結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年01月17日(水曜日)

阪神大震災の日、新春全国セルコトップ会の「いのちの弾み」

1995年の1月17日。
23年前の今日、
阪神淡路大震災が起こった。

6434人が亡くなった。

私は㈱商業界の社員で、
食品商業編集長だった。

震災直後の雑誌に、
巻頭言を書いた。
それを自著『Message』にも掲載した。

「阪神大震災」

阪神大震災、
お見舞い申し上げたい。
亡くなられた方々の
ご冥福を祈りたい。

尊い命を、家族を、同朋を、
奪い取られた悲しみはつきない。
家を、店を、
財産を失った絶望は深い。

しかし、人びとは、
たくましかったし、
モラルは高かった。
被災地の商業は任務を果たし続けた。

スーパーマーケットは、
生存のための配給基地となった。
コンビニは、
余震の続く闇のなかの灯台に変わった。

フードサービスは、
温かい食べ物の炊き出し係に徹した。
メーカーや問屋は、
補給部隊の役を担った。

小さな店も、大きな企業も、
皆が、このときこそと、
日ごろの仕事の腕を発揮した。
いつもよりも素早く、力強く、黙々と。

そのそばで、
瓦礫のなかに
埋まったままの人たちも、
また、いた。

雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、
商業は働き続けねばならない。
店は客のために、是が非にも、
開けておかねばならない。

有事のときにこそ、頭を柔らかくし、
冷静に、活躍せねばならない。
人びとが立ち上がる礎に
ならねばならない。

商業人は、
どんなときにも、
明日を、
見つめていなければならない。

私たちは、震災に勇敢に
立ち向かった仲間を心から尊敬しよう。
商業という仕事を貫いた同志たちを
誇りにしよう。

こんなときだからこそ、深く深く、
私たちの役割の大切さを自覚しよう。
そして、この阪神大震災を
永く記憶にとどめておこう。

崩れ果てた廃墟のなかで、
人びとに喜んでもらった
この感動を、
これからの支えにしよう。

未来のために。
客のために。
店のために。
蘇える街のために。

私たち自身のために――。
〈結城義晴〉

朝日新聞「折々のことば」
第993回。

死と隣合せに
生活している人には、
生死の問題よりも、
一輪の花の微笑が
身に沁みる。
(太宰治『パンドラの匣』から)

「いつすべてが止むかと
心細い思いでいる人には、
赤子の寝息だって、
犬の遠吠えだって、
蟻の行列だって、
真夜中の竹林のそよぎだって
いいのだ」

太宰の表現力。

「何かいのちの弾みのようなものが
伝わってくれば。
いのちが明滅する気配に
ふれていられれば」

いのちの弾み。
いのちが明滅する気配。

太宰はそれを文章で提供しようとした。
しかしそれは店でも売場でも、
商品でもよろしい。

「寄せては去る、
その微かなくり返しが心を慰める。
灰色の論は要らない」

阪神淡路のあと、
2004年10月23日に、
新潟県中越地震が起こり、
さらに2011年3月11日に東日本大震災。
そして昨年4月16日に熊本地震。

一輪の花の微笑。
いのちの弾み、
いのちが明滅する気配。

私たちはそれを提供し続けたい。

今日は午後から、
新横浜国際ホテル。
新春全国セルコグループトップ懇親会。

セルコチェーンの理事長は、
佐伯行彦さん。
(株)さえきセルバホールディングス社長。
しかし現在、療養中で、
長男の佐伯啓太さんが、
メッセージを代読した。

そのあと、副理事長の井原實さんが挨拶。
(株)与野フードセンター社長。
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さらに来賓の挨拶は、
林陽哲さん。
経済産業省流通政策課長。
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林さんはアマゾンとアリババに、
直接、取材をした。
そして商品からの利益はなくても、
収益性を担保していることを確認した。

内容は昨日のこのブログと類似していた。

このあとの来賓祝辞は、
大手食品卸売業のトップのみなさん。
業界でも有名なメッセージ合戦。DSCN9724.JPG8

まず國分勘兵衛さん。
国分グループ本社(株)会長兼CEO。DSCN9726.JPG8
AIやIoTなどデジタル革命の趨勢を語って、
食品産業の未来を予見した。

そして三菱食品(株)社長の森山透さん。
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上杉鷹山の「見切り千両」を語った。
働き 一両、考え 五両、
知恵借り 十両、コツ借り 五十両、
ひらめき 百両、人知り 三百両、
歴史に学ぶ 五百両。
そして見切り 千両。
さらに無欲 万両。
見事に言い切った。

三番目は佐々木淳一さん。
(株)日本アクセス社長。DSCN9731.JPG8
製配販で取り組む「値上げ」について。
言いにくい話をズバリ、ソフトに。

四番目は三井食品(株)社長、
萩原伸一さん。
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株高とバブルの話は面白かった。

