝行さん、松井博史さんと私。
もう少しだけ席が残っています。

③10月3日「コーネル大学RMPジャパン開校セミナー」
これは日本セルフ・サービス協会主催。
コーネル大学名誉教授ジーン・ジャーマン先生、
同ウィリアム・ドレイク博士、
フリードマンスーパーマーケットCEOキャロル・ビッター女史、
ウェグマンズ・カテゴリーマーチャント吉野邦夫さん、
そして日米ベスト店長ディスカッション。
私が、総括講義をします。

④10月24日「不況でも惣菜は売れる!」
ロックフィールド社長の岩田弘三さんを迎えて、
惣菜コンサルタント第一人者の林廣美先生と私が競演。

食欲の秋といいますが、
研修の秋でもあります。

左ワクからクリックして、
お申し込みください。

さて、今週は秋への突入の週。
週末から、サラリーマン家庭では、
土曜、日曜、月曜と3連休。
最後に敬老の日の祭日。

惣菜の第一人者・林先生によると、
「長寿のエビフライ」をキチンとつくって売ると、
飛ぶように売れるとか。

今週金曜日からその林先生の「金曜コラム」が、
スタートする予定。
コラムタイトルは、未定。
金曜日をお楽しみに。
このコラムの林先生の販売ノウハウを読むと、
週末に大きな成果が得られます。

今週は、従って、週末3連休に向けて、
「原理・原則、全うせよ」で行きましょう。

最後にひとつ。リクエストにお答えして。
スペシャリストとゼネラリストに関して。
スーパーマーケットやチェーンストアで、
よく使われる用語。
自分がどうなるかに関係するから、
若い人たちもこの用語には敏感になる。

スペシャリストとは、
「専門家」「熟練技術者」。

英語では、プロフェッショナル・エキスパートといったりする。
テクノクラートとも言います。

だからすべての人が、スペシャリストを目指す。

まず何らかの分野の専門家になる。
それが先です。

スペシャリストは、
会社や組織から見ると、
数値責任を全うしてくれる人、
ということになります。

私は、幸せ基準からみると、
スペシャリストはとてもいいと思う。

人間社会で生きるときに、
すべての人はスペシャリストです。

そして一握りの人がゼネラリストになる。
しかしゼネラリストが偉いわけではない。
役割分担、組織内分業のひとつと考えるべき。

ゼネラリストは、
トップマネジメントへの起案屋です。

基本政策や経営戦略、
長期経営計画の策定を担う。

だからトップマネジメントに昇格する予備軍でもある。

一般に、ゼネラリストと使う場合は、
スペシャリストに対して、
複数の分野で、一定以上の知識や技術や経験を積んで、
横断的に仕事をしていく人のことをいいます。

オーケストラを例にとるのが良い。
なぜならオーケストラが比較的大きな組織だからです。

カラヤンのベルリンフィルとビートルズは、
組織が違います。

ビートルズの、
特にジョン・レノンとポール・マッカートニーは天才です。
スペシャリスト、ゼネラリストの枠に収まらない。

ビートルズは、天才の集まり。
従って、長続きはしなかった。

ベルリンフィルのオーケストラは、
たとえカラヤンが亡くなっても、
いまだに続いている。
それは組織だからです。

そして、ベルリンフィルはまさに、
世界第一級のスペシャリスト集団です。

ゼネラリストは、第一バイオリン。
指揮者は、もちろんゼネラリストですが、
しかしカラヤンは社長でした。
トップマネジメントでした。

こんなたとえ話で理解できるでしょうか。

組織の中の、
スペシャリスト、ゼネラリストは、
その組織がゴーイング・コンサーンで、
長続きし、成長していくための、
役割分担なのです。

以上、「原理・原則講座」でした。

Everybody! Good Monday!

