結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年04月16日(水曜日)

バルセロナ最終視察日の講義から郊外SC大発見まで

バルセロナ視察研修最終日。
明日はロンドン経由で日本に帰る。

一段と盛り上がる。

まず8時半から、結城義晴セミナー。
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ヨーロッパまでやってきたのだから、
トップセミナーらしくかなり高度な内容。
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高度で重要な内容を、
いかに整理してわかりやすく説くか。
それが結城義晴の真骨頂。
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ご清聴を感謝したい。
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セミナーが終わると、
最後の視察へ。

ランブラス通り。

マリリン・モンローもどきの女性が、
2階のバルコニーから媚を売る。
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モンジュイックの魔法の泉で記念写真。
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そのサンジョセップ市場。
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市内に41カ所ある市場の筆頭。
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魚の店。
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青果の店。
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惣菜のカウンターの飲食店。
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観光地化したとはいえ、
素晴らしい。

そしてカルフール・マーケット。
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入口近くは、イートインとコンビニエンス。
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単品量販ボリューム陳列。
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カルフール得意の重点販売方式。
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スペイン第2位のエロスキ傘下の、
カプラーボ。
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ごく普通のスーパーマーケット。
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顧客志向がないことが、
店のあちこちに現れている。

それからドイツから侵入してきたリドル。
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アルディとリドル。
イギリスでも、ここスペインでも、
地元小売業に、
えらい迷惑をかけている。
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可視率の高いリーチインケース。
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焼き立てのパン。
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そしてハードディスカウンターのリドルが、
クォリティブランドのPBを開発している。
「デラックス」がそのネーミング。
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継続したイノベーション。

リドルの近隣にある店。
センスインターメディアーリス。
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74店舗のローカルチェーン。
2001年創業の新しい会社だが、
センスあふれる店づくり。
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入口のディスプレー。
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それからオーガニック専門店のビオ・スペース。
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単独店だが、
オーナーが熱心に、有機食品を集める。

バスの中でもずっと講義。
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さらに郊外に出て、
マンション群の中に、
向かい合う二つの店舗。
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エル・コルト・イングレスのジュニアデパート。

アメリカのコールズのような、
1フロア2000坪ほどの店。
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その向かいに、
同じグループのハイパー・コー。
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2層の総合スーパー。
1階は非食品売場。
衣料品と住居関連。
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百貨店のハイパーマーケットだけあって、
カルフールやアルカンポに比べると、
格段にセンスがあるが、
客はほとんどいない。

エスカレーター・スロープを下ると、
地下1階の食品売場。
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売場づくりは、
日本で言う高質スーパーマーケット。
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しかし驚くほど、
客がいない。
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経済不況のスペイン市場では、
完全なミスマッチのマーチャンダイジング。

これからどうするのだろう。
余計な心配をしてしまった。

この後、バスで40分、
郊外の大ショッピングセンターへ。
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ここでみたび、
我がメルカドーナに出会う。
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奇跡のメルカドーナ。

続きは、明日。
お楽しみに。

〈結城義晴〉

2014年04月15日(火曜日)