最後に五番目は、
伊藤忠食品(株)社長・高垣晴雄さん。DSCN9750.JPG8
セルコチェーンは地場産業として、
大いに頑張ってほしいと、応援。

来賓祝辞が終わると、
協同組合セルコチェーン役員登場。
全員が一人ひとり紹介された。DSCN9752.JPG8

乾杯の音頭は、副理事長の川崎博道さん。
(株)サンシャインチェーン本部会長。DSCN9758.JPG8
そして懇親。

まずはいまだセルコチェーンの牽引車。
相談役の平富郎さん。
もちろん(株)エコス会長。DSCN9762.JPG8
平さんは数えの傘寿、満79歳。
富士登山をご一緒したのが71歳のとき。

結城「もう登れません」、
平「まだまだ登れますよ」

ああ。

そして川崎さん。
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さらにボランタリーチェーン協会から、
全日食チェーン社長の平野実さん。
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そして國分勘兵衛さん。
お正月にはいつもお会いします。
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日本アクセスの佐々木さん。
今年も活躍してもらいます。
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今回はどんどん進行して、
中締めは副理事長の桑原孝正さん。
(株)さえきセルバホールディングス副社長、
(株)セルバ社長で、
佐伯さんの相棒。
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一番最後に、二人の副理事長。
井原さんと桑原さん。
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これからの数年。
日本のボランタリーチェーンは、
激動の中にあるに違いない。

もしかしたら、
ホールディングカンパニーのもと、
緩やかな統合の時代が、
やってくるかもしれない。

その時にも必要なのは、
一輪の花の微笑。
いのちの弾み、
いのちが明滅する気配。

人間の命にかかわる仕事が、
食品産業である。

〈結城義晴〉

2018年01月16日(火曜日)

日本チェーンストア協会会長交代と「アマゾンと小売りの未来」

日本チェーンストア協会会長が変わる。
現会長の清水信次さんから、
現会長代行の小濵裕正さんへ。

協会からはまだ、
正式に発表されていないが、
私のところにはもう昨年から、
その情報が入っていた。

今週金曜日に、
恒例の賀詞交歓会が開催される。
その場で、一応、
発表されるのだろうが、
正式決定は5月の通常総会になる。

日経新聞が今朝の朝刊で報道した。

清水信次さんは、
(株)ライフコーポレーション会長兼CEO。
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ご存知、小売業協会会長をはじめ、
日本スーパーマーケット協会と、
新日本スーパーマーケット協会では、
名誉会長。

小濵裕正さんは(株)カスミ会長。
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昨年3月まで、
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)会長だった。
日本最大のスーパーマーケット企業。

小濵さんが会長のカスミと、
マルエツ、マックスバリュ関東が統合し
共同持株会社が設立された。

小濵さんはその初代会長だった。

清水さんが91歳で、小濵さんは76歳。

とてもいい交代だと思う。

何より清水さんはご高齢。
そして小濵さんは実績もあるし、
業界きっての人格者でもある。

さて日経新聞オピニオン欄の「複眼」。
「アマゾンと小売りの未来」
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編集委員の田中陽さんが、
アンカーとなってまとめた。

世界の3人の論客の意見。

「アマゾン・エフェクト」の分析。

「アマゾンの小売り支配は、
世界的な潮流なのか。
近未来に待ち受ける消費社会の姿は」

まず、良品計画会長の金井政明さん。

「小売業は栄枯盛衰、
新陳代謝の激しい産業だ」。

シアーズからウォルマートへ。
「小売りのライフサイクルは、
危うさをはらむ」

これは有名なマクネア教授の、
「小売りの輪仮説」に近い見解か。

だから、「アマゾンが、
未来永劫であるとは思わない」

それはわかる。

しかし、「アマゾンの
自由な発想を見るにつけ、
リアルな小売業は猛省すべきだ」

これもわかる。

「アマゾンは膨大なデータを分析して
新たな事業やサービスの開発に活かす。
たまたまビッグデータが
集まる小売業をやっていて、
小売りで儲ける優先順位が低い。
だから低価格販売も可能となる」

「アマゾンで十分な部分があるのは確かだ。
食品・日用品の著名なナショナルブランドは
商品の価値を誰もが知っているから、
安い価格に流れる」
これはコモディティグッズのこと。

