結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年10月02日(土曜日)

風邪には「水⇒毛布⇒寝る」の公式と「鳥の目・虫の目・魚の目」&「心の目」

今週もあっという間に、土曜日。
そして週末。

夏の暑さの疲れだろうか、
一昨日の夜は38度3分の熱が出た。

私の場合、風邪をひく前兆がある。
かならず、最初に喉が痛くなる。
そのあと、体がだるくなって、熱が出る。

熱が出たら、大量に水を飲んで、
毛布や布団をひっかぶって、寝る。

我が家のジジではないが、
寝るに限る。

しかし今回はいきなり熱が出た。
喉も痛くならずに。

もっとも、前日には、
UIゼンセン同盟の流通部会産業政策会議で、
講義と質疑応答を2時間半ほどやり、
その後、意気投合して、
大声をあげながらビールや紹興酒を飲んでいたから、
喉が痛いのに気付かなかったのかもしれない。

いずれにせよ、いきなり熱が出た。

しかし、「水⇒毛布⇒寝る」の公式で、
朝には36度8分に熱を下げた。

それから木曜日の10月1日のブログを書いて、
自動車免許の更新に行った。

この4月、新横浜に移転した港北警察署。

私は優良運転者で「ゴールドカード」。
それでも30分の講習を受けた。
講習で教えられたことは3点のみ。
①バイクに気をつけろ
②自転車に気をつけろ
③歩行者に気をつけろ

横浜市港北区内で昨年、
交通事故による死亡者は6人。

全国的に交通事故死の7割近くが、
バイク・自転車・歩行者だという。

5年に1度の更新の講習。
勉強になった。

その後、急いで横浜の商人舎オフィスへ赴き、
米国・ヨーロッパのテキストづくり最終仕上げに邁進。

スタッフの努力もあって、準備万端だったが、
私自身、「より良いものを、より良いものを」と、
良く噛んで食べていたら、
気が付くと、真夜中の3時半。

今月の商人舎標語
「良く噛んで食べる」

ちょいと時間がかかることが、玉に傷。

家に帰って、仕上げにかかったら、
白々と朝があけた。

ほんとうに良いテキストが出来上がった。
アメリカ編はA4判で300ページを数える。
資料も写真もふんだんで、
そのうえ10万字も詰まっている。

理念と論理と情報の集大成。
「鳥の目」
「虫の目」
「魚の目」
そのうえに
「心の目」

これらがいきわたっている。
8時半に全部やり遂げて、
2時間ほどの仮眠。

心の中に、
ジジのいつもの気分のような「マンゾク」というものが、
ぽっかりと浮かんで、熟睡。

10時半には起きだして、
今日の講義レジュメを確認し、
池袋の立教大学キャンパスへ。

14号館6階の教室には、
25人もの院生諸君が集まってくれた。

サービス・マーケティングの講義。
酔っ払っているわけでもないのに、
妙に饒舌で、テンションが高く、
話し始めたら止まらない。

15分の休憩をはさんで、
3時間、180分。

サービスの「マーケティング・マネジメント」の要諦を語った。

ご清聴、心から感謝。

その後、間髪を置かず、
7号館で結城ゼミ。

6人全員が揃って、それぞれの報告。
みんな順調な進捗ぶりで、
私はほんとうにうれしかった。

ゼミ生諸君、どこか、
いっそう頼もしく見えてきた。

これからの研究、執筆は、
「良く噛んで食べる」

「心の中で数えながら噛む」
最低四〇回、あるいは四十八回。

この習慣をつける。

「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「に、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「さん、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「し、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
・・・・・・・・・。

実は、これが何にでも使える。

事実も、問題も、「良く噛んで食べる」
苦情も、報告も、「心の中で数えながら噛む」

目がさめている限り、何でも。


それが良い論文や研究レポートを書くときの、
唯一のコツです。

良い仕事をするときの、
唯一の要領です。

さて「良く噛んで食べる」は、
私の最初の本『メッセージ』
第6章「イノベーション」から抜き出した。
この次に来るものを紹介しよう。

「風を感じられますか」

あなたはこの風を感じとることができますか。

蒸し暑い夏の夜、
かすかな風の波を肌に受けとめ、
ひんやりとした気持ち良さを味わうことができますか。

秋の激しい嵐のなか、
その渦の向こうにやってこようとしている新しい空気の一団を
嗅ぎ分けることができますか。

今、あなたに求められているのは、そんな微細なことを感じとり、
その小さなものの背景をイメージする想像力です。
わずかな希望の中から、明日を描き出す構想力です。

本来、商人やマーチャントは、
想像力や構想力によって、
社会の役に立ってきました。

紀ノ国屋文左衛門にとっても、
サム・ウォルトンにとっても、
そして中内功にとっても、
イマジネーションの豊かさこそが、
仕事のエネルギーをつくりだす源となりました。
あるとき、彼らは夢想家と呼ばれました。

今、あなたに求められているのは、
夢を描き出すことです。

そのために小さなことを感じとる力を
身体全体に蓄えることです。

それが、消費の活力をつくります。
顧客はあなたの夢想を、実は待っているのです。

あなたはこの風を感じとることができますか。

編集長時代の私は、
自分で言うのも気が引けるが、
ロマンチストだった。

経営や仕事に、なんとか、
ロマンティシズムを盛り込めないかと、
本気で考えていた。

そんな思いが、私に、
こんな巻頭言を書かせた。

いま、読み直してみても、
仕事にロマンは必須であると思う。

ロマンを感じるから、
徹夜も苦にならない。
熱も一晩で下げられる。

あっという間に訪れた週末も、
あっという間に過ぎてゆき、
来週から欧米へ。

東の方から、風が吹いてくる。
その風にひかれて、私は東へ向かう。

私をひいた空気の一団は、
それは風邪のもとだったのかもしれないが、
この風をあなたは感じられるだろうか。

<結城義晴>

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