痛風治療とメルカドーナの奇跡、そしてカルフール・アルカンポ

日経新聞一面トップ記事。
「健康保険料、最高の8.8%」。

大企業の健康保険組合の話だけれど、
相次いで保険料を引き上げ、
2014年度保険料率が平均8.8%。
過去最高を更新。

一般に三保険といわれる、
失業保険、健康保険、厚生年金。

その保険料は月収に料率をかけた金額。
原則的には労使折半で負担し、
会社員は給与から天引き。

労使の契約で7対3もあれば、
100%会社負担という場合もある。

全国約1400の大企業健保組合のうち、
2014年度は500前後が、
平均0.2ポイント料率を上げる。

理由は高齢者医療制度への支援金増大のため。
その額、2013年度で3兆2000億円。

健康保険組合の赤字額は、
2014年度で3600億円強。

そこで政府は、
消費増税と保険料増額で対応する。

日本国民は消費税だけでなく、
保険料の増加で、
ますます苦しくなり、
さらに価格コンシャスは高まる。

小売りサービス業は、
それを受け止めねばならない。

さてバルセロナ2日目。

突然、痛風の持病が発症。
右足親指の付け根が、
赤く腫れて、ズキズキ痛む。

バルセロナ到着の夜に痛みだし、
何とか2日目の視察をこなすも、
痛みはよくなるどころか、
ますますひどくなる一方。

私の痛風体験の最初は2005年。
㈱商業界社長就任2年目。
連日連夜、会社改革に明け暮れて、
激務とストレスが溜まって発症。

このときは松葉づえをついて会社に通った。
休んではいられなかった。

第2回目が2010年10月末。
商人舎を発足させて2年。

立教大学大学院・結城ゼミ、
第2期生の秋の仮提出前合宿初日のこと。

この時も、米欧出張が2週間を超え、
コーネル大学RMPジャパン第3期を、
立ち上げたばかり。

さらに10月末の29日・30日には、
「関東16店駆け巡り」研修会。

これらはみんな、
このブログに記されていて、
結城義晴闘病記録となっている。

忙しい日々を送るとその結果、
食事は不規則になる。
食べる量は増え、
食べる内容もこってり系になる。
運動不足にも陥る。

今回は三度目の消費税ならぬ、
三度目の痛風。

前回は左足親指付け根で、
今回は右足親指付け根。
第1回目は覚えていない。

夕方、タクシーを飛ばし、
市内の「HOSPITAL CIMA」へ。
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スペインの医療機関は約8割が公立。
私が行ったのは、
残る2割の中に入る私立病院。

スペインの社会保障保険制度は、
加入者の公立病院の診療費は無料となる。
たとえ違法の移民であっても。

薬はすべて病院で処方され、
ドラッグストアで購買するが、
これも大幅に割引された価格。

ただし、無料の公立病院は、
たいへん混雑している。

私立医療機関は空いていて、
医療内容も充実。

私はその空いている私立病院へ。
急患用の入り口はこちら。
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地下に通ずる入り口。
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地下に降りると案内版。
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病院内の通路。
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受付でパスポートを提示。
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患者の手首には、
紙製の腕輪がまかれる。
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バーコードが記載されている。
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そして急患待合室。
オレンジやグリーン、ブルーの椅子が並ぶ。
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私も待機。
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持っているのは診察用の受付シート。
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私の受付番号はYY0147。

壁には掲示板。
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そしてYY0147の表示。
すぐに呼び出された。
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待合室から診療室へ。
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このベッドに寝かされて
ドクターの診療。
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まず男性の看護士がやって来て、
ヒアリングを受け、
その後で女性のドクター。

ビニール手袋をはめて、
患部をちょいちょいと触って、
すぐにゴミ箱に手袋を捨てた。

それで診察終り。
痛み止めと尿酸の結晶を溶かす薬。
それらの処方箋をもらい、
100ユーロ也。
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足は傷むが、いい経験をした。
現地コーディネーターのセニョール・ムッタには、
たいへんお世話になった。
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ムッタさんが薬局を2軒回って、
薬を買ってきてくれた。
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上が2ユーロ、下が6ユーロ、
合わせて8ユーロ。
安い。

夜は薬を飲み、
足を氷で冷やして、
おいしいものも我慢して、
横になりながら仕事。

おかげさまで、
ずいぶんはかどった。

さて、そんな右足の痛みを、
引きずりながらの一日。
朝から充実した視察だった。

バルセロナ視察の主目的は、
メルカドーナ。
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通訳はセニョール・ムッタ。