「ただ、世の中がアマゾンで、
埋め尽くされることはない」
コモディティだけの世界には、
豊かさや多様性はない。

「良品計画はあくまで
実店舗を主体でやっていく」
自信満々。

「無印良品の
簡素で生活の素材としての商品と、
働く人を大切にしているからだ」

このあと、体験談。
「ネット通販に参入したのは2000年で
日本の小売業の中では早かったが、
期待したほどは売れなかった」

「『売らんかな根性』が出ていた」
正直に答えてくれた。

「現在は各店舗でのイベント案内など
地域に密着した情報を伝えていて、
これでネットでも売れるようになった」

これは大事な発言だ。

「ネット社会は、
つながっていると思われているが、
本当はそうではない」

「作り手、売り手、運び手の
役割が明確(だが)、
買い手と分断されている」

「情報の共有は乏しい」

「実店舗の小売業は、
そこをつなげる使命がある」

「アマゾンと同じ土俵で
闘ってもしょうがない」
20170910_amazon-02

金井さんは言う。
「デジタル革命と異なる世界で
やっていけるはずだ。
日本の小売業、商人には素養がある」

次は、ニコロ・ガランテさん。
タイのセントラル・リテールCEO。

東南アジアではまだ、
欧米や中国ほどECは普及していない。

しかしスマホは普及していて、
「EC時代への準備は整っている」

しかし彼の国では、
「既存の小売業が強く、
ECの必要性がそれほど高くない」
だから、まだ普及していない。

「欧米や中国でアマゾンやアリババが
20年かけてもたらした
小売業界の秩序の変化は、
東南アジアでは3~5年で起こるだろう」。

「既存の小売業にも
ECの世界を制するチャンスは十分にある。
カギとなるのは店舗とネットを融合する
『オムニチャネル』戦略だ」

タイ小売業協会の専務理事は、
チャチャイ・トングラタナハンさん。
博士号を修得したタイ小売業の理論家。
20130704013727.jpgチャチャイ

ニコロ・ガランテさんの見解には、
チャチャイさんの影響が表れている。

セントラルは昨年、
中国のEC2位JDドットコムと提携した。
「大きなECサイト上に組み込まれることは
EC時代を生き残るには有利だ」

「オムニチャネル戦略と
強力なECサイトがそろえば、
東南アジアでは既存の小売業が
店舗を持たないアマゾンを
上回ることも可能かもしれない」

最後はアメリカのデビッド・バサックさん。
アリックス・パートナーズ のディレクター。

アマゾンのビジネスモデルには、
「まだまだ拡大の余地がある」という。

アマゾンの現在のビジネスは、
ほとんどがB2Cだ。

アリババはB2Cはもちろん、
B2BもC2Cも幅広く展開している。

だからアマゾンは、
「ビジネスモデルやプラットフォームを
拡大する余地を持っている」

しかし、アマゾンは、
「価格や配達サービスなどで
高いハードルを設定してしまった」

だから「他社が同じサービスを提供し、
その上で利益を出すのはとても難しく、
多くの小売業者が苦しんでいる」

そのうえ、消費者は、
「全ての価格を比べられるようになった」
価格透明性である。

そのことで消費者が優位に立った。

逆に言えば、
「終わりのない価格競争の中にいる」

個々が重要なところだ。

「多くの伝統的な小売業者が
不動産や負債、在庫などの
重荷を抱えながら、今後この競争から
脱落していくことになるだろう」

「ただ価格がすべてではない。
小さくても機転が利く小売店は
店舗でも健闘している」

小さくても機転が利く小売業。

そしてファストファッションを例にとる。
「速いターンで商品を入れ替える点に
消費者は価値を見いだし、
お金を払っている」

これこそZARAの戦略だ。

「回転を速め、身軽でいることも
一つの戦略といえる」

アメリカの小売業は、
「アマゾンの脅威を認識するのに
長い時間がかかってしまった」

しかし、それでも、
「やっと生死がかかった、
緊急性の高い問題であることを認識できた」

「スマホという革新的な製品が登場し、
人々の消費行動は決定的に変わった」

「スマホでの買い物は楽しく簡単で、
自分向けに仕立てられた経験だ。
米国人が愛する『お買い得』を
簡単に見つけやすく、
もう後には戻れない」

もうあとに戻れない。
これが極めつけの言葉だ。

土井たか子流に言えば、
「やるっきゃない!」

最後に田中さんの分析。

「先進国の流通業は未来のために
過去の過剰店舗の整理が欠かせない」

「デジタル革命は
小売業の市場参入障壁を一層低くした。
メーカーも実店舗を飛び越えて
ネットを経由して消費者と結びつく」

「もはや小売業という
業界はなくなり、
異業種が小売りのルールを
変えようとしている」

鋭い分析だ。

やはりアメリカが一番、進んでいる。
だからコンベンショナルな小売業は、
業界も業態も淘汰される。

日本はまだまだ。

だから金井さんのように、
「デジタル革命と異なる世界で、
やっていけると自信を持つ」

それでも日本も急速に、
アメリカのようになっている。
決してガラパゴスではない。

タイはちょっと前の日本のようだ。
日本では「オムニチャネル」は、
もう、死語に近くなっているだろう。

米国の価格透明化現象。
だから終わりのない、
価格競争が続く。

この点に関しては、
最悪を覚悟して、
最善を尽くす。

これっきゃない!

〈結城義晴〉

2018年01月15日(月曜日)

人間産業の「人の強み」と万代知識商人大学第2期修了式

Everybody! Good Monday!
[2018vol3]

2018年第3週。

朝日新聞「天声人語」。
東洋大学発刊の「現代学生百人一首」から。
「今回の応募作は4万9千超。――
就職を詠んだ歌に光る表現が多かった」

機械化で
消えてなくなる仕事知り

将来の夢決められずいる
〈高1 粟野夏乃子〉

時代はどんどん進んでいく。
小売産業やサービス産業にいらっしゃい。
人間産業にはいくらでも、
いい仕事がありますよ。

[Message of January]
人の強みを発揮させよ。
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人間の、
人間による、
人間のための産業。
それが小売流通サービス業だ。

