結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年10月03日(日曜日)

ジジとおとうさんのリッキョー[2010日曜版vol40]

ヨコハマのジジです。
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「長靴をはかない猫」dscn7431-3.jpg

きょうは、ゆったりとした気分。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
リッキョ-大学にいってます。

14号館6階の教室。
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ことしのおとうさんのサービス・マーケティングには、
25人の院生が、参加しています。

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6階から、 とおくに山がみえます。

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イケブクロのリッキョー。
いいところです。

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キャンパスの木々も、
すこしずつ色づいてきました。

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毎週土曜日、午前中に大学にいきます。
そうして、午後から授業。
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秋になると、それがおわるころには、
すぐに暗くなります。

「秋の日はつるべ落とし」

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夕方の5時からは、
結城ゼミ。

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7号館のあたらしいゼミ室。

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快適です。

今年の結城ゼミのみなさん。

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ひだりから、コダマさん、
ニシワキさん、ヤマモトさん、シブキさん。

ボクも、いつか、おあいしたいです。
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ゼミがおわるころには、
キャンパスは暗くなっています。
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それから、交流したり、討論したり。
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おとうさんにとって、リッキョ-は、
だいじなところです。

それはボクにとっても、
だいじなところということです。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2010年10月02日(土曜日)

風邪には「水⇒毛布⇒寝る」の公式と「鳥の目・虫の目・魚の目」&「心の目」

今週もあっという間に、土曜日。
そして週末。

夏の暑さの疲れだろうか、
一昨日の夜は38度3分の熱が出た。

私の場合、風邪をひく前兆がある。
かならず、最初に喉が痛くなる。
そのあと、体がだるくなって、熱が出る。

熱が出たら、大量に水を飲んで、
毛布や布団をひっかぶって、寝る。

我が家のジジではないが、
寝るに限る。

しかし今回はいきなり熱が出た。
喉も痛くならずに。

もっとも、前日には、
UIゼンセン同盟の流通部会産業政策会議で、
講義と質疑応答を2時間半ほどやり、
その後、意気投合して、
大声をあげながらビールや紹興酒を飲んでいたから、
喉が痛いのに気付かなかったのかもしれない。

いずれにせよ、いきなり熱が出た。

しかし、「水⇒毛布⇒寝る」の公式で、
朝には36度8分に熱を下げた。

それから木曜日の10月1日のブログを書いて、
自動車免許の更新に行った。

この4月、新横浜に移転した港北警察署。

私は優良運転者で「ゴールドカード」。
それでも30分の講習を受けた。
講習で教えられたことは3点のみ。
①バイクに気をつけろ
②自転車に気をつけろ
③歩行者に気をつけろ

横浜市港北区内で昨年、
交通事故による死亡者は6人。

全国的に交通事故死の7割近くが、
バイク・自転車・歩行者だという。

5年に1度の更新の講習。
勉強になった。

その後、急いで横浜の商人舎オフィスへ赴き、
米国・ヨーロッパのテキストづくり最終仕上げに邁進。

スタッフの努力もあって、準備万端だったが、
私自身、「より良いものを、より良いものを」と、
良く噛んで食べていたら、
気が付くと、真夜中の3時半。

今月の商人舎標語
「良く噛んで食べる」

ちょいと時間がかかることが、玉に傷。

家に帰って、仕上げにかかったら、
白々と朝があけた。

ほんとうに良いテキストが出来上がった。
アメリカ編はA4判で300ページを数える。
資料も写真もふんだんで、
そのうえ10万字も詰まっている。

理念と論理と情報の集大成。
「鳥の目」
「虫の目」
「魚の目」
そのうえに
「心の目」

これらがいきわたっている。
8時半に全部やり遂げて、
2時間ほどの仮眠。

心の中に、
ジジのいつもの気分のような「マンゾク」というものが、
ぽっかりと浮かんで、熟睡。

10時半には起きだして、
今日の講義レジュメを確認し、
池袋の立教大学キャンパスへ。

14号館6階の教室には、
25人もの院生諸君が集まってくれた。

サービス・マーケティングの講義。
酔っ払っているわけでもないのに、
妙に饒舌で、テンションが高く、
話し始めたら止まらない。

15分の休憩をはさんで、
3時間、180分。

サービスの「マーケティング・マネジメント」の要諦を語った。

ご清聴、心から感謝。

その後、間髪を置かず、
7号館で結城ゼミ。

6人全員が揃って、それぞれの報告。
みんな順調な進捗ぶりで、
私はほんとうにうれしかった。

ゼミ生諸君、どこか、
いっそう頼もしく見えてきた。

これからの研究、執筆は、
「良く噛んで食べる」

「心の中で数えながら噛む」
最低四〇回、あるいは四十八回。

この習慣をつける。

「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「に、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「さん、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「し、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
・・・・・・・・・。