広報ディレクターのジョアン・ジリさんが案内役。
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店内を巡りながら、
メルカドーナの新しい施策を解説してくれる。
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青果売場ではわれわれのために
スイカとオレンジの試食を用意してくれた。
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これが実に甘くておいしかった。
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整然と片づけられたバックヤード。
毎日必要な量が納品されるため、
在庫量は驚くほど少ない。
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店内ツアーを終えると、
場所を隣のホテルに移して、
さらに質疑応答。
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隣の女性は、
バレンシアから駆け付けてくれたバルバラさん。
青果ディレクター。
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私が記者会見の筆頭質問者の如くして、
1時間以上のインタビュー。

メルカドーナのユニークな経営の本質が、
次々に明らかになる。
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団員も熱心に耳を傾ける。
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メルカドーナは取材を受けない企業として有名。
だから、団員たちからも質問が次々に飛ぶ。
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これまでにないほど、
実にいいインタビューだった。
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想像を絶する経営だった。
そしてそれがシンプルに徹していた。

店を見るだけでは、
絶対にわからないメルカド―ナの奇跡。

ジョアンさんやバルバラさんを囲んで、
店の前で記念写真。
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ジョアンさんからは
メルカドーナの企業概要をもらった。
バレンシア語だけど。
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ナイスガイで優秀なジョアンさんに、
心から感謝。

この内容は、
月刊『商人舎』か、
商人舎Magazineで。

残念ながら、ブログでは公開しない。
読者になってください。

凄い内容のインタビューです。
目から鱗です。

そして興奮のうちに、次の視察店へ。
ボックスストアのディア。
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店内奥は核売場の冷凍食品。
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そして再びメルカドーナへ。
闘牛場跡のフラッグシップ店。
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円形のファサードが特徴的。
月刊『商人舎』11月号で紹介している。
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インタビュー後の視察だから、
売場の各所の施策がよくわかる。
だから団員も一層熱心になる。
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昼食はこの闘牛場ショッピングセンターで。

そしてアルカンポ。
フランス・オーシャンがスペインで展開する、
ハイパーマーケット。
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箱型ショッピングセンターの核店舗。
地下1階が食品売場。
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ワインとリカー売場が、拡大されている。
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次に、車で10分ほどのショッピングセンター。
そこにカルフールが入っている。
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こちらのショッピングセンターは最新型。
カルフールはフランスの香りを前面に出して、
核店舗の役割を演じようと必死。
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1階が食品売場。
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対面の精肉売場。
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アルカンポもカルフールも
月曜の午後は閑散としている。

昨日の日曜日、
小売業は休日。
休日明けの月曜なのに、
客の少なさが気になる。

スーパーマーケットのメルカドーナは
2店舗ともに客が入っていた。

ハイパーマーケットとスーパーマーケット。
両業態の違いがくっきりと出た視察だった。

その後、ホテルに帰ってから、
さらに病院へ。

メルカドーナの奇跡を、
またまた新たに感じとった。
そのご褒美と反動のごとき痛風。

どちらにも感謝。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2014年04月14日(月曜日)

ロンドンのテスコ/アズダ/アルディ/ピープルズからバルセロナへ

Everybody! Good Monday!
[2014vol15]

2014年第16週。
4月も第2週。

新学期、新年度が始まって、
もうゴールデンウィークが射程に入る。

しかし今年の黄金週間、
飛び石連休。
例年に比べれば、
インパクトの薄い期間だ。

憲法記念日とみどりの日が、
土曜・日曜にかかる。
しかも消費増税直後のゴールデンウィーク。

家庭内イベントも、
「安近短」

だから小売サービス業側で、
「何かを変えること」。

商人舎Magazineの
ウィークリー商人舎日替り連載、
「月曜朝一」で提案している。

しかしスペイン。
日曜日は店を開けてはいけないと、
法律で決まっている。

メルカドーナもカルフールも、
閉店中。

外食だけは観光客のために、
店を開けてよいが、
「書き入れ時」の日曜日が、
「書き入れない時」になる。

それでいて経済不況から抜け切れない。
不思議な国だ。

さて私はロンドンからバルセロナへ。
ヒースロー空港のラウンジで、
原稿書き。
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乗り込んで・・・・・
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2時間ちょっと。

