結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2020年04月20日(月曜日)

セブン-イレブンの「市中感染」とweb会議のPhysical Distancing

Everybody! Good Monday!
[2020vol⑯]

2020年第17週。
4月第4週に入って、
来週からゴールデンウィーク。

緊急事態宣言も7都府県版が、
4月8日(水)午前0時に発出されたから、
明日の21日(火)で2週間が経過する。

その2週間後の5月6日(水)の連休明けを、
緊急事態宣言解除の目途としているが、
どうやらそれで収まりそうもない。

商人舎流通SuperNews。
セブン-イレブンnews|
FC&直営の7店舗従業員8名が新型コロナ感染

週末の3日間。
4月17日(金)から4月19日(日)。
セブン-イレブンは、
7店舗8名の新型コロナ感染を発表した。

[4月17日発表の3店舗]
[FC]セブン‐イレブン練馬北町店
[FC]セブン‐イレブンさいたま宮原3丁目店(2名)
[FC]セブン‐イレブン名古屋栄生駅北店」
[4月18日(土)発表の2店舗]
[FC]セブン‐イレブン荒川町屋2丁目店
[FC]セブン‐イレブン足立江北3丁目店」
[4月19日発表の2店舗]
[直営]セブン‐イレブン西院駅南店(京都市)
[FC]セブン‐イレブン道の駅米沢店(山形県)

セブン-イレブンはこの3月末時点で、
日本国内47都道府県すべてに、
2万0929店を展開している。

しかし3日間で7店舗8名。
働いている人たちのことや、
その不安と恐怖を察すると、
言葉がない。

これはかなり、
「市中感染」が、
進んでいることを示している。

市中感染とは、
「日常的に社会生活をしている
健康な人に起こる感染症」で、
「感染経路を特定することが難しい、
外因性感染のひとつ」。

セブン-イレブンは、
他のチェーンより客数が多い。
そのために従業員数も多い。

したがって感染者を出す確率が高い。
「市中感染」も進みやすい。

そこでやらねばいけないことは、
「フィジカルディスタンシング」である。

世界保健機関(WHO)は最近、
言葉遣いを置き換えている。
“Physical Distancing”

「あえて言い換えているのは、
人と人のつながりは引き続き
維持してほしいから」
maria
“social”には、
「社会」や「社交」といった意味がある。
だからSocial Distancingは、
「社会的距離の保持」と訳され、
その「社交」のニュアンスを持つ。

そこでWHOは、
「物理的な距離」を保つことを、
あえて”Physical Distancing”と呼んで、
逆に電子メールやソーシャルメディア、
web会議や電話などで、
人と人とのつながりを維持することは、
奨励しようと考えた。

フィジカルディスタンシングは、
セブン-イレブンでこそ、
今、必要だ。

繁盛してレジに行列ができる店も、
フィジカルディスタンシングの方法を、
考えてほしい。

さて今日は朝から横浜商人舎オフィス。
自宅から10分。
自家用車で送ってもらう。

亀谷しづえゼネラルマネジャーも、
自分で車を運転してやって来る。
公共交通機関は、
できるだけ使わない。

そして11時から、
web会議。
IMG_72480

㈱True Data社長の米倉裕之さん、
取締役CSOの中津武さん。
IMG_72570
それに執行役員の越尾由紀さん。

意見を言う時にはついつい、
手振り身振りになってしまう。
IMG_72530

新しい方法でのミーティング。
だんだん楽しくなってくる。
IMG_72540

午後2時からは、
ナレッジマーチャントワークス㈱と、
やはりweb会議。
IMG_72620
社長の染谷剛史さんと、
ユニットマネジャーの柳沼克彰さん。

こちらは大阪と東京の2カ所と、
さらに横浜の商人舎をつないで会議。IMG_72610
染谷さんとは会議が終わってからも、
Zoomで個別に話し合った。

これは悪くない。

しかしweb会議は疲れる。
通常の会議体とは、
集中力のかけ方が異なる。

なんというか、
1対1で講演している感じ。

新しい時代がやって来る。
その新しい時代の新しいmeeting。

なかなか新鮮だ。

さて今週の私のスケジュール。
今日の月曜日は2つのweb会議。

明日の火曜日も、
フィジカルディスタンシングで、
第一屋製パン㈱取締役会。
移動は自分の車。

明後日の水曜日も、
True Dataのweb取締役会議。

木曜日は必須の検査と診察。

毎日、商人舎SuperNewsを公開して、
月刊商人舎5月号の準備をして、
単行本の最終段階の原稿を整理して、
最後に毎日更新宣言ブログを書く。

冷静に恐れつつ、
自分の出来ることを、
精一杯、やり続ける。

いつも、今年の商人舎標語。
「世のため、人のため。」

最後に昨日の「折々のことば」
第1791回。

目的に対する
手段を提供することで
役に立つのと、
そもそもの目的、価値を
創造するということで
役に立つのと、
二つあるわけです。
(吉見俊哉『大学はもう死んでいる?』から)
51KIgdzyBiL._SX304_BO1,204,203,200_
吉見さんは元東京大学副学長の社会学者。

「役に立つか立たないかで
学問の価値を測る風潮がある。
やれデータだのエビデンスだのと」

「けれども、
データサイエンスで予測できるのは、
現在の延長線上にある未来でしかない」

私がいつも使う3つの研究。
⑴基礎研究
⑵応用研究
⑶実用化研究

目的に対する手段の提供が、
実用化研究。
そもそもの目的や価値を創造するのが、
基礎研究や応用研究。

小売業やサービス業は、
実用化研究オンパレードだが、
基礎研究や応用研究も必須だ。

そして、
「大事なのは
“非連続的な社会の変化”に
創造的に対応できる
知性であり想像力だ」

このコロナ禍で、
「非連続的な社会の変化」が生じる。
その時にいかに創造的に対応できるか。

日々、このための知性と創造性を磨きたい。

では、みなさん、今週も、
世のため、人のため。
Good Monday!

〈結城義晴〉

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介
新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人達の公式ブログ

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.