<結城義晴>

2008年09月07日(日曜日)

ジジ、秋の花を楽しむ[日曜版]

みなさん、
空を、
見上げてみましょう。
ジジ上見る  

雲が、
ちがうかたちに、
なってきました。
空

こんどは、

地上を、
見てみます。
ジジよく見る

黄色い花畑。
黄色い花

ヒメジョーンも、
ならんでさいてる。
花2

もっとよく、

見る。
ジジよく見る2

葉っぱは、虫にくわれて、
おもしろいかたち。
発破

フヨウの花も、
みずみずしい。
花1

こんな花も、道ばたにさいている。

花3

だいだい色の実が、
みどりの葉の中にあると、
とても映える。
実

秋には、
いろとりどりの花が咲きます。
ジジ外見る
ボクは家ネコだから、

家の中の花や、
ベランダの花、
それからユウキヨシハルさんの
写真の花を楽しむ。

秋には、ゆっくりと、
花など楽しむ心のゆとりが、
ほしいものです。

ニンゲンも、

ネコも。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2008年09月06日(土曜日)

[Weekend Summary]政治混乱、円高進行、株価下落、消費低迷⇒「原理・原則、全うせよ」

土曜日は、今週のおさらい。
[Weekend Summary]

月曜日9月1日、突然の福田辞任表明。
これに尽きる。
しかし世界はそれだけではなかった。
福田退陣
私は、2日に「麻生太郎幹事長で決まり」と書いた。
あとの候補は、名前を売るだけ。

どんな時代にも、若手の台頭や抜擢は不可欠だが、
この時とばかりに、しゃしゃり出てくる。
政策や政治信条は、似たり寄ったり。

抜群の力量を備えた若手議員が、
福田辞任のような突発的な事態に、
ちょっと早いかな、と思われつつ、
彗星のように飛び出してくる。

そんな印象が欲しい。

テレビでちょいと顔を売った議員が、
20人の支援議員を集めさえすれば、出られる。
参加することに意義があるオリンピックのように。

臨時国会を控えた大事な時期に、
国政の混乱を招いた政党の、
責任のとり方をこそ見せて欲しいものだ。

総裁選出馬の議員は、その気概を示す義務がある。

またこのウィークエンドには、
彼ら彼女らのテレビへの露出が増えるのだろう。
相手がしゃべっているのに、
声だけ荒げて、自分が画面を占領することに腐心する。

アメリカやヨーロッパがすべて良いとは言わないが、
一国のトップになる人物の演説は、
心に残る内容と、きっぱりとした話し方、
そして時代を捉えたキーワードをもつ。

そんな政治家ならば、
年齢性別に関係なく、歓迎したい。

「心は燃やせ、頭は冷やせ」をもった政治家の、
登場が待たれる。

政治情勢が混沌としている間に、
4月から6月の国内総生産(GDP)の改定値から、
年率で4%前後に下方修正されるという予測がでた。

景気の後退が、明示されたわけだ。

誰でもいいようなリーダー選びをしている暇はないのだが、
こちらは経済産業省や日本銀行の役人と、
経済界の実務家に任せておけばいいという感覚。

これでは、国家ではない。

さて、景気は落ち込むが、
為替レートの円は、ほとんどの通貨に対して、
高値をつけて上昇している。

この1カ月で、
ドルに対して2%、
ユーロに対して11%、
ポンドに対して14%、
韓国のウォンに対しては同じく14%。

為替相場は、相対的なもの。
日本の経済力が高まったのではなく、
相手が弱くなったから、
皆、円を買った結果、この変動が起こった。
だから株価は5カ月半ぶりに下落。

輸入品は安くなるが、輸出品は高くなる。
これがすぐに店頭に影響を与えることはないが、
国内で輸入商材の需要を喚起する足しにはなるか。

しかし国内は、景気後退のマインド。

それが、今週末のおさらい。

政治から国際経済、消費まで混迷の今、
やるべきことは、商人舎今月の標語。
「原理・原則、全うせよ」

Everybody! Good Weekend!