ピレネー山脈。
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地中海が見えてきた。
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そしてバルセロナ。
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空港に着いたらすぐに、
グラシア通りのチャペラ。
TXAPELA。
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ピンチョス専門店。
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ピンチョは串のこと。
つまり串刺し料理。

美味。

ここで、パソコンを開いて、
ブログを書いた。
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昼食もゆっくり。
それがスペイン流。

ランチが終わったら、
グエル公園へ。
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アントニオ・ガウディがつくった公園。

すばらしい。

ここで全員写真。

陽ざしのかげんで、
逆光にならないように解説。
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みんな聞いてくれて、
ハイ、ポーズ。
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最後にサグラダ・ファミリア。
ガウディ設計の聖家族教会。
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完成はいつのことか。
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工事現場を見せて、
しっかり金をとる教会。
年商?60億円也。
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完成まで、
必ず生きてやる。
そう決意した。
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と、スペインでの初日は、
日曜日で小売業が全部、
店仕舞いしていることもあって、
観光に徹した。

しかしこれも勉強。

その前の日、すなわち、
ロンドン3日目最終日は、
テスコエクストラ視察。

テスコエクストラはハイパーマーケット。
衣食住のフルライン大型店。

2班に分かれて、
ジェイソン・フィンチ店長と店次長に店内を案内してもらう。
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その後会議室で、質疑応答。

実にいい質疑応答で、
またまた1時間を超えた。

この模様は、月刊『商人舎』で、
公開予定。

フィンチ店長と固い握手。
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そして全員での記念写真。
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次にアズダへ。
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1999年に米国のウォルマートが、
このアズダを買収して、
イギリスに侵攻。

アズダもそれに見事に応えて、
テスコ、セインズベリーの後塵を拝していた企業を、
第2位に躍進させた。

この店は大成功を収めていて、
凄い客数。

イースター直前の購買を、
ごっそり奪い取っている。
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絶好調の時のアメリカのウォルマートを、
私は思い出していた。

それくらい、凄い。

日本のスーパーマーケット各社は、
ウォルマートを勉強するよりも、
アズダを学んだ方がいい。
そんなことすら感じられた。

アズダが、
ウォルマートの傘下に入って成功した理由。
それはアズダの強みを忘れなかったからだ。

ウォルマートもそれを認めた。

だから生鮮食品は、
ウォルマートよりもいい。
ファッションのジョージも、
ウォルマートよりも、いい。

自分の強みを活かすこと。
ピーター・ドラッカー先生も強調している。

アズダにはそれがある。

次に、アルディ。
ドイツから進出してきた小型ディスカウンター。
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その最新店を続けて2店。
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ドイツやアメリカのアルディよりも、
生鮮食品を強化して、
独特のポジショニングを獲得。
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こんなに混んでいるアルディは、
見たことがない。

ニューヨーク・マンハッタンの店以上。

インストアで焼いたばかりのパンを、
販売している。
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そしてレジは、
トレーダー・ジョーのニューヨーク店と同じ。
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何度も言うが、
こんなアルディ、
ドイツでも見たことがない。
すばらしい。

テスコもこれには、
大いに手を焼いている。

そのあと、
ピープルズ・スーパーマーケット。
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店舗スタッフ・ダニエル君にインタビュー。
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NHKで取り上げられた店。
たった1店だが、
1000人の会員顧客が、
月に4時間、店で働く。
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究極の顧客参加型小売業。

そして最後にウェイトローズ
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ハイセンスのショッピングセンターに入居。
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百貨店のジョン・ルイスの食品部隊。

デパートメント・マネジャーの
ディーン・ペロットさんにインタビュー。
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百貨店系スーパーマーケットとしては、
イギリスで唯一、成功している。

