結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年08月13日(水曜日)

4月~6月のGDP年率換算▲6.8%なるも「谷深ければ山高し」

8月13日。
盆の入り。

近年、身近な人を、
ずいぶん亡くした。

迎え火にも思いがこもる。

しかし帰省ラッシュは今日の午前中だった。

夏の甲子園高校野球は1回戦が、
悲喜こもごも。
それでも淡々と消化される。

子どもたちは、
夏休み真っ只中。
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日差しはちょっと、
秋めいてきた。
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内閣府が今日、
4~6月期の国内総生産速報値を発表。
Gross Domestic Product。
GDPと略される。

経済産業省のホームページのなかに、
「キッズ・ページ」がある。
Kid’s Page。

こどものページということ。

そのKid’s PageのGDPの説明
おそらくもっともわかりやすい言い回し。

「GDP(国内総生産)とは、
日本の国内で、
1年間に新しく生みだされた
生産物やサービスの
金額の総和のことです」

一方、Wikipediaでは、
「国内総生産とは、
一定期間内に国内で産み出された
付加価値の総額のことである」

Kid’s Page、なかなかいい。

毎日更新宣言ブログも、
商人舎magazineも、
経産省Kid’s Pageのレベルを目指したい。

「GDPはその国の経済の力の目安に
よく用いられます。
また、経済成長率はGDPが
1年間でどのくらい伸びたかを表わすものです。
経済が好調なときはGDPの成長率は高くなり、
逆に不調なときは低くなります」

ちょっと違うのは1年間だけではなく、
3カ月間のGDPも目安にされること。

だから今日の内閣府の発表がある。

4月1日から消費税が8%に増税された。
来年10月には10%にさらに増税される見込み。
その影響はいかほどか?

そんな事情もあって、
4月から6月のGDPは、
特に注目されていた。

結果は、
物価変動の影響を除いた「実質」の季節調整値で、
前期比1.7%のマイナス。
これは年率換算で6.8%マイナス。

「年率換算」とは、
当該期の増減率が1年間続いた場合、
年間でどのくらいの変化率になるかを示した数値。

四半期の前期比増減率の年率換算の式がある。

年率換算実質GDP成長率(%)
={(1+四半期実質GDP成長率)4乗-1}×100

この式を覚えよとは言わないが、
意味は知っておいてよい。

年率換算に関してよくたとえられるのが、
マラソン競技のタイムの話。
マラソンレースの途中で、
ゴールのタイムを予想するのと同じ。

4月~6月は、
その年率換算でマイナス6.8%だった。
今年の1~3月期は、
年率換算で6.1%のプラスだった。

その前の昨年10~12月期は、
年率換算でプラス1.0%。
(今日の日経新聞夕刊は「マイナスだった」と報じたが、
何かの間違い)

ただし、今回のダウン率は、
2011年1~3月期以来のもの。
このときは6.9%のマイナスだった。
そう、東日本大震災のとき以来。

さらに、1997年4月1日に、
3%から5%に消費増税をした前回、
4~6月期の国内総生産は、
前期比年率3.5%マイナスだった。

今回は、あの時よりも、
ダウン率が大きい。

日本では個人消費が、
国内総生産の6割近くを占める。
その個人消費は今回、
実質で前期比5.0%マイナス。

これは前回の消費増税のときの、
3.5%ダウンを上回る。

住宅投資はマイナス10.3%、
設備投資もマイナス2.5%、
公共投資も前期比マイナス0.5%。

輸出がマイナス0.4%、
輸入がマイナス5.6%。

輸出から輸入を引いた外需の成長率への寄与度は、
4四半期ぶりにプラスで、1.1ポイント。

収入の動きを示す雇用者報酬は、
実質でマイナス2.2%。

つまり軒並みマイナス。

特に我々の商売に影響する個人消費は、
マイナス5.0%だった。

過去のことを振り返っても仕方ないが、
甘利明経済財政・再生相は、
「先行き反動減は和らぐ」とコメント。
「夏以降は緩やかな回復が続く」ことを強調。

これは心強い。

日経新聞夕刊は、
ESPフォーキャスト調査を紹介。
「7~9月期のGDPは、
前期比年率4.08%増」。

まとめは「谷深ければ山高し」。

夏場から秋は「高めの成長」。

つまり経済のフォローウィンドが吹いている。
思う存分、盆商戦を楽しみたい。

それぞれの商売、
それぞれの仕事ぶりがある。
それを貫徹してほしい。

ドキドキ・ワクワク・ニコニコ!!
これに尽きる。

〈結城義晴〉

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