<結城義晴>明日は、ジジの登場です。1週間は速い。

 

2008年09月05日(金曜日)

「週刊朝日」と「サンデー毎日」の同一写真表紙に使用事件の「コモディティ化現象」に憤る!

いまや週刊誌は、衰退の一途をたどっている。
だから同質競争を繰り広げ、
類似商品が出回る。

週刊誌の類似商品、同質競争とは、
例えば現時点で言えば、
8月24日に終わった北京オリンピックの増刊号。
どこも同じような特集内容、記事内容、グラビア写真。

そして極めつけ。
「週刊朝日」「サンデー毎日」の増刊号の表紙が、
同じ写真家が撮った全く同じ写真となってしまった。
撮影したのはAP通信のデビッド・フィリップというカメラマン。
写真は金メダリスト北島康介選手のゴールした瞬間のもの。

視点が同じ、狙いが同じ、供給者が同じ。
だから最後の商品が類似してくる。
これでは衰退する。

「コモディティ化現象」

製造業では、類似商品。
アメリカでも、パッケージを取ると同じ商品ばかりと、
学者やジャーナリストが指摘する。
だから「コモディティグッズ」ばかりの売り場となる。

スーパーマーケットやドラッグストアといった小売業も、
外食レストランやパチンコホールといったサービス業も。
類似店舗、同質店舗。

みな、同じことをしていたら、
週刊誌のように衰退して、
やがては必要なくなってしまう。

コモディティは「寡占から複占へ」
すなわち二者へ、収斂してしまう。

 

マスメディアで言えば、
インターネット情報のほうが速い、面白い、過激。
週刊誌や月刊誌の意味は極薄。

特集も外注、ネタも外注、記事も外注、写真も外注。
オリジナリティは、そこにいる編集者だけ。
しかも編集者が切磋琢磨しない。
インターネットで情報を集め、
それで短い記事を書く。
あるいはそんな記事を集めるだけ。

店や商品がそうならないためには、
自分で考え、自分で手当てし、自分で集める。
「売場編集」などという出版言葉が、
百貨店で使われたりしたが、
それは自前でやることを意味する。

そしてこれが大事なのだが、
編集を自前でやり、
特集を自前でつくるには、
現場主義に徹した上で、
自前で記事を書かねばならない。

少なくとも自前で現場記事を書く訓練が、
終わっていなければならない。

小売業、商業で言えば、
コツコツと現場の業務をマスターしてはじめて、
売場がつくれるし、
店長やバイヤーの仕事も全うできる。

マスコミには、外に、
ルポライターやカメラマンが腐るほどいる。
たとえてみれば、
商品づくり、売場づくりの外注スタッフが、
山ほど存在するようなものだ。
だからいきなり店長やバイヤーになれる気がする。

それでは結局、類似商品しかつくれなくなる。

「週刊朝日」「サンデー毎日」
複占のなかで生き残るのは難しいだろう。
よほどの自己改革がなければ。

マスコミの仕事とは、本来面白いものだ。
小売業やサービス業の仕事も、
本来、とても面白いものだ。
それは現場のリアルさを知ることだし、
そこに自分らしさを発見し、投影し、
誌面や売場・店に表現できるからだ。

この面白さや遣り甲斐を放棄した仕事には、
私は、ひどく憤りを覚える。

「そんなやつは、去れ」
と言いたくなる。

その意味では、店にも企業にも、
危機が迫っているのかもしれない。

「コモディティ化現象」に遭遇するたびに、
そう思う。

<結城義晴>

2008年09月04日(木曜日)