当然、高級路線だが、
それでもテスコやセインズベリー、アズダを、
ベンチマークしているという。

ここまで、ロンドンの食品小売業を、
駆け足で見てきた。

アメリカがウォルマートを中心にした、
メリーゴーランドとすると、
イギリスはテスコが中心となった、
メリーゴーランド

そのテスコがFSPを展開している。
ID-POSを活用した
フリークエント・ショッパーズ・プログラム。
ウォルマートがEDLPであることと対比的。

ではローカルチェーンはどうするんだろう。

その解答は月刊『商人舎』5月号で。
ご期待ください。

最後に日経歌壇より三首。

消費税上がる瞬間
ポンという音などしない
静かな夜更け

〈富士見 蛭沼考人〉
歌詠みまで消費税をテーマにするご時世。

6か月おいしい食事ありがとう
ごちそうさまと朝ドラ送る

〈東京 辻俊行〉
日常生活を支える商売は、
朝が大切だ。

スーパーの前面にゐる鳩達を追へば
必要最小限逃ぐ

〈松戸 吉田正男〉
「スーパー」が歌に出てくる。
私はこういった短歌や俳句、
大好きだ。

では、みなさん、まだまだ、
ヨーロッパで頑張ります。

みなさんも、月曜日には、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2014年04月13日(日曜日)

ジジとロンドン[日曜版2014vol15]

ジジです。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
ロンドンにいってます。
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まずナリタで、レクチャー。
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12時間のフライトで、
ロンドン。
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ホテルでレクチャー。
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バスのなかでも、
ずっとレクチャー。
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あいかわらず、
いそがしそうです。
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おとうさんは、
おはなしすることもすきですし、
まなぶこともすきです。
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でも、たのしむことも、
すきです。

ブリティッシュ・ミュージアム。
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みんなでフォト。
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ロゼッタ・ストーン。
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ライオン狩り。
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すばらしい。
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アテネの神殿。
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まねる。
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パルテノン神殿の彫刻。
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フンコロガシ。
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おもしろい?
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ほかにも、たのしんだ。
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シャーロック・ホームズのパブ。
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セカンドフロアーには、
名探偵のへやがある。
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推理の道具が、
たくさんある。
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このパブでビール。
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いちばん左のワトソンズ・エイルをのんだ。
うまかった。

それからペキンダックも。
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よかったですね。
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ロンドンの街もすばらしい。
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観覧車。
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ウェストミンスター寺院。
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国会議事堂のウェストミンスター宮殿。
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学ぶことも、
楽しむことも、
生きているってことです。
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3日間、ロンドンにいて、
飛びたった。
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バルセロナへ。

まだまだ旅はつづきます。
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気をつけてください。
そして、ぶじに、
かえってきてください。

ボクはまってます。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年04月12日(土曜日)

セインズベリー&テスコ、ハロッズから大英博物館まで最高峰を堪能

商人舎第15回海外視察研修会。
ロンドン・バルセロナツアー。
2日目は朝8時から夜8時までの、
ハードワーク研修。

ロンドンの宿泊ホテルは
ミレニアム・グロースター・ホテル。
ケンジントン近くの市街地にある。
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朝8時から2階の会議室で
第1回の結城義晴セミナー。
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イギリス小売産業の動向、
テスコのマルチ・フォーマット戦略、
ロンドンで学ぶべきことなどを解説。
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2時間の駆け足講座。
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まだまだ語り足りないが、
今日はスケジュールが、
目いっぱい。

郊外のセインズベリーへ。
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イギリス小売業第3位。
ウォルマート・アズダと、
2位を競い合っている。

売場を視察する参加者たち。
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売場でもできるだけ解説する。
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そして店長のビルさんのインタビュー。
3階にあるホールのような会議室。
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ビル店長は、
イギリスのスーパーマーケット業界動向から、
セインズベリーの基本戦略、
この店の運営について、
実に丁寧に話してくれた。
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質問にも率直に答えてくれる。
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数値も手元の資料を見ながら、
出せるものは示してくれた。
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セインズベリー滞在1時間の予定が、
2時間にも及んだが、
いいインタビューだった。

