結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2022年04月04日(月曜日)

米国チェーンストア決算の明暗と「深く長い深呼吸」

Everybody! Good Monday!
[2022vol⑭]

2022年第14週。
4月は第2週だが、
昨日、今日と横浜は雨。

それも桜満開の中の氷雨。

新型コロナは、
オミクロン株の変異種BA.2株に、
置き換わっている模様。
「スティルスオミクロン」と呼ばれる。

またぞろ新規陽性確認者の数が、
ジワリと増えてきた。

一方、ウクライナ戦争は、
首都のあるキーウ州が、
ウクライナ軍によって奪還され、
「解放」された。

それによって、
ロシア軍の戦争犯罪があぶり出された。
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まだ真相が解明されたわけではないけれど、
深刻な虐待や悲惨な虐殺が行われた。

こんな時、日本にいる私たちは、
どう気持ちを落ち着けたらいいのか。
どう行動したらいいのか。

国際政治学者の篠田英朗さん。
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。
大学院生時代に国連PKOボランティアに参加。
その他にもアジア、アフリカの紛争地域で、
ボランティア活動に従事した。

『平和構築と法の支配』で大佛次郎論壇賞、
『「国家主権」という思想』でサントリー学芸賞、
『集団的自衛権の思想史』で読売・吉野作造賞を、
それぞれ受賞している。
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この篠田教授が、
橋下徹元大阪市長と論争している。

橋下版「ウクライナ降伏論」に、
篠田反論。

どう見ても、
篠田さんのほうが歩がいい。

その篠田さんのTwitter。
こんな国際状況の中で、
日常的にはどうしたらいいのか。

私の場合、音楽を聴いてコーヒーを飲み、
日常性を自分に感じさせながら、
自分ができることを考えます」

さらに追いツイート。
「けっこう重要なのは、
深く長い深呼吸を繰り返すこと」

ほぼ日の糸井重里さん。
同じことに関して。

「そうだった、
ぼくも方法を持っていたのだ」

「”黙祷”を儀式として持つことだった。
それ以外の時間の”日常”を
しっかり感じるためにも」

「深く長い深呼吸を繰り返す」
「黙祷を儀式として持つ」

私もやろう。

さて、4月に入って、
「三月、去る」と同じテンポで、
時間が過ぎてゆく気がする。

今日も月刊商人舎の原稿執筆と入稿。
もう最終段階です。

今週から決算記者会見が続々。
4月5日が平和堂、
7日がセブン&アイ・ホールディングス、
8日がイオン、
11日がライフコーポレーション。

オンライン会見が増えたが、
ライフはリアル会見。

岩崎高治社長に会うのが楽しみだ。
話したいこともある。

アメリカではすでに、
2021年通期の決算発表が終わっている。
商人舎流通スーパーニュースに掲載されている。

ウォルマートnews|
21年度営業収益57兆円・2.4%増/US部門の好調続く
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営業利益は259億ドル(2兆5942億円)で、
前年比15.1%増の増収増益。

アマゾンnews|
第4Q営業収益1374億ドル9%増/通期4698億ドル22%増
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ウォルマートの伸びは2.4%増、
アマゾンは21.7%増。

ほぼ10兆円の差まで迫ってきた。
来期には追い付いてしまう。

CVSヘルスnews|
’21年営業収益2921億ドル8.7%増/小売部門9.8%増
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ドラッグストアも順調だ。

クローガーnews|
21年度通期1378億ドルの13.5%増/CFCの開発に注力
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売上高は13.5%増で、
デジタルは2019年比113%の増。
2年間で2倍以上の成長だ。

ホームデポnews|
21年通期売上高1511億ドル14.4%増・純利益27.7%増
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ロウズnews|
21年通期962億ドル7.4%・純利益44.7%増/既存店6.9%増
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「複占」されたホームセンターは、
両社とも絶好調だ。

ターゲットnews|
’21年売上高1046億ドル13.2%増、純利益59%増
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営業利益は89億4600万ドルで36.8%増、
純利益は69億4600万ドルで59.0%増。

ターゲットはウォルマートの同業態ライバル。
アメリカでは、
「総合スーパー」の両雄も絶好調。

TJXnews|
’21年通期売上高485億ドル51%増/店舗再開で大きな反動
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2019年度比で売上高16.4%増、
純利益0.3%増。
コロナ前の水準より上回った。

メイシーズnews|
’21年通期245億ドル41%/19年比では0.4%減
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百貨店の雄も回復してきた。

メイシーズで売れ残った商品が、
TJXで売られる。

売れ残り品側が51%増の4兆8500億円、
新品側が41%増の2兆4500億円。

この皮肉。

スプラウツnews|
’21年通期売上高61億ドル6%減/純利益15%減の減収減益
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オーガニック中心の、
ファーマーズマーケット。

COVID-19パンデミックで、
ワンストップショッピングが増えた。
その結果、食品メインで、
なおかつ専門的な品揃えのスプラウツは、
減収減益となった。

アメリカでも明暗は分かれている。

それでも「強い企業」は、
例外なく伸びている。

コロナは強い者、総合的な者を、
後押ししたことになる。

日本とは違う。

さて日本小売業の決算は、
どうなのだろう。

では、みなさん、今週も、
困ったら、鬱になりそうになったら、
「深く長い深呼吸」を繰り返そう。

Good Monday!

〈結城義晴〉

東北関東大震災へのメッセージ

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コロナは時間を早める

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流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

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