ジジです。

ふたりのビッグ・ショー。
おわりました。

いまは「祭りのあとの寂しさ」・・・・。

ユウキヨシハルのおとうさん、
そんなことを、いってます。

お話したり。

ギターをひいたり。

うたったり。

35年ぶりに、音楽を楽しんだ。

オオクボ・ツネオさんと、
ふたりのビッグ・ショー。

ニノミヤ・マモルさんが、
むかしからのおとうさんの相棒。

バンドは、シオザキさんとアソウさん。

ナカマで音楽をやるたのしさは、
格別のもの、らしい。

ボクのうたも、
やってくれました。
あんまり ひざしが まぶしくて
あんまり せなかが やわらかくて♪

ジジの目 ジジの目 黄色にとけた♪

ボク、うれしかったです。

それから、有名なゲストも、
うたってくれた。

アナウンサーのスミヨシ・ミキさん。

すばらしかった。

さいごに、みんなでうたった。

上を向いて歩こう
なみだがこぼれないように♪

ひとりぽっちの夜♪

おもいいずる ふるさと♪

全員がうたった。

全員のこころが、
ひとつになった。
おとうさんは、それがいちばん、
うれしかった。

スミヨシさんは、
プライベートのボランティアで、
司会もやってくれた。

オオクボさんと、かたい握手。

三人そろって、Vサイン。

ふたりのビッグ・ショー、
終わりました。
おとうさんは、
ちょっとさみしそう。

おとうさん、
ゲンキ、
だしてください。
また、やりましょう。
百人ぐらいのビッグ・ショー。
<『ジジの気分』(未刊)より>





