店長を囲んで記念写真。
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ナイスガイのビル店長と握手。
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セインズベリーの成長の牽引役は、
ネット販売と小型店。

その小型店のバナーは、
「セインズベリー・ローカル」。
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市街地のいたるところに、
まるで東京のセブン-イレブンとローソンのように、
セインズベリー・ローカルや
テスコ・エキスプレスが立地する。
これがロンドンの特徴だ。
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そしてイギリス最大小売業のテスコは、
テスコ・メトロという都市型のフォーマットをもつ。
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テスコ・メトロ。
1000㎡。

これがスーパーストア、エクスプレス、
そして超大型のエクストラと融合して、
高いマーケットシェアをはじき出す。

一方、大型商業施設も、大繁盛。
ロンドンには20万㎡を超える大型SCは、
4つしかないが、
その一つ「ウェストフィールド・ストラットフォード」
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このSCはスーパーリージョナル型。
その両翼の核店舗として、
2つの総合店が入る。
一つはマーク&スペンサー。
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1階が食品売場で、
これが上出来。
天井を吹き抜けにした高級感あふれる空間。
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もう一方には、
百貨店ジョンルイスと、
そのグループのスーパーマーケット
ウェイトローズ。
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店の前には、
ソファや飲食スペースが設けられている。

店内では無料コーヒーのサービス。
これが大人気。
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金曜だというのに、
SCには人人人。
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モールのなかに、
ドラッグストアのブーツ。
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広大なフードコートも満席。
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大ロンドンには、SCがつくりにくい。
この施設はロンドン・オリンピックの跡地につくられた。

ロンドン中心部には、
世界に誇る百貨店ハロッズ。
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この最高峰の芸術的な売場。
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息をのむしかない。

地下1階のワイン売場は、
文句なく世界最高。
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つい見入ってしまう。
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街中に展開される小型スーパーマーケット。
エクスプレスストアというフォーマット。

そして通常のスーパーマーケットや、
都市型スーパーマーケット、
マークス&スペンサーのような総合スーパー、
そして百貨店のハロッズとジョン・ルイス。

顔ぶれは少ないが、
それぞれに個性あふれる役者が、
自分の演技力を存分に発揮する。

よくできた芝居を見ているようなロンドン。

ポジショニング戦略というコンセプトが、
心に残る。

いそがしく店を見るばかりではいけない。

束の間に大英博物館視察。
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ニューヨークならメトロポリタン、
パリならルーブル美術館、
そしてロンドンは大英博物館。

これらを訪れねば、
ロンドンに来たかいがない。

夜は、ホテルから5分のインド料理。
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左が日穀製粉㈱社長の小山紀雄さん、
右が関西スーパー常務の福谷耕治さん。

ロンドン第一のインド料理を堪能。

今日は店舗から博物館、ディナーまで、
最高峰ばかりを楽しんだ。
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心から感謝しよう。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2014年04月11日(金曜日)