平成の年号が変わろうと、
東京オリンピックが開かれようと、
それが人間産業であることは、
永遠に変わるものではない。

AIが仕事を変えようと、
IoTが広がろうと、
ビッグデータが活用されようと、
ロボットが現場に導入されようと。

人間の、
人間による、
人間のための産業。
それは変わらない。

しかし、好況が続けば続くほど、
失業率が低下すればするほど、
その人間産業に人間が集まらない。
ハイテク産業やIT産業に取られてしまう。

だから主婦を戦力化する。
高齢者の雇用を延長する。
外国人研修生を雇い入れる。
派遣労働者を確保する。

もちろんそれには深い意義がある。
ダイバーシティ経営へのシフトは、
21世紀人間産業の必然の軌道であるし、
未来を切り開く可能性を意味している。

そしてこのとき、
一人ひとりの人の強みが発揮される、
風土と文化と仕組みが、
用意されねばならない。

人間の、
人間による、
人間のための産業の、
人間一人ひとりの強み。

Human Industry SHIFTこそ、
好況のときに人間が集まる、
真の人間産業の、
望ましい未来図である。
〈結城義晴〉

昨日の午後の富士の山。DSCN8543.JPG8

今年は暖かい。
頂のところだけ雪をかぶっている。DSCN8548.JPG8

富士川と富士山。
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大阪に入って、一夜明けて、
今日は万代知識商人大学修了式。

朝8時、㈱万代本社の会議棟大ホール。
2017年2月にスタートした第2期、
32名が11カ月学んできた。DSCN9661-1

修了に当たって、
最終レポートを提出し、
今日はそのレポートの内容を、
経営幹部の前で発表する。

大学院の論文発表のようなもの。

全取締役が最前列にそろう。DSCN9664-1

初めに、学長あいさつ。
結城義晴です。
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プレゼンを前に、
受講生は緊張の面持ち。DSCN9668-1

1人5分の持ち時間で、
会社への提案を含めた論文発表を行う。DSCN9670-1

4人の発表が終わると、
会場の役員から質問が飛ぶ。
いわゆる考査スタイル。
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会場後方に座った加藤徹さんから、
次々に鋭い質問が飛ぶ。
万代会長にして知識商人大学理事長。DSCN9673-1

それに受講生が答える。
鋭い質問にときには、
たじたじとなる。
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前列に座った阿部秀行社長と経営幹部。
こちらからも質問や指摘が発せられる。
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壇上の受講生一人ひとりに対して、
質問は3つから4つ、投げかけられる。
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2期生には女性が4人。
男女の別なく、
役員から厳しい質問が飛ぶ。
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昼食をはさんで、
8時間に及ぶ考査。
無事に終了。

そして結城義晴の最終総括講義。
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まず佐藤一斉の「言志四録」。
少(わ)かくして学べば、
すなわち壮にして為すこと有り、
壮にして学べば、
すなわち老いて衰えず、
老いて学べば、
すなわち死して朽ちず。

それから1年間の講義で、
何度も何度も繰り返した「事業の定義」。
第一は、組織を取り巻く環境である。
第二は、組織の使命すなわち目的である。
第三は、使命を達成するために必要な
強みについての前提である。
もちろん、ピーター・ドラッカー。

そして「万代のミッション」。
日本一 買い物に行きたい店舗。
日本一 働きたい会社。

最後は「人間力経営」。
心の力・頭の力・技の力。
人間力経営とは、
三つの力の「掛け算の力」である。
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32名の受講生たちに贈る、
最後のエールだった。
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冬の日が暮れるのは早い。
長い考査で薄暮。

急ぎ、外に出て
本社屋の前に集合。

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帽子投げの記念撮影。
1回だけのぶっつけ本番。

投げ方をシミュレーション。DSCN9719-1

決まった!DSCN9721-1

ふたたび大ホールに戻って、
修了証書授与式。
阿部社長が一人ひとりに手渡す。DSCN9730-1

学長の私は記念のバッジを贈呈。DSCN9725-1

それを幹部の皆さんが拍手で祝う。DSCN9744-1

そして阿部社長からの祝辞。
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最後は加藤理事長からの祝辞。
理事長は改めて、
「現場の重要性」を強調した。
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最後の最後まで真剣な2期生。
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修了おめでとう。

新たな門出を祝って
全員で元気に記念写真。
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女性修了生4人とも記念撮影。DSCN9778-1

阿部社長と2人で写真。DSCN9773-1

最後は一人で記念写真。
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この日の夜は、
割烹料亭「久恵」で懇親会。
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乾杯の発声は西田淳さん。
住吉沢之町店長。
陰で2期生を大いに盛り上げた。DSCN978601-1

役員の皆さんと2期生が交流。IMG_4540-1

おいしいしゃぶしゃぶとちり鍋。
ワインまで用意されて、
2時間ほどの交流会は、
あっという間に終わった。DSCN9783-1

松岡俊介級長が代表して決意表明。
第3営業部エリアマネジャー。IMG_4545-1

そして2期生の加藤健さんが、
お礼のあいさつ。
執行役員第4運営部エリアマネジャー。IMG_4547-1

事務局のむちゃ振りで、
再び三たび、結城義晴からのメッセージ。
「今日が一番幸せな日」と題して、
最後に厳しい言葉を贈った。IMG_4553-1

皆、真剣な顔つき。
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最後の最後は、
再び三たび、阿部社長。
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皆の顔が引き締まる中、
最後のワインを飲む。
だいぶ、酔ってきた。
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最後の最後は大阪締め。
音頭は黒田久徳さん。
取締役商品本部長。
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「打ちま~ひょ」
「もひとつせ」
「祝うて三度」
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今日一日、祝福してもらった2期生。

おめでとう。
しかし今日からが、
厳しいレースのスタートだ。
その厳しさを歓びに変えてほしい。

本物の知識商人になってほしい。

では、みなさんも、
人間産業の知識商人を目指して、
Good Monday!