実は、これが何にでも使える。

事実も、問題も、「良く噛んで食べる」
苦情も、報告も、「心の中で数えながら噛む」

目がさめている限り、何でも。


それが良い論文や研究レポートを書くときの、
唯一のコツです。

良い仕事をするときの、
唯一の要領です。

さて「良く噛んで食べる」は、
私の最初の本『メッセージ』
第6章「イノベーション」から抜き出した。
この次に来るものを紹介しよう。

「風を感じられますか」

あなたはこの風を感じとることができますか。

蒸し暑い夏の夜、
かすかな風の波を肌に受けとめ、
ひんやりとした気持ち良さを味わうことができますか。

秋の激しい嵐のなか、
その渦の向こうにやってこようとしている新しい空気の一団を
嗅ぎ分けることができますか。

今、あなたに求められているのは、そんな微細なことを感じとり、
その小さなものの背景をイメージする想像力です。
わずかな希望の中から、明日を描き出す構想力です。

本来、商人やマーチャントは、
想像力や構想力によって、
社会の役に立ってきました。

紀ノ国屋文左衛門にとっても、
サム・ウォルトンにとっても、
そして中内功にとっても、
イマジネーションの豊かさこそが、
仕事のエネルギーをつくりだす源となりました。
あるとき、彼らは夢想家と呼ばれました。

今、あなたに求められているのは、
夢を描き出すことです。

そのために小さなことを感じとる力を
身体全体に蓄えることです。

それが、消費の活力をつくります。
顧客はあなたの夢想を、実は待っているのです。

あなたはこの風を感じとることができますか。

編集長時代の私は、
自分で言うのも気が引けるが、
ロマンチストだった。

経営や仕事に、なんとか、
ロマンティシズムを盛り込めないかと、
本気で考えていた。

そんな思いが、私に、
こんな巻頭言を書かせた。

いま、読み直してみても、
仕事にロマンは必須であると思う。

ロマンを感じるから、
徹夜も苦にならない。
熱も一晩で下げられる。

あっという間に訪れた週末も、
あっという間に過ぎてゆき、
来週から欧米へ。

東の方から、風が吹いてくる。
その風にひかれて、私は東へ向かう。

私をひいた空気の一団は、
それは風邪のもとだったのかもしれないが、
この風をあなたは感じられるだろうか。

<結城義晴>

2010年10月01日(金曜日)

10月・神無月の標語「良く噛んで食べる」

今日から10月。
「猛暑・酷暑・炎夏」から一挙に「晩秋」へ。
そんな10月の始まり。

気象庁の「寒候期予報」では、
それでも10月いっぱい、気温は例年より高めだという。
そして11月に入ると例年並みにもどり、
今年の冬は、一段と寒く感じられる。

さて、その10月の商人舎標語の発表。

この商人舎ホームページ右段の上から二番目に、
「今月の標語」というコーナーがある。
その下に、今月の標語が書かれていて、
さらにその下に「過去の標語を見る」というボタンがある。
クリックすると、最新のスローガンから、
月を遡るように標語が並ぶ。

一番下、すなわち一番古いのが、
2008年6月のスローガン。
「節約・倹約。もったいない」

それから2010年の10月まで、
都合、29回目となる「今月の標語」の発表。

ジャジャーン!?

と言うほどに大げさなものではないが、
「良く噛んで食べる」

食欲の秋、私たちは、毎日、3回の食事をする。

日本人は1年間に1200回食事する。
朝昼晩の食事以外に、
間食、夜食、つまみ食い、おやつなど含めると。

それが黒田節子先生の名著『1200食のマーケティング』の根拠となった。

この1200食をすべて、
「良く噛んで食べる」

特に10月には、「良く噛んで食べる」
それが今月の標語。

私の著書『メッセージ』(商業界刊)にも文章が入っている。

「良く噛んで食べる」

人間ドックに入って出てきたら、
金属疲労のごとく、いっせいにチェックが入れられた。
全身疲労の四十九歳。
要は、体重を減らせ、痩せろ、節制せよ。

そこで、考えた。
「良く噛んで食べる」
これだけに徹しよう。
そうすればすべて上手くいく。

まず消化がよくなる。
胃腸の負担が軽くなる。
歯が丈夫になる。
顎も発達する。

食べ物の味が分かるようになる。
食べる時間は長くなるが、総体的に量が減る。
量が減れば、少しだけお金もかからなくなる。
その分、美味しいものを食べようと努力する。