日本セルフ・サービス協会理事会とスーパーマーケットトレードショー実行委員会in札幌

札幌は雨模様。
しかし、雨空の切れ目に、
日が差してきた。

0
美しい。

日本の経済にも消費にも、
日差しが欲しい。

お隣の韓国では、
ウォンが急落してしまった。
インド、タイなどでも通貨の下落が相次ぐ。

予断を許さない国際経済情勢。

10年ほど前、
韓国のベンチャー企業と、
包括的業務提携の契約を結んだことがある。
しかし韓国経済の破綻で、
そのベンチャー企業が崩壊。

韓国に商人の精神を定着させる事業は、
残念ながら頓挫した。

今後も、いつそんなことが起こるか分からない。

全体主義国家がオリンピックを開催すると、
10年以内に国家体制が崩壊するという話がある。
ヒットラー・ナチスドイツのベルリンオリンピック、
ソビエト連邦のモスクワオリンピック。

さて今回の北京オリンピックの10年後は、いかに。

一昨日夜、札幌に入り、昨3日は、朝から,
日本セルフ・サービス協会の第164回理事会
エグゼクティブアドバイザーの私も出席。
1
スーパーマーケット業界の協会・団体のあり方について、
私見をコメント。

私は、立法・行政に対して、
食品スーパーマーケットは、大同団結して、
事に当たらねばならないと考えている。

「三権分立の二権」に対しては、
「数は力なり」を示さねばならない。
そして今、その機運は高まっている。
機は熟している。

理事会では、重要な案件に意思決定がなされた。

昼食をはさんで、午後から、
第43回スーパーマーケットトレードショー
実行委員会

来年2月11日から13日までの3日間、
東京ビッグサイトの東館1から6ホールを借り切って開催される。

アメリカのFMIが来年は展示会を開催しないし、
そのフェアの規模はずいぶん縮小されたから、
日本のスーパーマーケットトレードショーは、
ドイツのアヌーガ、フランスのシアルと並んで、
今や世界3大食品フェアのひとつとなった。

冒頭に横山清実行委員長は、
「アジアから世界へ」と、
今後のトレードショーの在り方を語ったが、
まさしくその通り。
2

実行委員会は、70人近い実行委員全員が順に意見を述べる。
これが凄い。
3
私は、いつもこれらの意見の総括のようなコメントをする。

トレード・ショーには、
「トレード(=商売)」と「ショー(展示会)」の意味があるが、
ショーの要素はもちろんのこととして、
今回はトレードの成果を上げよう、という提案。

「見せる」から「商う」トレードショーにしよう、ということ。

世界3大食品フェアとして、確かなビジネスの成果を上げたい。

実行委員会のあとは、
第5回北海道の「食」特別商談会
小さなトレードショーだが、
これが成果を上げている。
4

高橋はるみ北海道知事も訪れて、
はっぴ姿でスピーチをし、会場を丁寧に回った。
5

この商談会を主催した北海道銀行法人営業部長の上杉真さん、
トレードショー実行委員長のアークス社長・横山さんと、
写真。
6

商談風景。
左側に小売業のバイヤーが座り、
右側にメーカー・生産者が代わるがわる座って、
「商談と相談」をする。
「お見合い方式」。
7
こうすると、買い手のバイヤーたちは、
売り手の情報を聞かざるを得ない。
その上で、商品の売り方に関して意見交換したり、
中小業者には相談に乗ったりする。

セルフサービス協会では、
年間に50回ほど、このスタイルの商談会を開催している。

こういったこまめな商談会が、
中小企業を育てる。
それを各地の地方銀行や信用金庫が応援する。

産業振興とは、こういったところからはじまるものである。
それが世界3大食品フェアの原動力となっている。

地域産業には、日差しが差し始めている。
まことに喜ばしいことだ。

<結城義晴>

2008年09月03日(水曜日)

サミット㈱社長・田尻一の一言「1品・1パックの値ごろこそポイント」

福田辞任表明から1日。
やはり次期自民党総裁候補ニュースが喧しい。

麻生太郎幹事長で決まりだろうが、
それでは面白くないので、
小池百合子、野田聖子、石原伸晃、
適当な政治家の名前が挙がる。

そして年内解散・総選挙が確実視される中で、
国際的に、日本が置いて行かれる構図が浮かぶ。

現在の「グローバル化」と呼ばれる現象は、
国の垣根が半分、はずれた状態を意味する。
だから毎年、くるくる首相が変わる地域は、
外から見て、云々されるよりも、
ストレートに置いてきぼりにされる。