〈結城義晴〉

 

2018年01月14日(日曜日)

[日曜漫歩]篠原八幡神社

西洋の神様の物語。
日本は「八百万の神」だけれど。

その西洋の神は1日目に、
昼と夜をつくった。
2日目には、天をつくった。

3日目に海と地をつくり、
植物を茂らせた。
4日目には、
太陽と月と星をつくった。

5日目に、魚と鳥を、
6日目に、動物をつくった。
そしてこの日、自分に似せて、
男と女を創造した。

アダムとイブである。
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そして、7日目に、
神は、休んだ。
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1週間の物語。
だから日曜日は休んで、
ぶらぶら歩く。

それが日曜漫歩。

西洋の神とは違うけれど、
日本の神様に今年二度目の初詣。IMG_4061.JPG8

篠原八幡神社。
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横浜市港北区篠原町にあって、
1192年の鎌倉時代にできた。
鈴木村の鎮守として、
仝村字会下谷に勧請奉斉し、
「鶴崎八幡」と称した。

1631年(寛永8年)、
仝村字表谷に社殿建立。
1667年(寛文7年)に、
新井孫兵衛が社殿を再建し、
若宮八幡と名乗った。

やがて鈴木村は篠原村となって、
若宮八幡宮は八幡大神と奉称された。

1876年(明治6年)、篠原村社となり、
1940年(昭和15年)、神社に指定された。

つまり826年の歴史を持つ。

境内の灯篭。
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御手洗。
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手水を使う。
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本殿に向かって、参道が続く。
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狛犬。
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振り返ると小さな鳥居。
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小さな能舞台がある。
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そして御神木。
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樫の大木が二本。
左が雄の木で右が雌の木。

春の葉変わりの季節に、
左の樫の葉が先に落ちて、
右がその後に落ちる。

その下に絵馬掛所。IMG_7165.JPG8

古札納所。
お守りや神札(おふだ)を、
処分してもらう。
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そしておみくじ。
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金みくじを引いた。IMG_4081.JPG8

「小吉」だった。

おみくじに書かれた歌。

池水に
かげはさやかにうつれども

手にとりがたき冬の夜の月

そして二礼二拍一礼。
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願い事は、
「思うにまかせず、
目に見えて早くは出来ず」

それでも今年も私は、
「最悪を覚悟して、最善を尽くす」
「無茶をせず、無理をする」
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この篠原八幡神社は、
日本神社百選に指定されている。

その碑がある。
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「冬至の日の早朝
ギラリと抜き出された
日本刀のように
朝日が昇り
光はまっすぐ参道を走って
拝殿奥の鏡を照らす

鏡からも朝日が照り返し
人々はその時そこに
選ばれて居合わせている幸せを
つかのま あじわう」
〈詩でつづる日本神社百選より〉

鳥居から見る御来光。 0812211_051s
日本の神様の日曜漫歩。

小吉に感謝して、満足した。

〈結城義晴〉

2018年01月13日(土曜日)

ウォルマート三度目の最低賃金アップとトランプ減税の効果

2018年の年が明けて、
ウォルマート。
この世界最大企業は、
もう、恒例となった観のある施策を、
発表した。
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2月17日から最低賃金を、
時給11ドルに引き上げる。
現時点の為替レートは110円だから、
1210円の時給が最低ラインとなる。

さらに年度末の1月31日に、
2018年度の特別ボーナスを支給する。
対象者1人あたり最大1000ドルとなる。
こちらは11万円。

ただしその恩恵を受けるアソシエーツは、
米国内で働く100万人以上となる。

この賃上げの予算は3億ドルの330億円、
特別ボーナスは総額4億ドルの440億円。

CEOのダグ・マクミロンのコメント。
「これまで進めてきた人材に対する投資を、
今回もさらに行います」

「我々のアソシエーツは
成功の源です」
wm-doug-mcmillon1
「彼らは忙しい顧客の生活を、
少しでも良くするために努力しています」

「新しい減税の恩恵を、
顧客と社員のために投資して、
さらにビジネスを強化します」

ドナルド・トランプ政権が、
「米国史上最大の減税」と胸を張るのが、
税制改革法案の修正案。

昨年、連邦議会で可決され、
ドナルド・レーガン政権以来、
約30年ぶりに抜本税制改革が実現した。

減税規模は10年間で1兆4560億ドル、
約160兆円。

この際、焦点となっていたのが法人税。
今年、法人税率は35%から21%に下がる。

マクミロンはこの減税分の14%から、
従業員と顧客に還元しようというのだ。

「目標となるのは、
第1に顧客への低価格提供、
第2にアソシエーツの賃金改善と教育訓練、
第3にテクノロジーなど将来への投資」

「世界中で競争力強化を図り、
国内では着々と計画を推進します」

「今回の減税はその計画を速める
良い機会となります」

さらに待遇に関しては、
フルタイムのアソシエーツに対して、
産後有給休暇を10週間に拡大する。
この際、父親にも6週間の有給を提供する。
子どもの養子縁組に対しても、
最大5000ドルの補助金を支給する。