うん、すべてよくなる。
健康になるはずだ。
しかし困った。
「良く噛んで食べる」とは、いったいどうすることなのか。

そこで再び、考えた。
「心の中で数えながら噛む」
最低四〇回、あるいは四十八回。
この習慣をつける。

「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「に、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「さん、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「し、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
・・・・・・・・・。

このくらいで、たいていのものは、
心地よく口の中から消えていく。
きちんと噛むために、適当なかたまりを、
順序よく口の中に入れるようになる。

食物の堅さにも、
関心を払うようになる。
すべてよくなる。
ときどき、舌や唇を噛んでしまうこともあるが。

しかしみたび、考えた。
この私の「食べるマニュアル」は、
果たして、
食事時だけのものなのか。
・・・・・・・・・・。

実は、これが何にでも使える。
事実も、問題も、「良く噛んで食べる」
苦情も、報告も、「心の中で数えながら噛む」
目がさめている限り、何でも。

「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「に、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「さん、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「し、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
・・・・・・・・・

私が49歳、『食品商業』編集長の時の巻頭言から抜き出して、
『メッセージ』に収録。

しかし9年前の文章が今も、使える。
それが10月の商人舎標語の意味。

政府に向けて言うならば、
尖閣諸島問題も「良く噛んで食べる」
円高デフレも「良く噛んで食べる」

会社に対して言うならば、
売上げや利益が上がらないという問題も「良く噛んで食べる」
労務問題も環境問題も「良く噛んで食べる」

とりわけ、食べにくい食物、
繊維質の食べ物、
固い食品は、
「良く噛んで食べる」

むずかしい問題、
絡み合った問題、
二律背反の問題は、
「良く噛んで食べる」

いかがだろうか。

さて10月をざっと、おさらいしておこう。

営業的にみると、
3つの山がある。
第1が、2番目の週末から「体育の日」にかけての3連休。
9日(土曜日)、10日(日曜日)、11日「体育の日」祝日(月曜日)。

第2は、25日(月曜日)の給料日にかけての3日間。
23日(土曜日)、24日(日曜日)、そして給料日(月曜日)。

そして第3が、10月最後の日「ハロウィン」。
日本でも、盛んにハロウィンを楽しむようになった。
商売にも欠かせないイベントではある。

サーティワンアイスクリームは、
その名のごとく「31日」に引っ掛けて一大プロモーションを仕掛け、
毎年、大成功をおさめている。

この3つの山をメインに、
日本国民が日常の生活に、非日常の行楽に、
人生を楽しむのが10月。

10月は神無月(かんなづき)、「かみなしづき」とも呼ばれる。
ギリシア・ローマと同じように多神教だった古代日本では、
旧暦の10月に出雲大社に全国の神様が集合した。
一年のことを話し合うためだった。
そのため、出雲以外の日本各地には、
神様が居なくなる月となった。
逆に、出雲だけは、この旧暦10月を「神在月」と言った。

日本の月の命名はロマンティックだ。
そんな10月を楽しみたい。

私自身の10月のスケジュールは、
4日にペガサスクラブの政策セミナー、
(渥美先生没後初の政策セミナー、受講)
5日から8日までオースティン・ダラス
8日から11日までニューヨーク
11日から15日までロンドン
15日から19日までパリ
パリでは世界2大食品フェア「シアル」を訪問。

19日帰国して、
21日、22日と、
コーネル大学RMPジャパン第3期公開講座。
(誰でも受講できるセミナー形式、参加受付中)
コーネル・ジャパンも第3期生31名が決定し、
極めて順調です。

その後、北陸での講演や、
非常勤役員を務めるカスタマーコミュニケーションズ㈱の取締役会、
顧問の会社の会議、
立教大学大学院の講義は2回、
最終週の土日は結城ゼミの第4回合宿、
10月のスケジュールは目白押しで、
休息がとれるのは10月24日(日曜日)だけ。

1カ月に1回くらいの休暇が続く58歳の秋です。
「それも良し」と心に決めて、
「ありがたい」と感謝しつつ、
いざ、10月、神無月へ。

もちろん、この1カ月、31日間を通して、
「良く噛んで食べる」

目がさめている限り、何でも。

「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「に、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「さん、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
「し、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち」
・・・・・・・・・。

忘れてはいけない。

<結城義晴>

[追伸]
本日、「林廣美の今週のお惣菜」がアップされました。
今週はイカのたっぷり里イモ旨煮
思わず「美味しそう!」と声が出てしまう、
秋にぴったりのメニューです。

また、 「スーパーマーケットの省エネ環境戦略」の
第2回もアップされています。
改正省エネ法と温室効果ガスについて。

ぜひ、読んでください。

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コロナは時間を早める

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流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

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