これだけは、避けてほしい。

日本というマーケットが「国際的置いてきぼり状態」にされた結果、
日本国民が無駄な犠牲を払わねばならなくなる。

民間ベースの努力は、政治的空白によって、
大きく減殺されてしまう。

だから、日経新聞調査の如く、
「大手企業経営者の6割が年内解散」を望み、予測する。

さて、こちらは、
コーネル大学RMPジャパンの準備が着々と進む。

今日、公式WEBサイトがスタートする。
そして10月3日、開校記念セミナーが開催される。
これは第5回コーネル食品産業企業戦略セミナーでもある。

ジーン・ジャーマン名誉教授、
ウィリアム・ドレイク博士の講演。
実務家は、アメリカ人と日本人。
フリードマンスーパーマーケットCEOキャロル・ビッター女史、
ウェグマンズのカテゴリー・マーチャント吉野邦夫さん、
そして日米ベスト店長によるパネル・ディスカッション。

是非のご参加を要請したい。

 

さて、今、私は、札幌。ロイトンホテル。
今日から、日本セルフ・サービス協会主催の
スーパーマーケットトレードショー実行委員会。

 

昨9月2日は、東京・西永福のサミット(株)本部を訪問。
田尻一社長に正式なお願いと懇談。
田尻一
コーネル大学ジャパンの1年間のカリキュラムのひとつに、
店舗実習がある。
来年4月2日の講義である。
このファクトファインディング実習の舞台を、
サミットの店舗をお借りして行うことになった。

本当にありがたいことだ。

現在、日本のスーパーマーケットの中で、
いや、世界的に見ても、
作業システムが最も高い水準にあるのは、
サミットである。

自動車製造の世界で考えてもらえばわかりやすい。

工場の生産性が世界一高いのは、トヨタで間違いないだろう。
日本人がつくった工場作業システムが、
ジェネラルモータースやダイムラークライスラーを超えて、
世界一のレベルにある。

それならば、スーパーマーケットのサミットが、
オペレーションの側面で、
それこそ世界の頂上にあってもおかしくないし、
私の見る限り、世界一のサミットである。

この日本が誇る作業システムの現場を、
コーネル大学ジャパンでは、
研修の場とさせてもらうことになった。

もちろん、解説者は豪華。
荒井伸也首席講師はサミットの実質的な生みの親。
私も、30年間、サミットを見続けてきた。

さて、田尻社長との懇談は、
この2カ月余りの間に、
顧客の購買行動が明らかに変ったという点に集約された。
「欲しいものを、
欲しいときに、
欲しいだけ、買う」
それが、今の顧客。

だから大容量で、安さを訴えても、顧客はピクリともしない。

来店頻度は、高まっている。
来店客数も、高まっている。
しかし、
買い上げ点数は、下がっているし、
買い上げ単価も、下がっている。

今、重要なポイントは、
「1パック当たりの値ごろ」だという。

すなわち、小さい容量の商品の動きがいい。

「節約、倹約。もったいない」
商人舎6月の標語だが、
これが7月、8月と続いた。

9月はどうか。

政局は不安定。
日本が国際マーケットから、
置いてきぼりを食らうかもしれない。

だから田尻さんの見方は、ますます当たり。

「欲しいものを、
欲しいときに、
欲しいだけ」の消費。

だから、小さな売り逃しがあってはいけない。
小さな容量の提案も忘れてはならない。

1品・1パック当たりの値ごろ。

つまり1品・1パックがお客様から妥当だと認められる値段。

考えるまでもなく、
これこそ商品づくりの原理・原則なのである。

「原理・原則、全うせよ」
9月の商人舎標語、お忘れなく。

<結城義晴>

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