日経一面記事の小売トップ発言集と12時間フライト後のロンドン初日

日経新聞が壱面トップで、
「小売業、7割が増収増益」

と言っても、2015年2月期の決算予想。
消費増税後の反動をものともしないらしい。

日経新聞が集計したのが、
2014年2月期決算の小売企業51社。

終了した2014年2月期は、
合計で増収8%、増益0.3%。

これに対して2015年2月期見通しは、
「7%増収、8%増益」。

36社が増収増益の見込み。

イオンの岡田元也社長。
「生活費の上昇を収入増で補えない人々は
日用品の節約に動く」。

そのイオンの2014年2月期連結決算の詳細は、
今日のDaily商人舎で、
つかんでおいてほしい。

総合スーパーやスーパーマーケットは、
新年度も予断を許さない。

百貨店やニトリなどは、
消費増税の反動が大きいと見る。

髙島屋木本茂社長。
「夏ごろまでに完全に復調するのは難しい」

Jフロント山本良一社長。
「百貨店事業を中心に
増税の反動減が出る」

しまむら野中正人社長。
「賃上げの動きが広がれば、
消費には追い風」

しかしニトリ似鳥昭雄社長。
「影響は9月まで続く可能性がある」

似鳥さんの発言、
物議を醸している。

この発言が全体のものだとすると、
来年10月のさらなる増税ができなくなるからだ。

セブン&アイ・ホールディングス村田紀敏社長。
「日常使いできる利便性で、
増税の影響はほとんどない」
セブン&アイはセブン‐イレブンに牽引されている。
そのコンビニは影響なしという判断。

ただしイトーヨーカ堂やヨークベニマルは、
岡田元也さんと同じような見解だろう。

ローソン玉塚元一最高執行責任者。
「増税後は消費者の選別の目が、
一段と厳しくなる」

玉塚さんの見解は、
すべての小売業に当てはまる。

挙句、小売企業の淘汰が進む。
私はこれを確信している。

さて、成田空港を飛び立って、
九十九里浜。
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ブリティッシュエアライン006便、
10日10時50分発。

機体は向きを変えて、
北へ向かう。

そしてシベリア平原が、
延々と続く。。
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さらにヨーロッパ大陸。
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12時間ほどのフライトで、
イギリスのグレイトブリテン島へ。
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最後にテムズ川が流れる大ロンドン市。
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ヒースロー空港には、
現地時間15時20分に到着。
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早速、専用バスに乗り込み、
市郊外の高級住宅地ケンジントン地区へ。

テスコのスーパーストア。
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24時間営業の超繁盛店。

入り口を入ると真ん中に
ミールソリューションと、
デリカテッセンの対面売場。
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青果売場はスポット照明を多用。
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お客は実によく入っている。

テスコの2013年2月期の売上げは、
723億6300万ポンド。
伸び率0.5%、
純利益34億53300万ポンド。
こちらは伸び率マイナス11.8%。

英国内の店舗数は3146店で、
もちろん国内最大手。

一方、同じケンジントンにあるセインズベリー。
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同じ高級住宅地に立地しながら
安さを打ち出すだけの旧来型店舗。
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精肉や鮮魚は対面販売を取り入れるも、
お客からのオーダーは、
決して多いようには見えない。
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この店、明らかに加工食品が多い。
テスコとは戦略が違うと言えば、そうも言えるが、
高級住宅立地で、デリが弱すぎる。
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セインズベリーの売上高は、
256億3200万ポンド。
伸び率3.5%。
純利益7億5600万ポンド。
伸び率6.1%。

店舗数は小型店を含めて1106店。
イギリス第2位の小売業。
テスコとの格差が歴然としてきた。

アメリカのスーパーマーケット産業。
第1位のクローガーは絶好調。
しかし第2位のセーフウェイは、
投資会社サーベラスに買収されてしまった。
イギリスのテスコとセインズベリーも、
おなじような様相を呈してきた。

日本での小売企業淘汰も、
欧米に来ていると、
当たり前に感じられる。

着いて早々、
2店舗を比較視察して、
初日の学習は終了。
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元英国首相マーガレット・サッチャー女史。
そのご愛用のシーフードレストランで、
懇親夕食会。

日穀製粉㈱社長の小山紀雄さんが
乾杯のあいさつ。
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濃厚なエビのスープ、
サーモンのソテー、
蟹のフライなどを賞味しながら、
一人ひとりが、
自己紹介を兼ねてあいさつ。

関西スーパーマーケット常務の福谷耕治さん。
コーネル・ジャパン伝説の第1期生。
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山本誠社長以下11名で、
大挙参加してくれた㈱万惣の皆さん。
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それに聞き入るのは、
スーパーマーケット各社のトップ。
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視察で何を学びたいか、
何を持ち帰りたいのかなどを語ってもらったが
その内容を聞いていると、
始まったばかりだが、
すごくいい手ごたえを感じる。