「低賃金のウォルマート」と言われた。
まるで低賃金が代名詞のようだった。

しかしマクミロンは、
2014年2月に5代目CEOに就任すると、
次々と手を打ってきた。

まず2015年の初めに、
10億ドル(当時1200億円)をかけて、
アソシエーツの最低賃金を引き上げ、
教育訓練を強化した。

8ドルの時給を9ドルに、
1ドルアップした。

さらにこのとき、
アソシエーツの能力アップ訓練を始めた。
名称は「アップスキリング」

ウォルマートの店舗の人員構成は、
3階層に分かれる。
第1に月給のマネジャー、
第2に時給のフルタイマー、
そして第3に時給のパートタイマー。

時給のフルタイマーが、
日本でいう正社員。

従来からマネジャーの教育訓練は、
プログラムが完備されていた。
しかしフルタイマーには、
Eラーニングによる自習とOJTだけだった。
DSCN0115

このアップスキリングは、
作業技術だけでなく、
ウォルマート経営の全体像はもちろん、
マネジメント技術まで含まれる。

教育を受けて半年後の査定で合格すれば、
昇格、昇給する。

さらに一昨年、
2016年初頭。
ウォルマートは二度目の賃上げを断行。
米国内アソシエーツ120万人以上に、
最低賃金を1ドル上げて、
10ドル(1200円)にした。

このとき、時給フルタイマーは、
最高24ドル70セント(2964円)までの、
昇給の可能性を示した。

この結果、
フルタイムの平均時給は13ドル38セント、
パートタイムは10ドル58セントとなった。

この2016年の人材投資額は、
総額27億ドル(3240億円)にのぼった。

「有給タイムオフ」(有給休暇)は、
フルタイマー社員で年間最大80時間、
時給パートタイマーは48時間、
理由に関係なく提供されている。

短期障害による休暇は、
平均週給の5割または200ドルが、
最大26週間まで支払われている。

米国小売業界の平均離職率は、
新入社員の場合、半年間で5割といわれる。

ダグ・マクミロンの連続賃上げは、
離職率の面でも効果を発揮している。

ただし、ウォルマートは、
店舗閉鎖も断行している。
今年はサムズクラブを、
63店閉鎖する。
これはサムズ全体の9.5%に当たる。
http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2015/05/DSCN2798-5.jpg
サムズの営業利益率は2.9%と低い。
スーパーセンターは5.8%。
だから閉鎖の対象となって、
63店のうちの10店は、
配送セターに衣替えする。
もちろんフルフィルメントセンターと呼ぶ
ウォルマート・ドット・コムのセンターだ。

時代は変わる。

その時代の変化に、
超巨大なウォルマートが、
対応しようとしている。

この姿勢にはぜひとも、
学ばねばならない。

朝日新聞「折々のことば」
第990回。

大切なところに出す人間は
どういうふうに
選ぶかといいますと、
ものすごく疲れ果てたときに
笑顔のいいやつを
出せっていうんです。
(辻静雄『料理に「究極」なし』から)

「弟子を修業に出す時に、
精根尽き果てても
目だけはちゃんと相手見て
気持ちよく挨拶している者を選ぶ」
料理研究家の辻静雄さん。

この目が、
「本人が社会で受け入れられるか
受け入れられないかの
瀬戸際の防波堤になる」

ダグ・マクミロンの目を、
見てほしい。

〈結城義晴〉

2018年01月12日(金曜日)

