結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年06月02日(火曜日)

ジェプラ40回通常総会記念講演の「人生のポジショニング戦略」

台風6号が近づいている。
「チャンミー」と名がついている。

6月の台風上陸は珍しい。
数十年に一度のことだとか。

これも地球温暖化の影響か。

午後、港区芝の東京プリンスホテルへ。
IMG_7284

東京ではまだ雨も降っていない。
なんとかもちこたえている。

今日は、協同組合ジェプラの第40回通常総会。
昨年に引き続き、その記念講演を担当。

はじめに、
ジェプラの川和利行理事長がごあいさつ。
㈱川和社長。
IMG_7254

会場には100名ほどのみなさんが参集してくれた。
IMG_7257

私の講演テーマは、
「ポジショニング戦略のすすめ」
IMG_7259

Prologueのメッセージは、
「Tide of Time」
時流を捉えよ。
IMG_7258
カルビーの白黒パッケージ、
PPIHの「Everyday Real Price」

素早く動け。

それから本格的にポジショニング戦略を語った。

講演の冒頭に自己紹介をしながら、
立教大学のビジネスデザイン研究科では、
フード&ビバレッジマーケティングと、
サービスマーケティングの、
特任教授だったことを明かした。

そしてその講義を再現すると宣言した。

それもよかったのか、
みんな、まじめに真剣に聴講してくれた。

マネジメント体系のなかの、
マーケティングの位置づけ。

フィリップ・コトラーの来歴。
マーケティングの定義。

さらにマーケティングコンセプトの発展段階。IMG_7262

そしてマーケティングプロセス。
マーケティングリサーチと、
STPマーケティング、
さらに4Cと4P。

そしてポジショニングとは何か。
IMG_7263

スーパーマーケットのフォーマット戦略と、
バナーの方程式。

そこでポジショニングが登場する。

ヤオコーやライフは、
セグメンテーションとターゲティングを実施し、
そのうえでポジショニングを展開する。IMG_7264

最後はシングルフォーマット戦略と、
マルチフォーマット戦略。

欧米の事例をスライドで見てもらいながら、
理解を深めてもらった。IMG_7265

最後の最後は、
「ポジショニングの10の決め手」

ポジショニングとは、
自分の立ち位置をはっきりさせて
個性を出すことである。

小売業とフードサービス業が、
ポジショニング競争の中にあるから、
メーカーも卸売業もベンダーも、
ポジショニング競争の中にある。

ジェプラのみなさんも、
ポジショニングを自分のこととして、
理解してくれたようだ。

90分間の講演会。
いつも以上に丁寧に、
わかりやすく語った。

ご清聴、感謝。
IMG_7266

協同組合ジェプラは、
「日本パッケージ研究協会」がその前身。
昭和56年6月に設立された。

ジェプラ(JPRA)は、
「Japan Package Research Association」の、
頭文字をとって名付けられた。
jepra

17時からは会場を2階に移して懇親。
マグノリアホール。

取引先のメーカーの皆さんも加わった。IMG_7271

開会のご挨拶は渡邉琢也さん。
㈱ジェプラ社長で、
㈱静岡産業社社長。
IMG_7269

乾杯のご発声は
日向野(ひがの)正徳さん。
デンカポリマー㈱社長。IMG_7273

乾杯!
IMG_7275

東京プリンスホテルのフランス料理はうまい。
フルコースをいただきながら懇親。

山梨の㈱オオキのお二人。
大木勝志会長と大木賢太郎社長(右)。
商業界の時代から長らくお世話になっている。IMG_7279

川和理事長(右)と渡邉社長。
IMG_7282
川和さんとは隣の席で食事しながら、
いろいろなことを話した。

川和さんは子どもたちを海外に留学させた。
エクアドルとペルーだとか。

そこで商人舎5月号の記事を話題にした。
ウォルマートのヒューゴ店長。
37歳のエクアドル人で、
ウォルマート最大の繁盛店をマネジメントする。
202605_walmart-hugo-1

そして今日のポジショニングの講演は、
人の生き方にも当てはまると連想してくれた。

そう、「人生のポジショニング戦略」は、
どんな人にも必要なのです。

ありがとう。

〈結城義晴〉

2026年06月01日(月曜日)

商人舎6月1日付人事発表!! 山本恭広・工藤澄人「二人編集長」

Everybody! Good Monday!!
[2025vol㉒]