今日から3日間、
世界一訪れたい都市ロンドンで過ごし、
その後、バルセロナに向かう。

決してサッカー観戦ではありません。
始まったばかりだが、
いいツアーになる予感。
ひしひしと感じられる。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2014年04月10日(木曜日)

台湾立法院学生占拠とロンドン・バルセロナへの出発

ああ、今年の桜も終わる。
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そんな感傷的な心持ちになる。
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今年の桜は、
はやく咲いて、
早く散った。
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しかし散り際に粘った。
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なにか、今年の日本を、
象徴しているように感じた。
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毎年毎年、
桜が咲いて、
桜が散る。
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それを楽しむ。

あと何度、
これができるのか。

さて、先週末、
私は台湾にいた。

その立法院を学生が占拠していた。
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立法院は、
日本でいう国会。
つまり三権分立の「立法」をするところ。
国会議事堂にあたる。

その中に学生たちが乱入して、
占拠し、立てこもった。
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なぜか。

現在の中華民国総統は、
馬英九(ば えいきゅう、マー・インチウ)。
ハーバード大学法学博士のエリート。

その馬総統が強引に、
中華人民共和国との経済統合を図ろうとした。

学生たちは、
それが台湾の自主性を損なわせると、
立ち上がった。
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立法院の外側を、
支援者が取り巻いて、
学生たちが強制退去されるのを防ぐ。
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機動隊が入り口を固めるが、
その外側に陣取って、
学生を支援している。
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ひっきりなしに演説をし、
集会を開く。
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一般の人々が、
それに参加している。
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当然、立法院の敷地内にも泊まり込む。
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支援のTシャツなども販売している。
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バスが横付けされている。
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私たちも支援。
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周辺地図。
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ダンボールには手書きの告示。
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大型トイレ車。
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立法院右サイドは、
テント村になっている。
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日本ならば警察や機動隊が、
一気に学生たちを撤去させる。
しかし台湾では、
それをしたら国民が許さない。

そして国民が泊まり込みで、
外から学生たちを守っている。
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右サイドでも集会。
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テントにも人が参集している。
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食事の炊き出し。
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資材部。
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今回の運動の象徴は、
ヒマワリの花。
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黄色い紙の横断ビラ。
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馬総統を揶揄している。
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裏門には機動隊。
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マスコミも常駐。
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立法院左サイドにも、
支援のテント村。
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そこで馬総統と内閣は、
学生たちに妥協した。
正当な手続きを踏んで、
中国との関係を結ぶとの条例案を出した。

今日、この学生たちの立法院占拠は、
自ら解除される。

つまり、学生たちが、
立法院から出てくる。

日本のメディアでも、
報道されるに違いない。

立教大学大学院・結城ゼミの修了旅行は、
この台湾立法院占拠に遭遇した。

そして私は、
政治的イデオロギー抜きに、
台湾というエリアの、
エネルギーを感じとった。

一方、私たちの国・日本は同だろうか。
考えさせえられた。

外国を訪れて、
そこで起こっている事実と向き合う。

もちろん店舗や商業集積も、
紛れもなくその国の、
「今の事実」の一部である。

それを知る。
感じる。
学ぶ。

私たちが生きることは、
他との違いを知ることだ。

他との差異を認識して、
自分を確認することだ。

今、私は成田空港72番ゲート。
これからロンドンに旅立つ。

イギリスやスペインと、
日本の違いを知るために。

彼の地の小売流通業と、
日本の流通業との差異を、
学ぶために。

そして日本の小売流通業の、
発展を考えるために。
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第15回商人舎海外視察研修会。
ロンドン・バルセロナ。

出発します。

あとは、よろしく。

〈結城義晴〉

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