エコスグループ会賀詞交歓会と「本当の生産性革命」

新年の「歌会始の儀」。
皇居の松の間で開催された。

皇后陛下の一首。
語るなく重きを負ひし君が肩に
早春の日差し静かにそそぐ

多くを語られることなく、
重責を果たしてこられた陛下の肩に、
早春の日差しが静かに注がれている。

素晴らしい。

日経新聞の経済コラム「大機小機」。
今日はコラムニストの魔笛さん。
「政策パッケージの誤った方向」

これがいい。

安倍晋三首相は、
新たな経済政策パッケージを掲げた。
第1は人づくり革命、
第2は生産性革命。

「革命」という言葉にも、
大いに違和感があるが。

その二つ目の「生産性革命」。
「賃上げや設備投資に積極的な企業、
革新的技術による
生産性向上を目指す企業への
税負担軽減策を盛り込んだ」

この「生産性革命」も、
「政策の方向が誤っている」

「日本経済が抱える最大の問題は、
消費の低迷だ」

「物が売れないから、
経済が伸びていかない」

「こんな状況で、
生産性を向上させても、
企業間のシェア争いを
激化させるだけだ」

その通り。

そしてこのシェア争いは、
寡占化を促進させる。

三占へ、そして複占となる。
その結果、この産業は衰退する。

「需要が増えない以上、
経済全体の活動水準が
拡大するはずがない」

「消費が低迷したまま
生産性が向上すれば、
人がいらなくなる」

「賃上げに結びつくはずもない」

「人も余り、賃金も下がれば、
ますます消費は低迷する」

これ、企業経営にも、
同じことが当てはまる。

客数や売上げが低迷したまま、
生産性だけを向上させようとしたら、
人はいらなくなる。

さて今日は、東京・昭島市。
エコスグループ会賀詞交歓会。DSCN8517.JPG7

まずはエコスグループ会会長の挨拶。
国分勘兵衛さん。
国分グループ本社代表取締役会長。IMG_4507.JPG8

式次第。
DSCN8491.JPG8

そして御大登場。
平富郎(株)エコス会長。IMG_4509.JPG8

数え年で傘寿となった平さん。
満で79歳。
DSCN8503.JPG8
私が富士登山をご一緒したのが、
平さんが71歳のときだった。
もう8年前になる。

相変わらずお元気で、
エコスグループをけん引する。

この懇親会の前にも、
1時間近くの講演をして、
取引先ともども叱咤激励をした。

平邦雄社長もお礼の挨拶。IMG_4513.JPG8
今期も増収増益の見込みだ。

そして平典子副社長。
(株)たいらや社長。IMG_4516.JPG7
その後、エコス会副会長の面々が、
それぞれに工夫を凝らしたご挨拶。

これ、取引先トップの、
スピーチ競争の趣がある。

最後に(株)エコスの取締役・監査役が、
全員登壇。
DSCN8513.JPG8

乾杯の音頭は、高垣晴雄さん。
伊藤忠食品(株)社長。DSCN8518.JPG8

その後、懇親。

私は昨日の宿酔いで、
体調はいまいち。

すみませんでした。

まずは国分勘兵衛さん。
アメリカの情報を聞かれて、
アマゾンとウォルマートが展開する、
eコマース競争をひとしきりお話しした。DSCN8522.JPG8

全日本食品(株)会長の齋藤充弘さんと、
(株)伊藤園副社長の本庄周介さん。
本庄さんとは昨日も一緒だった。DSCN8524.JPG8

真ん中は桑原孝正さん、
(株)セルバ社長にして、
(株)さえきセルバホールディングス副社長。
左は稲田雄司さん、
三井食品(株)首都圏量販第一本部長。DSCN8521.JPG8

そして㈱折兼社長の伊藤崇雄さん。DSCN8520.JPG8

中締めは三井食品会長の藤吉泰晴さん。IMG_4524.JPG7

平さんは四葉のクローバーにたとえる。
お客様と従業員とお取引先とエコス。
この4社がすべて満足する商い。

その商いにも競争は不可欠だ。
平さんは言う。
「競争は商人を磨く砥石だ」

本来の競争は、
全体のパイが縮小する中で、
生産性を競うものではない。

成熟社会の競争は、
顧客の満足に応えるだけではなく、
顧客のニーズやウォンツを創造し、
さらに新しい顧客すら生み出すことに、
向かうものだ。

生産性向上を目指す企業に、
「税負担軽減策」を施すだけでは、
コモディティ化現象は、
ますます進行して、
マーケットが縮んでしまう。

そしてそれは、
本当の「生産性革命」ではない。

〈結城義晴〉

2018年01月11日(木曜日)

AJS新年トップ経営研修会&懇親の「地の塩、世の光」

1月11日、ぞろ目の今日は、
「塩の日」。

1567年の永禄10年、
武田信玄は今川義元との同盟を破棄して、
東海方面への進出を企てた。

そこで今川は武田への塩の補給を断った。
山梨には海がないから、塩も採れない。

その武田に対して、
ライバルの上杉謙信が、
越後の塩を送った。

その塩が到着したのが、1月11日だった。

「敵に塩を送る」

それが今日。

朝日新聞の巻頭コラム「天声人語」が、
「塩の日」を取り上げた。

キリスト教では、
「地の塩」という。
「不正や腐敗を、
見過ごすことのできない人物」のこと。

「変わることのない誓いは、
『塩の契約』である」

本来は「地の塩、世の光」という。
イエスの山上の垂訓。
The Salt of the Earth,
The Light of the World.
c3
青山学院のスクール・モットー。

「地の塩」は、
目立たぬ行いで人のため社会のため、
意味を与え腐敗を防ぎ、
汚れを清めていく。

「世の光」は、
誘導燈・燈台の灯のように導き、
明るさと暖かさを与える。

敵に塩を送り、
地の塩になる日。

今日は午後から、
横浜みなとみらいへ。
横浜ベイホテル東急。

オール日本スーパーマーケット協会は、
AJSと略す。
そのAJS新年トップ経営研修会。

記念講演には間に合わなかったが、
パネルディスカッションから参加。

テーマは、
「スーパーマーケットの土俵で戦え!!」
DSCN8411-1

コーディネーターは、
AJS会長の田尻一さん。
DSCN8419-1

パネラーは会員企業トップの3人。
DSCN8468-1

㈱マルニ社長の伊藤栄吾さん。
気仙沼を本部に、
三陸海岸に4店舗を展開する。
DSCN8429-1
東日本大震災では2店舗が被災した。
今は、4店舗で79億円を売る元気な企業。

