[日曜漫歩]上総モナークの「特異日」と「勇気ある決断」
10月10日。
1964年(昭和39年)10月10日に、
東京オリンピックの開会式が開催された。
私は12歳の小学6年生だった。
翌々年の1966年(昭和41年)に、
10月10日は「体育の日」として、
国民の祝日になった。
同じ年に2月11日は建国記念の日、
9月15日は敬老の日と制定され、
それぞれ祝日となった。
2000年(平成12年)以降、
体育の日は10月第2月曜日に変わった。
さらに2018年に祝日法が改正され、
2020年(令和2年)から、
体育の日は「スポーツの日」に、
名称変更された。
それでも私にとって、
10月10日は体育の日だ。
だから上総モナークカントリークラブ。
朝6時15分、横浜を出発するときには、
美しい朝焼けだった。
しかし、
東京湾を渡るアクアラインを越えて、
千葉県に入ると空を雲が覆い、
霧がかかった。
クラブハウスに到着すると、
雨が降っていた。
クラブは半年ほどの改装が終わって、
10月1日から新装開業。
ジャック・ニクラウスの設計。
今日は、
令和拡大名人会。
1989年から続けている。
宮本洋一さん、鈴木國朗さん、
そして亀谷しづえさん。
宮本さんはブルーチップ㈱社長、
鈴木さんは㈱アイダスグループ社長、
亀谷さんは㈱商人舎ゼネラルマネジャー。
雨と霧の中でスタート。
しかし雨はすぐに上がり、
雲の間に日が射し始めた。
風はないのに雲が移り変わって、
青空が広がってゆく。
10月10日は「晴れ」の特異日のはずである。
東京オリンピック開会式が、
この日に選ばれた理由がそれだ。
特異日は英語で”singularity”。
シンギュラリティ。
偶然とは思われない高い確率で、
特定の気象状態が現れる日。
しかし現在、
シンギュラリティは、
「技術的特異点」とも理解される。
アメリカのレイ・カーツワイルらが、
「AIが人間の能力を超える時点」として、
仮説し、予測した。
カーツワイルは発明家であり、
未来学者である。
技術的特異点とは全然関係ないが、
空は激しく変化して、
快晴の特異日に向かった。
気のおけない仲間とラウンド。
17番グリーンのパッティング。
私は32インチの短いパターを使う。
だからちょっと前かがみになる。
午後のラウンドはもう夏のような陽気。
最終ホールは9番パー5。
宮本プロがグリーンに乗せて、
上がってくる。
青い空と白い雲、
緑の木々と黄緑のグリーン。
これがいい。
プレーが終わって、
宮本プロとツーショット。
今日も負けました。
でも満足。
しかしいつの日か、
追いつけるかもしれない。
きっと特異日には。
そのために必要なこと。
10月の商人舎標語。
勇気ある決断
私たちは
いつも
勇気を
もたねばならない。
弱い人も、
強い人も。
小さな人も、
大きな人も。
力ある人も
知恵ある人も。
地位ある人も、
将来ある人も。
最後の最後には
勇気ある
決断を
しなければならない。
恐れてはいけない。
くじけてはいけない。
悔やんでもいけない。
逃げては、もちろんいけない。
日々の
小さな意思決定にも
勇気が
潜んでいなければならない。
人生一度の
大きな勝負どころには
勇気が
あふれていなければならない。
四面楚歌の
窮地には
勇気でしか
立ち向かえない。
勇気とは
未知なる世界に一歩、
目隠しで踏み込む
心のあり方だ。
イオンリテールもイトーヨーカ堂も、
ヤオコーも万代も平和堂もロピアも、
関西スーパーもH2Oもオーケーも、
そしてユニクロも。
人びとが
すべて
勇気ある決断を
しつづけなければいけない。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
モナークでのゴルフ楽しかったです。
今日の
「勇気ある決断」
良いですね!
これは使わせていただきます。
特にこれからは勇気ある決断をしていかねばならない時代だと思っています。
また色々と情報を交換させてください。
ありがとうございました。
宮本さん
ありがとうございます。
勇気とは、
未知なる世界に一歩、
目隠しで踏み込む、
心のあり方だ。