2026年第23週。
6月第1週。

株式会社商人舎の6月1日付新人事、
発表します。

山本恭広さんは、
月刊商人舎編集長の任を解き、
商人舎流通スーパーニュース編集長兼R&D担当。
R&Dは「Research & Development」です。

工藤澄人さんは、
月刊商人舎編集長に就任します。

つまり二人編集長体制です。

山本さんは元食品商業編集長、
工藤さんは元商業界編集長。

1990年4月に山本さんが㈱商業界に入社、
すぐに食品商業編集部に配属された。
上司は結城義晴だった。

ベテランの女性編集者が、
経理部に異動して、
そのかわりに編集部にやってきた。

そのあとの夏、
工藤澄人さんがやはり商業界に入社して、
食品商業に配属された。

今度は町田成一さんが退社して、
その補充のような形だった。

町田さんはその後、
プレジデント社に入社して、
月刊「danchu」の創刊にかかわった。
1990年12月に創刊された食の雑誌。

その後、ずっと時間が過ぎて、
町田さんはdanchuの編集長となり、
その上の編集部長となった。

「焼酎」に関しては今、
日本の権威の一人だ。

町田さんの代わりに入ってきた工藤さんは、
ちょっと変わり者の東北人だったが、
面白い物の見方をして、筆力があった。

当時の食品商業編集部は、
ベテランの男性編集者と編集長の私。
それから矢作勉、山本恭広、工藤澄人。
この三人はみんな入社したての新人だった。

しかしそれから月刊商人舎の快進撃が始まった。

そして㈱商業界誌上最高部数を獲得した。

その後、食品商業から、
月刊「コンビニ」が創刊された。

私が取締役編集担当になり、
販売革新編集長へと変わると、
しばらくして山本さんが、
食品商業編集長となった。

その後、山本さんは、
㈱商業界の取締役となった。

工藤澄人さんは、
「本誌」と呼ばれた商業界編集長に就任。

その後、教育事業部長となり、
数々のセミナーを企画・担当した。

商業界ゼミナール(2月ゼミ)の企画部長として、
その才能を発揮させた。

工藤さんはもともと物書きを志していて、
日経新聞小説大賞に応募。
優秀作品5作に選ばれて、
最終的には惜しくも「次点」となったけれど、
小説家の一面ももっている。
まだまだ作品を書いているらしい。

山本、工藤両君とは、
彼らの駆け出しのころから、
ずっと一緒だった。

それから四半世紀が経過して、
私たちはまた、
一緒に仕事することになった。
IMG_E3392

そして「二人編集長」となった。

キャリアは十分。

商人舎の仕事のやり方は、
「寄(よ)って集(たか)ってやる組織」

よろしくお願いします。

亀谷しづえゼネラルマネジャー、
松井康彦エグゼクティブプロデューサー。
そして、結城義晴代表取締役社長。
こちらは変わらない。

考えてみると、
みんな商業界出身。

商業界精神を受け継ぎつつ、
月刊商業界と、
月刊販売革新と、
月刊食品商業を、
全部まとめたような月刊誌を、
進化させていきます。

同時に紙の雑誌だけでなく、
網のメディアも充実させます。

月刊商人舎のweb版と、
商人舎流通スーパーニュース。

その編集長に山本さんが就任します。

さらに商人舎として新しい領域を開発します。
コンサルティング活動は、
もっともっとポジティブに行います。

商人舎の執筆の先生方にも、
ご協力をいただきます。

その接点となって、
仕事を調査し開発するのが、
山本編集長のもう一つの仕事です。

工藤編集長は、
セミナー事業を推進します。

6月の「バイヤー研修会」は、
工藤編集長が担当します。

変わらぬご支援をお願いします。

さてニュースひとつ。
日経新聞。
「ファミマ、セブン銀行のATM設置開始」

ああ、とうとう始まったか。

6月1日、都内のファミリーマートの店舗に、
セブン銀行のATMが設置された。
famimaATM01

「ファミマATM」として順次、設置店舗が広がる。
2030年までに国内のファミマ全約1万6000台が、
セブン銀行仕様のATMに入れ替わる。

現金の出入金はもちろん、
キャッシュレス決済への現金チャージが可能になる。
セブン銀行はATMを通じて、
「+Connect(プラスコネクト)」サービスを提供する。
これによって本人確認を含む、
各種手続きや認証にも対応できる。

ファミマの決済アプリ「ファミペイ」と、
連携した金融サービスも実施される。

ファミマが現在店舗に設置しているのが、
イーネットとゆうちょ銀行のATMだが、
これらは廃止される。

セブン銀行がファミリーマートと協業する。
鈴木敏文さんはどう思っているだろうか。

鈴木さんなら日本のすべてのコンビニに、
セブン銀行が入ることくらい、
指示していたかもしれない。

商業界の山本、工藤、
松井、亀谷、結城が、
商人舎となって未来に進む。

こちらの方が、
「自然、必然、当然」である。

では、皆さん、今週も、
「二人編集長」、よろしく。

Good Monday!

〈結城義晴〉

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