㈱スーパーアルプス社長の松本英男さん。
東京・八王子を本拠地に
29店舗566億円のローカルチェーン。 DSCN8434-1
オリジナル商品を開発し、
生産者と顧客のつながりをつくって、
リアル店舗のワクワク感を演出する。

そして三科雅嗣さん。
㈱いちやまマート社長。
山梨・長野に13店舗を配して、
年商243億円。
DSCN8459-1
「健康的な食生活が幸せをもたらす」が、
いちやまマートのテーマ。
ナチュラルで無添加の商品を提供する。
プライベートブランドは「美味安心」。

食を取り巻く競争変化に、
どのように対応していくかを
90分にわたって語ってくれた。

興味深かった。

そして新入会員の紹介。
㈱マルキョウ。
DSCN8481-1

富松俊一社長があいさつ。
マルキョウは昨年3月、
㈱丸久、㈱マルミヤストアの、
リテールパートナーズに参画した。
その流れでAJSに加盟した。DSCN8484-1

そして夕食懇親会。

開会のあいさつは田尻会長。
DSCN8489-1

乾杯の前に、
米寿を迎えた山澤進さんが登壇。
㈱ヤマザワ会長。
IMG_4432-1

乾杯の発声は、
㈱明治社長の川村和夫さん。
IMG_4435-1

着席スタイルで食事を40分間楽しむ。

そして懇親と名刺交換。

パネラーで活躍した三科さんと、
㈱紅屋商事社長の秦勝重さん。IMG_4439-1

サミット㈱社長の竹野浩樹さん。IMG_4442-1
月刊『商人舎』12月号では
2時間におよぶロングロングインタビュー。
いい話をたくさん披露してくれた。

㈱関西スーパーマーケット社長の、
福谷耕治さん。
DSCN8488-1
年末に本部の下の、
伊丹中央店を視察した。

そうこうするうちに会場は、
あっという間に大混雑。
IMG_4447-1

会場の皆さんと記念写真。IMG_4446-1

山澤会長と荒井伸也さん。
荒井さんはAJS名誉会長。IMG_4490-1

㈱キョーエイ社長の埴渕一夫さんと、
㈱マツヤスーパー社長の中山保彦さん。IMG_4450-1

㈱セイミヤ社長の加藤勝正さん。IMG_4466-1

加藤さんは誰よりも、
日本のスーパーマーケットを見ている。
今度、ベスト5を教えてください。

㈱エレナ会長の中村國昭さん。IMG_4475-1
長崎で圧倒的なポジショニングを築く。

㈱コノミヤ社長の芋縄隆史さんと、
三井物産㈱営業部長の小林将人さん。IMG_4489-1
小林さんは一昨年まで、
コノミヤに出向していた。
コーネル大学ジャパン三期生。

今年は私、コノミヤで講演をする。

㈱セブンスター社長の玉置泰さん。IMG_4494-1

㈱パリヤ社長の大塚恵昭さん。IMG_4471-1

㈱加藤産業社長の加藤和弥さん。IMG_4443-1

㈱今津社長の今津龍三さん。IMG_4453-1

㈱高山社長の高山時光さんと、
常務の浅野真二郎さん。IMG_4460-1

伊藤園の皆さん。
私の隣は副社長の本庄周介さん、
副会長の江島祥仁さん、
後ろで笑顔をのぞかせているのは
関西地域営業本部長の岡野浩也さん。IMG_4464-1
左は松井康彦さん。
商人舎エグゼクティブプロデューサー、
アドパイン代表。

㈱フジッコ社長の福井正一さん。IMG_4469-1
正月にフジッコ商品は大活躍。

㈱ブルーチップ社長の宮本洋一さんと、
常務の中野茂さん。IMG_4473-1
宮本さんの水色のスーツ、
誰よりも目立っていた。

㈱日本アクセス会長の田中茂治さん。IMG_4479-1
第2次流通革命論で盛り上がった。

国分グループ本社㈱社長の國分晃さん。IMG_4482-1
社長に就任し、顔つきが精悍になった。

㈱TRUE DATAの
越尾由紀さんと石崎武志さん。IMG_4484-1
越尾さんは執行役員で
私がもっとも評価するマーケッター。
その部下の石崎さんは
リテールマーケティング部次長。

㈱寺岡精工の新社長、山本宏輔さん。
応援します。
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三井物産㈱の和田幸成さん。
流通事業本部西日本食料部次長IMG_4496-1

㈱ヤマナカ社長の中野義久さん。
「今年はやります!」
がんばってください。
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AJS常務理事の前田伸司さんと、
総務部長の中村伸一郎さん。IMG_4501-1
お疲れさまでした。

そしてホテルのバーで。
㈱マルイチ社長の高木大さん。IMG_4503-1
高木さんは昨年秋、
商人舎USA視察スペシャルコースに、
参加してくれた。
応援します!

最後の最後は、
相当飲んだが、
田尻さんと本音で話した。
IMG_4505-1
田尻さん、お疲れさまでした。

本当に久しぶりに、
酔っぱらった。

でも、いい気分だった。

AJSのすべての店は、
「地の塩、世の光」にならねばいけない。

商品はそのためにある。
儲けのためではない。

〈結城義晴〉

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